JP4464301B2 - 感熱記録体 - Google Patents
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Description
[1]支持体上に、無色乃至淡色の塩基性染料と有機顕色剤とを主成分として含有する感熱発色層を設けた感熱記録体であって、
前記感熱発色層が、有機顕色剤として、4−ヒドロキシ−4’−アリルオキシジフェニルスルホンと、一般式(1):
で表される縮合物または縮合組成物とを含有することを特徴とする感熱記録体。
[2]感熱発色層が、有機顕色剤として、下記一般式(2)で表されるジフェニルスルホン架橋型化合物、下記式(3)で表されるウレアウレタン化合物、及び下記式(4)で表される3−{[(フェニルアミノ)カルボニル]アミノ}ベンゼンスルホンアミドから選ばれる少なくとも一種をさらに含有することを特徴とする上記[1]記載の感熱記録体。
なお、本発明の感熱記録体が、十分に高い発色感度を有し、かつ、発色画像および地肌の保存安定性が優れる理由は明確に解明されていないが、4−ヒドロキシ−4’−アリルオキシジフェニルスルホンと前記一般式(1)で表される特定の縮合物または縮合組成物とが共存することにより、低エネルギーでの印字においても良好な熱溶融発色体を生成し、それによって、顕色剤と塩基性染料との反応生成物である電子移動錯体の安定性が高くなることによるものと推察される。
本発明の感熱記録体は、支持体上に、無色乃至淡色の塩基性染料と有機顕色剤(以下、単に「顕色剤」ともいう。)とを主成分として含有する感熱発色層を設けた感熱記録体であり、有機顕色剤として、4−ヒドロキシ−4’−アリルオキシジフェニルスルホンと、前記一般式(1)で表される縮合物または縮合組成物(以下、「式(1)の縮合物または縮合組成物」ともいう。)を含有せしめたことが特徴である。
また、面積%は、2−5核縮合体のトータル面積%を100とした時の各構成成分の面積%による比率を示し、その他の不純物は含んでいない。
(測定条件)
カラム :Inertsil ODS-2
粒径:5μm
カラム:4.6mmφ×15cm
溶離液 : アセトニトリル:0.05vol%リン酸水溶液 = 98:2(vol)
流速 : 0.8mL/min
波長 : 280nm
注入量 : 1.0μL
カラム温度 : 40℃
分析時間 : 25min
サンプル濃度:約2500ppm
3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリド〔別名クリスタルバイオレットラクトン〕
3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)フタリド〔別名マラカイトグリーンラクトン〕
3−ジエチルアミノ−6−メチルフルオラン
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o,p−ジメチルアニリノ)フルオラン
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(m−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(p−クロロアニリノ)フルオラン
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o−フルオロアニリノ)フルオラン
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(m−メチルアニリノ)フルオラン
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−n−オクチルアニリノフルオラン
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−n−オクチルアミノフルオラン
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−ベンジルアニリノフルオラン
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−ジベンジルアニリノフルオラン
3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−メチルフルオラン
3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオラン
3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−p−メチルアニリノフルオラン
3−ジエチルアミノ−6−エトキシエチル−7−アニリノフルオラン
3−ジエチルアミノ−7−メチルフルオラン
3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン
3−ジエチルアミノ−7−(m−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン
3−ジエチルアミノ−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン
3−ジエチルアミノ−7−(p−クロロアニリノ)フルオラン
3−ジエチルアミノ−7−(o−フルオロアニリノ)フルオラン
3−ジエチルアミノ−ベンゾ〔a〕フルオラン
3−ジエチルアミノ−ベンゾ〔c〕フルオラン
3−ジブチルアミノ−6−メチル−フルオラン
3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン
3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o,p−ジメチルアニリノ)フルオラン
3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン
3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(p−クロロアニリノ)フルオラン
3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o−フルオロアニリノ)フルオラン
3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(m−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン
3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン
3−ジブチルアミノ−6−エトキシエチル−7−アニリノフルオラン
3−ジブチルアミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオラン
3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−p−メチルアニリノフルオラン
3−ジブチルアミノ−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン
3−ジブチルアミノ−7−(o−フルオロアニリノ)フルオラン
3−ジ−n−ペンチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン
3−ジ−n−ペンチルアミノ−6−メチル−7−(p−クロロアニリノ)フルオラン
3−ジ−n−ペンチルアミノ−7−(m−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン
3−ジ−n−ペンチルアミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオラン
3−ジ−n−ペンチルアミノ−7−(p−クロロアニリノ)フルオラン
3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン
3−ピペリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン
3−(N−メチル−N−プロピルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン
3−(N−メチル−N−シクロヘキシルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン
3−(N−エチル−N−シクロヘキシルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン
3−(N−エチル−N−キシルアミノ)−6−メチル−7−(p−クロロアニリノ)フルオラン
3−(N−エチル−p−トルイディノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン
3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン
3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6−クロロ−7−アニリノフルオラン
3−(N−エチル−N−テトラヒドロフルフリルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン
3−(N−エチル−N−イソブチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン
3−(N−エチル−N−エトキシプロピルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン
3−シクロヘキシルアミノ−6−クロロフルオラン
2−(4−オキサヘキシル)−3−ジメチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン
2−(4−オキサヘキシル)−3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン
2−(4−オキサヘキシル)−3−ジプロピルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン
2−メチル−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン
2−メトキシ−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン
2−クロロ−3−メチル−6−p−(p−フェニルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン
2−クロロ−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン
2−ニトロ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン
2−アミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン
2−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン
2−フェニル−6−メチル−6−p−(p−フェニルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン
2−ベンジル−6−p−(p−フェニルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン
2−ヒドロキシ−6−p−(p−フェニルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン 3−メチル−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン
3−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン
3−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジブチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン
2,4−ジメチル−6−〔(4−ジメチルアミノ)アニリノ〕−フルオラン
3,6,6′−トリス(ジメチルアミノ)スピロ〔フルオレン−9,3′−フタリド〕 3,6,6′−トリス(ジエチルアミノ)スピロ〔フルオレン−9,3′−フタリド〕
3,3−ビス−〔2−(p−ジメチルアミノフェニル)−2−(p−メトキシフェニル)エテニル〕−4,5,6,7−テトラブロモフタリド
3,3−ビス−〔2−(p−ジメチルアミノフェニル)−2−(p−メトキシフェニル)エテニル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリド
3,3−ビス−〔1,1−ビス(4−ピロリジノフェニル)エチレン−2−イル〕−4,5,6,7−テトラブロモフタリド
3、3−ビス−〔1−(4−メトキシフェニル)−1−(4−ピロリジノフェニル)エチレン−2−イル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリド
3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリド
3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−3−(1−オクチル−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリド
3−(4−シクロヘキシルエチルアミノ−2−メトキシフェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリド
3,3−ビス(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド
3,6−ビス(ジエチルアミノ)フルオラン−γ−(3′−ニトロ)アニリノラクタム 3,6−ビス(ジエチルアミノ)フルオラン−γ−(4′−ニトロ)アニリノラクタム
1,1−ビス−〔2′,2′,2″,2″−テトラキス−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル〕−2,2−ジニトリルエタン
1,1−ビス−〔2′,2′,2″,2″−テトラキス−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル〕−2−β−ナフトイルエタン
1,1−ビス−〔2′,2′,2″,2″−テトラキス−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル〕−2,2−ジアセチルエタン
ビス−〔2,2,2′,2′−テトラキス−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル〕−メチルマロン酸ジメチルエステル
染料、顕色剤および増感剤の各材料は、あらかじめ以下の配合の分散液をつくり、サンドグラインダーで平均粒径が0.5ミクロンになるまで湿式磨砕を行った。
4−ヒドロキシ−4’−アリルオキシジフェニルスルホン 6.0部
10%ポリビニルアルコール水溶液 18.8部
水 11.2部
<顕色剤分散液−2>
2,2’−メチレンビス(4−t−ブチルフェノール)を62%含有する縮合組成物(すなわち、2,2′−メチレンビス(4−t−ブチルフェノール)を62%含有し、残りがこれに対応する3核縮合物(26%)、4核縮合物(9%)及び5核縮合物(3%))からなる縮合組成物) 6.0部
10%ポリビニルアルコール水溶液 18.8部
水 11.2部
3−ジ−n−ブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン 3.0部
10%ポリビニルアルコール水溶液 6.9部
水 3.9部
1,2−ジ(3−メチルフェノキシ)エタン 6.0部
10%ポリビニルアルコール水溶液 18.8部
水 11.2部
顕色剤分散液−2 18.0部
染料分散液 13.8部
増感剤分散液 36.0部
カオリンクレー50%分散液 26.0部
ステアリン酸亜鉛30%分散液 6.7部
下記の処方の顕色剤分散液−3を実施例1と同様の湿式磨砕を行って調製した。
<顕色剤分散液−3>
2,2’−ビス〔4−(4−ヒドロキシフェニルスルホン)フェノキシ〕ジエチルエーテルを含有する顕色剤組成物(日本曹達社製:D−90) 6.0部
10%ポリビニルアルコール水溶液 18.8部
水 11.2部
顕色剤分散液−1 18.0部
顕色剤分散液−2 18.0部
顕色剤分散液−3 12.0部
染料分散液 13.8部
増感剤分散液 36.0部
カオリンクレー50%分散液 26.0部
ステアリン酸亜鉛30%分散液 6.7部
実施例2で使用した顕色剤分散液−2中の2,2’−ビス〔4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ〕ジエチルエーテルを含有する顕色剤組成物(日本曹達社製:D−90)を、3−{[(フェニルアミノ)カルボニル]アミノ}ベンゼンスルホンアミドに変更した以外は実施例2と同様にして感熱記録体を得た。
実施例2で使用した顕色剤分散液−2中の2,2’−ビス〔4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ〕ジエチルエーテルを含有する顕色剤組成物(日本曹達社製:D−90)を、4,4’−ビス(3−(フェノキシカルボニルアミノ)メチルフェニルウレイド)ジフェニルスルホン(旭化成(株)製:UU)に変更した以外は実施例2と同様にして感熱記録体を得た。
実施例1で使用した増感剤分散液中の1,2−ジ(3−メチルフェノキシ)エタンを、2−ベンジルオキシナフタレンに変更した以外は実施例1と同様にして感熱記録体を得た。
実施例1で使用した増感剤分散液中の1,2−ジ(3−メチルフェノキシ)エタンを、1,2−ジ(メチルフェノキシ)ベンゼンに変更した以外は実施例1と同様にして感熱記録体を得た。
実施例1で使用した顕色剤分散液−1の配合量を10部、顕色剤分散液−2の配合量を26部に変更した以外は実施例1と同様にして感熱記録体を得た。
実施例1で使用した顕色剤分散液−1の配合量を26部、顕色剤分散液−2の配合量を10部に変更した以外は実施例1と同様にして感熱記録体を得た。
実施例1の感熱発色層において、感熱層塗料を以下の通りに調製した以外は、実施例1と同様にして感熱記録体を得た。
顕色剤分散液−1 36.0部
染料分散液 13.8部
増感剤分散液 36.0部
カオリンクレー50%分散液 26.0部
ステアリン酸亜鉛30%分散液 6.7部
比較例1の感熱発色層において、顕色剤分散液−1を顕色剤分散液−2に変更する以外は、比較例1と同様にして感熱記録体を得た。
実施例1の感熱発色層において、顕色剤分散液−2中の2,2’−メチレンビス(4−t−ブチルフェノール)を62%含有する縮合組成物を、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホンに変更する以外は、実施例1と同様にして感熱記録体を得た。
実施例1の感熱発色層において、顕色剤分散液−2中の2,2’−メチレンビス(4−t−ブチルフェノール)を62%含有する縮合組成物を、4−ヒドロキシ−4’−イソプロポキシジフェニルスルホンに変更する以外は、実施例1と同様にして感熱記録体を得た。
実施例1の感熱発色層において、顕色剤分散液−2中の2,2’−メチレンビス(4−t−ブチルフェノール)を62%含有する縮合組成物を、2,2’−ビス〔4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ〕ジエチルエーテルを含有する顕色剤組成物(日本曹達社製:D−90)に変更し、配合量を12部とした以外は、実施例1と同様にして感熱記録体を得た。
実施例1の感熱発色層において、顕色剤分散液−1中の4−ヒドロキシ−4’−アリルオキシジフェニルスルホンを、4−ヒドロキシ−4’−イソプロポキシジフェニルスルホンに変更する以外は、実施例1と同様にして感熱記録体を得た。
上記実施例及び比較例で得た感熱記録材料の感熱発色層について下記の方法により性能を評価した。
大倉電機社製のTH−PMDを使用し、感熱記録体に印加エネルギー0.34mJ/dot、0.25mJ/dotで印字を行った。印字後の画像濃度はマクベス濃度計(アンバーフィルター使用)で測定した。
感熱記録体のサンプル片(大倉電機社製のTH−PMDを使用して印加エネルギー0.34mJ/dotで印字を行ったサンプル片)を試験温度60℃の高温乾燥環境下に24時間放置後の画像部の濃度と地肌部の濃度をマクベス濃度計で測定した。
(耐可塑剤性試験)
紙管に塩ビラップ(三井東圧製ハイラップKMA)を一重に巻き付け、この上に感熱記録体のサンプル片(大倉電機社製のTH−PMDを使用して印加エネルギー0.34mJ/dotで印字を行ったサンプル片)を貼り付け、更にこの上に塩ビラップを三重巻き付けたものを23℃の条件下で2時間放置した後、画像部のマクベス濃度を測定した。
(画像部耐熱性評価)
上記耐熱性試験で測定した試験片の画像部の濃度から以下の式に従い発色濃度保存率を求め、以下の基準で評価した。
発色濃度保存率(%)=(70℃×1時間放置後の発色濃度/放置前の発色濃度)×100
○:75%以上
△:75%未満、60%以上
×:50%未満
(地肌部耐熱性評価)
上記耐熱性試験で測定した試験片の地肌部のOD値により以下の基準で評価した。
○:OD値0.2以下
×:OD値0.2より大
(耐可塑剤性評価)
上記耐可塑剤性試験で測定した試験片の画像部の濃度から以下の式に従い発色濃度保存率を求め、以下の基準で評価した。
発色濃度保存率(%)=(23℃×2時間放置後の発色濃度/放置前の発色濃度)×100
◎:50%以上
○:30%以上
△:30%未満、20%以上
×:20%未満
Claims (2)
- 感熱発色層が、有機顕色剤として、下記一般式(2)で表されるジフェニルスルホン架橋型化合物、下記式(3)で表されるウレアウレタン化合物、及び下記式(4)で表される3−{[(フェニルアミノ)カルボニル]アミノ}ベンゼンスルホンアミドから選ばれる少なくとも一種をさらに含有することを特徴とする請求項1記載の感熱記録体。
(式中、Rはメチレン基またはエチレン基を示す)で表わされる二価基、又は式:
(式中、Tは水素原子又は炭素数が1〜4のアルキル基を示す。)で表わされる二価基を示し、R1〜R6はそれぞれ独立にハロゲン原子、炭素数が1〜5のアルキル又はアルケニル基を示す。m、n、p、q、r、tはそれぞれ0〜4の整数を表し、2以上の時、R1
〜R6はそれぞれ異なっていてもよい。aは0〜10の整数を表す。]
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