JP4462010B2 - テーブル - Google Patents

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Description

本発明は、天板上やその周囲で使用される機器類の配線の取り回しを好適に行うことができるテーブルに関するものである。
従来より、天板上や天板の周囲で使用される電気機器類の配線を収めるための配線ダクト又は配線用フックを、天板下の下肢空間に設けたテーブルが各種考えられている。このようなテーブルの典型例としては、天板の下面側において反使用縁側に起立姿勢で設けられる幕板に、配線ダクトを別途に取り付けた態様(例えば、特許文献1参照)、或いは天板の両側端部を支持する一対の脚体間に配線ダクトを架け渡したり、この配線ダクトに配線用フックを別体として取り付けたりした態様(例えば、特許文献2参照)が挙げられる。
特開平11−155646号公報(図2等) 実開平5−43926号公報(図6等)
このような配線ダクト等を備えた従来のテーブルでは、仮に天板の反使用縁側等に下肢空間と天板の上面とを連通させる配線落とし込み用の穴が形成されていれば、天板から配線ダクトへ配線を直接導くことができるが、幕板や脚体に配線ダクト等を別体として取り付けなければならない点が不都合である。また、天板に配線落とし込み用の穴が形成されていない場合には、天板上から下ろされる配線を、天板の側縁や反使用縁を経過させて配線ダクトへ引き込む必要が生じ、その場合に、天板の側縁や反使用縁と配線ダクトとの間では配線が何処にも保持されない状態となる。この状態では、配線が弛んで天板からぶら下がった状態とされると、外観上好ましくない上に、通行者や物が引っ掛かるおそれもある。
そこで本発明は、以上のような問題に鑑みて、脚体や幕板を利用することなく配線ダクトを配置し、天板上から配線ダクトへ弛みなく適切に配線を案内することができるようにしたテーブルを提供しようとするものである。
すなわち、本発明のテーブルは、天板と、天板を支持する脚体と、天板の下面に取り付けられる配線ダクトとを具備してなり、脚体に、天板の下面に沿って配置され且つ天板を下方から支持する天板支持部と、この天板支持部に連続して床上に立設される支柱部とを設けており、斯かる天板支持部又は天板支持部を天板に取り付ける取付具の何れか一方又は両方に、天板上又はその周囲で使用される機器類の配線を配線ダクトへ案内する配線案内部を設けているものとしている。
したがって、まず配線ダクトを天板の下面に取り付けるようにしたことで、配線ダクトを配置するために幕板や脚体を利用しなくても済むこととなる。また、脚体により天板を支持する構成要素である天板支持部、又はこの天板支持部の天板に対する取付具に配線案内部を形成しているので、天板に配線落とし込み用の穴を形成していなくても、天板の縁部から下ろした配線をこの配線案内部を経過させて配線ダクトへと導くことができる。すなわち配線は、天板の下面沿いに脚体の天板支持部を伝って配線ダクトへ引き込まれるため、天板の縁部から配線ダクトまでの間で配線が弛んでぶら下がる状態となることを防止し、安全性と見栄えを向上することができる。なお、本発明において天板には、上述のような配線落とし込み用の穴を格別に形成する必要はないが、斯かる穴を形成してもよいことはいうまでもない。
特に、脚体自体には特別な加工を要さずに配線案内部を設けるには、取付具に配線案内部を付帯させることが望ましい。その結果、脚体の嵩張りを抑え、収納や運搬の便宜性を向上することができる。なお、取付具への配線案内部の付帯態様としては、取付具に配線案内部を一体的に形成した態様、又は取付具に配線案内部を外的に付加する態様、又は取付具と共に用いられる部材に配線案内部を形成している態様などを挙げることができる。
また本発明において、天板には、長辺を使用縁又は反使用縁とし且つ短辺を側縁とする平面視長方形状をなす一般的な矩形天板を採用することができる。この場合、天板の両側縁側に一対の脚体を配置し、各脚体に天板の使用縁及び反使用縁と側縁とにより構成される隅部を支持する前後一対の前記支柱部を設けるとともに、これら一対の支柱部における上端部間に亘って天板支持部を設け、この天板支持部の外側端部を前記一対の支柱部における上端部に対にして設定し且つ単一の内側端部を天板の奥行き方向中央部における側縁から内寄りの位置に設定することで、この天板支持部を底面視V字形状をなすものとすれば、脚体による天板の支持強度を十分に高めることができる。そして本発明は、配線ダクトを天板の幅方向に延びる直線的な形状としてその両側端部を左右の天板支持部の内側端部近傍に位置付けるとともに、配線ダクトの幅方向に延びる寸法を前記一対の脚体の内側端間距離よりも長くすることを特徴とする。そうすれば、天板支持部を経由させた配線を配線ダクトへ好適に案内できるうえに、配線ダクトを設けることによる天板の剛性の向上にも寄与し得るものとなる。
このようなテーブルにおいて、天板の剛性の向上と配線の良好な収容性能に役立つ好適な配線ダクトとしては、天板の下面に当接させて取り付けられる上壁と、この上壁と対向するように配置される下壁と、これら上壁及び下壁を繋ぐ起立壁とを有し側面視概略コ字形をなして両側端部及び天板の使用縁側へ開口するものを挙げることができる。
そして、斯かる配線ダクトを設けることにより、天板の剛性、特に撓み防止を最適化できるようにするには、配線ダクトにおける上壁の重心又は配線ダクト自体の重心を、天板の幅方向中央部を前後に通過する前後中心線上において天板の奥行き方向中央部を通過する左右中心線と反使用縁との中間点よりも左右中心線寄りの位置に設定し、且つ配線ダクトの両側端部を脚体の天板支持部における内側端よりも天板の側縁寄りの位置に設定することによって配線ダクトの幅寸法を一対の脚体の内側端間距離よりも長くすることが好ましい。
また、特に天板が大型であるようなテーブルの場合には、配線ダクトと同一構成を有する他の配線ダクトをさらに備え、これら一対の配線ダクトを前記前後中心線を対称軸として前後対称に配置するとよい。この場合、天板の一対の長辺はいずれも使用縁として会議用デーブル等に適用されることがあるが、どちらの使用縁からも配線を配線ダクトへ導きやすいので、配線の取り回し効率を向上することができる。
本発明のテーブルによれば、天板の下面に脚体に依存することなく取り付けられる配線ダクトと備えていることから、幕板や脚体を利用せずに配線ダクトを設けることが可能である。しかも、脚体に形成される天板支持部、又はこの天板支持部を天板に取り付けるために用いられる取付具に配線案内部を設け、この配線案内部を通じて天板から下ろされた配線を配線ダクトへ導くように構成しているので、天板に配線落とし込み用の穴を形成していないない場合でも、天板の縁部と配線ダクトとの間で配線を弛ませることなく、安全性と良好な外観を維持しつつ好適な配線の取り回しをすることができる。また、天板に配線ダクトを取り付けることにより天板の撓み剛性を向上させることもできる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1、図2は、例えばSOHO等の小規模オフィスにおいて好適に使用されるテーブルTを示している。このテーブルTは、天板1と、該天板1を支持し得る脚体2と、天板1の下面に取り付けられる配線ダクト3とを具備してなるものである。本実施形態では天板1を矩形状としているが、必ずしも矩形状に限られるものではない。
ここで、本実施形態に係るテーブルTは、脚体2に、天板1の下面に沿って配置され天板1を下方から支持する後述の天板支持部23と、該天板支持部23に連続して床上に立設される支柱部21とを設け、天板支持部23を天板1に取り付ける取付具Aに、天板1上又はその周囲で使用される例えばパーソナルコンピュータ等の機器類Eの配線ECを配線ダクト3へ案内する後述する配線案内部Lを設けているものである。
以下、テーブルTの各構成要素について図1〜図5を用いて詳述する。
具体的に説明すると、テーブルTは、平面視長方形状の天板1に対し、同一構成を有する一対の脚体2を左右対称に配置している。さらに各脚体2は天板1の各側縁部に沿った隅部付近に配置される一対の支柱部21を有している。ここで、本実施形態において当該天板1の短辺を側縁1cとするとともに、一対の長辺のうち、配線ダクト3に近い側を反使用縁1aに設定し、該反使用縁1aに対面する側を使用縁1bに設定している。なお、天板1は1つの脚体2を取り付ける位置を変更し、天板1と当該天板1と同様の構成を有する他のテーブルT’の天板1’とを隣接配置する場合、天板1、1’間に跨って脚体2を取り付けることにより2台のテーブルT、T’とを連結し得るものであるが、その点については後述する。
脚体2は、前記一対の支柱部21と、それらの間に介在する天板支持部23とを主体としたものである。具体的には脚体2は、天板1の両側縁1c側に対をなして配置され、天板1の隅部を支持する前後一対の支柱部21を設けるとともに、これら一対の支柱部21における上端部間に亘って天板支持部23を設けたものである。そして天板支持部23に取付具Aを利用して脚体2を天板1に固定するようにしている。さらに当該取付具Aには、配線ECを配線ダクト3へ導く金具カバー25を付帯させている。
各脚体2の具体的構造について詳述する。図3に示すように、この脚体2は、主として一対のL字脚部材2LとV字連結部材2Vとを内嵌連結部材230により連結したものである。L字脚部材2Lは、一本の支柱部21と該支柱部21と一体に連続した水平延出部23aとを有する例えば一本の金属パイプからなるものである。V字連結部材2Vは、一本の金属パイプをV字状に湾曲させることにより構成されているものである。内嵌連結部材230は、L字脚部材2L及びV字連結部材2Vを構成する金属パイプの内部にそれぞれ嵌り得るU字形に曲げた金属板により構成されているものである。L字脚部材2Lにおける金属パイプの湾曲したコーナー部には、コーナーカバー4を取り付けている。そして、この内嵌連結部材230を用いてL字脚部材2LとV字連結部材2Vとを連結する際には、内嵌連結部材230の両端をそれぞれL字脚部材2Lの端部及びV字連結部材2Vの端部へ挿入するとともに、当該L字脚部材2LとV字連結部材2Vとを当接させ、L字脚部材2LとV字連結部材2Vとに形成されたビス穴に図示しないビスを挿入し当該ビスをナット穴naに固定する。
そして連結されたL字脚部材2LとV字連結部材2Vとによって脚体2を組み立てた場合、L字脚部材2Lの水平延出部23aとV字連結部材とによって天板支持部23が構成される。このような構成の天板支持部23は、外側端部を前記一対の支柱部21における上端部に対にして設定し、単一の内側端部23eを天板1の奥行き方向中央部における側縁から内寄りの位置に設定することで、底面視V字形状をなしている(図2)。また、一対のL字脚部材2Lの各支柱部21は、本発明における支柱部に対応するものである。
取付具Aは、天板支持部23に取り付けられる取付金具24と、この取付金具24を覆う金具カバー25とからなるものである。
取付金具24は、上面部241に設けられたボルト孔243に図示しないボルトを挿通して天板1に設けられた鬼目ナットNに固定することにより天板支持部23を天板に固定するものである。また、起立部分243が後述する金具カバー25のカバー部25aに係合することによりして金具カバー25に被覆されることにより取付具Aを構成する。
金具カバー25は、天板支持部23の取付金具24に取り付けて、当該取付金具24を被覆するものであるが、天板1上から延ばした配線ECを配線ダクト3へ案内する配線案内部Lの機能も有している。図4に示すように、金具カバー25は、起立部分243に嵌め込んで当該起立部分243を被覆し得るカバー部25aと、該カバー部25aより側方に突出する上向き鈎状の突起であるコードフック部25bとにより構成されている。このコードフック部25bが、上述した配線案内部Lとして機能するものである。なお、本実施形態において金具カバー25は取付金具24に対して後付けする態様としたが、金具カバー25と取付金具24の代わりに、上述した金具カバー25と類似した形状をなし、金属パイプを天板に同時に固定し得るブラケットを本発明の取付具とし、当該ブラケットがフック状の配線案内部を一体に有するものとしても良い。なお、一対の支柱部21は図1、図2及び図3に示すように、それぞれ下端部に床面に接地するためのキャップCが取り付けられている。そして当該脚体2を天板1に取り付ける際には取付金具24に設けられたボルト挿通孔241と、プレートPLに設けられたボルト孔bとにそれぞれ下方より図示しないボルトを挿入し、天板1に設けられた鬼目ナットN(図8)に固定する。
配線ダクト3は図5に示すように、例えば1枚の長方形状の金属板をチャネル状に屈曲させて天板1の巾方向に対応して直線的な形状として、テーブルT上に載置された機器類Eに接続されている配線ECを該チャネルの内側部分に通して使用するものである。この配線ダクト3は、天板1の下面に当接させて取り付けられる上壁31と、上壁31と対向するように配置される下壁32と、これら上壁31及び下壁32を繋ぐ起立壁33とを有し天板1の両側縁部1c及び天板1の使用縁1b側へ開口するものとしている。そして配線ダクト3の上壁31の中央部並びに両側端部付近には、天板1に図示しないボルトを用いて固定するためのボルト固定孔311を設けている。また、下壁32の前記ボルト挿通孔と垂直方向に連通する位置には、ボルト及びボルトを締めるためのドライバ等の治具を通過させて当該治具を操作しやすくするための通過孔321を設けている。また、下壁32の奥行き寸法を上壁31のそれよりも大きく設定することにより、天板へ取り付ける箇所を最小限としながら下壁32の上側に配線ECを好適に保持しうるようにしている。更に、当該下壁32の縁部を当該配線ECが下方へずれ落ちないように斜め前方(使用縁1b側)へ立ち上げている。
ここで、配線ダクト3の配線位置について詳述する。当該配線ダクト3は図2に示すように天板1の下面側において、巾方向中央部の反使用縁1a寄りの位置に天板1の幅方向に沿って取り付けられている。詳細には、図2に示すように、その両側端部3eを左右の天板支持部23の内側端部23e近傍に位置付けている。そして、上壁31の重心Gを、天板1の幅方向中央部を前後に通過する前後中心線m上において天板1の奥行き方向中央部を通過する左右中心線nと反使用縁1aとの中間点Pよりも前記左右中心線n寄りの位置に設定し、且つ配線ダクト3の両側端部3eを、脚体2の天板支持部23における内側端部23eよりも天板1の側縁1c寄りの位置に設定している。
なお、この実施形態のテーブルTは、図6、図7に示すように、同様の構成を有するテーブルT’を用い、その2台を天板1、1’が平面視L字型をなすように配置し、その際に一方のテーブルTの脚体2の向きを変更させることにより、両天板1、1’に跨って脚体2を取り付けることができるようにしたものである。そのための構成として、図7に示すように、天板1の下面に図示した脚体2の位置に対応する箇所のみならず、脚体2の向きを変更した場合に対応する箇所にも鬼目ナットN、N’を設けたものとしている。なお、テーブルT’を構成する各構成要素には、該当するテーブルTの各符号の末尾に(’)を付したものとしている。このようにすることにより、L字形にテーブルを配置した際に使用者が通常位置するL字形の内角部分に支柱部21が配置されることを有効に回避して、使用者にとって快適な下肢空間を構成し得るL字形テーブルを構成している。そしてこの場合においても、各脚体2、2’に取付部Aを付帯させることにより、配線ダクト3及び配線案内部Lを有効に活用して機器類Eの配線ECを有効に取り回し得るものとしている(図6)。
以上のように、本実施形態に係るテーブルTは、天板支持部23を天板1に取り付ける取付具Aに、天板1上又はその周囲で使用される機器類Eの配線ECを配線ダクト3へ案内する配線案内部Lを設けたものである。
したがって、まず配線ダクト3を天板1の下面に取り付けるようにしたことで、配線ダクト3を配置するために幕板などを利用しなくても済むこととなる。また、取付具Aに配線案内部Lを形成しているので、天板1に配線落とし込み用の穴を形成していなくても、天板1の縁部から下ろした配線ECをこの配線案内部Lを経過させて配線ダクト3へと導くことができる。すなわち配線ECは、天板1の下面沿いに脚体2の天板支持部23を伝って配線ダクト3へ引き込まれるため、天板1の縁部から配線ダクト3までの間で配線が弛んでぶら下がる状態となることを防止し、安全性と見栄えを向上することができる。
特に、取付具Aに配線案内部Lを付帯させることにより、脚体2自体には特別な加工を要さずに配線案内部Lを設けたものとしている。その結果、脚体2の嵩張りを抑え、収納や運搬の便宜性を向上することができる。
また、天板支持部23の内側端部23eを天板の奥行き方向中央部における側縁から内寄りの位置に設定し、この天板支持部23を底面視V字形状をなすものとすることにより、脚体2による天板1の支持強度を十分に高め、ひいてはテーブルT自体の強度を高めたものとしている。さらに、配線ダクト3の両側端部3eを左右の天板支持部23の内側端部23e近傍に位置付けられることにより、天板支持部23を経由させた配線を配線ダクト3へ好適に案内できるうえに、配線ダクト3を設けることによる天板1の剛性の向上にも寄与し得るものとなる。
加えて、配線ダクト3を側面視概略コ字形として両側端部3e及び天板1の使用縁1b側へ開口するものとして、天板1の剛性の向上と配線ECの良好な収容性能に役立つものとしている。また、上壁31の重心Gを、左右中心線nと反使用縁1aとの中間点Pよりも左右中心線n寄りの位置に設定し、且つ配線ダクト3の幅寸法を一対の脚体2の内側端間距離よりも長くすることにより、天板1の剛性、特に撓み防止効果を十分に得ることができる。
また、本実施形態の変形例として、上述の天板1の寸法を大きく設定した天板1”を用いた場合などは、撓み防止の効果を更に向上させるため、図8に示すように、配線ダクト3と同一構成を有する他の配線ダクト3をさらに備え、一対の配線ダクト3、3を天板の前記前後中心線mを対称軸として前後対称に配置することも可能である。また、この場合においても、その両側端部3eを左右の天板支持部23の内側端部23e近傍に位置付けている。そして、上壁31の重心Gを、前記天板の幅方向中央部を前後に通過する前後中心線m上において該天板の奥行き方向中央部を通過する左右中心線nと反使用縁1aとの中間点Pよりも前記左右中心線n寄りの位置に設定し、配線ダクト3の幅寸法を一対の脚体2の内側端間距離よりも長く設定している。このようなものの場合、天板1”の一対の長辺はいずれも使用縁として会議用デーブル等に適用されることがあるが、どちらの使用縁からも配線を配線ダクト3へ導きやすいので、配線ECの取り回し効率を向上させることができる。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではない。上記実施形態では脚体2をL字脚部材とV字連結部材とによって構成するものとしたが、例えば、一本の金属パイプによって一体に構成されるものや、支柱部と天板支持部とを別体の部材を構成して連結するなど、適宜の構成を採用することができる。さらに、配線案内部は金具カバーに付帯される態様に限られるものではなく、例えば上記実施形態に示したコーナーカバーやプレートなどに付帯させ宇ものであっても良い。またその他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係るテーブルを示す斜視図。 同実施形態に係るテーブルを示す底面図。 同実施形態に係る脚体を示す構成説明図。 同実施形態に係る配線案内部を示す斜視図。 同実施形態に係る配線ダクトを示す斜視図。 同実施形態に係るテーブルを連結した状態を示す斜視図。 同実施形態に係るテーブルを連結した状態を示す底面図。 同実施形態の変形例に係るテーブルを示す底面図。
符号の説明
1、1’…天板
1b…使用縁
1a…反使用縁
1c…側縁
2、2’…脚体
21…支柱部(脚支柱)
23…天板支持部
23e…天板支持部の内側端部(内側端部)
3…配線ダクト
3e…配線ダクトの側端部(側端部)
31…上壁
32…下壁
33…起立壁
A…取付具
L…配線案内部
G…重心
m…前後中心線
n…左右中心線
P…中間点
T、T’…テーブル

Claims (5)

  1. 天板と、該天板を支持する脚体と、前記天板の下面に取り付けられる配線ダクトとを具備してなり、前記脚体に、前記天板の下面に沿って配置され該天板を下方から支持する天板支持部と、該天板支持部に連続して床上に立設される支柱部とを設け、前記天板支持部又は該天板支持部を天板に取り付ける取付具の何れか一方又は両方に、天板上又はその周囲で使用される機器類の配線を前記配線ダクトへ案内する配線案内部を設け
    前記天板が、長辺を使用縁又は反使用縁とし且つ短辺を側縁とする平面視長方形状をなすものであり、該天板の両側縁側に一対の前記脚体を配置し、各脚体に前記天板の使用縁及び反使用縁と側縁とにより構成される隅部を支持する前後一対の前記支柱部を設けるとともに、これら一対の支柱部における上端部間に亘って前記天板支持部を設け、この天板支持部の外側端部を前記一対の支柱部における上端部に対にして設定し且つ単一の内側端部を前記天板の奥行き方向中央部における側縁から内寄りの位置に設定することで、該天板支持部を底面視V字形状をなすものとし、前記配線ダクトを前記天板の幅方向に延びる直線的な形状としてその両側端部を左右の前記天板支持部の内側端部近傍に位置付けるとともに、配線ダクトの幅方向に延びる寸法を前記一対の脚体の内側端間距離よりも長くすることを特徴とするテーブル。
  2. 前記配線案内部を、前記取付具に付帯させている請求項1記載のテーブル。
  3. 前記配線ダクトを、前記天板の下面に当接させて取り付けられる上壁と、該上壁と対向するように配置される下壁と、これら上壁及び下壁を繋ぐ起立壁とを有し側面視概略コ字形をなして両側端部及び天板の使用縁側へ開口するものとしている請求項1又は2記載のテーブル。
  4. 前記配線ダクトにおける上壁の重心又は該配線ダクト自体の重心を、前記天板の幅方向中央部を前後に通過する前後中心線上において該天板の奥行き方向中央部を通過する左右中心線と反使用縁との中間点よりも前記左右中心線寄りの位置に設定し、且つ配線ダクトの両側端部を、前記脚体の天板支持部における内側端よりも前記天板の側縁寄りの位置に設定している請求項3記載のテーブル。
  5. 前記配線ダクトと同一構成を有する他の配線ダクトをさらに備え、これら一対の配線ダクトを前記前後中心線を対称軸として前後対称に配置している請求項4記載のテーブル。
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