JP4448237B2 - 電子内視鏡の切替装置を含む電子内視鏡システム - Google Patents

電子内視鏡の切替装置を含む電子内視鏡システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、人体の臓器内などに挿入されるスコープと、撮像画像を表示するためのTV用モニタが接続されたプロセッサとを備えた電子内視鏡装置に関し、特に、複数のプロセッサを装備する電子内視鏡システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
電子内視鏡装置のスコープには、CCD等の撮像素子と、光源からの光をスコープ先端へ導くライトガイドとが設けられており、スコープが体腔内に挿入されると、スコープ先端から出射する光が反射することによって被写体像が撮像素子に形成される。そして、撮像素子の受光面では、光電変換により被写体像に応じた画像信号が発生し、プロセッサへ送られる。プロセッサへ送られた画像信号は、NTSC信号などの映像信号(ビデオ信号)に変換され、モニタ等の表示装置へ出力される。これにより、医師等のオペレータが、撮像画像をモニタ上で観察することができる。プロセッサには、モニタのほかにも、撮像画像をフィルムや磁気性記憶媒体などに記録するための画像記録装置、撮像画像を印刷するためのプリンタ、モニタに患者情報を入力するためのキーボードなど様々な装置が適宜接続されている。
【0003】
スコープは、観察する部位によってタイプ(径の大きさなど)が異なるため、気管支や大腸など複数の部位を一度に観察する場合には、スコープをその都度取り替える必要がある。また、集団検診において電子内視鏡装置を使用する場合、同一のスコープを複数の人に使用することができないため、一人診断が終了する度にスコープを取り替える必要がある。そこで、従来では、複数のプロセッサを備える電子内視鏡システムが適用されており、使用するスコープを適宜プロセッサに接続して診断する。これにより、様々な部位を観察することができるとともに、多くの患者を診断することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、複数のプロセッサを使用する場合、それに合わせて、プロセッサに接続されるモニタ、画像記録装置、キーボードなどの周辺装置の数も増加する。そのため、診断等を行うために多大な装備が必要とされ、経済的にコストがかかる。また、そのシステムをセッティングするのに広いスペースが必要であるとともに、セッティングに手間がかかることによって診断効率が低下する。さらに、患者名の一覧表示や被写体像の輪郭強調などの処理を実行するためのキーボードの操作方法がプロセッサ毎に異なるため、オペレータは、複数のキーボードの操作方法をマスターしなければならない。これは、オペレータに混乱を招き、作業効率が低下する。
【0005】
そこで本発明は、スペースの効率および作業効率が上がるとともに、プロセッサを操作するキーボードなどの周辺機器の操作方法に関し、適切かつ効率よく操作を行うことが可能な電子内視鏡システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の電子内視鏡システムは、撮像素子を有する複数のスコープと、複数のスコープがそれぞれ接続されるとともに、接続されたスコープから送られてくる画像信号に基づいて映像信号を出力する複数のプロセッサと、複数のプロセッサと接続するとともに、複数のプロセッサのうちいずれか1つのプロセッサから出力される映像信号を選択的に出力する単一の切替装置と、切替装置に接続されるとともに、切替装置から出力される映像信号に応じた映像を表示する表示装置と、切替装置に接続されるとともに、複数のプロセッサのうち切替装置により選択されたプロセッサを操作する入力装置であって、複数のプロセッサに対してそれぞれ複数の表示関連処理を実行するための複数のスイッチボタンを有する入力装置とを備える。このような切替装置を設けることによりスペースのとらない簡素なシステムが構成でき、作業効率が上がる。
【0007】
本発明においては、複数のプロセッサに対する複数のスイッチボタンと複数の表示関連処理との対応関係は、第1の対応関係としてあらかじめ複数のプロセッサそれぞれについて定められ、また、入力装置に対する複数のスイッチボタンと複数の表示関連処理との対応関係は、第2の対応関係として定められる。そして、切替装置は、第2の対応関係に従って複数のスイッチボタンのうち操作されたスイッチボタンに対応する表示関連処理を実行するため、切替装置により選択されたプロセッサに関する第1の対応関係と第2の対応関係とに基づいて、操作されたスイッチボタンに応じた信号であって入力装置から送られてくる入力操作信号を切替装置により選択されたプロセッサに応じたプロセッサ操作信号に変換し、そして、選択されたプロセッサへ送る操作信号変換手段を有することを特徴とする。これにより、オペレータは、複数のプロセッサのうち選択されているプロセッサ毎に異なる操作方法で入力装置を操作する必要がなく、第2の対応関係に基づいて入力装置のスイッチボタンを操作するだけで、所望する表示関連処理が実行される。
【0008】
操作信号変換手段は、選択されたプロセッサに関する第1の対応関係の中で、第2の対応関係において操作されたスイッチボタンに応じた表示関連処理と同じ表示関連処理を実行するためのスイッチボタンを選定し、スイッチボタンの操作信号をプロセッサ操作信号として切替装置により選択されたプロセッサへ送ることが望ましい。
【0009】
例えば、入力装置はキーボードであって、複数のスイッチボタンはキーボードにおける複数の配列されたファンクションキーである。この場合、第1の対応関係および第2の対応関係は、複数のファンクションキーと複数の表示関連処理との対応関係として定められる。好ましくは、操作信号変換手段は、入力操作信号とプロセッサ操作信号との対応関係をプロセッサ毎に記録するキーボード情報メモリを有する。また、複数の表示関連処理は、患者名もしくは医師名を表示装置に表示する処理と、表示装置に映し出される映像の切替処理と、表示装置に表示される時刻の調整処理とを含む処理である。
【0010】
好ましくは、複数のプロセッサが第1および第2のプロセッサからなるとともに、複数のスコープが、第1のプロセッサと接続する第1のスコープと第2のプロセッサと接続する第2のスコープとからなる。そして、通常、撮像方式の違いによってプロセッサのシステムが異なり、入力装置に対する操作方法も撮像方式によって異なることから、カラー撮像方式に関しては、第1および第2のプロセッサのうちどちらか一方のプロセッサが面順次方式であり、他方のプロセッサが同時単板式であることが望ましい。
【0011】
また、同時単板式および面順次方式のプロセッサの中にも様々な種類のプロセッサが存在し、種類によって多少入力装置に対する操作が異なるため、切替装置は、切替装置に接続されている第1および第2のプロセッサそれぞれの種類を登録するための機種登録スイッチを有していることが望ましい。好ましくは、操作信号変換手段は、機種登録スイッチに対する操作に従って生じるスイッチ信号と、第1および第2のプロセッサのうち切替装置によって選択されたプロセッサを示す選択信号とに基づいて、選択されたプロセッサの種類を判別する。
【0012】
あるいは、本発明の電子内視鏡システムは、撮像素子を有する複数のスコープと、複数のスコープがそれぞれ接続されるとともに、接続されたスコープから送られてくる画像信号に基づいて映像信号を出力する複数のプロセッサと、複数のプロセッサと接続されるとともに、複数のプロセッサのうちいずれか1つのプロセッサから出力される映像信号を選択的に出力する単一の切替装置と、切替装置に接続されるとともに、切替装置から出力される映像信号に応じた映像を表示する表示装置と、切替装置に接続されるとともに、複数のプロセッサのうち切替装置により選択されたプロセッサを操作する入力装置であって、複数のプロセッサに対してそれぞれ複数の表示関連処理を実行するための複数のスイッチボタンを有する入力装置と、複数の表示関連処理に応じた複数の表示関連処理文字情報を入力装置において表示する文字情報表示手段とを備える。
【0013】
本発明においては、複数のプロセッサに対する複数のスイッチボタンと複数の表示関連処理との対応関係は、第1の対応関係としてあらかじめ複数のプロセッサそれぞれについて定められ、入力装置に対する複数のスイッチボタンと複数の表示関連処理との対応関係は、切替装置により選択されたプロセッサに対する第1の対応関係に定められている。そして、文字情報表示手段は、複数のスイッチボタンの並びに沿って配設された複数の表示部であって複数のスイッチそれぞれと対応するように並んだ複数の表示部と、切替装置により選択されたプロセッサに対する第1の対応関係に従うように、複数の表示関連処理文字情報を複数の表示部に表示する選択表示手段とを有することを特徴とする。これにより、オペレータが所望する表示関連処理に応じた表示関連処理文字情報が表示されている表示部に対応するように並んだスイッチボタンを操作することにより、所望する表示関連処理が実行される。すなわち、オペレータは、選択されているプロセッサに従った操作方法をあらかじめ調べる必要がなく、表示部に表示される表示関連処理文字情報に従ってスイッチボタンを操作すればよい。なお、複数の表示部は、例えば液晶デバイスである。
【0014】
文字情報表示手段は、第1の対応関係を記録するキー操作処理名メモリを有することが望ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下では、図面を参照して、本発明に係る電子内視鏡システムについて説明する。
【0016】
図1は、電子内視鏡システムの第1の実施形態を示すブロック図である。また、図2は、キーボードの操作部分を示した図である。
【0017】
図1に示す電子内視鏡システムには、第1プロセッサ40および第2プロセッサ60という2台のプロセッサが備えられており、第1および第2プロセッサ40、60には、それぞれ第1スコープ30および第2スコープ50が接続されている。第1および第2プロセッサ40、60の双方は、切替装置200に接続され、切替装置200は、切替回路210およびキーボード切替回路(操作信号変換手段)220を有する。
【0018】
第1スコープ30および第1プロセッサ40による撮像方式としては、面順次方式が採用される。詳述すると、第1プロセッサ40内にはキセノンランプ等の白色光源43が設けられ、この白色光源43と第1スコープ30内のライトガイド32の入射端との間には、R(赤)、G(緑)、B(青)の回転カラーフィルタ44が設けられる。白色光源43からの白色光は、カラーフィルタ44により3原色の照明光に順次変換され、体腔内の所定の部位を照明する。
【0019】
第1スコープ30の先端には、撮像素子である第1CCD34が設けられており、第1CCD34では、被写体のR、G、B各色の反射光を受け、R、G、B各色毎の1フレーム分の画像信号が順次発生する。各色毎に発生した1フレーム分の画像信号は、第1CCD34から順次読み出され、第1プロセッサ40へ送られる。
【0020】
第1プロセッサ40には、第1スコープ30から送られてくるRGB各色の画像信号を処理する第1映像信号処理回路41が設けられている。第1映像信号処理回路41では、RGB各色毎の画像信号に対し、ガンマ補正処理およびホワイトバランス補正処理などが施される。そして、様々な処理が施された後に映像信号が生成される。具体的には、RGBの映像信号に同期信号が付加されたRGBビデオ信号(RGBS1)が生成されるとともに、輝度信号および色差信号に複合同期信号が混合されたコンポジットビデオ信号(Video1)が生成される。RGBビデオ信号(RGBS1)およびコンポジットビデオ信号(Video1)は、それぞれ第1映像信号処理回路41の第1映像出力端子IP1および第1ビデオ出力端子VP1から出力される。
【0021】
第1プロセッサ40は、CPU42を有しており、白色光源43や第1映像信号処理回路41の動作タイミング、第1CCD34におけるRGB映像信号の読出のタイミング、回転カラーフィルタ44の回転駆動等がCPU42によって制御される。CPU42の第1シリアルポートSP1は、切替装置200の切替回路210に接続される。また、CPU42の第1キーボードポートKP1は、切替え装置200のキーボード切替回路220に接続される。
【0022】
第2スコープ50および第2プロセッサ60の構成は、撮像方式が異なること以外は、第1スコープ30および第1プロセッサ40と同様であり、それぞれ符号に20を加算して示している。第2スコープ50および第2プロセッサ60では、撮像方式として同時単板方式が適用されており、スコープ50の先端にあるCCD54の受光面上には、1チップのカラーフィルタ(図示せず)が設けられている。カラーフィルタは補色フィルタであり、Ye(イエロー)、Cy(シアン)、Mg(マゼンダ)、G(グリーン)のフィルタ要素がモザイク状に配置される。第2CCD54では、補色のカラーフィルタを通過する光の色に応じた1フレーム分の画像信号が順次発生する。
【0023】
第2映像信号処理回路61では、第2CCD54から読み出される1フレーム分の画像信号に基づいて、コンポジットビデオ信号(Video2)およびRGBビデオ信号(RGBS2)が生成される。生成されたRGBビデオ信号(RGBS2)およびコンポジットビデオ信号(Video2)は、それぞれ第2映像信号処理回路61の第2映像出力端子IP2および第1ビデオ出力端子VP2から出力される。また、CPU62の第2シリアルポートSP2は、切替装置200の切替回路210に接続されるとともに、CPU62の第2キーボードポートKP2は、切替装置200のキーボード切替回路220に接続される。
【0024】
切替装置200には、1台のモニタ(表示装置)150と、1つのキーボード(入力装置)170と、モニタ185、キーボード190およびプリンタ160を有する画像ファイリング用コンピュータ180とが接続される。切替装置200は、第1および第2プロセッサ40、60のうち電源がON状態になっているプロセッサを選択する。また、切替回路200には信号切替スイッチ230が設けられており、この信号切替スイッチ230を1回押すごとに、第1プロセッサ40または第2プロセッサ60が2者択一的に選択される。さらに、切替回路200には、キーボード切替回路220に接続されたプロセッサタイプ設定スイッチ(機種登録スイッチ)240が設けられており、このプロセッサタイプ設定スイッチ240に対するオペレータの操作により、切替装置200に接続された第1、第2プロセッサ40、60の種類が検出される。
【0025】
切替装置200により第1プロセッサ40が選択された場合、第1映像信号処理回路41から出力されたRGBビデオ信号(RGBS1)は、切替装置200の切替回路210を介してモニタ150へ送られる。モニタ150では、RGBビデオ信号(RGBS1)に基づいて、第1スコープ30により撮像された被写体のカラー映像が表示される。
【0026】
また、コンピュータ180は、切替回路210を介して、第1プロセッサ40におけるCPU42の第1シリアルポートSP1と第1映像信号処理回路41の第1ビデオ出力端子VP2とに接続される。これにより、シリアルデータ(RS232C1)が送受信可能となるとともに、第1映像信号処理回路41から出力されたコンポジットビデオ信号(Video1)がコンピュータ180へ送信される。コンピュータ180では、コンポジットビデオ信号(Video1)に対して圧縮等の処理が施され、これにより一連の検査により得られた画像が光磁気ディスク等のコンピュータ用の記録媒体にファイリングされる。
【0027】
さらに、切替装置200により第1プロセッサ40が選択されると、キーボード170は、キーボード切替回路220を介してCPU42の第1キーボードポートKP1と接続される。キーボード170では、第1プロセッサ40に対するプロセッサ処理(複数の表示関連処理)を実行するための入力操作が行われる。このプロセッサ処理は、モニタ150に表示される画面の表示に関連した処理を含む。
【0028】
本実施形態では、プロセッサ処理として、患者名をモニタ150に表示する患者リストの表示処理、検査などを行った医師名をモニタ150に表示する医師リストの表示処理、映像が映し出されている画面を他の画面(拡大画面)に切り替える画面のリセット処理および画面に表示される時刻を合わせる時計リセット処理が可能である。これらの処理は、図2に示すキーボード170のファンクションキーF1〜F4の操作によって実行される。ファンクションキー(複数のスイッチボタン)F1〜F4は、それぞれ順番に、患者リストの表示処理、医師リストの表示処理、画面リセット処理、時計リセット処理に対応する。キーボード170には、オペレータがファンクションキーF1〜F4に対応する処理をそれぞれ識別できるように、各処理の文字が記されたラベルLBがファンクションキーF1〜F4と向かい合うように貼り付けられている。
【0029】
一方、切替装置200により第2プロセッサ60が選択されたとき場合、RGBビデオ信号(RGBS2)が、切替回路210を介してモニタ150へ送られる。これにより、第2スコープ50により撮像された画像がモニタ150に表示される。同様に、コンピュータ180は、切替回路210を介してCPU62の第2シリアルポートSP2および第2映像信号処理回路61の第2映像出力端子IP2と接続される。これにより、第2スコープ50により得られた画像がコンピュータ180により光磁気ディスク等にファイリング可能となる。また、キーボード170は、キーボード切替回路220を介してCPU62の第2キーボードポートKP2と接続され、これにより、第2プロセッサ60に対するプロセッサ処理がキーボード170の操作によって実行される。
【0030】
このように、本実施形態の電子内視鏡システムでは、切替装置200により第1および第2プロセッサ40、60を選択可能とし、1台のモニタ150、キーボード170、コンピュータ180を第1および第2プロセッサ40、60で共用する。
【0031】
図3は、切替装置200におけるキーボード切替回路220を示すブロック図である。
【0032】
キーボード切替回路220は、キーボード170およびプロセッサタイプ設定スイッチ240が接続されたキーボード情報メモリ226と、キーボード情報メモリ226からの信号が入力されるキーボード信号バッファ回路222と、キーボードポートKP1、KP2および信号切替スイッチ230が接続された画像切替設定回路224とを有する。
【0033】
画像切替設定回路224は、キーボードポートKP1、KP2からの信号における電源ラインの信号を検出する。すなわち、第1および第2プロセッサ40、60のうち電源がON状態であるプロセッサを検出する。そして、電源がON状態であるプロセッサからの映像信号をモニタ150へ送るため、プロセッサを選択するプロセッサ切替信号(選択信号)SSWSが画像切替設定回路224から出力される。出力されたプロセッサ切替信号SSWSは、キーボード情報メモリ226、キーボード信号バッファ回路222および切替回路210へ送られる。
【0034】
キーボード情報メモリ226は、プロセッサタイプ設定スイッチ240に対する操作によって生じるキーボード設定信号(スイッチ信号)KSSと、画像切替設定回路224から出力されるプロセッサ切替信号SSWSとに基づき、キーボード170を操作することによって生じる信号(入力操作信号)を、接続された第1のプロセッサ40もしくは第2のプロセッサ60に適合した信号(プロセッサ操作信号)に変換する。
【0035】
キーボード信号バッファ回路222は、キーボード情報メモリ226からの出力信号を一旦保持した後に、第1プロセッサ40または第2プロセッサ60に出力する。キーボード信号バッファ回路222には、信号切替信号SSWSが入力され、このプロセッサ切替信号SSWSに基づいて第1プロセッサ40もしくは第2プロセッサ60が選択される。なお、信号切替スイッチ230に対する操作によっても、プロセッサ切替信号SSWSが画像切替設定回路224から出力される。
【0036】
図4は、切替装置200におけるプロセッサタイプ設定スイッチ240を示す正面図である。
【0037】
本実施形態において、面順次方式の第1プロセッサ40と同時単板式の第2プロセッサ60には、それぞれ4種類のプロセッサが用意されており、それぞれ切替装置200に接続可能である。そして、プロセッサタイプ設定スイッチ240には、4個のスイッチSW1、SW2、SW3、SW4が設けられている。スイッチSW1、SW2は、面順次方式である第1プロセッサ40および第1スコープ30のためのプロセッサ登録を行うスイッチであり、スイッチSW3、SW4は、同時単板式である第2プロセッサ60および第2スコープ50のためのプロセッサ登録を行うスイッチである。スイッチSW1、SW2、SW3、SW4の開閉状態とプロセッサの種類との対応関係を表1において示す。
【0038】
【表1】
Figure 0004448237
【0039】
表1に示すように、4種類ある面順次方式の第1プロセッサ40と4種類ある同時単板式の第2プロセッサ60を、それぞれ「装置1」〜「装置8」と表す。先に示した図1では、「装置1」である第1プロセッサ40が、「装置5」である第2プロセッサが、それぞれ切替装置200に接続されている。
【0040】
本実施形態では、電子内視鏡システムをセッティングするとき、切替装置200に接続される第1および第2プロセッサ40、60の種類がプロセッサタイプ設定スイッチ240を操作することよって登録される。例えば、第1プロセッサとして「装置1」が切替装置200に接続され、第2プロセッサとして「装置5」が切替装置200に接続される場合、スイッチSW1、SW2、SW3、SW4の開閉状態は、図4に示すように、それぞれ順番に、「開」、「開」、「開」、「開」となる。
【0041】
図5は、キーボード情報メモリ226を示した図である。図5および次に示す表2に基づいて、キーボート170から送られてくる信号の変換処理について説明する。
【0042】
表2は、第1プロセッサ40の「装置1」、「装置2」および第2プロセッサ60の「装置5」、「装置6」それぞれについて、ファンクションキーF1〜F4の操作に対応するプロセッサ処理を示した表である。すなわち、ファンクションキーF1〜F4とプロセッサ処理との対応関係(第1の対応関係)がプロセッサ毎に示されている。また、それに合わせて、本実施形態におけるキーボード170におけるファンクションキーF1〜F4とプロセッサ処理との対応関係(第2の対応関係)を表2に示す。
【0043】
【表2】
Figure 0004448237
【0044】
通常、撮像方式の違いによってプロセッサのシステムが異なるため、プロセッサ処理を行う時のキーボードの入力操作(操作するファンクションキー)も撮像方式によって異なる。例えば、「装置1」である面順次方式の第1プロセッサ40では、ファンクションキーF2が操作されると、医師名のリスト表示処理が実行される。一方、「装置5」の同時単板式の第2プロセッサ60では、ファンクションキーF2を操作すると、モニタ150に表示される時刻のリセット処理が施される。また、同じ撮像方式によっても、ファンクションキーF1〜F4の操作に対する処理は異なる。例えば、ファンクションキーF4が操作されると、「装置1」の第1プロセッサでは時刻のリセット処理が実行され、「装置2」の第1プロセッサ40では医師名のリスト表示処理が実行される。
【0045】
一方、キーボード170におけるファンクションキーF1〜F4とプロセッサ処理との対応関係は、「装置1」の第1プロセッサ40と同一の対応関係に定められている。したがって、「装置1」以外のプロセッサが選択された場合、所望する処理と異なるプロセッサ処理が実行される場合が生じる。そこで、本実施形態では、選択されているプロセッサに関係なく、ファンクションキーF1〜F4のいずれかのキーを操作したときにその操作したキーに対応するプロセッサ処理が実行されえるように、キーボード170から送られてくる信号の変換処理を行う。
【0046】
図5に示すように、画像切替設定回路224(図3参照)から送られてくるプロセッサ切替信号SSWSおよびプロセッサタイプ設定スイッチ240の各スイッチSW1〜SW4から出力されるスイッチ信号は、キーボード情報メモリ226の入力in0、in1、in2、in3、in4にそれぞれ入力される。
【0047】
入力in1〜in4は電圧Vccに接続されており、スイッチSW1〜SW4が閉じた時、入力in1〜in4は接地する。すなわち、スイッチSW1〜SW4は、閉じている時にはローレベルの信号「0」を、開いた時にはハイレベルの信号「1」を入力in1〜in4へ送る。画像切替設定回路224から入力in0へ送られるプロセッサ切替信号SSWSは、第1プロセッサ40が選択されている場合、ハイレベルの信号「1」となり、第2プロセッサ60が選択されている場合、ローレベルの信号「0」となる。一方、キーボード170からは、ファンクションキーF1〜F4の操作により操作信号F1〜F4がそれぞれ出力される。
【0048】
例えば、「装置1」である第1プロセッサ40と「装置5」である第2プロセッサ60とが切替装置200に接続され、「装置1」の第1プロセッサ40が切替装置200によって選択されている場合(第1プロセッサから出力される映像信号がモニタ150等へ送られている場合)、入力in0〜in4に入力される信号のレベルは、それぞれ順番に、「1」、「1」、「1」、「1」、「1」である。このとき、入力in3、in4に入力される信号のレベルは無視される。そして、キーボード170において、例えばファンクションキーF1が操作されると、操作信号F1が入力in5に入力される。
【0049】
次に示す表3は、キーボード情報メモリ226に入力される信号に対応する出力信号をプロセッサ毎に示した表である。ただし、ここでは、「装置1」、「装置2」の第1プロセッサ40と、「装置5」、「装置6」の第2プロセッサ60のみ示している。
【0050】
【表3】
Figure 0004448237
【0051】
前述したように、本実施形態ではプロセッサ処理を実行するための入力操作(キー操作)が「装置1」である第1プロセッサ40に対する入力操作に一致しており、それ以外の他の種類のプロセッサが切替装置200によって選択された場合、操作信号を変換する。例えば、「装置5」のプロセッサが切替装置200によって選択されている場合、キーボード170のファンクションキーF2が操作されると、操作信号F2がキーボード情報メモリ226へ送られる。表2に示すように、「装置1」の第1プロセッサ40にとってファンクションキーF2は医師リストの表示処理を実行するためのキーであるが、「装置5」の第2プロセッサ60にとってファンクションキーF2は時間のリセット処理を実行するためのキーである。そのため、入力された入力操作信号F2は、「装置5」の第2プロセッサ60にとって医師リストの表示をするキーであるファンクションキーF3に応じた操作信号F3に変換される。この表3に示されるキーボード170からの操作信号F1〜F4と出力される操作信号F1〜F4との対応関係はプロセッサ毎についてあらかじめ定められており、あらかじめキーボード情報メモリ226に記憶されている。
【0052】
変換された操作信号F1〜F4は、キーボードバッファ回路222を介して第1プロセッサ40もしくは第2プロセッサ60へ送られる。なお、「装置5」の第2プロセッサ60が選択された状態でキーボード170のファンクションキーF3が操作された場合、画面リセットの処理が不可能であることからいずれの処理も実行されない。
【0053】
図6は、切替回路210を示した図である。
【0054】
切替回路210は、RGBビデオバッファ回路212、コンポジットビデオバッファ回路214、シリアル信号バッファ回路216を備える。RGBビデオバッファ回路212には、RGBビデオ信号RGBS1、RGBS2が入力され、プロセッサ切替信号SSWSに基づいて、いずれか一方のRGBビデオ信号を保持されるとともに出力される。コンポジットビデオバッファ回路214には、コンポジットビデオ信号Video1、Video2が入力され、プロセッサ切替信号SSWSに基づいて、いずれか一方のビデオ信号が保持されるとともに出力される。シリアル信号バッファ回路218には、シリアルデータRS232C1、RS232C2が入力され、プロセッサ切替信号SSWSに基づいて、いずれか一方のシリアルデータが保持されるとともに出力される。
【0055】
このように第1の実施形態によれば、電子内視鏡システムに切替装置200を設けれることにより、第1および第2プロセッサ40、60のうち一方のプロセッサがモニタ150、コンピュータ180が接続される。このような切替装置200により、モニタ150やキーボード170などの周辺装置を複数用意する必要がなく、電子内視鏡システムの構築も簡素化されるとともに、検査の作業効率も上がる。なお、3つ以上のプロセッサを切替装置200に接続させ、その中から一つのプロセッサを選択するように構成してもよい。
【0056】
キーボート170のファンクションキーF1〜F4のいずれかのキーが操作されると、その操作されたキーに応じた操作信号が切替装置200のキーボード情報メモリ226へ送られる。そして、キーボード情報メモリ226では、操作されたキーに応じたプロセッサ処理が実行されるように、入力された操作信号は、表3に基づき切替装置200により選択されたプロセッサに応じた操作信号に変換される。これにより、オペレータは、使用されているプロセッサを考慮することなく、ラベルLBを見ながら所望するプロセッサ処理をするファンクションキーF1〜F4を操作すればよい。
【0057】
なお、プロセッサ処理としては、前述した処理に限定されず、例えば、モニタ150に表示される被写体像の輪郭強調などの処理で合ってもよい。また、キーボード170のファンクションキーF1〜F4以外のファンクションキー操作でプロセッサ処理をするようにしてもよく、さらには、ファンクションキー以外のキー操作でプロセッサ処理を行ってもよい。
【0058】
次に、図7〜図11を用いて、第2の実施形態である電子内視鏡システムについて説明する。第2の実施形態では、第1の実施形態と異なり、キーボード170にインジケータが設けられ、キーボード170のファンクションキーF1〜F4に対応する処理機能を選択されているプロセッサに従って表示する。その他の構成に関しては、第1の実施形態と同じである。
【0059】
図7は、第2の実施形態である電子内視鏡システムのブロック図である。キーボード170は、液晶表示パネルを設けたインジケータ300を有し、インジケータ300に関する信号がキーボード170へ送られる。
【0060】
図8は、キーボード切替回路220を示すブロック図である。
【0061】
キーボード切替回路220は、キーボード信号バッファ回路222、画像切替設定回路224の他に、キーボードインジケータ切替回路228を有する。キーボード170と接続されるキーボード信号バッファ回路222は、キーボード170の出力信号を一旦保持した後に、第1プロセッサ40または第2プロセッサ60へ出力する。
【0062】
キーボードインジケータ切替回路228では、プロセッサタイプ設定スイッチ240における操作によって生じるキーボード設定信号KSSと画像切替設定回路224から出力されるプロセッサ切替信号SSWSとに基づいて、キーボードインジケータ信号KISが出力される。キーボードインジケータ信号KISがキーボード170へ送られると、切替装置200により選択されているプロセッサに応じたプロセッサ処理の文字情報(表示関連処理文字情報)が表示される。
【0063】
図9は、キーボードインジケータ切替回路228を示した図である。
【0064】
画像切替設定回路224から送られてくるプロセッサ切替信号SSWSおよびプロセッサタイプ設定スイッチ240の各スイッチSW1〜SW4から出力されるスイッチ信号は、キーボードインジケータ切替回路228の入力in90、in91、in92、in93、in94にそれぞれ入力される。これら入力される信号に基づき、キーボードインジケータ切替回路228では、キーボードインジケータ信号KISが内蔵されたメモリ(図示せず)から出力される。
【0065】
キーボードインジケータ切替回路228では、入力in90に入力されるプロセッサ切替信号SSWSのレベルに従って、入力in91、in92、もしくはin93、in94に入力される信号のレベルが判断される。そして、入力されるそれぞれの信号レベルに基づいて、キーボードインジケータ信号KISがキーボード170へ送られる。キーボードインジケータ信号KISは、選択されているプロセッサの種類をキーボード170に伝える信号であり、「装置1」〜「装置8」に対応するキーボードインジケータ信号KISはそれぞれE1〜E8で表される。
【0066】
次に示す表4は、キーボードインジケータ切替回路の入力in90〜in94とキーボードインジケータ信号KISとの関係を示した表である。
【0067】
【表4】
Figure 0004448237
【0068】
例えば、「装置1」である第1プロセッサ40と「装置5」である第2プロセッサ60とが切替装置200に接続され、「装置1」の第1プロセッサ40が切替装置200によって選択されている場合、プロセッサ切替信号SSWSのレベルが「1」であることから、スイッチSW1、SW2から送られてくる信号のレベル(それぞれ「1」、「1」)に基づき「装置1」に応じたキーボードインジケータ信号E1が出力される。このin90〜94に入力される信号とキーボードインジケータ信号KISとの対応関係は、あらかじめデータとして記憶されている。
【0069】
図10は、インジケータ300全体を示した図であり、図11はキーボード170上のインジケータ300を示した図である。
【0070】
インジケータ300は、液晶パネルであるLCD380〜383を有し、さらに、LCDドライバ340、キー操作処理名メモリ350とを有する。4つのLCD380〜383は、それぞれ順番にファンクションキーF1〜F4に対応するように並んで配置されている(図11参照)。
【0071】
LCD380〜383は、LCDドライバ340によって駆動され、LCDドライバ340にはキー操作処理名メモリ350が接続されている。LCDドライバ340は、切替装置200から送られてくるキーボードインジケータ信号KIS(E1〜E8)に基づいて、キー操作処理名メモリ350にアクセスし、表示すべき文字情報を読み出し、LCD380〜383に表示する。
【0072】
次に示す表5は、キー操作処理名メモリ350に格納される文字情報のデータを示す。ただし、ここでは、「装置1」、「装置2」の第1プロセッサ40および「装置5」、「装置6」の第2プロセッサ60に対応するデータのみ示す。
【0073】
【表5】
Figure 0004448237
【0074】
表5に示すように、キー操作処理名メモリ350には、LCD380〜383に表示すべき文字情報となる「患者リスト」、「医師リスト」、「画面リセット」、「時計リセット」および無定義のファンクションキーに対する「なし」の表示データが格納されており、キーボードインジケータ信号KISSに応じた文字情報のデータがLCDドライバ340によって読み出される。図11では、「装置1」に対する文字情報が表示されているが、「装置5」である第2プロセッサ60が切替装置200により選択された場合、LCD380〜383では、「患者リスト」、「時計リセット」、「医師リスト」、「なし」という順番で文字情報が表示される。
【0075】
このように第2の実施形態によれば、切替装置200のキーボードインジケータ切替回路228から出力されるキーボードインジケータ信号KSSに基づいて、プロセッサ処理の文字情報がLCD380〜383にそれぞれ表示される。このとき、切替装置200により選択されているプロセッサに関するファンクションキーF1〜F4とプロセッサ処理との対応関係に従って文字情報が表示される。したがって、オペレータは、表示される文字情報の中から所望するプロセッサ処理の文字情報と向かい合うファンクションキーを操作すればよい。
【0076】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、スペースの効率および作業効率が上がるとともに、プロセッサを操作するキーボードなどの周辺機器の操作方法に関し、適切かつ効率よく操作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態である電子内システムのブロック図である。
【図2】キーボードの一部を示した図である。
【図3】 切替装置内のキーボード切替回路を示すブロック図である。
【図4】 切替装置のプロセッサタイプ設定スイッチを示すブロック図である。
【図5】 切替装置内のキーボード情報メモリを示すブロック図である。
【図6】切替装置内の切替回路を示す平面図である。
【図7】 第2の実施形態である電子内視鏡システムのブロック図である。
【図8】 第2の実施形態のキーボード切替回路を示すブロック図である。
【図9】 第2の実施形態のキーボードインジケータ切替回路を示すブロック図である。
【図10】 第2の実施形態のインジケータを示すブロック図である。
【図11】 第2の実施形態のキーボードのファンクションキーを示す図である。
【符号の説明】
30 第1スコープ
50 第2スコープ
40 第1プロセッサ
60 第2プロセッサ
150 モニタ(表示装置)
170 キーボード(入力装置)
200 切替装置
220 キーボード切替回路(操作信号変換手段)
226 キーボード情報メモリ
240 プロセッサタイプ設定スイッチ(機種登録スイッチ)
300 インジケータ(文字情報表示手段)
380 液晶デバイス(複数の表示部)
381 液晶デバイス
382 液晶デバイス
383 液晶デバイス
F1 ファンクションキー(複数のスイッチボタン)
F2 ファンクションキー
F3 ファンクションキー
F4 ファンクションキー

Claims (11)

  1. 撮像素子を有する複数のスコープと、
    前記複数のスコープがそれぞれ接続されるとともに、接続されたスコープから送られてくる画像信号に基づいて映像信号を出力する複数のプロセッサと、
    前記複数のプロセッサと接続するとともに、前記複数のプロセッサのうちいずれか1つのプロセッサから出力される前記映像信号を選択的に出力する単一の切替装置と、
    前記切替装置に接続されるとともに、前記切替装置から出力される前記映像信号に応じた映像を表示する表示装置と、
    前記切替装置に接続されるとともに、前記複数のプロセッサのうち前記切替装置により選択されたプロセッサを操作する入力装置であって、前記複数のプロセッサに対してそれぞれ複数の表示関連処理を実行するための複数のスイッチボタンを有する入力装置とを備え、
    前記複数のプロセッサが第1および第2のプロセッサからなるとともに、前記複数のスコープが、前記第1のプロセッサと接続する第1のスコープと前記第2のプロセッサと接続する第2のスコープとからなり、撮像方式に関して、前記第1および第2のプロセッサのうちどちらか一方のプロセッサが面順次方式であり、他方のプロセッサが同時単板式であり、
    前記切替装置が、前記切替装置に接続される前記第1および第2のプロセッサそれぞれの種類を登録するための機種登録スイッチを有し、
    前記複数のプロセッサの種類に対する前記複数のスイッチボタンと前記複数の表示関連処理との対応関係が第1の対応関係としてあらかじめ前記複数のプロセッサの種類それぞれについて定められ、また、前記入力装置に対する前記複数のスイッチボタンと前記複数の表示関連処理との対応関係が第2の対応関係として定められ、
    前記切替装置が、前記第2の対応関係に従って前記複数のスイッチボタンのうち操作されたスイッチボタンに対応する表示関連処理を実行するため、前記切替装置により選択されたプロセッサに関する前記第1の対応関係と前記第2の対応関係とに基づいて、前記操作されたスイッチボタンに応じた信号であって前記入力装置から送られてくる入力操作信号を前記切替装置により選択されたプロセッサに応じたプロセッサ操作信号に変換し、該選択されたプロセッサへ送る操作信号変換手段を有し、
    前記操作信号変換手段が、前記機種登録スイッチに対する操作に従って生じるスイッチ信号と、前記第1および第2のプロセッサのうち前記切替装置によって選択されたプロセッサを示す選択信号とに基づいて、前記切替装置により選択されたプロセッサの種類に応じたプロセッサ操作信号を、選択されたプロセッサへ送ることを特徴とする電子内視システム。
  2. 前記操作信号変換手段が、前記選択されたプロセッサの種類に関する前記第1の対応関係の中で、前記第2の対応関係において前記操作されたスイッチボタンに応じた表示関連処理と同じ表示関連処理を実行するためのスイッチボタンを選定し、該スイッチボタンの操作信号を前記プロセッサ操作信号として前記切替装置により選択されたプロセッサへ送ることを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡システム。
  3. 前記入力装置がキーボードであって、前記複数のスイッチボタンが該キーボードにおける複数のファンクションキーであり、前記第1および第2の対応関係がそれぞれ前記複数のファンクションキーと前記複数の表示関連処理との対応関係であることを特徴とする請求項1に記載の電信内視鏡システム。
  4. 前記操作信号変換手段が、前記入力操作信号と前記プロセッサ操作信号との対応関係を前記複数のプロセッサの種類それぞれについて記録するキーボード情報メモリを有することを特徴とする請求項3に記載の電子内視鏡装置。
  5. 前記複数の表示関連処理が、患者名もしくは医師名を前記表示装置に表示する処理と、前記表示装置に映し出される映像の切替処理と、前記表示装置に表示される時刻の調整処理とを含むことを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡システム。
  6. 前記機種登録スイッチの開閉状態に応じてプロセッサの種類が登録されることを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡システム。
  7. 前記機種登録スイッチが、4つのスイッチから構成されることを特徴とする請求項に記載の電子内視鏡システム。
  8. 撮像素子を有する複数のスコープがそれぞれ接続される複数のプロセッサであって、接続されたスコープから送られてくる画像信号に基づいて映像信号を出力する複数のプロセッサが接続されるとともに、
    前記映像信号に応じた映像を表示する表示装置と、前記複数のプロセッサを操作する入力装置であって前記複数のプロセッサに対してそれぞれ複数の表示関連処理を実行するための複数のスイッチボタンを有する入力装置とが接続され、
    前記複数のプロセッサのうちいずれか1つのプロセッサから出力される前記映像信号を選択的に出力する切替手段と、
    前記入力装置から送られてくる操作信号を前記選択されたプロセッサへ送る操作プロセッサ選択手段とを備え、
    前記複数のプロセッサが第1および第2のプロセッサからなるとともに、前記複数のスコープが、前記第1のプロセッサと接続する第1のスコープと前記第2のプロセッサと接続する第2のスコープとからなり、撮像方式に関して、前記第1および第2のプロセッサのうちどちらか一方のプロセッサが面順次方式であり、他方のプロセッサが同時単板式であり、
    さらに、接続される前記第1および第2のプロセッサそれぞれの種類を登録するための機種登録スイッチを有し、
    前記複数のプロセッサの種類に対する前記複数のスイッチボタンと前記複数の表示関連処理との対応関係が第1の対応関係としてあらかじめ前記複数のプロセッサの種類それぞれについて定められ、また、前記入力装置に対する前記複数のスイッチボタンと前記複数の表示関連処理との対応関係が第2の対応関係として定められ、
    前記操作プロセッサ選択手段が、前記第2の対応関係に従って前記複数のスイッチボタンのうち操作されたスイッチボタンに対応する表示関連処理を実行するため、前記切替手段により選択されたプロセッサに関する前記第1の対応関係と前記第2の対応関係とに基づいて、前記操作されたスイッチボタンに応じた信号であって前記入力装置から送られてくる入力操作信号を前記切替手段により選択されたプロセッサに応じたプロセッサ操作信号に変換し、該選択されたプロセッサへ送る操作信号変換手段を有し、
    前記操作信号変換手段が、前記機種登録スイッチに対する操作に従って生じるスイッチ信号と、前記第1および第2のプロセッサのうち前記切替手段によって選択されたプロセッサを示す選択信号とに基づいて、選択されたプロセッサの種類に応じたプロセッサ操作信号を、選択されたプロセッサへ送ることを特徴とする電子内視鏡の切替装置。
  9. 撮像素子を有する複数のスコープと、
    前記複数のスコープがそれぞれ接続されるとともに、接続されたスコープから送られてくる画像信号に基づいて映像信号を出力する複数のプロセッサと、
    前記複数のプロセッサと接続されるとともに、前記複数のプロセッサのうちいずれか1つのプロセッサから出力される前記映像信号を選択的に出力する単一の切替装置と、
    前記切替装置に接続されるとともに、前記切替装置から出力される前記映像信号に応じた映像を表示する表示装置と、
    前記切替装置に接続されるとともに、前記複数のプロセッサのうち前記切替装置により選択されたプロセッサを操作する入力装置であって、前記複数のプロセッサに対してそれぞれ複数の表示関連処理を実行するための複数のスイッチボタンを有する入力装置と、
    前記複数の表示関連処理に応じた複数の表示関連処理文字情報を前記入力装置において表示する文字情報表示手段とを備え、
    前記複数のプロセッサが第1および第2のプロセッサからなるとともに、前記複数のスコープが、前記第1のプロセッサと接続する第1のスコープと前記第2のプロセッサと接続する第2のスコープとからなり、撮像方式に関して、前記第1および第2のプロセッサのうちどちらか一方のプロセッサが面順次方式であり、他方のプロセッサが同時単板式であり、
    前記切替装置が、前記切替装置に接続される前記第1および第2のプロセッサそれぞれの種類を登録するための機種登録スイッチを有し、
    前記複数のプロセッサの種類に対する前記複数のスイッチボタンと前記複数の表示関連処理との対応関係が第1の対応関係としてあらかじめ前記複数のプロセッサの種類それぞれについて定められ、前記入力装置に対する前記複数のスイッチボタンと前記複数の表示関連処理との対応関係が前記切替装置により選択されたプロセッサに対する前記第1の対応関係に定められ、
    前記文字情報表示手段が、
    前記複数のスイッチボタンの並びに沿っ配設された複数の表示部であって、前記複数のスイッチボタンそれぞれに対応するように並んだ複数の表示部と、
    前記機種登録スイッチに対する操作に従って生じるスイッチ信号と、前記第1および第2のプロセッサのうち前記切替装置によって選択されたプロセッサを示す選択信号とに基づいて、前記切替装置により選択されたプロセッサの種類に対する前記第1の対応関係に従うように、前記複数の表示関連処理文字情報を前記複数の表示部に表示する選択表示手段と
    を有することを特徴とする電子内視鏡システム
  10. 前記文字情報表示手段が、前記第1の対応関係を記録するキー操作処理名メモリを有することを特徴とする請求項9に記載の電子内視鏡システム
  11. 前記複数の表示部が、液晶デバイスであることを特徴とする請求項9に記載の電子内視鏡システム
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