JP4453260B2 - 作業車両 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、作業車両に関する。特に、農業用トラクタ等の作業車両の走行制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両の左右クローラ式走行装置に、クラッチ圧を増加するに従い、出力回転を正転から逆転へ連続的に出力させる正逆転切替装置を備え、前記車両の前後進操作に応じて前記左右の正逆転切替装置の出力を同時に正逆切り替えて車両を前後進させるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−249065号公報(段落〔0019〕)
【特許文献2】
特開2002−349648号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記作業車両のように、正逆転切替装置の初期出力状態を正転に設定していると、車両を停止した状態から後進したい場合、油圧の作動遅れにより走行装置が一瞬前進側に駆動された後、後進するという恐れが有り、安全性、操作性に課題が有った。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこでこの発明は、前記課題に鑑みて作業車両の走行制御装置を以下のように構成した。即ち、請求項1の発明では、車両の左右各走行装置(12,12)に、左右の油圧クラッチ(37,37)のクラッチ圧を増加するに従い、出力回転を正転から逆転へ連続的に出力させる左右の正逆転切替装置(4,4)を備え、前記車両の前後進操作に応じて前記左右各正逆転切替装置(4,4)の出力を同時に正逆回転させて車両を前後進させる作業車両において、
前記車両の前後進操作具に前後進操作を検出する前後進検出センサ(45)を備え、
前記車両の走行系動力伝達経路に車速を検出する車速センサ(46)を備え、
エンジンキースイッチの入りと共に前記前後進操作具の操作位置を判定し、前進位置であれば左右のバネ圧クラッチ(39,39)の作用で前進可能となり、ハンドル切れ角に応じて旋回内側の油圧クラッチ(37)のクラッチ圧を制御し、旋回内側の走行装置(12)を連続的に前進状態から中立域を通過して逆回転可能な後進状態に変更可能に構成し、
前記前後進検出センサ(45)により前後進操作具の後進操作を検出し、且つ前記車速センサ(46)による車速検出値が0では前記左右の油圧クラッチ(37,37)のクラッチ圧を迅速に全圧近傍まで昇圧して車両を後進状態に設定する構成とし、前記前後進検出センサ(45)により前後進操作具の後進操作を検出し、且つ前記車速センサ(46)による車速検出値が0以外では、左右の油圧クラッチ(37,37)のクラッチ圧を油圧制御ライン(a)に沿って徐々に昇圧して車両を後進状態に移行し、この後進状態から車両を停止状態又は前進走行状態にするときは、前記油圧制御ライン(a)に沿って左右の油圧クラッチ(37,37)のクラッチ圧を下降する構成とし、
さらに、前後進操作具を後進側に操作したにもかかわらず車速センサ(46)の検出値が前進方向の回転を検出したときは、警報器(51)を作動させる制御手段(C)を備えたことを特徴とする作業車両とした。
(請求項1の作用)
以上のように構成した請求項1の発明では、エンジンキースイッチの入りと同時に前後進操作具の操作位置を判定し、前進位置であればハンドル切れ角に応じてクラッチ圧を制御して旋回内側の走行装置(12)を連続的に前進状態から中立域を通過して逆回転可能な後進状態に変更する。
前後進検出センサ(45)により後進操作を検出し、且つ前記車速センサ(46)による車速検出値が0では左右の油圧クラッチ(37,37)のクラッチ圧を迅速に昇圧して車両を後進状態に設定する。一方、前記前後進検出センサ(45)により後進操作を検出し、且つ前記車速センサ(46)による車速検出値が0以外では、左右の油圧クラッチ(37,37)のクラッチ圧を油圧制御ライン(a)に沿って徐々に昇圧して車両を後進状態に移行する。この後進状態から車両を停止状態又は前進走行状態にするときは、油圧制御ライン(a)に沿って左右の油圧クラッチ(37,37)のクラッチ圧を下げる。
【0006】
また、前後進操作具を後進側に操作したにもかかわらず車速センサ(46)の検出値が前進方向の回転を検出したときは、警報器(51)を作動する。
【0007】
【発明の効果】
これにより、請求項1の発明では、作業車両の停車状態から後進への発進時に後進操作を選択したときには、前記左右の正逆転切替装置(4,4)は直ちに後進出力を行うため前記のような前進駆動が行なわれることがない。特に、低温時のエンジン始動直後等では、左右の油圧クラッチ(37,37)の油圧の立ち上がりが遅れてしまい、前後進操作具を後進位置に操作したつもりでも、油圧クラッチ(37,37)の接続が遅れてしまうことで左右のバネ圧クラッチ(39,39)の入り状態が維持されていまい、この結果、車体が一瞬前進走行してしまうことがあるが、このような不意をつかれて納屋などでの狭い場所での衝突等を防止できるようになる。
また走行中の後進操作では、目標昇圧カーブである油圧制御ライン(a)に沿って昇圧し、再び後進から車両の停止や前進に移行する場合も油圧制御ライン(a)に沿って減圧することで、次第に減速し後進又は前進走行になるので、車両の安全性、操作性を損なうことが無い。
また、前後進操作具を後進側に操作したにもかかわらず車速センサ(46)の検出値が前進方向の回転を検出したときは、警報器(51)を作動する構成としているので、運転者はクラッチペダルを踏んで主クラッチを切ることで、前進するのを防止できるようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明をクローラ型トラクタに搭載した場合について説明する。
トラクタは、図2と図3に示すように、運転席5やステアリングハンドル6を有して乗用形態としている。前側にはエンジン7を搭載し、ボンネット8で覆っている。ミッションケース9の後端下部には左右両側部にアクスルハウジング10を有し、この内部に走行軸2を軸装して、外側端のスプロケット11によってクローラ12を駆動する構成としている。クローラ12を掛け渡すクローラフレーム13は、前記アクスルハウジング10と車体前部との間に連結支持させている。図2中の符号14はフロア、15はクラッチペタル、16はブレーキペタル、17は前後進レバー、18は安全フレームである。この車体後端には、リフトアーム19によって昇降されるロータリ耕耘装置21等の各種作業機が連結されて、PTO軸22により伝動される。
【0009】
また前記クラッチペダル15の回動基部には、この踏み込み操作を検出するクラッチペダルスイッチ48を設け、走行系動力伝達経路の中立状態を検出する構成となっている。
また前記ミッションケース9内の走行系動力伝達経路は、エンジン7側の入力軸23から、主クラッチ3、減速ギヤ24、四段変速の主変速装置25、二段変速の副変速装置26、ブレーキ27を有したブレーキ軸28、走行軸2、正逆転切替装置4、スプロケット11と順に構成されている。またPTO系動力伝達経路は、主クラッチ3から伝動されるカウンタ軸29、PTO変速装置30を介して前記PTO軸22と順に構成されている。また、前記アクスルハウジング10内には、前記走行軸2の両端部に、同軸芯上に沿う中軸31と、端軸32が配置軸装されて、この端軸32の外端にスプロケット11が固定されて、クローラ12を駆動できる。また前記走行軸2の回転を逆転で出力する逆転クラッチ1は、この走行軸2の左右両端部に設けられる。この逆転クラッチ1を介して連動される二段形態の遊星ギヤ機構33、34がこれら走行軸2の端部と中軸31との間に渡って設けられ、この中軸31を正転と逆転とに切替えて伝動回転する構成としている。端軸32上には減速用の遊星ギヤ機構35が設けられる。
【0010】
また、前記逆転クラッチ1の構成は、図4に示すように、油圧ピストン36の油圧給排によって作動される湿式多板形態の油圧クラッチ37と、バネ38の圧力で入りにされるバネ圧クラッチ39が、カップリング40の仕切壁41の両側部に設けられて、この油圧クラッチ37とバネ圧クラッチ39は入り切りを相互に反対方向に作動するように構成される。そして、油圧ピストン36の油圧によって、油圧クラッチ37切りでは、バネ圧クラッチ39を入りとして、この走行軸2端の遊星ギヤ機構33のサンギヤ42とキャリヤ43と一体回転させて正転伝動状態とし、又、この油圧クラッチ37入りでは、バネクラッチ39を切りとして、サンギヤ42は走行軸2と一体回転させるが、カップリング40の回転を固定してキャリヤ43を固定して逆転伝動状態とする。
【0011】
このようにして、走行軸2と一体にサンギヤ42とキャリア43を回転させると、二段目の遊星ギヤ機構34が固定されて中軸31を一体回転させ、最終の遊星ギヤ機構35を介して端軸32を減速伝動する。又、走行軸2と一体のサンギヤ42の回転に対してキャリヤ43を固定すると、二段遊星ギヤ機構37,39を介して中軸31を逆回転に減速伝動し、更に最終の遊星ギヤ機構35を介して端軸32を減速伝動する。
【0012】
従って、バネ圧クラッチ39入りによって端軸32を高速伝動比に前進回転させるのに対して、油圧クラッチ37入りによって低速伝動比(例えば1:0.7)に後進回転させることができる。
前記逆転クラッチ1の昇圧制御を処理するコントローラCは、図5に示すように、この入力側に、前記前後進レバー17で操作される前後進スイッチ45、左右の中軸31の回転を検出することで車速を検出する回転センサ46L,46R、左右の油圧ピストン36,36内の油圧力を検出する圧力センサ47L,47R、主クラッチ3の入り切りを検出するクラッチペダルスイッチ48、スピンターンの入切スイッチ49等を有し、出力側には、左右のピストン36の押圧力(クラッチ圧)を立てるための油圧回路の電磁比例弁50L,50Rを設けている。
【0013】
これにより車両を前後進するときには、前後進スイッチ45のON/OFF操作に応じて左右の電磁比例弁50L,50Rに同時に出力が為されて、左右の各ピストン36に同油圧力を立てて、予めコントローラCに設定している昇圧目標カーブ(図1)に沿ってクラッチを昇圧制御する。
【0014】
そして左右逆転クラッチ1は、初期状態においては油圧力が0kg/cm2であるので、前記油圧クラッチ37は切り位置にあってバネ圧クラッチ39が入り位置にあるから、車両は前進状態Fにある。このクラッチ圧を上昇させると油圧クラッチ37が押圧されるが入りにはならず、尚切り位置を維持し、且つ、これによってバネ圧クラッチ39側がバネ38に抗して作動されて切り位置となり、走行軸2が駆動されていても中軸31は非出力状態、即ち中立位置Nとなる。
【0015】
更に、このクラッチ圧を所定圧(全圧近傍)に上昇させると油圧クラッチ37が入り位置になり、バネ圧クラッチ39がバネ38に抗して作動されて切り位置になって、回転出力が逆転し、車両は後進状態Rに切替えられる。
このような逆転クラッチ1のクラッチ圧制御の操作は、前記前後進レバー17の操作をコントローラCが読み取って、電子的に電磁比例弁50が出力されることによって行われる。油圧力は、図1に示すように、零(例えば0kg/cm2)から全圧B(例えば26kg/cm2)域に昇降操作される。この油圧の零域を前進位置Fとし、全圧域を後進位置Rとし、これらの中間域に中立位置Nを設定する。ここで、一定のクラッチ予圧Cを立てる形態とする場合は、このクラッチ予圧Cでは直接油圧クラッチ37を入りにさせないが、しかしバネ圧クラッチ39も入りにさせない状態(中立位置N)を維持させる形態では、クラッチ予圧Cを中立位置N域内に設定する。又、バネ圧クラッチ39を入りにさせた状態とする形態では、クラッチ予圧Cを前進位置F零域内に設定する。
【0016】
尚、前記油圧制御ラインaは、クラッチ圧を下降するとき図1のラインと略前後対称形態として設定される。また図1中の(C)のグラフは、前記ステアリングハンドル6の回転操作に応じて旋回内だけの逆転クラッチ1を制御する場合のクラッチ目標カーブを示す。
【0017】
ここで、この発明のような逆転クラッチ1を用いた前後進操作では、前後進レバー17の操作でクラッチ圧を油圧制御によって零から全圧まで上昇させるため、車両停止中や、低温時の始動直後等では、この全圧を立てるために、遅いときは1〜2秒間程度にわたる長時間を要することがある。このようなとき油圧の立上りが遅れると後進位置操作のつもりでも、油圧クラッチ37の入りが遅れてバネ圧クラッチ39の入りが維持されて、一瞬車体が前進位置に走行され易くなる。納屋内のような狭い場所でこのようなことが起きると不意をつかれて危険であり、衝突、損傷事故等を生じ易く、操作性が悪くなる。
【0018】
しかしながら、前記のように回転センサ46Lまたは56Rに車速が零と判別されたり、主クラッチセンサ48により主クラッチ3が切りの判別がされ、且つ後進操作を検出したときは、油圧制御ラインaを経ないで、図1の(B)の作用を示すグラフのように、直ちに所定圧まで圧力上昇するものである。これによって一瞬の前進をなくすことができる。又、このような車速の零の時や、主クラッチ3の切りの時、即ち車両が停止している場合は、クラッチ圧の急激な変化によって油圧制御ラインaを無視した出力を行わせても、これによる車体へのショックは少ないものである。
【0019】
詳しくは、図6に示すように、エンジンキースイッチのONと共に、各種センサや設定器の状態がコントローラCにより読み取られる。そして、前記前後進レバー17の操作位置を判定し、これが前進位置であれば、通常通り図1の(C)に示すハンドル切れ角に応じてクラッチ圧を制御し、車両を操向する。また後進位置であれば、車両が停止(車速が零またはクラッチペダル踏込中)しているかどうかを判定し、停止している状態であれば、油圧制御ラインaを無視して、即時にクラッチ圧を所定圧にまで上昇させて、後進位置Rにする。また走行中であれば、目標昇圧カーブaに沿って徐々にクラッチを昇圧し車両を後進状態に移行する。これにより円滑な減速と、逆方向への加速を行わせることができる。
【0020】
また、後進位置Rへの制御において、クラッチ圧が所定圧Bに達しない間に、回転センサ46が回転を検出しないときや、この回転が操作方向とは逆方向の回転を検出したときは、後進位置への操作時に車体が前進する恐れがあるため、警報器51を作動させる。これにより、運転者はこの警報によってクラッチペタル15を踏んで主クラッチ3を切ることができる。
【0021】
尚、前記走行制御装置の別形態としては、走行系の伝達経路が中立状態かどうかを検出する手段として、変速レバーの操作を検出し、これが中立位置に設定されているかどうか、或いは変速装置のシフターが中立位置に操作されているかどうかを検出する構成としても良い。
【0022】
また前記停止状態から後進を迅速に行うには、前記クラッチのピストンに予圧Cを立てることによって、油圧制御の時間を更に短縮して前記後進時の一瞬の前進を無くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】昇圧制御の目標圧力を示すグラフ。
【図2】トラクタの側面図。
【図3】トラクタの伝動機構線図。
【図4】逆転クラッチ部の断面図。
【図5】コントローラの接続状態を示すブロック図。
【図6】制御フローチャート。
【符号の説明】
a 油圧制御ライン
C 制御手段
1 逆転クラッチ
2 走行軸
3 主クラッチ
正逆転切替装置
12 走行装置
33 遊星ギヤ機構
34 遊星ギヤ機構
36 油圧シリンダ
37 油圧クラッチ
39 バネ圧クラッチ
45 前後進検出センサ
46 車速センサ

Claims (1)

  1. 車両の左右各走行装置(12,12)に、左右の油圧クラッチ(37,37)のクラッチ圧を増加するに従い、出力回転を正転から逆転へ連続的に出力させる左右の正逆転切替装置(4,4)を備え、前記車両の前後進操作に応じて前記左右各正逆転切替装置(4,4)の出力を同時に正逆回転させて車両を前後進させる作業車両において、
    前記車両の前後進操作具に前後進操作を検出する前後進検出センサ(45)を備え、
    前記車両の走行系動力伝達経路に車速を検出する車速センサ(46)を備え、
    エンジンキースイッチの入りと共に前記前後進操作具の操作位置を判定し、前進位置であれば左右のバネ圧クラッチ(39,39)の作用で前進可能となり、ハンドル切れ角に応じて旋回内側の油圧クラッチ(37)のクラッチ圧を制御し、旋回内側の走行装置(12)を連続的に前進状態から中立域を通過して逆回転可能な後進状態に変更可能に構成し、
    前記前後進検出センサ(45)により前後進操作具の後進操作を検出し、且つ前記車速センサ(46)による車速検出値が0では前記左右の油圧クラッチ(37,37)のクラッチ圧を迅速に全圧近傍まで昇圧して車両を後進状態に設定する構成とし、前記前後進検出センサ(45)により前後進操作具の後進操作を検出し、且つ前記車速センサ(46)による車速検出値が0以外では、左右の油圧クラッチ(37,37)のクラッチ圧を油圧制御ライン(a)に沿って徐々に昇圧して車両を後進状態に移行し、この後進状態から車両を停止状態又は前進走行状態にするときは、前記油圧制御ライン(a)に沿って左右の油圧クラッチ(37,37)のクラッチ圧を下降する構成とし、
    さらに、前後進操作具を後進側に操作したにもかかわらず車速センサ(46)の検出値が前進方向の回転を検出したときは、警報器(51)を作動させる制御手段(C)を備えたことを特徴とする作業車両。
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