JP5624090B2 - 物流伝票管理システム、及びその管理対象の伝票 - Google Patents

物流伝票管理システム、及びその管理対象の伝票 Download PDF

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Description

本発明は、物流業務において配送伝票を管理するための技術に関し、特に、配送伝票の画像をデータ化して管理するシステム、及びその管理対象の配送伝票に関する。
物品の配送業務においては「配送伝票」と呼ばれる伝票が、従業者への情報伝達、及び業務履歴の記録に利用される。配送伝票には、配送対象物品と配送経路とを特定するための情報が記載される。配送伝票は通常、複数枚の複写紙を束ねた冊子として構成されている。一般に、その冊子の最上層には発送原票(送り状ともいう。)が配置され、最下層には受領書(受領票ともいう。)が配置されている。上記の情報を表す文字が発送原票に記入されると、同じ文字が下の紙、特に受領書に複写される。それにより、上記の情報が発送原票と受領書とに共有される。発送原票は、荷主から物品の配送を依頼された業者、すなわち発送元によって保管される。受領書は、配送先でその物品を受け取った人の印又はサインが付与された後に、その配送先にその物品を実際に届けた業者によって保管される。1冊の配送伝票に束ねられた発送原票と受領書とにはその配送伝票の識別情報が付与される。配送伝票の識別情報は通常、複数桁の数で表現され、発送原票と受領書との各表面に数列とバーコードとで表示される。発送原票と受領書との間で配送伝票の識別情報を照合することにより、発送原票と受領書との間の対応関係を把握することができる。
物品の配送作業が完了した後、受領書はその物品の受取人の印又はサインを含むので、その物品が荷受人に渡された証拠としての価値を持つ。従って、発送元が荷主から、配送先へ配送対象物品が到着したか否かについて照会された場合、その到着を示す受領書の有無を速やかに確認しなければならない。しかし、保管されている受領書の数は一般に膨大であるので、それらの受領書の中から特定の1枚を検索するのは容易ではない。また、配送対象物品の到着確認は一般に頻回であり、1回の照会で複数の受領書の確認が必要となる場合も多い。それ故、受領書の確認作業を簡単化することが求められている。
受領書の確認作業を簡単化するための技術としては、受領書の画像をデータ化して管理する技術が知られている。例えば、特許文献1に開示された技術では、配送先で受領書に受取人の印又はサインが付与された後に、スキャナがその受領書の画像をデータ化する。そのスキャナは更に、受領書の画像データからバーコードを検出し、そのバーコードの表す配送伝票の識別番号を読み取る。そのスキャナはその後、その識別番号をその受領書の画像データと対にしてホスト・コンピュータに転送する。それにより、配送伝票の識別番号をホスト・コンピュータに入力すれば、対応する受領書の画像を速やかに画面に表示させることができる。その結果、受領書の実物を検索しなくてもよいので、受領書の確認作業を簡単化することができる。
特開平10−43693号公報
物流業務では、3PL(Third Party Logistics)の利用の拡大に見られるように、「発送元が実際の配送作業を他の業者に委託する」という形態が増えている。その形態では、1件の配送作業に複数の業者が従事する場合が多い。例えば一連の配送経路が、発送元の倉庫から近隣の物流センターまでの区間、その物流センターから、配送先に近い別の物流センターまでの区間、及び、その別の物流センターから配送先までの区間に分けられ、各区間の配送作業が異なる業者によって行われる。その場合、配送伝票には一般に、業者ごとに異なる識別情報が割り当てられる。その結果、受領書には複数のバーコードが付与される。従って、配送作業の完了後にスキャナに受領書の画像をデータ化させる際、その作業効率を高く維持するには、その画像に写る複数のバーコードの中から、発送元が付与したバーコードをスキャナに自動的に識別させる工夫が必要である。
上記の工夫としては例えば、受領書の表面のうち、発送元によってバーコードが付与される領域の座標を固定してスキャナに設定することが考えられる。その場合、全ての委託先が所有するスキャナにその座標を統一させる必要がある。しかし、発送元は一般に配送業務ごとに委託先を決めるので、配送業務ごとに委託先の業者及び数は変わる。従って、全ての委託先でスキャナの設定を統一させることは困難である。また、一旦、スキャナの設定が統一された場合、その後に、配送伝票のレイアウトを変更することが容易ではなくなるので、配送伝票の使い勝手を向上させることが困難である。
画像のデータ化は、受領書の他に、発送原票についても望ましい。発送原票の画像からは配送に関する情報を一目で把握することができるからである。しかし、物品の配送を発送元が他の業者に委託する場合、受領書と同様に、発送原票にも複数のバーコードが付与される。従って、画像のデータ化の作業効率を向上させるには、それらのバーコードの中から、発送元が付与したバーコードをスキャナに自動的に識別させることが望ましい。また、その作業効率の向上には、スキャナに多数の発送原票の画像を連続してデータ化させることが望ましい。
本発明の目的は、上記の課題を解決することであり、特に、物品の配送を発送元が他の業者に委託した際においても、配送伝票の画像のデータ化における作業効率を更に向上させることができるシステムを提供することにある。
本発明の1つの観点による伝票は、物品の配送を荷主から依頼された発送元がその配送を他の業者に委託する際に利用する複写式の伝票である。この伝票は、上下に重ねられた2枚以上の紙を含み、それらの紙の中の1枚は、上記の物品を配送先に届ける業者によって保管される受領書である。その受領書は、光学的に読み取り可能な第1コードが発送元によって付与される領域を表面に含み、光学的に読み取り可能な第2コードを裏面に含む。第1コードは伝票の識別情報を表し、第2コードは、第1コードが付与される領域の座標を表す。
本発明の1つの観点による物流伝票管理システムは、物品の配送を荷主から依頼された発送元がその配送を他の業者に委託した際に、その物品を配送先に届けた業者によって保管される複数の受領書の各画像をデータ化して管理するためのシステムである。それら複数の受領書のそれぞれは、上記の伝票に含まれていたものである。このシステムは、画像読取部、コード解析部、及びアップロード部を備えている。画像読取部は、複数の受領書のそれぞれについて、表面の画像と裏面の画像とをデータ化する。コード解析部は、複数の受領書のそれぞれについて、裏面の画像データから第2コードを検出し、その第2コードの表す座標を読み取り、読み取られた座標を利用して、表面の画像データから第1コードを検出し、その第1コードの表す伝票の識別情報を読み取る。アップロード部は、複数の受領書のそれぞれについて、コード解析部によって読み取られた伝票の識別情報を表面の画像データに対応付けてデータベースに保管させる。
本発明による上記の伝票は、受領書の裏面に第2コードを含む。従って、本発明による上記のシステムは、その受領書の画像をデータ化する際、その受領書の表面に第1コード以外のコードが含まれていても、第2コードの表す座標を利用して、その表面の画像データから第1コードを正確に検出することができる。その結果、このシステムは、物品の配送を発送元が他の業者に委託した際においても、上記の伝票の画像をデータ化する作業の効率を更に向上させることができる。
(a)は、本発明の実施形態による配送伝票を示す模式図である。(b)は、(a)に示されている配送伝票100の断面を表す模式図である。 発送元から配送先への物品の配送に伴って配送伝票に加えられる処理と、本発明の実施形態による物流伝票管理システムの構成との間の関係を示す模式図である。 (a)は、発送元に保管された1枚の発送原票の表面を表す模式図である。(b)は、その発送原票の裏面を表す模式図である。(c)は、委託先3に保管された1枚の受領書の表面を表す模式図である。(d)は、その受領書の裏面を表す模式図である。 図2に示されている第1画像読取装置と第2画像読取装置とに共通する構成を示すブロック図である。 図2に示されている第2画像読取装置が複数の受領書の画像をデータ化する処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[配送伝票の構成]
図1の(a)は、本発明の実施形態による配送伝票を示す模式図である。この配送伝票100は、物品の配送を発送元が他の業者に委託する際に利用される。図1の(a)を参照するに、この配送伝票100は、上下に重ねられた5枚の紙101、102、…、105を含む。それら5枚の紙は、上から順に、発送原票101、発送原票控え102、着店控え103、送り状104、及び受領書105である。発送原票101は、発送元によって、出荷時に配送伝票100から切り離されて保管される。発送原票控え102は、発送元自らが配送を委託した業者によって、出荷時に配送伝票100から切り離されて保管される。着店控え103は、配送対象物品を配送先へ実際に届ける業者によって、その業者がその物品を受け取った時に配送伝票100から切り離されて保管される。送り状104は、荷受人によって、納品時に配送伝票100から切り離されて保管される。受領書105は、配送対象物品を配送先へ実際に届ける業者によって、配送が完了した時に配送伝票100から切り離されて保管される。
それらの紙101−105の各表面(図1の(a)では上側の面)は、配送対象物品と配送経路とを特定するための情報が記載される領域を含む。その情報は具体的には、荷主の名称、荷受人の名称、配送先の住所、配送対象物の名称・ロット・出荷量、出荷日、及び納期等を含む。紙101−105の各表面は更に、配送伝票100の識別番号が、数列106と、光学的に読み取り可能な第1コード107とで表示される領域を含む。「光学的に読み取り可能なコード」とは、直線又はドット等、幾何学的な図形の組み合わせであって、それらの図形から反射される光のパターンによって文字列又は数を表現するものを意味する。そのようなコードとしては、例えばバーコード及び2次元コードが知られている。図1の(a)では第1コード107がバーコードであり、数列106と同じ識別番号を表す。紙101−105の各表面はまた、第1コード107とは別のバーコード108が表示される領域を含む。このバーコード108は、委託先の業者によって配送伝票100に割り当てられる識別番号を表す。
図1の(a)を更に参照するに、発送原票101の裏面には、光学的に読み取り可能な第2コード109が表示されている。図1の(a)では第2コードは2次元コード109である。第2コード109は、発送元の識別情報、例えば発送元の名称を表すと共に、発送原票101の表面に含まれる第1コードの表示領域の座標を表す。図1の(a)には示されていないが、同様なコードは受領書105の裏面にも表示されている。
図1の(b)は、(a)に示されている配送伝票100の断面を表す模式図である。図1の(b)では、配送伝票100の表面が上側に向けられている。図1の(b)を参照するに、発送原票101と受領書105とは普通紙であり、好ましくは上質紙である。従って、発送原票101と受領書105とはいずれも単独で、自動原稿送り装置(ADF)に画像読取装置へ送り込ませることが可能である。一方、残りの3枚102、103、104は複写紙である。発送原票101の直下に配置される発送原票控え102は、表面に自己発色層121を含むノーカーボン上用紙である。ノーカーボン上用紙は、上質紙122の裏面に発色剤入りのマイクロカプセル123が塗布されたものである。自己発色層121は、発色剤入りのマイクロカプセルと顕色剤との混合物の層である。着店控え103はノーカーボン中用紙であり、すなわち、上質紙132の表面に顕色剤131が塗布され、裏面に発色剤入りのマイクロカプセル133が塗布されたものである。送り状104はノーカーボン下用紙であり、すなわち、上質紙142の表面に顕色剤141が塗布されたものである。送り状104は更に、裏面の一部にカーボン紙143を含む。
発送原票101の表面にペンで文字が記入され、又はドット・インパクト・プリンタで印字されると、筆圧又は印字圧が残りの4枚102−105に加えられる。それにより、発送原票控え102の自己発色層121ではマイクロカプセルが壊れ、中身の発色剤が周囲の顕色剤と反応して発色する。発送原票控え102の裏面ではマイクロカプセル123が壊れ、中身の発色剤が着店控え103の表面へ移動する。着店控え103の表面では、その発色剤が顕色剤131と反応して発色する。着店控え103の裏面ではマイクロカプセル133が壊れ、中身の発色剤が送り状104の表面に移動する。送り状104の表面では、その発色剤が顕色剤141と反応して発色する。更に、送り状104の裏面のカーボン紙143から受領書105の表面へカーボンが移動する。それらの結果、発送原票101の表面に記入された文字と同じ文字が、残り4枚の紙102−105の表面にも複写される。
[配送伝票に対する処理と物流伝票管理システムの構成との間の関係]
図2は、発送元から配送先への物品の配送に伴って配送伝票に加えられる処理と、本発明の実施形態による物流伝票管理システムの構成との間の関係を示す模式図である。図2に示されている配送の例では、発送元の他に3つの業者、すなわち、委託先1、委託先2、及び委託先3が従事している。委託先1は、発送元自らが配送を委託した業者であり、発送元の倉庫から近隣の第1物流センターまで物品を運ぶ。委託先2は、委託先1が配送を委託した業者であり、第1物流センターから、配送先に近い第2物流センターまで物品を運ぶ。委託先3は、委託先2が配送を委託した業者であり、第2物流センターから配送先まで物品を運ぶ。物品の配送に伴い、配送伝票200が発送元から、委託先1、委託先2、委託先3、及び配送先の順に移動する(図2に示されている縦方向の矢印AR0、AR1、AR2、AR3参照)。
発送元は配送伝票200の発送原票に、配送対象物品と配送経路とを特定するための情報、及び固有の識別番号を記入する。それにより、その情報と識別番号とが配送伝票200内の他の4枚に複写される。発送元は更に、2種類のバーコード、すなわち、バーコード0、1を配送伝票200内の各紙に表示する。バーコード0は第1コードであり、すなわち、発送元が配送伝票200に割り当てた識別番号を表す。バーコード1は、委託先1が配送伝票200に割り当てた識別番号を表す。バーコード0、1は、ドット・インパクト・プリンタによって発送原票に印刷されると同時に、配送伝票200内の他の4枚に複写される。バーコード0、1はその他に、プリンタによって配送伝票200内の各紙に直に印刷されても、シールに印刷された上で配送伝票200内の各紙に貼付されてもよい。物品が発送元の倉庫から出荷される際、発送元は配送伝票200から発送原票を切り離して保管する。
図2に縦方向の矢印AR0で示されているように、委託先1は物品と共に配送伝票200を発送元から受け取る。そのとき、委託先1は配送伝票200から発送原票控えを切り離して保管する。その後、委託先1は物品と配送伝票200とを発送元の倉庫から第1物流センターまで運ぶ。
図2に縦方向の矢印AR1で示されているように、委託先2は物品と共に配送伝票200を委託先1から受け取る。そのとき、委託先2は配送伝票200の各紙にバーコード2を表示する。バーコード2は、委託先2が配送伝票200に割り当てた識別番号を表す。その後、委託先2は物品と配送伝票200とを第1物流センターから第2物流センターまで運ぶ。
図2に縦方向の矢印AR2で示されているように、委託先3は物品と共に配送伝票200を委託先2から受け取る。そのとき、委託先3は配送伝票200から着店控えを切り離して保管する。委託先3は更に、配送伝票200の各紙にバーコード3を表示する。バーコード3は、委託先3が配送伝票200に割り当てた識別番号を表す。その後、委託先3は物品と配送伝票200とを配送先へ届ける。
図2に縦方向の矢印AR3で示されているように、配送先は物品と共に配送伝票200を委託先3から受け取る。そのとき、配送先は配送伝票200から送り状を切り離して保管すると共に、受領書に印又はサインを付与して委託先3に渡す。その後、委託先3は受領書を保管する。
図2を更に参照するに、本発明の実施形態による物流伝票管理システムは、第1画像読取装置211、第2画像読取装置212、及びデータベース220を備えている。第1画像読取装置211は発送元の事務所に設置され、第2画像読取装置212は委託先3の事務所に設置されている。いずれの画像読取装置211、212も、コピー機、プリンタ、及びスキャナが1台に統合された複合機である。各画像読取装置はその他に、単体のスキャナ又はカメラであってもよい。データベース220は、インターネット又は専用回線等のネットワークを通して第1画像読取装置211と第2画像読取装置212との両方に接続されている。データベース220は、発送元自身が所有するサーバであっても、クラウド・サービス・プロバイダによって発送元に提供されるクラウド・サーバであってもよい。
第1画像読取装置211は、発送元によって保管された複数の発送原票から各表面の画像を取り込んでデータ化し、それらの画像データをデータベース220にアップロードする。ここで、発送原票は普通紙であるので、第1画像読取装置211はADFを利用して複数の発送原票を連続して処理することができる。第2画像読取装置212は、委託先3によって保管された複数の受領書から各表面の画像を取り込んでデータ化し、それらの画像データをデータベース220にアップロードする。ここで、受領書は普通紙であるので、第2画像読取装置212はADFを利用して複数の受領書を連続して処理することができる。
図3の(a)は、発送元に保管された1枚の発送原票の表面を表す模式図であり、(b)は、その発送原票の裏面を表す模式図である。図3の(a)を参照するに、発送原票の表面は、発送元が配送伝票に割り当てた識別番号を表す数列が表示される領域301、配送対象物品と配送経路とを特定するための情報が記入される領域302、及びバーコード0、1のそれぞれが表示される領域310、311を含む。第1画像読取装置211は、それらの領域301、302、310、311を含む発送原票の表面全体の画像をデータ化する。図3の(b)を参照するに、発送原票の裏面は、第2コードとして2次元コード0320を含む。2次元コード0320は、発送元の識別情報と共に、図3の(a)に示されているバーコード0の表示領域310の座標を表す。第1画像読取装置211は、発送原票の表面の画像をデータ化すると同時に、裏面の画像をデータ化する。第1画像読取装置211は更に、その裏面の画像データから2次元コード0320を検出して、2次元コード0320の表す発送元の識別情報とバーコード0の表示領域310の座標とを読み取る。第1画像読取装置211は続いて、その座標を利用して表面の画像データからバーコード0を検出し、バーコード0の表す配送伝票の識別番号を読み取る。第1画像読取装置211はその後、発送元の識別情報と配送伝票の識別番号とを発送原票の表面の画像データに対応付け、その対応関係をデータベース220に通知する。具体的には例えば、その画像データを含むファイルのヘッダに、発送元の識別情報と配送伝票の識別番号とが組み込まれる。
図3の(c)は、委託先3に保管された1枚の受領書の表面を表す模式図であり、(d)は、その受領書の裏面を表す模式図である。図3の(c)を参照するに、受領書の表面は、発送元が配送伝票に割り当てた識別番号を表す数列が複写される領域331、配送対象物品と配送経路とを特定するための情報が複写される領域332、物品の受取人によって印又はサインが付与される領域333、及びバーコード0、1、2、3のそれぞれが表示される領域340、341、342、343を含む。第2画像読取装置212は、それらの領域331−333、340−343を含む受領書の表面全体の画像をデータ化する。図3の(d)を参照するに、受領書の裏面は、第2コードとして2次元コード1350を含む。2次元コード1350は、発送元の識別情報と共に、図3の(c)に示されているバーコード0の表示領域340の座標を表す。第2画像読取装置212は、受領書の表面の画像をデータ化すると同時に、裏面の画像をデータ化する。第2画像読取装置212は更に、その裏面の画像データから2次元コード1350を検出し、2次元コード1350の表す発送元の識別情報とバーコード0の表示領域340の座標とを読み取る。第2画像読取装置212は続いて、その座標を利用して表面の画像データからバーコード0を検出し、バーコード0の表す配送伝票の識別番号を読み取る。第2画像読取装置212はその後、発送元の識別情報と配送伝票の識別番号とを受領書の表面の画像データに対応付け、その対応関係をデータベース220に通知する。具体的には例えば、その画像データを含むファイルのヘッダに、発送元の識別情報と配送伝票の識別番号とが組み込まれる。
上記のとおり、データベース220には、発送原票と受領書との各表面の画像データが、発送元の識別情報と配送伝票の識別番号とに対応付けられて保管されている。従って、発送元は、発送元の識別情報と配送伝票の識別番号とを利用して、データベース220から所望の発送原票と受領書との画像データを検索することができる。
[画像読取装置の構成]
図4は、図2に示されている第1画像読取装置と第2画像読取装置とに共通する構成を示すブロック図である。図4を参照するに、画像読取装置400は、内部バス401、ADF部402、画像読取部403、操作部404、記憶部405、通信部406、及び制御部407を含む。内部バス401は、図4に示されている画像読取装置400の要素間をデータ交換可能に接続している。ADF部402は複数枚の原稿を連続して画像読取部403へ送る。画像読取部403は各原稿の表面と裏面とに光を照射し、それらから反射される光の強度分布を測定することによって、各原稿の表面と裏面との画像をデータ化する。ここで、ADF部402は、1枚の原稿の表面に画像読取部403から光が照射された後にその原稿を裏返すことにより、その原稿の裏面に画像読取部403から光が照射されるようにする。その他に、ADF部402が1枚の原稿を送っている間に、画像読取部403がその原稿の両面に同時に光を照射し、かつ、各面からの反射光の強度分布を測定してもよい。操作部404は、画像読取装置400のフロントパネルに設置されたタッチパネル又は押しボタンを含み、ユーザによるタッチパネル又は押しボタンの操作を検出し、その操作の表す指示を解釈して制御部407へ通知する。記憶部405は半導体メモリ装置を含み、画像読取部403によって取り込まれた画像データを記憶する。通信部406はネットワーク・インタフェースを含み、ネットワークを通してデータベース220と通信する。
制御部407はCPUを含み、所定のファームウェアに従って、種々の機能部として動作する。それらの機能部は画像読取装置400内の他の要素401−406を制御する。それらの機能部は特にコード解析部471とアップロード部472とを含む。コード解析部471は、画像読取部403が1枚の発送原票又は受領書の画像をデータ化した際、その裏面の画像データから第2コードを検出し、その第2コードの表す座標を読み取る。コード解析部471は更に、読み取られた座標を利用して、同じ原稿の表面の画像データから第1コードを検出し、その第1コードの表す情報を読み取る。読み取られた情報はアップロード部472へ渡される。アップロード部472は、コード解析部471によって1枚の原稿から読み取られた情報を、その原稿の表面の画像データに対応付ける。アップロード部472はその後、通信部406にその画像データを記憶部405からデータベース220へ転送させる。
[画像読取装置による受領書の画像のデータ化]
図5は、図2に示されている第2画像読取装置が複数の受領書の画像をデータ化する処理のフローチャートである。この処理は、委託先3に保管されている複数の受領書が第2画像読取装置212のADF部402に挿入されることによって開始される。
ステップS501では、第2画像読取装置212のADF部402が複数の受領書の中から1枚を画像読取部403へ送る。画像読取部403はその受領書の表面と裏面との画像をデータ化する。その後、処理はステップS502へ進む。
ステップS502では、第2画像読取装置212のコード解析部471が受領書の裏面の画像データから2次元コード1350を検出して、2次元コード1350の表す座標を読み取る。その座標は、その受領書の表面に表示されたバーコード0の位置を表す。その後、処理はステップS503へ進む。
ステップS503では、コード解析部471は、バーコード0の表示領域の座標を利用して、受領書の表面の画像データからバーコード0を検出し、バーコード0の表す情報を読み取る。その情報、すなわち、発送元の識別情報と配送伝票の識別番号とはアップロード部472へ渡される。その後、処理はステップS504へ進む。
ステップS504では、アップロード部472はまず、コード解析部471から渡された情報を受領書の表面の画像データに対応付ける。アップロード部472は次に、通信部406にその画像データを記憶部405からデータベース220へ転送させる。その後、処理はステップS505へ進む。
ステップS505では、制御部407がADF部401にアクセスして、ADF部401に未処理の受領書が残っているか否かを確認する。未処理の受領書が残っている場合、処理はステップS501から繰り返され、残っていない場合、処理は終了する。第1画像読取装置211が複数の発送原票の画像をデータ化する際も、図5に示されているステップS501−S505のループと同様な処理が実行される。
[本発明の実施形態の利点]
本発明の上記の実施形態による配送伝票は、図3の(b)、(d)に示されているように、発送原票と受領書との各裏面に第2コード320、350を含む。第2コード320、350はそれぞれ、発送原票の表面に含まれる第1コードの表示領域310の座標、及び、受領書の表面に含まれる第1コードの表示領域340の座標を表す。本発明の上記の実施形態による物流伝票管理システムは、第2コード320、350の表す座標を利用して、図3の(a)に示されている2つのバーコードの中から第1コードを正確に検出し、図3の(c)に示されている4つのバーコードの中から第1コードを正確に検出する。このように、このシステムは、発送原票と受領書との各表面に第1コード以外のコードが含まれていても、その表面の画像データから第1コードを正確に検出することができる。その結果、このシステムは、物品の配送を発送元が他の業者に委託した際においても、発送原票と受領書との各画像をデータ化する作業の効率を更に向上させることができる。更に、配送伝票ごとに第2コードで、第1コードの表示領域の座標が委託先の画像読取装置に通知されるので、全ての委託先の画像読取装置にその座標を予め設定する必要がない。それ故、発送元は配送業務ごとに委託先の業者及び数を自由に変更することができる。また、配送伝票ごとに第1コードの表示領域の座標が変更されてもよいので、配送伝票のレイアウトの変更によってその配送伝票の使い勝手を向上させることが容易である。
第2コードを発送原票と受領書との各裏面に表示することには以下の利点もある。第1に、発送原票と受領書との各表面に第2コードの表示領域を空ける必要がないので、表面のレイアウトの設計が制限されない。第2に、裏面には通常、第2コード以外の情報は表示されないので、第2コードの表示面積が制限されない。従って、第2コードを、バーコードよりも表示面積が大きい2次元コードで表現することができる。それにより、第2コードには、第1コードの表示領域の座標以外の情報が組み込まれてもよい。上記の実施形態では、第2コードが発送元の識別情報を更に表す。それ故、物流伝票管理システムが発送原票と受領書との各画像データに発送元の識別情報を対応付けることができる。この対応付けが、データベース220としてクラウド・サーバを利用することを可能にする。すなわち、データベース220が発送元以外の複数の業者によって共用されていても、発送元は自己の識別情報を利用して、所望の画像データを検索することができる。第3に、発送原票又は受領書が他のカーボン紙付きの伝票と一緒に扱われる場合、発送原票又は受領書の裏面は表面よりも他の伝票によっては汚されにくい。従って、第2コードを裏面に表示することにより、汚れの付着に起因する第2コードの読み取り精度の低下を防止することができる。
本発明の上記の実施形態による配送伝票では、図1の(b)に示されているように、発送原票101の直下に配置される紙102の表面が自己発色層121を含む。それにより、発送原票101として普通紙を利用することができるので、発送原票101を単独で、ADFに画像読取装置へ送り込ませることが可能である。図2に示されている第1画像読取装置211はADFを利用して、複数の発送原票を連続して処理する。その結果、発送原票の画像をデータ化する作業の効率を更に向上させることができる。
《変形例》
図1に示されている配送伝票100には、上から順に、発送原票101、発送原票控え102、着店控え103、送り状104、及び受領書105が配置されている。これらの紙の名称及び順序は自由に変更可能である。また、これらの紙の一部が除去されても、逆に、別の紙が追加されてもよい。特に、受領書の下に更に他の紙、例えば受領書控えが配置されてもよい。それらの場合、発送原票と受領書とのそれぞれの直下に配置される紙は、発送原票控え102と同様に、表面に自己発色層を含む。それにより、発送原票と受領書とが普通紙であっても、発送原票と受領書、及びそれらの上に重ねられた紙に記入された情報を、発送原票と受領書とのそれぞれの直下に配置された紙の表面に複写することができる。
本発明の上記の実施形態による物流伝票管理システムでは、図4に示されているように、第1画像読取装置211と第2画像読取装置212とのそれぞれがコード解析部471とアップロード部472とを含む。その他に、ネットワーク上のサーバがコード解析部とアップロード部とを備えていてもよい。その場合、画像読取装置は発送原票又は受領書の両面の画像データをそのサーバに転送する。それに応じて、そのサーバは、まず、裏面の画像データから第2コードを検出し、その第2コードから発送元の識別情報と第1コードの表示領域の座標とを読み取る。そのサーバは次に、その座標を利用して、表面の画像データから第1コードを検出して、その第1コードから配送伝票の識別番号を読み取る。そのサーバは更に、発送元の識別情報と配送伝票の識別番号とを表面の画像データに対応付けてデータベースに保管させる。このようにネットワーク上のサーバを画像処理に利用することにより、物流伝票管理システムは画像読取部として、画像処理能力の低い装置を利用することができる。
《補足》
本発明は、上記の実施形態に基づき、下記のように特徴付けることもできる。
本発明の上記の観点による伝票では、第2コードが更に、発送元の識別情報を表してもよい。それにより、受領書の画像データに発送元の識別情報を対応付けることができる。この対応付けが、データベースとしてクラウド・サーバを利用することを可能にする。すなわち、データベースが発送元以外の複数の業者によって共用されていても、発送元は自己の識別情報を利用して、所望の画像データを検索することができる。
本発明の上記の観点による伝票に含まれる2枚以上の紙の中の別の1枚が、発送元によって保管される発送原票であってもよい。その発送原票は、光学的に読み取り可能な第3コードが発送元によって付与される領域を表面に含み、光学的に読み取り可能な第4コードを裏面に含む。第3コードはその伝票の識別情報を表し、第4コードは、第3コードが付与される領域の座標を表す。その発送原票の画像がデータ化される際、その発送原票の表面に第3コード以外のコードが含まれていても、画像読取装置は、第4コードの表す座標を利用して、その表面の画像データから第3コードを正確に検出することができる。その結果、この伝票は、物品の配送を発送元が他の業者に委託した際においても、その伝票の画像をデータ化する作業の効率を更に向上させることができる。
本発明の上記の観点による伝票では、発送原票は、単独で自動原稿送り装置に送り込ませることが可能な紙であり、発送原票の直下に配置される紙は自己発色層を表面に含む。それにより、この伝票は、発送原票に記入される文字等を、その発送原票の直下に配置される紙に複写する機能を維持したまま、画像読取装置に複数の発送原票を連続して処理させることができる。
本発明の1つの観点による物流伝票管理方法は、物品の配送を荷主から依頼された発送元がその配送を他の業者に委託した際に、その物品を配送先に届けた業者によって保管される複数の受領書の各画像をデータ化して管理する方法である。ここで、各受領書は、複写式の伝票に含まれていた紙であり、光学的に読み取り可能な第1コードを表面に含み、光学的に読み取り可能な第2コードを裏面に含む。各受領書に含まれる第1コードは、その受領書を含む伝票の識別情報を表す。各受領書に含まれる第2コードは、その受領書の表面のうち、第1コードが付与された領域の座標を表す。上記の物流伝票管理方法は、以下のステップを有する。まず、画像読取装置が、各受領書について、表面の画像と裏面の画像とをデータ化する。次に、コンピュータが、各受領書の裏面の画像データから第2コードを検出して、その第2コードの表す座標を読み取る。続いて、コンピュータが、各受領書の裏面の画像データから読み取られた座標を利用して、その受領書の表面の画像データから第1コードを検出し、その第1コードの表す伝票の識別情報を読み取る。更に、コンピュータが、各受領書から読み取られた伝票の識別情報を、その受領書の表面の画像データに対応付けてデータベースに保管させる。
本発明による上記の伝票は、受領書の裏面に第2コードを含む。従って、本発明による上記の物流伝票管理方法では、画像読取装置がその受領書の画像をデータ化する際、その受領書の表面に第1コード以外のコードが含まれていても、第2コードの表す座標を利用して、その表面の画像データから第1コードを正確に検出することができる。その結果、この方法は、物品の配送を発送元が他の業者に委託した際においても、上記の伝票の画像をデータ化する作業の効率を更に向上させることができる。
本発明は、物流業務における伝票の管理技術に関し、上記のとおり、画像読取装置に、受領書の裏面に表示された第2コードから、表面に表示された第1コードの座標を検出させる。このように、本発明は明らかに産業上利用可能である。
100 配送伝票
101 発送原票
102 発送原票控え
103 着店控え
104 送り状
105 受領書
106 伝票の識別番号
107 第1コード
108 第1コード107とは別のバーコード
109 第2コード
121 自己発色層
122 上質紙
123 マイクロカプセル
131 顕色剤
132 上質紙
133 マイクロカプセル
141 顕色剤
142 上質紙
143 カーボン紙

Claims (4)

  1. 物品の配送を荷主から依頼された発送元が前記配送を他の業者に委託する際に利用する複写式の伝票であり、
    上下に重ねられた2枚以上の紙を含み、
    前記2枚以上の紙の中の1枚は、前記物品を配送先に届ける業者によって保管される受領書であり、
    前記受領書は、光学的に読み取り可能な第1コードが前記発送元によって付与される領域を表面に含み、光学的に読み取り可能な第2コードを裏面に含み、
    前記第1コードは、前記伝票の識別情報を表し、
    前記第2コードは、前記第1コードが付与される領域の座標を表し
    前記2枚以上の紙の中の別の1枚は、前記発送元によって保管される発送原票であり、
    前記発送原票は、光学的に読み取り可能な第3コードが前記発送元によって付与される領域を表面に含み、光学的に読み取り可能な第4コードを裏面に含み、
    前記第3コードは、前記伝票の識別情報を表し、
    前記第4コードは、前記第3コードが付与される領域の座標を表す、
    ことを特徴とする伝票。
  2. 前記第2コードは更に、前記発送元の識別情報を表すことを特徴とする、請求項1に記載の伝票。
  3. 物品の配送を荷主から依頼された発送元が前記配送を他の業者に委託した際に、前記発送元によって保管される複数の発送原票の各画像と、前記物品を配送先に届けた業者によって保管される複数の受領書の各画像をデータ化して管理するためのシステムであり、
    前記複数の発送原票のそれぞれは、複写式の伝票に含まれていた紙であり、光学的に読み取り可能な第1コードを表面に含み、光学的に読み取り可能な第2コードを裏面に含み、
    前記複数の発送原票のそれぞれに含まれる第1コードは、当該発送原票を含む伝票の識別情報を表し、
    前記複数の発送原票のそれぞれに含まれる第2コードは、当該発送原票の表面のうち、第1コードが付与された領域の座標を表し、
    前記複数の受領書のそれぞれは、前記複数の発送原票のいずれかと共に複写式の伝票に含まれていた紙であり、光学的に読み取り可能な第3コードを表面に含み、光学的に読み取り可能な第4コードを裏面に含み、
    前記複数の受領書のそれぞれに含まれる第3コードは、当該受領書を含む伝票の識別情報を表し、
    前記複数の受領書のそれぞれに含まれる第4コードは、当該受領書の表面のうち、第3コードが付与された領域の座標を表し、
    前記複数の発送原票のそれぞれについて、表面の画像と裏面の画像とをデータ化する第1画像読取部、
    前記複数の発送原票のそれぞれについて、裏面の画像データから第2コードを検出して、当該第2コードの表す座標を読み取り、読み取られた座標を利用して、表面の画像データから第1コードを検出し、当該第1コードの表す伝票の識別情報を読み取る第1コード解析部、
    前記複数の発送原票のそれぞれについて、前記第1コード解析部によって読み取られた伝票の識別情報を表面の画像データに対応付けてデータベースに保管させる第1アップロード部、
    前記複数の受領書のそれぞれについて、表面の画像と裏面の画像とをデータ化する第2画像読取部、
    前記複数の受領書のそれぞれについて、裏面の画像データから第4コードを検出して、当該第4コードの表す座標を読み取り、読み取られた座標を利用して、表面の画像データから第3コードを検出し、当該第3コードの表す伝票の識別情報を読み取る第2コード解析部、及び、
    前記複数の受領書のそれぞれについて、前記第2コード解析部によって読み取られた伝票の識別情報を表面の画像データに対応付けてデータベースに保管させる第2アップロード部、
    を有する物流伝票管理システム。
  4. 物品の配送を荷主から依頼された発送元が前記配送を他の業者に委託した際に、前記発送元によって保管される複数の発送原票の各画像と、前記物品を配送先に届けた業者によって保管される複数の受領書の各画像をデータ化して管理する方法であり、
    前記複数の発送原票のそれぞれは、複写式の伝票に含まれていた紙であり、光学的に読み取り可能な第1コードを表面に含み、光学的に読み取り可能な第2コードを裏面に含み、
    前記複数の発送原票のそれぞれに含まれる第1コードは、当該発送原票を含む伝票の識別情報を表し、
    前記複数の発送原票のそれぞれに含まれる第2コードは、当該発送原票の表面のうち、第1コードが付与された領域の座標を表し、
    前記複数の受領書のそれぞれは、前記複数の発送原票のいずれかと共に複写式の伝票に含まれていた紙であり、光学的に読み取り可能な第3コードを表面に含み、光学的に読み取り可能な第4コードを裏面に含み、
    前記複数の受領書のそれぞれに含まれる第3コードは、当該受領書を含む伝票の識別情報を表し、
    前記複数の受領書のそれぞれに含まれる第4コードは、当該受領書の表面のうち、第3コードが付与された領域の座標を表し、
    第1画像読取装置が、前記複数の発送原票のそれぞれについて、表面の画像と裏面の画像とをデータ化するステップ、
    コンピュータが、前記複数の発送原票の各裏面の画像データから第2コードを検出して、当該第2コードの表す座標を読み取るステップ、
    コンピュータが、前記複数の発送原票の各裏面の画像データから読み取られた座標を利用して、当該発送原票の表面の画像データから第1コードを検出し、当該第1コードの表す伝票の識別情報を読み取るステップ、
    コンピュータが、前記複数の発送原票のそれぞれから読み取られた伝票の識別情報を、当該発送原票の表面の画像データに対応付けてデータベースに保管させるステップ、
    第2画像読取装置が、前記複数の受領書のそれぞれについて、表面の画像と裏面の画像とをデータ化するステップ、
    コンピュータが、前記複数の受領書の各裏面の画像データから第4コードを検出して、当該第4コードの表す座標を読み取るステップ、
    コンピュータが、前記複数の受領書の各裏面の画像データから読み取られた座標を利用して、当該受領書の表面の画像データから第3コードを検出し、当該第3コードの表す伝票の識別情報を読み取るステップ、及び、
    コンピュータが、前記複数の受領書のそれぞれから読み取られた伝票の識別情報を、当該受領書の表面の画像データに対応付けてデータベースに保管させるステップ、
    を有する物流伝票管理方法。
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