JP4457960B2 - 活性エネルギー線硬化型光学部材用組成物 - Google Patents

活性エネルギー線硬化型光学部材用組成物 Download PDF

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Description

本発明は、活性エネルギー線硬化型光学部材用組成物に関するものであり、より好ましくは活性エネルギー線硬化型レンズシート用組成物に関するものであり、プロジェクションテレビ等のスクリーンに使用されるフレネルレンズやレンチキュラーレンズ等のレンズ部、又は液晶表示装置のバックライトに使用されるプリズムレンズシートの技術分野に属するものである。
従来、フレネルレンズ及びレンチキュラーレンズ等のレンズシートは、プレス法及びキャスト法等の方法により、成形して製造されていた。
しかしながら、前者のプレス法は加熱、加圧及び冷却のサイクルで製造するため、生産性が悪いという問題があった。又、後者のキャスト法は、金型にモノマーを流し込んで重合するため製作時間が長くかかるとともに金型が多数個必要なため、製造コストが上がるという問題があった。
このような問題を解決するために、活性エネルギー線硬化型組成物を使用することについて種々提案がなされている(例えば、特許文献1〜同6)。
しかしながら、従来の活性エネルギー線硬化型組成物は、屈折率及び透明性の点で不十分であり、さらにこの点を改良すべく、ビスフェノール型ジ(メタ)アクリレートと芳香族環を有するモノ(メタ)アクリレートを併用した組成物が検討されている(例えば、特許文献7及び同8)。
特開昭61−177215号公報(特許請求の範囲) 特開昭61−248707号公報(特許請求の範囲) 特開昭61−248708号公報(特許請求の範囲) 特開昭63−163330号公報(特許請求の範囲) 特開昭63−167301号公報(特許請求の範囲) 特開昭63−199302号公報(特許請求の範囲) 特開平9−87336号公報(特許請求の範囲) 特許3397448公報(特許請求の範囲)
しかしながら、前記した活性エネルギー線硬化型組成物は、プロジェクションテレビ等の薄型化で要求される様な、さらに高度の屈折率及び透明性が要求される用途では不十分なものであった。
本発明者らは、種々の検討の結果、硬化物の屈折率及び透明性に優れる特定のジ(メタ)アクリレートと特定のモノ(メタ)アクリレートを含む活性エネルギー線硬化型活性エネルギー線硬化型光学部材用組成物を提案している(特許文献9)。
しかしながら、前記組成物は、硬化物の屈折率及び透明性に優れるものであるが、以下の問題を発生することがあった。即ち、組成物を使用して光学材料を製造する場合においては、レンズ形状を有するスタンパーと称される金型に組成物を流し込み、その上から透明基板を密着させた後、活性エネルギー線を照射して硬化させ製造している。この場合、得られた硬化物を金型から離型する際に硬化物が剥がしにくくなったり、又剥がれたとしても硬化物の一部が剥がれてたり欠けたりといった、剥離性の問題が発生し、歩留まりを低下させるといった問題や、透明基板への密着性が不十分となる問題があった。
本発明者らは、得られる硬化物が金型からの離型性や透明基板への密着性に優れ、かつ高屈折率を両立できる活性エネルギー線硬化型光学部材用組成物を見出すため鋭意検討を行ったのである。
PCT/JP2005/002311号明細書(請求の範囲)
本発明者らは、前記の課題を解決するため種々の検討を行った結果、特定のジ(メタ)アクリレートと特定2種のモノ(メタ)アクリレート及び3官能以上の(メタ)アクリレートを含有する組成物が、得られる硬化物が、金型からの離型性、透明基板への密着性に優れ、かつ高屈折率であることを見出し、本発明を完成した。
尚、本明細書においては、アクリレート又はメタクリレートを(メタ)アクリレートと表し、アクリロイル基又はメタクリロイル基を(メタ)アクリロイル基と表す。
以下、本発明を詳細に説明する。
1.組成物の各成分
本発明は、下記(A)〜(E)成分を含有してなる活性エネルギー線硬化型光学部材用組成物に関する。
(A):後記式(1)で示されるジ(メタ)アクリレート
(B):2個の芳香族環及び1個の(メタ)アクリロイル基を有する化合物
(C):1個の芳香族環及び1個の(メタ)アクリロイル基を有する化合物
(D):3個以上の(メタ)アクリロイル基を有する化合物
(E):必要に応じて前記(A)〜(D)成分以外のエチレン性不飽和基含有化合物
以下それぞれの成分について、説明する。尚、本発明の(A)〜(E)成分としては、下記に示した各化合物の1種を使用することも、2種以上を併用することもできる。
1−1.(A)成分
本発明の(A)成分は、下記式(1)で表されるジ(メタ)アクリレートである。
Figure 0004457960
〔但し、式(1)において、Xは−C(CH32−又は−S−を表し、R1及びR3は、それぞれ独立して、水素原子又はメチル基を表し、R2及びR4は、それぞれ独立して、水素原子、メチル基又はエチル基を表し、l及びmは、それぞれ独立して、0〜4の整数を表す。〕
1及びR3としては、組成物が硬化性に優れるものとなるため、いずれも水素原子が好ましい。R2及びR4としては、得られる硬化物の屈折率に優れるため、いずれも水素原子が好ましい。
l及びmとしては、0〜3のものが、得られる硬化物の屈折率に優れるため好ましい。
(A)成分の具体例としては、X=−C(CH32−とする化合物である、ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、及びビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物やプロピレンオキサイド付加物の(メタ)アクリレート;並びにX=−S−とする化合物である、ビス〔4−(メタ)アクリロイルオキシフェニル〕スルフィド、ビス〔4−(メタ)アクリロイルオキシエトキシフェニル〕スルフィド、ビス〔4−(メタ)アクリロイルオキシジエトキシフェニル〕スルフィド、及びビス〔4−(メタ)アクリロイルオキシトリエトキシフェニル〕スルフィド等が挙げられる。
これらの中でも、硬化物の屈折率の調整が容易である点で、X=−S−の化合物が好ましい。
さらに、X=−S−の化合物の中でも、硬化性に優れることから、ビス(4−アクリロキシエトキシフェニル)スルフィド、ビス(4−アクリロキシジエトキシフェニル)スルフィド及びビス(4−アクリロキシフェニル)スルフィドがより好ましい。
(A)成分の割合としては、(A)〜(E)成分の合計量が100質量部となることを基準(以下単に必須成分合計基準という)として5〜60質量部でありましくは10〜30質量部である。この割合が5質量部に満たないと、硬化物の屈折率と硬度を両立させることができなくなってしまうことがあり、一方、60質量部を超えると離型後の硬化物のパターン形状に欠陥が発生しやすくなってしまうことがある。
1−2.(B)成分
本発明の(B)成分は、2個の芳香族環及び1個の(メタ)アクリロイル基を有する化合物である。
(B)成分としては、2個の芳香族環及び1個の(メタ)アクリロイル基を有する化合物であれば種々の化合物が使用可能である。
(B)成分としては、組成物の結晶化を防ぐことができるという理由で、下記式(2)で示されるモノ(メタ)アクリレート(B-1)〔以下単に(B-1)成分という〕又は/及び下記式(3)で示されるモノ(メタ)アクリレート(B-2)〔以下単に(B-2)成分という〕が好ましい。
Figure 0004457960
〔但し、式(2)において、R5及びR6は、それぞれ独立して、水素原子又はメチル基を表し、nは0〜4の整数を表す。〕
Figure 0004457960
〔但し、式(3)において、R7及びR8はそれぞれ独立して、水素原子又はメチル基を表し、pは0〜4の整数を表す。〕
(B-1)成分としては、良好な硬化性が得られるということから、R5は水素原子であることが好ましい。又、得られる硬化物の屈折率がより高いものとなるうえ、組成物の粘度を低く抑えることができることから、nは0〜2であることが好ましく、nが0であることがより好ましい。
(B-1)成分の具体例としては、例えば、p−クミルフェニル(メタ)アクリレート及びp−クミルフェノキシエチル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
これらの中でも、室温で液状であり扱いやすく、屈折率が高く、入手しやすい点で、p−クミルフェニルアクリレート及びp−クミルフェノキシエチルアクリレートが好ましい。
(B-2)成分としては、良好な硬化性が得られるということから、R7は水素原子であることが好ましい。又、得られる硬化物の屈折率がより高いものとなるうえ、組成物の粘度を低く抑えることができることから、pは0〜2であることが好ましく、pが0であることがより好ましい。
(B-2)成分の具体例としては、例えば、o−フェニルフェニル(メタ)アクリレート、m−フェニルフェニル(メタ)アクリレート、p−フェニルフェニル(メタ)アクリレート、o−フェニルフェノキシエチル(メタ)アクリレート、m−フェニルフェノキシエチル(メタ)アクリレート及びp−フェニルフェノキシエチル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
これらの中でも、室温で液状であり扱いやすく、入手しやすい点で、o−フェニルフェニル(メタ)アクリレート及びo−フェニルフェノキシエチル(メタ)アクリレートが好ましい。さらにこれらの中でも、組成物の粘度を低く抑えることができることから、p=0であるo−フェニルフェニル(メタ)アクリレートが特に好ましい。
(B)成分の割合としては、必須成分合計基準として10〜70質量部でありましく15〜50質量部である。この割合が10質量部に満たないと、光学部材の形状、特にレンズシートの製造に使用した場合においてレンズ形状に欠陥が発生しやすくなったり、又屈折率が不十分となってしまうことがある。一方、70質量部を超えると硬化物の強度が不十分となってしまうことがある。
1−3.(C)成分
(C)成分の1個の芳香族環及び1個の(メタ)アクリロイル基を有する化合物は、組成物硬化物の透明基板への密着性を付与するための成分である。
(C)成分としては、1個の芳香族環及び1個の(メタ)アクリロイル基を有する化合物であれば種々の化合物が使用できる。具体的には、ベンジル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート及びノニルフェノキシエチル(メタ)アクリレート等が挙げられる。これらの中でも、特に組成物の密着性が良好なものが得やすいことから、ベンジル(メタ)アクリレートが特に好ましい。
(C)成分の割合としては、必須成分合計基準として0.5〜30質量部でありましくは5〜20質量部である。この割合が0.5質量部に満たないと、透明基板に対する密着性が不十分となることがあり、一方、30質量部を超えると、組成物の硬化速度が非常に遅くなるために、生産性が悪くなることがある。
1−4.(D)成分
(D)成分の3個以上の(メタ)アクリロイル基を有する化合物は、組成物硬化物の金型からの離型性を付与するための成分である。
(D)成分としては、3個以上の(メタ)アクリロイル基を有する化合物であれば種々の化合物が使用でき、具体的には、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート〔市販品としては、東亞合成(株)製アロニックスM−309がある。以下、括弧書は同様の意味を示す。〕、トリメチロールプロパンのエチレンオキサイド付加物のトリ(メタ)アクリレート(M−350、M−360)トリメチロールのプロパンプロピレンオキサイド付加物のトリ(メタ)アクリレート(M−310、M−320)、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート(M−408)、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート(M−305)、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート(M−450)、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、トリス(2−(メタ)アクリロイルオキシエチル)イソシアヌレート(M−315)等が挙げられる。
(D)成分の割合としては、必須成分合計基準として0.5〜30質量部でありましくは5〜20質量部である。この割合が0.5質量部に満たないと、離型性が不十分となることがあり、一方、30質量部を超えると、透明基板への密着性が悪くなることがある。
1−5.(E)成分
本発明の組成物は、必要に応じて前記(A)〜(D)成分以外のエチレン性不飽和基含有化合物を含んでいても良い。
(E)成分としては、(メタ)アクリレート及びビニル基を有する化合物があり、(メタ)アクリレートが好ましい。
(メタ)アクリレートとしては、具体的には、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、カルビトール(メタ)アクリレート、(メタ)アクリロイルモルホリン、グリシジル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、マレイミド基を有する(メタ)アクリレート及び1,4−ブタンジオールモノ(メタ)アクリレート等のモノ(メタ)アクリレート;1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ノナンジオールジアクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート及びエチレングリコールジ(メタ)アクリレート等のジ(メタ)アクリレート、並びにウレタン(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリレートオリゴマー等が挙げられる。
ビニル基を有する化合物としては、N−ビニルカプロラクトン等が挙げられる。
(E)成分の配合割合としては、必須成分合計基準として0〜60質量%である。この割合が60質量部を超えると、所望の屈折率が得られなくなることがある。
2.その他の成分
本発明の組成物は、前記(A)〜(D)成分を必須とし、必要に応じて(E)成分を含むものであるが、さらに必要に応じてその他の成分を配合することができる。
以下、それぞれの成分について説明する。
本発明の組成物は、活性エネルギー線の照射により硬化するものであるが、この場合の活性エネルギー線としては、電子線、可視光線及び紫外線等が挙げられる。これらの中でも、特別な装置を必要とせず、簡便であるため、可視光線又は紫外線が好ましい。
可視光線又は紫外線硬化型組成物とする場合、組成物に光重合開始剤を配合する。尚、電子線硬化型組成物とする場合は、光重合開始剤を必ずしも配合する必要はない。
光重合開始剤〔以下(F)成分という〕の具体例としては、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル及びベンゾインプロピルエーテル等のベンゾイン;アセトフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、2,2−ジエトキシ−2−フェニルアセトフェノン、1,1−ジクロロアセトフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノ−プロパン−1−オン及びN,N−ジメチルアミノアセトフェノン等のアセトフェノン;2−メチルアントラキノン、1−クロロアントラキノン及び2−アミルアントラキノン等のアントラキノン;2,4−ジメチルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン、2−クロロチオキサントン及び2,4−ジイソプロピルチオキサントン等のチオキサントン;アセトフェノンジメチルケタール及びベンジルジメチルケタール等のケタール;ベンゾフェノン、メチルベンゾフェノン、4,4’−ジクロロベンゾフェノン、4,4’−ビスジエチルアミノベンゾフェノン、ミヒラーズケトン及び4−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルサルファイド等のベンゾフェノン;並びに2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド等が挙げられる。
(F)成分は、単独で使用しても、2種以上を併用しても良い。
(F)成分の割合としては、(A)〜(E)成分の合計量100質量部に対して0.05〜10質量部用いることが好ましい。
本発明の組成物は、さらに硬化を進行させる目的で、組成物に熱重合開始剤を配合し、活性エネルギー線照射後に、加熱させることもできる。
熱重合開始剤としては、種々の化合物を使用することができ、有機過酸化物及びアゾ系開始剤が好ましい。
有機過酸化物の具体例としては、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)2−メチルシクロヘキサン、1,1−ビス(t−ヘキシルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、1,1−ビス(t−ヘキシルパーオキシ)シクロヘキサン、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン、2,2−ビス(4,4−ジ−ブチルパーオキシシクロヘキシル)プロパン、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)シクロドデカン、t−ヘキシルパーオキシイソプロピルモノカーボネート、t−ブチルパーオキシマレイン酸、t−ブチルパーオキシ−3,5,5−トリメチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシラウレート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(m−トルオイルパーオキシ)ヘキサン、t−ブチルパーオキシイソプロピルモノカーボネート、t−ブチルパーオキシ2−エチルヘキシルモノカーボネート、t−ヘキシルパーオキシベンゾエート、2,5−ジーメチル−2,5−ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、t−ブチルパーオキシアセテート、2,2−ビス(t−ブチルパーオキシ)ブタン、t−ブチルパーオキシベンゾエート、n−ブチル−4,4−ビス(t−ブチルパーオキシ)バレレート、ジ−t−ブチルパーオキシイソフタレート、α、α‘−ビス(t−ブチルパーオキシ)ジイソプロピルベンゼン、ジクミルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、t−ブチルクミルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、p−メンタンハイドロパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3、ジイソプロピルベンゼンハイドロパーオキサイド、t−ブチルトリメチルシリルパーオキサイド、1,1,3,3−テトラメチルブチルハイドロパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイド、t−ヘキシルハイドロパーオキサイド及びt−ブチルハイドロパーオキサイド等が挙げられる。
アゾ系化合物の具体例としては、1,1’−アゾビス(シクロヘキサン−1−カルボニトリル)、2−(カルバモイルアゾ)イソブチロニトリル、2−フェニルアゾ−4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル、アゾジ−t−オクタン及びアゾジ−t−ブタン等が挙げられる。
これらは単独で用いても良いし、2種以上を併用しても良い。又、有機過酸化物は還元剤と組み合わせることによりレドックス反応とすることも可能である。
前記成分以外にも、必要に応じて、消泡剤、レベリング剤、無機フィラー、有機フィラー、光安定剤、酸化防止剤及び紫外線吸収剤等を配合することもできる。又、必要に応じて、酸化防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤及び重合禁止剤等を少量添加してもよい。
3.活性エネルギー線硬化型光学部材用組成物
本発明は、前記(A)〜(D)成分を必須とし、必要に応じて(E)成分を含み、さらに必要に応じてその他の成分を、常法に従い、攪拌・混合して製造することができる。
(A)成分は固体であるものも多いため、組成物が室温で液状にならない場合は、組成物を攪拌・混合した後加熱しても良く、50〜100℃が好ましい。
本発明の組成物の使用方法としては、常法に従い、組成物に活性エネルギー線を照射し硬化させれば良い。
活性エネルギー線としては、電子線、可視光線及び紫外線等が挙げられる。これらの中でも、特別な装置を必要とせず、簡便であるため、可視光線又は紫外線が好ましい。紫外線照射装置としては、一般に紫外線硬化型組成物の硬化に用いられる超高圧水銀灯、高圧水銀灯、低圧水銀灯、メタルハライドランプ、カーボンアーク及びキセノンランプ等が挙げられ、好ましくは、波長365nmを中心とした紫外線が比較的多く含まれる、高圧水銀灯又はメタルハライドランプを使用するのが好ましい。
活性エネルギー線の照射量及び照射時間等は、使用する組成物及び用途に応じて、適宜設定すれば良い。照射量としては200mJ/cm2以上あれば硬化させることができ、300〜2000mJ/cm2が好適である。
本発明の組成物は、屈折率(25℃、ナトリウムD線)が通常1.54以上、好ましくは1.55以上を有するという高屈折率の硬化物を得ることができる。さらに、当該硬化物は、金型からの離型性及び透明基板への密着性にも優れる。
この様に、本発明の組成物の硬化物は、高屈折率かつ高い生産性を有するため、フレネルレンズ及びレンチキュラーレンズ、液晶表示装置のバックライト用プリズムシート等のレンズシート並びにプラスチックレンズ等の種々の光学材料に使用できる。
レンズシートとしては、更に詳細には、ビデオプロビェクター、プロジェクションテレビ及び液晶ディスプレイ等用途が挙げられる。
本発明の組成物を使用してレンズシートを製造する例について説明する。
比較的膜厚の薄いレンズシートを製造する場合は、本発明の組成物を、目的のレンズの形状を有するスタンパーと称される型枠に塗布し、該組成物の層を設け、その層の上にレンズシートを転写させる透明基板を密着させる。
次いで、透明基板側から活性エネルギー線を照射して、組成物を硬化させ、この後、型枠から剥離させる。
一方、比較的膜厚の厚いレンズシートを製造する場合は、目的のレンズの形状を有する型枠と透明基板の間に、本発明の組成物を流し込む。
次いで、透明基板側から活性エネルギー線を照射して、組成物を硬化させ、この後、型枠から脱型させる。
前記透明基板としては、樹脂基板及びガラス基板等が挙げられる。
透明基板としては、樹脂基板が好ましく、フィルム状であっても、シート状であっても良い。樹脂基板における樹脂の具体例としては、ポリメチルメタクリレート、ポリメチルメタクリレート−スチレン共重合体フィルム、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリアリレート、ポリアクリルニトリル、ポリカーボネート、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルイミド、ポリエーテルケトン、ポリイミド及びポリメチルペンテン等が挙げられる。
樹脂基板は透明又は半透明(例えば、乳白色)のものが好ましい。フィルム基材の厚さとしては20〜200μmが一般的である。
前記型枠としては、その材質は特に限定されないが、例えば真鍮及びニッケル等の金属、並びにエポキシ樹脂等の樹脂が挙げられる。型枠の寿命が長い点で、金属製であることが好ましい。
本発明の組成物から得られる光学部材は、高屈折率である上、型枠からの離型性及び透明基板への密着性が良好であり、非常に生産性が高いものである。本発明の組成物から得られる光学部材は、特にレンズシートとして好ましく使用でき、さらにその特長を活かして各種の光学電子表示機器に使用することができ、特に液晶表示装置へ好適に使用できる。
本発明は、前記(A)〜(E)成分を含有してなる活性エネルギー線硬化型光学部材用組成物に関する。
(A)〜(E)成分の割合としては、必須成分合計基準で、(A)成分が5〜60質量部、(B)成分が10〜70質量部、(C)成分が0.5〜30質量部、(D)成分が0.5〜30質量部及び(E)成分が0〜60質量部のものが好ましい。
(A)成分としては、式(1)においてX=Sの化合物であるものが、屈折率の調整が容易で、組成物の硬化物が高屈折率となるため好ましい。
(B)成分としては、(B-1)成分又は/及び(B-2)成分であるものが好ましい。さらに、組成物が硬化性に優れるものとなり、その硬化物が高屈折率となるため、(B-1)成分がn=0の化合物又は/及び(B-2)成分がp=0であるものが好ましい。
組成物としては、硬化性に優れるものとなるため、さらに(F)成分を含むものが好ましい。
又、硬化物が25℃、ナトリウムD線における屈折率が1.54以上となる組成物が好ましい。
本発明の組成物は種々の光学材料として使用可能であり、特にレンズシートとして好適に使用される。
以下に、実施例及び比較例を挙げ、本発明をより具体的に説明する。尚、以下において「部」とは質量部を意味する。
○ウレタンアクリレートの製造(合成例1)
あらかじめ酸素/窒素混合気体を吹き込んでおいた1Lのフラスコに、イソホロンジイソシアネート288部を仕込み、室温にてさらに1時間酸素/窒素混合気体をバブリングした後に、ジブチル錫ジラウレート0.1部、ジt−ブチルヒドロキシトルエン0.05部を仕込み、浴温を60℃に昇温開始した後に、滴下漏斗を用いて、トリプロピレングリコール〔旭電化(株)製TPG〕150部を1時間かけてフラスコ中に滴下した。
次に、2−ヒドロキシエチルアクリレート132部を1時間かけてフラスコ内に滴下し、滴下終了後、浴温を80℃に昇温し、さらに3時間反応を行い、IRにてイソシアネートに基づくピークが検出されなくなったため反応を終了した。得られたウレタンアクリレートの屈折率(25℃)は1.495であった。
得られたウレタンアクリレートは、高粘度であり使用しずらいため、テトラヒドロフルフリルアクリレート286部で希釈したものを取り出して使用した。このウレタンアクリレートをUA1とする
○実施例1〜同5、比較例1〜同3
下記表1に示す化合物を常法に従い攪拌・混合し、組成物を調製した。
得られた組成物の粘度及びその硬化物の屈折率を、以下の方法に従い測定した。それらの結果を表2に示す。
・粘度
E型粘度計を用いて、25℃において測定した。
・屈折率
組成物を基材に塗布した後、コンベアを備えた高圧水銀ランプを用いて、365nm付近の照射量が500mJ/cm2となるような条件で紫外線を照射し、硬化させた。
得られた硬化物について、ナトリウムD線における屈折率(25℃)を、(株)アタゴ製アッベ屈折計DR−M2により測定した。
Figure 0004457960
尚、表1における略号は、以下を意味する。
・BAEPS:ビス(4−アクリロイルオキシエトキシフェニル)スルフィド、式(1)において、Xが−S−、R1〜R4が水素原子、l及びmが1の化合物
・BAPS:ビス(4−アクリロイルオキシフェニル)スルフィド、式(1)において、Xが−S−、R1〜R4が水素原子、l及びmが0の化合物
・p−CPA:p−クミルフェニルアクリレート、式(2)において、R5及びR6が水素原子、nが0の化合物
・o−PPA:o−フェニルフェニルアクリレート、式(3)において、R7及びR8が水素原子、pが0の化合物
・BzMA:ベンジルメタクリレート
・POMA:フェノキシエチルメタクリレート
・M−309:トリメチロールプロパントリアクリレート、東亞合成(株)製アロニックスM−309
・M−402:ジペンタエリスリトールペンタアクリレート及びジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの混合物、東亞合成(株)製アロニックスM−402
・UA1:合成例1で製造したウレタンアクリレート
・THFA:テトラヒドロフルフリルアクリレート
・Irg184:1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製イルガキュア184
Figure 0004457960
○組成物のレンズシート製造への応用
レンズ形状を有するニッケル製スタンパーに、膜厚50μmで前記実施例及び比較例の組成物を塗布し、膜厚100μmのポリメチルメタクリレートフィルム〔(株)カネカ製商品名サンデュレン、以下PMMAフィルムという〕でラミネートした。ついで、前記屈折率評価と同様の条件で紫外線照射し、レンズシートを製造した。
得られたレンズシートについて、以下に示す方法に従い、剥離性及び外観を評価した。又、密着性については、以下に示す方法に従い評価した。それらの結果を表3に示す。
1)90°剥離試験
ニッケルスタンパーとPMMAフィルムとの間を90°に保ち剥離試験を、サンプル幅50mm、引張り速度1m/minで行い、剥離強度を測定した。剥離強度が200g/50mm以下かつ全ての硬化物が転写フィルムに密着しているものを、スタンパーからの離型性が良いと判断した。
2)外観確認
剥離試験の結果得られたレンズシートを使用し、顕微鏡観察により、レンズ形状に欠陥がないかを確認した。顕微鏡としては、キーエンス(株)製デジタルマイクロスコープVH−6300を用い、倍率1500倍でレンズ形状を観察した。欠陥がないものを○、欠陥が認められたものを×とした。
3)転写フィルム密着性(碁盤目試験)
基材フィルムとしてPMMAフィルムを用い、バーコーターを用いて膜厚30μmで塗布する以外は、前記屈折率評価と同様の条件で紫外線照射し、組成物を硬化させた。
得られた試験体を使用し、JIS K5400に記載の方法に従い、硬化物層のもろさやフィルム基材への付着性を測定し、次の3段階で評価した。
○:碁盤目残数90以上、△:碁盤目残数70以上、×:碁盤目残数69以下
Figure 0004457960
実施例の結果から明らかなように、本発明の組成物は、その硬化物が高屈折率であり、又転写フィルムへの密着性が高く、レンズ形状を有するスタンパーからも離型性が良好であり、レンズシートとして非常に生産性が高いものであった。
一方、(D)成分を含まない組成物(比較例1)では、転写フィルムへの密着性は良好であるものの、離型性に問題があった。又、(C)成分を含まない組成物(比較例2)では、転写フィルムへの密着性に問題があり、さらにはレンズ形状にも欠陥が認められた。(A) 及び(B)成分を含まない組成物(比較例3)では、得られる硬化物の屈折率が不十分であるうえ、剥離試験、外観及び密着性も不十分なものであった。
本発明の組成物は、活性エネルギー線硬化型光学物品用組成物として、種々の光学材料製造に利用することができる。具体的には、プロジェクションテレビ等のスクリーンに使用されるフレネルレンズやレンチキュラーレンズ等のレンズ部、又は液晶表示装置のバックライトに使用されるプリズムレンズシートに特に有用である。

Claims (8)

  1. 下記(A)〜(E)成分を含有してなる組成物であって、
    (A):下記式(1)で示されるジ(メタ)アクリレート
    Figure 0004457960
    〔但し、式(1)において、Xは−C(CH32−又はSを表し、R1及びR3は、それぞれ独立して、水素原子又はメチル基を表し、R2及びR4は、それぞれ独立して、水素原子、メチル基又はエチル基を表し、l及びmは、それぞれ独立して、0〜4の整数を表す。〕
    (B):2個の芳香族環及び1個の(メタ)アクリロイル基を有する化合物
    (C):1個の芳香族環及び1個の(メタ)アクリロイル基を有する化合物
    (D):3個以上の(メタ)アクリロイル基を有する化合物
    (E):必要に応じて前記(A)〜(D)成分以外のエチレン性不飽和基含有化合物
    記(A)〜(E)成分を、下記の割合で含有してなる活性エネルギー線硬化型光学部材用組成物。
    (A):5〜60質量部
    (B):10〜70質量部
    (C):0.5〜30質量部
    (D):0.5〜30質量部
    (E):0〜60質量部
    (但し、(A)〜(E)成分の合計量は100質量部とする。)
  2. 前記(A)成分が、式(1)においてX=Sの化合物である請求項1記載の活性エネルギー線硬化型光学部材用組成物。
  3. 前記(B)成分が、下記式(2)で示されるモノ(メタ)アクリレート(B-1)又は/及び下記式(3)で示されるモノ(メタ)アクリレート(B-2)である請求項1又は請求項2に記載の活性エネルギー線硬化型光学部材用組成物。
    Figure 0004457960
    〔但し、式(2)において、R5及びR6は、それぞれ独立して水素原子又はメチル基を表し、nは0〜4の整数を表す。〕
    Figure 0004457960
    〔但し、式(3)において、R7及びR8は、それぞれ独立して水素原子又はメチル基を表し、pは0〜4の整数を表す。〕
  4. 前記(B)成分が、前記式(2)においてnが0の化合物又は/及び式(3)においてpが0の化合物である請求項に記載の活性エネルギー線硬化型光学部材用組成物。
  5. 前記(E)成分が、ウレタン(メタ)アクリレートを(A)〜(E)成分の合計量100質量部に対して15〜60質量部含むものである請求項1〜請求項4のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型光学部材用組成物。
  6. さらに光重合開始剤(F)を含む請求項1〜請求項5のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型光学部材用組成物。
  7. 硬化後の25℃、ナトリウムD線における屈折率が1.54以上である請求項1〜請求項6のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型光学部材用組成物。
  8. 光学部材がレンズシートである請求項1〜請求項7のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型光学部材用組成物。
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