JP4455443B2 - 除雪機 - Google Patents

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Description

本発明は、除雪装置を機体の前部に、機体に対して左右方向に傾動可能に連結した除雪機に関する。
除雪機のなかには、機体の前部に備えたロータリ除雪部(すなわち、オーガ)を、機体に対して左右方向に傾動可能に構成したものがある。
ここで、ロータリ除雪部の傾動とは、ロータリ除雪部を機体の左右方向に傾かせることをいい、ローリングともいう。
この除雪機によれば、例えば、除雪中に除雪機(機体)が左右方向に傾いた際に、ロータリ除雪部を左右方向に傾動(ローリング)することで、ロータリ除雪部を水平に保つことが可能になる。
ところで、除雪作業をおこなうエリアは、通常、平坦な除雪面、緩傾斜な除雪面、急傾斜な除雪面、あるいは起伏のある除雪面などが混在しており、エリア全体が均一の除雪面(地形)であることは希である。
このため、作業者は、除雪作業中に、それぞれの除雪面に対応させてロータリ除雪部を手動で傾動する必要があり、作業者に負担がかかる。
作業者の負担を軽減するために、ロータリ除雪部の傾動を検知する傾動検知部(傾動検知センサー)を備えた除雪機が知られている。
この除雪機は、傾動検知センサーでロータリ除雪部の傾動を検知し、この検知信号に基づいてロータリ除雪部を傾動操作する(例えば、特許文献1参照。)。
実公昭61−11292号公報
特許文献1の除雪機は、ロータリ除雪部のオーガケース上部に傾動検知センサーを備える。オーガケースはオーガを収納するケースである。ロータリ除雪部が傾動した際に、オーガケースが傾動して傾動検知センサーが傾く。
オーガケースの傾動を傾動検知センサーで検知することにより、ロータリ除雪部の傾動を検知する。傾動検知センサーで検知した傾斜データを制御部に伝える。
制御部からの駆動信号に基づいてロータリ除雪部を傾動操作することで、ロータリ除雪部を水平に保つ。
ここで、特許文献1の除雪機は、傾動検知センサーをオーガケースの上部に備えたので、傾動検知センサーに雪が付着して凍結する虞がある。
傾動検知センサーの凍結を防止するために、傾動検知センサーを保護カバーで覆うことが考えられる。
しかし、傾動検知センサーを保護カバーで覆うためには、専用の保護カバーを用意する必要があり、部品点数が増える。
本発明は、傾動検知部を覆う専用の保護カバーを不要とし、さらに傾動検知部の凍結を防ぐことができる除雪機を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、機体の左右側にそれぞれ左右の走行部を設け、左右の走行部の駆動源となるエンジンを機体に搭載し、この機体の上方にエンジンを保護するエンジンカバーを設け、このエンジンカバーの前方に、雪を除去する除雪部を配置するとともに、この除雪部を機体の前部に、機体に対して左右方向に傾動可能に連結し、この除雪部の左右方向への傾動を検知する傾動検知手段を備えた除雪機において、前記傾動検知手段は、前記エンジンカバーで覆われた状態で前記機体の前部に設けられ、前記除雪部の傾動を検知する傾動検知部と、この傾動検知部の近傍に設けられ、前記除雪部の傾動に対応してスイング移動するスイング部と、このスイング部に連結されるとともに傾動検知部に連結され、スイング部のスイング移動量を傾動検知部に伝える伝達部と、を備えたことを特徴とする。
傾動検知部をエンジンカバーで覆うことで、傾動検知部に雪が付着することをエンジンカバーで防ぐことができる。よって、傾動検知部に雪が付着して凍結することを防止できる。
このように、エンジンカバーを傾動検知部の保護カバーとして兼用することで、傾動検知部を保護するために専用の保護カバーを用意する必要がない。
ここで、エンジンカバーで傾動検知部を覆うことで、傾動検知部をエンジンと同じ空間に配置することが可能になる。
よって、万が一、エンジンカバー内に雪が侵入しても、侵入した雪をエンジンの熱で溶かすことができる。よって、エンジンカバー内に侵入した雪が傾動検知部に付着することを防止できる。
これにより、傾動検知部に雪が付着して凍結することを一層確実に防止できる。
請求項2は、前記傾動検知部を前記左右の走行部の上方に配置したことを特徴とする。
ここで、除雪作業の際に左右の走行部で雪を巻き上げ、巻き上げられた雪が左右の走行部の上部近傍に浮遊することが考えられる。この浮遊する雪が傾動検知部に付着することを防ぐ必要がある。
そこで、請求項2において、傾動検知部を左右の走行部の上方に配置した。これにより、浮遊する雪の上方に傾動検知部を配置することが可能になり、浮遊する雪が傾動検知部に付着することをより一層確実に防止できる。
請求項3は、前記左右の走行部間に前記機体を配置し、この機体の左右側部をそれぞれ左右のサイドフレームで構成し、平面視において、左右のサイドフレーム間に前記傾動検知部を配置したことを特徴とする。
機体の左右側部を左右のサイドフレームで構成し、機体を左右の走行部間に配置した。そして、左右のサイドフレーム間に傾動検知部を配置した。
よって、左右の走行部で巻き上げた雪が、機体内に侵入することを左右のサイドフレームで阻止する。
これにより、左右のサイドフレーム間に傾動検知部を配置することで、左右の走行部で巻き上げた雪が傾動検知部に付着することを防ぐことができる。
請求項4は、前記左右のサイドフレームの上辺を、左右の走行部の上方に配置したことを特徴とする。
左右のサイドフレームの上辺を、左右の走行部の上方に配置することで、左右の走行部で巻き上げた雪が、機体内に侵入することを左右のサイドフレームで一層良好に阻止することが可能になる。
これにより、左右の走行部で巻き上げた雪が、傾動検知部に付着することをより一層好適に防ぐことができる。
請求項5は、前記傾動検知部および前記伝達部を前記機体に取り付ける取付ブラケットを備え、この取付ブラケットを、上向きに延ばした前壁部と、この前壁部の上端から機体後方に向けて略水平に延ばした天井部と、この天井部の後端から下向きに延ばした後壁部とで略コ字状に形成し、このコ字状の取付ブラケット内に前記伝達部を収納したことを特徴とする。
コ字状の取付ブラケット内に伝達部を収納することで、伝達部の前方を前壁部で覆い上方を天井部で覆い、後方を後壁部で覆う。
これにより、伝達部側に雪が侵入することを前壁部、天井部および後壁部で阻止することが可能になり、伝達部に雪が付着することを防ぐことができる。
請求項1に係る発明では、傾動検知部の凍結をエンジンカバーで防ぐことで、傾動検知部の専用保護カバーを不要にして部品点数を減らすことができるという利点がある。
請求項1に係る発明では、エンジンカバー内に侵入した雪をエンジンの熱で溶かすことで、傾動検知部が凍結することを一層確実に防止できるという利点がある。
請求項2に係る発明では、浮遊する雪の上方に傾動検知部を配置することで、傾動検知部に雪が付着することをより一層確実に防止できるという利点がある。
請求項3に係る発明では、左右のサイドフレーム間に傾動検知部を配置することで、左右の走行部で巻き上げた雪が傾動検知部に付着することを防ぐことができるという利点がある。
請求項4に係る発明では、左右のサイドフレームの上辺を、左右の走行部の上方に配置することで、左右の走行部で巻き上げた雪が、傾動検知部に付着することをより一層好適に防ぐことができるという利点がある。
請求項5に係る発明では、伝達部側に雪が侵入することを前壁部、天井部および後壁部で阻止することで、伝達部に雪が付着することを防ぐことができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」は作業者から見た方向に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側を示す。
図1は本発明に係る除雪機を示す側面図である。
除雪機10は、機体11の下方に走行ユニット12を設け、この走行ユニット12の駆動源となるエンジン13を機体11に搭載し、この機体11の上方にエンジン13を保護するエンジンカバー14を設け、このエンジンカバー14の前方に、雪を除去するロータリ除雪部(除雪部)15を配置するとともに、このロータリ除雪部15を機体11の前部16(図2参照)に、機体11に対して左右方向に傾動可能に連結し、このロータリ除雪部15の左右方向への傾動を検知する傾動検知手段20を備える。
エンジン13は、本体13aの上部に燃料タンク18a、エアクリーナ18bおよびマフラー18cを備える。このエンジン13は、エンジンカバー14で保護される。
エンジンカバー14は、機体11の上方に設けられ、前端部14aが機体11の前部16(図2参照)まで延び、中央部に開口14bが形成されている。
開口14bから燃料タンク18a、エアクリーナ18bおよびマフラー18cを突出する。
このエンジンカバー14は、前端部14aで傾動検知手段20を覆う。
走行ユニット12は、左右の走行部22,23を備え、左走行部22の回転速度を調整する左電動モータ24および左減速部25を備え、右走行部23の回転速度を調整する右電動モータ26および右減速部27を備える。
左右の電動モータ24,26を駆動する発電機28をエンジン13に備える。エンジン13で発電機28を駆動することにより電圧を発生し、発生した電圧で左右の電動モータ24,26を駆動する。
すなわち、エンジン13は、左右の走行部22,23の駆動源となるものである。
左走行部22は、前部の遊動輪22aと後部の駆動輪22bとにクローラベルト22cを巻き掛け、駆動輪22bを左電動モータ24で正逆転させるクローラ式の走行部である。
右走行部23は、左走行部22と左右対称の部材であり、それぞれの構成部材に同一符号を付して説明を省略する。
ロータリ除雪部15は、エンジン13の出力軸29を電磁クラッチ部32などを介して駆動軸34に連結し、駆動軸34をオーガハウジング38内に延ばしてブロア41およびオーガ42に連結し、オーガハウジング38の上部にシュータ43を旋回自在に備える。
また、除雪機10は、オーガ42の高さを調整するために高さ調整シリンダ44を備え、ロータリ除雪部15を傾動するために傾動シリンダ46を備える。
高さ調整シリンダ44を作動することで、機体11を支持軸45を中心にして上下方向にスイング移動する。機体11の前部16(図2参照)にロータリ除雪部15が設けられているので、機体11を上下方向にスイング移動することで、ロータリ除雪部15の高さを調整することが可能になる。
さらに、傾動シリンダ46を作動することで、ロータリ除雪部15を、機体11に対して左右方向に傾動する。
高さ調整シリンダ44や傾動シリンダ46は、一例として、電動油圧シリンダが用いられる。
この除雪機10で除雪作業をおこなう際には、作業者が左右のグリップ部47,48をそれぞれ左右の手で握り、機体11を前進させる。
機体11を前進させながらオーガ42で雪を機体中央に掻き集め、掻き集めた雪をブロア41で跳ね上げ、跳ね上げた雪をシュータ43で投雪する。
図2は本発明に係る除雪機の機体を示す斜視図である。
機体11は、左右のサイドフレーム51,52を所定間隔をおいて前後方向に延ばし、左右のサイドフレーム51,52の後部51a,52aに後サポート部材53を設け、左右のサイドフレーム51,52の前部51b,52bに前サポート部材(前部)16を設けることにより矩形状の枠体を構成する。
この機体11の後部17を、左右の支え部材55(右支え部材は図示せず)に支持軸45を介して上下方向にスイング移動自在に取り付ける。左右の支え部材55は走行ユニット12に取り付けられている。
左サイドフレーム51の外側に左走行部22が配置され、右サイドフレーム52の外側に右走行部23が配置されている。
左サイドフレーム51の左側壁57を、左走行部22のクローラベルト22cの上方に立ち上げる。右サイドフレーム52の右側壁58を、左サイドフレーム51の側壁57と同様に、右走行部23のクローラベルト22cの上方に立ち上げる。
これにより、機体11内の空間59と左走行部22とを左側壁57で仕切り、機体11内の空間59と右走行部23とを右側壁58で仕切る。
よって、左右の走行部22,23で巻き上げた雪が、機体11内の空間59に侵入することを左右の側壁57,58で阻止する。
機体11の後サポート部材53にエンジン13を載置することにより、エンジン13を機体11の後部17に搭載する。
また、機体11の前部、すなわち前サポート部材16に、回動支持手段61の回動支持部材62を取り付ける。
回動支持手段61は、ロータリ除雪部15を、機体11に対して左右方向に傾動自在に支持するものである。
図3は本発明に係る除雪機の回動支持手段を示す分解斜視図である。
回動支持手段61は、機体11の前部16に回動支持部材62を設け、回動支持部材62にリング部材63を回動自在に嵌め込み、リング部材63をオーガハウジング38の背面壁65に設け、回動支持部材65のフランジ62aを3個の係止片67…(1個のみ図示する)でスライド自在に支持する。
3個の係止片67…はブラケット68…にボルト69…(1個のみ図示する)で取り付けられ、ブラケット68…は背面壁65に固定されている。
これにより、背面壁65と係止片67…とでフランジ62aをスライド自在に挟持する(図4も参照)。
ロータリ除雪部15を傾動シリンダ46で傾動する。
この傾動シリンダ46は、一方の端部(ヘッドエンド)46aをベースブラケット72にボルト73を介して回動自在に取り付け、他方の端部(ロッドエンド)46bを傾動ブラケット74にボルト75を介して回動自在に取り付けられている。
ベースブラケット72は、ベース76に取り付けられている。ベース76は、機体11の前部16に取り付けられている。また、傾動ブラケット74はオーガハウジング38に取り付けられている。
これにより、傾動シリンダ46を伸縮することにより、ロータリ除雪部15が軸線78を中心にして機体11に対して左右方向(矢印Aの方向)に傾動する。
オーガハウジング38の背面壁65に取付ブラケット81を4本のボルト82…(1本のみを図示する)で取り付ける。取付ブラケット81に支持筒体83の前端部83aが一体に取り付けられている。支持筒体83は、取付ブラケット81から後方に延び、軸線78と同軸上に配置される。
支持筒体83の後端部83bに傾動検知手段20のスイング部としてのスイングアーム85が、左斜め上方に向けて突出している。
このスイングアーム85の上方に、傾動検知手段20の傾動検知部としての傾動検知センサー86が設けられている。
よって、ロータリ除雪部15が軸線78を中心にして矢印Aの方向に傾動すると、支持筒体83が軸線78を中心に回動する。
支持筒体83が軸線78を中心に回動することにより、スイングアーム85がロータリ除雪部15の傾動に対応して矢印Bの方向にスイング移動する。
よって、スイングアーム85は、支持筒体83と一体に軸線78を中心にしてスイング移動する。
ここで、スイングアーム85を左斜め上方に向けて突出した理由は、傾動検知センサー86が電磁クラッチ32(図1参照)と干渉することを避けるためである。
すなわち、スイングアーム85を鉛直方向に突出させると、傾動検知センサー86の取付位置が高くなりすぎて、電磁クラッチ32と干渉する虞がある。
そこで、スイングアーム85を左斜め上方に向けて突出させて、傾動検知センサー86が電磁クラッチ32と干渉しない位置まで下げた。
図4は本発明に係る除雪機の要部を示す断面図である。
支持筒体83には軸受88,88を介して駆動軸34が回転自在に支持されている。駆動軸34は、エンジン13の出力軸29(図1参照)に連結した後駆動軸91と、後駆動軸91に連結したブロア駆動軸92と、ブロア駆動軸92に連結したオーガ駆動軸93(図1参照)を備える。
後駆動軸91の後端部に従動プーリー94を取り付け、従動プーリー94に駆動ベルト95を介して駆動プーリー96を連結する。
駆動プーリー96は、図1に示す電磁クラッチ部32を介してエンジン13の出力軸29に連結されている。
後駆動軸91の前端部91aが背面壁65からオーガハウジング38内に延び、この前端部91aにブロア駆動軸92が連結されている。
ブロア駆動軸92にブロア41の羽根97…が取り付けられている。
ブロア駆動軸92にシャーピンを介してオーガ駆動軸93(図1参照)が連結されている。
よって、エンジン13を駆動することにより、出力軸29の回転が電磁クラッチ部32を介して駆動プーリー96に伝わる。駆動プーリー96の回転が、駆動ベルト95を介して従動プーリー94に伝わる。
従動プーリー94の回転が後駆動軸91を介してブロア駆動軸92に伝わり、ブロア41の羽根97…が回転する。
さらに、ブロア駆動軸92の回転がオーガ駆動軸93に伝わり、オーガ42(図3参照)が回転する。
支持筒体83にスイングアーム85を設け、スイングアーム85の上方に、傾動検知手段20の傾動検知センサー86を設ける。
傾動検知センサー86は、取付ブラケット101を介して機体11の前部16に取り付けられている。
傾動検知センサー86およびスイングアーム85を伝達部102で連結する。
これにより、スイングアーム85がスイング移動することにより、伝達部102を介して傾動検知センサー86を作動させる。
次図で傾動検知手段20について詳しく説明する。
図5は本発明に係る除雪機の傾動検知手段を示す分解斜視図である。なお、傾動検知手段20の理解を容易にするために取付ブラケット101を天井部107で2分割した状態で示す。
傾動検知手段20は、機体11の前部16に設けた取付ブラケット101と、取付ブラケット101に取り付けた傾動検知センサー86と、傾動検知センサー86の近傍に設けられたスイングアーム85と、スイングアーム85に連結されるとともに傾動検知センサー86に連結された伝達部102とを備える。
取付ブラケット101は、水平取付部104の後端から前壁部105を上向きに延ばし、前壁部105に開口部106が形成され、前壁部105の上端105aから後方に向けて天井部107を略水平に延ばし、天井部107の後端107aから後壁部108を下向きに延ばし、後壁部108の取付孔108aが形成されている。
水平取付部104は、取付ブラケット101の下端部に位置する。
前後の壁部105,108をそれぞれ鉛直に配置することで、前後の壁部105,108を互いに平行に配置する。
この取付ブラケット101は、前壁部105、天井部107および後壁部108とで略コ字状を形成し、コ字状の取付ブラケット101内に伝達部102を収納する。
取付孔108aにスリーブ111の前端部が取り付けられている。スリーブ111の貫通孔112は、傾動検知センサー86の差込口115aに臨む。
取付ブラケット101の水平取付部104を、前部16のクロスプレート117にボルト118,118(奥側のボルトは図示せず)で取り付けることにより、取付ブラケット101を前部16に設ける。
クロスプレート117は、機体11の上辺に設けられている。
具体的には、クロスプレート117は、図3に示すように、左サイドフレーム51の上辺51cおよび右サイドフレーム52の上辺52cに設けられている。
取付ブラケット101の前壁部105のうち、上端105aに傾動検知センサー86を2本のボルト119,119(奥側のボルト119は図示せず)で取り付ける。
傾動検知センサー86の操作軸115を取付ブラケット105の開口部106に臨ませる。
傾動検知センサー86は、操作軸115を回転自在に設け、操作軸115を矢印C方向に回転することで、抵抗を変化させてロータリ除雪部15の傾動角度を検知する角度検知センサーである。
操作軸115の端部には差込口115aが形成され、差込口115aは開口部106に臨んでいる。
スイングアーム85は、ロータリ除雪部15の傾動に対応して矢印B方向にスイング移動する部材であって、上端部85aに連結溝121が形成されている。
この連結溝121に伝達部102を連結することで、スイングアーム85が伝達部102を介して傾動検知センサー86に連結される。
伝達部102は、後操作レバー123および前操作レバー124を備える。
後操作レバー123は、取付ブラケット101にスイング移動自在に取り付けるとともに、スイングアーム85に連結するレバーである。
すなわち、後操作レバー123は、レバー本体126の上端部から支持ピン127を後方向に向けて直角に延ばし、レバー本体126の下端部から連結ピン128を後方向に向けて直角に延ばしたものである。
さらに、後操作レバー123は、レバー本体126の中央部に略コ字状にスリットを形成することで上向きの折曲げ片129を形成し、折曲げ片129を前向きに水平に折り曲げたものである。
支持ピン127がスリーブ111の貫通孔112に差し込まれ、支持ピン127の先端部がスリーブ111から突出する。突出した先端部にロックワッシャー132が嵌め込まれる。
ロックワッシャー132から突出した先端部のロック孔127aにロックピン133が差し込まれ、支持ピン127がスリーブ111から抜け出すことを阻止する。
この状態で、連結ピン128が、スイングアーム85の連結溝121に係合される。
よって、スイングアーム85が矢印B方向にスイング移動することで、後操作レバー123が支持ピン127を軸に矢印D方向にスイング移動する。
前操作レバー124は、後操作レバー123に連結するとともに、傾動検知センサー86の差込口115aに連結するレバーである。
すなわち、前操作レバー124は、レバー本体135の上端部から操作ピン136を前方向に向けて直角に延ばし、レバー本体135の下端部に係合溝137を形成したものである。
操作ピン136が傾動検知センサー86の差込口115aに差し込まれ、係合溝137に折曲げ片129を係合する。
よって、後操作レバー123が支持ピン127を軸に矢印D方向にスイング移動することで、前操作レバー124が操作ピン136を軸に、後操作レバー123と同様に矢印E方向にスイング移動する。
前操作レバー124が矢印E方向にスイング移動することで、操作ピン136が矢印F方向に回動する。操作ピン136が矢印F方向に回動することで、傾動検知センサー86の操作軸115が矢印C方向に回動する。
これにより、スイングアーム85の矢印B方向のスイング移動量を、傾動検知センサー86に伝えることが可能になる。
操作軸115が矢印C方向に回動した際に、傾動検知センサー86が操作軸115の回動角度を検出する。
検出した回動角から、ロータリ除雪部15の傾斜角度が求められる。
ところで、上述したように、取付ブラケット101は、前壁部105、天井部107および後壁部108とで略コ字状を形成し、コ字状の取付ブラケット101内に伝達部102、すなわち前後の操作レバー124,123を収納する。
このように、コ字状の取付ブラケット101内に前後の操作レバー124,123を収納することで、前後の操作レバー124,123を前壁部105、天井部107および後壁部108で覆う。
これにより、前後の操作レバー124,123側に雪が侵入することを前壁部105、天井部107および後壁部108で阻止することが可能になり、前後の操作レバー124,123に雪が付着することを防ぐことができる。
ここで、伝達部102を前後の操作レバー124,123の2部材で構成する理由を以下に説明する。
傾動検知手段20は、エンジンカバー14(図1参照)および左右のサイドフレーム51,52(図3参照)で覆われており、通常、スイングアーム85の連結溝121に雪が付着することはない。
しかし、万が一、連結溝121に雪が付着した場合、付着した雪が氷結して連結溝121内の連結ピン128が雪で固着することが考えられる。
この状態で、ロータリ除雪部15(図3参照)を傾動させると、スイングアーム85が矢印B方向にスイング移動する。連結ピン128が雪で固着されているので、スイングアーム85と一体に後操作レバー123も矢印B方向にスイング移動しようとする。
ところが、後操作レバー123は上端部に支持ピン127を備え、支持ピン127をスリーブ111の貫通孔112に回動自在に取り付けられている。よって、後操作レバー123はスイングアーム85と一体にスイング移動できない。
このため、氷結による連結ピン128の固着が解除されて、後操作レバー123が支持ピン127を軸に矢印Dの如くスイング移動する。
ここで、スリーブ111は、後操作レバー123がスイングアーム85と一体にスイング移動しようとする力を受けるため、長さL寸法を大きく確保している。
これにより、氷結状態において、後操作レバー123がスイングアーム85と一体に矢印B方向にスイング移動しようした場合に、支持ピン127を介してスリーブ111にかかる力を好適に分散させてスリーブ111の剛性を確保できる。
後操作レバー123を矢印Dの如くスイング移動することで、前操作レバー124が矢印Eの如くスイング移動する。前操作レバー124がスイング移動することで、スイングアーム85のスイング移動量が傾動検知センサー86に伝えられる。
このように、万が一、連結溝121に雪が付着した場合でも、傾動検知センサー86に過大な負荷がかかることを防いで、傾動検知センサー86を保護することができる。
ここで、氷結による連結ピン128の固着を解除する際に、後操作レバー123が変形しないように後操作レバー123の剛性を高める必要がある。そこで、後操作レバー123を鋼製の部材とした。
一方、前操作レバー124は、氷結でスイング移動が妨げられることはない。よって、前操作レバー124の剛性をある程度抑えることは可能である。
このため、前操作レバー124を樹脂製の部材とした。前操作レバー124を樹脂製の部材とすることで、製造の容易化が図れる。
なお、起こり得ないことであるが、前操作レバー124の係合溝137に雪が付着して、係合溝137内の折曲げ片129が雪で固着することが考えられる。
しかし、前操作レバー124は後操作レバー123と一体的にスイング移動するので、係合溝137内に折曲げ片129が雪で固着しても、前後の操作レバー124,123は通常と同様にスイング移動することが可能である。
図2に戻って、傾動検知センサー86を、取付ブラケット101の上端105aに取り付ける。取付ブラケット101の下端部(水平取付部)104を、クロスプレート117の略中央に取り付ける。
クロスプレート117を、機体11の前部16で、かつ、左サイドフレーム51の上辺51cおよび右サイドフレーム52の上辺52cに設ける。
これにより、傾動検知センサー86を、機体11の前部16で、かつ、機体11の上方に配置する。
さらに、機体11の上辺、すなわち左サイドフレーム51の上辺51cおよび右サイドフレーム52の上辺52cは、左右の走行部22,23の上方に位置する。
よって、傾動検知センサー86を左右の走行部22,23の上方に配置することができる。
一方、取付ブラケット101の下端部(水平取付部)104を、クロスプレート117の略中央に取り付けた。
これにより、平面視において、傾動検知センサー86を左右のサイドフレーム51,52間に配置する。すなわち、機体11内の空間59の上方に配置する。
加えて、左サイドフレーム51の上辺51cを、左走行部22の上方に配置するとともに、右サイドフレーム52の上辺52cを、右走行部23の上方に配置した。
よって、左右の走行部22,23で巻き上げた雪が、機体11内に侵入することを左右のサイドフレーム51,52で良好に阻止する。
次に、本発明に係る除雪機の傾動角度を検知する例を図6〜図7に基づいて説明する。なお、図6〜図7においては、作動の理解を容易にするために構成を分解した状態で示す。
図6(a),(b)は本発明に係るロータリ除雪装置を左方向に傾動する例を説明する図である。
(a)において、傾動シリンダ46を矢印Gの如く伸長することにより、ロータリ除雪部15が軸線78を中心にして機体11に対して矢印Hの如く左方向に傾動する。
ロータリ除雪部15が左方向に傾動することで、支持筒体83が軸線78を中心に矢印Iの如く左方向に回動する。
(b)において、支持筒体83が回動することで、スイングアーム85が矢印Jの如く左方向にスイング移動する。
スイングアーム85がスイング移動することで、後操作レバー123が支持ピン127を軸に矢印Kの如くスイング移動する。
後操作レバー123がスイング移動することで、前操作レバー124が操作ピン136を軸に、後操作レバー123と同様に矢印Kの如くスイング移動する。
前操作レバー124がスイング移動することで、操作ピン136が矢印Lの如く回動する。操作ピン136が回動することで、傾動検知センサー86の操作軸115が矢印Mの如く回動する。
操作軸115が回動した際に、傾動検知センサー86が操作軸115の回動角度を検出する。検出した回動角から、ロータリ除雪部15の左方向へのスイング移動量を求める。
図7(a),(b)は本発明に係るロータリ除雪装置を右方向に傾動する例を説明する図である。
(a)において、傾動シリンダ46を矢印Nの如く収縮することにより、ロータリ除雪部15が軸線78を中心にして機体11に対して矢印Oの如く右方向に傾動する。
ロータリ除雪部15が右方向に傾動することで、支持筒体83が軸線78を中心に矢印Pの如く右方向に回動する。
(b)において、支持筒体83が回動することで、スイングアーム85が矢印Qの如く右方向にスイング移動する。
スイングアーム85がスイング移動することで、後操作レバー123が支持ピン127を軸に矢印Rの如くスイング移動する。
後操作レバー123がスイング移動することで、前操作レバー124が操作ピン136を軸に、後操作レバー123と同様に矢印Rの如くスイング移動する。
前操作レバー124がスイング移動することで、操作ピン136が矢印Sの如く回動する。操作ピン136が回動することで、傾動検知センサー86の操作軸115が矢印Tの如く回動する。
操作軸115が回動した際に、傾動検知センサー86が操作軸115の回動角度を検出する。検出した回動角から、ロータリ除雪部15の右方向へのスイング移動量を求める。
次に、本発明に係る傾動検知手段20を雪から保護する例を図8に基づいて説明する。
図8(a),(b)は本発明に係る傾動検知手段を雪から保護する例を説明する図である。
(a)において、機体11の前部16(図8(b)参照)に取付ブラケット101を介して傾動検知センサー86を取り付ける。傾動検知センサー86は、機体11の上方に位置する。
一方、エンジンカバー14は、機体11の上方に設けられ、前端部14aが機体11の前部16まで延びている。エンジンカバー14の前端部14aで傾動検知センサー86を覆う。
エンジンカバー14で傾動検知センサー86を覆うことで、傾動検知センサー86に雪が付着することをエンジンカバー14で防ぐ。よって、傾動検知センサー86に雪が付着して凍結することを防止する。
このように、エンジンカバー14を傾動検知センサー86の保護カバーとして兼用することで、傾動検知センサー86を保護するために専用の保護カバーを用意する必要がない。
ここで、エンジンカバー14で傾動検知センサー86を覆うことで、傾動検知センサー86をエンジン13と同じ空間に配置することが可能になる。
よって、万が一、エンジンカバー14内に雪が侵入しても、侵入した雪をエンジン13の熱で溶かすことができる。よって、エンジンカバー14内に侵入した雪が傾動検知センサー86に付着することを防止できる。
これにより、傾動検知センサー86に雪が付着して凍結することを一層確実に防止できる。
(b)において、左右の走行部22,23で巻き上げた雪が、機体11内の空間59に侵入することを左右のサイドフレーム51,52で阻止する。
左右のサイドフレーム51,52間に傾動検知センサー86を配置することで、左右の走行部22,23で巻き上げた雪が傾動検知センサー86に付着することを防止する。
さらに、左サイドフレーム51の上辺51cを、左走行部22の上方に配置し、右サイドフレーム52の上辺52cを、右走行部23の上方に配置した。
よって、左右の走行部22,23で巻き上げた雪が、機体11内に侵入することを左右のサイドフレーム51,52で阻止して、傾動検知センサー86に雪が付着することをより一層好適に防ぐ。
ここで、除雪作業の際に左右の走行部22,23で雪を巻き上げ、巻き上げられた雪が走行部22,23の上部近傍に浮遊することが考えられる。
そこで、傾動検知センサー86を機体11の上方、すなわち左サイドフレーム51の上辺51cおよび右サイドフレーム52の上辺52cに配置した。よって、傾動検知センサー86は左右の走行部22,23の上方に配置される。
これにより、浮遊する雪の上方に傾動検知センサー86を配置することが可能になり、浮遊する雪が傾動検知センサー86に付着することをより一層確実に防止する。
なお、前記実施の形態では、エンジン13を左右の走行部22,23の駆動源とする形態として、エンジン13で発電機28を駆動し、発生した電圧で左右の電動モータ24,26を駆動し、左右の電動モータ24,26で左右の走行部22,23を駆動するものを例示した。
その他の、エンジン13を左右の走行部22,23の駆動源とする形態として、例えば、エンジン13の回転力を左右の走行部22,23に機械的に伝えるものを用いても同様の効果を得ることができる。
また、前記実施の形態では、左右の走行部22,23としてクローラベルト22cを用いたクローラ式の走行部を例示したが、これに限らないで、左右の走行部を車輪式とすることも可能である。
さらに、前記実施の形態では、除雪部としてロータリ除雪部15を例に説明したが、これに限らないで、例えば排雪板(排雪ブレード)を除雪部として用いてもよい。
また、前記実施の形態では、伝達部102を、前後の操作レバー124,123の2部材で構成した例について説明したが、これに限らないで、伝達部102を単一の操作レバーで構成することも可能である。
本発明は、除雪装置を機体の前部に、機体に対して左右方向に傾動可能に連結した除雪機への適用に好適である。
本発明に係る除雪機を示す側面図である。 本発明に係る除雪機の機体を示す斜視図である。 本発明に係る除雪機の回動支持手段を示す分解斜視図である。 本発明に係る除雪機の要部を示す断面図である。 本発明に係る除雪機の傾動検知手段を示す分解斜視図である。 本発明に係るロータリ除雪装置を左方向に傾動する例を説明する図である。 本発明に係るロータリ除雪装置を右方向に傾動する例を説明する図である。 本発明に係る傾動検知手段を雪から保護する例を説明する図である。
符号の説明
10…除雪機、11…機体、22…左走行部、23…右走行部、13…エンジン、14…エンジンカバー、15…ロータリ除雪部(除雪部)、16…前サポート部材(機体の前部)、20…傾動検知手段、51…左フレーム、51c…左フレームの上辺、52…右フレーム、52c…右フレームの上辺、85…スイングアーム(スイング部)、86…傾動検知センサー(傾動検知部)、101…取付ブラケット、102…伝達部、105…前壁部、105a…前壁部の上端、107…天井部、107a…天井部の後端、108…後壁部。

Claims (5)

  1. 機体の左右側にそれぞれ左右の走行部を設け、左右の走行部の駆動源となるエンジンを機体に搭載し、この機体の上方にエンジンを保護するエンジンカバーを設け、このエンジンカバーの前方に、雪を除去する除雪部を配置するとともに、この除雪部を機体の前部に、機体に対して左右方向に傾動可能に連結し、この除雪部の左右方向への傾動を検知する傾動検知手段を備えた除雪機において、
    前記傾動検知手段は、
    前記エンジンカバーで覆われた状態で前記機体の前部に設けられ、前記除雪部の傾動を検知する傾動検知部と、
    この傾動検知部の近傍に設けられ、前記除雪部の傾動に対応してスイング移動するスイング部と、
    このスイング部に連結されるとともに傾動検知部に連結され、スイング部のスイング移動量を傾動検知部に伝える伝達部と、を備えたことを特徴とする除雪機。
  2. 前記傾動検知部を前記左右の走行部の上方に配置したことを特徴とする請求項1記載の除雪機。
  3. 前記左右の走行部間に前記機体を配置し、
    この機体の左右側部をそれぞれ左右のサイドフレームで構成し、
    平面視において、左右のサイドフレーム間に前記傾動検知部を配置したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の除雪機。
  4. 前記左右のサイドフレームの上辺を、左右の走行部の上方に配置したことを特徴とする請求項3記載の除雪機。
  5. 前記傾動検知部および前記伝達部を前記機体に取り付ける取付ブラケットを備え、
    この取付ブラケットを、上向きに延ばした前壁部と、この前壁部の上端から機体後方に向けて略水平に延ばした天井部と、この天井部の後端から下向きに延ばした後壁部とで略コ字状に形成し、
    このコ字状の取付ブラケット内に前記伝達部を収納したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の除雪機。
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