JP4460104B2 - 水道用コンセントを用いた給水機構および水道用コンセント - Google Patents

水道用コンセントを用いた給水機構および水道用コンセント Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、給水配管から既設の例えば洗濯機ホース接続用自在水栓(単水栓)を取り外した後前記給水配管に取り付けできて容易に後施工できる新規な水道用コンセントを用いた給水機構および水道用コンセントに関する。
【0002】
【従来の技術】
水道水等を吐水する水栓としては、図7に示すような回転式操作ハンドルによる自在水栓(単水栓)43が一般的である。図7において、61は青銅鋳物からなる蛇口本体であり、後側に設けられた前後方向の給水部62と,中央部の上面に設けられた上下方向の取付部63と,前側に下方に湾曲して設けられた吐水部64とから構成され、前記給水部62に、例えばエルボ41と配管本体40よりなる給水配管65からの給水路66が形成され、前記取付部63の取付口67から前記吐水部64の吐水口68にかけて吐水路69が形成され、給水路66と吐水路69とを仕切った隔壁70に形成された連通孔71により、給水路66および吐水路69が連通している。
【0003】
一方、72は取付部63の吐水路69内に挿通される上下方向の栓棒であり、上部が取付口67から上方に突出する。73,74は栓棒72の上側および下側に形成された螺孔および挿通孔であり、挿通孔74に棒体74aが上下動自在に設けられ、この棒体74aに円板状の台座75が固着され、台座75の下面に合成ゴムからなるパッキン76が設けられ、止水時,前記連通孔71の周縁部に突設された環状の弁座77に圧接する。78は栓棒72に形成されたねじ部であり、取付部63の内面に螺合する。
【0004】
80は栓棒72の上部が挿通される押さえ金具であり、内部に三角パッキン81が設けられ、このパッキン81が受板82により押さえ金具80内に支持されている。83は操作ハンドルであり、ねじ84により栓棒72の上端部に固定され、押さえ金具80が蛇口本体61の取付部63に螺合し、栓棒72,パッキン76,押さえ金具80,操作ハンドル83からなる自在水栓本体85が蛇口本体61に取り付けられる。
【0005】
そして、操作ハンドル83を反時計方向に回転して緩めると、栓棒72が上方に移動し、パッキン76が水圧により押し上げられて弁座77から離脱し、蛇口本体61の給水路66から連通孔71を介して吐水路69に水が流れ、吐水路69の吐水口8から吐水される。また、操作ハンドル83を回動操作することによって吐水流量を適宜調節することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の前記自在水栓(単水栓)43の場合、操作ハンドル83の回動操作により流量調節を行っているため、操作が煩雑であるとともに、操作ハンドル83の回動操作を繰り返すことによりパッキン76が劣化するという問題がある。
【0007】
しかも、パッキン76が劣化すると、操作ハンドル83を締めつけても、完全に止水することができず、水漏れが生じ、止水する際、操作ハンドル83をきつく締めつける必要があるという問題がある。
【0008】
また、座金101を介して蛇口本体61が取り付けられている壁42の前面Wからの突出長さA1 が、80〜200mmと長く出っ張っているので、前記自在水栓43と例えば洗濯機の設置場所のスペースが非常に狭くなっている場合には、洗濯機の蓋が蛇口本体61に当たるおそれがある。
【0009】
しかも、給水配管65の給水口100と前記給水部62の接続の際に、座金101と壁42の前面Wとの間に隙間Mが生じる場合もある。そのため、この隙間Mにごみ等がたまらないように隙間Mを埋める必要がある。
【0010】
この発明は、前記の点に留意してなされたものであり、その目的は、先に設置されていた自在水栓に比べ壁面からの突出長さを短くでき、耐久性を有し、更に、容易に後施工できる新規な水道用コンセントを用いた給水機構および水道用コンセントを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明の水道用コンセントを用いた給水機構は、開口が形成された箱状のハウジング、このハウジング内に設けられ、流入口、流出口および弁体を有する水栓本体、前記開口に配置され、前記水栓本体の流出口から流出可能な水の流量を調整するための流量調整ハンドル、およびこの流量調整ハンドルの回動操作を前記弁体に伝達するための伝達機構よりなる水道用コンセントを、既設の単水栓の給水配管に、前記単水栓を取り外した状態で、前記流入口を介して着脱自在に装着してあり、
さらに、前記弁体は、その軸心回りに回転可能な筒体を有しており、前記流入口から前記水栓本体内に至った水は、前記筒体の側壁に形成され、前記流入口に連通する貫通孔から前記筒体の内部を経た後に前記流出口から送出されるように構成されるとともに、前記筒体の回動操作に伴って、前記流入口と前記貫通孔との重なり部分の大きさの変化により水栓本体内から前記流出口に送出可能な水の流量が調整可能に構成される一方、
前記伝達機構は、前記筒体の回動操作を行って前記流量調整ハンドルを全閉から全開、あるいは、全開から全閉に操作可能とするため、前記水栓本体の上方に突出し、かつ前記筒体と連動するスピンドル軸と、このスピンドル軸の外周に形成されたアウターセレーションに噛み合うインナーセレーションを有する円筒部およびこの円筒部の外周に連設されたピニオン部からなる回動部材と、前記流量調整ハンドルの後側に連設され、前記回動部材の前記ピニオン部に噛み合うギヤ部材とから構成されている
【0012】
また、この発明の水道用コンセントは、第1の切欠き部を有する背板およびこの背板によって覆われる後方開口を有する前蓋よりなる箱状のハウジングと、前記前蓋の前面部または下面部に形成された第1の開口と、前記前蓋の下面部に形成された第2の切欠き部と、前記ハウジング内に設けられ、該ハウジングの前記第1の切欠き部を横切る形で流入パイプの流入口を横向き状態で有するとともに、該ハウジングの前記第2の切欠き部を横切る形で流出パイプの流出口を下向き状態で有し、更に、前記流入口および流出口間に弁体を有する水栓本体と、前記第1の開口に配置され、前記流出口から流出可能な水の流量を調整するための流量調整ハンドルと、この流量調整ハンドルの回動操作を前記弁体に伝達するための伝達機構とを備え、更に、既設の単水栓を取り外した状態の給水配管の給水口と前記流入口を連通させるために前記水栓本体における前記流入口のまわりに装着された接続部材を有する水道用コンセントであって、
前記弁体は、その軸心回りに回転可能な筒体を有しており、前記流入口から前記水栓本体内に至った水は、前記筒体の側壁に形成され、前記流入口に連通する貫通孔から前記筒体の内部を経た後に前記流出口から送出されるように構成されるとともに、前記筒体の回動操作に伴って、前記流入口と前記貫通孔との重なり部分の大きさの変化により水栓本体内から前記流出口に送出可能な水の流量が調整可能に構成される一方、
前記伝達機構は、前記筒体の回動操作を行って前記流量調整ハンドルを全閉から全開、あるいは、全開から全閉に操作可能とするため、前記水栓本体の上方に突出し、かつ前記筒体と連動するスピンドル軸と、このスピンドル軸の外周に形成されたアウターセレーションに噛み合うインナーセレーションを有する円筒部およびこの円筒部の外周に連設されたピニオン部からなる回動部材と、前記流量調整ハンドルの後側に連設され、前記回動部材の前記ピニオン部に噛み合うギヤ部材とから構成されている
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。 図1〜図4は、この発明の一実施形態を示す。なお、図1〜図4において、図7に示した符号と同一のものは、同一または相当物である。
【0014】
図1〜図4において、水道用コンセントVは、ほぼ直方体形状のハウジング1と、流入口2および流出口3を有し、流入口2および流出口3間にカートリッジ式の弁体4を有する水栓本体5と、流出口3から流出可能な水の流量を調整するための流量調整ハンドル6と、この流量調整ハンドル6の回動操作を前記弁体4に伝達するための伝達機構7とを主として備えている。
【0015】
前記カートリッジ式の弁体4は、セラミック製で、その軸心回りに回転可能な筒体4aを有している。そして、前記流入口2から水栓本体5内に至った水は、前記筒体4aの側壁に形成され、流入口2に連通する貫通孔(図示せず)から筒体4aの内部を経た後に流出口3から送出されるように構成されており、前記筒体4aの回動操作に伴って、流入口3と前記貫通孔との重なり部分の大きさが変化するため、水栓本体5内から流出口3に送出可能な水の流量も変化することになる。従って、筒体4aの回動操作を行うことにより、流出口3から送出される水の流量を調整することができる。
【0016】
そして、前記伝達機構7は、前記流量調整ハンドル6を用いて前記筒体4aの回動操作を行うために設けられた機構であり、前記水栓本体5の上方に突出し、かつ前記筒体4aと連動するスピンドル軸56と、このスピンドル軸56の外周に形成されたアウターセレーションに噛み合うインナーセレーションを有する円筒部57およびこの円筒部57の外周に連設されたピニオン部58からなる回動部材59と、前記流量調整ハンドル6の後側に連設され、前記回動部材59のピニオン部58に噛み合うギヤ部材Lとからなる。この構成では、流量調整ハンドル6を90°回転させるだけで全閉から全開、あるいは、全開から全閉に操作できる。
【0017】
更に、ハウジング1は、背板10と、この背板10が着脱可能な前蓋9とからなる。前蓋9は後方開口8を有し、係合時には前記背板10は後方開口8に嵌め込まれる。
【0018】
また、背板10は、正面視略矩形に形成された金属製の薄板(厚みは1〜5mm)で、背板10の下端10aの中央を上下方向(両矢印Zで示す方向)(Z方向という)に切欠いた第1の切欠き部11を有する。
【0019】
一方、前記前蓋9は、合成樹脂製で、正面視略矩形でZ方向に長く形成された前面部9aと、左側面部9bと、左側面部9cと、上面部9dと、下面部9eとよりなる。上述したように、前蓋9は、前記背板10によって覆われる後方開口8を有するが、この後方開口8は、両側面部9b,9c、上面部9dおよび下面部9eによって形成される。前記前蓋9の厚みも背板10と同様、1〜5mmと薄い。
【0020】
また、前面部9aのZ方向の長さBは、50〜200mmが好ましく、この実施形態では110mmである。また、前面部9aの横方向(両矢印Xで示す方向)(X方向という)の長さCは、50〜200mmが好ましく、この実施形態では75mmである。また、前面部9aの幅方向(両矢印Yで示す方向)(Y方向)の長さDは、20〜100mmが好ましく、この実施形態では56.5mmである。更に、流量調整ハンドル6の前面部9a最前面mからのY方向への突出幅Eは0〜35mmが好ましく、この実施形態では15.5mmである。
【0021】
そして、前記下面部9eは中央をY方向に切欠いた第2の切欠き部11aを有する。この切欠き部11aの形状は、例えば半円形である。
【0022】
一方、背板10のX方向の長さFは、45〜195mmが好ましく、この実施形態では70mmである。また、背板10のZ方向の長さGは、45〜195mmが好ましく、この実施形態では105mmである。
【0023】
12は、背板10の左右端10b,10cの各上下位置に設けた立ち上がり部で、外面gに係止溝(図示せず)を有する。一方、前蓋9の左右側面部9b,9cの内面には、前記係止溝に対応する位置に係止爪(図示せず)が設けられており、前記係止溝と係止爪を介して前蓋9と背板10は係合する。
【0024】
前記前面部9aの最前面mには開口13が形成されている。この開口13に流量調整ハンドル6が配置される。
【0025】
また、下面部9eの第2の切欠き部11aには、この切欠き部11aを横切る形で流出口3が形成された流出パイプ14が流出口3を下方に向けながら配置されている。この流出パイプ14には、例えば洗濯機の給水ホース側継手が接続される。
【0026】
更に、背板10の第1の切欠き部11には、この切欠き部11を横切る形で流入口2が形成された流入パイプ15が流入口2をY方向に向けながら配置されている。
【0027】
すなわち、背板10のX方向における中央および前蓋9の下面部9eのX方向における中央に、それぞれ、第1の切欠き部11および第2の切欠き部11aが形成されているので、流出口3は第1の切欠き部11の領域R1 内に位置することになる。
【0028】
なお、水栓本体5は、その両脚部19,19を、背板10への押さえ部材20を介してビス21により背板10に結合することによって固定されている。
【0029】
また、水道用コンセントVには、水栓本体5の前記流入パイプ15における流入口2のまわりに接続用六角ナット30が装着されている。このナット30は、Cリング31によって流入パイプ15の軸線まわりに回転可能で、かつ、流入パイプ15から抜けないように構成されている。32は、シール用のOリングで、流入パイプ15の前端外周面に形成された環状溝33に設けられている。
【0030】
38は、背板10を壁42に取り付けるためのビスである。
【0031】
而して、例えば洗濯機用の単水栓43を給水配管65から取り外し、代わりに水道用コンセントVを給水配管65に接続するにあたり、まず、六角ナット30を水栓本体5の流入パイプ15に嵌め込んでおき、かつ、水栓本体5がビス21にて固定された背板10を壁42にビス38にて固定する。六角ナット30は背板10の中央に設けた第1の切欠き部11から突出している。
【0032】
この場合、六角スパナ等の工具を用いて六角ナット30を締め付けることにより、六角ナット30と給水配管65のエルボ41を接続する。
【0033】
続いて、背板10に前蓋9を取り付ける。この場合、開口13に流量調整ハンドル6が配置され、第2の切欠き部11aからは流出パイプ14が突出する。
【0034】
最後に、前記流出パイプ14に洗濯機の給水パイプを接続する。
【0035】
このように単水栓43を水道用コンセントVに取り替えることにより以下の利点がある。
【0036】
(1)図7で示した従来の単水栓43の蛇口本体61の壁面Wからの突出長さA1 (例えば115mm)に比して、水道用コンセントVの壁面Wからの突出長さ(=D+E)が、例えば65mmと短くでき、前記単水栓43と洗濯機の設置場所のスペースが非常に狭くなっている場合でも、洗濯機の蓋が水道用コンセントVに当たるおそれがなくなる。
【0037】
(2)また、セラミック製の弁体4を用いているので、耐久性があり、従来の単水栓43のように、パッキン76が劣化するという問題がなくなる。
【0038】
(3)更に、全開させるのに、従来の単水栓43では操作ハンドル83を一回転以上させて栓棒72を引っ張り上げるといった煩わしい操作を行う必要があったが、水道用コンセントVを用いると、流量調整ハンドル6を90°回転させるだけで全閉から全開に操作でき、操作性が良くなる。
【0039】
(4)背板10を壁42にビス38にて固定するので、従来の単水栓43のように座金101と壁面Wとの間に隙間Mが生じるといった問題は起こらない。
【0040】
上記実施形態では、給水配管65の給水口100が背板10の中央に位置する構成のもの、すなわち、給水口100と流入口2を接続するための六角ナット30を第1の切欠き部11の領域R1 内に位置させたものを示したが、図5は、給水口100の位置を、背板10の中央位置からずらせるように構成したこの発明の他の実施形態を示す。なお、図5において、図1〜図4に示した符号と同一のものは、同一または相当物である。
【0041】
この実施形態では、上記実施形態と同様に下面部9eの中央に第2の切欠き部11aを形成しているが、第1の切欠き部11を上記実施形態のように背板10の中央ではなく、中央より偏った位置に形成している。よって、流出口3は第1の切欠き部11の領域R1 内に位置せず領域R2 内に位置することになる。
【0042】
このように給水配管65の給水口100が領域 2 外に位置するので、六角ナット30の締め付け操作をし易くできる。なお、102はメクラ栓である。
【0043】
図6は、流量調整ハンドル6を90°回転可能なように前蓋9の上面部9dに配置したこの発明の更に他の実施形態を示す。なお、図6において、図1〜図5に示した符号と同一のものは、同一または相当物である。
【0044】
この場合、上面部9dに開口(図示せず)が形成されており、この開口に流量調整ハンドル6が配置される。
【0045】
なお、この発明では、流出パイプ14からの例えば洗濯機の給水ホース側継手の接続解除を、流量調整ハンドル6を押し込むワンタッチ操作により行うことができる接続解除機構(例えば、特願平10−115965号、特願平10−115966号、特願2000− 3493号の各明細書、図面参照)を設けてもよい。この場合、更に、流量調整ハンドル6の閉栓位置での軸方向への押動を規制する押動ロック手段(例えば、特願平10−115965号、特願平10−115966号、特願2000− 3493号の各明細書、図面参照)も設けてもよい。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明によれば、壁面からの突出長さを短くした状態で壁に取り付けられている既設の単水栓に代えて容易に後施工できる。よって、例えば洗濯機の設置場所のスペースが非常に狭くなっている場合でも、従来洗濯機の蓋が前記単水栓の蛇口本体に当たるといったおそれはなくなる。
【0047】
また、全開させるのに、従来の単水栓では操作ハンドルを一回転以上させて栓棒を引っ張り上げるといった煩わしい操作を行う必要があったが、流量調整ハンドルの操作性を向上できる。
【0048】
更に、背板を壁に固定するので、従来の単水栓のように座金と壁面との間に隙間が生じるといった問題は起こらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】 上記実施形態における構成説明図である。
【図3】 (A)は、上記実施形態における正面図である。
(B)は、上記実施形態における前蓋を取り外した状態での正面図である。
【図4】 上記実施形態における伝達機構を示す構成説明図である。
【図5】 (A)は、この発明の他の実施形態における前蓋を取り外した状態での正面図である。 (B)は、上記他の実施形態における構成説明図である。
【図6】 この発明の更に他の実施形態を示す斜視図である。
【図7】 従来例を示す構成説明図である。
【符号の説明】
1…ハウジング、2…流入口、3…流出口、4…弁体、4a…筒体、5…水栓本体、6…流量調整ハンドル、7…伝達機構、56…スピンドル軸、57…円筒部、58…ピニオン部、59…回動部材、65…給水配管、V…水道用コンセント、L…ギヤ部材

Claims (6)

  1. 開口が形成された箱状のハウジング、このハウジング内に設けられ、流入口、流出口および弁体を有する水栓本体、前記開口に配置され、前記水栓本体の流出口から流出可能な水の流量を調整するための流量調整ハンドル、およびこの流量調整ハンドルの回動操作を前記弁体に伝達するための伝達機構よりなる水道用コンセントを、既設の単水栓の給水配管に、前記単水栓を取り外した状態で、前記流入口を介して着脱自在に装着してあり、
    さらに、前記弁体は、その軸心回りに回転可能な筒体を有しており、前記流入口から前記水栓本体内に至った水は、前記筒体の側壁に形成され、前記流入口に連通する貫通孔から前記筒体の内部を経た後に前記流出口から送出されるように構成されるとともに、前記筒体の回動操作に伴って、前記流入口と前記貫通孔との重なり部分の大きさの変化により水栓本体内から前記流出口に送出可能な水の流量が調整可能に構成される一方、
    前記伝達機構は、前記筒体の回動操作を行って前記流量調整ハンドルを全閉から全開、あるいは、全開から全閉に操作可能とするため、前記水栓本体の上方に突出し、かつ前記筒体と連動するスピンドル軸と、このスピンドル軸の外周に形成されたアウターセレーションに噛み合うインナーセレーションを有する円筒部およびこの円筒部の外周に連設されたピニオン部からなる回動部材と、前記流量調整ハンドルの後側に連設され、前記回動部材の前記ピニオン部に噛み合うギヤ部材とから構成されていることを特徴とする水道用コンセントを用いた給水機構。
  2. 前記開口が前記ハウジングの前面部に形成されている請求項1に記載の水道用コンセントを用いた給水機構。
  3. 前記開口が前記ハウジングの上面部に形成されている請求項1に記載の水道用コンセントを用いた給水機構。
  4. 第1の切欠き部を有する背板およびこの背板によって覆われる後方開口を有する前蓋よりなる箱状のハウジングと、前記前蓋の前面部または上面部に形成された第1の開口と、前記前蓋の下面部に形成された第2の切欠き部と、前記ハウジング内に設けられ、該ハウジングの前記第1の切欠き部を横切る形で流入パイプの流入口を横向き状態で有するとともに、該ハウジングの前記第2の切欠き部を横切る形で流出パイプの流出口を下向き状態で有し、更に、前記流入口および流出口間に弁体を有する水栓本体と、前記第1の開口に配置され、前記流出口から流出可能な水の流量を調整するための流量調整ハンドルと、この流量調整ハンドルの回動操作を前記弁体に伝達するための伝達機構とを備え、更に、既設の単水栓を取り外した状態の給水配管の給水口と前記流入口を連通させるために前記水栓本体における前記流入口のまわりに装着された接続部材を有する水道用コンセントであって、
    前記弁体は、その軸心回りに回転可能な筒体を有しており、前記流入口から前記水栓本体内に至った水は、前記筒体の側壁に形成され、前記流入口に連通する貫通孔から前記筒体の内部を経た後に前記流出口から送出されるように構成されるとともに、前記筒体の回動操作に伴って、前記流入口と前記貫通孔との重なり部分の大きさの変化により水栓本体内から前記流出口に送出可能な水の流量が調整可能に構成される一方、
    前記伝達機構は、前記筒体の回動操作を行って前記流量調整ハンドルを全閉から全開、あるいは、全開から全閉に操作可能とするため、前記水栓本体の上方に突出し、かつ前記筒体と連動するスピンドル軸と、このスピンドル軸の外周に形成されたアウターセレーションに噛み合うインナーセレーションを有する円筒部およびこの円筒部の外周に連設されたピニオン部からなる回動部材と、前記流量調整ハンドルの後側に連設され、前記回動部材の前記ピニオン部に噛み合うギヤ部材とから構成されていることを特徴とする水道用コンセント。
  5. 前記接続部材が、既設の単水栓を取り外した状態の給水配管の給水口と前記流入口を接続するための六角ナットであり、この六角ナットと前記流出口を前記第1の切欠き部の領域内に設けてある請求項4に記載の水道用コンセント。
  6. 前記接続部材が、既設の単水栓を取り外した状態の給水配管の給水口と前記流入口を接続するための六角ナットであり、この六角ナットを前記第1の切欠き部の領域内に設けるとともに、前記流出口を前記第1の領域外に設けてある請求項4に記載の水道用コンセント。
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