JP4858493B2 - 排気浄化触媒の劣化判定装置 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、排気通路に排気浄化触媒が設けられるとともに吸気バルブのリフト量の可変制御とスロットルバルブの開度制御との協働制御を通じて吸気量が調節される多気筒内燃機関に適用され、混合気の空燃比を強制変更した後における前記排気浄化触媒より排気流れ方向下流側の排気の酸素濃度に基づいて同排気浄化触媒の酸素吸蔵容量を算出し、該算出した酸素吸蔵容量に基づいて前記排気浄化触媒の劣化判定を行う劣化判定装置において、前記酸素吸蔵容量の算出に際して、前記内燃機関の吸気通路と燃焼室との連通部分の通路面積についての気筒間におけるばらつきに起因する前記混合気の空燃比についての気筒間におけるばらつきが生じなくなる所定量まで前記吸気バルブのリフト量を強制的に増大させる強制増大手段を備えることをその要旨とする。
図1に、本実施の形態にかかる劣化判定装置が適用される内燃機関およびその周辺機器の概略構成を示す。
同図3に示すように、時刻t11において、酸素センサ38の出力信号がリーンを示す値であるときにアクティブ制御の実行が開始されると、このとき目標空燃比TAFが理論空燃比よりリッチ側の比率に強制変更される。これにより、以後において燃料噴射量が増量されて混合気の空燃比がリッチになる。
「今回の酸素吸蔵量C」=「前回の酸素吸蔵量C」
+0.23×ΔA/F×「燃料噴射量Q」 …(1)
なお、上記関係式(1)における「今回の酸素吸蔵量C」は今回の実行周期において算出される最新の酸素吸蔵量Cであり、「前回の酸素吸蔵量C」は、本処理の前回の実行周期において算出された酸素吸蔵量Cである。また、「0.23」は空気中に含まれる酸素の割合であり、「ΔA/F」は空燃比センサ37によって検出された空燃比から理論空燃比を減じた値である。さらに、「燃料噴射量Q」は燃料噴射制御において設定される値であり、本処理の実行時に内燃機関10に供給された燃料量である。また、上記関係式(1)において、「ΔA/F×燃料噴射量Q」によって得られる値は本処理の実行周期の間に排気浄化触媒17に流入した未燃焼の空気量に相当する値であり、これに「0.23」を乗じた値は未燃焼の酸素量に相当する値である。そして、この未燃焼の酸素が排気浄化触媒17に吸蔵される。したがって、上記関係式(1)によって、今回の実行周期における最新の酸素吸蔵量Cが算出されるようになる。
(条件イ)混合気の空燃比が理論空燃比を含む所定の範囲内であること。具体的には、空燃比センサ37の出力信号が所定の範囲Ra内であること。
(条件ロ)排気浄化触媒17の温度が所定の範囲内であること。具体的には、内燃機関10の運転状態に応じて算出される排気浄化触媒17の推定温度が所定の温度範囲Ta内であること。
先ず、強制増大処理は内燃機関10の運転状態が安定した状況のもとで実行されるために、その実行開始における吸気バルブ21のリフト量VLやスロットル開度TAの変化に伴って振動やショックが発生してしまうと、これがドライバビリティを低下させる懸念がある。
(条件ハ)混合気の空燃比が理論空燃比を含む所定の範囲内であること。具体的には、空燃比センサ37の出力信号が所定の範囲Rb内であること。
(条件ニ)排気浄化触媒17の温度が所定の範囲内であること。具体的には、内燃機関10の運転状態に応じて算出される排気浄化触媒17の推定温度が所定の温度範囲Tb内であること。
ここでは先ず、排気浄化触媒17の劣化判定が正常に完了する場合について説明する。
図7に、そうした場合における実行許可処理の実行態様の一例を示す。
図8に、そうした場合における実行許可処理の実行態様の一例を示す。
(1)排気浄化触媒17の酸素吸蔵容量の算出に際して、内燃機関10の吸気通路11と燃焼室14との連通部分の通路面積についての気筒間におけるばらつきに起因する混合気の空燃比についての気筒間におけるばらつきが生じなくなる所定量VLcまで、吸気バルブ21のリフト量VLを強制的に増大させるようにした。そのため、排気浄化触媒17の上流側における排気の酸素濃度の不要な変動を回避することができ、同排気浄化触媒17の酸素吸蔵の態様や酸素放出の態様の不要な変化を回避することができる。したがって、酸素吸蔵容量を精度良く算出し、同酸素吸蔵容量をもとに排気浄化触媒の劣化を精度良く判定することができる。
・実行条件Aおよび実行条件Bは、酸素吸蔵容量として適正な値を算出可能な状況であることを判断することのできる条件であれば、任意に変更可能である。また、強制増大処理の実行時の実行条件(上記実施の形態における実行条件B)と同強制増大処理の非実行時の実行条件(同実行条件A)とを同一の条件としてもよい。
・強制増大処理の実行が停止されたタイミングで空燃比センサ37の異常判定の実行禁止を解除するようにしてもよい。
・強制増大処理の実行開始直後におけるスロットル開度TAの変化速度とリフト量VLの変化速度との関係を切り替えるための所定値として、機関回転速度NEおよび機関負荷に基づいて算出される値を用いることに代えて、内燃機関10の運転状態の変化によることなく定められる一定の値を用いるようにしてもよい。また、上記関係を切り替えるタイミングを、スロットル下流圧力PMに基づき設定することに限らず、強制増大処理の実行開始後の経過時間などに基づき設定するようにしてもよい。
・強制増大処理の実行時においてリフト量VLの増大速度を二段階で切り替えることに限らず、三段階以上の多段階で切り替えるようにしてもよい。また、時間の経過とともに徐々に大きい値になる係数を設定するとともに同係数を目標リフト量に乗じることによってリフト量VLを徐々に大きくすること等も可能である。要は、リフト量VLの増大速度が徐々に大きくなるのであれば、その増大速度の変更態様は任意に変更することができる。
Claims (9)
- 排気通路に排気浄化触媒が設けられるとともに吸気バルブのリフト量の可変制御とスロットルバルブの開度制御との協働制御を通じて吸気量が調節される多気筒内燃機関に適用され、混合気の空燃比を強制変更した後における前記排気浄化触媒より排気流れ方向下流側の排気の酸素濃度に基づいて同排気浄化触媒の酸素吸蔵容量を算出し、該算出した酸素吸蔵容量に基づいて前記排気浄化触媒の劣化判定を行う劣化判定装置において、
前記酸素吸蔵容量の算出に際して、前記内燃機関の吸気通路と燃焼室との連通部分の通路面積についての気筒間におけるばらつきに起因する前記混合気の空燃比についての気筒間におけるばらつきが生じなくなる所定量まで前記吸気バルブのリフト量を強制的に増大させる強制増大手段を備える
ことを特徴とする排気浄化触媒の劣化判定装置。 - 前記リフト量が前記所定量になってから前記混合気の空燃比の強制変更を開始するまでの間に遅延期間を設定する設定手段を更に備える
請求項1に記載の排気浄化触媒の劣化判定装置。 - 請求項1または2に記載の排気浄化触媒の劣化判定装置において、
前記内燃機関が安定した運転状態であるとの実行条件が成立していることを条件に前記強制増大手段による前記リフト量の強制増大を実行するものである
ことを特徴とする排気浄化触媒の劣化判定装置。 - 請求項3に記載の排気浄化触媒の劣化判定装置において、
前記リフト量の強制増大が開始されてから同リフト量が前記所定量になるまでの期間において前記実行条件の成立要件を緩和するものである
ことを特徴とする排気浄化触媒の劣化判定装置。 - 請求項3または4に記載の排気浄化触媒の劣化判定装置において、
前記実行条件は前記排気浄化触媒の推定温度が所定の温度範囲内にあるとの条件を含み、
前記推定温度の推定態様は、前記強制増大手段による前記リフト量の強制増大の実行時と非実行時とで異なる
ことを特徴とする排気浄化触媒の劣化判定装置。 - 請求項3〜5のいずれか一項に記載の排気浄化触媒の劣化判定装置において、
前記強制増大手段は、前記リフト量を増大させる際に同リフト量の増大速度をその変更初期において小さくする
ことを特徴とする排気浄化触媒の劣化判定装置。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載の排気浄化触媒の劣化判定装置において、
前記強制増大手段は、前記リフト量の増大速度を前記内燃機関の吸気通路における前記スロットルバルブより吸気流れ方向下流側の圧力に基づき設定する
ことを特徴とする排気浄化触媒の劣化判定装置。 - 請求項1〜7のいずれか一項に記載の排気浄化触媒の劣化判定装置において、
前記内燃機関は、その排気通路に排気の酸素濃度を検出するための酸素濃度センサが設けられてなり、前記空燃比を強制変更したときにおける前記酸素濃度センサの出力信号の推移に基づいて同センサの異常を判定する異常判定が実行されてなり、
前記劣化判定装置は、前記強制増大手段による前記リフト量の強制増大の実行時において前記異常判定の実行を禁止する禁止手段を更に備える
ことを特徴とする排気浄化触媒の劣化判定装置。 - 請求項8に記載の排気浄化触媒の劣化判定装置において、
前記禁止手段は、前記強制増大手段による前記リフト量の強制増大が停止されてから前記異常判定の実行禁止を解除するまでの間に遅延期間を設定する
ことを特徴とする排気浄化触媒の劣化判定装置。
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