JP4451364B2 - 歌い出し時期に前奏を繰り返すカラオケ装置 - Google Patents
歌い出し時期に前奏を繰り返すカラオケ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4451364B2 JP4451364B2 JP2005243257A JP2005243257A JP4451364B2 JP 4451364 B2 JP4451364 B2 JP 4451364B2 JP 2005243257 A JP2005243257 A JP 2005243257A JP 2005243257 A JP2005243257 A JP 2005243257A JP 4451364 B2 JP4451364 B2 JP 4451364B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- microphone
- karaoke
- music
- singing
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
Description
(1)カラオケ演奏手段と、ワイヤレスマイク受信手段と、制御手段を備えたカラオケ装置であること
(2)カラオケ演奏手段は、制御手段の制御に従って楽曲データに基づく伴奏音楽を演奏すること
(3)楽曲データには、伴奏音楽の時系列における歌い出し時期に関連した歌い出し識別情報が付属していること
(4)ワイヤレスマイク受信手段は、カラオケ会場に配設された複数のアンテナと、各アンテナによるワイヤレスマイク無線信号の受信強度をそれぞれ検出する複数の受信レベル検出手段を含むこと
(5)制御手段は、カラオケ演奏手段に楽曲の演奏を行わせるのに伴い、歌い出し識別情報に基づく第1時間位置まで演奏進行した際、マイク確認処理を行うこと
(6)マイク確認処理は、各受信レベル検出手段により検出された各アンテナによる受信強度の比に基づいて、ワイヤレスマイクがカラオケ会場の所定ゾーン内に存在しているか否かを判断すること
(7)制御手段は、マイク確認処理にて存在していないと判断した場合、第1時間位置より曲冒頭に近い第2時間位置に戻って楽曲を演奏させること
図1は本発明の実施例におけるカラオケ装置の機能ブロック構成であり、ワイヤレスマイクを付属している。この構成において、ハードディスク装置12は、多数のカラオケ楽曲について、伴奏音楽の起源となるMIDI形式の楽曲データと、歌詞画像の生成シーケンス(歌詞文字列とその表示順番、歌詞文字の色変わりタイミングなど)を記述した歌詞描出データ、所定形式の長時間分の動画データ、動画データの処理シーケンス(処理すべき動画データの格納場所と処理順番など)を規定した台本データを蓄積し、コンピュータ本体としてこのカラオケ装置を統括制御する中央制御部11は、楽曲データと歌詞字幕生成データとにより構成されるデータセットをカラオケデータとし、カラオケデータと別途用意されている台本データとを固有の楽曲番号に対応付けして管理している。
本実施例のカラオケ装置1は、上述した基本機能に加え、伴奏音楽の演奏を開始しているのに、利用者が歌う準備をしていないと、その楽曲の歌い出し部分を自動的に再演奏する前奏リピート機能を備えている。そして、楽曲データとワイヤレスマイク受信部22は、この前奏リピート機能を実現するための構造・構成を備えている。
周知の通り、MIDI形式の楽曲データには、伴奏音楽の演奏時系列上に前奏パート、歌唱パート、間奏パート、後奏パートなどを規定したり、時系列上に標識となる符号を記述したりすることができる。本実施例における楽曲データには、前奏パートに該当する期間の所定位置2カ所に標識符号が付されている。なお、この標識符号が付された2カ所について、前奏パートの終了時点に近い箇所を第1時間位置、この第1時間位置よりも曲の冒頭に近い箇所を第2時間位置とする。
図3にワイヤレスマイク受信部22の概略構成を例示した。ワイヤレスマイク受信部22は、マイコンやDSPなどにより構成されて当該マイク受信部22を統括制御するマイク受信制御部23と、ワイヤレスマイク30からの無線信号を受信するアンテナ24と、アンテナ24にて受信された無線信号の搬送波周波数に同調する同調回路25と、同調した搬送波の受信強度を検出する信号レベル検出部26と、同調した搬送波を検波/復調して音声信号を出力する受信回路27とを含んでいる。マイク受信制御部23は、同調回路25および受信回路27を制御してワイヤレスマイク30からの無線信号から歌唱者の歌声信号をミキシングアンプ20に向けて出力させるとともに、信号レベル検出部26が検出した搬送波の受信強度に基づいて搬送波を受信しているか否かを示す受信有無信号を生成して中央制御部11へ転送する。
中央制御部11は、楽曲データの処理を開始すると、演奏の進行状況と、ワイヤレスマイク受信部22からの受信有無信号の出力状態を監視し、第1時間位置を演奏する時点において「有」信号を検出したならば、そのまま歌い出し時期を超えて歌唱パートの演奏を行う。第1時間位置において「無」信号を検出したならば、前奏パートの終了時点まで演奏したら、楽曲データ中の第2時間位置に相当するデータ位置へ戻り、そこから処理を再開する。それによって、前奏パートの最後の1楽節が繰り返し演奏される。図4に、前奏リピート機能に関わる処理の流れを示した。
カラオケ会場には歌唱者が登壇して歌唱するためのステージが設けられている場合がある。このようなカラオケ会場では、そのステージに上がった時点が歌唱の準備が整った時点となる。上記実施例ではワイヤレスマイク30の電源を入れると搬送波が送出され、歌唱者が登壇する前であっても、前奏パートがリピートされずにそのまま歌唱パートの演奏に移行してしまい、歌唱者が歌い出しに失敗してしまう可能性がある。
演奏するカラオケ楽曲がデュエット曲である場合、2本のマイクが使用される。そのため、デュエットを歌う2人がともに、歌唱できる体勢になるまでは前奏パートを繰り返す必要がある。そのための構成としては、例えば、2つのワイヤレスマイク30にて電源が投入されていれば、アンテナにて受信される搬送波の強度は2倍となることを利用し、ワイヤレスマイク受信部22を歌唱者の位置を判断する際に用いた構成と同様にして、受信強度に応じて受信有無信号を出力する構成にしておく。デュエット曲の楽曲データにはデュエット曲である旨の情報を付帯させておく。
上記実施例において、第1時間位置は歌い出し時期より曲の冒頭側に設定されていたが、第2時間位置より曲の終わり側で、かつ歌い出し時期以前であれば、どの位置でもよい。もちろん、第1時間位置と歌い出し時期とが一致していてもよい。中央制御部11は、RAMのワークエリアに楽曲データを展開した段階で第1時間位置や第2時間位置を取得すれば、楽曲の演奏処理時には演奏開始からの時間経過を計測したり、あるいは演奏開始からの拍数を数えたりするだけでこれらの時間位置を特定できる。そして、第1時間位置に相当する時間が経過した時点、あるいは拍数をカウントした時点で「有」信号を検出していれば、そのまま歌唱パートを演奏する。楽曲データのヘッダなどに、第1、第2時間位置を記述しておいてもよい。あるいは、各楽曲についての第1、第2時間位置を指定したテーブルを別途用意してもよい。
上記前奏リピート機能は、ワイヤレスマイクに限らず、ワイヤードマイクにも適用可能である。ワイヤードマイクに対応した前奏リピート機能を備えたカラオケ装置は、ワイヤレスマイク受信部に代えて、ワイヤードマイクからのケーブルを接続して、ワイヤードマイクからの音声信号をミキシングアンプに入力するためのマイクインタフェースを備えている。
11 中央制御部
12 ハードディスク装置
19 シンセサイザ
20 ミキシングアンプ
22 ワイヤレスマイク受信部
30 ワイヤレスマイク
Claims (1)
- つぎの事項(1)〜(7)により特定されるカラオケ装置。
(1)カラオケ演奏手段と、ワイヤレスマイク受信手段と、制御手段を備えたカラオケ装置であること
(2)カラオケ演奏手段は、制御手段の制御に従って楽曲データに基づく伴奏音楽を演奏すること
(3)楽曲データには、伴奏音楽の時系列における歌い出し時期に関連した歌い出し識別情報が付属していること
(4)ワイヤレスマイク受信手段は、カラオケ会場に配設された複数のアンテナと、各アンテナによるワイヤレスマイク無線信号の受信強度をそれぞれ検出する複数の受信レベル検出手段を含むこと
(5)制御手段は、カラオケ演奏手段に楽曲の演奏を行わせるのに伴い、歌い出し識別情報に基づく第1時間位置まで演奏進行した際、マイク確認処理を行うこと
(6)マイク確認処理は、各受信レベル検出手段により検出された各アンテナによる受信強度の比に基づいて、ワイヤレスマイクがカラオケ会場の所定ゾーン内に存在しているか否かを判断すること
(7)制御手段は、マイク確認処理にて存在していないと判断した場合、第1時間位置より曲冒頭に近い第2時間位置に戻って楽曲を演奏させること
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005243257A JP4451364B2 (ja) | 2005-08-24 | 2005-08-24 | 歌い出し時期に前奏を繰り返すカラオケ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005243257A JP4451364B2 (ja) | 2005-08-24 | 2005-08-24 | 歌い出し時期に前奏を繰り返すカラオケ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007057836A JP2007057836A (ja) | 2007-03-08 |
JP4451364B2 true JP4451364B2 (ja) | 2010-04-14 |
Family
ID=37921399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005243257A Active JP4451364B2 (ja) | 2005-08-24 | 2005-08-24 | 歌い出し時期に前奏を繰り返すカラオケ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4451364B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5460304B2 (ja) * | 2009-12-24 | 2014-04-02 | 株式会社第一興商 | パーソナルマイクに対応するカラオケ装置 |
JP5460303B2 (ja) * | 2009-12-24 | 2014-04-02 | 株式会社第一興商 | パーソナルマイクに対応するカラオケ装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0612777A (ja) * | 1992-06-24 | 1994-01-21 | Sony Corp | 音声信号再生装置 |
JPH10124074A (ja) * | 1996-10-24 | 1998-05-15 | Brother Ind Ltd | 楽音発生装置 |
JP3320009B2 (ja) * | 1998-03-31 | 2002-09-03 | 株式会社第一興商 | カラオケ装置 |
JP2000010574A (ja) * | 1998-06-19 | 2000-01-14 | Victor Co Of Japan Ltd | カラオケ装置 |
JP4419300B2 (ja) * | 2000-09-08 | 2010-02-24 | ヤマハ株式会社 | 音響再生方法および音響再生装置 |
JP2005037827A (ja) * | 2003-07-18 | 2005-02-10 | Brother Ind Ltd | 楽音発生装置 |
-
2005
- 2005-08-24 JP JP2005243257A patent/JP4451364B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007057836A (ja) | 2007-03-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3948242B2 (ja) | 楽音発生制御システム | |
CN101197128A (zh) | 一种带有监听功能的便携式演唱系统 | |
JP4487209B2 (ja) | カラオケ装置およびカラオケ処理プログラム | |
JP4500730B2 (ja) | カラオケ装置及び電子早見本装置 | |
JP4451364B2 (ja) | 歌い出し時期に前奏を繰り返すカラオケ装置 | |
JP5417012B2 (ja) | 重唱曲の主声部を際立たせるカラオケ装置 | |
JP4533696B2 (ja) | 報知制御装置、報知制御システム、それらの方法、それらのプログラム、および、それらのプログラムを記録した記録媒体 | |
JP6937675B2 (ja) | カラオケ装置 | |
JP2005037845A (ja) | 音楽再生装置 | |
TWI312501B (en) | Audio processing system capable of comparing audio signals of different sources and method thereof | |
JP2007057839A (ja) | 演奏準備が整うまで楽曲紹介画面を表示するカラオケ装置 | |
JP5842383B2 (ja) | カラオケシステム及びカラオケ装置 | |
JP2004205818A (ja) | カラオケ装置 | |
JP4451365B2 (ja) | 楽曲演奏をフェードアウトさせながら中止するカラオケ装置 | |
JP2008216398A (ja) | 車載用カラオケシステム | |
WO2020217489A1 (ja) | チューニング装置 | |
JP3881738B2 (ja) | 楽音再生装置 | |
JPH1165576A (ja) | 楽音再生装置 | |
JP6184308B2 (ja) | カラオケ装置 | |
WO2008018621A1 (fr) | Lecteur karaoke et programme associé | |
JP2008187549A (ja) | 楽器演奏アシストシステム | |
KR100685511B1 (ko) | 음향기기의 음성 처리 장치 | |
JP2007057837A (ja) | 楽曲の冒頭から演奏を再開できるカラオケ装置 | |
KR200248317Y1 (ko) | 휴대폰을 이용한 가요반주장치 | |
JPH0612777A (ja) | 音声信号再生装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080718 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091021 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091027 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091224 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100126 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100127 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4451364 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130205 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130205 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140205 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |