JP4462626B2 - 平型警音器の接点隙間調整方法及び同調整治具 - Google Patents

平型警音器の接点隙間調整方法及び同調整治具 Download PDF

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本発明は、平型警音器の接点隙間調整技術に関する。
警告音を発生する手段として、安価で構造が簡単なホーンが広く普及している(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−287588公報(図1)
特許文献1の図1中、2はダイヤフラム、3は固定鉄心、4は可動鉄心、4bは可動鉄心4に設けた段差部、6は励磁コイル、7は固定接点、8は可動接点、8aは可動接点8を支える接点プレート、9は共鳴板、Gはエアギャップである。
励磁コイル6に通電すると、可動鉄心4が固定鉄心3に吸引されて、図中下方へ移動する。この移動に伴って段差部4bが接点プレート8aに当たり、図中下方へ移動する。
接点プレート8aが下がると、可動接点8は固定接点7から離れ、励磁コイル6への通電が遮断される。すると、ダイヤフラム2の復元作用により可動鉄心4が上昇し、固定接点7に可動接点8が接触し、励磁コイル6への通電が再開される。以上の動作の繰り返しにより、共鳴板9が上下に振動し、警音を発生する。
警音を円滑に発生させるには、エアギャップGと共に段差部4bと接点プレート8aとの隙間(以下、接点隙間と言う。)の寸法管理が極めて重要になる。
接点隙間を人為的に調整するために、調整ねじを備えたホーンが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開昭58−162994号公報(第6図)
特許文献2の第6図中、1は平型電気式警音器、3は固定コアー、8は可動コアー、9は固定接点レバー、10は可動接点レバー、11、12は接点である。
固定接点レバー9は、調整ねじ(符号なし)を回すことで位置を変更することができ、この結果、接点隙間を調整することができる。
平型電気式警音機1は、所定の手順で組立てた後、音色や音量などの性能を確認する。 この性能確認は検査員が行い、検査員は平型電気式警音機1にテスト電源を接続し、音を聴き、調整ねじ(特許文献2、第6図中、符号なしのねじ)を調整する。この調整により、所定の音色や音量を確保することができる。
しかし、検査員が、聴いた音に応じて調整ねじを右に回すか、左に回すかを決定するため、経験の浅い検査員では調整に時間を要する。すなわち、熟練した検査員が必要となる。
また、部品精度や組立て精度が悪く、接点隙間におけるばらつきが大きいときには、熟練した検査員でも調整に手間取る。
しかも、特許文献2の第6図に示されるとおりに、組立後は接点隙間の部位が平型電気式警音機1の内部にあり、目視検査は困難である。
そこで、組立後の平型電気式警音機であっても接点隙間の調整が、経験の浅い検査員でも容易に実施でき、性能の確認を短時間で済ませることができる技術が求められる。
本発明は、経験の浅い検査員でも接点隙間の調整が容易に実施できる技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、平型のケース内にダイヤフラムを張り、このダイヤフラムで可動鉄心を支持し、この可動鉄心に対向して固定鉄心を配置し、この固定鉄心を励磁コイルで囲い、前記ケースから調整ねじをケース内へ突出させると共にこの調整ねじで固定接点を支持し、この固定接点の前記固定鉄心側に可動接点を配置し、この可動接点を可動接点レバーで支え、この可動接点レバーを前記可動鉄心に設けたキック部材で前記固定接点側へ移動させる形式の平型警音器を対象として、前記可動接点レバーとキック部材との間の接点隙間を調整する作業に用いる平型警音器の接点隙間調整治具において、この接点隙間調整治具は、前記平型警音器の外周かしめ部で支持する支持部を有する前記平型警音器を支える治具本体と、前記固定接点と前記可動接点とをつなぐ回路と、この回路に介設されている電源と、前記固定接点に前記可動接点が接触しているとこに鳴るブザーとからなり、前記治具本体に前記平型警音器をセットした状態で前記ブザーが鳴るとこにはブザーが止まるまで前記調整ねじが回されてブザーが消音したら零点が検出され、また、前記治具本体に前記平型警音器をセットした状態で前記ブザーが鳴らないときには、ブザーが鳴るまで前記調整ねじが回されてブザーが鳴ったら零点が検出されるように用いられる接点状態検出手段と、零点が検出されたら前記固定接点をダイヤフラム側又は固定鉄心側に目標距離だけ移動する目標距離移動手段とを備えることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、接点隙間調整治具を、治具本体と、可動接点と固定接点とが電気的に導通状態にあるか否かを検出する接点状態検出手段と、固定接点をダイヤフラム側又は固定鉄心側に目標距離だけ移動する目標距離移動手段とで構成した。
そして、接点状態検出手段をモニターしながら調整ねじを回して可動接点と固定接点とが導通状態から非導通状態又は非導通状態から導通状態に切り替わる点を検出し、目標距離移動手段で可動接点レバーを目標距離だけ固定鉄心側に移動させることで、平型警音器の接点隙間を調整することができる。
これらの操作には熟練を必要としない。したがって、請求項1によれば、経験の浅い検査員でも接点隙間の調整が容易に実施できる治具を提供することができる。
また本発明では、治具本体に設けた支持部に平型警音器の外周かしめ部を当てるだけで、平型警音器の位置決めが完了し、作業の効率化を高めることができる。また、平型警音器側に位置決め突起等を設ける必要がなく、平型警音器は汎用の形状のままでよい。
したがって、平型警音器のコストアップを防止することができると共に調整作業の効率化を図ることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。また、ねじは全て右ねじとして説明する。
図1は本発明に係る調整対象物である平型警音器の構造説明図であり、平型警音器10は、平型のケース11に固定鉄心12及び励磁コイル13を納めると共に、調整ねじ14をケース11内へ突出させ、この調整ねじ14でねじ受け15を備える固定接点レバー16を介して固定接点17を支持させ、この固定接点17に対向して可動接点18を配置し、この可動接点18を可動接点レバー19で支えると共に接点閉じ方向へ付勢するようにし、ケース11のフランジ21にパッキン22を介してダイヤフラム23を載せ、さらにカバー24を載せ、このカバー24の顎25をフランジ21に巻き締めすることで外周かしめ部26を構成するが、ダイヤフラム23の中央に可動鉄心27を予め備え、この可動鉄心27に可動接点レバー19をキックするキック部材28を備えると共に共鳴板29を備える。このキック部材28は第1絶縁板31を備える。
32は平型警音器10を車体などへ取付けるときに用いるステーであり、33はステー32に設けた取付け穴である。
また、34・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)はカバー24に開けた穴、35はロックナット、36、37は励磁コイル13に接続する端子及びハーネス、38、39は固定接点レバー16に接続する端子及びハーネス、41は励磁コイル13と可動接点レバー19とを繋ぐハーネスであり、42は第2絶縁板、43は第3絶縁板である。平型のケース11とカバー24及びステー32は、便宜上仮想線で図示する。
なお、ねじ受け15、第1絶縁板31、第2絶縁板42及び第3絶縁板43は樹脂やゴム等の絶縁材料で形成する。
ところで、平型警音器10が所定の音色を確保するためには、可動接点レバー19とキック部材28との接点隙間d1を目標接点隙間、例えば0.15mmに調整する必要がある。この接点隙間d1の調整は、次に説明する接点隙間調整治具を使用することで容易に行うことができる。
図2は本発明に係る平型警音器の接点隙間調整治具の斜視図であり、平型警音器の接点隙間調整治具50は、平型警音器(図1符号10)を支える治具本体51と、可動接点(図1符号18)と固定接点(図1符号17)とが電気的に導通状態にあるか否かを検出する接点状態検出手段(図3符号73)と、固定接点(図1符号17)をダイヤフラム(図1符号23)側又は固定鉄心(図1符号12)側に目標距離だけ移動する目標距離移動手段52とを備える。これらの構成要素を以下、詳細に説明する。
治具本体51は、第1プレート53及び第2プレート54との間に第3プレート55を設け、これらのプレート53、54、55をボルト又はピン56・・・で結合して構成する。
第1プレート53は目標距離移動手段52を通す通し穴57と、この通し穴57に例えば分度器の角度目盛に倣った基準マーク58・・・を付した目盛盤59を備える。第2プレート54は外周かしめ部(図1符号26)を当てる支持部61と取付け穴(図1符号33)を通す凸部62を設けたガイド部63を備える。第3プレート55は第1プレート53と第2プレート54間の間隔を決定する長方形又は正方形のブロックである。
目標距離移動手段52は、ねじ回し部64を有する軸部65と、この軸部65に設ける目盛棒66及び取手部67からなる。このねじ回し部64は、調節ねじ(図1符号14)に適合する形状及びサイズにする。
なお、本例では、治具本体51を3つのプレート53、54、55で構成したので、一部が痛んだときにプレート53、54又は55だけを交換することができる。また、第3プレート55はカラーなどの間隔片で代用することができる。
しかし、治具本体51は、金属塊を削りだして製造することや、金属板をプレス成形することも可能であるから構造は任意に変更することができる。
また、本例では、目盛盤59は治具本体51に固定して配置するが、例えば通し穴57に雌ねじ部を設け、この雌ねじ部に嵌合する雄ねじ部を有する筒体を目盛盤59に設けることで、この目盛盤59を回転自在に配置することができる。
図3は本発明に係る接点状態検出手段の説明図である。
接点状態検出手段73は、ブザー71及び電源72を含む回路74からなる。この接点状態検出手段73は平型警音器10の端子36、38に接続して使用する。
このとき、固定接点17と可動接点18とが閉じていれば、電源72から端子38、ハーネス39、固定接点レバー16、固定接点17、可動接点18、可動接点レバー19、ハーネス41、励磁コイル13、ハーネス37、端子36及びブザー71の順で導電路を構成し、ブザー71が鳴る。
また、固定接点17と可動接点18とが開いていれば、ブザー71は鳴らない。
作業員は、ブザー71が鳴るか否かを聞き分けるだけで、可動接点18と固定接点17が電気的に導通状態にあるか否かを容易に判別することができる。
なお、本例では接点状態検出手段73としてブザー71を使用するが、このブザーの代りにランプとしても点灯/消灯により接点状態の判別が可能であり、ブザー若しくはランプ又はその両方を備えることは差し支えない。
図4は本発明に係る平型警音器の接点隙間調整の手順を示すフローである。ST××はステップ番号を示す。
ST01:組み立てが完了した平型警音器(図1符号10)を準備する。このとき、ロックナット(図1符号35)を緩め、ケース(図1符号11)からは十分に離しておく。
ST02:平型警音器(図3符号10)を治具本体(図3符号51)にセットし、平型警音器(図3符号10)に接点状態検出手段(図3符号73)を接続する。
ST03:ブザーが鳴るか否かを判別する。このブザーが鳴ったときは、ST04へ進む。また、ブザーが鳴らなかったときはST06へ進む(ブザーが鳴らなかったときの非導通状態設定ステップ)。すなわち、ST03は図3における可動接点18と固定接点17とが電気的に導通状態にあるか否かを調べる導通状態確認ステップである。
ST04:ST03でブザーが鳴ったときは、調整ねじを右に回す。すなわち、ST04はブザーが鳴ったときの非導通状態設定ステップである。このステップの詳細を次図で説明する。
図5はブザーが鳴ったときの非導通状態設定ステップの説明図である。
(a)では、固定接点17と可動接点18が閉じているため、電源72から固定接点17及び可動接点18を介してブザー71に電流が流れ、ブザー71が鳴る。作業員へは、「ブザー71が鳴っているときは調整ねじ14を右に回すこと」と教えておく。
調整ねじ14を右に回すことで、固定接点レバー16をダイヤフラム23側に移動させることができる。
(b)では、目標距離移動手段52で調整ねじ14を右に回し続けた結果、可動接点レバー19はキック部材28に当たり移動を停止するが、固定接点レバー16は移動を継続するため、固定接点17は可動接点18より僅かに離れる。離れた瞬間に、ブザー71が止む。
作業員は、このブザー71が止んだ瞬間に調整ねじ14を回すのをやめればよい。この作業により、可動接点18を零点位置に移動したことになる。この零点位置とは、可動接点18と固定接点17との接点開閉の切り替り位置である。
すなわち、接点状態検出手段73が電気的に導通状態にあるときは、非導通状態となるまで調整ねじ14を回してブザーが鳴ったときの非導通状態設定ステップを完了する。
図4に戻る。
ST05:ブザーが止んだのでST06に進む。
ST06:ブザーが鳴るまで、調整ねじを左へ回す。すなわち、ST06は零点調整ステップである。このステップの詳細を次図で説明する。
図6は零点調整ステップの説明図である。
(a)では、固定接点17と可動接点18が開いているため、電源72からブザー71には電流が流れず、ブザー71は鳴らない。作業員へは、「ブザー71が鳴らないときは調整ねじ14を左に回すこと」と教えておく。
調整ねじ14を左に回すことで、固定接点レバー16を固定鉄心12側に移動させることができる。
(b)では、目標距離移動手段52で調整ねじ14を左に回し続けた結果、固定接点17は可動接点18に当たる。この瞬間、電源72から固定接点17及び可動接点18を介してブザー71に電流が流れ、ブザー71が鳴る。
作業員は、このブザー71が鳴った瞬間に調整ねじ14を回すのをやめればよい。この作業により、可動接点18を零点位置に移動したことになる。
すなわち、接点状態検出手段73が電気的に非導通状態にあるときは、導通状態となるまで調整ねじ14を回して零点調整ステップを完了する。
なお、零点調整ステップにおいては目標距離移動手段52の代りにドライバー等の工具を使用することは差し支えない。
図4に戻る。
ST07:ブザーが鳴ったのでST08に進む。
ST08:調整ねじを規定量(本実施例では1/2回転とする)だけ左に回す。すなわち、接点隙間確保ステップを行う。このステップの詳細を次図で説明する。
図7は図3の7矢視図であり、接点隙間確保ステップの説明図である。
(a)では、零点調整ステップ直後に目盛棒66が基準マーク58のAの位置であったと仮定する。
作業者は零点調整ステップ直後の目盛棒66の位置を、基準マーク58・・・に関連づけて覚えておく。
今まで説明しなかったが、調整ねじ14のリードは例えば0.3mmであり、この調整ねじを1/2回転することで、この調整ねじ14を0.15mm前進又は後退させることができる。
この1/2回転は、目盛盤59に付す基準マーク58・・・と、目盛棒66との位置関係により極めて容易に行うことができる。
(b)では、調整ねじ14を目盛棒66及び基準マーク58・・・を参考にしながら左に1/2回転させ、調整ねじ14で固定接点レバー(図3符号16)を固定鉄心(図3符号12)側に0.15mmだけ移動させる。すなわち、接点隙間は0.15mmになったといえる。
作業員は、導通状態確認ステップと非導通状態設定ステップと零点調整ステップと接点隙間確保ステップを実施した後、図3におけるロックナット35で調整ねじ14を固定して接点隙間の調整を完了する。
なお、図2で説明したように目盛盤59を回転自在に取付けた場合は、目盛盤59を回転させて基準マーク58・・・のいずれかに合わせることで容易に調整ねじ14を1/2回転させることができる。このときの基準マーク58・・・の数は、例えば1/2回転であれば2つ、1/4回転であれば4つあれは足り、回転させる角度に応じて適宜設定すれば良く、基準マーク58・・・の数を減らして目盛盤59を簡略化することができる。
以上に説明したように、導通状態確認ステップと非導通状態設定ステップと零点調整ステップと接点隙間確保ステップに熟練を必要とする手順はない。したがって、経験の浅い作業員でも接点隙間の調整が容易に且つ確実に実施することができる。
また、本発明では零点調整ステップ後に接点隙間確保ステップを行う。いずれのステップも調整ねじの回転方向は同一であり、調整ねじの回転角度は回転方向の相違によるヒステリシスを考慮しなくて良い。すなわち、接点隙間調整を精度良く行うことができる。
尚、請求項1の方法は、導通状態確認ステップと非導通状態設定ステップと零点調整ステップと接点隙間確保ステップを実行することができれば良く、そのために用いる治具、装置は実施例の形態に限定するものではない。
また、請求項2の治具は、治具本体、目標距離移動手段、接点状態検出手段を備えていればよく、各々の構造は実施例に限定するものではない。すなわち、実施例では操作は殆ど作業員の手、耳及び目で行ったが、作業員の手をアクチュエータ、耳及び目を電子機器や制御部に置換えることは差し支えない。
本発明は、平型警音器の接点隙間調整技術に好適である。
本発明に係る調整対象物である平型警音器の構造説明図である。 本発明に係る平型警音器の接点隙間調整治具の斜視図である。 本発明に係る接点状態検出手段の説明図である。 本発明に係る平型警音器の接点隙間調整の手順を示すフローである。 ブザーが鳴ったときの非導通状態設定ステップの説明図である。 零点調整ステップの説明図である。 図3の7矢視図である。
符号の説明
10…平型警音器、11…ケース、12…固定鉄心、13…励磁コイル、14…調整ねじ、17…固定接点、18…可動接点、19…可動接点レバー、23…ダイヤフラム、26…外周かしめ部、27…可動鉄心、28…キック部材、50…接点隙間調整治具、51…治具本体、52…目標距離移動手段、61…支持部、73…接点状態検出手段、d1…接点隙間。

Claims (1)

  1. 平型のケース内にダイヤフラムを張り、このダイヤフラムで可動鉄心を支持し、この可動鉄心に対向して固定鉄心を配置し、この固定鉄心を励磁コイルで囲い、前記ケースから調整ねじをケース内へ突出させると共にこの調整ねじで固定接点を支持し、この固定接点の前記固定鉄心側に可動接点を配置し、この可動接点を可動接点レバーで支え、この可動接点レバーを前記可動鉄心に設けたキック部材で前記固定接点側へ移動させる形式の平型警音器を対象として、前記可動接点レバーとキック部材との間の接点隙間を調整する作業に用いる平型警音器の接点隙間調整治具において、
    この接点隙間調整治具は、前記平型警音器の外周かしめ部で支持する支持部を有する前記平型警音器を支える治具本体と、前記固定接点と前記可動接点とをつなぐ回路と、この回路に介設されている電源と、前記固定接点に前記可動接点が接触しているとこに鳴るブザーとからなり、前記治具本体に前記平型警音器をセットした状態で前記ブザーが鳴るとこにはブザーが止まるまで前記調整ねじが回されてブザーが消音したら零点が検出され、また、前記治具本体に前記平型警音器をセットした状態で前記ブザーが鳴らないときには、ブザーが鳴るまで前記調整ねじが回されてブザーが鳴ったら零点が検出されるように用いられる接点状態検出手段と、
    零点が検出されたら前記固定接点をダイヤフラム側又は固定鉄心側に目標距離だけ移動する目標距離移動手段と、
    を備えることを特徴とする平型警音器の接点隙間調整治具。
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