JP4463002B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
遊技領域を転動流下している遊技球が始動口へ入賞した場合に、前記一対の可動部材を動作させて大入賞口を開閉し、変動入賞装置内に入賞した遊技球が特定領域を通過することを条件に、遊技者に有利な特別遊技状態を発生する遊技機において、
前記区画壁は、後方へ下り傾斜する状態で配置され、当該区画壁の傾斜下端には、凹室の上部と下部とを連通する連通口を開設し、当該区画壁の前端には、櫛歯状の球導入片を遊技球が通過不能な間隔を空けて前方へ延設し、
前記可動部材は、回動軸を中心にして放射状に複数延設された球受部を備え、該球受部により前記大入賞口を開閉可能とし、球受部の後縁部には複数のスリットを形成し、該スリットを球導入片が通過可能であって遊技球が通過不能な幅に設定し、
常態では前記可動部材を縦向き状態にして大入賞口を閉塞して遊技球が変動入賞装置内へ流入することを阻止し、
前記始動口への入賞に基づいて、前記一対の可動部材を相反する方向へ回転することにより前記大入賞口へ入賞可能とし、可動部材が回転して横向き状態となった場合に、区画壁の球導入片と区画壁側に位置する球受部のスリットとが面一となる状態で噛み合うように遊嵌して転動面を形成し、該転動面上に変動入賞装置内へ流入した遊技球を転動可能としたことを特徴とする遊技機である。
すなわち、区画壁は、後方へ下り傾斜する状態で配置され、当該区画壁の傾斜下端には、凹室の上部と下部とを連通する連通口を開設し、当該区画壁の前端には、櫛歯状の球導入片を遊技球が通過不能な間隔を空けて前方へ延設し、可動部材は、回動軸を中心にして放射状に複数延設された球受部を備え、該球受部により前記大入賞口を開閉可能とし、球受部の後縁部には複数のスリットを形成し、該スリットを球導入片が通過可能であって遊技球が通過不能な幅に設定し、常態では前記可動部材を縦向き状態にして大入賞口を閉塞して遊技球が変動入賞装置内へ流入することを阻止し、始動口への入賞に基づいて、前記一対の可動部材を相反する方向へ回転することにより前記大入賞口へ入賞可能としたので、大入賞口に対して今までにない斬新な開放形態を採ることができ、遊技の興趣を高めることができる。また、可動部材を回動して、球受部を変動入賞装置の左右両側方において下から上へ移動させた場合には、球受部により形成される下り傾斜面が次第に増加し、球受部は、遊技領域を流下する遊技球を拾い受け易くなる。このように、可動部材の回転方向によって大入賞口への入賞し易さを高めることができ、遊技価値の獲得の容易性についての興趣も高めることができる。
そして、常態の変動入賞装置4は、図1に示すように、可動部材17を略垂直となる姿勢(言い換えると縦向き状態)に維持して庇部15と棚部16との間を閉塞し、遊技領域3を流下する遊技球が変動入賞装置4内に流入することを阻止している。また、可動部材17を回転して傾斜させると、変動入賞装置4は、可動部材17の先端を庇部15の下端から離間させて可動部材17と庇部15との間に大入賞口20を開口し、遊技領域3を流下中の遊技球を大入賞口20から変動入賞装置4内に取り込み得る状態となる。
なお、可動部材17の構造については、後で詳細に説明する。
可動部材17は、回動軸18の周りを回転することで大入賞口20を開閉する部材であり、図2に示すように、球受部33を、回動軸18を中心にして放射状に複数(本実施形態では一直線上に2つ)延設している。球受部33は、その先端が変動入賞装置4の外側に位置する状態で遊技領域3を流下する遊技球を受けて(拾って)大入賞口20へ誘導するためのものである。また、回動軸18と庇部15との間に配置されることで大入賞口20を閉塞する機能を備える。この球受部33は、本実施形態においては、平板部材により形成され、その幅を遊技球が十分に転動し得る幅(例えば、遊技球の直径よりも十分に広い幅)に設定している。また、各球受部33の後縁部(変動入賞装置4の取付基板13側の縁部)には複数のスリット34を、区画壁22の球導入片23が十分に通過可能であって遊技球が通過しない程度の幅で形成されている。さらに、図3(b)に示すように、球受部33のスリット34を球導入片23よりも僅かに大きな切欠で構成している。したがって、このような球受部33を備えた可動部材17は、球受部33が球導入片23に干渉する虞がなく、支障なく回動軸18を中心にして回動することができる。また、大入賞口20に対して今までにない斬新な開放形態を採ることができ、遊技の興趣を高めることができる。
なお、入賞した遊技球は、区画壁22から突設した球導入片23により可動部材17の下り傾斜方向(図5(c)中、第1球受部33aが位置する方向)へ移動することを阻止され、区画壁22上へ誘導され、上側凹室21a内を転動する。したがって、第2球受部33bにより受け入れた遊技球が上側凹室21aへ誘導されずに下方に落下する虞はない。
なお、いずれの始動口5,6に入賞したかによって可動部材17の回転方向を選択することだけではなく、異なる回転数(回転角度)も選択することで、大入賞口20への入賞のし易さを変えてもよい。例えば、第1始動口5へ入賞した場合には、遊技制御装置40は、可動部材17を外側回転状態に変換して360度(1周)回転し、第2始動口6へ入賞した場合には、可動部材17を内側回転状態にして、第1始動入賞口5への入賞時よりも多い回転数、例えば、720度(2周)回転するようにしてもよい。このように制御すれば、遊技者は、可動部材17の回転数の違いでも大入賞口20への入賞のチャンスが異なっていることを把握することができ、遊技の興趣を高めることができる。
遊技制御装置40は、図7(a)に示すように、起動処理において、I/OポートやRAMの記憶領域をクリアするなどの初期設定、後述のタイマ割込の設定、パルスモータ35の回転設定等の初期化処理(S1)を施し、その後、処理をループさせる。なお、遊技制御装置40は、初期化処理において、パルスモータ35を停止(OFF)して可動部材17を球受部33が大入賞口20を閉塞する状態にしている。
補助ゲーム始動処理では、遊技制御装置40は、図8に示すように、まず無効フラグがセットされて、各始動センサ10,11からの検出信号を無効とする無効期間中であるか(S11)、あるいは大入賞口20を開放する(開状態にする)開放フラグがセットされて、可動部材17が回転しているか(S12)を判断して、既に補助遊技が実行中であるか否かを判断する。そして無効フラグも開放フラグもセットされていない場合には、遊技制御装置40は、遊技球が第1始動口5に入賞したか(S13)、あるいは第2始動口6に入賞したか(S14)を判断し、いずれの始動口5,6にも入賞していない場合には、補助ゲーム始動処理を終了する(RET)。
また、ステップS20で無効フラグがセットされた場合、すなわち開放タイマがタイムアップした時点でカウントメモリと残存球メモリとが一致していない場合には、開放タイマのタイムアップ後も、ステップS11〜ステップS19へ進む処理を実行し、カウントメモリと残存球メモリとが一致することを条件に、上述した内容と同様にVフラグ等の確認を行う。
なお、図示しないが、第1実施形態における可動部材17、すなわち球受部33の後端から前端へ向けてスリット34を形成した可動部材17であっても、球受部33を曲板部材で形成してもよい。
なお、図12(c)に示すように、段部56に遊技球が通過可能な案内流路57を開設し、該案内流路57の下側出口を第2始動口6の直上に設けて、遊技球を第2始動口6へ案内できるように構成すれば、遊技球の第2始動口6への入賞に対する期待感、ひいては遊技者に有利な大入賞口の開状態であって、遊技球を多く大入賞口20へ入賞させ易い状態に変換するという期待感を喚起でき、遊技の興趣の向上を図ることができる。
2 区画部材
3 遊技領域
4 変動入賞装置
5 第1始動口
6 第2始動口
10 第1始動センサ
11 第2始動センサ
13 取付基板
14 開口部
15 庇部
16 棚部
17 可動部材
18 回動軸
20 大入賞口
21 凹室
21a 上側凹室
21b 下側凹室
22 区画壁
23 球導入片
25 連通口
26 カウントセンサ
27 特定入賞口
28 一般入賞口
29 特定領域センサ
30 閉塞壁
31 残存球センサ
33 球受部
33a 第1球受部
33b 第2球受部
34 スリット
40 遊技制御装置
50 仕切壁
51 切欠部
52 スリット
54 球受部
56 段部
57 案内流路
Claims (1)
- 前面が開口された凹室と、該凹室を上下に区画する区画壁と、前記凹室の開口部の左右両側の開口縁に配設された一対の可動部材と、該可動部材を回転させるための回動駆動源と、を備えた変動入賞装置を設け、
遊技領域を転動流下している遊技球が始動口へ入賞した場合に、前記一対の可動部材を動作させて大入賞口を開閉し、変動入賞装置内に入賞した遊技球が特定領域を通過することを条件に、遊技者に有利な特別遊技状態を発生する遊技機において、
前記区画壁は、後方へ下り傾斜する状態で配置され、当該区画壁の傾斜下端には、凹室の上部と下部とを連通する連通口を開設し、当該区画壁の前端には、櫛歯状の球導入片を遊技球が通過不能な間隔を空けて前方へ延設し、
前記可動部材は、回動軸を中心にして放射状に複数延設された球受部を備え、該球受部により前記大入賞口を開閉可能とし、球受部の後縁部には複数のスリットを形成し、該スリットを球導入片が通過可能であって遊技球が通過不能な幅に設定し、
常態では前記可動部材を縦向き状態にして大入賞口を閉塞して遊技球が変動入賞装置内へ流入することを阻止し、
前記始動口への入賞に基づいて、前記一対の可動部材を相反する方向へ回転することにより前記大入賞口へ入賞可能とし、可動部材が回転して横向き状態となった場合に、区画壁の球導入片と区画壁側に位置する球受部のスリットとが面一となる状態で噛み合うように遊嵌して転動面を形成し、該転動面上に変動入賞装置内へ流入した遊技球を転動可能としたことを特徴とする遊技機。
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