JP4462827B2 - 符号化された面を有するバインダーストリップ及び方法 - Google Patents

符号化された面を有するバインダーストリップ及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4462827B2
JP4462827B2 JP2002573242A JP2002573242A JP4462827B2 JP 4462827 B2 JP4462827 B2 JP 4462827B2 JP 2002573242 A JP2002573242 A JP 2002573242A JP 2002573242 A JP2002573242 A JP 2002573242A JP 4462827 B2 JP4462827 B2 JP 4462827B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
binder strip
strip
encoded
binder
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002573242A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004525793A (ja
Inventor
パーカー、ケビン・ピー
Original Assignee
ポウイズ−パーカー・インク
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ポウイズ−パーカー・インク filed Critical ポウイズ−パーカー・インク
Publication of JP2004525793A publication Critical patent/JP2004525793A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4462827B2 publication Critical patent/JP4462827B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B42BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
    • B42CBOOKBINDING
    • B42C9/00Applying glue or adhesive peculiar to bookbinding
    • B42C9/0056Applying glue or adhesive peculiar to bookbinding applying tape or covers precoated with adhesive to a stack of sheets
    • B42C9/0062Applying glue or adhesive peculiar to bookbinding applying tape or covers precoated with adhesive to a stack of sheets the tape being fed from a roller
    • B42C9/0068Applying glue or adhesive peculiar to bookbinding applying tape or covers precoated with adhesive to a stack of sheets the tape being fed from a roller on a single stack of sheets
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S156/00Adhesive bonding and miscellaneous chemical manufacture
    • Y10S156/908Laminating sheet to entire edge of block and both adjacent opposite surfaces, e.g. bookbinding
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10S428/913Material designed to be responsive to temperature, light, moisture

Landscapes

  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)

Description

発明の詳細な説明
発明の背景
1.発明の分野
一般に本発明は、本を形成するようにシートの積層を製本するのに用いられるバインダーストリップに関し、特に、製本機において用いられ、製本機により読み取ることができる符号化表面を有するバインダーストリップに関する。
2.関連技術の説明
感熱接着剤(heat activated adhesives)を使用するバインダーストリップは、デスクトップ製本機を使用してシートの積層を製本するために従来から用いられている。代表的なバ インダーストリップは米国特許第4,496,617号に詳細に開示されており、その開示事項は参照により本明細書に完全に組み込まれている。図面を参照すると、図1は接着側を露呈した例示的なバインダーストリップ10を示す。ストリップは、代表的には紙製の細長い基板(図示せず)を含む。感熱接着剤の中央バンド14は基板の長手方向に沿って配置される。熱により活性化されたとき、バンド14が溶融して低粘性を持って、接着すべき頁の縁を湿らせる。一対の外側粘着バンド 12A及び12Bが設けられており、これらは高い粘着性及び高粘性である感熱接着剤からなる。外側バンドはストリップを接着積層の前後カバーシートへ固定 する機能がある。
積層の実際の製本は通常は例えば米国特許第5,052,873号(その開示事項は参照により本明細書に完全に組み込まれている)に開示されたようなデスクトップ製本機により実行される。図2は例示的な製本機18の単純化されたダイアグラムである。製本機は接着すべきシートの積層20を支持する。操作者は製本機の側面に位置する開口21へ単独の ストリップ10を挿入する。センサはストリップ10の存在を検出すると、駆動モータが起動されて、一対のピンチローラにより製本機へストリップを引き込 む。ストリップが製本機へ装填されると、ストリップは圧力と熱を用いて積層20へ塗布されて積層を製本する。
基本的に、典型的な製本機18は接着すべき基本的に細長いバインダーストリップ10の一種と共に操作され、そのバインダーストリップ10は、シートの積層の厚みの薄い、 中間、厚いにそれぞれ適合するように、幅が狭い、中間、広いストリップになる。代表的な製本機は、接着すべきシートの積層20を自動的に測定して、製本機 に挿入すべきバインダーストリップの幅をディスプレイ24によりオペレータに示す装置を含む。製本機には オペレータが誤った幅のストリップを製本機へ挿入することを防ぐためか、或いはストリップの幅を検出して幅が誤っているならばストリップを排出するためか の様々な装置が設けられている。
更に近年では、様々な新たな形式のバインダーストリップが開発されてきているか、若しくは開発段階にあり、これは様々な製本技術と協働する。製本機は理想的には使用されるストリップの形式に依存して様々な操作をなすように構成できる。例えば或る ストリップは他の形式のストリップよりも感熱接着剤を加熱するのに要する時間が本質的に少ない。これらの加熱に要する時間が少ない例においては、製本機は 製本工程を他の形式のストリップに比してより迅速に終えることができる。製本機は製本行程を適切に変更できるように、使用すべきストリップの形式に関する 情報をもたさねばならない。他の形式のストリップについては、最初に製本機に挿入されたストリップの端部は問題である。誤った端部が最初に挿入されたなら ば、適切な製本は実行できないためである。
1つの試みは、キーボード22(図2)その他の或る種のデータ手動入力器によりオペレータに上述の情報を製本機へ交信させる。しかしながら、殆どのデスクトップ製本システムの1つの非常に重要 な目的は、製本機を操作する訓練量を最小にさせることである。オペレータがバインダーストリップを検査して必要な情報を製本機へ手動入力するためには、オ ペレータがよく訓練されていなければならない。何れにしても、熟練したオペレータでさえも接着すべきシートの積層を損傷させる過ちを起こすので、このよう な手動入力の必要性は最小化することが望ましい。この問題は多数の新たな形式のストリップが開発されるとより深刻になる。
更にバインダーストリップはしばしばストリップの両端に近い接着剤における間隙を含む。図1に示すように、外側接着剤帯12A及び12Bはストリップの両端に伸展するが、中央接着剤帯14は伸展しない。従って間隙16A及び16Bが接着剤内に形成される。これらの間隙は、製本工程の間に過剰な溶融接着を受け入れる機能がある。端部が最初に製本機へ挿入される場合、ストリップの末端における間隙が存 在しないならば、端部における過剰な接着剤14はストリップから製本機の部品上に流出し易くなる。
ストリップ10の両端には このような間隙が設けられているので、オペレータはどの端部が最初に製本機に挿入されるかについて通常は注意を払う必要がない。しかしながら、幾つかの例 においては、オペレータは非標準長さを有する積層に適合するようにストリップを切断する。例えば11インチ(約27.5cm)長のストリップは8と2/1 インチ(約21.25cm)に切断して、標準11インチ(約27.5cm)ではない8と1/2インチ(約21.25cm)×11インチ(約27.5cm)の積層の上端を接着できる。何れの場合にも、ストリップの切断縁は間隙を持たない。これは、間隙を有する端部を持つ切断ストリップを最初に製本機へ挿入することをオペレータが知っているか覚えているならば、問題にはならない。しかしながら、オペレータが切断端部を最初に挿入するならば、製本機は接着剤で汚染される。
本発明は、オペレータが介在することなく製本機により検出可能な情報(代表的には、ストリップ形式、挿入中のストリップ移動方向を有する符号化ストリップの効率的な方式を与えることにより、上述した従来技術の問題点を解消するものである。従って製本工程はストリップ 形式について自動的に理想化できる。好ましくは、符号化はどのストリップ端が最初に挿入されたかを示し、正しくなければ、製本機はエラーを検出してスト リップを排出し、ストリップを正確に再挿入するようにオペレータに指示するエラーメッセージを表示する。本発明の上述と他の利点は添付図面と共に以下の詳 細な図面を斟酌することにより当業者には明らかである。
発明の概要
符号化バインダーストリップは製本機の操作制御を支援する。このバインダーストリップは、細長い基板と、この基板の表面上に配置された接着剤配列とを含む。所定の符号化パターンは配列の表面上に形成されており、比較的に低い領域と比較的に高い領域とを含む。符号化されたパターンはそれが製本機へ装填されたときに検出されて、製本機の操作バインダーストリップの特定の形式について最小化する。
本発明の詳細な説明
図面を再び参照すると、図3は本発明により符号化されたバインダーストリップ30の接着面の部分を示す。符号化は好ましくはバインダーストリップの接着面の反射特性を変化させることにより達成される。図3の接着剤 ストリップ上の明るい帯と暗い帯とは、それぞれ高反射率領域と低反射率領域とを示す。接着剤の標準面は適度な高反射率を有する。接着剤の表面の選択的な磨減は反射率を削減する1つの手法であることが分っている。他の手法は、後に詳述するように、溶融した接着剤がバインダーストリップの製造中に基板へ塗布された直後に、粗面上に接着剤を通過させる。両方の場合において、接着剤面は反射率を低減させるきめ(texture)にしてある。
図5は製本機の改良されたストリップ装填機構の一部分の単純化された模式図である。図2に 関連して既に説明したように、オペレータは製本機へバインダーストリップの一端を製本機へ挿入する。外側光センサは、LEDのような光源34A及び光ダイ オードのような光検出器34Bを含み、ストリップが製本機へ挿入されたことを検出する。次いで駆動モータ(図示せず)が自動的に起動されて駆動ローラ32 を駆動する。ストリップ30は駆動ローラ32とピンチローラ28との製本機へ引き込まれる。反射センサは送信区画36A及び受信区画36Bを含み、ストリップ供給経路の上に配置されて、ストリップが製本機へ装填されるにつれて、ストリップ上の符号化が読み取れるようにしてある。駆動モータはステッパー モータであり、モータが駆動されるステップの回数がストリップ上の所定の位置に対応する。ステップの回数は後の参照のためにメモリ内に保存できる。
図6に見られるように、反射センサ出力はデコーダ38へ転送される。代表的には、解読された情報は、製本機へ装填されたばかりのバインダーストリップの形式に関 する。この情報はブロック40で示される製本機制御回路へ送られる。この情報は例えば接着剤が加熱される時間量を変更するか、或いは単純に製本機に装填済 テープを排出させて、エラーメッセージ(例えば「ストリップが誤挿入されました−ストリップを反転して再挿入してください(Strip Inserted Incorrectly-Reverse Strip and Reinsert)」を表示させる。
1つの実施形態において、ストリップ形式は、比較的に高い反射率を比較的に低い反射率を有する部分に対して比較することにより決定される。特有のパターンがストリップ上に形成され、且つエラーのおそれを低減するように何度か繰り返されている。例えば、図3にはバインダ−ストリップの部分の符号化面を示してあり、ここで寸法L2A、L2B等は繰り返しパターンの共通の長さを示す。従って、点PAとPCとの領域はパターンの第1の完全サイクルを包囲し、点PCと PEとの間の領域は同じパターンの第2の完全パターンを包囲する。この共通サイクル長は、例えば全てのストリップ形式について1インチ(約2.5cm)で あり、図の暗色部分(例えば点PAとPBとの間の領域)により示された比較的に低い反射部分と、図の明るい部分(例えばPBとPCとの間の領域)により示 された比較的に高い反射部分とを含む。低い反射部分の長さL1A、L1B等はバインダーストリップ形式に対応する。エラーを低減するために、L1対L2の 比ストリップ形式を特定するために実際に使用されている。従って例えば1/8、2/8、3/8、4/8、5/8、6/8及び7/8は7つの異なるストリッ プ形式を示し得る。
図4A、図4B及び図4Cは符号化ストリップを読むのに用いられた例示的な解読シーケンスを示す。解読 シーケンスの1つの目的は、バインダーストリップ上の損傷に起因する潜在的エラー又は誤解読を排除することである。従って相当量の冗長性が符号化ストリップ自身及び解読シーケンスにおいて採用されている。図4Aを参照すると、シーケンスは、要素42に示されるように開始される。この点において、オペレータは図2に示されるように製本機18内にシートの積層20を配置する。殆どの場合において、製本機は積層20の厚さを検知し、製本機へ挿入されるバインダーストリップの幅(広い、中間、又は狭い)をディスプレイ24により表示させる。ブロック44により示されるように、ディスプレイはオペレータに適切な幅のストリッ プ10を製本機の開口へ挿入するように指示する。次いで駆動モータ(図示せず)が起動して、ストリップを製本機へ引き込ませるようにする。要素46により示されたように、外側光学センサ(図5の送信器34A及び受信器34B)は、ストリップ10がセンサ内に配置されているかどうかを決定する。この時点で、 ストリップが検出されていないならば、これは通常はオペレータが何らかの理由でストリップを製本機から引き抜いたことを意味する。これはブロック48で示 すように駆動モータを停止させる。ストリップ10が検出されたならば、ストリップは製本機内へ進んで、反射センサ36A/36Bの下を通過する。センサ 36A/36Bに関するストリップの位置は、ステップモータのステップの回数が計数されて記録されているので、常に既知である。
最初になされる判別は、オペレータがストリップの切断縁を製本機へ挿入したか否かである。既に述べたように、ストリップが非標準長積層に適合するように切断されるならば、オペレータは非切断縁を最初に挿入して、間隙16A/16B(図1)を正確に配置させて過剰な溶融接着剤14を吸収させるようにせねばならない。バインダーストリップの各端は、長さLSの比較的に高反射率区画を有する。長 さLSはストリップ上の何れの高反射率区画よりも長くなるように選択されて、ストリップが任意の位置で切断されたとしても、最悪の場合でも先行する高反射率区画が最小値LSminよりも小さくなるようにされている。従って、要素50により示されるように、駆動モータは1ステップ駆動されて、要素52により示すように、点PAがセンサ36A/36Bにより検出されれば判定がなされる。センサ36A/36Bは比較的に高い反射率領域から 比較的に低い反射領域への遷移を検出する。始めに、要素52に示すように、比較的に高い反射率領域から比較的に低い反射領域への遷移が検出されないなら ば、シーケンスは要素46へ戻り、モータは要素50により示すように2回ステップし、このループは点PAが検出されるまで続く。点PAが現れる場所が所定の最大値を越えるならば、後述するように、ストリップが1つの縁に沿ってのみ符号化され、符号化が検出されないようにすることが可能である。この場合、オペレータはストリップを誤って逆方向へ挿入する。
前述のように、或るストリップ形式は正しい方向に挿入して、積層の表カバー 20に関連するように意図されたストリップの部分が、実際に積層の表カバーへ施されることを保証するようにせねばならない。要素56に示されるように、 シーケンスは図4Cの要素82へ飛んで、これは駆動モータが逆転してストリップを排出させるように進めることを示す。エラーメッセージも表示され、このエ ラーメッセージは例えば「ストリップを反転させて再挿入してください」と示す。最後に、外側センサ34A/34B(図5)は、ストリップが既に排出された ことを示し、シーケンスは図4Aの要素42における開始へ復帰することができ、製本機は再挿入されたストリップが検知されるまで待機する。
点PAが検出されたとみなされれば、ストリップ30の先行縁と点PAとの間の距離であるL2に対応する値を記憶する。点PAの位置が或る最大距離(図4Aの要素56)を越えないとみなされれば、要素58に示されるように、LSについて記憶された値が、記憶された値の最小値Lsmin未満であるか否かの判別がなされる。値がそれ未満であれば、ストリップの端部における比較的に高い反射率領域は、オペレータにより切断された介在する比較的 に高い反射率領域の全て又は一部である。この場合、ストリップは先ず切断端部で不正確に挿入されているので、ストリップを反転させて再挿入させる必要がある。従ってシーケンスは図4Cのフローチャートの要素82へ進み、ここでストリップが排出されてエラーメッセージが表示される。
ストリップが正確に挿入されたと見なされれば、ストリップは製本機へ駆動され、要素60により示されるように、次の二点、点PB及びPCを確かめることがで きる。ストリップの符号化が比較的に低い反射率領域から比較的に高い反射率領域に変化したときは、点PBが検出される。点PAとPBとの間の距離は長さ L1A(図3)を表す。ストリップの符号化が比較的に高い反射率領域から比較的に低い反射率領域に変化したときは、点PCが検出される。点PAとPCとの 間の距離は長さL2Aを表す。L2Aの測定された値は、埋設された符号化の1サイクルL2の値に対応し、これは全てのストリップ形式について一定である。 L2AがL2についての最大値、Lmax2を越えれば、点PB及びPCは発見されない。この場合、図4Cのフローチャートに従って要素62に示されるよう にストリップが排出される。
最大値Lmax2を越えていないと見なされれば、判定がなされて測定値L2Aがサイクル長L2に ついての公称値について予め定められた許容範囲内にあるか否かの判定がなされる。要素64により表示されるように、L2Aは許容可能な範囲にあるならば、点P及びPに対応する値はストリップ形式の判別には使用されない。次いでシーケンスは要素60へ戻り、ストリップが製本機へ供給されるにつれてス トリップ上の次の2点(P及びP)を読み取る試みがなされる。
L2Aの値が許容範囲内にあるならば、値L1A対L2Aの比はストリップ形式を判定するために用いることができる。しかしながら、
可 能なエラーを更に低減するためには、ストリップを連続的に製本機へ引き込みながら、第2の測定がなされる。シーケンスは図4Bの要素66へ進む。図示のよ うに、ストリップ上の次の2点、即ちPD及びPEの位置が判定される。点PCとPEとの間の距離はサイクル長L2の第2の測定値L2Bに対応する。この測 定値L2Bが最大値Lmax2を越えるならば、点PD及びPEは発見されない。この場合、ストリップは、図4Cのフローチャートに従って、要素68により 示されるように、排出される。L2Bが最大値を越えていないと見なされるならば、要素70により示されるように、L2Bの測定値がサイクル長L2の公称値 についての許容可能範囲内にあるか否かの判定がなされる。L2Bの値がこの範囲内にないならば、図4Bの要素70及び図4Aの要素60により示されるよう に、更なる測定が試みられる。L2Bの値が許容可能ならば、要素72により示されるように、L1A/L2A及びL1B/L2Bの2つの比が計算される。次 いで、2つの比が要素74により示されるように互いに比較される。2つの比が予め定められた量よりも互いに異なるならば、その測定値の少なくとも一方はエラーである。要素74及び60により示されるように、測定の更なる対がなされる。
許容交差内の比が容認されるものと見なされ るならば、要素76により示されるように、製本機18内に保存された参照テーブルに関連して比が用いられる。参照テーブルは、L1/L2比の測定範囲に対 応する入力に基づく7つの選択されたストリップ形式識別子の1つを導く。要素74により示される比較は、2つの測定値が1つの範囲内にあり、7つのストリップ形式識別子の選択された1つが参照テーブルから導かれることを保証する。次いで製本機は、要素78により示されるように、ストリップ形式を表示して、このストリップ形式に対応する製本シーケンスの操作を自動的に調整するように進める。
前述したように、バインダーストリップが製本機へ正しく挿入されているか否かを判別する1つの手法は、図7に示されるようにストリップの1縁に沿ってのみストリップを符号化することである。光学センサ36A/36B(図5)はバインダーストリップ供給経路からオフセットしており、バインダーストリップ30上の解読情報84が、ストリップが一方向で製本機へ供給されたときのみ検出されるようにしてある。ストリップが反対方向へ供給されるなら、解読情報を読み取ることはできず、製本機はストリップを排出して、図4A及び図4Cの要素56に関連して既に説明したように、オペレータにストリップを正しい方向に再挿入させるように指示するエラーメッセージを生じさせる。図7の符号化パターンによる場合のように、符号化パターンは、接着面上でストリップの中央縦軸に関して非対称に配列されることが好ましい。
図8はバインダーストリップを符号化する一技術を示す。バインダーストリップは典型的には連続的工程で製作される。接着ストリップ12A/12B及び14(図1) は、基板材料の単独ウェブ86上に接着剤吐出機84により付着され、その接着剤吐出機84は、基板材料が接着剤吐出機の下方を通過するに従って、溶融された感熱接着ストリップを射出する。代表的には、ウェブ86は複数のバインダーストリップを平行に製作可能なように充分に広い。吐出機84は、6つ以上のバ インダーストリップについて接着剤を付着して、複数のバインダーストリップを同時に形成させるようにする。中央接着剤帯14についての吐出機は、周期的にオン及びオフさせて、ストリップの端部になるところに間隙16A及び16Bを形成させるようにする。
加熱された接着剤が基板86上に付着された後、基板が冷却ロール88上を通過し、この冷却ロールは接着剤を充分に冷却して基板からの接着剤の流出を防止する。基板ウェブ86及び 接着剤が符号化ローラ90上を通過し、このローラ90は、ストリップ上に埋設される符号化情報に対応するパターン化された外面(図9)を有する。このパ ターンはエッチング又は他の適切な手段により外側ローラ面上に形成されて、予め選択された領域に粗い面を生成する。接着剤がローラ90の外 面上を通過した とき、接着剤はこの時点では依然として柔らかいので、その表面にきめ面が選択的に形成される。このきめ面は非きめ面の反射率に比 較して低い反射率を有する。アイドルローラ92はきめ面の形成を助けるように基板上に張力を保つ。基板86は次いでカッター(図示せず)を通過 し、このカッターは基板を個々のバインダーストリップに切断する。
以上のように、新規な符号化バインダーストリップ及びそれに関連した方法を開示した。1つの実施形態は或る程度詳細に説明したが、当業者には、添付の特許請求の範囲に規定された本発明の要旨と目的から逸脱することなく、特定の変更をなすことができることに留意されたい。例示として、本明細書に開示した以外の符号化計画であって、バインダーストリップ形式及びバイ ンダーストリップ供給方向を識別するのに用いることができる符号化計画を容易に適用することができる。更に、接着剤の反射率を交番させるのにきめ輪の使用以外の技術を採用できる。粗い輪面の使用の利点は、バインダーストリップ製造工程の極く僅かな変更を要するのみであるので、符号化処理はストリップ製造のコストを基本的に何ら増加させないことである。通常、符号化ローラ90は、冷却ローラとして機能するように普通に存在しているので、製造機器へ加える必要すらない。
図1は従来のバインダーストリップの平面図であって、接着側を示す図である。 図2は従来のデスクトップ製本機の単純化された立面図である。 図3は符号化された表面を有する本発明によるバインダーストリップの一部分を示す図である。 図4Aは本発明による符号化されたバインダーストリップを読むように構成された製本機の操作を示すフローチャートである。 図4Bは本発明による符号化されたバインダーストリップを読むように構成された製本機の操作を示すフローチャートである。 図4Cは本発明による符号化されたバインダーストリップを読むように構成された製本機の操作を示すフローチャートである。 図5は符号化されたバインダーストリップを読み取る製本機に組み込まれたセンサ構成の単純化されたダイアグラムである。 図6は符号化されたストリップを検出し、情報を解読し、解読された情報に応答して製本機の動作を制御する製本機装置のブロック図である。 図7は探知すべきストリップの供給方向を可能にするようにストリップの一側面に沿ってのみ配置された符号化情報を有する本発明による代替的なバインダーストリップである。 図8は冷却ローラ及び解読ローラを含む符号化バインダーストリップの製造機の模式図である。 図9は図8の解読ローラの外側表面を示す側面図である。

Claims (33)

  1. シートの積層をこのシート積層の長さに沿って製本するための符号化バインダーストリップであって、
    前記シート積層の長さに対応する長さを有する細長い基板であり、この基板の長さに沿う主軸を規定する基板と、
    この基板の表面上に形成された接着剤配列とを備え、その接着剤配列は、その表面上に置かれた予め定められた符号化パターンを有し、この符号化パターンは、前記バインダーストリップをその接着側から見て、比較的に高い反射率領域と比較的に低い反射率領域とを含むと共に、製本機のセンサが前記符号化パターンを前記接着剤配列の上方から前記主軸に平行な経路に沿って走査するように前記センサにより連続的に読み取り可能に配置されている符号化バインダーストリップ。
  2. 請求項1記載の符号化バインダーストリップにおいて、前記接着剤配列が感熱接着剤を含む符号化バインダーストリップ。
  3. 請求項1記載の符号化バインダーストリップにおいて、前記比較的に低い反射率領域が、前記接着剤配列の外面上に形成されたきめパターンを含む符号化バインダーストリップ。
  4. 請求項1記載の符号化バインダーストリップにおいて、前記符号化パターンが、前記細長い基板の中央縦軸に関して非対称に形成された符号化バインダーストリップ。
  5. 請求項1記載の符号化バインダーストリップにおいて、前記符号化パターンが、前記バインダーストリップの長さに沿って少なくとも1回反復された符号化バインダーストリップ。
  6. 請求項1記載の符号化バインダーストリップにおいて、前記パターンが、前記バインダーストリップが装填される製本機の操作を支援する情報を与える符号化バインダーストリップ。
  7. シートの積層をこのシート積層の長さに沿って製本するための符号化バインダーストリップであって、
    細長い基板であり、その長さに沿って主軸を規定する基板と、
    この基板の表面上に付着された感熱接着剤配列とを備え、その感熱接着剤配列は、その表面に置かれた予め定められた符号化パターンを有し、この符号化パターンは、比較的に高い反射率領域と比較的に低い反射率領域とを含み、その比較的に低い反射率領域は前記接着剤配列上のきめ面により形成されると共に、前記シート積層の長さに等しい前記基板に沿う距離で少なくとも一回反復される符号化バインダーストリップ。
  8. 請求項7記載の符号化バインダーストリップにおいて、前記パターンが、前記バインダーストリップが装填される製本機の操作を制御する符号化バインダーストリップ。
  9. 製本機の操作を制御を支援するための符号化情報を有し、シートの積層をこのシート積層の長さに沿って製本するための符号化バインダーストリップであって、
    前記シート積層の長さに概ね対応する長さを有する細長い基板であり、この基板の長さに沿う主軸を規定する基板と、
    この基板の表面上に付着された感熱接着剤配列とを備え、その感熱接着剤配列は、その表面に置かれて前記バインダーストリップが装填される製本機の操作の制御を支援するための情報を与える予め定められた符号化パターンを有し、このパターンは、比較的に高い反射率領域と比較的に低い反射率領域とを含み、その比較的に低い反射率領域は前記接着剤配列上のきめ面により形成される符号化バインダーストリップ。
  10. 制御可能な製本機の操作の制御を支援する方法であって、
    前記製本機で製本すべきシートの積層の縁の長さに対応する長さを有する細長いバインダーストリップの表面に接着剤配列を設け、その接着剤配列の表面に予め定められた符号化パターンを形成し、この符号化パターンには、比較的に高反射率の領域と比較的に低反射率の領域とを含ませて、前記接着剤配列の表面の反射特性を変化させることにより、前記接着剤配列の表面を前記製本機の制御に関する情報を表すように符号化する段階と、
    前記バインダーストリップを前記製本機の長さ方向に装填する段階と、
    前記バインダーストリップを前記製本機へ装填しながら、前記符号化された表面の反射率を測定することにより前記製本機の制御に関する情報を得る段階と、
    この得られた情報に基いて前記製本機の操作を制御する段階とを含む方法。
  11. 請求項10記載の方法において、前記検出が、前記バインダーストリップの前記接着剤配列の前記符号化表面の反射率の測定を含む方法。
  12. 請求項10記載の方法において、前記制御が、前記製本機から前記バインダーストリップを排出することを含む方法。
  13. 請求項10記載の方法において、前記制御が、オペレータに前記バインダーストリップを前記製本機へ逆方向に装填するように指示するメッセージを表示させることを含む方法。
  14. 請求項10記載の方法において、前記バインダーストリップ上の接着剤が前記製本機により加熱される時間量を調節することを含む方法。
  15. 請求項10記載の方法において、前記バインダーストリップの前記接着剤配列の符号化表面が、前記バインダーストリップの中央縦軸に関して非対称に配置され、且つ検出が前記中央縦軸からオフセットする縦軸に沿って実行される方法。
  16. 請求項1記載の符号化バインダーストリップにおいて、前記符号化パターンは、前記バインダーストリップが装填される製本機の前記バインダーストリップの形式に応じた操作を支援するための情報を与えるように、前記比較的に高反射率の領域と比較的に低反射率の領域とを比較することにより、前記バインダーストリップの形式を少なくとも第1と第2の二つの異なるバインダーストリップ形式のうちの一方として特定可能にされており、第1バインダーストリップ形式に対応する前記符号化パターンは、前記製本機に対し、第2バインダーストリップ形式に対応する前記符号化パターンにより生じる前記製本機の操作とは異なる操作を生じさせる符号化バインダーストリップ。
  17. 請求項9記載の符号化バインダーストリップにおいて、前記製本機のセンサが前記符号化パターンを前記接着剤配列の上方から前記主軸に平行な経路に沿って走査するように前記センサにより連続的に読み取り可能に配置されている符号化バインダーストリップ。
  18. 請求項9記載の符号化バインダーストリップにおいて、前記符号化パターンが前記バインダーストリップが装填される製本機の前記バインダーストリップの形式に応じた操作を支援するための情報を与えるように、前記比較的に高反射率の領域と比較的に低反射率の領域とを比較することにより、前記バインダーストリップの形式を少なくとも第1と第2の二つの異なるバインダーストリップ形式のうちの一方として特定可能にされており、第1バインダーストリップ形式に対応する前記符号化パターンは、前記製本機に対し、第2バインダーストリップ形式に対応する前記符号化パターンにより生じる前記製本機の操作とは異なる操作を生じさせる符号化バインダーストリップ。
  19. シートの積層をこのシート積層の長さに沿って製本するための符号化バインダーストリップであって、
    前記シート積層の長さに概ね対応する長さを有する細長い基板であり、この基板の長さに沿う主軸を規定する基板と、
    この基板の第1の表面上に形成された感熱接着剤配列と、
    製本機により読み取り可能なように、前記感熱接着剤配列内に設けられた符号化パターンとを備え、この符号化パターンは、比較的に高反射率の領域と比較的に低反射率の領域とを含み、これら高反射率領域と低反射率領域とを比較することにより、前記バインダーストリップの形式を複数の異なるバインダーストリップ形式のうちの一つの形式として特定可能にされており、且つ前記製本機の前記バインダーストリップの形式に応じた操作を支援する情報を与えると共に、製本機のセンサが前記符号化パターンを前記主軸に平行な経路に沿って走査するように前記センサにより連続的に読み取り可能とされている符号化バインダーストリップ。
  20. 請求項19記載の符号化バインダーストリップにおいて、前記複数の異なるバインダーストリップ形式が少なくとも5種類である符号化バインダーストリップ。
  21. 請求項19記載の符号化バインダーストリップにおいて、前記符号化パターンは、前記バインダーストリップがシートの積層を製本するのに用いられると視認できなくなる符号化バインダーストリップ。
  22. 請求項19記載の符号化バインダーストリップにおいて、前記複数の異なるバインダーストリップ形式が第1と第2のバインダーストリップ形式を含み、第1バインダーストリップ形式に対応する前記符号化パターンと、第2バインダーストリップ形式に対応する前記符号化パターンとでは、前記製本機の操作が異なる符号化バインダーストリップ。
  23. 請求項22記載の符号化バインダーストリップにおいて、前記符号化パターンが前記主軸に沿って少なくとも1回反復される符号化バインダーストリップ。
  24. シートの積層をこのシート積層の長さに沿って製本するための符号化バインダーストリップであって、
    前記シート積層の長さに概ね対応する長さを有する細長い基板であり、この基板の長さに沿う主軸を規定する基板と、
    この基板の第1の表面上に形成された感熱接着剤配列と、
    前記感熱接着剤配列に形成され、製本機により読み取り可能な光学的符号化パターンとを備え、その光学的符号化パターンは、比較的に高い反射率領域と比較的に低い反射率領域とを含み、これら比較的に高い反射率領域と比較的に低い反射率領域とを比較することにより、前記バインダーストリップの形式を複数の異なるバインダーストリップ形式のうちの一つの形式として特定可能にされており、且つ前記製本機の前記バインダーストリップの形式に応じた操作を支援する情報を与える符号化バインダーストリップ。
  25. 請求項2記載の符号化バインダーストリップにおいて、前記符号化パターンは前記製本機のセンサが前記符号化パターンを前記主軸に平行な経路に沿って走査するように前記センサにより連続的に読み取り可能である符号化バインダーストリップ。
  26. 請求項2記載の符号化バインダーストリップにおいて、前記符号化パターンは、前記バインダーストリップの形式を少なくとも第1と第2の二つの異なるバインダーストリップ形式のうちの一方として識別させ、第1の前記バインダーストリップ形式に対応する前記符号化パターンは、前記製本機に対し、第2の前記バインダーストリップ形式に対応する前記符号化パターンにより生じる前記製本機の操作とは異なる操作を生じさせる符号化バインダーストリップ。
  27. 請求項2記載の符号化バインダーストリップにおいて、前記符号化パターンは前記主軸に沿って少なくとも1回反復される符号化バインダーストリップ。
  28. 製本機を用いて、シートの積層をこのシート積層の長さに沿って製本するために用いる符号化バインダーストリップであって、
    製本前の前記シート積層の長さに概ね対応する長さを有する細長い基板と、
    この基板の第1の表面上に形成され、前記シート積層を前記基板へ留めるように働く接着剤配列と、
    前記バインダーストリップが前記シート積層を製本するのに一旦用いられると視認できなくなるように前記接着剤配列上に形成された光学的符号化パターンとを備え、その光学的符号化パターンは、比較的に高い反射率領域と比較的に低い反射率領域とを含み、これら比較的に高い反射率領域と比較的に低い反射率領域とを比較することにより、前記バインダーストリップの形式を複数の異なるバインダーストリップ形式のうちの一つの形式として特定可能にされており、且つ前記製本機の前記バインダーストリップの形式に応じた操作を支援する情報を与える符号化バインダーストリップ。
  29. 請求項28記載の符号化バインダーストリップにおいて、前記符号化パターンが前記接着剤配列上の比較的に高反射率の領域と比較的に低反射率の領域とを含む符号化バインダーストリップ。
  30. 製本機を用いて、シートの積層をこのシート積層の長さに沿って製本するために用いる符号化バインダーストリップであって、
    製本前の前記シート積層の長さに概ね対応する長さを有する細長い基板と、
    この基板の第1の表面上に形成され、前記シート積層を前記基板へ留めるように働く接着剤配列と、
    前記バインダーストリップが前記シート積層を製本するのに一旦用いられると視認できなくなるように前記接着剤配列上に形成された光学的符号化パターンとを備え、その光学的符号化パターンは、比較的に高反射率の領域と比較的に低反射率の領域とを含み、これら高反射率領域と低反射率領域とを比較することにより、前記バインダーストリップの形式を複数の異なるバインダーストリップ形式のうちの一つの形式として識別させて、前記製本機の前記バインダーストリップの形式に応じた操作を支援する情報を与えると共に、前記製本機のセンサが前記光学的符号化パターンを前記基板の主軸に対して平行な経路に沿って走査するように前記センサにより連続的に読み取り可能である符号化バインダーストリップ。
  31. 請求項3記載の符号化バインダーストリップにおいて、前記符号化パターンは前記主軸に沿って少なくとも1回反復される符号化バインダーストリップ。
  32. 製本機を用いて、シートの積層をこのシート積層の長さに沿って製本するために用いる符号化バインダーストリップであって、
    製本前の前記シート積層の長さに概ね対応する長さを有する細長い基板と、
    この基板の第1の表面上に形成され、前記シート積層を前記基板へ留めるように働く接着剤配列と、
    前記バインダーストリップが前記シート積層を製本するのに一旦用いられると視認できなくなるように前記接着剤配列上に形成された光学的符号化パターンとを備え、その光学的符号化パターンは、比較的に高反射率の領域と比較的に低反射率の領域とを含み、これら高反射率領域と低反射率領域とを比較することにより、前記バインダーストリップの形式を少なくとも第1と第2の二つの異なるバインダーストリップ形式のうちの一方として識別させ、第1バインダーストリップ形式に対応する前記符号化パターンは、前記製本機に対し、第1のバインダーストリップ形式に応じた操作を支援するように、第2バインダーストリップ形式に対応する前記符号化パターンにより生じる前記製本機の操作とは異なる操作を生じさせる情報を与える符号化バインダーストリップ。
  33. シートの積層をこのシート積層の長さに沿って製本するための符号化バインダーストリップであって、
    基板と、
    この基板の表面上に形成された接着剤配列とを備え、その接着剤配列は、その表面上に置かれた予め定められた符号化パターンを有し、この符号化パターンは、制御可能な製本機の前記バインダーストリップの形式に応じた操作を制御を支援する情報を与えるように、前記バインダーストリップの接着側から見て比較的に高反射率の領域と比較的に低反射率の領域とを含み、且つ前記製本機のセンサが前記符号化パターンを前記基板の軸に沿って走査するように前記センサにより連続的に読み取り可能なように前記基板の前記軸に沿って配置されると共に、この軸に沿って前記符号化パターンが少なくとも1回反復されており、
    前記符号化パターンは、前記高反射率領域と低反射率領域とを比較することにより、前記バインダーストリップの形式を少なくとも第1と第2の二つの異なるバインダーストリップ形式のうちの一方として識別させ、第1バインダーストリップ形式に対応する前記符号化パターンは、前記製本機に対し、第2バインダーストリップ形式に対応する前記符号化パターンにより生じる前記製本機の操作とは異なる操作を生じさせる情報を与える符号化バインダーストリップ。
JP2002573242A 2001-03-19 2002-03-12 符号化された面を有するバインダーストリップ及び方法 Expired - Lifetime JP4462827B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/812,356 US6599074B2 (en) 2001-03-19 2001-03-19 Binder strip having encoded surface and method
PCT/US2002/007570 WO2002074552A1 (en) 2001-03-19 2002-03-12 Binder strip having encoded surface and method

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004525793A JP2004525793A (ja) 2004-08-26
JP4462827B2 true JP4462827B2 (ja) 2010-05-12

Family

ID=25209334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002573242A Expired - Lifetime JP4462827B2 (ja) 2001-03-19 2002-03-12 符号化された面を有するバインダーストリップ及び方法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US6599074B2 (ja)
EP (1) EP1370423B1 (ja)
JP (1) JP4462827B2 (ja)
CN (1) CN1292921C (ja)
AU (1) AU2002258500B2 (ja)
BR (1) BR0208084A (ja)
CA (1) CA2439091A1 (ja)
MX (1) MXPA03007763A (ja)
RU (1) RU2291060C2 (ja)
WO (1) WO2002074552A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20020064437A1 (en) * 2000-11-24 2002-05-30 Akinobu Kuramoto Determining when adhesive in a replaceable adhesive dispenser is nearly spent
US20040028505A1 (en) * 2002-06-07 2004-02-12 Bilbrey Robert A. Document tape binding system with automatic tape feed, tape indicia sensing, spine printing method and post-bind automation mechanisms
US7351024B2 (en) * 2002-10-02 2008-04-01 Powis Parker Inc. Apparatus and method for binding a book
US20040066029A1 (en) * 2002-10-02 2004-04-08 Parker Kevin P. Method of making a hardcover book and hardcover apparatus
US7246981B2 (en) 2002-10-02 2007-07-24 Powis Parker, Inc. Apparatus and method for making hardcover book
US7134822B2 (en) * 2002-10-02 2006-11-14 Powis Parker Inc. Guide apparatus for use in making a hardcover book
US7281559B2 (en) * 2004-03-15 2007-10-16 Powis Parker Inc. Binder strip cassette
US7588066B2 (en) * 2004-03-15 2009-09-15 Powis Parker Inc. Binder strip cassette
US7153076B2 (en) * 2004-10-19 2006-12-26 Powis Parker Inc. Method of applying a wrap sheet to a book hardcover and related guide apparatus
US7452172B2 (en) * 2004-11-30 2008-11-18 Powis Parker Inc. Method of making and applying a hardcover over-wrap and guide apparatus
US20070216153A1 (en) * 2006-03-06 2007-09-20 Parker Kevin P Bound book having hardcover and method of making same

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3648835A (en) * 1969-11-12 1972-03-14 Minnesota Mining & Mfg Marking tape
US4496617A (en) * 1983-06-01 1985-01-29 Parker Kevin P Adhesive binding strip
AU567839B2 (en) * 1985-12-30 1987-12-03 Madsen, N.B. Thermal binding machine.
US5052873A (en) * 1989-05-10 1991-10-01 Parker Kevin P Apparatus and method of binding a book
US5193962A (en) * 1989-05-10 1993-03-16 Parker Kevin P Tape handling mechanism and method for use with book binding machine
SE8903049L (sv) 1989-09-15 1991-03-16 Jan Tholerus Anordning vid tillverkning av hoeljen
US5997964A (en) * 1991-04-11 1999-12-07 Sprayex Llc Liquid crystal display
US5452920A (en) * 1994-02-16 1995-09-26 Parker; Kevin P. Adhesive binding strip and method of making the same
JP3117599B2 (ja) * 1994-03-18 2000-12-18 日本カーバイド工業株式会社 再帰反射性シート
US5833423A (en) * 1995-03-01 1998-11-10 Canon Kabushiki Kaisha Bind tape used with bookbinding apparatus
US6065884A (en) * 1997-10-14 2000-05-23 Powis Parker, Inc. Binder strip printer and method
US6155763A (en) * 1998-09-04 2000-12-05 Powis Parker Inc. Bookbinding system and method
US20020064437A1 (en) * 2000-11-24 2002-05-30 Akinobu Kuramoto Determining when adhesive in a replaceable adhesive dispenser is nearly spent
DE20120574U1 (de) * 2001-12-19 2003-05-15 Planatol Klebetechnik GmbH, 83101 Rohrdorf Bindestreifen und Bindegerät

Also Published As

Publication number Publication date
EP1370423A4 (en) 2011-08-24
MXPA03007763A (es) 2004-11-12
CN1503737A (zh) 2004-06-09
WO2002074552A1 (en) 2002-09-26
EP1370423A1 (en) 2003-12-17
CN1292921C (zh) 2007-01-03
JP2004525793A (ja) 2004-08-26
RU2291060C2 (ru) 2007-01-10
EP1370423B1 (en) 2013-05-08
US6599074B2 (en) 2003-07-29
US20020131847A1 (en) 2002-09-19
AU2002258500B2 (en) 2006-06-29
CA2439091A1 (en) 2002-09-26
BR0208084A (pt) 2004-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4462827B2 (ja) 符号化された面を有するバインダーストリップ及び方法
US4501224A (en) Continuous tag printing apparatus
US8885003B2 (en) Duplex thermal printing system with pivotable diverter
US8907995B2 (en) Duplex thermal printing system with turning mechanism
US10442221B2 (en) Medium conveying apparatus and image forming apparatus
CA2225656C (en) Recording device using continuous paper and method of feeding continuous paper
US7055418B2 (en) Device for trimming and automatic cutting of images on paper and other graphic and photographic substrates, in particular of large size
US7588066B2 (en) Binder strip cassette
AU2002258500A1 (en) Binder strip having encoded surface and method
CN101522407A (zh) 具有索引开口的片材材料和制作及使用方法
EP1268143B1 (en) Device for trimming and automatic cutting of images on paper and other graphic and photographic substrates, in particular of large size
JP4056241B2 (ja) テープ印字装置
WO1995025058A1 (fr) Convoyeur de bande
JP4113050B2 (ja) 印刷装置およびその制御方法
US7281559B2 (en) Binder strip cassette
JP2005178093A (ja) プリンタ、記録紙情報読み取り方法、記録紙残量検出方法及び記録紙ロール
JP4422992B2 (ja) 孔版印刷装置
JP3772553B2 (ja) ロールシート、ロールシートユニットおよび電子機器
JP2001002290A (ja) シート材の斜行検出装置
JP3638197B2 (ja) プリンタ装置
JPH10309839A (ja) 印字媒体取扱装置
JPH039869A (ja) サーマルプリンタ
JPH11295821A (ja) フィルム搬送装置およびフィルム搬送方法
JPH03253991A (ja) 発券装置
JPH0595447A (ja) フアクシミリ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080219

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080519

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080529

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090317

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090617

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090624

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090717

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100126

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100216

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130226

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4462827

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130226

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140226

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term