JP4792966B2 - 印刷システム、印刷プログラム、印刷方法、サーバ装置、サーバ装置用プログラム、クライアント装置、プリンタ、プリンタ用プログラム、およびクライアント装置用プログラム - Google Patents

印刷システム、印刷プログラム、印刷方法、サーバ装置、サーバ装置用プログラム、クライアント装置、プリンタ、プリンタ用プログラム、およびクライアント装置用プログラム Download PDF

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Description

本発明は、インクジェットプリンタ、レーザプリンタなどの印刷機能を有するクライアント装置と、このクライアント装置とネットワークなどを介して情報通信可能に接続されたサーバ装置とからなるシステムに係り、特に、クライアント装置へのサービスに対する課金処理に関する印刷システム、印刷プログラム、印刷方法サーバ装置、サーバ装置用プログラム、クライアント装置、プリンタ、プリンタ用プログラム、およびクライアント装置用プログラムに関するものである。
インクジェット方式を採用したプリンタ(以下、「インクジェットプリンタ」と称す)は、一般に安価でかつ高品質のカラー印刷物が容易に得られることから、パーソナルコンピュータやデジタルカメラなどの普及に伴い、オフィスのみならず一般ユーザにも広く普及してきている。
このようなインクジェットプリンタは、一般に、インクカートリッジと印字ヘッドが一体的に備えられたキャリッジなどと称される移動体が印刷媒体(用紙)上をその紙送り方向の左右に往復しながらその印字ヘッドのノズルから液体インクの粒子をドット状に吐出(噴射)することで、印刷用紙上に所定の文字や画像を描画して所望の印刷物を作成するようになっている。そして、このキャリッジに黒色(ブラック)を含めた4色(イエロー、マゼンタ、シアン)のインクカートリッジと各色ごとの印字ヘッドを備えることで、モノクロ印刷のみならず、各色を組み合わせたフルカラー印刷も容易に行えるようになっている(さらに、これら各色に、ライトシアンやライトマゼンタなどを加えた6色や7色、あるいは8色のものも実用化されている)。
ところで、このようなインクジェットプリンタに不可欠な印字ヘッドは、直径が10〜70μm程度の微細なノズルを数十μm程度の間隔を隔てて直列、または印刷方向に多段に配設してなるものであるため、製造誤差などによって一部のノズルのインクの吐出量が規定値よりも大きく増減したり、また、同じノズルであってもインクの残量や粘度などによってインクの吐出量が変化してしまい、この結果、所定サイズのドットが形成されなくなって、いわゆる「濃度ムラ現象」という一種の印刷不良が発生してしまうことがある。
そのため、このような「濃度ムラ現象」を回避あるいは防止するために、印字ヘッドやインクの製造技術の向上や設計改良などといった、いわゆるハード的な部分での研究開発が鋭意進められているが、製造コストや印刷品質、技術面などから100%「濃度ムラが現象」が発生しない印字ヘッドやインクを提供するのは困難となっている。
そこで、現状では前記のようなハード的な部分での改良に加え、以下に示すような印刷制御といった、いわゆるソフト的な手法を用いてこのような「濃度ムラ現象」を低減するような技術が提案されている。
例えば、以下に示す特許文献1などでは、濃度ムラ補正手段によって記録ヘッドの濃度ムラを所定の階調特性に対して補正すると共に、記録ヘッドの画像記録素子の所定単位ごとの階調特性を階調補正手段によって補正することで記録ヘッド内のバラツキを吸収して濃度ムラを補正するようにしている。
特開平3−162977号公報
しかしながら、前記特許文献1などのような方法では、記録ヘッドの画像記録素子ごとの補正データ(濃度ムラテーブル)を個々のプリンタで保持するようになっているため、個々のプリンタの状況、すなわち、経時劣化などによる特性変化に応じた最適な補正データが使えないといった問題点がある。
また、補正データを個々のプリンタで保持するには、それを保持しておくための多くのメモリ容量(記憶装置)が必要になり、また、径時劣化に最適な補正データを選択するためには多くの情報処理量(CPUパワー)が必要になるといった不都合がある。
そのため、このような印刷用の補正データを一箇所で管理し、必要に応じて各プリンタに適した補正データを提供するといったサービスシステムを検討する必要があるが、このようなサービスシステムをビジネスとして成立させるためには、そのサービスに対する対価の算出や通知などといった課金処理に関するシステムも同時に開発しなければならない。
そこで、本発明はこのような課題を有効に解決するために案出されたものであり、その主な目的は、クライアント装置に対する補正データ提供サービスに対する課金処理をスムーズに行うことができる新規な印刷システム、印刷プログラム、印刷方法サーバ装置、サーバ装置用プログラム、クライアント装置、プリンタ、プリンタ用プログラム、およびクライアント装置用プログラムに関するものである。
また、本発明の他の目的は、個々のプリンタの特性に応じた最適な補正データを迅速に提供することができる新規な印刷システム、印刷プログラム、印刷方法サーバ装置、サーバ装置用プログラム、クライアント装置、プリンタ、プリンタ用プログラム、およびクライアント装置用プログラムに関するものである。
〔形態1〕前記課題を解決するために形態1の印刷システムは、
印刷データを扱うクライアント装置と、当該クライアント装置と情報通信可能に接続されたサーバ装置とを有する印刷システムであって、前記クライアント装置は、前記印刷データの補正に用いる補正データを前記サーバ装置に対して要求する補正データ要求送信部と、当該補正データ要求送信部からの要求に応じて前記サーバ装置から送信された所定の補正データを受信する補正データ受信部と、当該補正データ受信部で受信した補正データに対する課金情報を受信する課金情報受信部と、当該課金情報受信部で受信した課金情報に基づいて所定の処理を実行する課金処理部と、を有し、
前記サーバ装置は、前記クライアント装置から発信された補正データ要求を受信する補正データ要求受信部と、当該補正データ要求受信部で受信した補正データ要求に対応する所定の補正データを補正データ保存部から取得する補正データ取得部と、当該補正データ取得部で取得した補正データを前記クライアント装置に送信する補正データ送信部と、当該補正データ送信部で送信した補正データ送信処理に対応する課金額を算出する課金額算出部と、当該課金額算出部で算出した課金額を前記クライアント装置に通知する課金額通知部と、を有することを特徴とするものである。
これによって、個々のクライアント装置は、最適な補正データをタイムリーにサーバ装置から取得することができると共に、その補正データを提供するサーバ装置は、その提供に要するコストなどを算出してクライアント装置側にその補正データの提供サービスに対する課金額を通知することができる。
この結果、サーバ装置からクライアント装置に対する補正データ提供サービスに関する課金処理をスムーズに行うことができ、補正データ提供サービスをビジネスとして成立させることができる。
ここで、「印刷データを扱うクライアント装置」とは、具体的には以下に示すように「(インクジェット方式の)プリンタ(印刷装置)」を想定しているものであるが、このように印刷実行機能を備えたものに限らず、印刷用のデジタルデータを扱うことができるパソコン(PC)などの情報処理装置やパソコンのOS上などで稼働するプリンタドライバ(ソフトウェア)なども含む概念である(以下の「印刷システム」に関する形態、「印刷プログラム」に関する形態、「印刷方法」に関する形態、「印刷システム用プログラム」に関する形態、および「サーバ装置」に関する形態、「サーバ装置用プログラム」に関する形態、「プリンタ」に関する形態、ならびに「前記プログラムを記録した記録媒体」に関する形態、発明を実施するための最良の形態の欄などの記載において同じである)。
また、「サーバ装置」とは、有線または無線のネットワークなどを介して前記クライアント装置と双方向に情報通信可能なものであれば、特に限定されるものでなく、パソコン(PC)やワークステーションなどの情報処理装置などを含む概念である(以下の「印刷システム」に関する形態、「印刷プログラム」に関する形態、「印刷方法」に関する形態、「印刷システム用プログラム」に関する形態、「サーバ装置」に関する形態、「サーバ装置用プログラム」に関する形態、「プリンタ」に関する形態、ならびに「前記プログラムを記録した記録媒体」に関する形態、発明を実施するための最良の形態の欄などの記載において同じである)。
〔形態2〕形態2の印刷システムは、
形態1に記載の印刷システムにおいて、前記サーバ装置は、さらに、前記補正データ取得部で取得した補正データを修正してから前記補正データ送信部に送る補正データ修正部と、当該補正データ修正部で修正した前記補正データの補正精度を計算する補正データ精度計算部と、を有し、前記課金額算出部は、当該補正データ精度計算部の計算結果に基づいて課金額を算出するようになっていることを特徴とするものである。
すなわち、サーバ装置は、さらに前記補正データ取得部で取得した補正データをそのままクライアント装置に提供することが適当でない場合は、その補正データの内容を補正データ修正部によって適宜修正することになるが、このように補正データを修正するに際しては、ある程度のコストを要し、また、そのコストは修正割合(修正量)に比例して増加することが一般的である。
従って、本形態では、このように補正データを修正した場合は、その修正割合も考慮してその補正データの課金額を算出するようにしたものであり、これによって、的確な課金額を算出してクライアント装置に通知することができる。
なお、「補正精度を計算する」とは、「補正データ修正部で修正したデータの正確さ」を意味するものとする。
〔形態3〕形態3の印刷システムは、
形態1または2に記載の印刷システムにおいて、前記サーバ装置は、さらに、前記クライアント装置からの前記補正データの要求送信または受信情報に基づいてサービスポイントを算出するサービスポイント算出部を有し、前記サーバ装置の課金額算出部は、前記補正データ精度計算部の計算結果と共に前記サービスポイント算出部で算出されたサービスポイントに基づいて前記課金額を算出するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、例えば、補正データを頻繁に利用するクライアント装置に対しては、そのサービスポイントに応じて課金額の一部を割り引くような付加サービスを的確に実施することができる。
なお、「サービスポイント」とは、「サービスを行うための割引値または割引率」を意味する。
〔形態4〕形態4の印刷システムは、
形態1〜3のいずれか1に記載の印刷システムにおいて、前記クライアント装置は、さらに、印刷に供する印刷データを取得する印刷データ取得部と、前記印刷データ取得部で取得した印刷データを前記補正データ受信部で受信した補正データに基づいて補正する印刷データ補正部と、当該印刷データ補正部で補正された印刷データに基づいて印刷を実行する印刷実行部と、当該印刷実行部で用いる消耗品を前記サーバ装置に発注する消耗品発注部と、を有すると共に、
前記サーバ装置は、さらに、前記消耗品発注部からの発注を受ける消耗品受注部と、当該消耗品受注部の受注情報に基づいて所定の消耗品を前記クライアント装置に納品する消耗品納品部と、を有し、
前記課金算出部は、前記クライアント装置へ所定の消耗品の納品に対応する納品額を算出して前記クライアント装置に通知するようになっていることを特徴とする。
これによって、クライアント装置は、サーバ装置から受信した補正データに基づいて印刷データを補正すると共に印刷を実行することができると共に、その印刷に際して必要となる印刷用紙やインク、トナーなどの消耗品を発注することができる。
また、クライアント装置としてのプリンタから印字ヘッドと印刷実行部とを分離すれば、その機能はパソコンなどの汎用の情報処理装置(画像処理装置)のみで実現することも可能となる。その際、これら機能は、PCパソコン(PC)などの汎用のコンピュータシステムを用いてソフトウェアによって前記各手段を実現することができる。なお、印字ヘッド、印刷手段、切り出し切り出し部分などは、印刷装置側に配置すれば良い。
一方、サーバ装置は、クライアント装置からの発注を受けて所定の消耗品を迅速に納品できると共に、その納品に際して必要となる納品額を算出し、その納品額も併せてクライアント装置に通知することができる。
この結果、補正データに対する課金処理のみならず、消耗品の納品処理およびその納品額の算出、通知処理も併せて実施することができる。
〔形態5〕形態5の印刷システムは、
形態4に記載の印刷システムにおいて、前記サーバ装置は、さらに、前記クライアント装置からの前記補正データの要求送信または受信情報に基づいてサービスポイントを算出するサービスポイント算出部を有し、前記サーバ装置の課金額算出部は、さらに前記サービスポイント算出部で算出されたサービスポイントに基づいて前記納品額を算出するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、前記補正データを頻繁に利用するクライアント装置などに対して、そのサービスポイントに応じて消耗品の納品額の一部を割り引くなどの付加サービスを的確に実施することができる。
〔形態6〕形態6の印刷プログラムは、
印刷データを扱うクライアント装置と、当該クライアント装置と情報通信可能に接続されたサーバ装置とを有する印刷システムで用いる印刷プログラムであって、
前記クライアント装置のコンピュータを、前記印刷データの補正に用いる補正データを前記サーバ装置に対して要求する補正データ要求送信部と、当該補正データ要求送信部からの要求に応じて前記サーバ装置から送信された所定の補正データを受信する補正データ受信部と、当該補正データ受信部で受信した補正データに対する課金情報を受信する課金情報受信部と、当該課金情報受信部で受信した課金情報に基づいて所定の処理を実行する課金処理部と、して機能させると共に、
前記サーバ装置のコンピュータを、前記クライアント装置から発信された補正データ要求を受信する補正データ要求受信部と、当該補正データ要求受信部で受信した補正データ要求に対応する所定の補正データを補正データ保存部から取得する補正データ取得部と、当該補正データ取得部で取得した補正データを前記クライアント装置に送信する補正データ送信部と、当該補正データ送信部で送信した補正データ送信処理に対応する課金額を算出する課金額算出部と、当該課金額算出部で算出した課金額を前記クライアント装置に通知する課金額通知部と、して機能させることを特徴とするものである。
これによって、前記形態1と同様に、個々のクライアント装置は、最適な補正データをタイムリーにサーバ装置から取得することができると共に、その補正データを提供するサーバ装置は、その提供に要するコストなどを算出してクライアント装置側にその補正データの提供サービスに対する課金額を通知することができる。
この結果、サーバ装置からクライアント装置に対する補正データ提供サービスに関する課金処理をスムーズに行うことができ、補正データ提供サービスをビジネスとして成立させることができる。
また、前記サーバ装置としてパソコンなどの汎用のコンピュータシステムを用いてソフトウェアによって前記サーバ装置の各手段を実現することが可能となる。また、前記クライアント装置として現在市場に出回っているインクジェットプリンタなどのプリンタを用いる場合、それらのプリンタの殆どは中央処理装置(CPU)や記憶装置(RAM、ROM)、入出力装置などからなるコンピュータシステムを備えていることから、同じくそれらのコンピュータシステムを用いてソフトウェアによって前記クライアント装置の各手段を実現することが可能となる。
この結果、専用のハードウェアを作成して前記サーバ装置およびクライアント装置の各部を実現
する場合に比べて経済的かつ容易に実現することができると共に、プログラムの一部を書き換えることによって機能改変や改良などによるバージョンアップも容易に行うことができる。
〔形態7〕形態7の印刷プログラムは、
形態6に記載の印刷プログラムにおいて、前記サーバ装置のコンピュータを、さらに、前記補正データ取得部で取得した補正データを修正してから前記補正データ送信部に送る補正データ修正部と、当該補正データ修正部で修正した前記補正データの補正精度を計算する補正データ精度計算部と、して機能させると共に、前記課金額算出部は、当該補正データ精度計算部の計算結果に基づいて課金額を算出するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、前記形態2と同様に、補正データの修正割合に応じた的確な課金額を算出してクライアント装置に通知することができる。
また、形態6と同様に、汎用のコンピュータシステムや既存のプリンタに標準的に備わっているコンピュータシステムを利用してソフトウェアによってこれらの機能を発揮することができるため、専用のハードウェアを作成して前記各部を実現する場合に比べて経済的かつ容易に実現することができると共に、プログラムの一部を書き換えることによって機能改変や改良などによるバージョンアップも容易に行うことができる。
〔形態8〕形態8の印刷プログラムは、
形態7に記載の印刷プログラムにおいて、前記サーバ装置のコンピュータを、さらに、前記クライアント装置からの前記補正データの要求送信または受信情報に基づいてサービスポイントを算出するサービスポイント算出部として機能させると共に、前記サーバ装置の課金額算出部は、前記補正データ精度計算部の計算結果と共に前記サービスポイント算出部で算出されたサービスポイントに基づいて前記課金額を算出するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態3と同様に、補正データを頻繁に利用するクライアント装置に対しては、そのサービスポイントに応じて課金額の一部を割り引くような付加サービスを的確に実施することができる。
また、形態6と同様に、汎用のコンピュータシステムや既存のプリンタに標準的に備わっているコンピュータシステムを利用してソフトウェアによってこれらの機能を発揮することができるため、専用のハードウェアを作成して前記各部を実現する場合に比べて経済的かつ容易に実現することができると共に、プログラムの一部を書き換えることによって機能改変や改良などによるバージョンアップも容易に行うことができる。
〔形態9〕形態9の印刷プログラムは、
形態8に記載の印刷プログラムにおいて、前記クライアント装置のコンピュータを、さらに、印刷に供する印刷データを取得する印刷データ取得部と、前記印刷データ取得部で取得した印刷データを前記補正データ受信部で受信した補正データに基づいて補正する印刷データ補正部と、当該印刷データ補正部で補正された印刷データに基づいて印刷を実行する印刷実行部と、当該印刷実行部で用いる消耗品を前記サーバ装置に発注する消耗品発注部と、して機能させると共に、
前記サーバ装置のコンピュータを、さらに、前記消耗品発注部からの発注を受ける消耗品受注部と、当該消耗品受注部の受注情報に基づいて所定の消耗品を前記クライアント装置に納品する消耗品納品部と、して機能させ、
前記課金算出部は、前記クライアント装置へ所定の消耗品の納品に対応する納品額を算出して前記クライアント装置に通知するようになっていることを特徴とする。
これによって、形態4と同様に、補正データに対する課金処理のみならず、消耗品の納品処理およびその納品額の算出、通知処理も併せて実施することができる。
また、形態6と同様に、汎用のコンピュータシステムや既存のプリンタに標準的に備わっているコンピュータシステムを利用してソフトウェアによってこれらの機能を発揮することができるため、専用のハードウェアを作成して前記各部を実現する場合に比べて経済的かつ容易に実現することができると共に、プログラムの一部を書き換えることによって機能改変や改良などによるバージョンアップも容易に行うことができる。
〔形態10〕形態10の印刷プログラムは、
形態9に記載の印刷プログラムにおいて、前記サーバ装置のコンピュータを、さらに、前記クライアント装置からの前記補正データの要求送信または受信情報に基づいてサービスポイントを算出するサービスポイント算出部として機能させると共に、前記サーバ装置の課金額算出部は、さらに前記サービスポイント算出部で算出されたサービスポイントに基づいて前記納品額を算出するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態5と同様に、前記補正データを頻繁に利用するクライアント装置などに対して、そのサービスポイントに応じて消耗品の納品額の一部を割り引くなどの付加サービスを的確に実施することができる。
また、形態6と同様に、汎用のコンピュータシステムや既存のプリンタに標準的に備わっているコンピュータシステムを利用してソフトウェアによってこれらの機能を発揮することができるため、専用のハードウェアを作成して前記各部を実現する場合に比べて経済的かつ容易に実現することができると共に、プログラムの一部を書き換えることによって機能改変や改良などによるバージョンアップも容易に行うことができる。
〔形態11〕形態11のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、
形態6〜10のいずれか1に記載の印刷プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
これによって、CD−ROMやDVD−ROM、FD、半導体チップなどのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介して前記形態6〜10のいずれか1に記載の印刷プログラムをユーザなどの需用者に対して容易かつ確実に提供することができる。
〔形態12〕形態12の印刷方法は、
印刷データを扱うクライアント装置と、当該クライアント装置と情報通信可能に接続されたサーバ装置とを用いる印刷方法であって、
前記クライアント装置は、前記印刷データの補正に用いる補正データを前記サーバ装置に対して要求する補正データ要求送信ステップと、当該補正データ要求送信ステップの要求に応じて前記サーバ装置から送信された所定の補正データを受信する補正データ受信ステップと、当該補正データ受信ステップで受信した補正データに対する課金情報を受信する課金情報受信ステップと、当該課金情報受信ステップで受信した課金情報に基づいて所定の処理を実行する課金処理ステップと、を含み、
前記サーバ装置は、前記クライアント装置から発信された補正データ要求を受信する補正データ要求受信ステップと、当該補正データ要求受信ステップで受信した補正データ要求に対応する所定の補正データを取得する補正データ取得ステップと、当該補正データ取得ステップで取得した補正データを前記クライアント装置に送信する補正データ送信ステップと、当該補正データ送信ステップで送信した補正データ送信処理に対応する課金額を算出する課金額算出ステップと、当該課金額算出ステップで算出した課金額を前記クライアント装置に通知する課金額通知ステップと、を含むことを特徴とするものである。
これによって、前記形態1と同様に、個々のクライアント装置は、最適な補正データをタイムリーにサーバ装置から取得することができると共に、その補正データを提供するサーバ装置は、
その提供に要するコストなどを算出してクライアント装置側にその補正データの提供サービスに対する課金額を通知することができる。
この結果、サーバ装置からクライアント装置に対する補正データ提供サービスに関する課金処理をスムーズに行うことができ、補正データ提供サービスをビジネスとして成立させることができる。
〔形態13〕形態13の印刷方法は、
形態12に記載の印刷方法において、前記サーバ装置は、さらに、前記補正データ取得部で取得した補正データを修正してから前記補正データ送信部に送る補正データ修正ステップと、当該補正データ修正ステップで修正した前記補正データの補正精度を計算する補正データ精度計算ステップと、を含み、前記課金額算出ステップは、当該補正データ精度計算ステップの計算結果に基づいて課金額を算出するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、前記形態2と同様に、補正データの修正割合に応じた的確な課金額を算出してクライアント装置に通知することができる。
〔形態14〕形態14の印刷方法は、
形態13に記載の印刷方法において、前記サーバ装置は、さらに、前記クライアント装置からの前記補正データの要求送信または受信情報に基づいてサービスポイントを算出するサービスポイント算出ステップを含み、前記サーバ装置の課金額算出ステップは、前記補正データ精度計算ステップの計算結果と共に前記サービスポイント算出ステップで算出されたサービスポイントに基づいて前記課金額を算出するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態3と同様に、補正データを頻繁に利用するクライアント装置に対しては、そのサービスポイントに応じて課金額の一部を割り引くような付加サービスを的確に実施することができる。
〔形態15〕形態15の印刷方法は、
形態14に記載の印刷方法において、前記クライアント装置は、さらに、印刷に供する印刷データを取得する印刷データ取得ステップと、前記印刷データ取得ステップで取得した印刷データを前記補正データ受信ステップで受信した補正データに基づいて補正する印刷データ補正ステップと、当該印刷データ補正ステップで補正された印刷データに基づいて印刷を実行する印刷実行ステップと、当該印刷実行ステップで用いる消耗品を前記サーバ装置に発注する消耗品発注ステップと、を含むと共に、
前記サーバ装置は、さらに、前記消耗品発注ステップからの発注を受ける消耗品受注ステップと、当該消耗品受注ステップの受注情報に基づいて所定の消耗品を前記クライアント装置に納品する消耗品納品ステップと、を有し、
前記課金算出ステップは、前記クライアント装置へ所定の消耗品の納品に対応する納品額を算出して前記クライアント装置に通知するようになっていることを特徴とする。
これによって、形態4と同様に、補正データに対する課金処理のみならず、消耗品の納品処理およびその納品額の算出、通知処理も併せて実施することができる。
〔形態16〕形態16の印刷方法は、
形態15に記載の印刷方法において、前記サーバ装置は、さらに、前記クライアント装置からの前記補正データの要求送信または受信情報に基づいてサービスポイントを算出するサービスポイント算出ステップを有し、前記サーバ装置の課金額算出ステップは、さらに前記サービスポイント算出ステップで算出されたサービスポイントに基づいて前記納品額を算出するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態5と同様に、前記補正データを頻繁に利用するクライアント装置などに対して、そのサービスポイントに応じて消耗品の納品額の一部を割り引くなどの付加サービスを的確に実施することができる。
〔形態17〕形態17のサーバ装置は、
印刷データを所定の補正データに基づいて補正してから印刷するプリンタと情報通信可能に接続されたサーバ装置であって、前記プリンタから発信された補正データ取得要求を受信する補正データ要求受信部と、当該補正データ要求受信部で受信した補正データ取得要求に対応する所定の補正データを補正データ保存部から取得する補正データ取得部と、当該補正データ取得部で取得した補正データを前記プリンタに送信する補正データ送信部と、当該補正データ送信部で送信した補正データ送信処理に対応する課金額を算出する課金額算出部と、当該課金額算出部で算出した課金額を前記クライアント装置に通知する課金額通知部と、を有することを特徴とするものである。
これによって、サーバ装置は、クライアント装置が要求する補正データを的確に提供すると共に、その送信処理に対応する課金額も併せてクライアント装置に通知することができるため、補正データサービスシステムなどのビジネスとして成立させることが可能となる。
〔形態18〕形態18のサーバ装置は、
形態17に記載のサーバ装置において、前記補正データ取得部で取得した補正データを修正してから前記補正データ送信部に送る補正データ修正部と、当該補正データ修正部で修正した前記補正データの補正精度を計算する補正データ精度計算部と、をさらに有し、前記課金額算出部は、当該補正データ精度計算部の計算結果に基づいて課金額を算出するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、サーバ装置は、補正データの修正割合に応じた的確な課金額を算出してクライアント装置に通知することができる。
〔形態19〕形態19のサーバ装置は、
形態18に記載のサーバ装置において、前記クライアント装置からの前記補正データの要求送信または受信情報に基づいてサービスポイントを算出するサービスポイント算出部をさらに有し、前記サーバ装置の課金額算出部は、前記補正データ精度計算部の計算結果と共に前記サービスポイント算出部で算出されたサービスポイントに基づいて前記課金額を算出するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、サーバ装置は、補正データを頻繁に利用するクライアント装置に対しては、そのサービスポイントに応じて課金額の一部を割り引くような付加サービスを的確に実施することができる。
〔形態20〕形態20のサーバ装置用プログラムは、
印刷データを所定の補正データに基づいて補正してから印刷するプリンタと情報通信可能に接続されたサーバ装置のコンピュータを、前記プリンタから発信された補正データ取得要求を受信する補正データ要求受信部と、当該補正データ要求受信部で受信した補正データ取得要求に対応する所定の補正データを補正データ保存部から取得する補正データ取得部と、当該補正データ取得部で取得した補正データを前記プリンタに送信する補正データ送信部と、当該補正データ送信部で送信した補正データ送信処理に対応する課金額を算出する課金額算出部と、当該課金額算出部で算出した課金額を前記クライアント装置に通知する課金額通知部と、を有することを特徴とするものである。
これによって、形態17と同様にサーバ装置は、クライアント装置が要求する補正データを的確に提供すると共に、その送信処理に対応する課金額も併せてクライアント装置に通知することができるため、補正データサービスシステムなどのビジネスとして成立させることが可能となる。
また、パソコンなどの汎用のコンピュータシステムを用いてソフトウェアで実現することが可能となるため、専用のハードウェアを作成して前記各部を実現する場合に比べて経
済的かつ容易に実現することができると共に、プログラムの一部を書き換えることによって機能改変や改良などによるバージョンアップも容易に行うことができる。
〔形態21〕形態21のサーバ装置用プログラムは、
形態20に記載のサーバ装置用プログラムにおいて、前記コンピュータを、前記補正データ取得部で取得した補正データを修正してから前記補正データ送信部に送る補正データ修正部と、当該補正データ修正部で修正した前記補正データの補正精度を計算する補正データ精度計算部と、して機能させると共に、前記課金額算出部は、当該補正データ精度計算部の計算結果に基づいて課金額を算出するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態18と同様にサーバ装置は、補正データの修正割合に応じた的確な課金額を算出してクライアント装置に通知することができる。
〔形態22〕形態22のサーバ装置用プログラムは、
形態21に記載のサーバ装置用プログラムにおいて、前記コンピュータを、前記クライアント装置からの前記補正データの要求送信または受信情報に基づいてサービスポイントを算出するサービスポイント算出部としてさらに機能させると共に、前記サーバ装置の課金額算出部は、前記補正データ精度計算部の計算結果と共に前記サービスポイント算出部で算出されたサービスポイントに基づいて前記課金額を算出するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態19と同様にサーバ装置は、補正データを頻繁に利用するクライアント装置に対しては、そのサービスポイントに応じて課金額の一部を割り引くような付加サービスを的確に実施することができる。
〔形態23〕形態23のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、
形態22に記載のサーバ装置用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
これによって、CD−ROMやDVD−ROM、FD、半導体チップなどのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介して前記形態20〜22のいずれか1に記載のサーバ装置用プログラムをユーザなどの需用者に対して容易かつ確実に提供することができる。
〔形態24〕形態24のプリンタは、
補正データを提供するサーバ装置と情報通信可能に接続されたプリンタであって、印刷に供する印刷データを取得する印刷データ取得部と、当該印刷データ取得部で取得した印刷データの補正に用いる補正データを前記サーバ装置に対して要求する補正データ要求送信部と、当該補正データ要求送信部からの要求に応じて前記サーバ装置から送信された所定の補正データを受信する補正データ受信部と、前記印刷データ取得部で取得した印刷データを前記補正データ受信部で受信した補正データに基づいて補正する印刷データ補正部と、当該印刷データ補正部で補正された印刷データに基づいて印刷を実行する印刷実行部と、前記補正データ受信部で受信した補正データに対する課金情報を受信する課金情報受信部と、当該課金情報受信部で受信した課金情報に基づいて所定の処理を実行する課金処理部と、を有することを特徴とするプリンタ。
これによって、プリンタは、その補正データに基づいて印刷データを補正することで濃度ムラのない高品質な印刷物を得ることができると共に、その補正データの提供に対する課金額を把握してその支払い業務処理などを的確に実施することができる。
〔形態25〕形態25のプリンタ用プログラムは、
補正データを提供するサーバ装置と情報通信可能に接続されたプリンタのコンピュータを、印刷に供する印刷データを取得する印刷データ取得部と、当該印刷データ取得部で取得した印刷データの補正に用いる補正データを前記サーバ装置に対して要求する補正データ要求送信部と、当該補正データ要求送信部からの要求に応じて前記サーバ装置から送信された所定の補正データを受信する補正データ受信部と、前記印刷データ取得部で取得した印刷データを前記補正データ受信部で受信した補正データに基づいて補正する印刷データ補正部と、当該印刷データ補正部で補正された印刷データに基づいて印刷を実行する印刷実行部と、前記補正データ受信部で受信した補正データに対する課金情報を受信する課金情報受信部と、当該課金情報受信部で受信した課金情報に基づいて所定の処理を実行する課金処理部と、して機能させることを特徴とするものである。
これによって、形態24と同様に、プリンタは、その補正データに基づいて印刷データを補正することで濃度ムラのない高品質な印刷物を得ることができると共に、その補正データの提供に対する課金額を把握してその支払い業務処理などを的確に実施することができる。
また、既存の殆どのプリンタに標準的に備わっているコンピュータシステムを利用してソフトウェアによってこれらの機能を発揮することができるため、専用のハードウェアを作成して前記各部を実現する場合に比べて経済的かつ容易に実現することができると共に、プログラムの一部を書き換えることによって機能改変や改良などによるバージョンアップも容易に行うことができる。
〔形態26〕形態26のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、
形態25に記載のプリンタ用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
これによって、CD−ROMやDVD−ROM、FD、半導体チップなどのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介して前記形態20〜22のいずれか1に記載のサーバ装置用プログラムをユーザなどの需用者に対して容易かつ確実に提供することができる。
〔形態27〕前記課題を解決するために形態27の印刷システムは、
印刷データを扱うクライアント装置と、当該クライアント装置と情報通信可能に接続されたサーバ装置とを有する印刷システムであって、
前記クライアント装置は、前記印刷データの補正に用いる補正データを前記サーバ装置に対して要求する補正データ要求送信部と、当該補正データ要求送信部からの要求に応じて前記サーバ装置から送信された所定の補正データを受信する補正データ受信部と、とを有し、
前記サーバ装置は、前記クライアント装置から発信された補正データ要求を受信する補正データ要求受信部と、当該補正データ要求受信部で受信した補正データ要求に対応する所定の補正データを補正データ保存部から取得する補正データ取得部と、当該補正データ取得部で取得した補正データを前記クライアント装置に送信する補正データ送信部と、を有することを特徴とするものである。
これによって、個々のクライアント装置は、印刷を実行するごとなど、その径時劣化状況などに合わせた最適な補正データをタイムリーにサーバ装置から取得することができる。
この結果、例えば、個々のクライアント装置ごとに大量の補正データを保持する必要がなくなるため、その補正データを保持するためのメモリ(記憶装置)が不要となったり、個々のクライアント装置側で独自に補正データを作成する必要がなくなるため、個々のクライアント装置の情報処理能力を無駄に消費することがないなどといった優れた効果が得られる。
ここで、「印刷データを扱うクライアント装置」とは、具体的には以下に示すように「(インクジェット方式の)プリンタ(印刷装置)」を想定しているものであるが、このように印刷実行機能を備えたものに限らず、印刷用のデジタルデータを扱うことができるパソコン(PC)などの情報処理装置やパソコンのOS上などで稼働するプリンタドライバ(ソフトウェア)なども含む概念である(以下の「印刷システム」に関する形態、「印刷システム用プログラム」に関する形態、「印刷方法」に関する形態、「サーバ装置」に関する形態、「サーバ装置用プログラム」に関する形態、「プリンタ」に関する形態、ならびに「前記プログラムを記録した記録媒体」に関する形態、発明を実施するための最良の形態の欄などの記載において同じである)。
また、「サーバ装置」とは、有線または無線のネットワークなどを介して前記クライアント装置と双方向に情報通信可能なものであれば、特に限定されるものでなく、パソコン(PC)やワークステーションなどの情報処理装置などを含む概念である(以下の「印刷システム」に関する形態、「印刷プログラム」に関する形態、「印刷方法」に関する形態、「サーバ装置」に関する形態、「サーバ装置用プログラム」に関する形態、「プリンタ」に関する形態、ならびに「前記プログラムを記録した記録媒体」に関する形態、発明を実施するための最良の形態の欄などの記載において同じである)。
〔形態28〕形態28の印刷システムは、
形態27に記載の印刷システムにおいて、前記クライアント装置は、さらに、印刷に供する印刷データを取得する印刷データ取得部と、前記印刷データ取得部で取得した印刷データを前記補正データ受信部で受信した補正データに基づいて補正する印刷データ補正部と、当該印刷データ補正部で補正された印刷データに基づいて印刷を実行する印刷実行部と、を有することを特徴とするものである。
これによって、前記クライアント装置は、印刷データ取得部で取得した印刷データをサーバ装置から送られてきた最適な補正データに基づいて補正し、その補正された印刷データに基づいて印刷を実行することができる。
この結果、前記クライアント装置印刷実行部の印字ヘッドなどが径時劣化によって特性が変化しても、濃度ムラなどのない高品質な印刷物を確実に得ることができる。
〔形態29〕形態29の印刷システムは、
形態28に記載の印刷システムにおいて、前記サーバ装置は、さらに補正データ修正部を有し、当該補正データ修正部は、前記補正データ取得部で取得した補正データを必要に応じて修正してから前記補正データ送信部に送るようになっていることを特徴とするものである。
これによって、クライアント装置側の径時劣化などを考慮した最適な補正データを生成してその補正データを前記クライアント装置に提供することができる。
〔形態30〕形態30の印刷システムは、
形態29に記載の印刷システムにおいて、前記サーバ装置の補正データ修正部は、前記印刷実行部のインク残量が所定の閾値以下であるときは、前記補正データ取得部で取得した補正データをそのまま修正しないで前記補正データ送信部に送るようになっていることを特徴とするものである。
これによって、サーバ装置側の補正データ修正部では、いたずらに補正データを修正する必要がなくなるため、補正データを迅速に前記クライアント装置に提供することができる。
〔形態31〕形態31の印刷システムは、
形態30に記載の印刷システムにおいて、前記補正データ保存部は、前記サーバ装置または当該サーバ装置と情報通信可能に接続された他のサーバ装置に備わっていることを特徴とするものである。
すなわち、前記補正データ保存部がサーバ装置に備わっている場合は、迅速に必要な補正データを取得することができ、また、前記補正データ保存部が他のサーバ装置に備わっている場合は、大量の補正データをまとめて保持できると共に前記サーバ装置の記憶容量を節約することができる。
〔形態32〕形態32の印刷システムは、
形態31に記載の印刷システムにおいて、前記クライアント装置の補正データ要求送信部は、前記印刷データ取得部で印刷データを取得するごとに当該印刷データの補正に用いる補正データを前記サーバ装置に対して要求するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、前記クライアント装置は、常に最適なタイミングで最適な補正データを取得することができる。
〔形態33〕形態33の印刷システム用プログラムは、
印刷データを扱うクライアント装置と、当該クライアント装置と情報通信可能に接続されたサーバ装置とを有する印刷システム用プログラムであって、前記クライアント装置のコンピュータを、前記印刷データの補正に用いる補正データを前記サーバ装置に対して要求する補正データ要求送信部と、当該補正データ要求送信部からの要求に応じて前記サーバ装置から送信された所定の補正データを受信する補正データ受信部と、前記印刷データ取得部で取得した印刷データを前記補正データ受信部で受信した補正データに基づいて補正する印刷データ補正部として機能させると共に、
前記サーバ装置のコンピュータを、前記クライアント装置から発信された補正データ要求を受信する補正データ要求受信部と、当該補正データ要求受信部で受信した補正データ要求に対応する所定の補正データを補正データ保存部から取得する補正データ取得部と、当該補正データ取得部で取得した補正データを前記クライアント装置に送信する補正データ送信部と、して機能させることを特徴とするものである。
これによって、前記形態27と同様に個々のクライアント装置は、その径時劣化状況などに合わせた最適な補正データをタイムリーにサーバ装置から取得することができるため、その補正データを保持するためのメモリ(記憶装置)が不要となったり、個々のクライアント装置側で独自に補正データを作成する必要がなくなる。
また、前記サーバ装置としてパソコンなどの汎用のコンピュータシステムを用いることができると共に、前記クライアント装置として現在市場に出回っているインクジェットプリンタなどのプリンタを用いる場合、そのプリンタの殆どは中央処理装置(CPU)や記憶装置(RAM、ROM)、入出力装置などからなるコンピュータシステムを備えている。
従って、そのコンピュータシステムを用いてソフトウェアによって本印刷システムの前記各手段を実現することが可能となるため、専用のハードウェアを作成して前記各部を実現する場合に比べて経済的かつ容易に実現することができる。さらに、プログラムの一部を書き換えることによって機能改変や改良などによるバージョンアップも容易に行うことができる。
〔形態34〕形態34の印刷システム用プログラムは、
形態33に記載の印刷システム用プログラムにおいて、前記クライアント装置のコンピュータを、さらに、印刷に供する印刷データを取得する印刷データ取得部と、前記印刷データ取得部で取得した印刷データを前記補正データ受信部で受信した補正データに基づいて補正する印刷データ補正部と、当該印刷データ補正部で補正された印刷データに基づいて印刷を実行する印刷実行部と、して機能させることを特徴とするものである。
これによって、前記形態28と同様に前記クライアント装置印刷実行部の印字ヘッドなどが径時劣化によって特性が変化しても、濃度ムラなどのない高品質な印刷物を確実に得ることができる。
また、前記形態33と同様に、パソコンやプリンタのコンピュータシステムを用いてソフトウェアによって本形態を実現することが可能となるため、専用のハードウェアを作成して前記各部を実現する場合に比べて経済的かつ容易に実現することができる。さらに、プログラムの一部を書き換えることによって機能改変や改良などによるバージョンアップも容易に行うことができる。
〔形態35〕形態35の印刷システム用プログラムは、
形態34に記載の印刷システム用プログラムにおいて、前記サーバ装置のコンピュータを、さらに補正データ修正部として機能させると共に、当該補正データ修正部は、前記補正データ取得部で取得した補正データを必要に応じて修正してから前記補正データ送信部に送るようになっていることを特徴とするものである。
これによって、前記形態29と同様にクライアント装置側の径時劣化などを考慮した最適な補正データを生成してその補正データを前記クライアント装置に提供することができる。
また、前記形態33と同様に、パソコンやプリンタのコンピュータシステムを用いてソフトウェアによって本形態を実現することが可能となるため、専用のハードウェアを作成して前記各部を実現する場合に比べて経済的かつ容易に実現することができる。さらに、プログラムの一部を書き換えることによって機能改変や改良などによるバージョンアップも容易に行うことができる。
〔形態36〕形態36の印刷システム用プログラムは、
形態35に記載の印刷システム用プログラムにおいて、前記サーバ装置の補正データ修正部は、前記印刷実行部のインク残量が所定の閾値以下であるときは、前記補正データ取得部で取得した補正データをそのまま修正しないで前記補正データ送信部に送るようになっていることを特徴とするものである。
これによって、前記形態30と同様にサーバ装置側の補正データ修正部では、いたずらに補正データを修正する必要がなくなるため、補正データを迅速に前記クライアント装置に提供することができる。
また、前記形態33と同様に、パソコンやプリンタのコンピュータシステムを用いてソフトウェアによって本形態を実現することが可能となるため、専用のハードウェアを作成して前記各部を実現する場合に比べて経済的かつ容易に実現することができる。さらに、プログラムの一部を書き換えることによって機能改変や改良などによるバージョンアップも容易に行うことができる。
〔形態37〕形態37の印刷システム用プログラムは、
形態36に記載の印刷システム用プログラムにおいて、前記補正データ保存部は、前記サーバ装置または当該サーバ装置と情報通信可能に接続された他にサーバ装置に備わっていることを特徴とするものである。
これによって、前記形態31と同様に前記補正データ保存部がサーバ装置に備わっている場合は、迅速に必要な補正データを取得することができ、また、前記補正データ保存部が他のサーバ装置に備わっている場合は、大量の補正データをまとめて保持できると共に前記サーバ装置の記憶容量を節約することができる。
また、前記形態33と同様に、パソコンやプリンタのコンピュータシステムを用いてソフトウェアによって本形態を実現することが可能となるため、専用のハードウェアを作成して前記各部を実現する場合に比べて経済的かつ容易に実現することができる。さらに、プログラムの一部を書き換えることによって機能改変や改良などによるバージョンアップも容易に行うことができる。
〔形態38〕形態38の印刷システム用プログラムは、
形態37に記載の印刷システム用プログラムにおいて、前記クライアント装置の補正データ要求送信部は、前記印刷データ取得部で印刷データを取得するごとに当該印刷データの補正に用いる補正データを前記サーバ装置に対して要求するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、前記形態32と同様に前記クライアント装置は、常に最適なタイミングで最適な補正データを取得することができる。
また、前記形態33と同様に、パソコンやプリンタのコンピュータシステムを用いてソフトウェアによって本形態を実現することが可能となるため、専用のハードウェアを作成して前記各部を実現する場合に比べて経済的かつ容易に実現することができる。さらに、プログラムの一部を書き換えることによって機能改変や改良などによるバージョンアップも容易に行うことができる。
〔形態39〕形態39のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、
形態38に記載の印刷システム用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
これによって、CD−ROMやDVD−ROM、FD、半導体チップなどのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介して前記形態37に記載の印刷システム用プログラムをユーザなどの需用者に対して容易かつ確実に提供することができる。
〔形態40〕形態40の印刷方法は、
印刷データを扱うクライアント装置と、当該クライアント装置と情報通信可能に接続されたサーバ装置とを用いる印刷方法であって、前記クライアント装置は、
前記印刷データの補正に用いる補正データを前記サーバ装置に対して要求する補正データ要求送信ステップと、当該補正データ要求送信ステップからの要求に応じて前記サーバ装置から送信された所定の補正データを受信する補正データ受信ステップと、前記印刷データ取得ステップで取得した印刷データを前記補正データ受信部で受信した補正データに基づいて補正する印刷データ補正ステップとを含み、
前記サーバ装置は、前記クライアント装置から発信された補正データ要求を受信する補正データ要求受信ステップと、当該補正データ要求受信ステップで受信した補正データ要求に対応する所定の補正データを補正データ保存部から取得する補正データ取得ステップと、当該補正データ取得部で取得した補正データを前記クライアント装置に送信する補正データ送信ステップと、を含むことを特徴とするものである。
これによって、前記形態1と同様に個々のクライアント装置は、その径時劣化状況などに合わせた最適な補正データをタイムリーにサーバ装置から取得することができるため、その補正データを保持するためのメモリ(記憶装置)が不要となったり、個々のクライアント装置側で独自に補正データを作成する必要がなくなる。
〔形態41〕形態41の印刷方法は、
形態40に記載の印刷方法において、前記クライアント装置は、さらに、前記印刷データを取得する印刷データ取得ステップと、前記印刷データ取得ステップで取得した印刷データを前記補正データ受信ステップで受信した補正データに基づいて補正する印刷データ補正ステップと、当該印刷データ補正ステップで補正された印刷データに基づいて印刷を実行する印刷実行ステップと、して機能させることを特徴とするものである。
これによって、前記形態28と同様に前記クライアント装置印刷実行部の印字ヘッドなどが径時劣化によって特性が変化しても、濃度ムラなどのない高品質な印刷物を確実に得ることができる。
〔形態42〕形態42の印刷方法は、
形態41に記載の印刷方法において、前記サーバ装置は、さらに補正データ修正ステップを含み、当該補正データ修正ステップは、前記補正データ取得ステップで取得した補正データを必要に応じて修正してから前記補正データ送信ステップに送るようになっていることを特徴とするものである。
これによって、前記形態29と同様にクライアント装置側の径時劣化などを考慮した最適な補正データを生成してその補正データを前記クライアント装置に提供することができる。
〔形態43〕形態43の印刷方法は、
形態42に記載の印刷方法において、前記サーバ装置の補正データ修正ステップは、前記印刷実行ステップのインク残量が所定の閾値以下であるときは、前記補正データ取得ステップで取得した補正データをそのまま修正しないで前記補正データ送信ステップに送るようになっていることを特徴とするものである。
これによって、前記形態30と同様にサーバ装置側の補正データ修正部では、いたずらに補正データを修正する必要がなくなるため、補正データを迅速に前記クライアント装置に提供することができる。
〔形態44〕形態44の印刷方法は、
形態43に記載の印刷方法において、前記補正データ保存部は、前記サーバ装置または当該サーバ装置と情報通信可能に接続された他にサーバ装置に備わっていることを特徴とするものである。
これによって、前記形態5と同様に前記補正データ保存部がサーバ装置に備わっている場合は、迅速に必要な補正データを取得することができ、また、前記補正データ保存部が他のサーバ装置に備わっている場合は、大量の補正データをまとめて保持できると共に前記サーバ装置の記憶容量を節約することができる。
〔形態45〕形態45の印刷方法は、
形態44に記載の印刷方法において、前記クライアント装置の補正データ要求送信ステップは、前記印刷データ取得ステップで印刷データを取得するごとに当該印刷データの補正に用いる補正データを前記サーバ装置に対して要求するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、前記形態32と同様に前記クライアント装置は、常に最適なタイミングで最適な補正データを取得することができる。
〔形態46〕形態46のサーバ装置は、
印刷データを所定の補正データに基づいて補正してから印刷するプリンタと情報通信可能に接続されたサーバ装置であって、前記プリンタから発信された補正データ要求を受信する補正データ要求受信部と、当該補正データ要求受信部で受信した補正データ要求に対応する所定の補正データを補正データ保存部から取得する補正データ取得部と、当該補正データ取得部で取得した補正データを前記プリンタに送信する補正データ送信部と、を有することを特徴とするものである。
これによって、サーバ装置は、プリンタからの補正データ要求を受信すると、補正データ要求に対応する所定の補正データを補正データ保存部から取得してその補正データを前記プリンタに送信するようになっているため、前記クライアント装置が要求する補正データを的確に提供することができる。
〔形態47〕形態47のサーバ装置は、
形態46に記載のサーバ装置において、さらに補正データ修正部を有し、当該補正データ修正部は、前記補正データ取得部で取得した補正データを必要に応じて修正してから前記補正データ送信部に送るようになっていることを特徴とするものである。 これによって、サーバ装置は、そのクライアント装置の状況に対応した的確な補正データを前記クライアント装置に提供することができる。
〔形態48〕形態48のサーバ装置は、
形態47に記載のサーバ装置において、前記補正データ修正部は、前記プリンタのインク残量が所定の閾値以下であるときは、前記補正データ取得部で取得した補正データをそのまま修正しないで前記補正データ送信部に送るようになっていることを特徴とするものである。
これによって、サーバ装置は、いたずらに補正データを修正する必要がなくなるため、前記クライアント装置が要求する補正データを迅速に前記クライアント装置に提供することができる。
〔形態49〕形態49のサーバ装置用プログラムは、
印刷データを所定の補正データに基づいて補正してから印刷するプリンタと情報通信可能に接続されたサーバ装置のコンピュータを、前記プリンタから発信された補正データ要求を受信する補正データ要求受信部と、当該補正データ要求受信部で受信した補正データ要求に対応する所定の補正データを補正データ保存部から取得する補正データ取得部と、当該補正データ取得部で取得した補正データを前記プリンタに送信する補正データ送信部と、して機能させることを特徴とするものである。
これによって、前記形態46と同様に、サーバ装置は、プリンタからの補正データ要求を受信すると、補正データ要求に対応する所定の補正データを補正データ保存部から取得してその補正データを前記プリンタに送信するようになっているため、前記クライアント装置が要求する補正データを的確に提供することができる。
また、パソコンやワークステーションなどの汎用のコンピュータシステムを用いて実現することができるため、各機能を専用のハードウェアを製作して実現する場合に比べて経済的かつ容易に本形態を実施することができる。
〔形態50〕形態50のサーバ装置用プログラムは、
形態49に記載のサーバ装置用プログラムにおいて、さらに補正データ修正部を有し、当該補正データ修正部は、前記補正データ取得部で取得した補正データを必要に応じて修正してから前記補正データ送信部に送るようになっていることを特徴とするものである。
これによって、前記形態47と同様に、サーバ装置は、そのクライアント装置の状況に対応した的確な補正データを前記クライアント装置に提供することができる。
〔形態51〕形態51のサーバ装置用プログラムは、
形態50に記載のサーバ装置用プログラムにおいて、前記補正データ修正部は、前記プリンタのインク残量が所定の閾値以下であるときは、前記補正データ取得部で取得した補正データをそのまま修正しないで前記補正データ送信部に送るようになっていることを特徴とするものである。
これによって、前記形態48と同様に、サーバ装置は、いたずらに補正データを修正する必要がなくなるため、前記クライアント装置が要求する補正データを迅速に前記クライアント装置に提供することができる。
また、前記形態49と同様にパソコンやワークステーションなどの汎用のコンピュータシステムを用いて実現することができるため、各機能を専用のハードウェアを製作して実現する場合に比べて経済的かつ容易に本形態を実施することができる。
〔形態52〕形態52のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、
形態49〜51のいずれかのサーバ装置用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
これによって、CD−ROMやDVD−ROM、FD、半導体チップなどのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介して前記形態49〜51のいずれか1に記載のサーバ装置用プログラムをユーザなどの需用者に対して容易かつ確実に提供することができる。
〔形態53〕形態53のプリンタは、
補正データを提供するサーバ装置と情報通信可能に接続されたプリンタであって、印刷に供する印刷データを取得する印刷データ取得部と、当該印刷データ取得部で取得した印刷データの補正に用いる補正データを前記サーバ装置に対して要求する補正データ要求送信部と、当該補正データ要求送信部からの要求に応じて前記サーバ装置から送信された所定の補正データを受信する補正データ受信部と、前記印刷データ取得部で取得した印刷データを前記補正データ受信部で受信した補正データに基づいて補正する印刷データ補正部と、当該印刷データ補正部で補正された印刷データに基づいて印刷を実行する印刷実行部とを有することを特徴とするものである。
これによって、プリンタは、印刷に供する印刷データを取得したときは、その印刷データの補正に用いる補正データを前記サーバ装置に対して要求するだけでそのときのプリンタの状況に応じた最適な補正データを前記サーバ装置から取得することができる。この結果、その印刷データについて濃度ムラのない高品質な印刷物を得ることができる。
〔形態54〕形態54のプリンタは、
形態53に記載のプリンタにおいて、前記補正データ要求送信部は、前記印刷データ取得部で印刷データを取得するごとに当該印刷データの補正に用いる補正データを前記サーバ装置に対して要求するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、プリンタは、常に最適なタイミングで最適な補正データを取得することができる。
〔形態55〕形態55のプリンタ用プログラムは、
補正データを提供するサーバ装置と情報通信可能に接続されたプリンタのコンピュータを、印刷に供する印刷データを取得する印刷データ取得部と、当該印刷データ取得部で取得した印刷データの補正に用いる補正データを前記サーバ装置に対して要求する補正データ要求送信部と、当該補正データ要求送信部からの要求に応じて前記サーバ装置から送信された所定の補正データを受信する補正データ受信部と、前記印刷データ取得部で取得した印刷データを前記補正データ受信部で受信した補正データに基づいて補正する印刷データ補正部と、当該印刷データ補正部で補正された印刷データに基づいて印刷を実行する印刷実行部として機能させることを特徴とするものである。
これによって、前記形態28と同様に、プリンタは、そのときのプリンタの状況に応じた最適な補正データを前記サーバ装置から取得することができるため、その印刷データについて濃度ムラのない高品質な印刷物を得ることができる。
また、既存の殆どのプリンタに標準的に備わっているコンピュータシステムをそのまま活用することが可能となるため、各部を専用のハードウェアなどによって実現する場合に比べて経済的かつ容易に実現することができる。
〔形態56〕形態56のプリンタ用プログラムは、
形態55に記載のプリンタ用プログラムにおいて、前記補正データ要求送信部は、前記印刷データ取得部で印刷データを取得するごとに当該印刷データの補正に用いる補正データを前記サーバ装置に対して要求するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、前記形態54と同様に、プリンタは、常に最適なタイミングで最適な補正データを取得することができる。
また、形態55と同様に既存の殆どのプリンタに標準的に備わっているコンピュータシステムをそのまま活用することが可能となるため、各部を専用のハードウェアなどによって実現する場合に比べて経済的かつ容易に実現することができる。
〔形態57〕形態57のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、
形態55または56のプリンタ用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
これによって、CD−ROMやDVD−ROM、FD、半導体チップなどのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介して前記形態55または56に記載のプリンタ用プログラムをユーザなどの需用者に対して容易かつ確実に提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を添付図面を参照しながら詳述する。
図1〜図12は、本発明の印刷システム100および印刷システム用プログラム、印刷方法およびサーバ装置、サーバ装置用プログラム、プリンタ、プリンタ用プログラムならびに前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する第1の実施の形態を示したものである。
図1は、本発明に係る印刷システム100の第1の実施の一形態を示した機能ブロック図である。
図示するように、この印刷システム100は、少なくとも1つ以上のプリンタ(クライアント装置)110とサーバ装置120とが、インターネットなどの広域ネットワーク(WAN)やイーサネット(登録商標)などのローカルエリアネットワーク(LAN)などの有線・無線のネットワークNを介して相互に情報通信可能に接続された構成となっている。
また、このプリンタ110は、補正データ要求送信部10と、印刷データ取得部11と、補正データ受信部12と、印刷データ補正部13と、印刷実行部14、課金情報受信部15、課金処理部16とから主に構成されており、以下、これら各部の機能について説明する。
先ず、補正データ要求送信部10は、印刷データ取得部11で取得した印刷データの補正に用いる補正データの送信要求を前記サーバ装置120に対して、ネットワークNを介して、このプリンタ110のプリンタ情報と共に送信する機能を提供するようになっている。
ここで、補正データの送信要求と共に送信する「プリンタ情報」としては特に限定されるものではないが、例えば、その情報の発信元であるプリンタ(クライアント装置)を特定するためのプリンタID(シリアル番号など)の他に、印字ヘッド特性、インク種別、インク残量、設置場所平均気温、設置場所平均湿度、延べ印刷枚数、平均印刷枚数(1日)などのステータス情報が含まれる。
次に、印刷データ取得部11は、後述する印刷実行部14で実際の印刷に供する印刷データを外部、例えばパソコンなどの印刷指示装置(印刷データ生成装置)などから取得する機能を提供するものであり、さらに、場合によっては多値の画像データを取得してその多値の画像データから印刷データを生成する機能を提供するようになっている。 また、ここでいう「印刷データ」とは、元の画像データの各画素に対応するドットの大きさや色などに関する情報である。例えば、その印刷データが多値のカラー画像データからなるものであって、そのカラー画像データが多階調のRGBデータ(1画素あたり各色(R、G、B)ごとの階調(輝度値))が8ビット、256階調(0〜255)で表現される画像データであれば、これを色変換処理して後述する印刷実行部18の印字ヘッド200の各インクに対応する多値のCMYK(4色の場合)データに変換した後、図4に示すように、各色の色データごとにN値化してそのN値に対応するサイズのドットを割り当ててなるものである。
図4は、このように多階調の画像データから印刷データを生成するためのドット・階調変換テーブル300Aの一例を示したものである。
図の右欄に示すように、印刷データの元となる画像データのそれぞれの画素の画素値(濃度値)が8ビット、256階調で特定されており、これを階調:N=8として8値化する場合は、図示するように、7つの閾値を用いてそれぞれの画素の画素値を8つに分類するようになっている。
すなわち、このドット・階調変換テーブル300Aによれば、多値の画像データのそれぞれの画素の画素値(輝度値)が8ビット(0〜255)で特定される場合、「32」、「64」、「96」、「128」、「159」、「191」、「223」といった7つの閾値を用い、画素値が「255〜223」の場合は、N=1(濃度「0」)、画素値が「222〜191」の場合は、N=2(濃度「36」)、画素値が「190〜159」の場合は、N=3(濃度「73」)、画素値が「158〜128」の場合は、N=4(濃度「109」)、画素値が「127〜96」の場合は、N=5(濃度「146」)、画素値が「95〜64」の場合は、N=6(濃度「182」)、画素値が「63〜32」の場合は、N=7(濃度「219」)、画素値が「31〜0」の場合は、N=8(濃度「255」)として8値化するようになっている。
そして、同図の左欄に示すように、このようにして各画素ごとにN値化された各画素ごとに、対応するドットを設定して印刷データを生成するようになっている。
図の例では、「階調:N=8」の8値化とし、画素値として「濃度値」を選択した場合、「N=1」の場合のドットサイズは「ドットなし」、「N=2」の場合のドットサイズは、ドットの面積が最も小さい「小ドット」、「N=3」の場合のドットサイズは、小ドットよりやや大きい「中ドット」、...「N=8」の場合のドットサイズは、ドットの面積が最も広い「大ドット」にそれぞれ変換される。なお、この画素値として「輝度値」を採用する場合は、この「濃度値」とは逆の関係のドットにそれぞれ変換されることになる。
次に、補正データ受信部12は、前記補正データ要求送信部10からの補正データ送信要求に応じてサーバ装置120から送信されてきた所定の補正データを受信する機能を提供するようになっている。
ここで、「補正データ」としては、特に限定するものではないが、例えば、経時劣化やステータス変化などに起因する、印刷実行部18の印字ヘッド200の特性変化による印刷品質の低下を防止するために、その印字ヘッド200の特性変化に合わせて前記印刷データの内容を補正する際に用いるデータを対象とするものであり、その具体例については後述する。
次に、印刷データ補正部13は、前記印刷データ取得部12で取得した印刷データを前記補正データ受信部14で受信した補正データに基づいて補正する機能を提供するようになっている。
すなわち、後に詳述するように、印刷実行部14の印字ヘッド200の特性、特にノズル特性は常に一定でなく、一般に時間の経過やステータスの変化、例えばインク残量などに伴って変化することが知られている。例えば、前記印刷実行部14の印字ヘッド200がインクジェット方式によってドットを形成するものであれば、インクの残量、時間の経過や周囲の温度によってインクの粘度などが変化して、形成されるドットサイズが元の画素値に対応するものと異なったりする。また、後に詳述するように、同じ径のノズル孔であってもその形成位置によっては、吐出されるインクの量が異なって所望のサイズのドットが得られないことがある。
従って、この印刷データ補正部16は、このような原因によって印字ヘッド200の特性が変化した場合に、前記補正データ受信部12で取得した補正データに基づいて、その特性変化に合わせて元の印刷データの内容の一部、あるいは全部を補正するようになっている。
一例を挙げると、受信した補正データによると、印字ヘッド200のあるノズルによって印字されるドットサイズが、その印刷データで規定されるドットサイズよりも1段階大きいドットが形成されてしまうと判断される場合は、そのノズルによって印字されるドットのサイズを1段階小さなサイズにするようになっている。
これによって、印字ヘッド200の特性が変化した場合であっても、その特性変化が吸収(相殺)されることになるため、元の印刷データを充実に再現した高画質の印刷物を得ることが可能となる。
印刷実行部14は、インクジェット方式の印字ヘッド200を備えたものであり、この印字ヘッド200を用いて前記印刷データ補正部16で補正された印刷データに基づいて印刷を実行する機能を提供するようになっている。
すなわち、この印刷実行部14は、図6および図7に示すように、印刷媒体(用紙)Sまたは印字ヘッド200の一方、あるいは双方を移動させながら前記印字ヘッド200に形成された前記ノズルモジュール50、51、52、53、54、55からインクをそれぞれドット状に噴射して前記印刷媒体S上に多数のドットからなる所定の画像を形成するようにしたインクジェット方式のプリンタであり、前述した印字ヘッド200の他に、この印字ヘッド200を印刷媒体S上をその幅方向に往復移動させる図示しない印字ヘッド送り機構(マルチパス型の場合)、前記印刷媒体Sを移動させるための図示しない紙送り機構、前記印刷用データに基づいて印字ヘッド200のインクの吐出を制御する図示しない印字ヘッドコントローラ機構などの公知の構成要素から構成されている。
図6は、この印字ヘッド200の構造を示す部分拡大底面図、図7は、その部分拡大断面図である。
図6に示すように、この印字ヘッド200は、いわゆるラインヘッド型のプリンタに用いられる印刷用紙の紙幅方向に延びる長尺構造をしており、ブラック(K)インクを専用に吐出するノズルNが複数個(図では18個)、主走査方向に直線状に配列されたブラックノズルモジュール50と、イエロー(Y)インクを専用に吐出するノズルNが複数個、
同じく主走査方向に直線状に配列されたイエローノズルモジュール52と、マゼンタ(M)インクを専用に吐出するノズルNが複数個、同じく主走査方向に直線状に配列されたマゼンタノズルモジュール54と、シアン(M)インクを専用に吐出するノズルNが複数個、同じく主走査方向に直線状に配列されたシアンノズルモジュール56といった4つ(4色)のノズルモジュール50、52、54、56が印刷方向(副走査方向)に重なるように一体的に配列して構成されている。なお、モノクロを目的とする印字ヘッドの場合は、ブラックノズルモジュール50のみ、また、さらに高画質な画像をターゲットとする印字ヘッドの場合は、ライトシアン(LS)インクやライトマゼンタ(LM)インクをそれぞれ専用に吐出するためのノズルを備えたライトシアンモジュールやライトマゼンタモジュールなどを加えた6色や8色のインクを吐出可能なものもある。
そして、図7は、例えば、これら4つのノズルモジュール50、52、54、56のなかの1つであるブラックノズルモジュール50の内部構造を側面から示したものであり、各ノズルN1、N2、N3...ごとにそれぞれ設けられたインクチャンバー内に供給されたインクをそれら各インクチャンバーごとに設けられたピエゾ素子(piezo actuator)などの圧電素子によって各ノズルN1、N2、N3...から吐出することで、白色の印刷用紙S上に円形のドットを印字(インク着弾)するようになっている。さらに、この圧電素子に加える電圧を多段階に制御することによってインクチャンバーからのインクの吐出量を制御して各ノズルN1、N2、N3...ごとにサイズの異なるドットが印字可能となっている。
また、このような構造をした印字ヘッド(インクモジュール)200にあっては、製造段階における各ノズルN1、N2、N3...のノズル孔の大きさのバラツキやインクの供給圧の差などにより、規定量通りにインクが吐出されない場合がある。
特に、このようなインク吐出量のバラツキは、図7に示すようにヘッド端部側に位置するノズルN1やN2などに発生し易く、このようなヘッド端部側のノズルN1やN2では規定量以上のインクが吐出されて所定サイズ以上のドットが印字されやすいといった傾向にある。例えば、前述した図4に示すように、「ドットなし」を含めた8つのサイズの異なるドットを打ち分けるパターンでは、それぞれ通常のノズルで形成されるドットサイズ(図中左側)に比べて、ヘッド端部のノズルでは、それぞれ通常のノズルに比べて1〜2サイズ大きめのドット(図中右側)が形成されてしまう結果となる。なお、このような現象はノズル不良などによりヘッド端以外のノズルでも発生し得る可能性があることは勿論である。
図8は、通常のノズルとヘッド端部ノズルとの吐出量の違いを示す概念図であり、図示するように、ヘッド端部ノズルで印字されるドットのサイズは、いずれのドットサイズにおいても通常のノズルで印字されるドットのサイズよりも1〜2段階大きくなる傾向がある。
従って、インク吐出量がすべてのノズルで均一な印字ヘッド200を用いて印刷を実行した場合では、図9に示すようにいずれのドットサイズも規定サイズに印字される(すべてのドットサイズを同じにした場合)のに対し(理想的なドットパターン)、図7に示したようにヘッド端部ノズルのインク吐出量が他のノズルよりも多いといった特性のノズルモジュール50を用いて印刷を実行すると、図10に示すように、ヘッド端部ノズル(図の例では「N1」および「N1440」)によって印字されるドットのサイズのみが他のノズルで印字されるドットに比べて1〜2サイズ大きくなってしまう結果となる。
次に、課金情報受信部15は、前記補正データ受信部12で受信した補正データに対する対価や手数料などに相当する課金情報を受信する機能を提供するものであり、受信した課金情報を次の課金処理部16に通知する機能を提供するようになっている。なお、この課金情報受信部15は、ハードウェア的には前記補正データ受信部12と兼用していても良く、また、この場合その課金情報は補正データと共に送られてくるものであっても良い。
次に、課金処理部16は、この課金情報受信部15で受信した課金情報に基づいて所定の処理、具体的には、その課金額などの情報を図示しない表示装置(CRTやLCDなど)や前記印刷実行部14の印刷機能を用いてプリンタ110のユーザや管理者などに通知する機能を提供するようになっている。また、この課金処理部16は、Eメールなどを用いて通知する方法もある。
ここで、以上のような構成をしたプリンタ110は、印刷のための各種制御や補正データ要求送信部10、印刷データ取得部11、補正データ受信部12、印刷データ補正部13、印刷実行部14、課金情報受信部15、課金処理部16などをソフトウェア上で実現するためのコンピュータシステムを備えており、そのハードウェア構成は、図2に示すように、各種制御や演算処理を担う中央演算処理装置であるCPU(Central Processing Unit)60と、主記憶装置(Main Storage)を構成するRAM(Random Access Memory)62と、読み出し専用の記憶装置であるROM(Read Only Memory)64との間をPCI(Peripheral Component Interconnect)バスやISA(Industrial Standard Architecture)バス等からなる各種内外バス68で接続すると共に、このバス68に入出力インターフェース(I/F)66を介して、HDD(Hard Disk Drive)などの外部記憶装置(Secondary Storage)70や、印刷装置72、操作パネルやマウス、キーボード、スキャナなどの入力装置74、およびサーバ装置や図示しない印刷指示装置(パソコン)などと通信するためのネットワークNなどを接続したものである。
そして、電源を投入すると、ROM64等に記憶されたBIOS等のシステムプログラムが、ROM64に予め記憶された各種専用のコンピュータプログラム、あるいは、CD−ROMやDVD−ROM、フレキシブルディスク(FD)などの記憶媒体を介して、またはインターネットなどの通信ネットワークNを介して記憶装置70にインストールされた各種専用のコンピュータプログラムを同じくRAM62にロードし、そのRAM62にロードされたプログラムに記述された命令に従ってCPU60が各種リソースを駆使して所定の制御および演算処理を行うことで前述したような各部の各機能をソフトウェア上で実現できるようになっている。
次に、図1に戻って一方のサーバ装置120は、補正データ要求受信部20と、補正データ取得部21と、補正データ修正部22と、補正データ送信部23と、補正データ精度計算部24と、課金額算出部25と、課金額通知部26と、サービスポイント算出部27と、補正データ保存部28と、課金情報保存部29と、割引情報保存部30とから主に構成されており、以下、これら各部の機能について説明する。
先ず、補正データ要求受信部20は、プリンタ110側からネットワークNを介して送信されてきた補正データ受信要求をそのプリンタ情報と共に受信して、補正データ取得部22などに通知するようになっている。
図5は、補正データ要求と共に送られてくるプリンタ情報のうち、印字ヘッド200の各ノズルのインク吐出量に関する情報の一例を示したものである。
図の例では、ノズル端部に位置するノズル番号「1」、「2」および「1440」のインク吐出量が正常なノズルのインク吐出量に比べて1〜2段階高くなっていることを示している。
補正データ取得部21は、この補正データ要求受信部20からの通知を受けて、その補
正データ要求と共に送信されてきたプリンタ情報を解析し、プリンタ110が多数接続されている場合は、その要求を行ったプリンタ110を特定すると共に、そのプリンタ110に対応する補正データを補正データ保存部28から取り出して取得する機能を提供するようになっている。
補正データ修正部22は、この補正データ取得部21で取得した補正データをそのプリンタ情報と共に受け取ると共に、そのプリンタ情報に基づいて、受け取った補正データに対して必要であれば、適当な修正を行って修正した補正データを補正データ送信部23に受け渡す機能を提供するようになっている。
また、さらにこの補正データ修正部22は、前記補正データの送信要求と共に、その修正率に関する要求を受け取った場合には、その修正率に基づいて前記補正データを修正するようになっている。例えば、原則として修正率が高くなるほど、補正データを得るまでの処理時間が多くなってその補正データを提供するまでに多くの時間や手間を要し、また、プリンタ110の解像度などによっては、それほど完璧なデータ修正が必要でない場合がある。従って、このような各プリンタ110側のニーズに応じた修正率で前記補正データを修正できるようになっている。
補正データ送信部23は、この補正データ修正部22によって必要に応じて修正された補正データを受け取った後、ネットワークNを介して直ちに前記プリンタ110側に送信する機能を提供するようになっている。
補正データ精度計算部24は、前記補正データ修正部22で修正した前記補正データの補正精度を計算する機能を提供するようになっている。
ここで、前記補正データの補正精度の計算方法としては特に限定するものではないが、例えば、以下の式(1)のようにして求めることができる。
補正精度C=G(Y)...(1)
Y:補正データの平均値
G:精度計算関数
そして、この計算式によれば、例えば、補正データの平均値が、
0から10の場合は、補正精度は100%
10から30の場合は、補正精度は80%
30から80の場合は、補正精度は50%
80以上の場合は、補正精度は30%、となる。
課金額算出部25は、前記補正データ送信部23で送信した補正データ送信処理に対応する課金額を算出する機能を提供するようになっている。
また、この課金額算出部25は、このような補正データ送信処理に対応する課金額を算出するに際して前記補正データ修正部22での補正データの修正率や、前記補正データ精度計算部24で算出した補正データの補正精度、または、後述するサービスポイント算出部27で算出されたサービスポイントなどに各種情報を加味してその課金額を算出するようになっている。
課金額通知部26は、このように課金額算出部25で算出した課金額を、その割引額などの必要な情報と共にネットワークNを介して直ちに前記プリンタ110側に通知する機能を提供するようになっている。なお、この課金額通知部26は、ハードウェア的には前記補正データ要求受信部20や補正データ送信部23と兼用していても良く、また、この場合、その課金額は前記補正データ送信部23による補正データと共に送信するようにしても良い。
サービスポイント算出部27は、前記プリンタ110からの前記補正データの要求送信または受信情報に基づいてサービスポイントを算出する機能を提供するようになっている。すなわち、このサービスポイント算出部27は、各プリンタ110ごとの補正データ利用回数、利用頻度、補正データの修正率などに応じて各プリンタ110ごとにサービスポイントを算出してその情報を保存すると共に、前記課金額算出部25の要求に応じて各プリンタ110ごとのサービスポイントに関する情報を提供するようになっている。
次に、補正データ保存部28は、前記各プリンタ110ごとの補正データが大量に保存されたデータベース(DB)であり、前記補正データ取得部21の要求に応じた補正データを提供するようになっている。また、前記補正データ要求送信部10で受信したプリンタ情報を保存しておくと共に必要に応じてその内容を更新するようになっている。なお、この補正データ保存部28は、システムが休止しているときなど適当な時期に前記ネットワークNを介して最新の補正データを取得して保存・更新する機能も発揮できるようになっている。
また、課金情報保存部29は、補正データ保存部28に保存された各種補正データの提供に対する対価や手数料などの課金情報が大量に保存されたデータベース(DB)であり、前記課金額算出部25がその課金額を算出する際に必要な課金情報をその課金額算出部25などの要求に応じて提供するようになっている。なお、この課金情報保存部29も前記補正データ保存部28と同様に、システムが休止しているときなど適当な時期に前記ネットワークNを介して最新の課金情報などを取得して保存・更新する機能も発揮できるようになっている。
また、割引情報保存部30は、前記サービスポイント算出部27で算出されたサービスポイントに応じて課金額の一部あるいは全部を割り引くための情報や、後述するように消耗品の発注があった場合などに、その消耗品の購入代金の一部を割り引くような割引率などの関する情報などが保存された保存されたデータベース(DB)であり、前記課金額算出部25がその課金額を算出する際に必要な割引情報をその課金額算出部25などの要求に応じて提供するようになっている。
ここで、このサーバ装置120は、前記プリンタ110と同様に、これら補正データ要求受信部20、補正データ取得部21、補正データ修正部22、補正データ送信部23、補正データ精度計算部24、課金額算出部25、課金額通知部26、サービスポイント算出部27、補正データ保存部28、課金情報保存部29、割引情報保存部30などをソフトウェア上で実現するためのコンピュータシステムを備えており、そのハードウェア構成は、図3に示すように、各種制御や演算処理を担う中央演算処理装置であるCPU80と、RAM82と、ROM84との間をPCIバスやISAバスなどからなる各種内外バス88で接続すると共に、このバス88に入出力インターフェース(I/F)86を介して、HDDなどの外部記憶装置90や、CRT、LCDモニター等の出力装置92、操作パネルやマウス、キーボード、スキャナなどの入力装置94、および図示しない印刷指示装置などと通信するためのネットワークNなどを接続したものである。
そして、電源を投入すると、ROM94等に記憶されたBIOSなどのシステムプログラムが、ROM94に予め記憶された各種専用のコンピュータプログラム、あるいは、CD−ROMやDVD−ROM、フレキシブルディスク(FD)などの記憶媒体を介して、またはインターネットなどの通信ネットワークNを介して記憶装置90にインストールされた各種専用のコンピュータプログラムを同じくRAM92にロードし、そのRAM92にロードされたプログラムに記述された命令に従ってCPU90が各種リソースを駆使して所定の制御および演算処理を行うことで前述したような各手段の各機能をソフトウェア上で実現できるようになっている。
なお、このプリンタ110とサーバ装置120との間の情報の送受信に用いるプロトコル(通信規約)としては、特に限定されるものでなく、例えばネットワークNとして
インターネットなどを用いる場合は、インターネットなどで標準的なプロトコルであるTCP/IPなどが用いられることになる。
次に、このような構成をした印刷システム100を用いた印刷処理の流れの一例を図11および図12のフローチャート図を主に参照しながら説明する。なお、図11は、補正データの取得要求からその補正データを用いて印刷を実行するまでの印刷処理の全体の流れを、また、図12は、この補正データの取得に際して発生する課金額の算出からその通知までの処理の流れをそれぞれ示したものである。
先ず、図11のフローチャート図に示すように、この印刷システム100は、電源投入後、印刷処理のための所定の初期動作や通信のための確認動作が終了したならば、最初のステップS100に移行して、パソコンなどの図示しない印刷指示端末などが接続されている場合は、プリンタ110側の印刷データ取得部12がその印刷指示端末などから印刷データと共に明示的な印刷指示があるかどうかを監視し、印刷指示があったと判断したとき(Yes)は、次のステップS102に移行して補正データ要求送信部10が補正データ要求をそのプリンタ情報と共にネットワークNを介してサーバ装置120側へ送信して次のステップS104に移行する。
ステップS104では、補正データ要求受信部20が、そのネットワークNに複数のプリンタ110が接続されている場合は、いずれかのプリンタ110から補正データ要求が送られてきたかを監視し、補正データ要求を受信したと判断したとき(Yes)は、次のステップS106に移行してその補正データ要求と共に送られてきたプリンタ情報を解析してその要求を行ったプリンタ110を特定する。
そして、このようにして補正データ要求を行ったプリンタ110が特定されたなら、次のステップS108に移行して補正データ取得部22がそのプリンタ110に対応する補正データを補正データ保存部28から取得して次のステップS110に移行する。
ステップS110では、補正データ修正部24がそのプリンタ情報に基づいて、取得した補正データに修正が必要であるか否かを判断し、修正が必要でないと判断したとき(No)は、ステップS114までジャンプすることになるが、修正が必要であると判断したとき(Yes)は、そのまま次のステップS112に移行する。
ステップS112では、補正データ修正部24がその取得した補正データをその修正内容に従って修正し、修正した補正データを補正データ送信部26へ送信する。
例えば、前記補正データ受信要求と共に送られてきたプリンタ情報のなかで「インク残量」に関する情報に着目し、この「インク残量」がある値以下でそのインクの吐出量の変化が著しく大きくなる場合は、その値を閾値として設定し、この閾値を超えている場合は、取得した補正データを修正することなく、そのままの状態で(オリジナル)補正データ送信部26へ送ることになるが、その「インク残量」が閾値を超えている場合は、取得した補正データの内容では、プリンタ110側で十分に印刷データを補正することができなくなるため、その「インク残量」に応じて、取得した補正データを最適に修正する。
すなわち、補正データ取得要求を行ったプリンタ110側の印字ヘッド200の印字特性が図10に示すように、ヘッド端のノズルのみそのインク吐出量が多くなっているような場合では、取得した補正データは、そのヘッド端のノズルに対応する画素のドットのサイズを1段階以上小さくなるようにその印刷データを補正する内容となっているが、インク残量がある量以下になると、そのヘッド端のノズルのみでなく、その隣のノズルのインク吐出量も所定値よりも増減してしまうことがある。
そして、このようなケースでは、取得したオリジナルの補正データのみでは、ヘッド端のノズルに対してはそのインク吐出量を制御することができるが、その隣のノズルのインク吐出量に関しては全く制御が及ばなくなる。
そのため、このステップS112(補正データ修正部24)では、「インク残量」などといった現在のプリンタ110の状況も考慮して補正データを修正することで、現在のプリンタ110の状況に合致した最適な補正データを生成・提供することが可能となる。
ここで、「インク残量」に基づく補正データの修正方法としては、前記の例の他に、次の修正式(2)に示すように、インク残量Xに対応した修正量f(x)を予め求めておき、このf(x)の補正量に基づいて補正データを修正しても良い。
補正データy´=y+α*f(x)...(2)
なお、このステップS112における修正判断情報としては、「インク残量」に関する情報の他に、印刷回数やプリンタ110の筐体内外の平均温度、平均湿度(いずれもインク吐出量などに大きな影響を及ぼすことが考えられる)などに関する情報に基づいて補正データを修正するようにしても良い。また、これらの修正式は、各条件で印刷結果がどのくらい変わるかを予め実験しておくことによって容易に求めることができる。
そして、このようにして補正データの修正が終了したならば、ステップS114に移行して補正データ送信部26が補正データ保存部28から取得した補正データをそのまま、あるいは補正データ修正部24による修正後の補正データをネットワークNを介してプリンタ110側に送信して次のステップS116に移行する。
ステップS116では、プリンタ110側の印刷データ受信部14が、サーバ装置送信要求を行ってから所定時間内にその補正データを受信したか否かを判断し、所定時間内に補正データを受信しなかったと判断したとき(No)は、最後のステップ120までジャンプすることになるが、所定時間内に補正データを受信したと判断したとき(Yes)は、取得した補正データを印刷データ補正部16に受け渡して次のステップS118に移行してその補正データに基づいて前記印刷データ取得部12で取得した印刷データを補正することになる。
そして、このようにして印刷データの補正が終了したならば、最後のステップS120に移行して印刷実行部18がその印字ヘッド200を用いて印刷を実行する。
これによって、個々のプリンタ110は、単なる機器情報などに基づく補正データは勿論、その経時劣化状況などに合わせて修正した最適な補正データをタイムリーにサーバ装置120から取得することができる。
この結果、濃度ムラのない高品質が印刷物が確実に得られると共に、個々のプリンタ110ごとに大量の補正データを保持する必要がなくなるため、その補正データを保持するためのメモリ(記憶装置)が不要となる。
また、個々のプリンタ110側で独自に補正データを修正する必要もなくなるため、個々のプリンタ110の情報処理能力を無駄に消費することがないなどといった優れた効果が得られる。
次に、図12のフローチャート図に示すように、この印刷システム100のサーバ装置120は、前記の処理に引き続き、ステップS200に移行して補正データ送信部23がそのプリンタ110からの要求に応じて所定の補正データを送信したか否かを判断し、補正データ送信部23が補正データを送信したと判断したとき(Yes)は、次のステップS202に移行してその送信した補正データが前記補正データ修正部22による補正データの修正がなされたか否かを判断する。
この結果、補正データの修正が行われなかったと判断したとき(No)は、次のステップS204をジャンプしてステップS206に移行することになるが、補正データ修正部22で補正データの修正が行われたと判断したとき(No)は、次のステップS204において補正データ精度計算部24がその修正精度を計算してから次のステップS206に移行してさらに前記サービスポイント算出部27によって算出されたサービスポイントを算出する。
そして、このようにして補正データ精度計算部24における補正データの修正精度およびサービスポイント算出部におけるサービスポイントの算出が行われたならば、次のステップS208に移行して課金額算出部25が、その補正データの提供に対する課金額を算出し、次のステップS210において課金額通知部26が、算出された課金額をプリンタ110に対してその補正データと共に、あるいはその後の適当な時期に通知することになる。
このステップS208における課金額算出部25での課金額の算出方法としては、特に限定するものではないが、例えば、前記の補正精度の計算式(1)によれば、補正データの平均値が20の場合、補正精度は80%であるため、課金金額の80%に減額する、若しくは、サービスポイントを20%アップするなどによって、基本料金に対して適当な割り増しや減額を行うことによって最終的な課金額が決定されることになる。
また、この課金額算出ステップにおいては、プリンタ110が補正データの取得要求と共にその補正データの修正精度に関する要求を行って前記補正データ修正部22がその要求する修正精度に従って修正した補正データを生成・提供した場合は、この要求精度に合わせてさらにその課金額を算出するようにしても良い。
例えば、補正精度と、補正関数、課金金額、割引率が以下のように関連付けられている場合では、
補正精度:50%以下、 補正関数:F1()、 課金金額:100%、 割引率:100% 補正精度:50〜75%以下、補正関数:F2()、 課金金額:120%、 割引率:150% 補正精度:50%以上、 補正関数:F3()、 課金金額:150%、 割引率:200% 例えば、プリンタ110の管理者やユーザが補正精度として最高(MAX)を求めるのであれば、通常料金の1.5倍の金額がかかることになる。また、この場合の割引率は200%となり、通常のポイントよりも2倍のポイントがつくことになる。なお、前記の例において、補正関数F1〜F3はそれぞれ補正データの生成方法を表したものであり、例えば、補正関数F3の処理時間は、補正関数F1の3倍かかるなどがこれに相当する。
そして、このような通知を受けたプリンタ110側では、ステップS212において、その課金情報受信部15が課金額などに関する情報を受信したか否かを判断し、受信したと判断したとき(Yes)は、次のステップS214に移行して課金処理部16がその課金額を、液晶モニターなどの表示装置に表示して処理を終了することになる。
これによって、補正データの取得要求を行ったプリンタ110の管理者やユーザは、その補正データの提供サービスに対する料金や手数料は勿論、その割引率や割増額などの明細情報も同時に知ることが可能となり、明朗な料金体系を構築することができる。
この結果、各プリンタ(クライアント装置)110に対する補正データ提供サービスに対する課金処理をスムーズに行うことができる。
なお、本実施の形態では、サーバ装置120側で補正データの修正を行うようにしたが、プリンタ110側で補正データの修正が可能であってサーバ装置120側では補正データを提供するだけでその修正処理が不要となるような場合は、さらに割引率を高めたり、ポイントとの付与率を向上させるようにしても良い。
また、本実施の形態では、印刷要求があるごとにサーバ装置120から補正データを取得するようにしたが、ネットワークNが混雑している場合などではその補正データを取得するまで時間がかかることが考えられる。
従って、場合によってはこれ以外のタイミング、例えば1日の最初の印刷時(もしくは1週間、1ヶ月、数ヶ月)や、印刷間隔がX日あったとき、印刷枚数Y枚ごと、インク(トナー)残量がZ割合ごと、プリンタドライバを更新したとき、などのタイミングで補正データを取得するようにしても良い。
また、前記補正データ保存部28や課金情報保存部29、割引情報保存部30などのデータベースは、サーバ装置120に備わっている他、同じネットワークNで接続された図示しない他のサーバ装置などに備わっていても良い。
すなわち、これらのデータベースがこのサーバ装置120に備わっている場合は、迅速に必要な補正データを取得することができ、また、他のサーバ装置などに備わっている場合は、大量の補正データをまとめて保持できると共に、サーバ装置120の記憶容量も大幅に節約することができる。
また、本実施の形態における、「プリンタ110」および「サーバ装置120」は、前記課題を解決するための手段の欄に記載した形態1などの印刷システムの「クライアント装置」および「サーバ装置」に対応し、「プリンタ110」の補正データ要求送信部10、印刷データ取得部11、補正データ受信部12、課金情報受信部15、課金処理部16などは、同じく前記課題を解決するための手段の欄に記載した形態1などの印刷システムの「クライアント装置」の補正データ要求送信部、印刷データ取得部、補正データ受信部、課金情報受信部、課金処理部などにそれぞれ対応するものである。
また、「サーバ装置120」の補正データ要求受信部20、補正データ取得部21、補正データ修正部22、補正データ送信部23、補正データ精度計算部24、課金額算出部25、課金額通知部26などは、同じく前記課題を解決するための手段の欄に記載した形態1、2などの印刷システムの「サーバ装置」の補正データ要求受信部、補正データ取得部、補正データ修正部、補正データ送信部、補正データ精度計算部、課金額算出部、課金額通知部などにそれぞれ対応するものである。
また、本発明の印刷システム100のプリンタ110から印字ヘッド200と印刷実行部14とを分離すれば、その機能はパソコンなどの汎用の情報処理装置(画像処理装置)のみで実現することも可能となる。その際、これら機能は、PCパソコン(PC)などの汎用のコンピュータシステムを用いてソフトウェアによって前記各手段を実現することができる。なお、印字ヘッド、印刷手段、切り出し切り出し部分などは、印刷装置側に配置すれば良い。
すなわち、このプリンタ110の補正データ要求送信部10と、補正データ受信部12と、印刷データ補正部13と、課金情報受信部15と、課金所部16とをパソコンなどの汎用の情報処理装置で実現すれば、専用のプリンタ110を製作しなくとも、既存のインクジェット式印刷装置(プリンタ)などをそのまま活用することが可能となる。
また、前述した本発明の印刷システム100を実現するための、各部は既存の殆どのプリンタに組み込まれたコンピュータシステムを用いたソフトウェア上で実現することが可能であり、そのコンピュータプログラムは、予め半導体ROMに記憶させた状態で製品中に組み込んだり、インターネットなどのネットワークを介して配信する他、図13に示すようにCD−ROMやDVD−ROM、FDなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体Rを介することによって所望するユーザなどに対して容易に提供することが可能となる。
次に、図14および図15は、本発明の印刷システム100および印刷システム用プログラム、印刷方法およびサーバ装置、サーバ装置用プログラム、プリンタ、プリンタ用プログラムならびに前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する第2の実施の形態を示したものである。
図14は、本発明に係る印刷システム100の第2の実施の形態を示した機能ブロック図である。
図示するように、この印刷システム100は、前記第1の実施の形態と同様に、少なくとも1つ以上のプリンタ(クライアント装置)110とサーバ装置120とが、インターネットなどの広域ネットワーク(WAN)やイーサネット(登録商標)などのローカルエリアネットワーク(LAN)などの有線・無線のネットワークNを介して相互に情報通信可能に接続された構成となっている。
そして、このプリンタ110は、前述した補正データ要求送信部10と、印刷データ取得部11と、補正データ受信部12と、印刷データ補正部13と、印刷実行部14、課金情報受信部15、課金処理部16とに加え、消耗品発注部17を新たに備えた構成となっており、この消耗品発注部17を除く他の構成の機能は、前記第1の実施の形態と同様である。
すなわち、この消耗品発注部17は、前記印刷実行部14などで用いる消耗品、例えば印刷用紙やインク、トナーなど印刷の実行に必要な各種消耗品を前記ネットワークNなどを介して前記サーバ装置120側に発注する機能を提供するようになっている。
一方、サーバ装置120は、補正データ要求受信部20と、補正データ取得部21と、補正データ修正部22と、補正データ送信部23と、補正データ精度計算部24と、課金額算出部25と、課金額通知部26と、サービスポイント算出部27と、補正データ保存部28と、課金情報保存部29(図示せず)と、割引情報保存部30(図示せず)とに加え、消耗品受注部31と消耗品納品部32とを新たに備えた構成となっており、この消耗品受注部31と消耗品納品部32を除く他の構成の機能は、前記第1の実施の形態と同様である。
すなわち、この消耗品受注部31は、前記プリンタ110の消耗品発注部17からの発注を常時受け付ける機能を提供するようになっており、消耗品納品部32は、この消耗品受注部31の受注内容に応じた消耗品を納品する機能を提供するようになっている。具体的には、消耗品の在庫の管理や配送業者の手配などを行うようになっている。
また、本実施の形態における課金算出部25は、前記プリンタ110への所定の消耗品の納品に対応する納品額を算出して前記プリンタ110に通知する機能も発揮できるようになっている。
図15は、このような消耗品の納品に関する処理の流れの一例を示したものである。
図示するように、先ず最初のステップS300において各プリンタ110の消耗品発注部17は、自己の印刷実行部14などにおける消耗品の量を監視しており、その残量が一定量を下回った場合には、消耗品切れが発生したと判断(Yes)して次のステップS302に移行して該当する消耗品をサーバ装置120側に発注する。
サーバ装置120の消耗品受注部31では、各プリンタ110からは中依頼があるか否かを常時監視しており、ステップS304において消耗品の発注(受注)があったと判断したとき(Yes)は、その発注先のプリンタ110情報や消耗品の種類、納期などの発注内容を解析した後、次のステップS306に移行してその消耗品の在庫があるか否か、すなわち、要求する消耗品を納期までに納品できるか否かなどを判断する。
そして、この判断ステップS308において発注のあった消耗品の在庫があると判断したとき(Yes)は、次のステップS308に移行して、課金額算出部25がそのプリンタ110の過去の取引内容や前記第1の実施の形態のような補正データ提供サービスの際のサービスポイントなどを算出した後、そのサービスポイントなどを考慮してその消耗品の納品額を算出する。例えば、前記サービスポイント算出部27などが、消耗品の発注についてもその消耗品の発注量や発注頻度などに応じて各プリンタ110ごとにポイントを付与しておき、頻繁に消耗品の発注をしてくれるプリンタ110に対しては、そのサービスポイントに応じて消耗品の納品額の一部を割り引くといった計算が可能となる。
そして、このステップS310における納品額の算出が行われたならば、次のステップS312に移行して、消耗品納品部32が、契約している配送業者などに対してその消耗品の配送依頼などの手続きを行うと共に、その算出された消耗品の納品額をプリンタ110側に通知することになる。
一方、前記判断ステップS306において発注のあった消耗品の在庫がないと判断した場合は、ステップS314側に移行して消耗品納品部32が、発注のあった消耗品が在庫切れである旨の通知をそのプリンタ110側に通知することになる。
次に、前記ステップS312において納品および納品額の通知を受けたプリンタ110側では、ステップS320において発注した消耗品が納品されたか否かを常時監視しており、納品がないと判断したとき(No)は、ステップS218側に移行してさらにその納期が経過しているか否かを判断する。この結果、未だ納期を過ぎていないと判断したときは、ステップS316側に戻ることになるが、既に納期を過ぎていると判断したとき(Yes)は、ステップS320側に移行してその消耗品を再発注することになる。
一方、前記ステップS316において、発注した消耗品が納期内に納品されたと判断したときは、次のステップS322に移行してその通知内容を、液晶モニターなどの表示装置に表示して処理を終了することになる。また、在庫なしの通知を受けた場合もこのステップS322においてその旨を表示して処理を終了することになる。
このように本実施の形態では、各プリンタ110に消耗品発注部17を備えると共に、サーバ装置120側に消耗品受注部31と消耗品納品部32とを備えたため、消耗品の発注処理や納品処理といった煩わしい処理を自動化することが可能となり、印刷システムの利便性が大幅に向上する。
また、大量発注や利用頻度の高いプリンタ(クライアント装置)110に対し、ポイント還元サービスなどを併用して納品額の一部あるいは全部を割り引くなどの付加サービスをすることにより、プリントサーバ装置120側の推奨する消耗品の利用率が高まって印刷物の品質を高く維持することができると共に、本発明の印刷システム100の維持コストの捻出や、システム運営者の増収を図ることも可能となる。
なお、本実施の形態における、「プリンタ110」および「サーバ装置120」は、前記課題を解決するための手段の欄に記載した形態1などの印刷システムの「クライアント装置」および「サーバ装置」に対応し、「プリンタ110」の印刷データ取得部11、補正データ受信部12、印刷データ補正部13、印刷実行部14、消耗品発注部17は、同じく前記課題を解決するための手段の欄に記載した形態4、5などの印刷システムの「クライアント装置」の印刷データ取得部、補正データ受信部、印刷データ補正部、印刷実行部、消耗品発注部などにそれぞれ対応するものである。
また、「サーバ装置120」の消耗品受注部31、消耗品納品部32、課金額算出部26、サービスポイント算出部27などは、同じく前記課題を解決するための手段の欄に記載した形態4、5、6などの印刷システムの「サーバ装置」の消耗品受注部、消耗品納品部、課金額算出部、サービスポイント算出部などにそれぞれ対応するものである。
また、本発明の印刷システム100の場合も前記第1の実施の形態と同様にプリンタ110から印字ヘッド200と印刷実行部14とを分離すれば、その機能はパソコンなどの汎用の情報処理装置(画像処理装置)のみで実現することも可能となる。その際、これら機能は、PCパソコン(PC)などの汎用のコンピュータシステムを用いてソフトウェアによって前記各手段を実現することができる。なお、印字ヘッド、印刷手段、切り出し切り出し部分などは、印刷装置側に配置すれば良い。
すなわち、このプリンタ110の補正データ要求送信部10、補正データ受信部12、印刷データ補正部13等をパソコンなどの汎用の情報処理装置で実現すれば、専用のプリンタ110を製作しなくとも、既存のインクジェット式印刷装置(プリンタ)などをそのまま活用することが可能になる。
また、前述した本発明の印刷システム100を実現するための、各部は既存の殆どのプリンタに組み込まれたコンピュータシステムを用いたソフトウェア上で実現することが可能であり、そのコンピュータプログラムは、予め半導体ROMに記憶させた状態で製品中に組み込んだり、インターネットなどのネットワークを介して配信する他、図13などに示したようにCD−ROMやDVD−ROM、FDなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体Rを介することによって所望するユーザなどに対して容易に提供することが可能となる。
本発明に係る印刷システムの第1の実施の形態を示す機能ブロック図である。 本発明に係る印刷システムのプリンタを実現するコンピュータシステムのハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明に係る印刷システムのサーバ装置を実現するコンピュータシステムのハードウェア構成を示すブロック図である。 画素値と階調値(N値)および階調値とドットサイズとの関係を示したドット・階調変換テーブルの一例を示す図である。 プリンタ情報の一例を示す情報テーブルである。 印字ヘッドの構造を示す部分拡大底面図である。 図6の印字ヘッドの構造を示す部分拡大側面図である。 通常のノズルとヘッド端部ノズルとの吐出量の違いを示す概念図である。 すべてのノズルのインク吐出量が正常なときのドットパターンの一例を示す概念図である。 ヘッド端部のノズルのみのインク吐出量が増大したときのドットパターンの一例を示す概念図である。 本発明の第1の実施の形態に係る処理の流れを示すフローチャート図である。 補正データ提供に対する課金額の処理の流れを示すフローチャート図である。 本発明に係るプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の一例を示す概念図である。 本発明に係る印刷システムの第2の実施の形態を示す機能ブロック図である。 第2の実施の形態に係る消耗品の納品処理の流れを示すフローチャート図である。
符号の説明
100...印刷システム、110...プリンタ(クライアント装置)、120...サーバ装置、200...印字ヘッド、300A...ドット・階調変換テーブル、300B...プリンタ情報テーブル、10...補正データ要求送信部、11...印刷データ取得部、12...補正データ受信部、13...印刷データ補正部、14...印刷実行部、15...課金情報受信部、16...課金処理部、17...消耗品発注部、20...補正データ要求受信部、21...補正データ取得部、22...補正データ修正部、23...補正データ送信部、24...補正データ精度計算部、25...課金額算出部、26...課金額通知部、27...サービスポイント算出部、28...補正データ保存部、31...消耗品受注部、32...消耗品納品部、60、80...CPU、62、82...RAM、64、84...ROM、66、86...インターフェース、70、90...記憶装置、72...印刷装置、92...出力装置、74、94...入力装置、50...ブラックノズルモジュール、51...イエローノズルモジュール、52...マゼンタノズルモジュール、53...シアンノズルモジュール、54...ライトマゼンタノズルモジュール、55...ライトシアンノズルモジュール、S...印刷媒体(用紙)、N...ノズル、R...記録媒体

Claims (23)

  1. 印刷データを扱うクライアント装置と、当該クライアント装置と情報通信可能に接続されたサーバ装置とを有する印刷システムであって、
    前記クライアント装置は、
    前記印刷データの補正に用いる補正データを前記サーバ装置に対して要求する補正データ要求送信部と、当該補正データ要求送信部からの要求に応じて前記サーバ装置から送信された所定の補正データを受信する補正データ受信部と、当該補正データ受信部で受信した補正データに対する課金情報を受信する課金情報受信部と、当該課金情報受信部で受信した課金情報に基づいて所定の処理を実行する課金処理部と、を有し、
    前記サーバ装置は、
    前記クライアント装置から発信された補正データ要求を受信する補正データ要求受信部と、当該補正データ要求受信部で受信した補正データ要求に対応する所定の補正データを補正データ保存部から取得する補正データ取得部と、当該補正データ取得部で取得した補正データを前記クライアント装置に送信する補正データ送信部と、当該補正データ送信部で送信した補正データ送信処理に対応する課金額を算出する課金額算出部と、該課金額算出部で算出した課金額を前記クライアント装置に通知する課金額通知部と、を有することを特徴とする印刷システム。
  2. 請求項1に記載の印刷システムにおいて、
    前記サーバ装置は、さらに、
    前記補正データ取得部で取得した補正データを修正してから前記補正データ送信部に送る補正データ修正部と、当該補正データ修正部で修正した前記補正データの補正精度を計算する補正データ精度計算部と、を有し、前記課金額算出部は、当該補正データ精度計算部の計算結果に基づいて課金額を算出するようになっていることを特徴とする印刷システム。
  3. 請求項2に記載の印刷システムにおいて、
    前記サーバ装置は、さらに、
    前記クライアント装置からの前記補正データの要求送信または受信情報に基づいてサービスポイントを算出するサービスポイント算出部を有し、
    前記サーバ装置の課金額算出部は、前記補正データ精度計算部の計算結果と共に前記サービスポイント算出部で算出されたサービスポイントに基づいて前記課金額を算出するようになっていることを特徴とする印刷システム。
  4. 請求項3に記載の印刷システムにおいて、
    前記クライアント装置は、さらに、
    印刷に供する印刷データを取得する印刷データ取得部と、前記印刷データ取得部で取得した印刷データを前記補正データ受信部で受信した補正データに基づいて補正する印刷データ補正部と、当該印刷データ補正部で補正された印刷データに基づいて印刷を実行する印刷実行部と、当該印刷実行部で用いる消耗品を前記サーバ装置に発注する消耗品発注部と、を有すると共に、
    前記サーバ装置は、さらに、
    前記消耗品発注部からの発注を受ける消耗品受注部と、当該消耗品受注部の受注情報に基づいて所定の消耗品を前記クライアント装置に納品する消耗品納品部と、を有し、
    前記課金算出部は、前記クライアント装置へ所定の消耗品の納品に対応する納品額を算出して前記クライアント装置に通知するようになっていることを特徴とする印刷システム。
  5. 請求項4に記載の印刷システムにおいて、
    前記サーバ装置は、さらに、前記クライアント装置からの前記補正データの要求送信または受信情報に基づいてサービスポイントを算出するサービスポイント算出部を有し、
    前記サーバ装置の課金額算出部は、さらに前記サービスポイント算出部で算出されたサービスポイントに基づいて前記納品額を算出するようになっていることを特徴とする印刷システム。
  6. 印刷データを扱うクライアント装置と、当該クライアント装置と情報通信可能に接続されたサーバ装置とを有する印刷システムで用いる印刷プログラムであって、
    前記クライアント装置のコンピュータを、
    前記印刷データの補正に用いる補正データを前記サーバ装置に対して要求する補正データ要求送信部と、当該補正データ要求送信部からの要求に応じて前記サーバ装置から送信された所定の補正データを受信する補正データ受信部と、当該補正データ受信部で受信した補正データに対する課金情報を受信する課金情報受信部と、当該課金情報受信部で受信した課金情報に基づいて所定の処理を実行する課金処理部と、して機能させると共に、
    前記サーバ装置のコンピュータを、
    前記クライアント装置から発信された補正データ要求を受信する補正データ要求受信部と、当該補正データ要求受信部で受信した補正データ要求に対応する所定の補正データを補正データ保存部から取得する補正データ取得部と、当該補正データ取得部で取得した補正データを前記クライアント装置に送信する補正データ送信部と、当該補正データ送信部で送信した補正データ送信処理に対応する課金額を算出する課金額算出部と、当該課金額算出部で算出した課金額を前記クライアント装置に通知する課金額通知部と、して機能させることを特徴とする印刷プログラム。
  7. 印刷データを扱うクライアント装置と、当該クライアント装置と情報通信可能に接続されたサーバ装置とを用いる印刷方法であって、
    前記クライアント装置は、
    前記印刷データの補正に用いる補正データを前記サーバ装置に対して要求する補正データ要求送信ステップと、当該補正データ要求送信ステップの要求に応じて前記サーバ装置から送信された所定の補正データを受信する補正データ受信ステップと、当該補正データ受信ステップで受信した補正データに対する課金情報を受信する課金情報受信ステップと、当該課金情報受信ステップで受信した課金情報に基づいて所定の処理を実行する課金処理ステップと、を含み、
    前記サーバ装置は、
    前記クライアント装置から発信された補正データ要求を受信する補正データ要求受信ステップと、当該補正データ要求受信ステップで受信した補正データ要求に対応する所定の補正データを取得する補正データ取得ステップと、当該補正データ取得ステップで取得した補正データを前記クライアント装置に送信する補正データ送信ステップと、当該補正データ送信ステップで送信した補正データ送信処理に対応する課金額を算出する課金額算出ステップと、当該課金額算出ステップで算出した課金額を前記クライアント装置に通知する課金額通知ステップと、を含むことを特徴とする印刷方法。
  8. 印刷データを所定の補正データに基づいて補正してから印刷するプリンタと情報通信可能に接続されたサーバ装置であって、
    前記プリンタから発信された補正データ取得要求を受信する補正データ要求受信部と、当該補正データ要求受信部で受信した補正データ取得要求に対応する所定の補正データを補正データ保存部から取得する補正データ取得部と、当該補正データ取得部で取得した補正データを前記プリンタに送信する補正データ送信部と、当該補正データ送信部で送信した補正データ送信処理に対応する課金額を算出する課金額算出部と、当該課金額算出部で算出した課金額を前記クライアント装置に通知する課金額通知部と、を有することを特徴とするサーバ装置。
  9. 請求項8に記載のサーバ装置において、
    前記補正データ取得部で取得した補正データを修正してから前記補正データ送信部に送る補正データ修正部と、
    当該補正データ修正部で修正した前記補正データの補正精度を計算する補正データ精度計算部と、さらに有し、
    前記課金額算出部は、当該補正データ精度計算部の計算結果に基づいて課金額を算出するようになっていることを特徴とするサーバ装置。
  10. 請求項9に記載のサーバ装置において、
    前記クライアント装置からの前記補正データの要求送信または受信情報に基づいてサービスポイントを算出するサービスポイント算出部をさらに有し、
    前記サーバ装置の課金額算出部は、前記補正データ精度計算部の計算結果と共に前記サービスポイント算出部で算出されたサービスポイントに基づいて前記課金額を算出するようになっていることを特徴とするサーバ装置。
  11. 印刷データを所定の補正データに基づいて補正してから印刷するプリンタと情報通信可能に接続されたサーバ装置のコンピュータを、
    前記プリンタから発信された補正データ取得要求を受信する補正データ要求受信部と、
    当該補正データ要求受信部で受信した補正データ取得要求に対応する所定の補正データを補正データ保存部から取得する補正データ取得部と、当該補正データ取得部で取得した補正データを前記プリンタに送信する補正データ送信部と、当該補正データ送信部で送信した補正データ送信処理に対応する課金額を算出する課金額算出部と、当該課金額算出部で算出した課金額を前記クライアント装置に通知する課金額通知部と、して機能させることを特徴とするサーバ装置用プログラム。
  12. 補正データを提供するサーバ装置と情報通信可能に接続された、印刷データを扱うクライアント装置であって、
    前記印刷データの補正に用いる補正データを前記サーバ装置に対して要求する補正データ要求送信部と、当該補正データ要求送信部からの要求に応じて前記サーバ装置から送信された所定の補正データを受信する補正データ受信部と、前記補正データ受信部で受信した補正データに対する課金情報を受信する課金情報受信部と、当該課金情報受信部で受信した課金情報に基づいて所定の処理を実行する課金処理部と、を有することを特徴とするクライアント装置。
  13. 補正データを提供するサーバ装置と情報通信可能に接続されたプリンタであって、
    印刷に供する印刷データを取得する印刷データ取得部と、当該印刷データ取得部で取得した印刷データの補正に用いる補正データを前記サーバ装置に対して要求する補正データ要求送信部と、当該補正データ要求送信部からの要求に応じて前記サーバ装置から送信された所定の補正データを受信する補正データ受信部と、前記印刷データ取得部で取得した印刷データを前記補正データ受信部で受信した補正データに基づいて補正する印刷データ補正部と、当該印刷データ補正部で補正された印刷データに基づいて印刷を実行する印刷実行部と、前記補正データ受信部で受信した補正データに対する課金情報を受信する課金情報受信部と、当該課金情報受信部で受信した課金情報に基づいて所定の処理を実行する課金処理部と、を有することを特徴とするプリンタ。
  14. 補正データを提供するサーバ装置に情報通信可能に接続されたプリンタのコンピュータを、
    印刷に供する印刷データを取得する印刷データ取得部と、当該印刷データ取得部で取得した印刷データの補正に用いる補正データを前記サーバ装置に対して要求する補正データ要求送信部と、当該補正データ要求送信部からの要求に応じて前記サーバ装置から送信された所定の補正データを受信する補正データ受信部と、前記印刷データ取得部で取得した印刷データを前記補正データ受信部で受信した補正データに基づいて補正する印刷データ補正部と、当該印刷データ補正部で補正された印刷データに基づいて印刷を実行する印刷実行部と、前記補正データ受信部で受信した補正データに対する課金情報を受信する課金情報受信部と、当該課金情報受信部で受信した課金情報に基づいて所定の処理を実行する課金処理部と、して機能させることを特徴とするプリンタ用プログラム。
  15. 印刷データを扱うクライアント装置と、当該クライアント装置と情報通信可能に接続されたサーバ装置とを有する印刷システムであって、
    前記クライアント装置は、
    前記印刷データの補正に用いる補正データを前記サーバ装置に対して要求すると共に、印字ヘッドの特性変化に影響を及ぼす現在のクライアント装置の状況情報を含む補正データ修正情報を前記サーバ装置に対して送信する補正データ要求送信部と、当該補正データ要求送信部からの要求および前記補正データ修正情報に応じて前記サーバ装置から送信された所定の補正データを受信する補正データ受信部と、を有し、
    前記サーバ装置は、
    前記クライアント装置から発信された補正データ要求と共に、前記補正データ修正情報を受信する補正データ要求受信部と、当該補正データ要求受信部で受信した補正データ要求および補正データ修正情報に対応する補正データを準備する補正データ準備部と、当該補正データ準備部で準備した補正データを前記クライアント装置に送信する補正データ送信部と、を有することを特徴とする印刷システム。
  16. 印刷データを扱うクライアント装置と、当該クライアント装置と情報通信可能に接続されたサーバ装置とを用いる印刷方法であって、
    前記クライアント装置は、
    前記印刷データの補正に用いる補正データを前記サーバ装置に対して要求すると共に、印字ヘッドの特性変化に影響を及ぼす現在のクライアント装置の状況情報を含む補正データ修正情報を前記サーバ装置に対して送信する補正データ要求送信ステップと、当該補正データ要求送信ステップからの要求および前記補正データ修正情報に応じて前記サーバ装置から送信された所定の補正データを受信する補正データ受信ステップとを含み、
    前記サーバ装置は、
    前記クライアント装置から発信された補正データ要求と共に、前記補正データ修正情報を受信する補正データ要求受信ステップと、当該補正データ要求受信ステップで受信した補正データ要求および補正データ修正情報に対応する補正データを準備する補正データ準備ステップと、当該補正データ準備ステップで準備した補正データを前記クライアント装置に送信する補正データ送信ステップと、を含むことを特徴とする印刷方法。
  17. 印刷データを所定の補正データに基づいて補正してから印刷するプリンタと情報通信可能に接続されたサーバ装置であって、
    前記プリンタから発信された補正データ要求と共に、前記プリンタの印字ヘッドの特性変化に影響を及ぼす現在のプリンタの状況情報を含む補正データ修正情報を受信する補正データ要求受信部と、当該補正データ要求受信部で受信した補正データ要求および補正データ修正情報に対応する補正データを準備する補正データ準備部と、当該補正データ準備部で準備した補正データを前記プリンタに送信する補正データ送信部と、を有することを特徴とするサーバ装置。
  18. 印刷データを所定の補正データに基づいて補正してから印刷するプリンタと情報通信可能に接続されたサーバ装置のコンピュータを、
    前記プリンタから発信された補正データ要求と共に、前記プリンタの印字ヘッドの特性変化に影響を及ぼす現在のプリンタの状況情報を含む補正データ修正情報を受信する補正データ要求受信部と、当該補正データ要求受信部で受信した補正データ要求および補正データ修正情報に対応する補正データを準備する補正データ準備部と、当該補正データ準備部で準備した補正データを前記プリンタに送信する補正データ送信部と、して機能させることを特徴とするサーバ装置用プログラム。
  19. 補正データを提供するサーバ装置と情報通信可能に接続されたプリンタであって、
    印刷に供する印刷データを取得する印刷データ取得部と、当該印刷データ取得部で取得した印刷データの補正に用いる補正データを前記サーバ装置に対して要求すると共に、印字ヘッドの特性変化に影響を及ぼす現在のプリンタの状況情報を含む補正データ修正情報を前記サーバ装置に対して送信する補正データ要求送信部と、当該補正データ要求送信部からの要求および補正データ修正情報に応じて前記サーバ装置から送信された補正データを受信する補正データ受信部と、前記印刷データ取得部で取得した印刷データを前記補正データ受信部で受信した補正データに基づいて補正する印刷データ補正部と、当該印刷データ補正部で補正された印刷データに基づいて印刷を実行する印刷実行部とを有することを特徴とするプリンタ。
  20. 補正データを提供するサーバ装置と情報通信可能に接続された、印刷データを扱うクライアント装置を、
    前記印刷データの補正に用いる補正データを前記サーバ装置に対して要求すると共に、印字ヘッドの特性変化に影響を及ぼす現在のクライアント装置の状況情報を含む補正データ修正情報を前記サーバ装置に対して送信する補正データ要求送信部と、当該補正データ要求送信部からの要求および補正データ修正情報に応じて前記サーバ装置から送信された所定の補正データを受信する補正データ受信部として機能させることを特徴とするクライアント装置用プログラム。
  21. 請求項15に記載の印刷システムにおいて、
    前記補正データ準備部は、前記補正データ要求受信部で受信した補正データ要求に対応する所定の補正データを補正データ保存部から取得する補正データ取得部と、当該補正データ取得部で取得した補正データを前記補正データ修正情報に基づいて修正する補正データ修正部と、を有することを特徴とする印刷システム。
  22. 請求項15または21に記載の印刷システムにおいて、
    前記補正データ修正情報は該補正データに関する修正のニーズを示す修正率を含む情報であることを特徴とする印刷システム。
  23. 請求項15または21に記載の印刷システムにおいて、
    前記現在のクライアント装置の状況情報は、インク残量、印刷回数、筐体内外の平均温度、筐体内外の平均湿度のうちの、何れかまたは複数に対応する情報であることを特徴とする印刷システム。
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