JP4465511B2 - エアバッグ装置装備シート - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エアバッグをインフレータより発生するガス圧で膨張展開可能に折り畳んで組み付けたエアバッグ装置を備え、このエアバッグ装置をシートバックの内部でシートバックフレームのサイド部に取付け装備するエアバッグ装置装備シートの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、エアバッグ装置装備シートとしては、エアバッグ装置をシートバックの内部でシートバックフレームのサイド部に取付け装備する内蔵タイプのものと、エアバッグ装置をシートバックの外部に装備する外付けタイプのものとがある。
【0003】
そのうち、内蔵タイプのものはエアバッグ装置に対応するエアバッグリッドをシートバックの側部に開放可能に取り付け、または、エアバッグリッドを取り付けずにシート表皮の縫い合わせ部をエアバッグの膨張展開に伴う破断部として形成することにより構成されている。
【0004】
然し、エアバッグ装置に対応するエアバッグリッドをシートバックの側部に個別に取り付ける場合、または、エアバッグリッドを取り付けずにシート表皮の縫い合わせ部をエアバッグの膨張展開に伴う破断部として形成する場合のいずれにしても、エアバッグリッドを取り付けるシート表皮の開口部における端末処理やエアバッグの膨張展開に伴う破断部とするシート表皮の縫い合わせ処理等の面倒な手間を要する。
【0005】
また、エアバッグ装置をシートバックの外部に装備する外付けタイプのものではエアバッグ装置の取付けスペースや意匠性等の外観的な観点から問題がある。
【0006】
それに加えて、エアバッグ装置装備シートはメーカーや車種,シートの種類に応じて多種多様に構成されており、それは構造的に標準化乃至は汎用化できない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、通常のシート形態を変えないで構造的に標準化乃至は汎用化可能な構成を採用するエアバッグ装置装備シートを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るエアバッグ装置装備シートにおいては、エアバッグをインフレータより発生するガス圧で膨張展開可能に折り畳んで組み付けたエアバッグ装置を備え、このエアバッグ装置をシートバックの内部でシートバックフレームのサイド部に取付け装備するもので、シートバックボードを両サイド部と中央部とに分けて分割形成すると共に、該両サイド部を対称形状に形成し、エアバッグ装置装備側のサイド部をエアバッグリッドとしてエアバッグの膨張圧で開放可能に取り付けると共に、各分割形成した両サイド部と中央部とからシートバックボードを組み立てることにより構成されている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して説明すると、図1で示すシートはアシスタントシートでエアバッグ装置1をシートバックBの左サイド部に装備することにより構成されている。
【0010】
そのシートバックBは、シートバックボード2をサイド部2a,2bと中央部2cとに分けて分割形成すると共に、両サイド部2a,2bを対称形状に形成し、エアバッグ装置1を装備する側のサイド部2aをエアバッグリッドとしてエアバッグの膨張圧で開放可能に取り付けると共に、各分割形成した両サイド部2a,2bと中央部2cとからシートバックボード2を組み立てることにより構成されている。
【0011】
そのシートバッグBにおいては、図2で示すようにシート表皮3のサイドカバー3aを端末に取り付けたフック状のトリムコード3bでシートサイドフレーム4の端部に掛け止めて端末止着することにより、エアバッグ装置1の収容空間を設ける。エアバッグ装置1は、エアバッグ10をインフレータ11より発生するガス圧で膨張展開可能に折り畳んで組み付ける。
【0012】
エアバッグ装置1は、特に図示しないエアバッグケースで収容することにより装備できる。また、エアバッグケースの構成部材としてロアプレート12並びにインナーリッド13を備えて組み立てられる。
【0013】
そのエアバッグ装置1を装備するには、図3で示すようにインナーリッド13の内端部とロアプレート12と共に、エアバッグ10をインフレータ11より発生するガス圧で膨張展開可能に折り畳んで組み付けたエアバッグ装置1を締付けボルト14でシートサイドフレーム4に取付け固定する。
【0014】
そのエアバッグ装置1は、シートバックボード2のサイド部2aをエアバッグリッドとし、サイド部2aの開放端をインナーリッド13の端部と掛止め係止すると共に、他端部を締付けボルト15でシートサイドフレーム4に取付け固定することによりエアバッグ10の膨張圧で開放できるようシートバックボード2のサイド部2aを取り付け、また、各分割形成した両サイド部2a,2bと中央部2cとからシートバックボード2を組み立てることにより装備できる。
【0015】
このように構成するエアバッグ装置装備シートでは、シートバックBの構成部材であるシートバックボード2をサイド部2a,2bと中央部2cとに分けて分割形成すると共に、両サイド部2a,2bを対称形状に形成し、サイド部2aをエアバッグリッドとしてエアバッグ装置1を装備するため、通常のシート形態を変えないで構造的に共通化乃至は汎用化できるよう構成できる。
【0016】
また、両サイド部2a,2bを対称形状に形成するため、エアバッグ装置1をいずれか片側のサイド部にまたは両サイド部に装備しても、通常のシート形態を変えないで構造的に共通化乃至は汎用化できるよう構成できる。
【0017】
【発明の効果】
以上の如く、本発明に係るエアバッグ装置装備シートに依れば、シートバックボードを両サイド部と中央部とに分けて分割形成すると共に、両サイド部を対称形状に形成し、エアバッグ装置装備側のサイド部をエアバッグリッドとしてエアバッグの膨張圧で開放可能に取り付け、各分割形成した両サイド部と中央部とからシートバックボードを組み立てることにより、最低限必要な構成部材で組み立てられ、また、手間を掛けずに通常のシート形態を変えないで構造的に共通化乃至は汎用化可能に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るエアバッグ装置を装備する自動車用シートのシートバックを示す斜視図である。
【図2】 本発明に係るシートに装備するエアバッグ装置の各部を展開させて示す斜視図である。
【図3】 本発明に係るエアバッグ装置を装備する自動車用シートのシートバックを示す断面図である。
【符号の説明】
1 エアバッグ装置
2 シートバックボード
2a,2b シートバックボードのサイド部
2c シートバックボードの中央部
3 シート表皮
4 シートバックフレームのサイド部
10 エアバッグ
11 インフレータ
Claims (1)
- エアバッグをインフレータより発生するガス圧で膨張展開可能に折り畳んで組み付けたエアバッグ装置を備え、このエアバッグ装置をシートバックの内部でシートバックフレームのサイド部に取付け装備するエアバッグ装置装備シートにおいて、
シートバックボードを両サイド部と中央部とに分けて分割形成すると共に、該両サイド部を対称形状に形成し、エアバッグ装置装備側のサイド部をエアバッグリッドとしてエアバッグの膨張圧で開放可能に取り付けると共に、各分割形成した両サイド部と中央部とからシートバックボードを組み立てたことを特徴とするエアバッグ装置装備シート。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP37743999A JP4465511B2 (ja) | 1999-12-30 | 1999-12-30 | エアバッグ装置装備シート |
Publications (2)
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JP2001191829A JP2001191829A (ja) | 2001-07-17 |
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ID=18508814
Family Applications (1)
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JP37743999A Expired - Fee Related JP4465511B2 (ja) | 1999-12-30 | 1999-12-30 | エアバッグ装置装備シート |
Country Status (1)
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Families Citing this family (1)
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-
1999
- 1999-12-30 JP JP37743999A patent/JP4465511B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2001191829A (ja) | 2001-07-17 |
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