JP2007012412A - ユニット型開閉器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブッシングを容易に交換でき、かつ、開閉器の外側ケース内部に構成された可動電極及び固定電極とブッシングとの電気的接続部における絶縁性を確保する。
【解決手段】外側ケース47内に設けられて一部に底部3g、3hを有する絶縁性の樹脂材料からなる絶縁ケース48を各相毎に形成し、各相の絶縁ケース48毎に外側ケース47内に取脱可能に固定し、該絶縁ケース47内に、固定電極部4と、該固定電極部4の周囲に設けた消弧室26と、可動電極部5と、該可動電極部5及び前記固定電極部4のそれぞれに電気的に接続された接続導電体8、9とを設け、前記底部3g、3hの下面に検電端子12、13を設け、前記接続導電体8、9を、前記絶縁ケース48の両側壁部3b、3cを貫通して設け、ブッシング10、11を、その挿着部10a、11aが前記接続導電体8、9と電気的に接離できるようにして、前記外側ケース47に取脱可能に貫通して備える。
【選択図】図3

Description

本発明はユニット型開閉器に関するもので、詳しくは、高圧配電線路などの電路を開閉するために使用されるユニット型開閉器に関する。
従来、可動電極と、該可動電極に対する固定電極と、前記可動電極を前記固定電極に接離方向に回動させる開閉軸と、前記開閉軸方向の一端側に開閉機構部を設けてなるユニット型の開閉機構付き開閉部を形成し、該ユニット型の開閉機構付き開閉部を、開閉器のケース内に、前記開閉機構部を開閉器のケース側壁内面に固定させて配設し、前記開閉機構部を開閉器のケース外部に設けた操作ハンドルと連結させて、該操作ハンドルの操作により電路の開閉を行う構成を備えたケース入り開閉器が提案されている。
この開閉器は、固定電極、可動電極、消弧室あるいは消弧装置等の各部材と開閉機構の各部材をケース内の取付部に対して、順次組みつけていく組立方式をとらず、可動電極、固定電極、消弧室及び開閉機構が一体となった内部ケースをケース内に組みつけることで組立の作業性が向上している(特許文献1参照)。
特開2003−157748号公報
しかし、上記従来の開閉器において、内部ケース内に設けた固定電極や可動電極とブッシング間を電気的に接続するために、薄い板材を複数重ねられた可撓導体の両端部を、各電極の接続部とブッシングの導電体に夫々ネジにより固定する必要がある。
そのため、例えばブッシングの破損が生じ、その交換作業においては、開閉器の本体ケースの蓋を取外し、可撓導体を取外した後でなければ、ブッシングを取外すことができず、交換作業に手間を要するという問題点があった。
また、ユニットは可動電極及び固定電極が3相一括で形成され、該ユニット内に開閉機構部も設けられているために、1相のみの可動電極や固定電極の電極が破損した場合においても、ユニット全体を取外す必要がある。このユニットを取外すために、ユニットの各電極とブッシング間の可撓導体を全て取外した後でなければ、行なえず可動電極及び固定電極の交換作業に時間がかかり、交換作業に手間を要するという問題点があった。
また、同様に開閉器のリサイクルにも手間を要し、リサイクル性能が劣るという問題がある。
そこで、本発明は上記の問題を解決した開閉器を提供することを目的とするものである。
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、外側ケースと、前記外側ケース内に設けられて一部に底部を有する絶縁性の樹脂材料からなる絶縁ケースとを有し、
前記絶縁ケースを各相毎に形成し、各相の絶縁ケース毎に外側ケース内に取脱可能に固定し、
該絶縁ケース内に、固定電極部と、該固定電極部の周囲に設けた消弧室と、可動電極部と、該可動電極部及び前記固定電極部のそれぞれに電気的に接続された接続導電体とを設け、該接続導電体より垂下する位置における前記底部の下面に検電端子を設け、
前記接続導電体を、前記絶縁ケースの両側壁部に該側壁部を貫通して設け、
ブッシングを、その挿着部が前記接続導電体と電気的に接離できるようにして、前記外側ケースに取脱可能に貫通して備えたことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記絶縁ケースの側壁部の外側で前記接続導電体の周囲に位置して側壁部から外側方向に突出する突出壁を設け、
前記ブッシングを前記突出壁に、これらの間で空間経路が形成されるように嵌合したことを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記突出壁を前記接続導電体の周辺に2重で円筒形状に形成し、前記ブッシングを前記突出壁間に位置するように配設したことを特徴とするものである。
本発明によれば、破損或いは絶縁不良となったブッシングの交換作業においては、交換対象であるブッシングのみを取外して交換することが可能なため、従来技術のように、本体ケースの蓋を取外等の工程が不要となり、交換作業が短時間で容易に行える。
また、絶縁ケースは各相が独立して構成されていることで、各電極部の交換作業において、従来技術のように、3相一括で交換する必要がなく、1相単位の絶縁ケースの交換で行える。また、各電極部とブッシングとの接離も前記のように容易に行なえることから、絶縁ケースの交換作業も短時間で容易に行える。
前記のようなブッシングのみの取り外しや各相毎の絶縁ケースの交換が容易なことから、開閉器のリサイクル作業も容易に行える。
更に、検電端子を密閉収納された外側ケース内に設けたため、天候やブッシングの状態(ブッシングが濡れている状態等)に関わらず検電端子は、安定した抵抗値を保つことができ、各電極部における荷電状況を常に正しく知ることができる。
請求項2記載の発明によれば、更に、次のような効果が得られる。
請求項1記載のように、ブッシングをケースより取外し可能な構成にした場合の問題点として、開閉器の外側ケース内部に構成された可動電極及び固定電極とブッシングとの電気的接続部における絶縁性の確保が大きな課題となる。
そこで、請求項2記載の発明のように、固定電極部と可動電極部のそれぞれに電気的に接続された導電体の周辺に突出壁を設け、該突出壁にブッシングを嵌合し、これらの間に空間経路が形成されるようにすることにより、ブッシングを外側ケースに固定するのみで、電気的接続部における対地間の空間絶縁距離を長く確保でき、絶縁性を十分に確保できる。
また、請求項3記載の発明によれば、突出壁を2重にしたことにより、1重のものと比べて、前記空間絶縁距離を更に長く確保でき、絶縁性を更に高めることができる。
本発明を実施するための最良の形態を図に基づいて説明する。
図1乃至図13は、本発明の実施例を示す。
図1は開閉器1の正面図、図2は開閉器1の側面図、図3は開閉器1の正面断面図である。
該開閉器1は、ステンレス等の金属で形成された本体ケース2を有し、該本体ケース2は、上面が開口する箱形状に形成されている。該本体ケース2の内部には、図5に示すように、1相毎に分割されたユニットケース3が3相分設けられ、それぞれが台板30にねじにより固定されている。該ユニットケース3は絶縁性の樹脂材料で形成され、図3乃至図6に示すように、上面が開口した略長方形の箱形状に形成され、一部に底部3g、3hを有する。絶縁性の樹脂材料としては、例えば、不飽和ポリエステェル樹脂材料、エポキシ樹脂材料が挙げられ、本実施例においては、絶縁性で強度の高いガラス繊維を混合したエポキシ樹脂材料を使用した。また、図5に示すように、ユニットケース3の下部側面には切欠部3aが設けられている。
該ユニットケース3の内部には、固定電極部4と可動電極部5が設けられている。
またユニットケース3の両側壁部3b、3cには、表裏に貫通する貫通穴3d、3eが設けられ、該貫通穴3d、3eの周囲には、外側方向へ突出する筒形状の突出壁6a、6b、7a、7bが貫通穴3d、3eと同心円状で二重に形成されている。貫通穴3d、3eには、前記両電極部4、5のそれぞれに電気的に接合された接続導電体8、9が挿通し固定されている。接続導電体8、9は、ユニットケース3の壁部3b、3cを貫通して設けられ、ユニットケース3より外側へ突出した接続部8a、9aには、後述するブッシング10、11の挿着部10a、11aが接続されている。
接続導電体8、9は、導電材料で形成され、図3、図7,図8に示すように、後述する固定接触子15a、15bとの接触面8b、9b、およびユニットケース3の壁部3b、3cとの接触面8c、9cは、平行な2つの平面で形成されている。また、接続導電体8、9の端部は、図3、図7、図8に示すように、突出壁6a、6b、7a、7bの端部より本体ケース2側方向へ突出している。
なお、接続導電体8、9は、ブッシング10、11と電気的に接続できる構成であればよく、接続導電体8、9の端部が突出壁6a、6b、7a、7bの端部より外側方向へ突出していなくてもよい。また、突出壁6a、6b、7a、7bの断面形状は、円形以外にも、楕円形や正方形や長方形など任意の連続した壁を有する形状に設定する。
ユニットケース3の固定電極部4、及び可動電極部5の下部で、各電極部4、5が設けられている空間とは別に区画された箇所には、図3に示すように、検電端子12、13が設けられている。つまり、該検電端子12、13は、各接続導電体8、9より垂下する位置におけるユニットケース3の底部3g、3hの下面に設けられている。
該検電端子12、13は、ユニットケース3の成形時に、金属製の端子をインサート成形することで形成され、又はユニットケース3を成形後に、金属端子を圧入し固定することにより形成される。
検電端子12、13は、該検電端子12、13に接続された図示しないリード線により、本体ケースの下部に設けられたメタルコンセント14に接続されている。該メタルコンセント14に図示しない別体のチェッカーを接続することで、開閉器の荷電状態を把握することができる。
前記固定電極部4は、導電性の金属材料で形成された固定接触子15a、15bで構成され、該固定接触子15a、15bの壁部3b側端部は、図7に示すように、前記接続導電体8の接触平面8b、8bを挟持し、ピン17により回転しないように固着されている。該固定接触子15a、15bは、接続導電体8の軸方向に屈曲して形成され、他端部15c、15dの内側には突起部15e、15fが設けられている。固定接触子15a、15b間には、後述する可動接触子20の挿入時のチャタリングを抑制するために、図示しない絶縁性の樹脂からなるスペーサーがネジにより固着されている。また、該スペーサーの厚みは、可動接触子20の非挿入時において突起部15e、15fが接触せず、かつ、端部15c、15d間の間隔が可動接触子20の厚みよりも小さくなるように設定する。
突起部15e、15fは、その間の中心線が、接続導電体8の軸芯の延長線上となるように設定されている。また、ピン17の外周には弾性材であるコイルバネ17aが圧縮して巻設されている。
前記可動電極部5は、導電性の金属材料で形成された可動接触子20で構成され、該可動接触子20は、図3及び図9に示すように、湾曲する逆V字形状に形成されている。該可動接触子20のユニットケース3側端部は、図10(a)、(b)に示すように、2枚の板状部材20a、20bで股状に形成されている。板状部材20a、20bは略平行に配設され、接続導電体9の接触平面9b、9bを挟持し、接続導電体9に設けられたピン21に対して回動可能に支持されている。板状部材20aの他端側は、図9に示すように、接続導電体9の軸方向に曲折している。
可動接触子20の他端部20cは、その投入時に、接続導電体9の軸芯に位置するように形成されている。また、板状部材20a、20bにおけるユニットケース3の壁部3c側の側面20d、20eは、平面状に形成されている。
また、ピン21の外周で、板状部材20a、20bの外側方向には、付勢手段を構成する弾性部材であるコイルバネ22、22が圧縮した状態で配設され、このコイルバネ22、22の付勢力によって板状部材20a、20bが接続導電体9を所定の圧力で狭持している。なお、本実施例においては、可動接触子の他端部20cと板状部材20aを一体に成形したが、別部材で構成しててもよい。
可動接触子20(可動電極部5)における前記板状部材20a、20bと、ユニットケース3の壁部3cとの間にはストッパー23が設けられている。ストッパー23は、図11(a)〜(c)に示すように、側板23a、23bと、該両側板23a、23b間で、壁部3c側(後側)に設けた背板23cで、断面形状が略コ字状に形成されている。側板23a、23b、背板23cは、金属等の非弾性材で形成され、側板23a、23b、及び背板23cの板厚は、前記板状部材20a、20bの板厚と同等かそれよりも厚く設定されている。本実施例においては鋼材で形成した。側板23a、23bは、接続導電体9の接触平面9b、9bにこれを挟持する状態で固定されている。背板23cの底辺は、接続導電体9の軸と直交して形成され、接続導電体9に接触していることで、可動接触子20がストッパー23に当接した場合に、ストッパー23がユニットケース3側に倒れることを抑制する。
側板23a、23bの前面23d、23eは、上部が壁部3c方向に傾斜し、かつ、平面状に形成され、図9、図10(a)に示すように、前記板状部材20a、20bの壁部3cの側面20d、20eに対向する位置に配設されている。つまり、可動接触子20が図3及び図9の2点鎖線で示すように開放状態に回動した時に、板状部材20a、20bの壁部3cの側面20d、20eが、側板23a、23bの前面23d、23eの全体に面接触することで、可動接触子20の最大開放時(上側方向の回動)の回動量を規制し、可動接触子20がユニットケース3や蓋ケース45等と接触しないように規制されている。
なお、可動接触子20の板状部材20a、20bと、ストッパー23の側板23a、23bを本実施例においては2枚で構成したが、単数や3枚以上の複数で構成してもよい。
また、背板23cと壁部3cの間には、接続導電体9と一体に構成された台座24が設けられ、背板23cの後部が該台座24に当接し、背板23cが壁部3c側へ回動しないようになっている。
板状部材20a、20bの壁部3c側の前面20d、20eと側板23a、23bの前面23d、23eと、台座24等により第3の抑制手段25を構成している。
ユニットケース3内には、前記固定接触子15a、15bを収納するように消弧室26が設けられ、該消弧室26の上方は、図3に示すように、可動接触子20を投入できるように開口されている。該消弧室26はユリア樹脂材料やポリアセタール樹脂材料等の樹脂材料により成形されている。このユリア樹脂材料やポリアセタール樹脂材料は、可動接触子20の固定接触子15a、15b間への挿入・解放(開閉動作)時に発生するアーク熱により熱分解し消弧性能のあるガスを発生する。該消弧室26は、ユニットケース3に固定支持された消弧室取付金具27にネジにより固着されている。
該消弧室取付金具27は、図3に示すように、側断面形状が略コ字形状に形成され、ユニットケース3の下部に位置する曲折部27aは、ユニットケース3内で接続導電体8の略真下に位置するユニットケース3の底部3gの上面側近傍に位置するように形成されている。ユニットケース3の底部3gで前記曲折部27aと反対側の外面側には、前記検電端子12が設けられている。また、消弧室取付金具27と接続導電体8と電気的に接続されていることで、固定電極部4が消弧室26に覆われている状態であっても消弧室取付金具27と接続導電体8(固定電極部4)とは同電位を有し、検電端子12おいて接続導電体8の荷電状況を正しく把握できる。
前記接続導電体9と電気的に接続された電極補助材29が、ユニットケース3内の壁部3c付近に設けられている。該電極補助材29は、導電体で形成され、図3に示すように、側断面形状が略L字形状に形成され、ユニットケース3の下部に位置する曲折部29aは、ユニットケース3内で接続導電体9の略真下に位置するユニットケース3の底部3hの上面側近傍に位置するように形成されている。ユニットケース3の底部3hで前記曲折部29aと反対側の外面側には、前記検電端子13が設けられている。また、電極補助材29と接続導電体9が、電気的に接続されていることで、電極補助材29と接続導電体9(可動電極部5)とは同電位を有し、検電端子13おいて接続導電体9の荷電状況を正しく把握できる。
消弧室26の外面で固定接触子15a、15b近傍には消弧性能を上げるための鉄材(グリット電極)28が、消弧室26と一体若しくは別部材で設けられている。
ユニットケース3の切欠部3aに位置する部位には、金属材料で形成された主軸31が台板30に回転可能に設けられている。主軸31は、図12、図13に示すように、円柱形状に形成されている。
該主軸31には、図12に示すように、絶縁性の樹脂材料で形成された駆動リンク32が3個ねじ等により固定支持されている。本実施例においては、この駆動リンク32を絶縁性の樹脂材料として、ガラス繊維を混入した強度のあるエポキシ樹脂で形成した。
該駆動リンク32は、図12に示すように、主軸31の外径より大きな径を有する円筒形状の円筒部32aを有し、該円筒部32aの幅はユニットケース3の左右方向の幅よりも僅かに大きく設定されている。該円筒部32aの両端部には大径部32b、32bが設けられ、該大径部32b、32bの外径は、ユニットケース3の切欠部3aの内径と同径かそれよりも僅かに小さく形成され、該大径部32b、32bが切欠部3aに位置するように配置されている。円筒部32aの中央部には、腕部32c、32cが形成されている。
駆動リンク32の腕部32c、32cの先部の間には、連結リンク33の一端部が、ピンにより回転可能に支持されている。該連結リンク33は、ガラス繊維を混入した強度のあるエポキシ樹脂で板状に形成されている。該連結リンク33の他端部は、ピンにより可動接触子20に回転可能に支持されている。
前記のように、該円筒部32aの幅はユニットケース3の左右方向の幅よりも僅かに大きく設定し、該大径部32b、32bの外径を、ユニットケース3の切欠部3aの内径と同径かそれよりも僅かに小さく形成し、該切欠部3aに大径部32bが位置するように配置したことで、導電性の金属からなる主軸31と可動電極部5との絶縁性を確保できる。
主軸31は、本体ケース2内部に構成されている図示しないリンク機構を介して本体ケース2の外側面に設けた操作ハンドル35に連結されている。
したがって、操作ハンドル35を回動操作することで、図示しないリンク機構を介して主軸31が回動し、駆動リンク32、連結リンク33を介して、可動接触子20が接続導電体9との連結部を中心として回動し、可動接触子20の他端部20cを固定接触子15a、15bの突起部15eと15f間に挿入したり、開放したりする操作が行なえる。
本体ケース2の外側面には、図1に示すように、取付板36cに規制部36a、36bが設けられ、前記操作ハンドル35の上下方向の回動(投入・解放量)を規制するようになっている。該規制部36a、36bは、ねじとナットで構成され、該ねじを正逆回転させることで、規制部36a、36bの操作ハンドル35との当接部が取付板36cに対して昇降し、操作ハンドル35の回動規制位置を調節できるようになっている。規制部36a、36bと操作ハンドル35により第1規制手段36が構成されている。
主軸31の正面側から見た一方の端部若しくは両方の端部には、図12及び図13に示すように、主軸31の回転量を規制するための規制部材38が設けられている。該規制部材38は、主軸31に溶接又はねじにより固定支持されている。
この規制部材38に設けた規制部38aが台板30の上面側に固定して設けられた規制部39に当接することにより、可動接触子20の最大開放時の回動量を規制するようになっている。規制部39は、ボルト39aとナット39bを有し、ボルト39aを正逆回転する事により台板30に対して昇降し、主軸31の回転規制位置を調節することができるようになっている。ボルト39aは、ナット39bにより主軸31の回転による振動等により緩まないように締め付けられている。規制部材38、規制部39とで第2の規制手段を構成している。
前記のように操作ハンドル35の回動規制位置及び前記主軸31の回転規制位置を調節することにより、前記第3の規制手段25である板状部材20a、20bの側面20d、20eが、側板23a、23bの前面23d、23eに面接触するより先に、第2規制手段である主軸31の規制部38aが規制部39に当接するようになっている。
また、第2規制手段37である主軸31の規制部38aが規制部39に当接するより先に、前記操作ハンドル35が第1規制手段36である規制部36bに当接するように構成されている。
また、規制部材38の内側に設けた規制部38bが、台板30に設けた規制部40に当接することにより、主軸31の可動接触子20における投入方向の回転量も規制される。規制部40も規制部39と同様に構成されており、ボルト40aを正逆回転する事により、台板30に対して昇降し、主軸31の可動接触子20における投入方向の回転規制位置を調節することができるようになっている。
各ユニットケース3の上部には絶縁性の樹脂材料で成形された蓋ケース45がそれぞれ被せられている。該絶縁性の樹脂材料として、前記ユニットケース3を形成している絶縁性の樹脂材料と同様の材料を使用でき、本実施例においては、絶縁性で強度の高いガラス繊維を混合したエポキシ樹脂材料を使用した。該蓋ケース45は下側が開口した略箱形状をし、ユニットケース3の上部と該蓋ケース45の下部とは全周方向において重なり合う箇所が設けられており、各ユニットケース3に対して固定保持され、該蓋ケース45とユニットケース3により対地間や3相間の絶縁が確保されている。
本体ケース2の上部には本体ケース蓋46が設けられている。
なお、蓋ケース45はユニットケース3毎に設けるのではなく、3つの蓋ケース45を一体に成形してもよい。また、前記蓋ケース45をその開口面を下側にした状態で、本体ケース蓋46の内側に固定保持してもよい。
本体ケース2と本体ケース蓋46により外側ケース47が構成され、ユニットケース3と蓋ケース45より絶縁ケース48が構成されている。
本体ケース2の両側面で、前記ユニットケース3の突出壁6a、6b、7a、7bと対向する位置にブッシング取付け用穴50が設けられている。図7に示すように、該取付け用穴50から内側方向に、略円筒形状をした絶縁性の合成樹脂ゴム等からなる円筒部51aを有する電極カバー51が設けられ、前記外側の突出壁6b、7bの外側に離間して覆いかぶさるように設けられている。該電極カバー50は、円筒部51aから径方向の外側に延びる突出部51bを有し、該突出部51bはブッシング10、11とユニットケース3との間に配設されている。
ブッシング取付け用穴50に挿通してブッシング10、11が設けられ、該ブッシング10、11は、導電体10b、11bと、円筒部10c、11cを有する。導電体10b、11bは、ブッシング10、11の中心部に設けられ、配電線路の電線等に接続される銅材で形成されている。それ以外は、磁器又は絶縁樹脂材料で形成されている。円筒部10c、11cは、該導電体10b、11bのユニットケース3側の外周部に設けられている。
ブッシング10、11は、その内側にパッキン等の弾性部材52を配置し、外側にフランジ54を配置し、本体ケース2に固定されたねじ53aに、フランジ54の外側からナット53bを締め付けて、ブッシング10、11が固着されている。なお、導電体10b、11bは、図示しないパッキン等の弾性部材を介してナットによりブッシング10、11に止着され、又はブッシング10、11と一体成形されている。
該弾性部材52等により、開閉器1内部は気密状態に保たれている。
中心部にインサート成形された導電体10b、11bのユニットケース3側の端部には、前記固定電極部4や可動電極部5と電気的に接続するための挿着部10a、11aが設けられている。
導電体10b、11bのユニットケース3側の先端部には、銅等の導電性の良い金属材料で形成された中空状のパイプが接合され、該パイプを軸方向に4分割し、その先部の円周状で軸芯方向に突出する凸部を設けて挿着部10a、11aが形成されている。挿着部10a、11aの外側には、弾性性能の良いバネ材等の金属材料で形成された補強リング53、53が装着されている。該補強リング53、53は、断面がC形状で内径が導電体10、11の先端部の外径よりわずかに小さく形成された有端状に形成されている。ブッシング10、11の挿着部10a、11aを、接続導電体8、9の接続部8a、9aに圧入嵌合して接続することでブッシング10、11の導電体10a、11aと接続導電体8、9は電気的に接続される。
なお、補強リング53の形状や、挿着部10a、11aの分割数は、挿着部10a、11aを、接続導電体8、9の接続部8a、9a(先端部)との接触圧力を所定値に確保できればよく、前記形状以外に任意に設定する。
ブッシング10、11の円筒部10c、11cの端部は、図3に示すように、前記ユニットケース3に設けられた2重の突出壁6a、6b、7a、7bの間に位置するように配設されている。また、突出壁6b、7bの外側には、前記の電極カバー51における、円筒部51aが配設されている。したがって、接続電導体8、9の外側方向には4重の壁が存在することになる。
また、ブッシング10、11の円筒部10c、11cは、図7、図8に示すように、前記ユニットケース3の壁部3bおよび突出壁6a、6b、7a、7bと接触しておらず、また、突出壁6a、6b、7a、7bも電極カバー51および円筒部10c、11cとは接触していない。したがって、導電体10b、11bの挿着部10a、11b(充電部)から電極カバー51の円筒部51aの外側に至る間には、蛇行した複雑で長距離の空間経路Dが存在する。
該空間経路Dにより、充電部10a、11bから本体ケースへと至る空間絶縁距離を伸ばすことが出来る。つまり、充電部10a、11bから突出壁6a、7aと円筒部10c、11c間の空間を通り、次に円筒部10c、11cと突出壁6a、7a間の空間を経て、さらに、突出壁6a、7aと円筒部51a、51a間の空間を経て本体ケース2へと至り絶縁距離が長くなることで絶縁性能が向上する。
なお、ユニットケース3に設けられた突出壁は、2重以外に3重等の複数或いは1重に設けてもよい、また、ブッシング10、11の円筒部10c、11cは1重以外に、2重等複数設けてもよく任意に設定する。
次に開閉器1の組立手順について説明する。
先ず、図12に示すように、台板30の上部で台板30と一体的又は別部材で構成された取付け部30aに対して、図示しない軸受を介して主軸31を回転可能に取付ける。
一方、可動接触子20、ストッパー23を組付けた接続導電体9を、ユニットケース3の内部より貫通穴3eに挿通し、ユニットケース3の外側より、接続導電体9に刻設した雄ねじにナットを螺合し、接続導電体9をユニットケース3に固定する。次に、消弧室取付金具27をユニットケース3内に取付た後に、固定接触子15a、15bを組付けた接続導電体8を、ユニットケース3の内部より貫通穴3dに挿通し、ユニットケース3の外側より、接続導電体8に刻設した雄ねじにナットを螺合し、接続導電体8をユニットケース3に固定する。次に、消弧室26を、消弧室取付金具27に取り付ける。上記のように、3つのユニットケース3内に固定電極部4、可動電極部5、消弧室26等を取り付ける。
次に、各ユニットケース3を主軸31の上部から、各ユニットケース3の切欠部3a、3aが駆動リンク32の大径部32b、32bに位置するように配置する。次に、連結リンク33の両端部を、主軸31に設けられた駆動リンク32の腕部32cと可動電極部5の可動接触子20に回転可能に連結させ、これにより、主軸31と可動接触子20は、連結リンク33等を介して連結される。次に、ユニットケース3を台板30上にねじにより固定する。同様の手順により、3相のユニットケース3を台板30上に固定する。
次に、ユニットケース3を組付けた台板30を本体ケース2の内部にねじにより固定する。次に、主軸31に図示しないリンク機構を連結させる。
次に、各ユニットケース蓋45を各ユニットケース3の上部に固定し、本体ケース2の上部に、本体ケース蓋47を絶縁性のゴム材からなるパッキンを介して本体ケース2に対してねじにより固定する。
次に、本体ケース2の両側面に設けられたブッシング取付け穴50、50にパッキン等の弾性部材52を取付た後に、ブッシング10、11を挿通し、ブッシング10、11の挿着部10a、11aに、接続導電体8、9の接続部8a、9aに嵌合させて、ブッシング10、11をフランジ54、54で保持しながら、本体ケース2に対してネジ53aとナット53bにより固定する。
これにより、接続導電体8、9とブッシング10、11内部の導電体10b、11bは挿着部10a、11aを介して電気的に接続される。つまり、それぞれの導電体10b、11bと固定電極部4及び可動電極部5は電気的に接続される。
その後、主軸31に操作ハンドル35等を組付けて開閉器1となる。
なお、前記組立において、主軸31を組付けた台板30を本体ケース2に内に固定した後に、各ユニットケース3を組み付けても良い。
次に、ブッシング10、11の破損や絶縁不良等によるブッシング10、11の交換作業について説明する。
先ず、交換するブッシング10、11を固定しているナット53bを緩め、フランジ54を取外した後に、本体ケース2からブッシング10、11を側方に取外す。この時、ブッシング10、11の挿着部10a、11aは、接続導電体8、9の接続部8a、9aから抜き取られ、接続導電体8、9とブッシング10、11の内部の導電体10b、11bは電気的に開放される。
次に、本体ケース2の両側面に設けられたブッシング取付け穴50、50にパッキン等の弾性部材52を取付た後に、新たなブッシング10、11を挿通し、ブッシング10、11の挿着部10a、11aに、接続導電体8、9の接続部8a、9aに嵌合させて、ブッシング10、11をフランジ54、54で保持しながら、本体ケース2に対してネジ53aとナット53bにより固定する。これにより、接続導電体8、9とブッシング10、11内部の導電体10b、11bは挿着部10a、11aを介して電気的に接続される。つまり、それぞれの導電体10b、11bと固定電極部4及び可動電極部5は電気的に接続される。上記のような作業により、ブッシング10、11を容易に交換することが出来る。
次に、固定電極部4若しくは可動電極部5の交換作業について説明する。
本体ケース蓋47を本体ケース2から取外し、交換対象である電極部4、5を特定する。この特定方法としては、目視による電極部4、5の破損状況の確認や、絶縁抵抗の測定等により行なう。特定された電極部4、5が構成されているユニットケース3と電気的に接続されているブッシング10、11を前述のように取外す。
次に、交換する電極部4、5を有するユニットケース3内の駆動リンク32の腕部32cと可動接触子20に連結している連結リンク33を取外し、ユニットケース3を台板30から取外す。
次に、新品のユニットケース3もしくは特定の電極部4、5を交換したユニットケース3を、前記とは逆の操作により台板30に取付けた後、前記のように取外したブッシング10、11等を前述のように取付ける。次に、本体ケース蓋47を本体ケース2に固定する。
なお、前記のように本体ケース2にブッシング10、11を取付けた後に、本体ケース蓋47を取付けるのではなく、本体ケース2に本体ケース蓋47を取付けた後に、ブッシング10、11を取付けてもよい。
本発明は、前記の構造を有するので、次のような作用、効果を奏する。
従来、検電方法として、本体ケースより露出したブッシング部の下面側に検電部を設け、作業者が電源側と負荷側の検電部にチェッカーを接続することで荷電状況を判定していたが、ブッシング部が濡れている状態や、雨天の状態においては、検電部の抵抗値が安定しないため正確な検電作業が行えないという問題点があった。
しかし、本実施例のように本体ケース2内部のユニットケース3に検電端子12、13を設けることで、検電端子12、13は気密状態に保持されている開閉器1内部にあり、天候や、ブッシング10、11が濡れている状態等の状態に関係なく、検電端子12、13の抵抗値が安定し、該検電端子12、13とリード線により接続されたメタルコンセント14にチェッカーを接続することで、正確な検電作業を行える。
また、固定接触子15a、15bの前記コイルバネ17aが設けられていることにより、固定接触子15a、15b間への可動接触子20の挿入時において、可動接触子20と固定接触子15a、15bとの接触面、及び固定接触子15a、15bと接続導電体8との接触面の両方に通電に必要な押圧を発生させることができる。
また、ブッシング10、11が破損し、ブッシング10、11の交換作業を行なう場合においては、従来技術のように外側ケースを開放することなく交換対象であるブッシング10、11のみを本体ケース2から取外し、交換することが可能である。このため、ブッシング10、11の交換作業が短時間で容易に行うことができる。
また、ユニットケース3は3相が独立して構成されていることで、各電極部4、5の交換作業において、従来技術のように、3相一括で交換を必要とせず、1相単位のユニットケース3の交換で対応できる。また、この交換作業も従来技術のように複雑な工程を必要とせず前述のように容易に行える。
また、開閉器1のリサイクル作業においても、開閉器1の分解、部品交換が容易でリサイクル作業を容易に行える。
このように、ブッシング10、11を本体ケース2より取外し可能な構成にした場合の問題点として、可動電極部4及び固定電極部5(接続導電体8、9)とブッシング10、11との電気的挿着部(接続部)8a、9a、10a、11aにおける絶縁性の確保が大きな課題となる。
しかし、本発明によれば、固定電極部4と可動電極部5のそれぞれに電気的に接続された接続導電体8、9の周辺に突出壁を設け、挿着部(接続部)8a、9a、10a、11aから、前記突出壁6a、7a(円筒部51a、51a)の外側へと至る空間経路Dが形成されるように構成したので、ブッシング10、11を本体ケース2に固定するのみで、挿着部(接続部)8a、9a、10a、11aにおける対地間の空間絶縁距離を長く確保でき、絶縁性を十分に確保できる。
また、ユニットケース3の上部と蓋ケース45の下部とは全周方向において重なり合う箇所が設けられており、この部位においても空間絶縁距離を長くするようになっている。
また、固定電極部4、可動電極部5を絶縁材料で形成された絶縁ケース48内に設け、該絶縁ケース48を絶縁材料で形成した駆動リンク32の上部に設けたことで、可動電極部5と金属からなる主軸31との絶縁性、及び3相間の絶縁性が確保され、従来技術のようにSF6等の絶縁ガスを使用する必要がなく、かつ、開閉器1をコンパクトに形成できる。
また、第3の規制手段25は、ストッパー23の背板23cの後部が台座24に当接して、背板23cの壁部3c側への回動を阻止するようにするとともに、可動接触子20の板状部材20a、20bの壁部3c側の側面20d、20eが、非弾性材からなるストッパー23の側板23a、23bの前面23d、23eに面接触することで、ストッパー23と可動接触子20との接触面積を多くして構成したので、確実に所定の開放位置で停止させること出来る。そのため、可動接触子20の開放動作におけるオーバーランを防止でき、可動接触子20がユニットケース3や蓋ケース45等と接触してこれらを破損させることを防止できる。
また、ストッパー23は可動接触子20の回転支点21部近傍に設けられているため、ストッパー23に対する可動接触子20の移動速度は遅く、慣性力が小さいために、可動接触子20の前記のオーバーランをより確実に防止できる。
更に、可動接触子20の最大開放時において、最初に操作ハンドル35が第1規制手段36である規制部36bに当接することで可動接触子20の回動を阻止する。それでも停止しない場合には、第2規制手段37である主軸31に設けた規制部材38の規制部38aが、台板30に設けた規制部39に当接することにより、可動接触子20の回動を阻止する。それでも停止しない場合には、第3の規制手段25である板状部材20a、20bの壁部3c側の側面20d、20eが、ストッパー23の側板23a、23bの前面23d、23eに面接触することにより可動接触子20の回動を阻止する。
このように、可動接触子20がストッパー23に当接する前に第1、第2規制手段36、37により可動接触子20の回動が阻止されるため、ストッパー23から可動接触子20に加わる衝撃が低減でき、可動接触子20等が破損することを抑制できる。
また、第1、第2規制手段36、37により可動接触子20の回動が阻止された後に、可動接触子20とストッパー23が面接触するために、可動接触子20の移動速度はより遅くなり、慣性力もより小さくなるために、可動接触子20の回動をより確実に防止できる。
本発明は、前記実施例以外にも、地中配電線路に使用される1つのケース内に複数の開閉部を収納させている多回路開閉器など、高圧配電線路などの電路を開閉するために使用される全ての機器に適用可能である。
本発明の開閉器の正面図。 本発明の開閉器の側面図。 本発明の開閉器から一方のブッシングを取外した状態の正面断面図。 本発明の開閉器から本体ケース蓋及び蓋ケース及び1相のユニットケースを取外した状態の上面図。 本発明の開閉器に用いるユニットケースの正面図。 図5の上面図。 本発明の開閉器のブッシング部分の部分拡大上面断面図。 図7の横部分断面図。 本発明の可動接触子とストッパーと接続電導体を開閉器に取り付けた状態の前面図。 (a)は図9の側面図、(b)は(a)の状態からストッパーを取り除いた図。 本発明の開閉器に用いるストッパーで、(a)は側面図、(b)は前面図、(c)は背面図。 本発明の開閉器に用いる台板と主軸の関係を示す上面図。 本発明の開閉器における第2規制手段を示す軸方向拡大断面図。
符号の説明
1 開閉器
2a、3a 絶縁ケースの側壁部
4 可動電極部
5 固定電極部
6a、6b、7a、7b 突出壁
8、9 接続導電体
10、11 ブッシング
12、13 検電端子
10a、11a ブッシングの挿着部
26 消弧室
47 外側ケース
48 絶縁ケース
D 空間経路

Claims (3)

  1. 外側ケースと、前記外側ケース内に設けられて一部に底部を有する絶縁性の樹脂材料からなる絶縁ケースとを有し、
    前記絶縁ケースを各相毎に形成し、各相の絶縁ケース毎に外側ケース内に取脱可能に固定し、
    該絶縁ケース内に、固定電極部と、該固定電極部の周囲に設けた消弧室と、可動電極部と、該可動電極部及び前記固定電極部のそれぞれに電気的に接続された接続導電体とを設け、該接続導電体より垂下する位置における前記底部の下面に検電端子を設け、
    前記接続導電体を、前記絶縁ケースの両側壁部に該側壁部を貫通して設け、
    ブッシングを、その挿着部が前記接続導電体と電気的に接離できるようにして、前記外側ケースに取脱可能に貫通して備えたことを特徴とするユニット型開閉器。
  2. 前記絶縁ケースの側壁部の外側で前記接続導電体の周囲に位置して側壁部から外側方向に突出する突出壁を設け、
    前記ブッシングを前記突出壁に、これらの間で空間経路が形成されるように嵌合したことを特徴とする請求項1記載のユニット型開閉器。
  3. 前記突出壁を前記接続導電体の周辺に2重で円筒形状に形成し、前記ブッシングを前記突出壁間に位置するように配設したことを特徴とする請求項2記載のユニット型開閉器。
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