JP4453538B2 - 内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents
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Description
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明では、内燃機関の実空燃比が目標値となるよう、同機関の燃料噴射量補正に用いられるフィードバック補正値を、前記実空燃比に基づいて増減させる内燃機関の燃料噴射制御装置において、内燃機関の燃料噴射弁の駆動時間である指示噴射時間が許容最小時間となるフィードバック補正値をガード値として算出し、前記指示噴射時間が前記許容最小時間未満になるときには、前記ガード値を用いて前記フィードバック補正値を下限ガードするとともに、前記フィードバック補正値は、内燃機関における触媒上流の排気中の酸素濃度に応じて増減されるメインフィードバック補正値であり、前記メインフィードバック補正値は、内燃機関における触媒下流の排気中の酸素濃度を目標濃度とすべく増減されるサブフィードバック補正値、及び、そのサブフィードバック補正値に基づき更新されるサブフィードバック学習値を用いて補正され、前記サブフィードバック補正値の増減は、前記メインフィードバック補正値の前記ガード値を用いての下限ガード実行時に禁止されるものであるものとした。
また上記目的を達成するため、請求項2に記載の発明では、内燃機関の実空燃比が目標値となるよう、同機関の燃料噴射量補正に用いられるフィードバック補正値を、前記実空燃比に基づいて増減させる内燃機関の燃料噴射制御装置において、内燃機関の燃料噴射弁の駆動時間である指示噴射時間が許容最小時間となるフィードバック補正値をガード値として算出し、前記指示噴射時間が前記許容最小時間未満になるときには、前記ガード値を用いて前記フィードバック補正値を下限ガードするとともに、前記フィードバック補正値は、内燃機関における触媒上流の排気中の酸素濃度に応じて増減されるメインフィードバック補正値であり、前記メインフィードバック補正値は、内燃機関における触媒下流の排気中の酸素濃度を目標濃度とすべく増減されるサブフィードバック補正値、及び、そのサブフィードバック補正値に基づき更新されるサブフィードバック学習値を用いて補正され、前記サブフィードバック学習値の更新は、前記メインフィードバック補正値の前記ガード値を用いての下限ガード実行時に禁止されるものとした。
一方、燃料噴射弁の駆動時間が許容最小時間未満になって、メインフィードバック補正値が下限ガードされているときには、リッチ燃焼が行われて触媒下流の排気中の酸素濃度が目標濃度よりも薄くなり、サブフィードバック補正値が減量されてメインフィードバック補正値を減量補正しようとする。しかし、メインフィードバック補正値は下限ガードされているため、触媒下流の酸素濃度を目標濃度に近づけることはできず、サブフィードバック補正値のみが徐々に減量され、同サブフィードバック補正値の発散を招くおそれがある。また、サブフィードバック補正値が発散する場合には、当該補正値に基づき更新されるサブフィードバック学習値が不適切な値に更新されることになる。その点、請求項1に記載の構成によれば、メインフィードバック補正値の下限ガード実行中にサブフィードバック補正値の増減を禁止することで、上述したサブフィードバック補正値の発散を回避することができる。また請求項2に記載の構成によれば、メインフィードバック補正値の下限ガード実行中にサブフィードバック学習値の更新を禁止することで、上述したようにサブフィードバック学習値が不適切な値に更新されるのを回避することができる。
メインフィードバック補正値の下限ガード実行中における上記積算処理の禁止としては、例えば、積分項をクリアして「0」に保持するという禁止の仕方が考えられる。ただし、上記下限ガードの実行直前には積分項がメインフィードバック補正値(燃料噴射量)を減量する側の値になっており、下限ガード実行時に積分項をクリアして「0」に保持すると、積分項の分の燃料噴射量の減量側への補正がなくなって燃料噴射量が増量し、メインフィードバック補正値の下限ガードが解除される。しかし、このように下限ガードが解除されたとしても、すぐにメインフィードバック補正値の増減を通じて燃料噴射弁の駆動時間が許容最小時間未満になり、当該補正値が再び下限ガードされることとなる。以上のように、メインフィードバック補正値の下限ガード実行中に積分項をクリアして「0」に保持すると、当該下限ガードの実行・解除が繰り返されるというハンチングを招く。しかし、上記構成によれば、メインフィードバック補正値の下限ガード実行中には、積算値がクリアされずに前回の値に保持されるため、上述したようなハンチングが生じるのを抑制することができる。
図1に示されるエンジン1においては、吸気通路2に設けられたスロットルバルブ3の開度制御を通じて燃焼室4に吸入される空気の量が調整され、この空気と燃料噴射弁5から噴射された燃料との混合気が燃焼室4内にて燃焼させられる。そして、燃焼後の混合気は、排気として排気通路6に送られ、同通路6に設けられた触媒コンバータ7a,7bの三元触媒によって浄化される。
・スロットルバルブ3の開度(スロットル開度)を検出するスロットルポジションセンサ11。
・エンジン1の出力軸であるクランクシャフトの回転に対応する信号を出力するクランクポジションセンサ13。
・排気下流側の触媒コンバータ7bよりも下流に存在する排気中の酸素濃度に応じてリッチ信号又はリーン信号を出力する酸素センサ15。
電子制御装置8は、エンジン回転速度及びエンジン負荷率等のエンジン運転状態に基づき、そのときに必要とされる燃料噴射量を指示噴射量Qとして算出し、当該指示噴射量Qに対応する量の燃料噴射が行われるよう燃料噴射弁5を駆動する。上記エンジン回転速度はクランクポジションセンサ13からの検出信号に基づき求められる。また、エンジン負荷率は、最大機関負荷に対する現在の負荷割合を示す値であって、エンジン1の吸入空気量に対応するパラメータ、及び、エンジン回転速度等に基づき算出される。なお、こうした吸入空気量に対応するパラメータとしては、アクセルポジションセンサ10の検出信号から求められるアクセル踏込量、スロットルポジションセンサ11の検出信号から求められるスロットル開度、及び、エアフローメータ12の検出信号から求められる吸入空気流量等が用いられる。
tau :指示噴射時間
Q :指示噴射量
K1 :燃圧補正係数
KINJA:感度係数
KINJB:無効噴射時間
式(1)の燃圧補正係数K1は、燃料噴射弁5に供給される燃料の圧力(燃圧)の違いによる燃料噴射量への影響を補償すべく、燃圧センサ16によって検出される実際の燃圧に応じて増減する係数である。具体的には、実際の燃圧が予め定められた基準燃圧と等しい場合、燃圧補正係数K1は「1.0」に設定される。また、実際の燃圧が上記基準燃圧よりも高くなるほど燃圧補正係数K1は「1.0」から小さい値へと変化してゆき、実際の燃圧が上記基準燃圧よりも低くなるほど燃圧補正係数K1は「1.0」から大きい値へと変化してゆく。
指示噴射量Qは、基本燃料噴射量Qbase、メインフィードバック補正値DF、及び、メインフィードバック学習値MG(i) に基づき、以下の式(2)を用いて算出される。
Q :指示噴射量
Qbase :基本燃料噴射量
DF :メインフィードバック補正値
MG(i) :メインフィードバック学習値
ここで、基本燃料噴射量Qbaseは、理論空燃比の混合気を得るのに必要な理論上の燃料噴射量であって、エアフロメータからの検出信号等に基づき求められるエンジン1の吸入空気量GA、及び、理論空燃比「14.7」に基づき、「Qbase=GA/14.7 …(3)」という式を用いて算出される値である。
メインフィードバック補正値DFは、燃料量偏差ΔQ、比例ゲインGp、燃料量偏差積算値ΣΔQ、及び、積分ゲインGiに基づき、以下の式(4)を用いて算出される。
DF :フィードバック補正値
ΔQ :燃料量偏差
Gp :比例ゲイン(負の値)
ΣΔQ:燃料量偏差積算値
Gi :積分ゲイン(負の値)
式(4)において、右辺の「ΔQ・Gp」という項は、実空燃比の理論空燃比からのずれ量に比例した大きさをとる比例項であって、そのずれ量に対応する分だけ燃料噴射量を増加又は減少させて実空燃比を理論空燃比に近づけるためのものである。
式(4)において、右辺の「ΣΔQ・Gi」という項は、上記比例項「ΔQ・Gp」による燃料噴射量の増減だけでは打ち消すことのできない実空燃比と理論空燃比との間の残留偏差を無くすための積分項であって、その残留偏差に対応する分だけ燃料噴射量を増加又は減少させて実空燃比と理論空燃比との一致を図るためのものである。
メインフィードバック学習値MG(i) は、基本燃料噴射量Qbaseに対するメインフィードバック補正値DFの割合であるフィードバック補正率が例えば1%以上であって、且つ、メインフィードバック補正値DFが安定しているときに更新される。具体的には、「MG(i) ←最新のDF …(8)」という式に基づき、その時点でのメインフィードバック補正値DFをメインフィードバック学習値MG(i) とすることで、当該学習値MG(i) の更新が行われる。
VAF:空燃比センサの出力
VH :サブフィードバック補正値
SG :サブフィードバック学習値
サブフィードバック補正値VHは、触媒下流の酸素センサ15からの検出信号に応じて増減されるものである。このように増減するサブフィードバック補正値VHによるメインフィードバック補正値DFの補正を通じて、指示噴射量Q(指示噴射時間tau)が増減され、これによりメインフィードバック制御の精度低下を抑制するサブフィードバック制御が実現される。なお、こうしたサブフィードバック制御の実行により、サブフィードバック補正値VHはメインフィードバック制御の精度低下を抑制する値へと変化するようになる。
サブフィードバック補正値VHは、電圧偏差ΔV、比例ゲインKp、電圧偏差積算値ΣΔV、積分ゲインKi、電圧微分値dV、及び、微分ゲインKdに基づき、以下の式(10)を用いて算出される。
VH :サブフィードバック補正値
ΔV :電圧偏差
Kp :比例ゲイン(負の値)
ΣΔV:電圧偏差積算値
Ki :積分ゲイン(負の値)
dV :電圧微分値
Kd :微分ゲイン(負の値)
式(10)において、右辺の「ΔV・Kp」という項は、触媒下流の酸素濃度についての実際の値と理論空燃比での燃焼が行われたときの値とのずれ量に比例した大きさをとる比例項であって、そのずれ量に対応する分だけメインフィードバック補正値DF(出力VAF)を増減させ、上記ずれ量を「0」に近づけるためのものである。
式(10)において、右辺の「ΣΔV・Ki」という項は、上記比例項「ΔV・Kp」によるメインフィードバック補正値DF(出力VAF)の増減だけでは打ち消すことのできない残留偏差、即ち触媒下流の酸素濃度についての実際の値と理論空燃比での燃焼が行われたときの値との間の残留偏差を無くすための積分項である。そして、この積分項「ΣΔV・Ki」は上記残留偏差に対応する値となり、その積分項「ΣΔV・Ki」の分だけメインフィードバック補正値DF(出力VAF)を増加又は減少させることで、触媒下流の酸素濃度についての実際の値と理論空燃比での燃焼が行われたときの値との一致が図られるようになる。
サブフィードバック学習値SGは、最新のサブフィードバック補正値VHに徐変処理を施して更新量SGKを算出し、この算出値に対し上限ガード及び下限ガードして得られる更新量SGKに基づき、「SG←前回のSG+SGK …(13)」という式を用いて更新される。つまり、上記ガード後の更新量SGKを前回のサブフィードバック学習値SGに加算することで、サブフィードバック学習値SGの更新が行われるようになる。
={(TAUMIN−KINJB)/(K1・KINJA)}
−Qbase−MG(i) …(14)
DF :メインフィードバック補正値
TAUMIN:許容最小時間
K1 :燃圧補正係数
KINJA :感度係数
KINJB :無効噴射時間
Qbase :基本燃料噴射量
MG(i) :メインフィードバック学習値
この式(14)は、上記式 (1)の指示噴射時間tauに許容最小時間TAUMINを代入するとともに、指示噴射量Qに式(2)の右辺を代入して変形することによって得られるものである。そして、この式(14)の左辺をガード値Gに変えることで、この式をガード値Gを算出するための計算式「G={(TAUMIN−KINJB)/(K1・KINJA)}−Qbase−MG(i) …(15)」とすることができる。
[2]式(8)に基づくメインフィードバック学習値MG(i) の更新を禁止するMG(i) 更新禁止処理(S107)。
[4]メインフィードバック補正値DFを算出するのに用いられる燃料量偏差積算値ΣΔQをクリアして「0」とするΣΔQクリア処理(S110〜S112)
が実行される。
[1]ΣΔQ積算禁止処理(S106)
このΣΔQ積算禁止処理は、メインフィードバック補正値DFの下限ガード実行中に行われる。図7において、(a)は上記下ガード実行中のメインフィードバック補正値DFの推移を示し、(b)は上記下限ガード実行中の指示噴射時間tauの推移を示している。こうした下限ガード実行中には、指示噴射時間tauが許容最小時間TAUMIN未満にならないようにされ、実空燃比ABFを理論空燃比にするための指示噴射時間tauの減少が制限されるため、実空燃比ABFが理論空燃比よりもリッチになることは避けられない。
このMG(i) 更新禁止処理も、メインフィードバック補正値DFの下限ガード実行中に行われる。こうした下限ガード実行中は、指示噴射時間tauが許容最小時間TAUMIN未満にならないようメインフィードバック補正値DFがガード値Gを用いて下限ガードされる。このように下限ガードされた後のメインフィードバック補正値DFに基づき、「MG(i) ←最新のDF …(8)」という式を用いてメインフィードバック学習値MG(i) の更新が行われると、同学習値MG(i) が不適切な値へと更新されてしまう。このときのメインフィードバック学習値MG(i) の推移傾向の一例を図7(e)に示す。
このVH増減・SG更新禁止処理も、メインフィードバック補正値DFの下限ガード実行中に行われる。こうした下限ガード実行中は、リッチ燃焼が行われることから、触媒下流の排気中の酸素濃度が理論空燃比での混合気の燃焼が行われたときの値「X」よりも薄くなり、酸素センサ15の出力VOが「0.5v」よりも大きくなる。その結果、式(10)の電圧偏差ΔVが増加側に変化してサブフィードバック補正値VHが減少側に変化し、メインフィードバック補正値DF(空燃比センサ14の出力VAF)を減少させようとする。
このΣΔQクリア処理は、メインフィードバック補正値DFの下限ガード解除直後に行われる。
(1)メインフィードバック制御の実行中には、メインフィードバック補正値DFの下限ガードに用いられるガード値として、指示噴射時間tauを許容最小時間TAUMINとするようなメインフィードバック補正値DFに相当するガード値Gが算出される。そして、メインフィードバック補正値DFがガード値G未満になって、指示噴射時間tauが許容最小時間TAUMIN未満になった旨の判断がなされると、メインフィードバック補正値DFがガード値Gに設定されるという下限ガードが行われる。こうした下限ガード処理を通じて指示噴射時間tauが許容最小時間TAUMINよりも短くならないようにされる。
・ガード処理ルーチンのステップS108(図6)における上記[3]のVH増減・SG更新禁止処理において、必ずしもサブフィードバック補正値VHの増減禁止とサブフィードバック学習値SGの更新禁止との両方を行う必要はなく、いずれか一方のみとしてもよい。
・メインフィードバック学習制御については必ずしも実行する必要はない。
Claims (9)
- 内燃機関の実空燃比が目標値となるよう、同機関の燃料噴射量補正に用いられるフィードバック補正値を、前記実空燃比に基づいて増減させる内燃機関の燃料噴射制御装置において、
内燃機関の燃料噴射弁の駆動時間である指示噴射時間が許容最小時間となるフィードバック補正値をガード値として算出し、前記指示噴射時間が前記許容最小時間未満になるときには、前記ガード値を用いて前記フィードバック補正値を下限ガードするとともに、
前記フィードバック補正値は、内燃機関における触媒上流の排気中の酸素濃度に応じて増減されるメインフィードバック補正値であり、
前記メインフィードバック補正値は、内燃機関における触媒下流の排気中の酸素濃度を目標濃度とすべく増減されるサブフィードバック補正値、及び、そのサブフィードバック補正値に基づき更新されるサブフィードバック学習値を用いて補正され、
前記サブフィードバック補正値の増減は、前記メインフィードバック補正値の前記ガード値を用いての下限ガード実行時に禁止されるものである
ことを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。 - 内燃機関の実空燃比が目標値となるよう、同機関の燃料噴射量補正に用いられるフィードバック補正値を、前記実空燃比に基づいて増減させる内燃機関の燃料噴射制御装置において、
内燃機関の燃料噴射弁の駆動時間である指示噴射時間が許容最小時間となるフィードバック補正値をガード値として算出し、前記指示噴射時間が前記許容最小時間未満になるときには、前記ガード値を用いて前記フィードバック補正値を下限ガードするとともに、
前記フィードバック補正値は、内燃機関における触媒上流の排気中の酸素濃度に応じて増減されるメインフィードバック補正値であり、
前記メインフィードバック補正値は、内燃機関における触媒下流の排気中の酸素濃度を目標濃度とすべく増減されるサブフィードバック補正値、及び、そのサブフィードバック補正値に基づき更新されるサブフィードバック学習値を用いて補正され、
前記サブフィードバック学習値の更新は、前記メインフィードバック補正値の前記ガード値を用いての下限ガード実行時に禁止されるものである
ことを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。 - 内燃機関の燃料噴射量は、前記メインフィードバック補正値を用いて補正されるほか、同メインフィードバック補正値に基づき更新される学習値を用いて補正されるものであり、
前記学習値の更新については、前記メインフィードバック補正値の前記ガード値を用いての下限ガード実行中は禁止される
請求項1又は2に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。 - 前記メインフィードバック補正値は、実際に燃焼した燃料量と空燃比を前記目標値とするのに必要な理論上の燃料量との差に基づき算出される比例項、及び、所定の時間間隔で前記差を足し込んでゆく積算処理を通じて算出される積分項を備えてなり、
前記積算処理については、前記メインフィードバック補正値の前記ガード値を用いての下限ガード実行中は禁止される
請求項1又は2記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。 - 前記積算処理の禁止は、前記積算値を前回の値に保持することによって行われるものである
請求項4記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。 - 前記メインフィードバック補正値は、実際に燃焼した燃料量と空燃比を前記目標値とするのに必要な理論上の燃料量との差に基づき算出される比例項、及び、所定の時間間隔で前記差を足し込んでゆく積算処理を通じて算出される積分項を備えてなり、
内燃機関の吸入空気量増量に伴い前記メインフィードバック補正値の前記ガード値を用いての下限ガードが解除されたとき、前記積分項が前記メインフィードバック補正値を減量する側の値になっていることを条件にクリアされる
請求項1〜5のいずれか一項に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。 - 前記メインフィードバック補正値の前記ガード値を用いての下限ガードが解除されたとき、アクセル操作量の増大していることに基づき、前記下限ガードの解除が内燃機関の吸入空気量増量に伴い行われたものと判断する
請求項6記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。 - 前記メインフィードバック補正値の前記ガード値を用いての下限ガードが解除されたとき、内燃機関の負荷率が増大していることに基づき、下限ガードの解除が内燃機関の吸入空気量増量に伴い行われたものと判断する
請求項6記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。 - 内燃機関の燃料噴射量は、前記メインフィードバック補正値を用いて補正されるほか、機関負荷領に応じて区分された複数の学習領域毎に前記メインフィードバック補正値に基づき更新される学習値を用いて補正されるものであり、
前記メインフィードバック補正値の前記ガード値を用いての下限ガードが解除されたとき、前記学習領域が変化していることに基づき、前記下限ガードの解除が内燃機関の吸入空気量増量に伴い行われたものと判断する
請求項6記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
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