JP4451615B2 - 真空ポンプシステムとその制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンクロージャからガスを汲み出すための真空ポンプシステムと、その制御方法とに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
真空ポンプシステムは、半導体処理用アセンブリのロード・ロック室、即ち移送室などのエンクロージャから、ガスを汲み出するために使用されることがある。このシステムは、かかるエンクロージャの出口に接続可能な入り口(吸気口)と、ガスを(通常は大気に)排気するための出口(排気口)とを有する真空ポンプ装置を含めることができる。
【0003】
例えば、半導体ウェーハの処理は、真空に近い低気圧(簡単のため、以降は真空と称する)で行われる。大気圧下にあるウェーハを真空の処理室に移送するのは、中間室、即ち大気圧から真空まで調節可能なロード・ロック室を用いることによって行われる。ロード・ロック室が大気圧になると、未処理の半導体ウェーハはロード・ロック室中に置かれ、処理済みの半導体ウェーハは、そこから移される。ロード・ロック室が排気されて真空になると、ウェーハは、ロード・ロック室と処理室との間で移送することができる。
【0004】
ロード・ロック室を大気圧から真空まで迅速に減圧できて半導体処理装置の効率を増加させることが望ましい。ロード・ロック室が排気されて真空になってしまうと、真空ポンプ装置からの大きな流量は、ほとんどあるいは全くなくなり、真空ポンプ装置は、入り口及び出口の圧力を保持している、即ち装置の下流で出口の圧力(の上昇)を抑制している。真空ポンプ装置がこの状態で動作している場合、「極限(最大)」で動作していると呼ばれる。
【0005】
「極限」で動作している真空ポンプ装置の所要電力を減らすことが望ましい。真空ポンプ装置によってなされる仕事量は、入り口の圧力から出口の圧力に至る圧力変化に比例する。ここで、もし入り口の圧力を真空に維持できれば、出口の圧力を減らして装置の所要電力を減らすことができる。さらに、真空ポンプシステム内のガスが少なければ、それだけシステムの消費電力も少なくなる。
【0006】
既知の構成では、真空ポンプ装置の出口(排気口)における圧力を減らすために、二次的なポンプ装置の入り口(吸気口)が、極限の状態で動作しているときの装置の出口に接続可能となっていて、これが、次には、真空ポンプ装置の所要電力を減らす。かかる構成は、多くの点で望ましくない。二次的なポンプの電力が更に必要となるし、そのメンテナンスも必要となる。更には、その二次的なポンプの付加的な設置面積を提供することの問題がある。
【0007】
【問題を解決するための手段及び発明の概要】
本発明の目的は、真空ポンプ装置の所要電力を減らすための改良された解法を提供することである。
【0008】
本発明は、エンクロージャからガスを汲み出すための真空ポンプシステムを提供する。このシステムは、かかるエンクロージャの出口に接続可能な吸気口とガスを排気するための排気口とを有し、該排気口から外気へのガスの流れを許容し一方で外気から該排気口へのガスの流入を防ぐ排気バルブ手段に接続する真空ポンプ装置、及び前記真空ポンプ装置の吸気口と排気口とに選択的に接続可能なチャンバから成り、システムの第一の状態で、前記チャンバは前記真空ポンプ装置の吸気口に接続され、前記真空ポンプ装置によってガスが前記チャンバから前記吸気口に汲み出されて前記チャンバは所定圧力まで排気され、システムの第二の状態で、前記第一の状態で所定圧力まで排気された前記チャンバは前記真空ポンプ装置の排気口に接続され、ガスが前記排気口から前記チャンバに排出されて前記排気口における圧力を減らすことによって、前記真空ポンプ装置が吸気口と排気口との間の減圧された圧力の差で動作し、前記エンクロージャが真空に排気された後の動作におけるシステムの所要電力を減らすことができる。
【0009】
本発明は、また、エンクロージャからガスを汲み出すための真空ポンプシステムを制御する方法を提供するものであり、このシステムは、かかるエンクロージャの出口に接続可能な吸気口とガスを排気するための排気口とを有し、該排気口から外気へのガスの流れを許容し一方で外気から該排気口へのガスの流入を防ぐ排気バルブ手段に接続される真空ポンプ装置、及び前記真空ポンプ装置の吸気口と排気口に選択的に接続可能であるチャンバから成り、
当該方法は、前記チャンバを前記真空ポンプ装置の吸気口に接続し、前記真空ポンプ装置を使用してガスを前記チャンバから前記吸気口に汲み出して前記チャンバを所定圧力まで排気する第一のステップと、前記第一のステップで所定圧力まで排気された前記チャンバを前記真空ポンプ装置の排気口に接続し、ガスを前記排気口から前記チャンバに排出して前記排気口における圧力を減らす第二のステップとからなることによって、前記真空ポンプ装置が吸気口と排気口との間の減圧された圧力の差で動作し、前記エンクロージャが真空に排気された後の動作におけるシステムの所要電力を減らすことができる。
【0010】
本発明の他の態様は、添付のクレームに画定されている。
【0011】
本発明をよく理解できるように、3つの実施形態(これは単に例として与えられたものである)を、添付の図面を参照して説明する。
【0012】
【発明の実施の態様】
図1を参照するに、エンクロージャ12からガスを汲み出すための真空ポンプシステム10が示されており、このシステムは、かかるエンクロージャの出口18に接続可能な入り口(吸気口)16とガスを排気するための出口(排気口)20とを有する真空ポンプ装置14、及びチャンバ22から成り、このチャンバは、使用時に、第一の状態で、真空ポンプ装置14によって、ガスがチャンバ22からポンプの吸気口16に汲み出され、また第二の状態で、ポンプの排気口20における圧力を減らすために、ガスがポンプの排気口20からチャンバに排出できるように、ポンプの吸気口と排気口に選択的に接続可能となっている。
【0013】
チャンバ22の容積は、所定の量だけポンプの排気口20における圧力(及びシステム内部のガス)を減らすことによって、システムの極限動作時、所定量だけシステムの所要電力を減らすように選択される。
【0014】
ガスがポンプの排気口から大気に流れるのを許すが、反対方向に流れるのを阻止するために、好ましくは逆止弁である排気バルブ手段24が、排気口、即ちポンプの出口20の下流に設けられている。チャンバ22の入り口28と、ポンプの吸気口16、エンクロージャの出口18との間に、第一のバルブ手段26が設けられている。このバルブ手段26は、開いているときは、両方向にガスが流れるのを許容する。チャンバ22の出口32と、ポンプの排気口20との間に、第二のバルブ手段30が設けられている。このバルブ手段30は、開いているときは、両方向にガスが流れるのを許容する。
【0015】
使用時に、ガスは真空ポンプ装置14によってエンクロージャ12から汲み出され、エンクロージャ内の圧力が真空に減圧されるまで、バルブ手段24によって大気中に排出される。システムの第一の状態では、第一のステップが実行される。このステップは、エンクロージャの排気の行われる前または後で生ずる。バルブ手段26が開かれ、そのため、ガスが真空ポンプ装置によってチャンバ22からポンプの吸気口16に汲み出され、システムから排気バルブ24を介し放出される。チャンバ22が所定の圧力まで排気されると、バルブ手段26は閉じられチャンバ内の減少された圧力を保持する。
【0016】
システムの第二の状態では、第二のステップが実行される。真空ポンプ装置が極限で動作していて、装置の所要電力を減らすことが望まれる場合に、バルブ手段30が開けられ、ガスがポンプの排気口20からチャンバに流れるのを許容しポンプの排気口における圧力を減らす。次いで、バルブ手段30を閉じることができる。この後、真空ポンプ装置は吸気口16と排気口20との間の、減圧された圧力の差で動作することができ、それによって真空ポンプ装置の所要電力を減らす。システム内のガスの量も減ることは、理解されるであろう。
【0017】
真空ポンプ装置14は単位時間当たり所定容量を排出することができる。それ故、エンクロージャ、チャンバ等の特性によっては、エンクロージャ12が排気されている時と同時にチャンバ22を排気することが望ましくない場合がある。しかし、初期の段階では、圧力の急激な変化によって生ずる、エンクロージャ内の擾乱を減らすために、エンクロージャの排気はゆっくりと行われる。この、いわゆるソフトスタートの間は、真空ポンプのどんな余剰な容量も、チャンバ22を排気して真空ポンプシステム10の効率を高めるために利用することができる。
【0018】
第二の実施形態が図2に示されており、その構成は図1に示すものと同様であり、同じ特徴要素には同じ参照番号が与えられている。エンクロージャの通気バルブ40が示されており、これは、開けられると、エンクロージャ12内の圧力が大気圧まで上昇するのを許容する。この実施形態では、エンクロージャ12は半導体処理用アセンブリのためのロード・ロック室である。ブロー・バルブ42も設けられている。補助バルブ44は、ロード・ロック室12を真空ポンプ装置14から隔離するため、ロード・ロック室と真空ポンプ装置との間に設けられる。
【0019】
次に真空ポンプ装置を制御するためのステップを述べる。極限で動作しているとき、バルブ26,30,40,44は閉じられ、真空ポンプ装置は減らされた所要電力で動作している。このとき、ロード・ロック室12内の圧力は真空になっている。ロード・ロック室は、半導体ウェーハが処理され、これを取り出しそして未処理のウェーハを中に入れるようとするときに、バルブ40を開くことによって大気に通気される。ウェーハがロード・ロック室から取り出されそして(未処理のウェーハが)室内に置かれると、バルブ40は閉じられ、バルブ44は開かれて、その結果、ロード・ロック室は真空ポンプ装置14によって真空に排気されることが可能となる。この排気の間、システムは第一の状態におかれる。第一の状態では、バルブ26は開かれてチャンバ22が同時に排気されることを許容する。バルブ40,44は、チャンバ22とロード・ロック室12が要求されたそれぞれの圧力に達すると、閉じられる。真空ポンプ装置が極限で動作しているときは、ポンプの吸気口と排気口とが結合する危険を減らすために、バルブ26を閉じるときとバルブ30を開くときとの間に遅延を設ける。第二の状態の間、バルブ30は充分な時間開けられ、ポンプの排気口が減圧されるのを許容する。真空ポンプ装置は、汚染を防ぐためのオイル・シールを備えたギア・ボックスを含む。ポンプの排気口の排気中は、ガスがオイル・シールから漏れるには充分な時間が与えられねばならない。ポンプの排気口が減圧されると、すべてのバルブ26,30,40,44は閉じられ、真空ポンプ装置は極限で動作する。
【0020】
チャンバ22は、適切であるように配置されまた構成される。例えば、チャンバは、真空ポンプ装置を囲い込むケーシングの内側でも外側でも配置することができる。チャンバは、例えば、フォアライン(foreline)・ダクトあるいはパイプの周りに、環状(中空)のチャンバの形状で、システムの現存の一部と合体することもできる。この後者の配置では、環状のチャンバは、パイプを囲む二重のスキン(skin、外板)で構成される。内側のスキンはフォアラインの一部を形成し、他方、内側と外側との間の容積がチャンバ22を形成する。他の適当な配置も採用することができる。
【0021】
図3は、第三の実施形態を示す。この実施形態は、これまでの実施形態と、ポンプの排気口における圧力を減らすために用いられる圧力チャンバが真空ポンプシステムにおいて更なる用途を有するチャンバである点で異なる。これは、圧力チャンバをシステムに組み込むためには、更なるスペースを、ほとんどあるいは全く必要としないことを意味する。図3の実施形態では、問題のチャンバは、排気サイレンサ・チャンバ50として、付随の、あるいは主要の用途を有するが、代わりに、他のチャンバも用いることもできるであろう。
【0022】
図3では、これまでの実施形態と同様に、同じ構成要素は同じ参照番号が付けられる。
【0023】
第三の実施形態では、真空ポンプ装置14がエンクロージャ12を真空に排気しているときに、ポンプの排気口は、バルブ52、排気サイレンサ50及びバルブ54を介して排気する。バルブ54は、ガスが排気サイレンサ・チャンバから大気に流れるのを許すが、反対方向に流れるのを阻止するために、逆止弁であることが望ましい。
【0024】
真空ポンプ装置14は、排気サイレンサ・チャンバがシステムの第一の状態で排気されているときに、以下で更に詳細に説明するように、システムの変形例において、ダクト56またはダクト58を介して(ガスを)大気に排気する。
【0025】
使用時に、第一の状態では、バルブ26は、排気・サイレンサ・チャンバ50を排気しなければならないときに開かれ、そのため真空ポンプ装置14によってガスがチャンバ50からポンプの吸気口16に汲み出される。バルブ54は、チャンバ50の圧力が減らされているときにチャンバ50に大気から、ガスが流入することを制限する。もしバルブ52が3ポート・バルブであれば、第一の状態で(即ち、チャンバ50が排気されているときに)、ポンプの排気口20から流出するガスは、ダクト56を介し大気中に放出される。このガスの流れは、ガスがエンクロージャから排気されるとき、3ポート・バルブの制御によって制限される。もしバルブ52が2ポート・バルブであれば、チャンバ50からのガスは、更なるバルブ60を含むダクト58を介し排気される。バルブ60は、システムの第一の状態の間、開けられガスの流れを許容し、そしてエンクロージャ12が排気されてガスの流れをサイレンサ・チャンバ50及び逆止弁54に迂回させるときに閉じられる。
【0026】
第三の実施形態では、排気バルブと第二のバルブとは単一のバルブ52で構成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の真空ポンプシステムを概略的に示す図である。
【図2】第二の真空ポンプシステムを概略的に示す図である。
【図3】第三の真空ポンプシステムを概略的に示す図である。
Claims (11)
- エンクロージャ(12)からガスを汲み出すための真空ポンプシステム(10,36,46)であって、該真空ポンプシステムは、前記エンクロージャの出口(18)に接続可能な吸気口(16)とガスを排気するための排気口(20)とを有し、該排気口から外気へのガスの流れを許容し一方で外気から該排気口へのガスの流入を防ぐ排気バルブ手段(24)に接続する真空ポンプ装置(14)、及び前記真空ポンプ装置の吸気口と排気口とに選択的に接続可能なチャンバ(22,50)から成り、
前記真空ポンプシステムの第一の状態で、前記チャンバは前記真空ポンプ装置の吸気口に接続され、前記真空ポンプ装置によってガスが前記チャンバから前記吸気口に汲み出されて前記チャンバは所定圧力まで排気され、前記真空ポンプシステムの第二の状態で、前記第一の状態で所定圧力まで排気された前記チャンバは前記真空ポンプ装置の排気口に接続され、ガスが前記排気口から前記チャンバに排出されて前記排気口における圧力を減らすことによって、前記真空ポンプ装置が吸気口と排気口との間の減圧された圧力の差で動作し、前記エンクロージャが真空に排気された後の動作におけるシステムの所要電力を減らすことができる真空ポンプシステム。 - 前記チャンバ(22,50)は、第一のバルブ手段(26)と第二のバルブ手段(30,52)によって、それぞれ、ポンプの吸気口と排気口に選択的に接続可能であり、第一の状態での使用の間は、第一のバルブ手段が開けられており、第二の状態での使用の間は、第二のバルブ手段が開けられていることを特徴とする、請求項1に記載のシステム。
- 前記真空ポンプ装置(14)は、第二の状態での使用の間は、ガスの流入防止用の排気バルブ手段(52)を介して排気することを特徴とする、請求項1または2に記載のシステム。
- 第二のバルブ手段と排気バルブ手段とは単一のバルブ(52)で構成されることを特徴とする、請求項3に記載のシステム。
- 前記チャンバ(50)は排気サイレンサ・チャンバであることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記チャンバは環状であって、システムのダクトの一部分の周囲に形成されることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記チャンバ(22,50)の容積は、所定の量だけポンプの排気口(20)における圧力を減らすことによって、エンクロージャが真空に排気された後の真空ポンプシステムの動作において、所定量だけシステムの所要電力を減らすように選択されることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか一項に記載のシステム。
- エンクロージャ(12)からガスを汲み出すための真空ポンプシステム(22,50)を制御する方法であって、このシステムは、前記エンクロージャの出口(18)に接続可能な吸気口(16)とガスを排気するための排気口(20)とを有し、該排気口から外気へのガスの流れを許容し一方で外気から該排気口へのガスの流入を防ぐ排気バルブ手段(24)に接続される真空ポンプ装置(14)、及び前記真空ポンプ装置の吸気口と排気口に選択的に接続可能であるチャンバ(22,50)から成り、
前記方法は、前記チャンバを前記真空ポンプ装置の吸気口に接続し、前記真空ポンプ装置を使用してガスを前記チャンバから前記吸気口に汲み出して前記チャンバを所定圧力まで排気する第一のステップと、前記第一のステップで所定圧力まで排気された前記チャンバを前記真空ポンプ装置の排気口に接続し、ガスを前記排気口から前記チャンバに排出して前記排気口における圧力を減らす第二のステップとからなることによって、前記真空ポンプ装置が吸気口と排気口との間の減圧された圧力の差で動作し、前記エンクロージャが真空に排気された後の動作におけるシステムの所要電力を減らすことができる方法。 - 前記システムは、前記第一のステップの間開かれている第一のバルブ手段(26)と、第二のステップの間開かれている第二のバルブ手段(30,52)とを有することを特徴とする、請求項8に記載の方法。
- 前記第一のステップの間は、真空ポンプ装置(14)を使用して、ガスをチャンバ(22,50)から汲み出し、排気バルブ手段(52)を介し排気し、前記第二のステップの間は、前記排気バルブ手段は、その下流からのガス流がチャンバに侵入するのを防いで、ポンプの排気口におけるガスがチャンバに排気されるのを許容することを特徴とする、請求項9に記載の方法。
- 前記第一のステップは、圧力の急激な変化によって生ずるエンクロージャ内の擾乱を減らすために該エンクロージャをゆっくりと排気する初期の排気段階の間に実行されることを特徴とする、請求項10に記載の方法。
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