JP4466565B2 - 出力画像データ生成装置および出力画像データ生成方法 - Google Patents

出力画像データ生成装置および出力画像データ生成方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像データを装飾する装飾画像データと、装飾画像データに対して配置される画像データの配置位置および配置寸法を規定するレイアウト制御情報とを用いて、出力画像データを生成する技術に関する。
装飾画像データ、例えば、フレームタイプの装飾画像データに対して配置される配置画像データ、例えば撮像画像データ、を、装飾画像データに貼り付けて、配置画像が装飾画像によって囲まれた出力画像を紙媒体上に出力する技術が実用化されている。この技術では、装飾画像データに対して配置画像データを貼り付ける際に、装飾画像データに対する配置画像データの配置位置、配置寸法を記述したスクリプトからなるレイアウト制御情報が用いられる。
レイアウト制御情報は個々の装飾画像と関連付けられており、ユーザは装飾画像データと、貼り付ける配置画像データを選択するだけで、装飾画像データの所定位置に所定の寸法にリサイズされた配置画像データが貼り付けられ、装飾画像に囲まれた画像を出力画像として得ることができる。
しかしながら、従来の上記技術では、装飾画像データのテーマ、例えば、季節、行事、と、装飾画像データに配置される配置画像データの画質(イメージ)との調和を図ることができないという問題があった。
また、装飾画像データに対して、複数の配置画像データが貼り付けられる場合であっても、各配置画像データ間における画質調整が相互に考慮されることはなく、装飾画像データに貼り付けられた複数の配置画像データにメリハリを付けることができないという問題があった。
例えば、最も大きな寸法にて貼り付けられる配置画像データは、他の配置画像データよりも見栄えが良いことが望まれることがあり、あるいは、装飾画像データに貼り付けられる全ての配置画像データが同様の画質に調整されることが望まれる場合もある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、装飾画像データと、装飾画像データに配置される配置画像データの画質との調和を図り、見栄えの良い出力結果の得られる画像処理を実行することを目的とする。また、複数の配置画像データを装飾画像データに対して配置する際に、各配置位置における配置画像データに対する画質調整を適切に実行することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の第1の態様は、装飾画像データに対して配置される配置画像データ配置画像データ配置画像データに対する画像処理を実行する画像処理装置を提供する。本発明の第1の態様に係る画像処理装置は、前記配置画像データを取得する配置画像データ取得手段と、前記装飾画像データを取得する装飾画像データ取得手段と、前記取得された装飾画像データに関連付けられていると共に前記装飾画像データに対する前記配置画像データの配置位置、配置寸法、および配置される配置画像データに対する画質調整情報を規定するレイアウト制御情報を取得するレイアウト制御情報取得手段と、前記取得されたレイアウト制御情報に規定されている前記画質調整情報を用いて、前記取得した配置画像データに対して画質調整処理を実行する画質調整手段と、前記レイアウト制御情報に基づいて、前記画質調整処理が施された配置画像データと前記装飾画像データとから出力画像データを生成する出力画像データ生成手段とを備えることを特徴とする。
本発明の第1の態様に係る画像処理装置によれば、レイアウト制御情報に規定されている画質調整情報を用いて、取得した配置画像データに対して画質調整処理を実行し、レイアウト制御情報に基づいて、画質調整処理が施された配置画像データと装飾画像データとから出力画像データを生成するので、装飾画像データと、装飾画像データに配置される配置画像データの画質との調和を図り、見栄えの良い出力結果を得ることができる。
本発明の第1の態様に係る画像処理装置において、前記画質調整情報は、前記配置画像データに対する補正情報を規定しても良い。また、前記配置画像データに対する補正情報は、前記配置画像データの画質に関わる1または複数の画質調整パラメータの補正値であっても良い。かかる場合には、レイアウト制御情報によって配置画像データに対する補正処理を制御することができると共に、画質調整情報として配置画像データの画質に関わる1または複数の画質調整パラメータの補正値が規定されている場合には、包括的に配置画像データに対する補正処理を制御することができる。
本発明の第1の態様に係る画像処理装置において、前記装飾画像データは所定のテーマを表す画像データであり、前記配置画像データに対する補正情報は、前記装飾画像データの所定のテーマに適合した複数の画質調整パラメータの補正値であっても良い。かかる場合には、配置画像データに対して、装飾画像データのテーマに適した画質調整処理を実行することができる。
本発明の第1の態様に係る画像処理装置において、前記画質調整情報は、前記配置画像データに対する補正レベルを規定しても良い。かかる場合には、画質調整情報によって補正の程度を制御することができる。
本発明の第1の態様に係る画像処理装置はさらに、前記配置画像データを解析して、配置画像データの画質に関わる特性を示す画質特性パラメータについて特徴量を取得する特徴量取得手段と、前記取得した特徴量と、前記特徴量に対して予め設定されている基準値との偏差を解消または低減するように前記配置画像データに対する補正量を決定する補正量決定手段とを備え、前記補正レベルは前記決定された補正量を増減するために用いられても良い。かかる場合には、各配置画像データ毎にその画質特性に適合した補正量を決定することが可能となり、決定した補正量を画質調整情報によって規定される補正レベルによって増減することができる。したがって、各配置画像データに対する適切な画質調整処理、および装飾画像データに調和する画質調整処理をを実行することができる。
本発明の第1の態様に係る画像処理装置において、前記装飾画像データは所定のテーマを表す画像データであり、前記補正量の決定は、前記配置画像データの画質に関わる複数の画質調整パラメータについてそれぞれ実行され、前記補正レベルは、前記複数の画質調整パラメータについてそれぞれ規定されていると共に前記装飾画像データの所定のテーマに適合していても良い。かかる場合には、包括的に装飾画像データのテーマに適した配置画像データに対する補正処理を制御することができる。
本発明の第1の態様に係る画像処理装置において、前記配置画像データには画像処理時における画像処理条件を指定する画像処理制御情報が関連づけられており、前記画質調整手段による前記配置画像データに対する画質調整処理は、前記画像処理制御情報を優先して実行されても良い。かかる場合には、指定された画像処理時における画像処理条件に従った画質調整処理を実行することができる。したがって、ユーザの意図に沿った画質調整処理を優先することができる。
本発明の第1の態様に係る画像処理装置において、前記配置画像データには画像処理時における画像処理条件を指定する画像処理制御情報が関連づけられており、前記画質調整手段による前記配置画像データに対する画質調整処理は、前記画質調整情報を優先して実行されても良い。かかる場合には、装飾画像データとの調和を図った見栄えの良い出力結果を得ることができる。
本発明の第1の態様に係る画像処理装置において、前記配置画像データには画像処理時における画像処理条件を指定する画像処理制御情報が関連づけられており、前記画質調整手段による前記配置画像データに対する画質調整処理は、前記画像処理制御情報と前記画質調整情報とを合成した情報を適用して実行されても良い。かかる場合には、配置画像データに対して、指定された画像処理条件に適した画質調整処理を施すことができると共に、装飾画像データに適した画質調整処理を実行することができる。
本発明の第1の態様に係る画像処理装置において、前記装飾画像データは複数の配置位置を有し、前記配置画像データ取得手段は、複数の前記配置画像データを取得し、、前記レイアウト制御情報は、前記取得された装飾画像データに関連付けられていると共に前記複数の配置位置を有する前記装飾画像データに対して配置される前記複数の配置画像データの配置位置、配置寸法、および配置される配置画像データに対する画質調整情報をそれぞれ規定し、、前記画質調整手段による、前記取得されたレイアウト制御情報に規定されている前記画質調整情報を用いた画質調整処理は、前記装飾画像データの各配置位置に配置される前記複数の配置画像データに対してそれぞれ実行され、前記出力画像データ生成手段による、前記出力画像データの生成は、前記レイアウト制御情報に基づいて、前記画質調整処理が施された各配置画像データと前記装飾画像データとを用いて実行されても良い。
本発明の第1の態様に係る画像処理装置によれば、レイアウト制御情報に規定されている画質調整情報を用いて、装飾画像データの各配置位置に配置される複数の配置画像データに対してそれぞれ画質調整処理を実行し、レイアウト制御情報に基づいて、画質調整処理が施された各配置画像データと装飾画像データとから出力画像データを生成するので、装飾画像データと、装飾画像データに配置される複数の配置画像データの画質との調和を図り、見栄えの良い出力結果を得ることができる。
本発明の第1の態様に係る画像処理装置はさらに、前記画質調整情報を用いて実行された前記配置画像データに対する画質調整処理結果を変更するための変更手段を備えてもよい。この場合には、ユーザの嗜好に沿うように画質調整情報を用いて実行された画像データに対する画質調整処理の結果を変更することができる。
本発明の第2の態様は、装飾画像データに対して配置されるする配置画像データの配置位置、配置寸法、および配置される配置画像データに対する画質調整情報を規定すると共に装飾画像データに関連付けられているレイアウト制御情報を用いた、前記配置画像データに対する画像処理方法を提供する。本発明の第2の態様に係る画像処理方法は、前記配置画像データを取得し、前記装飾画像データを取得し、前記取得された装飾画像データに関連付けられている前記レイアウト制御情報を取得し、前記取得されたレイアウト制御情報に規定されている前記画質調整情報を用いて、前記取得した配置画像データに対して画質調整処理を実行し、前記レイアウト制御情報に基づいて、前記画質調整処理が施された配置画像データと前記装飾画像データとから出力画像データを生成することを特徴とする。
本発明の第2の態様に係る画像処理方法は、本発明の第1の態様に係る画像処理装置と同様の作用効果を得ることができると共に、本発明の第1の態様に係る画像処理装置と同様にして種々の態様にて実現される。
本発明の第2の態様に係る画像処理方法において、複数の前記配置画像データを取得し、前記レイアウト制御情報は、前記取得された装飾画像データに関連付けられていると共に前記複数の配置位置を有する前記装飾画像データに対して配置される前記複数の配置画像データの配置位置、配置寸法、および配置される配置画像データに対する画質調整情報をそれぞれ規定し、前記取得されたレイアウト制御情報に規定されている前記画質調整情報を用いた画質調整処理は、前記装飾画像データの各配置位置に配置される前記複数の配置画像データに対してそれぞれ実行され、前記出力画像データの生成は、前記レイアウト制御情報に基づいて、前記画質調整処理が施された各配置画像データと前記装飾画像データとを用いて実行されても良い。
本発明の第2の態様に係る画像処理方法は、この他にも、画像処理プログラム、および画像処理プログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体としても実現され得る。
上記課題を解決するために本発明の第3の態様は、装飾画像データに配置される配置画像データに対する画像処理を実行する画像処理装置を提供する。本発明の第3の態様に係る画像処理装置は、前記装飾画像データの前記各配置位置について配置すべき前記配置画像データを選択する配置画像データ選択手段と、前記装飾画像データに対する複数の配置画像データの配置位置および配置寸法を規定すると共に、各配置位置の配置画像データに対する補正量を規定するレイアウト制御情報を取得し、規定されている補正量に基づいて前記選択された各配置画像データに対して画質調整を実行する画質調整手段と、前記レイアウト制御情報に基づいて、前記画質調整処理が施された各配置画像データと前記装飾画像データとを用いて出力画像データを生成する出力画像データ生成手段とを備えることを特徴とする。
本発明の第3の態様に係る画像処理装置によれば、レイアウト制御情報を取得し、規定されている補正量に基づいて選択された各配置画像データに対して画質調整を実行するので、複数の配置画像データを装飾画像データに配置する際に、レイアウト制御情報を利用して各配置位置における配置画像データに対する画質調整を適切に実行することができる。
本発明の第3の態様に係る画像処理装置はさらに、前記選択された各配置画像データを解析して、配置画像データの画質に関わる特性を示す画質特性パラメータを取得する配置画像データ解析手段を備え、前記補正量は、前記配置位置および配置寸法の少なくともいずれか一方によって決定され、前記画質調整手段による配置画像データに対する画質調整は、前記画質特性パラメータに対して予め設定されている基準画質パラメータの値と、前記取得された画質特性パラメータの値との偏差を、前記補正量に応じて解消または低減することによって実行されても良い。かかる場合には、配置画像データの解析によって各配置画像データの特性を考慮した画質調整処理を実行することができる。また、解析によって得られた各配置画像データの特性とレイアウト制御情報に規定されている補正量とを組み合わせることによって更に、各配置位置について適切な画質調整処理を実行することができる。
本発明の第3の態様に係る画像処理装置において、前記補正量は、前記装飾画像データの中央に配置される配置画像データに対する補正量が、前記装飾画像データの他の位置に配置される配置画像データに対する補正量よりも大きくなるよう設定されており、前記画質調整手段による配置画像データに対する画質調整は、前記補正量が大きくなるにつれて前記偏差の低減の度合いを大きくすることにより実行されても良い。かかる場合には、レイアウト制御情報に規定されている補正量が大きくなるにつれて、偏差の低減の度合いが大きくなるので、配置画像データに対する強い画質調整処理が実行される。また、装飾画像データの中央に配置される配置画像データに対する補正量が他の位置に配置される配置画像データに対する補正量よりも大きくなるよう設定されているので、装飾画像データの中央に配置される配置画像データの見栄えを良くすることができる。
本発明の第3の態様に係る画像処理装置において、前記補正量は、最も大きな配置寸法に対応する前記配置画像データに対する補正量が、他の配置画像データに対する補正量よりも大きくなるよう設定されており、前記画質調整手段による配置画像データに対する画質調整は、前記補正量が大きくなるにつれて前記偏差の低減の度合いを大きくすることにより実行されても良い。かかる場合には、レイアウト制御情報に規定されている補正量が大きくなるにつれて、偏差の低減の度合いが大きくなるので、配置画像データに対する強い画質調整処理が実行される。また、最も大きな配置寸法に対応する配置画像データに対する補正量が他の配置画像データに対する補正量よりも大きくなるよう設定されているので、最も大きな配置寸法を有する配置画像データの見栄えを良くすることができる
本発明の第4の態様は、装飾画像データに配置される配置画像データに対する画像処理を実行する画像処理装置を提供する。本発明の第4の態様に係る画像処理装置は、前記装飾画像データの前記各配置位置について配置すべき前記配置画像データを選択する配置画像データ選択手段と、前記選択された各配置画像データを解析して、配置画像データの画質に関わる特性を示す画質特性パラメータを取得する配置画像データ解析手段と、前記装飾画像データに対する複数の配置画像データの配置位置および配置寸法を規定すると共に、各配置位置の配置画像データに対する補正の度合いを規定するレイアウト制御情報を取得し、前記画質特性パラメータに対して予め設定されている基準画質パラメータの値と、前記取得された画質特性パラメータの値との偏差を、規定されている補正の度合いに基づいて解消または低減する画質調整手段と、前記レイアウト制御情報に基づいて、前記画質調整処理が施された各配置画像データと前記装飾画像データとを用いて出力画像データを生成する出力画像データ生成手段とを備えることを特徴とする。
本発明の第4の態様に係る画像処理装置によれば、選択された各配置画像データを解析して、配置画像データの画質に関わる特性を示す画質特性パラメータを取得し、画質特性パラメータに対して予め設定されている基準画質パラメータの値と、取得された画質特性パラメータの値との偏差を、取得したレイアウト制御情報に規定されている補正の度合いに基づいて解消または低減することによって画質調整を実行するので、複数の配置画像データを装飾画像データに配置する際に、レイアウト制御情報並びに配置画像データの解析結果の双方を利用して各配置位置における配置画像データに対する画質調整を適切に実行することができる。
本発明の第5の態様は、装飾画像データに配置される配置画像データに対する画像処理を実行する画像処理装置を提供する。本発明の第5の態様に係る画像処理装置は、前記装飾画像データの前記各配置位置に配置すべき前記配置画像データを選択する配置画像データ選択手段と、前記装飾画像データに対する複数の配置画像データの配置位置および配置寸法を規定すると共に、各配置位置の優先順位を規定するレイアウト制御情報を取得し、規定されている優先順位に基づいて前記選択された各配置画像データに対する画質調整レベルを設定する画質調整レベル設定手段と、前記設定された画質調整レベルに応じて前記選択された各配置画像データに対して画質調整を実行する画質調整手段と、前記レイアウト制御情報に基づいて、前記画質調整処理が施された各配置画像データと前記装飾画像データとを用いて出力画像データを生成する出力画像データ生成手段とを備えることを特徴とする。
本発明の第5の態様に係る画像処理装置によれば、取得したレイアウト制御情報に規定されている優先順位に基づいて選択された各配置画像データに対する画質調整レベルを設定し、設定した画質調整レベルに応じて選択された各配置画像データに対して画質調整を実行するので、複数の配置画像データを装飾画像データに配置する際に、レイアウト制御情報を利用して各配置位置における配置画像データに対する画質調整を適切に実行することができる。
本発明の第5の態様に係る画像処理装置において、前記画質調整レベル設定手段による前記選択された各配置画像データに対する画質調整レベルの設定は、前記優先順位の最も高い配置位置に配置される配置画像データに対する補正の度合いを、他の配置位置に配置される配置画像データに対する補正の度合いよりも高くすることにより実行されても良い。かかる場合には、優先順位の最も高い配置位置に配置される配置画像データに対して強い画質調整処理を実行することができるので、優先順位の最も高い配置位置に配置される配置画像データの見栄えを良くすることができる。
本発明の第5の態様に係る画像処理装置において、前記画質調整レベル設定手段による前記選択された各配置画像データに対する画質調整レベルの設定は、前記優先順位の最も高い配置位置に配置される配置画像データに対する補正の度合いと、他の配置位置に配置される配置画像データに対する補正の度合とを同等にすることにより実行されても良い。かかる場合には、装飾画像データに配置される各配置画像データに対して同等の画質調整を実行することが可能となり、各配置画像データ間の調和を図ることができる。
本発明の第5の態様に係る画像処理装置はさらに、前記選択された各配置画像データを解析して、配置画像データの画質に関わる特性を示す画質特性パラメータを取得する配置画像データ解析手段を備え、前記画質調整手段による配置画像データに対する画質調整は、前記画質特性パラメータに対して予め設定されている基準画質パラメータの値と、前記取得された画質特性パラメータの値との偏差を解消または低減することによって実行され、前記画質調整レベル設定手段による前記選択された各配置画像データに対する画質調整レベルの設定は、前記優先順位の最も高い配置位置に配置される配置画像データに対する前記偏差の低減の度合いを、他の配置位置に配置される撮像画像の配置画像データに対する前記偏差の低減の度合いよりも大きくすることにより実行されても良い。かかる場合には、配置画像データの特性を考慮して、優先順位の最も高い配置位置に配置される配置画像データに対して強い画質調整処理を実行することができる。
本発明の第5の態様に係る記載の画像処理装置において、前記優先順位は、前記配置寸法が大きくなるにつれて高くなっても良く、あるいは、前記配置位置が装飾画像データの中心に近くなるにつれて高くなっても良い。配置寸法が大きい場合には配置される配置画像データも大きくなるので画質調整処理の効果を受けやすく、また、装飾画像データの中心近傍は目立ちやすいので画質調整処理によって見栄え良くすることが望まれる。
本発明の第3、4および5のいずれかの態様に係る画像処理装置はさらに、前記画質調整処理手段により実行された前記配置画像データに対する画質調整処理結果を変更するための変更手段を備えても良い。この場合には、ユーザの嗜好に合わせて、配置画像データの画質を変更することができる。
本発明の第6の態様は、装飾画像データに対して配置される複数の配置画像データの配置位置および配置寸法を規定するレイアウト制御情報を用いて、前記配置画像データに対する画像処理を実行する画像処理装置を提供する。本発明の第6の態様に係る画像処理装置は、前記装飾画像データの前記各配置位置に配置すべき前記配置画像データを選択する配置画像データ選択手段と、前記各配置位置に対して優先順位を付与する優先順位付与手段と、前記付与された優先順位に基づいて前記選択された各配置画像データに対して画質調整を実行する画質調整手段と、前記レイアウト制御情報に基づいて、前記画質調整処理が施された各配置画像データと前記装飾画像データとを用いて出力画像データを生成する出力画像データ生成手段とを備えることを特徴とする。
本発明の第6の態様に係る画像処理装置によれば、優先順位付与手段によって各配置位置に対して優先順位が付与され、付与された優先順位に基づいて選択された各配置画像データに対する画質調整レベルを設定し、設定した画質調整レベルに応じて選択された各配置画像データに対して画質調整を実行することができる。
本発明の第7の態様は、装飾画像データに対して配置される複数の配置画像データの配置位置および配置寸法を規定するレイアウト制御情報を用いて、前記配置画像データに対する画像処理を実行する画像処理装置を提供する。本発明の第5の態様に係る画像処理装置は、複数の前記装飾画像データを取得する装飾画像データ取得手段と、前記取得された各装飾画像データの前記各配置位置に配置すべき前記配置画像データを選択する配置画像データ選択手段と、前記取得された各装飾画像データの前記各配置位置に対して優先順位を付与する優先順位付与手段と、前記付与された優先順位に基づいて前記選択された各配置画像データに対して画質調整を実行する画質調整手段と、前記レイアウト制御情報に基づいて、前記画質調整処理が施された各配置画像データと前記各装飾画像データとを用いて出力画像データを生成する出力画像データ生成手段とを備えることを特徴とする。
本発明の第7の態様に係る画像処理装置によれば、優先順位付与手段によって複数の装飾画像データにまたがって各配置位置に対して優先順位が付与され、付与された優先順位に基づいて選択された各配置画像データに対する画質調整レベルを設定し、設定した画質調整レベルに応じて選択された各配置画像データに対して画質調整を実行するので、複数の装飾画像データを処理する場合にも、各配置位置に対して適切な画質調整処理を実行することができる。
本発明の第7の態様に係る画像処理装置において、前記優先順位付与手段による優先順位の付与は、前記配置位置および配置寸法に基づいて実行されても良い。かかる場合には、レイアウト制御情報に基づいて優先順位を付与することができる。
本発明の第7の態様に係る画像処理装置はさらに、前記優先順位を入力する優先順位入力手段を備え、前記優先順位付与手段による優先順位の付与は、前記入力された優先順位にしたがって実行されても良い。かかる場合には、優先順位入力手段を介した優先順位の付与を実行することができる。
本発明の第7の態様に係る画像処理装置において、前記画質調整手段による前記選択された各配置画像データに対する画質調整は、前記優先順位の最も高い配置位置に配置される配置画像データに対する補正の度合いを、他の配置位置に配置される配置画像データに対する補正の度合いよりも高くして実行されても良い。かかる場合には、優先順位の最も高い配置位置に配置される配置画像データに対して、他の配置位置に配置される配置画像データに対して実行される画質調整処理よりも強い画質調整処理を実行することができる。
本発明の第7の態様に係る画像処理装置はさらに、前記選択された各配置画像データを解析して、配置画像データの画質に関わる特性を示す画質特性パラメータを取得する配置画像データ解析手段を備え、前記画質調整手段による配置画像データに対する画質調整は、前記優先順位の最も高い配置位置に配置される配置画像データに対する前記画質特性パラメータに対して予め設定されている基準画質パラメータの値と、前記取得された画質特性パラメータの値との偏差の低減の度合いを、他の配置位置に配置される撮像画像の配置画像データに対する前記偏差の低減の度合いよりも大きくすることによって実行されても良い。かかる場合には、配置画像データの特性を考慮して画質調整処理を実行することができると共に、優先順位の最も高い配置位置に配置される配置画像データに対して、他の配置位置に配置される配置画像データに対して実行される画質調整処理よりも強い画質調整処理を実行することができる。
本発明の第6または第7の態様に係る画像処理装置はさらに、前記画質調整手段により実行された前記配置画像データに対する画質調整処理結果を変更するための変更手段を備えても良い。この場合には、ユーザの嗜好に合わせて、配置画像データの画質を変更することができる。
本発明の第8の態様は、装飾画像データに配置される配置画像データに対する画像処理方法を提供する。本発明の第8の態様に係る画像処理方法は、前記装飾画像データの前記各配置位置について配置すべき前記配置画像データを選択し、前記装飾画像データに対する複数の配置画像データの配置位置および配置寸法を規定すると共に、各配置位置の配置画像データに対する補正量を規定するレイアウト制御情報を取得して、規定されている補正量に基づいて前記選択した各配置画像データに対して画質調整を実行し、前記レイアウト制御情報に基づいて、前記画質調整処理を施した各配置画像データと前記装飾画像データとを用いて出力画像データを生成することを特徴とする。
本発明の第8の態様に係る画像処理方法によれば、本発明の第3の態様に係る画像処理装置と同様の作用効果を得ることができると共に、本発明の第8の態様に係る画像処理方法は、本発明の第3の態様に係る画像処理装置と同様にして種々の態様にて実現され得る。
本発明の第9の態様は、装飾画像データに配置される配置画像データに対する画像処理方法を提供する。本発明の第9の態様に係る画像処理方法は、前記装飾画像データの前記各配置位置について配置すべき前記配置画像データを選択し、前記選択された各配置画像データを解析して、配置画像データの画質に関わる特性を示す画質特性パラメータを取得し、前記装飾画像データに対する複数の配置画像データの配置位置および配置寸法を規定すると共に、各配置位置の配置画像データに対する補正の度合いを規定するレイアウト制御情報を取得して、前記画質特性パラメータに対して予め設定されている基準画質パラメータの値と、前記取得された画質特性パラメータの値との偏差を、規定されている補正の度合いに基づいて解消または低減し、前記レイアウト制御情報に基づいて、前記画質調整処理を施した各配置画像データと前記装飾画像データとを用いて出力画像データを生成することを特徴とする。
本発明の第9の態様に係る画像処理方法によれば、本発明の第4の態様に係る画像処理装置と同様の作用効果を得ることができると共に、本発明の第9の態様に係る画像処理方法は、本発明の第4の態様に係る画像処理装置と同様にして種々の態様にて実現され得る。
本発明の第10の態様は、装飾画像データに配置される配置画像データに対する画像処理方法を提供する。本発明の第10の態様に係る画像処理方法は、前記装飾画像データの前記各配置位置に配置すべき前記配置画像データを選択し、前記装飾画像データに対する複数の配置画像データの配置位置および配置寸法を規定すると共に、各配置位置の優先順位を規定するレイアウト制御情報を取得し、規定されている優先順位に基づいて前記選択した各配置画像データに対する画質調整レベルを設定し、前記設定した画質調整レベルに応じて前記選択した各配置画像データに対して画質調整を実行し、前記レイアウト制御情報に基づいて、前記画質調整処理を施した各配置画像データと前記装飾画像データとを用いて出力画像データを生成することを特徴とする。
本発明の第10の態様に係る画像処理方法によれば、本発明の第5の態様に係る画像処理装置と同様の作用効果を得ることができると共に、本発明の第10の態様に係る画像処理方法は、本発明の第5の態様に係る画像処理装置と同様にして種々の態様にて実現され得る。
本発明の第11の態様は、装飾画像データに対して配置される複数の配置画像データの配置位置および配置寸法を規定するレイアウト制御情報を用いて、前記配置画像データに対する画像処理を実行する画像処理方法を提供する。本発明の第11の態様に係る画像処理方法は、前記装飾画像データの前記各配置位置に配置すべき前記配置画像データを選択し、前記各配置位置に対して優先順位を付与し、前記付与した優先順位に基づいて前記選択した各配置画像データに対して画質調整を実行し、前記レイアウト制御情報に基づいて、前記画質調整処理が施された各配置画像データと前記装飾画像データとを用いて出力画像データを生成することを特徴とする。
本発明の第11の態様に係る画像処理方法によれば、本発明の第6の態様に係る画像処理装置と同様の作用効果を得ることができると共に、本発明の第11の態様に係る画像処理方法は、本発明の第6の態様に係る画像処理装置と同様にして種々の態様にて実現され得る。
本発明の第12の態様は、装飾画像データに対して配置される複数の配置画像データの配置位置および配置寸法を規定するレイアウト制御情報を用いて、前記配置画像データに対する画像処理を実行する画像処理方法を提供する。本発明の第12の態様に係る画像処理方法は、複数の前記装飾画像データを取得し、前記取得した各装飾画像データの前記各配置位置に配置すべき前記配置画像データを選択し、前記取得した各装飾画像データの前記各配置位置に対して優先順位を付与し、前記付与した優先順位に基づいて前記選択した各配置画像データに対して画質調整を実行し、前記レイアウト制御情報に基づいて、前記画質調整処理を施した各配置画像データと前記各装飾画像データとを用いて出力画像データを生成することを特徴とする。
本発明の第12の態様に係る画像処理方法によれば、本発明の第5の態様に係る画像処理装置と同様の作用効果を得ることができると共に、本発明の第10の態様に係る画像処理方法は、本発明の第5の態様に係る画像処理装置と同様にして種々の態様にて実現され得る。
本発明の第8〜第12の態様に係る画像処理方法は、この他にも、画像処理プログラム、および画像処理プログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体としても実現され得る。
図1は本実施例に係る画像処理装置を含む画像処理システムの概略構成を示す説明図である。
図2は第1の実施例に係るパーソナルコンピュータ20(CPU200)の機能ブロック図である。
図3は第1の実施例に係るパーソナルコンピュータ20において実行される画像処理の処理ルーチンを示すフローチャートである。
図4は第1の実施例に係るパーソナルコンピュータ20において実行される画像処理の処理ルーチンを示すフローチャートである。
図5は装飾画像データのイメージ例を模式的に示す説明図である。
図6は装飾画像データFDおよびレイアウト制御情報LIを備える装飾画像ファイルFFのファイル構造を模式的に示す説明図である。
図7は撮像画像データGDおよび画像処理制御情報GIを備える撮像画像ファイルのファイル構造を模式的に示す説明図である。
図8は第1の実施例におけるレイアウト制御情報LIによって規定される、装飾画像データFDのテーマに応じた画質調整情報GCの一例を示す説明図である。
図9は第1の実施例におけるレイアウト制御情報LIによって規定される、装飾画像データFDのテーマに応じた画質調整情報GCの他の一例を示す説明図である。
図10は画像処理制御情報GIの一例を示す説明図である。
図11は第1の実施例における画像処理制御情報GIと画質調整情報GCとの合成テーブルの一例を示す説明図である。
図12は第2の実施例における出力単位データの出力イメージを模式的に示す説明図である。
図13は第2の実施例における各装飾画像データFDにおいて規定される画質調整情報GCの一例を示す説明図である。
図14は撮像画像データを配置する配置位置を複数備える装飾画像データFDのイメージ例を模式的に示す説明図である。
図15は複数の撮像画像データGDに対するレイアウト制御情報LIを備える装飾画像ファイルFFのファイル構造を模式的に示す説明図である。
図16は第3の実施例に係るパーソナルコンピュータ20(CPU200)の機能ブロック図である。
図17は第3の実施例に係るパーソナルコンピュータ20において実行される画像処理の処理ルーチンを示すフローチャートである。
図18は装飾画像データにおける撮像画像データの配置位置および配置寸法を模式的に示す説明図である。
図19は装飾画像データFDおよびレイアウト制御情報LIを備える装飾画像ファイルFFのファイル構造を模式的に示す説明図である。
図20は第3の実施例におけるレイアウト制御情報LIによって規定される各配置位置に対する補正レベルの一実施例を示す説明図である。
図21は撮像画像データGDおよび画像処理制御情報GIを備える撮像画像ファイルのファイル構造を模式的に示す説明図である。
図22は第4の実施例に係るパーソナルコンピュータにおいて実行される画像処理の処理ルーチンを示すフローチャートである。
図23は第4の実施例におけるレイアウト制御情報LIによって規定される各配置位置に対する補正量の一実施例を示す説明図である。
図24は第5の実施例に係るパーソナルコンピュータにおいて実行される画像処理の処理ルーチンを示すフローチャートである。
図25は第5の実施例において各配置位置に対する優先度を決定するための手順並びに決定結果を示す説明図である。
図26は複数の装飾画像データFDが用いられる場合の一例を示す説明図である。
図27は装飾画像データFD状の各配置位置に配置される撮像画像データGDについての重み付け係数の一例を示す説明図である。
以下、本発明に係る画像処理装置および画像処理方法について図面を参照しつつ、実施例に基づいて説明する。
・第1の実旋例:
図1を参照して本実施例に係る画像処理装置を含む画像処理システムについて説明する。図1は本実施例に係る画像処理装置を含む画像処理システムの概略構成を示す説明図である。
画像処理システムは、画像データを生成する入力装置としてのディジタルスチルカメラ10、ディジタルスチルカメラ10にて生成された画像データに基づいて画像処理を実行し、出力画像データを出力する画像処理装置としてのパーソナルコンピュータ20、出力画像データを用いて画像を出力する出力装置としてのカラープリンタ30を備えている。なお、カラープリンタ30は、パーソナルコンピュータ20が備える画像処理機能を備えていても良く、かかる場合には、スタンドアローンにて画像処理、画像出力を実行することができる。また、出力装置としては、プリンタ30の他に、CRTディスプレイ、LCDディスプレイ等のモニタ25、プロジェクタ等が用いられ得る。以下の説明では、パーソナルコンピュータ20と接続されて用いられるカラープリンタ30を出力装置として用いるものとする。
パーソナルコンピュータ20は、一般的に用いられているタイプのコンピュータであり、レイアウト制御情報LIを用いた画像処理演算を実行する中央演算装置(CPU)200、入力された画像データ等の各種データを一時的に格納するランダムアクセスメモリ(RAM)201、レイアウト制御情報LIを用いた画像処理を実行するためのプログラム、参照テーブル等を格納するハードディスク(HDD)202(またはリードオンリメモリ(ROM))を備えている。パーソナルコンピュータ20は、この他にも、メモリカードMCを装着するためのメモリカードスロット203、ディジタルスチルカメラ10等からの接続ケーブルを接続するための入出力端子204を備えている。
ディジタルスチルカメラ10は、光の情報をディジタルデバイス(CCDや光電子倍増管といった光電変換素子)に結像させることにより画像を取得するカメラであり、光情報を電気情報に変換するためのCCD等を備える光電変換回路、光電変換回路を制御して画像を取得するための画像取得回路、取得したディジタル画像を加工処理するための画像処理回路等を備えている。ディジタルスチルカメラ10は、取得した画像をディジタルデータとして記憶装置としてのメモリカードMCに保存する。ディジタルスチルカメラ10における画像データの保存形式としては、非可逆圧縮保存方式としてJPEGデータ形式、可逆圧縮保存方式としてTIFFデータ形式が一般的であるが、この他にもRAWデータ形式、GIFデータ形式、BMPデータ形式等の保存形式が用いられ得る。
ディジタルスチルカメラ10は、画像データの生成時に、撮影時に設定された撮影条件を記述する撮影情報、予めディジタルスチルカメラ10のメモリ(例えば、ROM)内に格納されている画像処理制御情報GIを画像データのヘッダに書き込み、メモリカードMC等に画像データを格納する。画像処理制御情報GIは、ディジタルスチルカメラ10等の任意の画像データ生成装置にて生成された画像データを所定の出力装置から画像出力した際に所望の出力結果が得られるよう予め実験的に求められた情報であり、ディジタルスチルカメラ10と出力装置(例えば、プリンタ30)との組み合わせに応じて画質調整条件を規定する各パラメータについて予め求められた値が記述される。
ディジタルスチルカメラ10はまた、配置画像データGDを装飾するための装飾画像データFDおよび装飾画像データFDに対する配置画像データGDの配置位置、配置寸法を規定すると共に装飾画像データに対応付けられているレイアウト制御情報LIをメモリに格納しておき、生成された撮像画像データと共にメモリカードMCに書き込んでも良い。なお、以下の説明においては配置画像データとして撮像画像データを例にとって説明するが、配置画像データは装飾画像データFDに配置される画像データであれば良く、コンピュータグラフィックスによって生成された画像データを始め撮像された画像データに限られるものではない。装飾画像データFDは、例えば、フレーム画像のデータ、複数の配置画像データを貼り付けるアルバム台紙画像のデータであり、ビットマップデータ、ベクトルデータのいずれであっても良い。レイアウト制御情報LIは、スクリプトによって記述されており、本実施例においては、装飾画像データFDに対する配置画像データGDの配置位置および配置寸法に加えて、各配置位置に配置される配置画像データGDに対する画質調整の条件としての画質調整情報GCを規定する。
ディジタルスチルカメラ10において生成された画像データは、例えば、ケーブルCV、コンピュータ20を介して、あるいは、ケーブルCVを介してカラープリンタ30に送出される。あるいは、ディジタルスチルカメラ10にて画像データが格納されたメモリカードMCが、メモリカード・スロットに装着されたコンピュータ20を介して、あるいは、メモリカードMCをプリンタ30に対して直接、接続することによって画像ファイルがカラープリンタ30に送出される。なお、以下の説明では、画像データに対する画像処理がパーソナルコンピュータ20にて実行され、処理済みの画像データがカラープリンタ30に対して出力される場合について説明する。
カラープリンタ30は、カラー画像の出力が可能なプリンタであり、例えば、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色の色インクを印刷媒体上に噴射してドットパターンを形成することによって画像を形成するインクジェット方式のプリンタである。あるいは、カラートナーを印刷媒体上に転写・定着させて画像を形成する電子写真方式のプリンタである。色インクには、上記4色に加えて、ライトシアン(薄いシアン、LC)、ライトマゼンタ(薄いマゼンタ、LM)、ダークイエロ(暗いイエロ、DY)を用いても良い。
パーソナルコンピュータ20における画像処理:
図2を参照して、パーソナルコンピュータ20(CPU200)の機能的構成の概要について説明する。図2は第1の実施例に係るパーソナルコンピュータ20(CPU200)の機能ブロック図である。
パーソナルコンピュータ20(CPU200)は、入力された複数の撮像画像データGDから装飾画像データに貼り付ける1または複数の撮像画像データGDを取得する撮像画像データ取得部、取得された撮像画像データに関連付けられている画像処理制御情報GIを取得する画像処理制御情報取得部を備えている。CPU200は、所望の装飾画像データFDを取得する装飾画像データ取得部、取得された装飾画像データFDからレイアウト制御情報LIを取得するレイアウト制御情報取得部を備えている。
CPU200は、画像処理制御情報取得部において取得された画像処理制御情報GIとレイアウト制御情報取得部において取得されたレイアウト制御情報LIとを用いて撮像画像データGDに対して画質調整を実行する画質調整部を備えている。より具体的には、CPU200は、レイアウト制御情報LIに規定されている画質調整情報GCと画像処理制御情報GIの少なくともいずれか一方を用いて画質調整処理を実行し、画質調整情報GCおよび画像処理制御情報GIの双方を取得することができない場合には、撮像画像データGDに対する画質調整処理は行われない。CPU200は、画質調整部において画質調整された各撮像画像データGDを、レイアウト制御情報LIにしたがって装飾画像データFDに貼り付け、出力用の画像データを生成する出力画像データ生成部を備えている。CPU200はまた、画質調整情報GCと画像処理制御情報GIの少なくともいずれか一方を用いて実行された画質調整処理に対して、入力部を介して入力されたユーザの好みを反映させた更なる画質調整処理を実行するユーザ調整部を備えている。ユーザ調整部はまた、レイアウト制御情報LIにしたがって装飾画像データFDに貼り付けられた撮像画像データGDの貼り付け位置、貼り付け寸法を変更しても良い。
図3〜図11を参照して第1の実施例に係るパーソナルコンビュータ20において実行される画像処理について説明する。図3は第1の実施例に係るパーソナルコンピュータ20において実行される画像処理の処理ルーチンを示すフローチャートである。図4は第1の実施例に係るパーソナルコンピュータ20において実行される画像処理の処理ルーチンを示すフローチャートである。図5は装飾画像データのイメージ例を模式的に示す説明図である。図6は装飾画像データFDおよびレイアウト制御情報LIを備える装飾画像ファイルFFのファイル構造を模式的に示す説明図である。図7は撮像画像データGDおよび画像処理制御情報GIを備える撮像画像ファイルのファイル構造を模式的に示す説明図である。図8は第1の実施例におけるレイアウト制御情報LIによって規定される、装飾画像データFDのテーマに応じた画質調整情報GCの一例を示す説明図である。図9は第1の実施例におけるレイアウト制御情報LIによって規定される、装飾画像データFDのテーマに応じた画質調整情報GCの他の一例を示す説明図である。図10は画像処理制御情報GIの一例を示す説明図である。図11は第1の実施例における画像処理制御情報GIと画質調整情報GCとの合成テーブルの一例を示す説明図である。なお、装飾画像データFDのイメージ例は、イメージバッファ上に展開された際の状態を概念的に示すものであり、各ファイルのファイル構造もまたメモリ上に格納された際の状態を概念的に示すものである。
本実施例において実行される画像処理は、例えば、パーソナルコンピュータ20にメモリカードMCが装着されたとき、あるいは、通信ケーブルを介してディジタルスチルカメラ10がパーソナルコンピュータ20に接続されたときにに開始されてもよく、あるいは、キーボード等を介してユーザによって画像処理が指示された場合に実行されてもよい。
パーソナルコンピュータ20(CPU200)は、画像処理を開始すると、選択された装飾画像データFDを取得してRAM201に一時的に格納する(ステップS100)。装飾画像データFDの選択は、例えば、ディジタルスチルカメラ10上において行われていても良く、あるいは、パーソナルコンピュータ20上においてキーボード等を介して予めHDD202に記憶されている装飾画像データの中から選沢されても良く、あるいは、ネットワークを介して選択されても良い。なお、装飾画像データFDは複数の撮像画像データGDを配置するために複数の配置位置を有していても良いが、本実施例においては、説明を容易にするために、配置位置を1つ有する装飾画像データFDに対して単一(1つ)の撮像画像データGDが貼り付けられる場合について説明する。
装飾画像データFDは、例えば、季節、行事といったテーマに応じたフレームのイメージデータ、写真アルバム(アルバムページ)のイメージデータ、あるいは、撮像画像に対するイラストデータといった装飾用のデータである。装飾画像データFDは、例えば、画像出力時(イメージバッファ展開時)に図5に示す形態を示す。図5の例では、季節をテーマとするフレームとして、カレンダーフレームが図示されており、撮像画像データGDを貼り付けるための配置位置が用意されている。
装飾画像データFDは、装飾画像データFDとレイアウト制御情報LIとを備える装飾画像ファイルFFの形態にてやりとりされる。装飾画像ファイルFFは、例えば、図6に示すファイル構造を備えており、レイアウト制御情報LIは、撮像画像データGDを配置すべき配置位置情報(例えば、座標情報)を規定すると共に、配置位置における撮像画像データGDの配置寸法(リサイズ寸法)、配置される撮像画像データGDに対する画質調整情報GCを規定する(図8および図9参照)。
レイアウト制御情報LIには更に、αチャネルデータが記述されている。αチャネルデータは、例えば、画像合成時に上側に位置する画像データ(例えば、装飾画像データFD)と下側に位置する画像データ(例えば、撮像画像データGD)の各階調値(R、G、Bデータ値)を相対的に調整することで、上側画像データに対する下側に位置する画像データの透過度を決定するためのデータである。例えば、上側画像データのR、G、Bデータに対して係数αの形で適用されれば、下側画像データのR、G、Bデータに対して係数(1−α)の形で適用され、その値が255の場合には下側画像データは合成画像に現れず(不透過)、0の場合には下側画像データは完全に合成画像に現れる(透過)。0〜255の範囲の任意の値を用いることで半透過の装飾効果を得ることができる。
続いて、CPU200は、選択された撮像画像データGDを取得してRAM201に一時的に格納する(ステップS110)。撮像画像データGDの選沢は、例えば、ディジタルスチルカメラ10上において行われていても良く、あるいは、パーソナルコンピュータ20上においてキーボード等を介して行われても良い。一般的には、既述のように、用いるべき装飾画像データFDが選択(決定され)、続いて、装飾画像データGDの各配置位置に配置されるべき撮像画像データGDが選択される。
撮像画像データGDは、例えば、図7に示すように、画像処理制御情報GIと共に1つの撮像画像ファイルGFを形成してもよい。画像処理制御情報GIは、撮像画像データGDがヘッダ部を有する場合にはヘッダ部に記述されていても良く、さらには、第3の関連付けデータによって撮像画像データGDと関連付けられていても良い。
CPU200は、取得した装飾画像ファイルFF(装飾画像データFD)のレイアウト制御情報LIから画質調整情報GCを検索し、画質調整情報GCを検出することができた場合には(ステップS120:Yes)、取得した撮像画像ファイルGF(撮像画像データGD)から画像処理制御情報GIを検索する(ステップS130)。
CPU200は、取得した撮像画像データGDから画像処理制御情報GIを検出することができた場合には(ステップS130:Yes)、図4のS1へと処理を進め、取得した撮像画像データGDから画像処理制御情報GIを検出することができなかった場合には(ステップS130:No)、図4のS2へと処理を進める。
CPU200は、取得した装飾画像ファイルFF(装飾画像データFD)のレイアウト制御情報LIから画質調整情報GCを検索し、画質調整情報GCを検出することができなかった場合には(ステップS120:No)、取得した撮像画像ファイルGF(撮像画像データGD)から画像処理制御情報GIを検索する(ステップS140)。
CPU200は、取得した撮像画像データGDから画像処理制御情報GIを検出することができた場合には(ステップS140:Yes)、図4のS3へと処理を進め、取得した撮像画像データGDから画像処理制御情報GIを検出することができなかった場合には(ステップS140:No)、図4のS4へと処理を進める。
図4を参照して説明を続けると、CPU200は、S1に処理を進めた場合には、画像処理制御情報GIおよび画質調整情報GCを用いて画質調整処理を実行する(ステップS150)。
ここで、画質調整情報GCの例について図8および図9を参照して説明する。図8の例では、「季節」が装飾画像データFDのテーマとなっており、例えば、図5に示すカレンダーフレームが該当する。画質調整情報GCとしては、コントラスト、明度、彩度、シャープネス、記憶色(肌、緑、空)の各画質調整パラメータについて補正量または補正の傾向が規定されている。例えば、4月の装飾画像データFDに対しては「標準」と設定されている記憶色(緑、空)は、7月の装飾画像データFDにおいては共に「強く」と設定され、夏の緑、空を強調する内容とされている。
一方、図9の例では、「行事」が装飾画像データFDのテーマとなっており、例えば、誕生日、クリスマス、花火大会、結婚式がテーマとして用意されている。画質調整情報GCとしては、コントラスト、明度、彩度、シャープネス、記憶色(肌、緑、空)、ノイズ除去の各画質調整パラメータについて補正量または補正の傾向が規定されている。例えば、暗い撮影条件下で撮影される「花火大会」をテーマとする装飾画像データFDの画質調整情報GCでは、ノイズ除去が「オン」されている。また、結婚式をテーマとする装飾画像データFDの画質調整情報GCでは、シャープネスの画質調整パラメータとして「ソフトフォーカス」が設定されている。
画像処理制御情報GIは、例えば、図10に示す内容を有している。画像処理制御情報GIでは、撮影時における撮影シーンを11のモードに区分し、各モード毎に対応する撮影シーンに最適な画質調整パラメータについての補正量または補正の傾向が規定されている。
画像処理制御情報GIが、撮影時における撮影シーンに対応して設定される画像処理条件(画質調整条件)であるのに対して、画質調整情報GCは、装飾画像データFDのテーマに対応して設定される画像処理条件(画質調整条件)である点で両者は相違する。したがって、両情報GI、GCは互いに抵触する場合があり、両情報GI、GCが併存する場合には、両情報GI、GCを適切に合成したり、あるいは、一方の情報のみの使用を決定する必要がある。
本実施例では、CPU200は、図11に示す合成テーブルを用いて画像処理制御情報GIおよび画質調整情報GCを合成する。図11の例では、画像処理制御情報GIと画質調整情報GCとが等しい条件で合成されているが、画像処理制御情報GIを優先させても良く、あるいは、画質調整情報GCを優先させても良い。両情報GI、GCを用いて合成補正量(補正の傾向)を決定すると、CPU200は、決定した合成補正量(補正の傾向)を適用して、撮像画像データGDに対する画質調整処理を実行する。
画像処理制御情報GIおよび画質調整情報GCを用いた画質調整処理について具体的説明する。CPU200は、撮像画像データGDを画素単位にて走査して、撮像画像データFDの特性を示す画像統計値(画質特性パラメータ値)を取得する。画質特性パラメータ値としては、例えば、コントラスト、シャープネス、明度といったパラメータについての値が求められる。パーソナルコンピュータ20は、各画質特性パラメータに対して、基準となる基準画質パラメータ値を予めHDD202に格納しており、CPU200は、解析により得られた各画質特性パラメータ値と基準画質パラメータ値との偏差を解消または低減するように各画質特性パラメータ値に対する補正量、すなわち解析補正量を決定する。
CPU200は、画像処理制御情報GIおよび画質調整情報GCから得られた各画質調整パラメータに対する合成補正量(補正の傾向)を用いて、決定した解析補正量を修正する。すなわち、合成補正量を用いて、決定した解析補正量を増減することによって修正補正量を得る。
CPU200は、取得した修正補正量を用いて各撮像画像データGDに対する画質調整処理を実行する。画質調整処理は、例えば、シャドウ、ハイライト、明度、コントラスト、カラーバランス、記憶色補正の各画質パラメータについては、撮像画像データGDのRGB成分の入力レベルと出力レベルとを対応付けるトーンカーブ(Sカーブ)を用いて実行される。トーンカーブを用いた画質調整処理では、画像処理制御情報GIおよび画質調整情報GCから得られた各画質調整パラメータに対する合成補正量(補正の傾向)を用いて、RGB成分またはR、G、Bの各成分について各トーンカーブが変更される。
具体的には、トーンカーブには、実験的に、各画質パラメータについて、修正補正量を適用するポイントが定められており、修正補正量が適用されることによって、そのポイントにおけるトーンカーブの通過点が変更され、入力−出力特性が変更される。したがって、撮像画像データGDに対して、変更後のR、G、B各トーンカーブを適用すれば、撮像画像データGDのRGBの各成分について入力−出力変換が行われ、画質が調整された撮像画像データGDが得られる。
各画質パラメータに対する解析補正量の取得、修正補正量を用いた画質調整処理(自動画質調整処理)についてまとめれば、例えば、以下のように具体的に実行される。なお、基準値とは基準画質パラメータ値を意味する。
・コントラスト、シャドー、ハイライトについては、撮像画像データからシャドウポイントとハイライトポイントとを検出して基準値に基づく解析補正量を取得し、修正補正量を用いてヒストグラムの伸張を実行する。また、輝度標準偏差に基づいて解析補正量を求め、修正補正量を用いてトーンカーブを変更(補正)する。
・明るさについては、画像データを14分割した個々の領域から計算される輝度値に基づいて、画像が暗い(露出不足)か明るい(露出超過)であるかを判定し、基準値に基づいて解析補正量を取得し、修正補正量を用いてトーンカーブの補正を実行する。
・カラーバランスについては、画像データのR成分、G成分、B成分の各ヒストグラムからカラーバランスの偏りを分析し、R成分、G成分、B成分の各トーンカーブからRGB各成分に対する基準値に基づいてそれぞれの解析補正量を取得し、各修正補正量を用いて色かぶりを軽減する。なお、画質調整情報GCまたは画像処理制御情報GIにおいて、意図的な色かぶりが指定されている場合には、カラーバランスの自動調整は実行されないことが好ましい。
・彩度については、画像データの彩度分布を分析し、基準値に基づいて解析補正量を決定し、さらに修正補正量を決定し、彩度の強調を実行する。したがって、低彩度の画像データほど彩度強調のレベルが大きくなる。
・シャープネスについては、画像データの周波数とエッジの強度分布を解析し、基準値に基づいてアンシャープマスクの適用量(解析補正量)を決定し、さらに修正補正量を決定し、決定された修正補正量(適用量)にてアンシャープマスクを実施することにより画質調整が実行される。基準値は、周波数分布に基づいて決定され、高周波画像データ(風景等)ほど基準値が小さくなり、低周波画像データ(人物等)ほど基準値が大きくなる。また、アンシャープマスクの適用量は、エッジ強度分布に依存しており、ぼけた特性を有する画像データほどその適用量が大きくなる。
S2に処理を進めた場合、CPU200は、画質調整情報GCを用いて画質調整処理を実行する(ステップS160)。より具体的には、画質調整情報GCとして規定されている各画質調整パラメータについての補正量(補正の傾向)を適用して、撮像画像データGDに対する画質調整処理が実行される。画質調整情報GCとして、各画質特性パラメータ値と基準画質パラメータ値との偏差の低減の度合い、すなわち、自動画質調整量の適用レベルが記述されている場合には、解析補正量は、画質調整情報GCに規定されている低減の度合いに従って修正され、修正補正量とされる。一方、画質調整情報GCとして、各画質調整パラメータの具体的な値が記述されている場合には、記述されている値がそのまま修正補正量とされても良い。すなわち、撮像画像データGDの解析によって得られた解析補正量を用いることなく、画質調整情報GCが直接、修正補正量として用いられる。画質調整情報GCを用いる場合には、装飾画像データFDのテーマに適した修正補正量とすることができる。
CPU200は、S3に処理を進めた場合には、画像処理制御情報GIを用いて画質調整処理を実行する(ステップS170)。より具体的には、画像処理制御情報GIとして規定されている各画質調整パラメータについての補正量(補正の傾向)を適用して、撮像画像データGDに対する画質調整処理が実行される。画像処理制御情報GIとして、各画質特性パラメータ値と基準画質パラメータ値との偏差の低減の度合い、すなわち、自動画質調整量の適用レベルが記述されている場合には、解析補正量は、画像処理制御情報GIによって規定されている低減の度合いに従って修正され、修正補正量とされる。一方、画像処理制御情報GIとして、各画質調整パラメータの具体的な値が記述されている場合には、記述されている値がそのまま修正補正量とされても良い。すなわち、撮像画像データGDの解析によって得られた解析補正量を用いることなく、画像処理制御情報GIが直接、修正補正量として用いられる。画像処理制御情報GIを用いる場合には、撮影者の意図を反映した修正補正量とすることができる。
CPU200は、S4に処理を進めた場合には、撮像画像データに対する画質調整処理を行わない。
CPU200は、レイアウト制御情報LIに従って装飾画像データFDと撮像画像データGDとを合成して(重ね合わせて)出力画像データを生成する(ステップS180)。CPU200は、画質調整情報GCおよび画像処理制御情報GIの少なくともいずれか一方を用いて画質調整処理が実行された、あるいは、画質調整処理が実行されていない撮像画像データGDに対して、ユーザから変更要求が有る場合には(ステップS182:Yes)、要求された変更を撮像画像データGDに対して施し(ステップS184)、ステップS190に移行する。ユーザからの変更要求は、例えば、パーソナルコンピュータ20に接続されているキーボード、マウス等の入力装置によって入力され、変更要求としては、例えば、撮像画像データの配置位置、撮像画像データに対する画質調整に対する変更要求が含まれる。なお、要求に応じた撮像画像データの再配置を実行しても良い。
装飾画像データFDに対する撮像画像データGDの合成は、例えば、次のように行われる。CPU200は、レイアウト制御情報LIに記述されている配置位置および配置寸法についてのスクリプトを解釈し、解釈結果に従って装飾画像データFDに対する撮像画像データの配置位置および配置寸法を決定し、また、αチャネルデータに基づいて装飾画像データFDの階調値を決定して両画像データを合成する(重ね合わせる)。CPU200は、スクリプトに記述されている配置位置の配置寸法に従って、各撮像画像データのサイズをリサイズ(縮小または拡大)する。
CPU200による、両画像データの合成処理は、例えば、既述のαチャネルデータの値を適用して各撮像画像データのR、G、B値を加算することで出力画像データのR、G、B値を得ることによって実行される。すなわち、出力画像(合成後の画像)に撮像画像が現れるべき領域については装飾画像データFDによって撮像画像データGDの再現が妨げられないように、αチャネルデータは0とされ、出力画像に装飾画像が現れるべき領域(装飾領域、フレーム領域)についてはαチャネルデータを255とすることで、撮像画像の再現を許さない。
CPU200は、出力画像データをプリンタドライバ、表示ディスプレイドライバに出力して(ステップS190)、本処理ルーチンを終了する。プリンタドライバでは、ルックアップテーブル等を用いたRGB−CMYK色変換処理、ハーフトーン処理等が実行され、例えば、出力画像データを印刷制御コマンド付きのラスタデータとしてプリンタ30へと出力する。
以上説明したように、第1の実施例に係る画像処理装置としてのパーソナルコンピュータ20によれば、装飾画像データFDに貼り付けられる撮像画像データGDに対して、装飾画像データFDのレイアウト制御情報LIによって規定されている画質調整情報GCを用いて画質調整処理を実行することができる。したがって、画質調整情報GCとして、装飾画像データFDのイメージ、テーマに適合する、撮像画像データGDに対する補正量、補正の傾向を規定することによって、装飾画像データFDのイメージ、テーマと撮像画像データGDの画質調整処理結果とを一致、整合、または適合させることができる。この結果、見栄えの良い出力画像を得ることができる。
また、撮像画像データGDに対して画像処理条件を指定する画像処理制御情報GIが関連付けられている場合であっても、画像処理制御情報GIにより規定されている補正量(補正傾向)と画質調整情報GCにより規定されている補正量(補正傾向)とを合成して画質調整処理が実行される。したがって、撮像画像データGDに対して、撮影シーンに適した画質調整処理を施すことができると共に、装飾画像データFDのイメージ、テーマに適した画質調整処理を実行することができる。この結果、撮像面像としてはもとより、装飾画像と撮像画像との合成画像として調和の取れた見栄えの良い出力結果を得ることができる。
・第2の実施例:
図12および図13を参照して第2の実施例としてのパーソナルコンピュータ20における画像処理について説明する。図12は第2の実施例における出力単位データの出力イメージを模式的に示す説明図である。図13は第2の実施例における各装飾画像データFDにおいて規定される画質調整情報GCの一例を示す説明図である。なお、パーソナルコンピュータ20の構成を始めとする画像処理システムの構成は、第1の実施例において説明した構成と同様であるから、同一の符号を付すことでその説明を省略する。また、図12に示す出力単位データの出力イメージは、例えば、イメージバッファ上に展開された撮像画像データGDおよび装飾画像データFDを概念的イメージ、あるいは、出力媒体上に出力された出力画像のイメージを示す。
第1の実施例では、出力単位、例えば、印刷ジョブ単位にこだわることなく、装飾画像データFDに貼り付けられる撮像画像データGDに対する、画像処理制御情報GIおよび画質調整情報GCを用いた画質調整処理について説明した。これに対して、第2の実施例では、印刷ジョブに複数の装飾画像データFD1、2が含まれ得ると共に、各装飾画像データFD1、2に貼り付けられる撮像画像データGD1、2に対しては、別の画質調整情報GCが適用され得る点を明確にした。
図12に示すように、1つの印刷ジョブに対して、複数の装飾画像データFD1、2が存在する場合には、各装飾画像データFD1、2に規定されている画質調整情報GCがそれぞれ各撮像画像データGD1、2に対して適用される。すなわち、貼り付けられる撮像画像データGDに対する画質調整処理は、貼り付け対象となる装飾画像データFDのレイアウト制御情報LIによって規定されている画質調整情報GCによって制御される。
変形例:
(1)上記第1および第2の実施例では、撮像画像データGDを解析し、各画質調整パラメータに対する解析補正量を取得し、取得した解析補正量を、画像処理制御情報GIおよび画質調整情報GCによって修正した修正補正量を適用して画質調整処理を実行する。しかしながら、撮像画像データGDを解析することなく、画像処理制御情報GIおよび画質調整情報GCを用いて画質調整処理を実行してもよい。この場合、画像処理制御情報GIおよび画質調整情報GCから得られた各画質調整パラメータに対する合成補正量(補正の傾向)を用いて、RGB成分またはR、G、Bの各成分について各トーンカーブが変更される。
(2)各画質パラメータに対する補正量を用いた画質調整処理についてまとめれば、例えば、以下のように具本的に実行される。なお、基準値とは基準画質調整パラメータ値を意味する。
・コントラスト、シャドー、ハイライトについては、合成補正量を用いてヒストグラムの伸張を実行する。また、合成補正量を用いてトーンカーブを変更(補正)する。
・明るさについては、合成補正量を用いてトーンカーブの補正を実行する。
・カラーバランスについては、R成分、G成分、B成分の各トーンカーブに対して合成補正量を適用して色かぶりを軽減する。
・彩度については、合成補正量に従って、彩度の強調を実行する。
・シャープネスについては、合成補正量(適用量)にてアンシャープマスクを実施することにより画質調整が実行される。
かかる場合には、レイアウト制御情報LIに規定されている画質調整情報GCによって、直接的に撮像画像データGDに対する画質調整処理を制御することができる。したがって、撮像画像データGDに対して、装飾画像データFDまたは装飾画像データFDのテーマに適合する画質調整処理を実行することができる。
第1の実施例では、1つの装飾画像データFDに対して1つの撮像画像データGDが配置される場合について説明したが、図14および図15に示すように、複数の配置位置1、2を有する1つの装飾画像データに対して複数の撮像画像データGD1、GD2が配置されても良い。図14は撮像画像データを配置する配置位置を複数備える装飾画像データFDのイメージ例を模式的に示す説明図である。図15は複数の撮像画像データGDに対するレイアウト制御情報LIを備える装飾画像ファイルFFのファイル構造を模式的に示す説明図である。
この場合には、各配置位置1、2に対してそれぞれ独立した画質調整情報GC1、GC2が規定される。したがって、装飾画像データFDの各配置位置の撮像画像データGD1、GD2に対して独立した画質調整処理を実行することができる。
上記各実施例における画像処理装置は、ディジタルスチルカメラであっても良い。この場合、撮像画像データと装飾画像データとが一体となった合成後の画像データを撮像画像データとして出力しても良い。例えば、キャラクターのワンポイント画像が付されたフレームを装飾画像データとして用いれば、合成後の画像としてキャラクターのワンポイント画像を伴った撮像画像を得ることができる。
・第3の実施例:
図16を参照して、第3の実施例に係るパーソナルコンピュータ20(CPU200)の機能的構成の概要について説明する。図16は第3の実施例に係るパーソナルコンピュータ20(CPU200)の機能ブロック図である。なお、第3の実施例以降の実施例において用いられるレイアウト制御情報LIには、装飾画像データFDに対する配置画像データGDの配置位置および配置寸法に加えて、各配置位置に配置される配置画像データGDに対する補正量、補正レベル、各配置位置の優先順位を規定する。
パーソナルコンピュータ20(CPU200)は、入力された複数の撮像画像データGDから装飾画像データに貼り付ける複数の撮像画像データGDを選択する撮像画像データ選択部、選択された撮像画像データを解析して画質の特性を示す画質特性パラメータを取得する撮像画像データ解析部を備えている。CPU200は、選択された装飾画像データFDからレイアウト制御情報LIを取得するレイアウト制御情報取得部、取得したレイアウト制御情報LIを用いて撮像画像データGDに対する画質調整レベルを設定する画質調整レベル設定部を備えている。
CPU200は、撮像画像データ選択部において選択された撮像画像データGDおよび撮像画像データ解析部における解析結果、並びにレイアウト制御情報LIおよび画質調整レベル設定部において設定された画質調整レベルを用いて、各撮像画像データGDに対して画質調整を実行する画質調整部を備えている。CPU200は、画質調整部において画質調整された各撮像画像データGDを、レイアウト制御情報LIにしたがって装飾画像データFDに貼り付け、出力用の画像データを生成する出力画像データ生成部を備えている。CPU200はまた、撮像画像データ解析部における解析結果、並びにレイアウト制御情報LIを用いて設定された画質調整レベルを用いて実行された画質調整処理に対して、入力部を介して入力された、ユーザの好みを反映させた更なる画質調整処理を実行するユーザ調整部を備えている。ユーザ調整部はまた、レイアウト制御情報LIにしたがって装飾画像データFDに貼り付けられた撮像画像データGDの貼り付け位置、貼り付け寸法を変更しても良い。
図17〜図21を参照して第3の実施例に係るパーソナルコンピュータ20において実行される画像処理について説明する。図17は第3の実施例に係るパーソナルコンピュータ20において実行される画像処理の処理ルーチンを示すフローチャートである。図18は装飾画像データにおける撮像画像データの配置位置および配置寸法を模式的に示す説明図である。図19は装飾画像データFDおよびレイアウト制御情報LIを備える装飾画像ファイルFFのファイル構造を模式的に示す説明図である。図20は第3の実施例におけるレイアウト制御情報LIによって規定される各配置位置に対する補正レベルの一実施例を示す説明図である。図21は撮像画像データGDおよび画像処理制御情報GIを備える撮像画像ファイルのファイル構造を模式的に示す説明図である。なお、装飾画像データFDに対する撮像画像データの配置位置は、イメージバッファ上に展開された際の状態を概念的に示すものであり、各ファイルのファイル構造もまたメモリ上に格納された際の状態を概念的に示すものである。
本実施例において実行される画像処理は、例えば、パーソナルコンピュータ20にメモリカードMCが装着されたとき、あるいは、通信ケーブルを介してディジタルスチルカメラ10がパーソナルコンピュータ20に接続されたときにに開始されてもよく、あるいは、キーボード等を介してユーザによって画像処理が指示された場合に実行されてもよい。
パーソナルコンピュータ20(CPU200)は、画像処理を開始すると、選択された装飾画像データFDおよび選択された複数の撮像画像データGDを取得してRAM201に一時的に格納する(ステップS200)。装飾画像データFDの選択は、例えば、ディジタルスチルカメラ10上において行われていても良く、あるいは、パーソナルコンピュータ20上においてキーボード等を介して予めHDD202に記憶されている装飾画像データの中から選択されても良く、あるいは、ネットワークを介して選択されても良い。撮像画像データGDの選択は、例えば、ディジタルスチルカメラ10上において行われていても良く、あるいは、パーソナルコンピュータ20上においてキーボード等を介して行われても良い。一般的には、用いるべき装飾画像データFDが選択(決定され)、続いて、装飾画像データGDの各配置位置に配置されるべき複数の撮像画像データが選択される。
装飾画像データFDは、例えば、写真フレームのイメージデータ、写真アルバム(アルバムページ)のイメージデータ、あるいは、撮像画像に対するイラストデータといった装飾用のデータである。装飾画像データFDは、画像出力時(イメージバッファ展開時)図18に示す形態を備えており、撮像画像データを貼り付けるための配置位置A〜Cを備えている。装飾画像データFDは、装飾画像データFDとレイアウト制御情報LIとを備える装飾画像ファイルFFの形態にてやりとりされる。装飾画像ファイルFFは、例えば、図19に示すファイル構造を備えており、レイアウト制御情報LIは、撮像画像データGDを配置すべき配置位置情報(例えば、座標情報)を規定すると共に、各配置位置A〜Cについて、配置寸法(リサイズ寸法)、配置される撮像画像データに対する補正レベルを規定する。補正レベルは、装飾画像データFD上の配置位置、配置位置面積の寸法に基づいて決定され、例えば、装飾画像データFDの中心に近い配置位置、配置位置面積の大きい配置位置に対して高い補正レベルが規定される。
レイアウト制御情報LIには更に、αチャネルデータが記述されている。αチャネルデータは、例えば、画像合成時に上側に位置する画像データ(例えば、装飾画像データFD)と下側に位置する画像データ(例えば、撮像画像データGD)の各階調値(R、G、Bデータ値)を相対的に調整することで、上側画像データに対する下側に位置する画像データの透過度を決定するためのデータである。例えば、上側画像データのR、G、Bデータに対して係数αの形で適用されれば、下側画像データのR、G、Bデータに対して係数(1−α)の形で適用され、その値が255の場合には下側画像データは合成画像に現れず(不透過)、0の場合には下側画像データは完全に合成画像に現れる(透過)。0〜255の範囲の任意の値を用いることで半透過の装飾効果を得ることができる。
CPU200は、取得した装飾画像ファイルFFからレイアウト制御情報LIを取得し(ステップS210)、選択された各撮像画像データGDを解析して解析補正量を決定する(ステップS220)。解析補正量、すなわち、自動画質調整量の決定手順について以下説明する。
CPU200は、撮像画像データGDを画素単位にて走査して、撮像画像データFDの特性を示す画像統計値(画質特性パラメータ値)を取得する。画質特性パラメータ値としては、例えば、コントラスト、シャープネス、明度といったパラメータについての値が求められる。パーソナルコンピュータ20は、各画質特性パラメータに対して、基準となる基準画質パラメータ値を予めHDD202に格納しており、CPU200は、解析により得られた各画質特性パラメータ値と基準画質パラメータ値との偏差を解消または低減するように各画質特性パラメータ値に対する補正量、すなわち解析補正量を決定する。
解析補正量を決定するにあたっては、撮像画像データFDが画像処理制御情報GIと関連付けられている場合には、画像処理制御情報GIを用いて実行されてもよい。画像処理制御情報GIは、例えば、図21に示すように、撮像画像データGDと共に1つの撮像画像ファイルGFを形成してもよく、撮像画像データGFがヘッダ部を有する場合にはヘッダ部に記述されていても良く、さらには、第3の関連付けデータによって撮像画像データGDと関連付けられていても良い。画像処理制御情報GIとして、各画質特性パラメータ値と基準画質パラメータ値との偏差の低減の度合い、自動画質調整量の適用レベルが記述されている場合には、解析補正量は、予め設定されている低減の度合いに代えて画像処理制御情報GIによって規定されている低減の度合いに従って決定される。一方、画像処理制御情報GIとして、各画質調整パラメータの具体的な値が記述されている場合には、記述されている値が解析補正量とされる。画像処理制御情報GIを用いる場合には、撮影者の意図を反映した解析補正量とすることができる。
CPU200は、取得したレイアウト制御情報LIに補正レベルが規定されているか否かを判定する(ステップS230)。具体的には、レイアウト制御情報LIを検索して補正レベル規定タグが存在するか否かを判定する。CPU200は、取得したレイアウト制御情報LIに補正レベルが規定されていると判定した場合には(ステップS230:Yes)、規定されている補正レベルに従って各撮像画像データに対する解析補正量を修正して修正補正量を決定する(ステップS240)。
第3の実施例では、例えば、図20に示すように各配置位置について補正レベルが規定されており、配置位置Aの撮像画像データに対する修正補正量は解析補正量の80%とされ、配置位置Bの撮像画像データに対する修正補正量は解析補正量の100%とされ、配置位置Cの撮像画像データに対する修正補正量は解析補正量の70%とされる。図18から理解されるように、第1の実施例においては、配置位置Bは装飾画像データLDの中央に位置すると共に配置位置面積も最も大きく、目に付きやすい配置位置である。そこで、レイアウト制御情報LIでは配置位置Bについての補正レベルを100%とし、配置位置Bに配置される撮像画像データに対する画質調整レベルを他の配置位置A、Cよりも高くした。この結果、配置位置Bに配置される撮像画像データは他の配置位置A、Cに配置される撮像画像データに対してより目立つ撮像画像データとされる。
CPU200は、決定した修正補正量を用いて各撮像画像データGDに対する画質調整処理を実行する(ステップS250)。画質調整は、例えば、シャドウ、ハイライト、明度、コントラスト、カラーバランス、記憶色補正の各画質パラメータについては、撮像画像データGDのRGB成分の入力レベルと出力レベルとを対応付けるトーンカーブ(Sカーブ)を用いて実行される。トーンカーブを用いて画質を調整する場合には、各画質パラメータに対する各修正補正量は、RGBの各成分についてそれぞれの1つのトーンカーブを変更するために用いられる。具体的には、トーンカーブには、実験的に、各画質パラメータについて、修正補正量を適用するポイントが定められており、修正補正量が適用されることによって、そのポイントにおけるトーンカーブの通過点が変更され、入力−出力特性が変更される。したがって、撮像画像データGDに対して、変更後のR、G、B各トーンカーブを適用すれば、撮像画像データGDのRGBの各成分について入力−出力変換が行われ、画質が調整された撮像画像データGDが得られる。
各画質パラメータに対する解析補正量の取得、修正補正量を用いた画質調整処理(自動画質調整処理)についてまとめれば、例えば、以下のように具体的に実行される。なお、基準値とは画質基準パラメータ値を意味する。
・コントラスト、シャドー、ハイライトについては、撮像画像データからシャドウポイントとハイライトポイントとを検出して基準値に基づく解析補正量を取得し、修正補正量を用いてヒストグラムの伸張を実行する。また、輝度標準偏差に基づいて解析補正量を求め、修正補正量を用いてトーンカーブを変更(補正)する。
・明るさについては、画像データを14分割した個々の領域から計算される輝度値に基づいて、画像が暗い(露出不足)か明るい(露出超過)であるかを判定し、基準値に基づいて解析補正量を取得し、修正補正量を用いてトーンカーブの補正を実行する。
・カラーバランスについては、画像データのR成分、G成分、B成分の各ヒストグラムからカラーバランスの偏りを分析し、R成分、G成分、B成分の各トーンカーブをRGB各成分に対する基準値に基づいてそれぞれの解析補正量を取得し、各修正補正量を用いて色かぶりを軽減する。なお、画像処理制御情報GIにおいて、意図的な色かぶりが指定されている場合には、カラーバランスの自動調整は実行されないことが好ましい。
・彩度については、画像データの彩度分布を分析し、基準値に基づいて解析補正量を決定し、さらに修正補正量を決定し、彩度の強調を実行する。したがって、低彩度の画像データほど彩度強調のレベルが大きくなる。
・シャープネスについては、画像データの周波数とエッジの強度分布を解析し、基準値に基づいてアンシャープマスクの適用量(解析補正量)を決定し、さらに修正補正量を決定し、決定された修正補正量(適用量)にてアンシャープマスクを実施することにより画質調整が実行される。基準値は、周波数分布に基づいて決定され、高周波画像データ(風景等)ほど基準値が小さくなり、低周波画像データ(人物等)ほど基準値が大きくなる。また、アンシャープマスクの適用量は、エッジ強度分布に依存しており、ぼけた特性を有する画像データほどその適用量が大きくなる。
CPU200は、取得したレイアウト制御情報LIに補正レベルが規定されていないと判定した場合には(ステップS230:No)、先に決定した解析補正量を用いて既述の画質調整処理を実行する(ステップS260)。
CPU200は、決定した修正補正量を用いた画質調整処理(ステップS250)または決定した解析補正量を用いた画質調整処理(ステップS260)を終えると、レイアウト制御情報LIに従って装飾画像データFDと撮像画像データGDとを合成して(重ね合わせて)出力画像データを生成する(ステップS270)。
装飾画像データFDに対する撮像画像データGDの合成は、例えば、次のように行われる。CPU200は、レイアウト制御情報LIに記述されている配置位置および配置寸法についてのスクリプトを解釈し、解釈結果に従って装飾画像データFDに対する撮像画像データの配置位置および配置寸法を決定し、また、αチャネルデータに基づいて装飾画像データFDの階調値を決定して両画像データを合成する(重ね合わせる)。CPU200は、スクリプトに記述されている各配置位置毎の配置寸法に従って、各撮像画像データのサイズをリサイズ(縮小または拡大)する。
CPU200による、両画像データの合成処理は、例えば、既述のαチャネルデータの値を適用して各撮像画像データのR、G、B値を加算することで出力画像データのR、G、B値を得ることによって実行される。すなわち、出力画像(合成後の画像)に撮像画像が現れるべき領域については装飾画像データFDによって撮像画像データGDの再現が妨げられないように、αチャネルデータは0とされ、出力画像に装飾画像が現れるべき領域(装飾領域、フレーム領域)についてはαチャネルデータを255とすることで、撮像画像の再現を許さない。
CPU200は、ユーザ変更要求がキーボード、マウス等の入力装置から入力されたか否かを判定し(ステップS280)、ユーザ変更要求が入力されていないと判定した場合には(ステップS280:No)、ステップS190に移行する。
CPU200は、ユーザ変更要求が入力されたと判定した場合には(ステップS280:Yes)、ユーザによって指定された撮像画像データの選択、ユーザによって指定された配置位置の変更を実行して、ステップS230〜ステップS270の処理を実行する。この結果、装飾画像データに配置される撮像画像データ、装飾画像データにおける撮像画像データの配置位置についてユーザ毎の好みを反映させることができる。
CPU200は、出力画像データをプリンタドライバ、表示ディスプレイドライバに出力して(ステップS290)、本処理ルーチンを終了する。プリンタドライバでは、ルックアップテーブル等を用いたRGB−CMYK色変換処理、ハーフトーン処理等が実行され、例えば、出力画像データを印刷制御コマンド付きのラスタデータとしてプリンタ30へと出力する。
以上説明したように、第3の実施例に係る画像処理装置としてのパーソナルコンピュータ20によれば、レイアウト制御情報LIに規定されている補正レベルに応じて、装飾画像データFD上の各配置位置に配置される撮像画像データGDに対する補正量を変更することができる。したがって、レイアウト制御情報LIを用いて、各配置位置に応じて撮像画像データGDに対する画質調整の程度を変更し、各配置位置に配置される撮像画像データGDの見栄えを種々変更することができる。各配置位置に応じた撮像画像データGDに対する画質調整の程度の変更の態様としては、例えば、注目撮像画像データに対する画質を最も高く(見栄え良く)する態様がある。
一般的に、注目撮像画像データは、装飾画像データGDの中心近傍に配置され、配置寸法も大きい。このような特性を有する注目撮像画像データは、他の撮像画像データよりも画質の優劣が目立ちやすく、かかる観点からも注目撮像画像データに対する画質調整の程度を高くする利点がある。
・第4の実施例:
図22および図23を参照して、第4の実施例に係るパーソナルコンピュータにおいて実行される画像処理について説明する。図22は第4の実施例係るパーソナルコンピュータにおいて実行される画像処理の処理ルーチンを示すフローチャートである。図23は第4の実施例におけるレイアウト制御情報LIによって規定される各配置位置に対する補正量の一実施例を示す説明図である。なお、第4の実施例に係るパーソナルコンピュータの構成については、第1の実施例に係るパーソナルコンピュータ20の構成と同様であるから、同一の符号を付すことでその説明は省略する。
第4の実施例に係るパーソナルコンピュータ20において実行される画像処理について以下説明する。
本実施例において実行される画像処理は、例えば、パーソナルコンピュータ20にメモリカードMCが装着されたとき、あるいは、通信ケーブルを介してディジタルスチルカメラ10がパーソナルコンピュータ20に接続されたときにに開始されてもよく、あるいは、キーボード等を介してユーザによって画像処理が指示された場合に実行されてもよい。
パーソナルコンピュータ20(CPU200)は、画像処理を開始すると、選択された装飾画像データFDおよび選択された複数の撮像画像データGDを取得してRAM201に一時的に格納する(ステップS300)。装飾画像データFDの選択は、例えば、ディジタルスチルカメラ10上において行われていても良く、あるいは、パーソナルコンピュータ20上においてキーボード等を介して予めHDD202に記憶されている装飾画像データの中から選択されても良く、あるいは、ネットワークを介して選択されても良い。撮像画像データGDの選択は、例えば、ディジタルスチルカメラ10上において行われていても良く、あるいは、パーソナルコンピュータ20上においてキーボード等を介して行われても良い。一般的には、用いるべき装飾画像データFDが選択(決定され)、続いて、装飾画像データGDの各配置位置に配置されるべき複数の撮像画像データが選択される。
装飾画像データFDの形態は既述の通りであり、第4の実施例における、レイアウト制御情報LIに規定される各配置位置A〜Cについての補正量は、例えば、図23に示すとおりである。補正量は、装飾画像データFD上の配置位置、配置位置面積の寸法に基づいて決定され、例えば、装飾画像データFDの中心に近い配置位置、配置位置面積の大きい配置位置に対して大きな補正量が規定される。レイアウト制御情報LIには、αチャネルデータが記述されていることは既述の通りである。
CPU200は、取得した装飾画像ファイルFFからレイアウト制御情報LIを取得し(ステップS310)、取得したレイアウト制御情報LIに補正量が規定されているか否かを判定する(ステップS320)。具体的には、レイアウト制御情報LIを検索して補正量規定タグが存在するか否かを判定する。CPU200は、取得したレイアウト制御情報LIに補正量が規定されていると判定した場合には(ステップS320:Yes)、規定されている補正量に従って各撮像画像データGDに対する画質調整処理を実行する。
第4の実施例では、例えば、図18に示す配置位置を備える装飾画像データFDに対して、図23に示すように各配置位置について各画質調整パラメータ毎に補正量が規定されている。なお、図23に示す例では、補正量は予め数値と対応付けられた理解しやすい感覚的な言葉にて規定されているが、数値で規定されても構わないことは言うまでもない。配置位置A7撮像画像データに対してはコントラスト、明度、彩度およびシャープネスについて標準の補正量が規定され、配置位置Bの撮像画像データに対してはコントラスト、彩度およびシャープネスについて強い補正量が、明度については標準の補正量が規定され、配置位置Cの撮像画像データに対してはコントラスト、彩度およびシャープネスについて標準の補正量が、明度については暗い補正量が規定されている。
図18から理解されるように、配置位置Bは装飾画像データLDの中央に位置すると共に配置位置面積も最も大きく、目に付きやすい配置位置である。そこで、レイアウト制御情報LIでは配置位置Bについての補正量を大きくし、他の配置位置A、Cについての補正量を小さくした。この結果、配置位置Bに配置される撮像画像データは他の配置位置A、Cに記置される撮像画像データに対して、コントラスト、彩度およびシャープネスの強い、より目立つ撮像画像データとされる。
規定されている補正量を用いた画質調整処理は、第3の実施例において説明済みの通り、基本的にトーンカーブを用いて実行される。
CPU200は、取得したレイアウト制御情報LIに補正レベルが規定されていないと判定した場合には(ステップS320:No)、撮像画像データに対して画質調整処理を実行しない。
CPU200は、規定されている補正量を用いた画質調整処理(ステップS330)を終えると、あるいは画質調整処理を実行しない場合にはそのままステップS320から移行し、レイアウト制御情報LIに従って装飾画像データFDと撮像画像データGDとを合成して(重ね合わせて)出力画像データを生成する(ステップS340)。
装飾画像データFDに対する撮像画像データGDの合成は、レイアウト制御情報LIに従って、第3の実施例において説明した手順にて実行される。CPU200は、ユーザ変更要求がキーボード、マウス等の入力装置から入力されたか否かを判定し(ステップS350)、ユーザ変更要求が入力されていないと判定した場合には(ステップS350:No)、ステップS360に移行する。
CPU200は、ユーザ変更要求が入力されたと判定した場合には(ステップS350:Yes)、ユーザによって指定された撮像画像データの選択、ユーザによって指定された配置位置の変更を実行して、ステップS320〜ステップS340の処理を実行する。この結果、装飾画像データに配置される撮像画像データ、装飾画像データにおける撮像画像データの配置位置についてユーザ毎の好みを反映させることができる。
CPU200は、出力画像データをプリンタ30(プリンタドライバ)、表示ディスプレイ25に出力して(ステップS360)、本処理ルーチンを終了する。
以上説明したように、第4の実施例に係る画像処理装置としてのパーソナルコンピュータ20によれば、レイアウト制御情報LIに規定されている補正量に従って、装飾画像データFD上の各配置位置に配置される撮像画像データGDに対する画質調整処理を実行することができる。したがって、レイアウト制御情報LIを用いて、各配置位置に応じて撮像画像データGDに対する画質調整の程度を変更し、各配置位置に配置される撮像画像データGDの見栄えを種々変更することができる。より具体的には、注目撮像画像データに対するコントラスト、明度、彩度およびシャープネスの少なくともいずれかの補正量を大きくすることで、注目撮像画像データの出力画像の見栄えを良くすることができる。
一般的に、注目撮像画像データは、装飾画像データGDの中心近傍に配置され、配置寸法も大きい。このような特性を有する注目撮像画像データは、他の撮像画像データよりも画質の優劣が目立ちやすく、かかる観点からも注目撮像画像データに対する補正量を大きくする利点がある。
・第5の実施例:
図24〜図26を参照して、第5の実施例に係るパーソナルコンピュータにおいて実行される画像処理について説明する。図24は第5の実施例係るパーソナルコンピュータにおいて実行される画像処理の処理ルーチンを示すフローチャートである。図25は第5の実施例において各配置位置に対する優先度を決定するための手順並びに決定結果を示す説明図である。図26は複数の装飾画像データFDが用いられる場合の一例を示す説明図である。なお、第5の実施例に係るパーソナルコンピュータの構成については、第1の実施例に係るパーソナルコンピュータ20の構成と同様であるから、同一の符号を付すことでその説明は省略する。
第5の実施例に係るパーソナルコンピュータ20において実行される画像処理について以下説明する。
本実施例において実行される画像処理は、例えば、パーソナルコンピュータ20にメモリカードMCが装着されたとき、あるいは、通信ケーブルを介してディジタルスチルカメラ10がパーソナルコンピュータ20に接続されたときにに開始されてもよく、あるいは、キーボード等を介してユーザによって画像処理が指示された場合に実行されてもよい。
パーソナルコンピュータ20(CPU200)は、画像処理を開始すると、選択された装飾画像データFDおよび選択された複数の撮像画像データGDを取得してRAM201に一時的に格納する(ステップS400)。装飾画像データFDの選択は、例えば、ディジタルスチルカメラ10上において行われていても良く、あるいは、パーソナルコンピュータ20上においてキーボード等を介して予めHDD202に記憶されている装飾画像データの中から選択されても良く、あるいは、ネットワークを介して選択されても良い。撮像画像データGDの選択は、例えば、ディジタルスチルカメラ10上において行われていても良く、あるいは、パーソナルコンピュータ20上においてキーボード等を介して行われても良い。一般的には、用いるべき装飾画像データFDが選択(決定され)、続いて、装飾画像データGDの各配置位置に配置されるべき複数の撮像画像データが選択される。
装飾画像データFDの形態は、既述の形態とは異なり、レイアウト制御情報LIには補正レベル、補正量は規定されず、配置位置、配置寸法、αチャネルデータが記述されている。
CPU200は、取得した装飾画像ファイルFFからレイアウト制御情報LIを取得し(ステップS410)、取得したレイアウト制御情報LIに記述されている配置位置、配置寸法を用いて各配置位置について優先順位を決定(取得)する(ステップS420)。具体的には、次の式(1)に示すように配置位置の重心と印刷ページ(あるいは装飾画像データ全体)の重心との絶対差分を取り、
配置位置=|配置位置の重心−印刷ページの重心| 式(1)
大きさとして、配置寸法(配置位置の面積)を用い、本実施例では、大きさを優先順位決定の主基準として用いる。例えば、図18に示す配置位置を備える装飾画像データFDに対しては、図25に示すように、最も大きな配置位置Bについての優先順位を1とし、次に大きな配置位置Aの優先順位を2とし、残る配置位置Cの優先順位を3とする。配置位置Cは、位置については配置位置Aと同じ端であるが、大きさが最も小さいので優先順位は3とされる。なお、優先順位は、配置寸法が大きくなるにつれて高く設定されてもよく、配置位置が装飾画像データの中心に近くなるにつれて高く設定されてもよい。配置寸法が大きい場合、配置位置が中心にある場合には、一般的に目立つ画像となり、見栄えのよい画質とすることにより、装飾画像と配置画像からなる合成画像全体の印象を良好なものとするからである。
CPU200は、取得した優先順位に基づいて図25に示すように各配置位置に対する補正レベルを図25に示すように決定し、決定した補正レベルに従って各撮像画像データGDに対する画質調整処理を実行する(ステップS430)。決定した補正レベルを用いた画質調整処理は、第3および第4の実施例において説明済みの通り、基本的にトーンカーブを用いて実行される。
CPU200は、決定された補正レベルを適用した画質調整処理(ステップS430)を終えると、レイアウト制御情報LIに従って装飾画像データFDと撮像画像データGDとを合成して(重ね合わせて)出力画像データを生成する(ステップS440)。
装飾画像データFDに対する撮像画像データGDの合成は、レイアウト制御情報LIに従って、第3の実施例において説明した手順にて実行される。CPU200は、ユーザ変更要求がキーボード、マウス等の入力装置から入力されたか否かを判定し(ステップS450)、ユーザ変更要求が入力されていないと判定した場合には(ステップS450:No)、ステップS460に移行する。
CPU200は、ユーザ変更要求が入力されたと判定した場合には(ステップS450:Yes)、ユーザによって指定された撮像画像データの選択、ユーザによって指定された配置位置の変更を実行して、ステップS420〜ステップS440の処理を実行する。この結果、装飾画像データに配置される撮像画像データ、装飾画像データにおける撮像画像データの配置位置についてユーザ毎の好みを反映させることができる。
CPU200は、出力画像データをプリンタ30(プリンタドライバ)、表示ディスプレイ25に出力して(ステップS460)、本処理ルーチンを終了する。
以上説明したように、第5の実施例に係る画像処理装置としてのパーソナルコンピュータ20によれば、レイアウト制御情報LIに規定されている配置位置および配置寸法に従って各配置位置の優先順位を決定し、優先順位に応じて各配置位置に配置される撮像画像データGDに対する補正レベルを決定し、画質調整処理を実行することができる。したがって、レイアウト制御情報LIを用いて、各配置位置に応じて撮像画像データGDに対する画質調整の程度を変更し、各配置位置に配置される撮像画像データGDの見栄えを種々変更することができる。より具体的には、最も大きな撮像画像データに対する補正レベルと他の撮像画像データに対する補正レベルよりも大きくすることで、最も大きな撮像画像データの出力画像の見栄えを良くすることができる。
また、本実施例の手法によれば、図26に示すように、複数の装飾画像データFD1、FD2に対して複数の撮像画像データGDを配置する場合にも、複数の装飾画像データFD1、FD2の各配置位置の優洗順位を決定することができる。また、装飾画像データFD1、FD2の各配置位置についての配置位置および配置寸法(大きさ)に基づいて装飾画像データFD1、FD2の各配置位置の優先順位を決定するので、装飾画像データFDが複数存在する場合にも各配置位置について相対的に補正レベルを決定することができる。
なお、レイアウト制御情報LIは、各装飾画像データFD1、FD2について予め優先順位を規定していても良い。かかる場合には、優先順位の決定処理をスキップして各配置位置についても補正レベルを決定することができる。また、装飾画像データFDが複数存在する場合には、配置位置および配置寸法を用いて上述の手順にて優先順位を決定するれば良い。
また、上述のように、図示しないキーボード、マウス等の入力装置を介して、ユーザによって各装飾画像データFDについての優先順位が決定されても良い。かかる場合には、ユーザの嗜好を反映した画像処理を実行することができる。
さらに、第5の実施例では、配置寸法を主基準として用いたが、配置位置を主基準として用いても良い。この場合には、例えば、装飾画像データFDの中心に近づくにつれて優先順位を高くすれば良い。
・第6の実施例:
上記第3〜第5の実施例では、レイアウト制御情報LIによって、装飾画像データFDの各配置位置についての補正レベル、補正量、優先順位が決定され、各撮像画像データGD間の関連性(影響)は考慮されていなかった。第6の実施例では、注目撮像画像データの解析結果を、他の撮像画像データGDに対する自動画質調整処理(撮像画像データGDを解析して補正量または補正レベルを決定する画質調整処理)に反映して、他の撮像画像データの画質調整処理と注目撮像画像データの画質調整処理とを関連づけても良い。
例えば、コントラスト強調を行う場合に、他の撮像画像データを解析することによって得られた輝度値(特徴量)に対して、注目撮像画像データを解析することによって得られた輝度値(特徴量)を所定の重み付けにて合成して、合成輝度値(特徴量)を得て、得られた合成輝度値を用いて他の撮像画像データに対するコントラスト調整を実行しても良い。
配置位置Bに配置される撮像画像データGDの輝度値を(YminB、YmaxB)とし、配置位置Aに配置される撮像画像データGDの輝度値を(YminA、YmaxA)として、1:1の重み付けにて合成すると、
YminA’=(YminB+YminA)/2
YmaxA’=(YmaxB+YmaxA)/2
となり、この合成輝度値YminA’およびYmaxA’を用いてコントラスト強調を行うと、配置位置Aの撮像画像データGDは、配置位置Bの撮像画像データGDの特徴の影響を受けて強調されるので、配置位置Bの撮像画像データGDに調和した撮像画像データとなる。
この他にも、図27に示すよう重み付け係数を用いて、任意の撮像画像データGDを関連づけても良い。図27は装飾画像データFD状の各配置位置に配置される撮像画像データGDについての重み付け係数の一例を示す説明図である。
配置位置Aに注目撮像画像データGDが配置される場合(配置位置Aが主配置位置の場合)には、配置位置B、Cに配置される撮像画像データGDの特徴量は、配置位置Aの撮像画像データGDの特徴量によって置き換えられる。すなわち、配置位置Aの撮像画像データGDの特徴量が配置位置B、Cに配置される撮像画像データGDの合成特徴量となる。
配置位置Bに注目撮像画像データGDが配置される場合(配置位置Bが主配置位置の場合)には、配置位置Aに配置される撮像画像データGDに対する合成特徴量は、解析によって得られた配置位置Aの撮像画像データGDの特徴量と配置位置Bの撮像画像データGDの特徴量とを1:1の割合にて合成した値となる。また、配置位置Cに配置される撮像画像データGDに対する合成特徴量は、配置位置Bの撮像画像データGDの特徴量となる。
配置位置Cに注目撮像画像データGDが配置される場合(配置位置Cが主配置位置の場合)には、配置位置Aに配置される撮像画像データGDに対する合成特徴量は、解析によって得られた配置位置Aの撮像画像データGDの特徴量と配置位置Bの撮像画像データGDの特徴量とを2:3の割合にて合成した値となる。また、配置位置Bに配置される撮像画像データGDに対する合成特徴量は、配置位置Cの撮像画像データGDの特徴量となる。
第6の実施例によれば、他の撮像画像データに対する画質調整処理を実行するにあたり、他の撮像画像データの解析結果(特徴量)に対して、所定の重み付けをした注目撮像画像データの解析結果(特徴量)を合成して得られた解析結果を用いるので、注目撮像画像データと他の撮像画像データの画質を調和させることができる。したがって、装飾画像データFDに配置される各撮像画像データを、相互に関連性のある画質を有する撮像画像データとすることができる。
・変形例:
上記第4および第5の実施例では、画像データの解析結果に基づいた画質調整処理を実行していないが、第3の実施例において説明したのと同様にして画像データの解析結果に基づいた画質調整処理を実行しても良い。
・その他の実施例:
上記実施例では、画像処理装置として、パーソナルコンピュータ20を用いて画像処理を実行しているが、このほかにも、例えば、画像処理機能を備えるスタンドアローン型のプリンタ、表示装置を画像処理装置として用いてもよく、この場合にはプリンタまたは表示装置において上記画像処理が実行される。また、画像処理装置等のハードウェア構成を伴うことなく、プリンタドライバ、ビデオドライバ、画像処理アプリケーション(プログラム)としても実現され得る。ここで、表示装置には、例えば、画像データに対する画質調整機能を有し、画質を調整した画像データGD基づいて出力画像を表示可能な、CRT、液晶ディスプレイ、プロジェクタ等が含まれる。
さらに、パーソナルコンピュータPCで実行される画像処理の全て、または、一部をディジタルスチルカメラ10において実行しても良い。この場合には、ディジタルスチルカメラ10のROM等に格納されている、レタッチアプリケーション、プリンタドライバといった画像データ処理アプリケーションに第1〜第6の実施例において説明した画像処理機能を持たせることによって実現される。ディジタルスチルカメラ10にて生成された印刷制御コマンドと印刷用画像データとを含む印刷用データは、ケーブルを介して、あるいは、メモリカードMCを介してプリンタ30に提供される。印刷用データを受けたプリンタ30は、印刷用画像データに従って、ドットパターンを印刷媒体上に形成して画像を出力する。なお、ディジタルスチルカメラ10は、出力画像データ(画像処理済み画像データ)をパーソナルコンピュータ20またはプリンタ30に提供しても良い。かかる場合には、パーソナルコンピュータ20またはプリンタ30において印刷用制御コマンドを含む印刷用画像データが生成される。
上記実施例では、画像処理が画像処理ソフトウェア、すなわちコンピュータプログラムの態様にて実行されているが、上記各処理(ステップ)を実行する論理回路を備えた画像処理ハードウェア回路を用いて実行されてもよい。かかる場合には、CPU200の負荷を軽減することができると共に、より高速な画像処理を実現することができる。画像処理ハードウェア回路は、例えば、ディジタルスチルカメラ10およびプリンタ30に対して実装回路として、パーソナルコンピュータ20に対してアドオンカードとして実装され得る。
以上、実施例に基づき本発明に係る画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムを説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。

Claims (28)

  1. 装飾画像データに配置される配置画像データに対する画像処理を実行する画像処理装置であって、
    前記配置画像データを取得する配置画像データ取得手段と、
    前記装飾画像データを取得する装飾画像データ取得手段と、
    前記配置画像データの配置位置および配置寸法と前記配置画像データに対する補正量の度合いを表す補正レベルを規定する画質調整情報とを規定する、前記装飾画像データに関連付けられたレイアウト制御情報を取得するレイアウト制御情報取得手段と、
    前記配置画像データの画質に関わる特性を示す特徴量を取得する特徴量取得手段と、
    前記特徴量と前記特徴量に対して設定されている基準値との偏差を解消または低減するように前記配置画像データに対する補正量を決定する補正量決定手段と、
    前記補正レベルによって前記決定された補正量を増減し、前記増減された補正量を用いて、前記配置画像データに対して画質調整処理を実行する画質調整手段と、
    前記レイアウト制御情報に基づいて、前記画質調整処理が実行された配置画像データと前記装飾画像データとを用いて出力画像データを生成する出力画像データ生成手段とを備える画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記画質調整情報は、前記配置画像データに対する補正情報を規定する画像処理装置。
  3. 請求項2に記載の画像処理装置において、
    前記補正情報は、前記配置画像データの画質に関わる画質調整パラメータの補正値である画像処理装置。
  4. 請求項2に記載の画像処理装置において、
    前記装飾画像データは所定のテーマに関する画像データであり、
    前記補正情報は、前記所定のテーマに適合した、前記配置画像データの画質に関わる画質調整パラメータの補正値である画像処理装置。
  5. 請求項に記載の画像処理装置において、
    前記装飾画像データは所定のテーマに関する画像データであり、
    前記補正量決定手段は、前記配置画像データの画質に関わる複数の画質調整パラメータについて前記補正量を決定し、
    前記補正レベルは、前記所定のテーマに適合した前記複数の画質調整パラメータについて規定されている画像処理装置。
  6. 請求項に記載の画像処理装置において、
    前記配置画像データには画像処理時における画像処理条件を指定する画像処理制御情報が関連付けられ、
    前記画質調整手段は、前記画質調整情報よりも前記画像処理制御情報を優先して、前記配置画像データに対して画質調整処理を実行する画像処理装置。
  7. 請求項に記載の画像処理装置において、
    前記配置画像データには画像処理時における画像処理条件を指定する画像処理制御情報が関連づけられ、
    前記画質調整手段は、前記画像処理制御情報よりも前記画質調整情報を優先して、前記配置画像データに対して画質調整処理を実行する画像処理装置。
  8. 請求項に記載の画像処理装置において、
    前記配置画像データには画像処理時における画像処理条件を指定する画像処理制御情報が関連づけられ、
    前記画質調整手段は、前記画像処理制御情報と前記画質調整情報との双方を用いて、前記配置画像データに対して画質調整処理を実行する画像処理装置。
  9. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記装飾画像データは、前記配置画像データを配置する複数の配置位置を有し、
    前記配置画像データ取得手段は、複数の前記配置画像データを取得し、
    前記レイアウト制御情報は、前記複数の前記配置画像データの配置位置および配置寸法と前記複数の前記配置画像データに対する画質調整情報とを規定し、
    前記画質調整手段は、前記複数の前記配置画像データに対する画質調整情報を用いて、前記装飾画像データの前記複数の配置位置に配置される前記複数の前記配置画像データに対して画質調整処理を実行し、
    前記出力画像データ生成手段は、前記レイアウト制御情報に基づいて、前記画質調整処理が実行された各配置画像データと前記装飾画像データとを用いて出力画像データを生成する画像処理装置。
  10. 請求項1または9に記載の画像処理装置において、
    前記画質調整情報を用いて実行された前記配置画像データに対する画質調整処理結果を変更することに用いる変更手段を備える画像処理装置。
  11. 装飾画像データに対して配置される配置画像データに対する画像処理方法であって、
    前記配置画像データを取得し、
    前記装飾画像データを取得し、
    前記配置画像データの配置位置および配置寸法と前記配置画像データに対する補正量の度合いを表す補正レベルを規定する画質調整情報とを規定する、前記取得された装飾画像データに関連付けられたレイアウト制御情報を取得し、
    前記配置画像データの画質に関わる特性を示す特徴量を取得し、
    前記特徴量と前記特徴量に対して設定されている基準値との偏差を解消または低減するように前記配置画像データに対する補正量を決定し、
    前記補正レベルによって前記決定された補正量を増減し、前記増減された補正量を用いて、前記配置画像データに対して画質調整処理を実行し、
    前記レイアウト制御情報に基づいて、前記画質調整処理が実行された配置画像データと前記装飾画像データとを用いて出力画像データを生成する画像処理方法。
  12. 装飾画像データに対して配置される配置画像データに対する画像処理を実行する画像処理装置であって、
    前記装飾画像データは、前記配置画像データを配置する複数の配置位置を有し、
    前記装飾画像データの前記複数の配置位置について配置すべき複数の前記配置画像データを選択させる配置画像データ選択手段と、
    前記複数の前記配置画像データの配置位置および配置寸法を規定し、各配置位置に配置される配置画像データに対する補正量を前記配置位置および前記配置寸法の少なくともいずれかに基づいて規定する、前記装飾画像データに関連付けられたレイアウト制御情報を取得するレイアウト制御情報取得手段と、
    前記選択された前記複数の前記配置画像データの画質に関わる特性を示す画質特性パラメータの値を取得する配置画像データ解析手段と、
    前記補正量に応じて前記画質特性パラメータに対して予め設定されている基準画質パラメータの値と前記取得された画質特性パラメータの値との偏差を解消または低減することによって前記選択された前記複数の前記配置画像データに対して画質調整処理を実行する画質調整手段と、
    前記レイアウト制御情報に基づいて、前記画質調整処理が実行された各配置画像データと前記装飾画像データとを用いて出力画像データを生成する出力画像データ生成手段とを備える画像処理装置。
  13. 請求項12に記載の画像処理装置において、
    前記補正量は、前記装飾画像データの中央に配置される配置画像データに対する補正量が、前記装飾画像データの他の位置に配置される配置画像データに対する補正量よりも大きくなるよう規定されており、
    前記画質調整手段は、前記補正量が大きくなるにつれて前記偏差の低減の度合いを大きくする画質調整処理を実行する画像処理装置。
  14. 請求項12に記載の画像処理装置において、
    前記補正量は、最も大きな配置寸法に対応する前記配置画像データに対する補正量が、他の配置画像データに対する補正量よりも大きくなるよう規定されており、
    前記画質調整手段は、前記補正量が大きくなるにつれて前記偏差の低減の度合いを大きくする画質調整処理を実行する画像処理装置。
  15. 装飾画像データに対して配置される配置画像データに対する画像処理を実行する画像処理装置であって、
    前記装飾画像データは、前記配置画像データを配置する複数の配置位置を有し、
    前記装飾画像データの前記各配置位置について配置すべき複数の前記配置画像データを選択させる配置画像データ選択手段と、
    前記選択された前記複数の前記配置画像データの画質に関わる特性を示す画質特性パラメータの値を取得する配置画像データ解析手段と、
    前記複数の前記配置画像データの配置位置および配置寸法と各配置位置に配置される配置画像データに対する補正の度合いとを規定する、前記装飾画像データに関連付けられたレイアウト制御情報を取得するレイアウト制御情報取得手段と、
    前記画質特性パラメータに対して予め設定されている基準画質パラメータの値と前記取得された画質特性パラメータの値との偏差を、前記規定されている補正の度合いに基づいて解消または低減することにより前記配置画像データに対して画質調整処理を実行する画質調整手段と、
    前記レイアウト制御情報に基づいて、前記画質調整処理が実行された各配置画像データと前記装飾画像データとを用いて出力画像データを生成する出力画像データ生成手段とを備える画像処理装置。
  16. 装飾画像データに対して配置される配置画像データに対する画像処理を実行する画像処理装置であって、
    前記装飾画像データは、前記配置画像データを配置する複数の配置位置を有し、
    前記装飾画像データの前記各配置位置に配置すべき複数の前記配置画像データを選択させる配置画像データ選択手段と、
    前記複数の前記配置画像データの配置位置および配置寸法と各配置位置の優先順位とを規定する、前記装飾画像データに関連付けられたレイアウト制御情報を取得するレイアウト制御情報取得手段と、
    前記規定されている優先順位に基づいて前記選択された各配置画像データに対する画質調整レベルを設定する画質調整レベル設定手段と、
    前記設定された画質調整レベルに応じて前記選択された各配置画像データに対して画質調整処理を実行する画質調整手段と、
    前記レイアウト制御情報に基づいて、前記画質調整処理が実行された各配置画像データと前記装飾画像データとを用いて出力画像データを生成する出力画像データ生成手段とを備える画像処理装置。
  17. 請求項16に記載の画像処理装置において、
    前記画質調整レベル設定手段は、前記優先順位の最も高い配置位置に配置される配置画像データに対する補正の度合いを、他の配置位置に配置される配置画像データに対する補正の度合いよりも大きくする画像処理装置。
  18. 請求項16に記載の画像処理装置において、
    前記画質調整レベル設定手段は、前記優先順位の最も高い配置位置に配置される配置画像データに対する補正の度合いと、他の配置位置に配置される配置画像データに対する補正の度合いとを同等にする画像処理装置。
  19. 請求項16に記載の画像処理装置において、
    前記選択された前記複数の前記配置画像データの画質に関わる特性を示す画質特性パラメータの値を取得する配置画像データ解析手段を備え、
    前記画質調整手段は、前記画質特性パラメータに対して予め設定されている基準画質パラメータの値と、前記取得された画質特性パラメータの値との偏差を解消または低減する画質調整処理を実行し、
    前記画質調整レベル設定手段は、前記優先順位の最も高い配置位置に配置される配置画像データに対する前記偏差の低減の度合いを、他の配置位置に配置される撮像画像の配置画像データに対する前記偏差の低減の度合いよりも大きくする画像処理装置。
  20. 請求項16ないし請求項19のいずれかに記載の画像処理装置において、 前記優先順位は、前記配置寸法が大きくなるにつれて高くなる画像処理装置。
  21. 請求項16ないし請求項19のいずれかに記載の画像処理装置において、 前記優先順位は、前記配置位置が前記装飾画像データの中心に近くなるにつれて高くなる画像処理装置。
  22. 装飾画像データに対して配置される複数の配置画像データの配置位置および配置寸法を規定するレイアウト制御情報を用いて、前記配置画像データに対する画像処理を実行する画像処理装置であって、
    前記装飾画像データの前記各配置位置に配置すべき前記配置画像データを選択させる配置画像データ選択手段と、
    前記各配置位置に対して優先順位を付与する優先順位付与手段と、
    前記付与された優先順位に基づいて前記選択された各配置画像データに対して画質調整処理を実行する画質調整手段と、
    前記レイアウト制御情報に基づいて、前記画質調整処理が実行された各配置画像データと前記装飾画像データとを用いて出力画像データを生成する出力画像データ生成手段とを備える画像処理装置。
  23. 請求項22に記載の画像処理装置において
    前記優先順位付与手段は、前記配置位置および配置寸法に基づいて優先順位を付与する画像処理装置。
  24. 請求項22に記載の画像処理装置おいて、
    前記優先順位を入力する優先順位入力手段を備え、
    前記優先順位付与手段は、前記入力された優先順位にしたがって優先順位を付与する画像処理装置。
  25. 装飾画像データに対して配置される配置画像データに対する画像処理方法であって、
    前記装飾画像データは、前記配置画像データを配置する複数の配置位置を有し、
    前記装飾画像データの前記複数の配置位置について配置すべき複数の前記配置画像データを選択させ、
    前記複数の前記配置画像データの配置位置および配置寸法を規定し、各配置位置に配置される配置画像データに対する補正量を前記配置位置および前記配置寸法の少なくともいずれかに基づいて規定する、前記装飾画像データに関連付けられたレイアウト制御情報を取得し、
    前記選択された前記複数の前記配置画像データの画質に関わる特性を示す画質特性パラメータの値を取得し、
    前記補正量に応じて前記画質特性パラメータに対して予め設定されている基準画質パラメータの値と前記取得された画質特性パラメータの値との偏差を解消または低減することによって前記選択された前記複数の前記配置画像データに対して画質調整処理を実行し、
    前記レイアウト制御情報に基づいて、前記画質調整処理が実行された各配置画像データと前記装飾画像データとを用いて出力画像データを生成する画像処理方法。
  26. 装飾画像データに対して配置される配置画像データに対する画像処理方法であって、
    前記装飾画像データは、前記配置画像データを配置する複数の配置位置を有し、
    前記装飾画像データの前記各配置位置について配置すべき複数の前記配置画像データを選択させ、
    前記選択された前記複数の前記配置画像データの画質に関わる特性を示す画質特性パラメータの値を取得し、
    前記複数の前記配置画像データの配置位置および配置寸法と各配置位置に配置される配置画像データに対する補正の度合いとを規定する、前記装飾画像データに関連付けられたレイアウト制御情報を取得し、
    前記画質特性パラメータに対して予め設定されている基準画質パラメータの値と、前記取得された画質特性パラメータの値との偏差を、前記規定されている補正の度合いに基づいて解消または低減することにより前記配置画像データに対して画質調整処理を実行し、
    前記レイアウト制御情報に基づいて、前記画質調整処理が実行された各配置画像データと前記装飾画像データとを用いて出力画像データを生成する画像処理方法。
  27. 装飾画像データに対して配置される配置画像データに対する画像処理方法であって、
    前記装飾画像データは、前記配置画像データを配置する複数の配置位置を有し、
    前記装飾画像データの前記各配置位置に配置すべき複数の前記配置画像データを選択させ、
    前記複数の配置画像データの配置位置および配置寸法と各配置位置の優先順位とを規定する、前記装飾画像データに関連付けられたレイアウト制御情報を取得し、
    前記規定されている優先順位に基づいて前記選択した各配置画像データに対する画質調整レベルを設定し、
    前記設定された画質調整レベルに応じて前記選択された各配置画像データに対して画質調整処理を実行し、
    前記レイアウト制御情報に基づいて、前記画質調整処理が実行された各配置画像データと前記装飾画像データとを用いて出力画像データを生成する画像処理方法。
  28. 装飾画像データに対して配置される複数の配置画像データの配置位置および配置寸法を規定するレイアウト制御情報を用いて、前記配置画像データに対する画像処理を実行する画像処理方法であって、
    前記装飾画像データの前記各配置位置に配置すべき前記配置画像データを選択させ、
    前記各配置位置に対して優先順位を付与し、
    前記付与された優先順位に基づいて前記選択された各配置画像データに対して画質調整処理を実行し、
    前記レイアウト制御情報に基づいて、前記画質調整処理が実行された各配置画像データと前記装飾画像データとを用いて出力画像データを生成する画像処理方法。
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