JPH10131837A - 内燃機関の点火時期制御装置 - Google Patents

内燃機関の点火時期制御装置

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JPH10131837A
JPH10131837A JP8288107A JP28810796A JPH10131837A JP H10131837 A JPH10131837 A JP H10131837A JP 8288107 A JP8288107 A JP 8288107A JP 28810796 A JP28810796 A JP 28810796A JP H10131837 A JPH10131837 A JP H10131837A
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JP
Japan
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air
fuel ratio
engine
ignition timing
amount
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Application number
JP8288107A
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English (en)
Inventor
Kenji Hayashi
憲示 林
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH10131837A publication Critical patent/JPH10131837A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

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  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィードバック空燃比制御が実施される内燃
機関において、機関アイドル時の回転数を確実に安定化
させること。 【解決手段】 機関アイドル時において、混合気空燃比
を所望空燃比近傍にフィードバック制御するために機関
運転状態に基づく基本燃料噴射量を補正する現在の空燃
比フィードバック補正係数と現在の空燃比フィードバッ
ク補正係数の変動中心との偏差に応じて点火時期の補正
量を算出する補正量算出手段(ステップ204〜20
6)と、機関アイドル時における機関回転数の変動に応
じてこの補正量を変更する補正量変更手段(ステップ2
07〜217)、とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の点火時
期制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、燃費を低減するために、アイドル
時の目標回転数は低く設定されている。それにより、実
際のアイドル回転数がこの目標回転数を中心に大きく変
動すると、機関停止の可能性があり、アイドル回転を目
標回転数近傍で安定化させることが必要である。
【0003】特開昭61−98970号公報には、アイ
ドル回転変動の要因が空燃比の変動に因るものであると
して、機関排気系に設けられた酸素センサの出力に基づ
き決定される空燃比フィードバック補正係数、すなわ
ち、フィードバック空燃比制御において、機関運転状態
により定まる基本燃料噴射量に対する所望空燃比を実現
するための補正係数を利用し、現在の空燃比フィードバ
ック補正係数と現在の空燃比フィードバック補正係数に
おける変動中心との偏差に応じて点火時期を制御するこ
とが提案されている。この偏差は、経時変化等によって
燃料噴射弁の単位時間当たりの燃料噴射量が変化した時
においても、所望空燃比に対する現在の空燃比のリッチ
又はリーン程度を比較的正確に表すものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アイド
ル回転変動の大きさは、所望空燃比に対する現在の空燃
比のリッチ又はリーン程度に加えて、現在において機関
に作用する補機負荷の変化等にも依存するものであり、
前述の偏差だけに基づき点火時期を制御させてもアイド
ル回転を十分に安定化させることはできない。
【0005】従って、本発明の目的は、フィードバック
空燃比制御が実施される内燃機関において、機関アイド
ル時の回転数を確実に安定化させることができる点火時
期制御装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による内燃機関の
点火時期制御装置は、機関アイドル時において、混合気
空燃比を所望空燃比近傍にフィードバック制御するため
に機関運転状態に基づく基本燃料噴射量を補正する現在
の空燃比フィードバック補正係数と前記現在の空燃比フ
ィードバック補正係数の変動中心との偏差に応じて点火
時期の補正量を算出する補正量算出手段と、機関アイド
ル時における機関回転数の変動に応じて前記補正量を変
更する補正量変更手段、とを具備することを特徴とす
る。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による点火時期制
御装置が取り付けられた内燃機関の概略図である。同図
において、1は機関本体、2は吸気通路、3は排気通路
である。吸気通路2のサージタンク2aの下流側には、
各気筒毎に燃料噴射弁4が配置されている。また、サー
ジタンクの上流側には、スロットル弁5が配置されてい
る。排気通路3には三元触媒コンバータ6が配置されて
いる。7は点火プラグである。
【0008】20は、燃料噴射弁4による燃料噴射量制
御、すなわち、フィードバック空燃比制御と、点火プラ
グ7による点火時期制御とを担当する制御装置であり、
吸気通路2のスロットル弁5上流側に配置されて吸気量
を検出するエアフローメータ21と、シリンダブロック
に配置され機関温度として冷却水温を検出する水温セン
サ22と、ディストリビュータ8に配置されて機関回転
数を検出する回転センサ23と、排気通路3の三元触媒
コンバータ6より上流側に配置された酸素センサ24
と、スロットル弁5の開度を検出するためのスロットル
弁開度センサ25等とが接続されている。酸素センサ2
4は、排気ガスの空燃比が理論空燃比近傍となった時に
出力電圧が急激に変化するものであり、例えば、理論空
燃比よりリーン側では0Vを出力し、理論空燃比よりリ
ッチ側では1Vを出力する。
【0009】制御装置20によるフィードバック空燃比
制御は、エアフローメータ21、水温センサ22、及び
回転センサ23等によって定まる機関運転状態に基づき
決定される基本燃料噴射量に、図2及び3に示す第1フ
ローチャートに従って現在の酸素センサ24の出力に基
づき決定される空燃比フィードバック補正係数FAFが
乗算され実際の燃料噴射量を決定するようになってい
る。
【0010】第1フローチャートを以下に説明する。本
フローチャートは所定実行間隔で繰り返されるものであ
る。まず、ステップ101において、前述のフィードバ
ック空燃比制御を実行する条件が成立しているか否かが
判断される。この判断が否定される時、すなわち、機関
始動中、暖機のための燃料増量中、又はフューエルカッ
ト中等の場合は、ステップ127において空燃比フィー
ドバック補正係数FAFは1.0とされ終了する。一
方、この判断が肯定される時は、ステップ102に進
み、酸素センサ13の出力VがA/D変換され取り込ま
れ、ステップ103においてこの出力Vが比較電圧Vr
(例えば0.45V)以下か否かが判断される。すなわ
ち、排気ガスが理論空燃比よりリッチかリーンかを判断
する。
【0011】リーン(VVr)であれば、ステップ1
04においてディレイカウンタCDLYが正であるか否
かが判断され、この判断が肯定される時には、ステップ
105においてCDLYを0としてステップ106に進
む。ステップ106では、ディレイカウンタCDLYを
ディクリメントし、ステップ107及び108では、デ
ィレイカウンタCDLYを最小値TDLでガードし、こ
の場合、ディレイカウンタCDLYが最小値TDLに到
達した時にはステップ109において空燃比フラグF1
を0(リーン)とする。なお、最小値TDLは酸素セン
サ13の出力においてリッチからリーンへの変化があっ
てもリッチ状態であるとの判断を保持するためのリーン
遅延時間であって、負の値で定義される。
【0012】他方、リッチ(V>Vr)であれば、ステ
ップ110においてディレイカウンタCDLYが負であ
るか否かが判断され、この判断が肯定される時には、ス
テップ111においてCDLYを0としてステップ11
2に進む。ステップ112では、ディレイカウンタCD
LYをインクリメントし、ステップ113及び114で
は、ディレイカウンタCDLYを最大値TDRでガード
し、この場合、ディレイカウンタCDLYが最大値TD
Rに到達した時にはステップ115において空燃比フラ
グF1を1(リッチ)にする。なお、最大値TDRは酸
素センサ13の出力においてリーンからリッチへの変化
があってもリーン状態であるとの判断を保持するための
リッチ遅延時間であって、正の値で定義される。
【0013】ステップ116において、空燃比フラグF
1の符号が反転したか否かが判断される。すなわち、遅
延処理後の空燃比が反転したか否かを判断する。空燃比
が反転していれば、ステップ117において、空燃比フ
ラグF1の値により、リッチからリーンへの反転か、リ
ーンからリッチへの反転かが判断される。リッチからリ
ーンへの反転であれば、ステップ118において、空燃
比フィードバック補正係数FAFをリッチ側スキップ量
RSRだけスキップ的に大きく増加させ、リーンからリ
ッチへの反転であれば、ステップ119において、空燃
比フィードバック補正係数FAFをリーン側スキップ量
RSLだけスキップ的に大きく減少させる。
【0014】一方、ステップ116における判断におい
て、空燃比フラグF1の符号が反転していなければ、ス
テップ120において、空燃比フラグF1の値により、
リーンが維持されているか、リッチが維持されているか
が判断される。リーンが維持されていれば、ステップ1
21において、空燃比フィードバック補正係数FAFを
リッチ側積分量KIRだけ積分的に徐々に増加させる。
リッチが維持されていれば、ステップ122において、
空燃比フィードバック補正係数FAFをリーン側積分量
KILだけ積分的に徐々に減少させる。ここで、各積分
量KIR,KILは、各スキップ量RSR,RSLに比
較して十分に小さく設定されている。
【0015】ステップ118、119、121、及び1
22において算出された空燃比フィードバック補正係数
FAFは、ステップ123、124において最大値(例
えば、1.2)でガードされ、また、ステップ125、
126において最小値(例えば、0.8)でガードされ
る。これによって、何らかの要因によって空燃比フィー
ドバック補正係数FAFが異常に大きくなり又は異常に
小さくなって、空燃比がオーバーリッチ又はオーバーリ
ーンとなることは防止される。
【0016】通常、前述したリッチ側スキップ量RSR
とリーン側スキップ量RSLは等しく、また、リッチ側
積分量KIRとリーン側積分量KILは等しくされてお
り、このようなフィードバック空燃比制御によって、空
燃比フィードバック補正係数FAFは、当初、図4に実
線で示すように1.0を中心として変動し、混合気空燃
比は、所望空燃比としての理論空燃比近傍に維持され
る。経時変化等によって燃料噴射弁4の単位時間当たり
の燃料噴射量が減少すれば、空燃比フィードバック補正
係数FAFは、混合気空燃比を理論空燃比近傍に維持す
るように、1.0より大きな値を中心として変動するよ
うになる。
【0017】制御装置20による点火時期制御は、図5
に示す第2フローチャートに従って行われる。本フロー
チャートは、第1フローチャートと同じ実行間隔で繰り
返されるものである。まず、ステップ201において、
スロットル弁開度センサ25の出力に基づき現在の運転
状態が機関アイドル時であるか否かが判断される。この
判断が肯定される時にはステップ202に進み、第1フ
ローチャートのステップ101で今回においてフィード
バック空燃比制御を実行する条件が成立しているか否か
が判断される。ステップ201又は202の判断が否定
される時、すなわち、機関アイドル時でないか、又はフ
ィードバック空燃比制御を実行する条件が成立していな
かった時には、ステップ203に進み、エアフローメー
タ21、水温センサ22、及び回転センサ23により検
出される吸入空気量、冷却水温、及び機関回転数等によ
り定まる現在の機関運転状態に最適な点火時期A2がマ
ップ(図示せず)等によって決定され、これを実際の点
火時期Aとして点火が実施される。
【0018】一方、ステップ202における判断が肯定
される時、すなわち、機関アイドル時でフィードバック
空燃比制御が実施されている時にはステップ204に進
み、第1フローチャートにより算出された現在の空燃比
フィードバック補正係数FAFの変動中心AFAFが次
式によって算出される。 AFAFi =(15AFAFi-1 +FAF)/16
【0019】次に、ステップ205において、現在の空
燃比フィードバック補正係数FAFとステップ204で
算出された変動中心AFAFとの偏差Dが算出され、ス
テップ206において、この偏差Dに基づき図7に示す
マップから点火時期進角量dAが決定される。この偏差
Dが正となって大きくなるほど、混合気空燃比は所望空
燃比に対してリッチ程度が大きくなり、そのままでは回
転数が高くなる。また、偏差Dが負となって小さくなる
ほど、混合気空燃比は所望空燃比に対してリーン程度が
大きくなり、そのままでは回転数が低くなる。それによ
り、図7に示すマップにおいて、偏差Dが正の時には点
火時期進角量dAは負とされ、全体的には偏差Dが大き
いほど点火時期進角量dAは小さく設定されている。
【0020】次に、ステップ207において、機関アイ
ドル時の基準点火時期A1からステップ206で決定さ
れた点火時期進角量dAが係数k倍された値が加算さ
れ、すなわち、基準点火時期A1から点火時期進角量d
Aの係数kによる補正値だけ進角され、これを実際の点
火時期Aとして点火が実施される。もちろん、点火時期
進角量dAが負の時には、基準点火時期A1から遅角さ
れることになる。係数kは、当初1に設定されているも
のであり、詳しくは後述する。
【0021】次に、ステップ208において、回転セン
サ23により前回検出された機関回転数NがNEとして
記憶され、ステップ209において、回転センサ23に
より今回の点火時期制御後の機関回転数Nが検出され
る。次に、ステップ210に進み、第1フローチャート
のステップ116で今回において空燃比フラグF1の符
号が反転していたか否かが判断される。この判断が否定
される時はそのまま終了する。一方、ステップ210の
判断が肯定される時、すなわち、遅延処理後の空燃比が
反転していた時には、ステップ210に進み、第1フロ
ーチャートのステップ211と同様に空燃比フラグF1
の今回の値により、リッチからリーンへの反転か、リー
ンからリッチへの反転かが判断される。
【0022】リーンからリッチへの反転であれば、ステ
ップ212に進み前回の機関回転数NEをNAとして記
憶し、リッチからリーンへの反転であれば、ステップ2
13に進み前回の機関回転数NEをNBとして記憶す
る。NAは、空燃比フィードバック補正係数FAFをリ
ーン側スキップ量RSLだけスキップ的に大きく減少さ
せる直前、すなわち、最近の空燃比フィードバック補正
係数FAFの最大ピーク値(図4の時期A)における現
在の点火時期制御後の機関回転数を示し、NBは、空燃
比フィードバック補正係数FAFをリッチ側スキップ量
RSRだけスキップ的に大きく増加させる直前、すなわ
ち、最近の空燃比フィードバック補正係数FAFの最小
ピーク値(図4の時期B)における現在の点火時期制御
後の機関回転数を示している。
【0023】こうして、ステップ212においてNAが
設定されるか、又はステップ213においてNBが設定
されると、ステップ214に進み、NAとNBとの偏差
が10rpm以上であるか否かが判断される。この判断
が肯定される時には、現在のアイドル運転状態において
は、混合気空燃比がリッチの時の点火時期の遅角及び混
合気空燃比がリーンの時の点火時期の進角が不十分であ
るとして、ステップ215において前述の係数kは0.
1だけ増加される。
【0024】一方、ステップ214における判断が否定
される時には、ステップ216に進み、NBとNAとの
偏差が10rpm以上であるか否かが判断される。この
判断が肯定される時、すなわち、点火時期の過剰な遅角
及び進角によって、最近の空燃比フィードバック補正係
数FAFの最大ピーク値における機関回転数NAより最
小ピーク値における機関回転数NBの方が逆に大幅に大
きくなっている時には、ステップ217において前述の
係数kは0.1だけ減少される。
【0025】ステップ214及び215における判断が
いずれも否定される時に、係数kを補正することなくそ
のまま終了する。また、ステップ215又は217にお
いて係数kが補正された時には、ステップ218及び2
19によって、係数kが異常に小さくならないように最
小値(例えば、0.5)でガードし、ステップ220及
び221によって、係数kが異常に大きくならないよう
に最大値(例えば、2)2でガードして終了するように
なっている。
【0026】本フローチャートによれば、機関回転数に
影響を与える空燃比の刻々の変化に対して、空燃比の変
化を示す空燃比フィードバック補正係数とその変動中心
との偏差に基づき点火時期を遅れなく遅角及び進角さ
せ、アイドル運転状態における補機負荷変化等に対して
は、この遅角量及び進角量を実際の回転変動に基づき一
時遅れとはなるが補正するようになっているために、機
関アイドル時の機関回転数を十分に安定化させることが
できる。
【0027】本フローチャートでは、簡単化して理解を
容易にするために、点火時期の進角量及び遅角量に関す
る係数kを同一としたが、進角量及び遅角量に関する係
数を別とすれば、機関アイドル時の空燃比フィードバッ
ク補正係数の最近の最大及び最小ピーク値における回転
数と回転変動中心との偏差等を利用して、実際の回転変
動の傾向が点火時期の進角又は遅角の一方だけが不十分
又は過剰であることが検出された場合には、一方の係数
だけを補正することが可能である。
【0028】図2及び3は、三元触媒コンバータの上流
側に配置された酸素センサの出力に基づく空燃比制御の
ためのフローチャートであるが、一般的に行われている
ように、三元触媒コンバータの下流側にも酸素センサを
配置して、その出力に基づいて、比較電圧、リッチ及び
リーン遅延時間、リッチ側及びリーン側スキップ量、又
はリッチ側及びリーン側積分量を変更し、上流側酸素セ
ンサの出力ずれを補正するようにしても良い。
【0029】
【発明の効果】このように本発明による内燃機関の点火
時期制御装置によれば、機関アイドル時において、混合
気空燃比を所望空燃比近傍にフィードバック制御するた
めに機関運転状態に基づく基本燃料噴射量を補正する現
在の空燃比フィードバック補正係数と現在の空燃比フィ
ードバック補正係数の変動中心との偏差に応じて点火時
期の補正量を算出し、機関アイドル時における機関回転
数の変動に応じてこの補正量を変更するようになってい
るために、フィードバック空燃比制御が実施される内燃
機関において、刻々変化する空燃比のリッチ又はリーン
程度に対して遅れなく点火時期が補正されると共に、現
在において機関に作用する補機負荷の変化等に対しても
実際の回転変動に基づき点火時期の補正が実施されるこ
とになり、アイドル回転を十分に安定化させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による点火時期制御装置が取り付けられ
た内燃機関の概略図である。
【図2】空燃比制御のための第1フローチャートの一部
である。
【図3】第1フローチャートの残りの部分である。
【図4】第1フローチャートにより算出される空燃比フ
ィードバック補正係数の変化を示すタイムチャートであ
る。
【図5】点火時期制御のための第2フローチャートの一
部である。
【図6】第2フローチャートの残りの部分である。
【図7】第2フローチャートに使用される点火時期進角
量を決定するマップである。
【符号の説明】
1…機関本体 4…燃料噴射弁 7…点火プラグ 20…制御装置 21…エアフローメータ 22…水温センサ 23…回転センサ 24…酸素センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機関アイドル時において、混合気空燃比
    を所望空燃比近傍にフィードバック制御するために機関
    運転状態に基づく基本燃料噴射量を補正する現在の空燃
    比フィードバック補正係数と前記現在の空燃比フィード
    バック補正係数の変動中心との偏差に応じて点火時期の
    補正量を算出する補正量算出手段と、機関アイドル時に
    おける機関回転数の変動に応じて前記補正量を変更する
    補正量変更手段、とを具備することを特徴とする内燃機
    関の点火時期制御装置。
JP8288107A 1996-10-30 1996-10-30 内燃機関の点火時期制御装置 Pending JPH10131837A (ja)

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