JP2680534B2 - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JP2680534B2
JP2680534B2 JP5308334A JP30833493A JP2680534B2 JP 2680534 B2 JP2680534 B2 JP 2680534B2 JP 5308334 A JP5308334 A JP 5308334A JP 30833493 A JP30833493 A JP 30833493A JP 2680534 B2 JP2680534 B2 JP 2680534B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、診断能を向上させるた
めの手段を備えた内視鏡装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、CCD等の固体撮像素子を撮像手
段に用いたテレビカメラが広く普及し、またこの撮像手
段を内視鏡にも適用されるようになった。 【0003】従来は前記CCD等により可視光(およそ
400〜700nm)を撮像し、これをビデオ信号に変換
して観察モニタ上にカラー表示していた。その為、ファ
イバスコープで肉眼視していたものと同じ映像しか得ら
れず、診断能もファイバスコープと同程度のものになる
という問題があった。 【0004】このため、内視鏡画像信号に対し、画像処
理ないし画像解析を行ったところ以下のことが分かって
きた。 【0005】(a)体腔内壁は赤系統の色をしているが、
赤成分のみを描出してみると、高周波成分が少なく(被
写体上の微笑変位が大きな明暗差を有しない)のっぺり
と、もしくはもやがかかったように見え、可視波長全域
としてのコントラストを低下させている。 【0006】(b)一方、赤成分は粘膜下への浸透性に優
れ、緑成分、青成分よりも粘膜下血管の描出能に優れ
る。すなわち、粘膜下血管を見ようとした場合、緑成分
・青成分はそのコントラストを低下させる。(c) 緑成分
は人間の視感度特性が高いこともあるが、内視鏡像にお
いても明暗差の主体をなしている。また、青成分よりも
情報量が多く(体腔内壁は青みが元々少なく、また固体
撮像素子は一般に青に対する感度が低い。)S/Nのよ
い画像が得られる。青成分は短波長なので、体腔内壁の
極めて表面において反射する。その結果、微細な凹凸の
描出能に優れている。 【0007】しかしながら、ただ単に赤成分のみを赤
に、緑成分のみを緑に、青成分のみを青に表示したので
は、極めて見にくいものとなってしまう。また、適正な
調光状態も得られない。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】前述のように内視鏡
は、その観察において適正な調光状態であることが、被
検体の診断能を高める上で大切である。しかしながら、
内視鏡の被検体となるのは例えば体腔内であり、同一画
面に、前記のように表面が微細な凹凸がある場合、ある
いは大きな凹凸がある場合等がある。この凹凸は内視鏡
から見ると遠近であり、凹部は暗くなり凸部は明るくな
る。照明光を照射しても凹凸により明部と暗部とが混在
するような対象では、見たい部位により適切な明るさが
異なる。病例が異なれば、同様のことが起こり得る。 【0009】本発明は前述した点にかんがみてなされた
もので、病例など観察対象に応じて適正な調光を得ると
共に、被検体の診断能を高めることのできる内視鏡装置
を提供することを目的とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明による内視鏡装置
は、被検体内に挿入される内視鏡の先端に設けた撮像手
段と、前記撮像手段の出力信号に基づいた被検体像を表
示する表示手段と、前記内視鏡の先端から前記被検体を
照明する照明光を発する照明手段と、前記被検体像の明
るさを予め設定された所定の手順で増減させるために、
予め設定された所定の手順で前記照明光の光量を前記被
検体像の明るさとは関わりなく自動的に増減させる光量
制御をする光量制御手段と、前記光量制御手段に手動操
作により前記光量制御の開始を指示する第1の指示手段
と、前記光量制御手段に手動操作により前記光量制御の
終了を指示する第2の指示手段とからなることを特徴と
する。 【0011】また、前記光量制御手段が、前記第2の指
示手段からの指示後に、この第2の指示手段からの指示
時の前記被検体像の明るさを維持するように、前記照明
光の光量を調光制御することを特徴とする。 【0012】 【作用】表示手段は、被検体内に挿入される内視鏡の先
端に設けた撮像手段の出力信号に基づいた被検体像を表
示し、照明手段は、前記内視鏡の先端から前記被検体を
照明する照明光を発し、光量制御手段は、前記被検体像
の明るさを予め設定された所定の手順で増減させるため
に、予め設定された所定の手順で前記照明光の光量を
記被検体像の明るさとは関わりなく自動的に増減させる
光量制御をする。このとき第1の指示手段は、前記光量
制御手段に手動操作により前記光量制御の開始を指示
し、第2の指示手段は、前記光量制御手段に手動操作に
より前記光量制御の終了を指示する。 【0013】また、前記光量制御手段は、前記第2の指
示手段からの指示後に、この第2の指示手段からの指示
時の前記被検体像の明るさを維持するように、前記照明
光の光量を調光制御する。 【0014】 【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明の第1実施例の内視鏡装置を
示す。 【0015】図1に示すように第1実施例の内視鏡装置
1は、ファイバスコープ2と、このファイバスコープ2
に照明光を供給する光源装置3と、ファイバスコープ2
の接眼部4に装着されるカメラヘッド5と、このカメラ
ヘッド5に対する信号処理手段を有するビデオプロセッ
サ6と、このビデオプロセッサ6から出力される映像信
号を表示する複数(第1,第2,第3,第4)の観察モ
ニタ7,8,9,10と、これらのモニタ7,8,9,
10とビデオスイッチャ11で接続されたVTR12
と、このVTR12の出力端に接続された第5観察モニ
タ13とから構成される。 【0016】前記ファイバスコープ2は、細長の挿入部
14を有し、この挿入部14内にはライトガイドが挿通
され、このライトガイドは操作部から延出されたライト
ガイドケーブル内を挿通され、光源装置3から白色光が
供給される。つまり、ランプ15の白色光はコンデンサ
レンズ15aによりライトガイドの入射端面に集光照射
する。このライトガイドにより照明された被写体は、挿
入部14の先端に取付けた対物レンズで結像され、イメ
ージガイドにて接眼部4側に伝送される。しかして、接
眼部4に着脱自在のカメラヘッド5内の結像レンズ16
によりCCD17に結像される。カメラヘッド5は、C
CD17の撮像面に、モザイクフィルタ17aを取付け
た単板式のカラー撮像手段である。(勿論3板式のもの
でも3管式のカラー撮像手段でも良い。)このカメラヘ
ッド5のCCD17は、前記ビデオプロセッサ6内の図
示しないドライブ回路のドライブ信号により、撮像した
信号電荷が読出され、このビデオプロセッサ6内の映像
信号処理手段にてNTSC出力端18からはNTSCコ
ンポジットビデオ信号を出力すると共に、NTSC方式
のRGB出力端19からRGBビデオ信号を出力する。
このRGB出力端19は、Red信号出力端(図1では
R−OUTと記している。)と、Green信号出力端
(図1ではG−OUTと記している。)と、Blue信
号出力端(図1ではB−OUTと記している。)と、S
ynchro信号出力端(図1ではS−OUTと記して
いる。)との4端子からなる。 【0017】前記ビデオプロセッサ6の出力端19の4
端子に接続されるモニタ7と、R,G,B端子及びS−
端子に接続されたモニタ8,9,10と、VTR12と
接続されるモニタ13は、全て外部同期が可能なモニタ
で、それぞれS−端子から出力される同期信号に同期し
た表示を行う。また、少くとも第1モニタ7と、第5モ
ニタ13とはカラーモニタであり、一方、第2,第3,
第4モニタ8,9,10は白黒モニタでもカラーモニタ
でも良い。 【0018】尚、第1モニタ7は、NTSC方式のRG
Bビデオ信号入力端を有するNTSC−RGB方式の観
察モニタである。 【0019】一方、第2,第3,第4モニタ8,9,1
0は、NTSCコンポジットビデオ信号入力端(NTS
C−IN)及びNTSC−Synchro信号入力端
(S−IN)及びNTSCコンポジットビデオ信号出力
端子(NTSC−OUT)を有するNTSCコンポジッ
ト方式のモニタであり、Synchro信号により外部
同期され、NTSC−INからのビデオ信号の内容を表
示すると共に、NTSC−INからのビデオ信号をNT
SC−OUTより出力する。 【0020】また第5モニタ13は、NTSCコンポジ
ット方式のモニタであり、VTR12はNTSCコンポ
ジット方式のVTRであり、NTSCコンポジットビデ
オ信号入力端(NTSC−IN)、Synchro信号
入力端(S−IN)及びNTSCコンポジットビデオ信
号出力端(NTSC−OUT)を有し、録画及び再生を
行う。ここで録画・再生信号は同期信号を含む。 【0021】ところで、前記第1モニタ7は、光源装置
3内のランプ15の分光強度とか、ファイバスコープ2
のライトガイド及びイメージガイドの分光透過特性と
か、カメラヘッド5の撮像手段、つまりCCD17の分
光感度及びモザイクカラーフィルタ17aのカラーフィ
ルタ特性とか、ビデオプロセッサ6の信号処理系の色特
性及び第1モニタ7の色特性によって決定される波長域
(おおむね可視光全域と等しい)の内視鏡像が所定の色
再現性のもとにカラー表示される。 【0022】前記第2,第3,第4モニタ8,9,10
には、それぞれ内視鏡像のうちの赤成分、緑成分、青成
分がそれぞれ白黒表示される。 【0023】ここで、赤成分、緑成分、青成分の波長域
及び分光特性は前述の諸特性によって決定される。特
に、カメラヘッド5のカラー撮像手段が単管カメラであ
りY(輝度信号)、R−Y,B−Yの各信号を出力する
場合、これらの信号からNTSC−RGBビデオ信号を
作成するための逆マトリクス回路(これはビデオプロセ
ッサ6の内にある。)のマトリクスとかカラーフィルタ
の分光透過特性によって、波長域は主として決定され
る。 【0024】第2,第3,第4モニタ8,9,10に表
示される各画像の明るさは、被写体によっては適正な明
るさにならないことが多い。一般に、体腔内壁は赤っぽ
いので、第2モニタ8はオーバーぎみ、第4モニタ10
はアンダーぎみになることが多い。そこで、第2,第
3,第4モニタ8,9,10にある明るさ調整機構によ
って補正する。同様に、VTR12からの出力に対して
も第5モニタ13にある明るさ調整機構によって、その
都度補正する。 【0025】尚、ビデオプロセッサ6からのNTSCコ
ンポジットビデオ信号をNTSCコンポジット方式のモ
ニタに入力し、クロマ(彩度)を落して表示すると、白
黒画像が得られるが、これは0.30R+0.59G+0.11B
と、全波長域成分を含んでいるので、各波長域成分のみ
を白黒表示したものと比較すると、各波長域成分独自の
診断上のメリットは阻害されている(つまり各波長域成
分のみで表示したものの方が、診断上のメリットが大き
い。)。 【0026】尚、VTR12は、スイッチャ11により
選択された色青分の信号を記録できるし、または通常の
NTSCコンポジット(カラー)ビデオ信号も記録で
き、従ってこの選択された色信号をモニタ13で表示で
きると共に、通常のカラー表示もできる。 【0027】この第1実施例によれば、各波長域の色信
号成分のみで選択的に白黒表示できるようにしてあるの
で、同一診断部位に対しても異る特徴を顕著化でき診断
能を向上できる。 【0028】図2は本発明の第2実施例の内視鏡装置2
1を示す。 【0029】この第2実施例の内視鏡装置21は、電子
スコープ22と、この電子スコープ22に照明光を供給
する面順次式光源部23及びこの電子スコープ22の信
号処理手段を内蔵した内視鏡制御装置(ビデオプロセッ
サ)24と、このビデオプロセッサ24で信号処理され
たビデオ信号を表示するNTSC−RGB方式モニタ2
5とNTSC−コンポジットビデオ方式モニタ26と、
各種の信号処理を行わせるためのキーボード27と、前
記モニタ26に入力されるコンポジットビデオ信号を記
録/再生するためのVTR28及び撮影用のスチルビデ
オフロッピー装置(SVFと略記)29及びその他の記
録装置(AUXと略記する。)30と、フロッピーディ
スクドライブ装置(FDDと略記する。)31とから構
成される。 【0030】前記電子スコープ22には、ライトガイド
32が挿通され、光源部23から入射端面に供給される
照明光を伝送し、出射端面からさらに照明レンズ33を
経て被写体側に照射する。この光源部23は照明ランプ
34の照明光をコリメート用レンズ35で平行光束に
し、光量制御手段を構成する絞り36を通した後、モー
タ37で回転される回転フィルタ38を通して赤,緑,
青の各波長域の照明光にした後、集光レンズ39で集光
して前記ライトガイド32の入射端面に照射する。 【0031】前記回転フィルタ38には、扇状の赤透過
フィルタ40R、緑透過フィルタ40G、青透過フィル
タ40Bが取付けてあり、回転フィルタ38を回転する
ことにより各色透過フィルタ40R,40G,40Bが
順次光路中に介装される。従って、ライトガイド32の
入射端面には赤,緑,青の照明光が時系列的に照射さ
れ、被写体も赤,緑,青の照明光で順次照明される。 【0032】前記ライトガイド32で伝送した照明光で
照明された被写体は、電子スコープ22の先端部に取付
けた対物レンズ41にて、CCD42の撮像面に結像さ
れる。 【0033】このCCD42は光学像を光電変換して信
号電荷として蓄積し、ビデオプロセッサ24内のCCD
ドライバ43からのドライブ信号の印加により読出さ
れ、プリアンプ44で増幅された後、信号ケーブルを経
てビデオプロセッサ24内のサンプル・ホールド回路4
5に入力され、サンプルホールドされる。このサンプル
・ホールド回路45でサンプルホールドされた信号は、
マルチプレクサ46を介してそれぞれA/Dコンバータ
47でディジタル信号に変換された後、Rフレームメモ
リ48R、Gフレームメモリ48G、Bフレームメモリ
48Bに書き込まれる。 【0034】尚、前記サンプル・ホールド回路45のサ
ンプリングパルスはタイミング制御回路49からのタイ
ミング信号に同期して生成される。またマルチプレクサ
46は、タイミング制御回路49のタイミング信号に同
期してその切換が制御される。 【0035】例えば、タイミング制御回路49は、前記
光源部23における色透過フィルタ40R,40G,4
0Bが光路中に介装されている期間、つまり赤,緑,青
の各照明期間の終了と共に、CCDドライバ43にはド
ライブ信号を出力させるタイミング信号を印加すると共
に、マルチプレクサ46を切換える(このマルチプレク
サ46の切換は、終了期間の終了時刻よりも以前でも良
い。)。 【0036】尚、赤透過フィルタ(以下Rフィルタと略
記する。他の各透過フィルタ40G,40Bについても
同様)40Rは、約600nmにピークを持ち、約535
〜約700nmの範囲の波長の光を透過する。又、Gフィ
ルタ40Gは、約535nmにピークを持ち、約470nm
〜約605nmを透過する。Bフィルタ40Bは約450
nmにピークを持ち、約390nm〜約520nmを透過す
る。このようにR,G,Bフィルタ40R,40G,4
0Bはその透過波長域がオーバラップしているが、これ
は通常のカラー観察時の色再現性を良くするためであ
る。このようにしても、この実施例は十分に効果を発揮
するが、オーバラップしないようにすることが望まし
い。従って、回転フィルタ38をオーバラップしない
R,G,Bフィルタと取換えて使用できるようにしても
良い。 【0037】尚、この実施例では面順次式のカラー撮像
方式であるが、白色照明のもとで、カラー撮像するカラ
ーフィルタ内蔵式電子スコープの場合には、CCDに取
付けるカラーフィルタの透過波長域をオーバラップさせ
ないようにすることが望ましい。しかし、オーバラップ
させても、後述する画像処理によって、特定波長域成分
のみを出力できる。 【0038】前記照明ランプ34の照明光を平行光束に
するレンズ35及び集光レンズ39と、ライトガイド3
2と、照明レンズ33と対物レンズ41は、全可視域の
光を透過及び伝送するものであり、CCD42は少くと
も約390〜700nmの光に対して感度を有する。 【0039】前記電子スコープ22には、5つの第1,
第2,第3,第4,第5スイッチ51,52,53,5
4,55が操作部に設けてあり、ビデオプロセッサ24
内の画像切換制御回路56と接続されている。 【0040】ところで、前記R,G,Bフレームメモリ
48R,48G,48Bは赤,緑,青の照明光のもとで
撮像した信号が1フレ―ム分づつ書込まれると同時に読
出され、調色・マトリクス・演算回路61に入力され、
調色、マトリクス変換、及び各種の演算が行われた後、
コントラスト変換回路62に入力され、コントラスト変
換が行われる。その後、輪郭強調回路63に入力され、
輪郭強調が行われ、光量制御手段を構成する調光回路6
4に入力される。この調光回路64で入力される信号を
次段のカラー処理回路65に出力すると共に、調光制御
信号を生成して光量制御手段を構成する絞り制御装置6
6に印加し、この絞り制御装置66が絞り36の絞り量
を制御する。この絞り制御装置66は、絞り36と、こ
の絞り36を回動するモ―タと、図示しないモ―タドラ
イバとからなる。 【0041】前記カラー処理回路65にてカラー化処理
された後、D/Aコンバータ67でアナログ信号に変換
された後、スーパーインポーズ回路68に入力され、キ
ーボード27から入力される文字信号等がスーパーイン
ポーズされた後、RGB出力端からモニタ25に出力す
ると共に、NTSC変換回路69に出力する。このNT
SC変換回路69のNTSCコンポジットビデオ信号
は、NTSCコンポジットビデオ出力端からVTR2
8、SVF29、AUX30とスイッチャー71に入力
される。また、VTR28、SFV29、AUX30の
出力端はスイッチャ71と接続され、選択されたものが
モニタ26で表示される。 【0042】尚、ビデオプロセッサ24の前面には操作
パネル72が設けてあり、このパネル72のスイッチ等
の操作は、画像切換制御回路56に伝送されると共に、
このスイッチ操作によりスイッチャ71の選択を制御で
きるようにしてある。 【0043】ところで、前記電子スコープ22の操作部
に設けた第1スイッチ51はレリーズスイッチであり、
以下のレリーズ機能を有する。 【0044】第1スイッチ51を押すと、SVF29
と、AUX30にレリーズトリガ信号が与えられる。ま
た、このレリーズトリガ信号は図3に示す操作パネル7
2に設けたレリーズスイッチ74によっても発生でき
る。 【0045】このレリーズスイッチ74には、○印で示
すLED75が設けてある。尚、この○印が付いてない
長方形状スイッチは、LEDが付いてない押しボタンス
イッチであり、○印が付いているものは中央にLEDが
設けてある自照式押しボタンスイッチである。 【0046】従って、第1スイッチ51又はレリーズス
イッチ74を押すと、画像切換制御回路56からの指令
でレリーズが行われる。この時、レリーズスイッチ74
のLED75は0.5秒間点灯し、その後自動的に消灯
する。(平時は消灯している。)これはレリーズしたと
いうことを告知するためである。 【0047】次にフリーズ機能について説明する。 【0048】第2スイッチ52はフリーズスイッチであ
り、この第2スイッチ52を押すと、フリーズし、もう
一度押すと、フリーズが解除される。このフリーズ機能
は、フレームメモリ48R,48G,48Bに対する書
込みを停止することにより行われるので、フリーズ中に
も後段の諸回路(つまり調色・マトリクス・演算回路6
1、コントラスト変換回路62、輪郭強調回路63、カ
ラー処理回路65、スーパーインポーズ回路68等)の
機能は作動する。 【0049】また、操作パネル72のフリーズスイッチ
群76のフリーズスイッチ77を押すと、フリーズし、
フリーズ解除スイッチ78を押すとフリーズが解除され
る。フリーズ中は、フリーズスイッチ77のLED75
が点灯し、平時はフリーズ解除スイッチ78のLED7
5が点灯する。 【0050】次に出力切換機能について説明する。 【0051】操作パネル72の出力切換スイッチ群81
を構成するAUX出力スイッチ82、SVF出力スイッ
チ83、VTR出力スイッチ84、SCOPE出力スイ
ッチ85の各スイッチは、4者択一であり、結果別にビ
デオスイッチャ71を制御して、AUX30又はSVF
29又はVTR28又はNTSC変換回路69のNTS
Cコンポジットビデオ信号を選択してモニタ26に対し
出力する。この場合、選択されたスイッチ82,83,
84,85のLED75が点灯し、他は消灯する。 【0052】次にVTR制御機能について説明する。 【0053】VTR28がREC PAUSEの状態の
時、VTR ON/OFFスイッチ群86を形成するV
TR ONスイッチ87を押すと、REC PLAYと
なり、このスイッチ87のLED75が点灯する。一
方、VTR OFFスイッチ88を押すと、REC P
AUSEとなり、このスイッチ88のLED75が点灯
する。 【0054】一方、VTR28がPAUSEの時に、V
TRONスイッチ87を押すと、PLAYとなり、この
スイッチ87のLED75が点灯し、一方VTR OF
Fスイッチ88を押すと、PAUSEとなり、このスイ
ッチ88のLED75が点灯する。 【0055】次に調色機能について説明する。調色機能
は、演算スイッチ群89では通常出力スイッチ91がセ
ット(選択)され、色選択スイッチ群92では通常出力
スイッチ93がセットされている時のみ作動し、それ以
外の時は基準ゲインとなる。 【0056】しかして、この基準ゲインの時には、可視
光全域が通常にカラー表示される。カラー化スイッチ群
94では、白黒表示スイッチ95がセットされている時
は、R,G,Bの各ゲインは基準にもどる。つまり、調
色機能は働かない。カラー化スイッチ群94の疑似カラ
ースイッチ96が選択されている時は、このスイッチ群
94が通常画像スイッチ97の時と同じように作動す
る。 【0057】前記操作パネル72の調色スイッチ群98
は、R,G,Pi,Ye,Wの右側に赤,青,桃色,黄
色、白の各ゲイン増加スイッチ101,102,10
3,104,105を設けると共に、その左側にゲイン
減少スイッチ106,107,108,109,110
を設けてある。しかして、これらスイッチ101〜11
0の操作に対応して、調色・マトリクス・演算回路61
は色を断続的に変化させる。例えば、スイッチ101を
1回押すと、Rのゲインが1ステップ上がって1ステッ
プ赤っぽくなり、更に1回押すと更に1ステップ赤っぽ
くなる。調色・マトリクス・演算回路61からの出力信
号をもとに調光回路64の調光が行われるので、色は変
わっても明るさは一定である。 【0058】また、例えばスイッチ103を押すと、1
ステップ桃色っぽくなり、スイッチ104を押すと、1
ステップ黄色っぽくなる。また、スイッチ105を押す
と、1ステップ白っぽくなる。(彩度が下がる。)尚、
調光回路64が後段にあるので、いずれも明るさは一定
である。 【0059】ところで、内視鏡検査を行なうのは、医者
でありカラー調整の専門家でない。そのため、赤及び青
の量をコントロールして調色するよりも単刀直入に桃色
っぽくしたり、黄色っぽくしたり、白っぽくした方がや
り易い。尚、ここで白っぽいとは明るさのことではな
く、彩度が高いか低いかを意味している。明るさは、別
途調整できる。その他、もっと緑っぽくしたり、オレン
ジっぽくしたり、青白くしたりできるようにしても良い
が、特に桃色、黄色、白は重要である。 【0060】尚、構造的には公知の方法でR,G,Bの
各ゲインをコントロールする。 【0061】前記調色スイッチ群98の基準色スイッチ
111を押すと、R,G,Bの各成分には基準のゲイン
がかけられ、基準の色バランスになる。その際、このス
イッチ111のLED75が点灯する。電子スコープ2
2は各種の画像処理、画像解析を行えるというメリット
があるが、そのために極力加工されてない生データを出
力できることが望ましい。そこで基準出力を行えるよう
にしてある。尚、画像処理装置その他は、ビデオプロセ
ッサ24のNTSC−RGB出力端に、モニタ25の代
りに接続して使用できる。 【0062】尚、RGBの各色に対して、基準ゲインと
比較して、どのような倍率のゲインが与えられているか
は、スーパーインポーズして表示される。 【0063】尚、基準色スイッチ111の両側に延びる
ラインは、ノーマルライン112を示す。 【0064】次に調光機能について説明する。 【0065】調光回路64は、この回路64に入力され
る映像信号の大きさが、予め設定された値になるよう
に、絞り36の絞り量を制御する。その設定値は操作パ
ネル72の明るさスイッチ群113の操作によって、段
階的または連続的に変更される。このスイッチ群113
には、第2の指示手段としての明るさ固定スイッチ11
4、第1の指示手段としての明るさ上下変動スイッチ1
15、明るさ増加スイッチ116、明るさ基準化スイッ
チ117と、明るさ減少スイッチ118が設けてある。 【0066】しかして、明るさ増加スイッチ116を1
回押すと、設定値が1ステップUPし、モニタ25,2
6の内視鏡画像は1ステップ明るくなる。このスイッチ
116をもう1回押すと、さらに1ステップ明るくな
る。逆に明るさ減少スイッチ118を押すと、1ステッ
プ暗くなる。 【0067】また、明るさ上下変動スイッチ115を押
すと、このスイッチ115のLED75が点灯すると共
に、絞り制御装置66は調光回路64の指令により絞り
36を全開と全閉の間を往復するように駆動し、従って
明るさが明るくなったり、暗くなったりを繰り返すよう
になる。尚、電子スコープ22の第3スイッチ53、つ
まり調光スイッチを1度押してもこのように明るさが明
暗と変動するようになり、明るさ上下変動スイッチ11
5のLED75は点灯する。 【0068】前記明るさ上下変動スイッチ115がオン
になっている時に、明るさ固定スイッチ114又は第3
スイッチ53を押すと、明るさはその状態で固定され
る。つまり、明るさ固定スイッチ114を押した時の調
光回路64に入力される映像信号の大きさが設定値にな
り、以後は映像信号がその設定値になるように自動調光
が行われる。この場合明るさ上下変動スイッチ115の
LED75は、消灯する。 【0069】後述するコントラスト強調においては、適
正明るさ範囲が狭くなるので、このように明暗変動機能
によって適正明るさを簡単に得ることができる。また、
色選択後の白黒表示を行う時も、病例に応じて明るさを
変えるのに便利である。従って、体腔の深部例えば気管
枝を観察しようとした場合でも、適正な調光状態が得ら
れる。すなわち、見たい部位がうまく表示でき、観察能
を高めることができる。 【0070】調光回路64は調色・マトリクス・演算回
路61、コントラスト変換回路62、輪郭強調回路63
の後段にあり、これら各回路61,62,63で処理さ
れた信号をもとに自動調光が行われるので、常に適正な
明るさになる。尚、前記電子スコープ22に調光スイッ
チとしての第3スイッチ53を設けてあるので操作性が
良い。 【0071】一方、明るさ基準化スイッチ117を押す
と、調光レベル(設定値)は基準値にセットされる。こ
のスイッチ117のLED75は、調光レベルが基準値
の時点灯し、それ以外では消灯する。なお、明暗変動は
1往復あたり、約4秒程度で行うようにすると、早すぎ
もせず、且つ遅すぎることもなくて良い。 【0072】次に演算機能について説明する。 【0073】この演算機能には第1の演算機能としての
血流機能解析モ―ドと第2の演算機能としてのR−Bモ
ードと、第3のR/Gモードとがある。 【0074】演算スイッチ群89には血流解析スイッチ
121とR−B出力スイッチ122とR/G出力スイッ
チ123と通常出力スイッチ91とが設けてある。 【0075】血流解析スイッチ121を押すと、第4ス
イッチ54つまりマルチスイッチが血流機能解析モード
にセットされ、この血流解析スイッチ121のLED7
5が点滅する。この状態で第4スイッチ54を押すと、
血流解析スイッチ121のLEDは点灯し、調色・マト
リクス・演算回路61において下記の演算が行われる。
すなわち、CCD42の各画素(i)からのR入力(こ
れをRiiで表わす。つまりRiiはi番目の画素の調色・
マトリクス・演算回路61へのR入力である。)とG入
力(Gii)とから演算し、この回路61からの出力(Y
oi)を生成する。(ここでYoiはi番目の画素のこの回
路61からのNTSCコンポジット信号の輝度信号換算
出力を表わす。)ここで、出力Yoiは、 Yoi=C1・log2{(Rii+C2)/(Gii+C
2)} である。尚、C1,C2は定数で、C2を回転フィルタ3
8のR,G,Bフィルタ40R,40G,40Bの分光
透過特性とCCD42の分光感度特性と、ビデオプロセ
ッサ24の出力特性等に応じて適切に設定することによ
りYoi(各ポイントの輝度信号レベル)は粘膜ヘモグロ
ビン濃度と正の相関を有するようになる。(このこと
は、GASTROENTEROLOGICAL END
OSCOPY日本消化器内視鏡学会雑誌Vol.29 No3
「電子内視鏡を用いた胃粘膜機能画像解析の検討」に
その一部が記載されている。)前記定数C2は、例えば
C2=1であり、C1,C2の値はキーボード27から設
定又は変更が可能である。ここで、カラー化スイッチ群
94が白黒表示スイッチ95または通常画像スイッチ9
7にセットされている時で、血流解析モードが作業して
いる時は、白黒表示スイッチ95のLED75が点灯す
る。 【0076】もう一度第4スイッチ54を押すと、カラ
ー化スイッチ群94が通常画像スイッチ97にセットさ
れている時は通常画像(カラー)に戻り、カラー化スイ
ッチ群94が白黒表示スイッチ95にセットされている
時は、通常画像(白黒)に戻る。 【0077】カラー化スイッチ群94が疑似カラースイ
ッチ96にセットされている時は、血流解析モード作動
中は、Y信号に応じた疑似カラー処理が行われ、作業が
停止すると通常画像が通常にカラー表示される。 【0078】前記電子スコープ22の操作部に第4スイ
ッチ54を設けたので、操作性が良く通常画像と演算画
像を交互に比較することができる。血流解析機能は、コ
ントラスト強調機能、輪郭強調機能、疑似カラー機能と
の併用が可能である。また調光及び調光レベル切換も可
能である。 【0079】尚、このモードの作動中は、R,G,Bの
各信号に対するゲインは基準値に自動的に設定され(基
準色スイッチ111のLED75が点灯)、作動停止に
より作動前の状態に復帰する。このモードは調光レベル
の設定値に影響を与えない。尚、C1は絞り36の絞り
量が基準値の時標準的明るさになるように設定される。
ただし、キーボード27から変更が可能である。 【0080】尚、この演算はディジタル演算で行ってい
る。演算に時間がかかる場合は、表示フレーム数を毎秒
30フレームから毎秒10フレーム程度に減らし、同一
の内容を3フレームづつ出力させても良い。 【0081】ここで、調色・マトリクス・演算回路61
からのR,G,B各出力は、Roi=0.3Yoi,Goi=0.5
9Yoi,Boi=0.11Yoiとする。(なお、Roiはi番目
の画素のこの回路61からのR出力である。他のGoi,
Boiについても同様の内容である。)◎すなわち、各出
力とも白黒出力となる。 【0082】血流解析モード、R−Bモード、R/Gモ
ード等は各波長域成分間で加算以外の演算が行われる場
合、カラー化スイッチ群94の選定によらず、調色・マ
トリクス・演算回路61からは結果的に白黒画面になる
ような映像信号が出力される。カラー処理回路65は結
果的に白黒画面になるような映像信号を処理して結果的
に疑似カラー画面になるような映像信号に変換する。各
波長域成分間で加算以外の演算を行うモードにおいて
は、白黒表示スイッチ95又は通常画像スイッチ97が
選択されている時は白黒画面となり、疑似カラースイッ
チ96が選択されている時は疑似カラー画面となる。 【0083】演算モード、色選択モードにおいては調色
は自動的にノーマルとなり、R,G,B各々に対するゲ
インは基準ゲインとなる。これは調色によって、表示さ
れる内容が大きく影響を受け定量的及び恒常的な診断が
できなくなるからである。 【0084】色選定モードでは、通常画像スイッチ97
が選択されている時は、選択された色のままの画面とな
り、白黒表示スイッチ95の時は白黒画面となり、疑似
カラースイッチ96の時は疑似カラー画面となる。 【0085】演算モード、色選定モードでは選択された
モード及び定数が画面内にスーパーインポーズされる。
「G(1.7)」はGモードでC11=1.7 であることを示
し、「G+B(1.25/2)」はG+BモードでC6=1.2
5、C7=2であることを示す。 【0086】次に第2の演算機能、つまりR−Gモード
について説明する。 【0087】このモードでは調色はノーマルになる。
又、このモードでは、調色・マトリクス・演算回路61
からは、 Yoi=C3(Rii+C4×Gii) (ここで、C3,C4は定数)なる白黒信号が出力され
る。一般的にC4=2〜4であり、C3は5程度である。
C3,C4はキーボード27により設定及び変更できる。
作動させる方法及びR−B出力スイッチ122のLED
75の点滅・点灯は血流解析スイッチ121と同じであ
る。スイッチ121〜123、114,115及び後述
する色選択スイッチ群92のG+Bスイッチ125、R
+Bスイッチ126、Rスイッチチ127、Gスイッチ
128、Bスイッチ129は10者択一の選択スイッチ
であり、スイッチ121〜123,125〜129のう
ちの1つを押すと、第4スイッチ54の内容がセットさ
れる。一方、スイッチ114,115は同じ機能を有
し、通常の状態に戻る。 【0088】このモードでは、表面反射による明暗の影
響がとりのぞかれるので、体腔壁の深部のみの状態に近
いものを可視化することができる。 【0089】C3,C4は主たる対象病変及び検査部位に
よって、適切な数値を設定する。 【0090】次に第3の演算機能、つまりR/Gモード
について説明する。 【0091】このモードでは調色はノーマルになる。
又、このモードでは体腔壁の色相の変化の状態を強調し
て可視化することができる。C5,C13は主たる対象病
変及び検査部位によって適切な数値を設定する。 【0092】次に色選択機能について説明する。調色は
ノーマルになる。又G+Bモードは主として明るさの変
化をピックアップする。後述のGモードと異なり、青系
の色素内視鏡検査の時に有効である。 【0093】R+Gモードでは、茶系または青色及びそ
の混合にる色素内視鏡検査において、非色素の明るさの
変化の影響を除外し、色素検査自体による明るさの変化
をピックアップする。ここでC9を設けたので、用いる
色素に応じて最適な表示をすることができる。 【0094】Rモードでは、R成分により粘膜下ないし
上皮下の血管の走行状態がより鮮明にかわるので、病気
による粘膜下ないし上皮下の変質の有無及びその内容が
分る。 【0095】Gモードでは、明るさの変化により、微小
癌の存在診断における微小発赤の有無及び発赤中の模様
及び微細な凹凸不整が分る。 【0096】Bモードでは、この凹凸の具合がより鮮明
に分る。スイッチ121〜123,125〜129の8
機能のON/OFFは第4スイッチ54によって行われ
る。操作パネル72上でスイッチ121〜123,12
5〜129が押されると、そのLED75が点滅状態に
なり、第3スイッチ54を一度押すと、設定されている
モードになり、もう一度押すと、通常の状態つまりRoi
=Rii,Goi=Gii,Boi=Bii(ただし、調色は演算
モード、色選択モードになる前の状態にもどる。)とな
る。 【0097】次に疑似カラー機能について説明する。カ
ラー化スイッチ群94のスイッチ95〜97は3者択一
スイッチである。演算機能及び色選択機能の作動中は、
白黒表示スイッチ95または通常画像スイッチ97が選
択された時は、カラー処理回路65は何も行わず、入力
信号をそのまま出力する。疑似カラースイッチ96が選
択された時は入力信号のの輝度に対応した疑似カラー化
処理を行なう。 【0098】通常状態(通常出力スイッチ91または9
3の時)では、スイッチ95〜97がどこにあってもカ
ラー処理回路65は何も行なわない。ただし、白黒表示
スイッチ95がセットされている時は、調色・マトリク
ス・演算回路61が図10及び図11に示す図表に示す
演算を行なうので、結果的には疑似カラースイッチ96
又は通常画像スイッチ97にセットされている時は、通
常のカラー表示となり、白黒表示スイッチ95にセット
されている時は白黒表示となる。尚、図11に示す図表
は図10に示す図表に後続するものである。前記図表
は、調色・マトリクス・演算回路61からのRGB各出
力信号を表わす。ここで、C1〜C13は主たる対象病変
の種類及び対象部位に対応して設定値をキーボード27
から入力する。 【0099】演算機能または色選択機能を疑似カラー機
能と組合わせて使用する時は、疑似カラースイッチ96
をセットしておくと良い。その状態で、第4スイッチ5
4を操作することにより、通常のカラー画像と、演算処
理または色選択処理がされて、且つ疑似カラー処理され
た画像とを交互に出力して見比べることができる。 【0100】次にコントラスト変換機能について説明す
る。 【0101】操作パネル72のコントラストスイッチ群
130には、5つのタイプ(A〜E)のコントラスト強
調スイッチ131〜135と、ノーマルスイッチ136
と、γ補正解除スイッチ137とが設けてある。モニタ
25,26に内蔵されているCRTは、入力輝度信号と
発光との関係がリニアではない。そのため、CCD42
からの出力信号と、モニタ25,26での発光の関係を
リニアにする必要がある。そこで、ノーマルスイッチ1
36が選択されている時は、コントラスト変換回路62
ではγ=0.45のγ補正が行なわれる。 【0102】一方、微小癌の診断においては、微妙な明
るさの変化が重要な診断指標となっている。そこで、コ
ントラストを強くすることによって、明るさのの変化を
強調する機能を設けた。コントラストの特性として図4
ないし図8の5種類を設け、適宜選択できるようにし
た。 【0103】図4は中間領域のリニア領域を広くした折
れ線状の入出力特性で、図5はしきい値入力以下は0で
この値以上の狭い入力範囲に対してリニアな出力する特
性のものであり、図6はしきい値以下は0出力で、この
しきい値以上の入力信号に対してリニアな出力となる多
価関数的特性を示すものであり、図7はしきい値を有し
ないリニア出力する多価関数特性のものであり、図8は
リニアな増加及び減少関数を有する多価関数特性を示
す。 【0104】前記コントラスト強調スイッチ131〜1
35と、ノーマルスイッチ136及びγ補正解除スイッ
チ137は、7者択一のスイッチであり、コントラスト
強調スイッチ131〜135を押すと、そのLED75
が点滅する。その状態で操作部に設けた第5スイッチ5
5、つまりコントラストスイッチを押すと、LED75
が点灯し、スイッチ131〜135の各々に対応する特
性(図4ないし図8)のコントラスト変換が行われる。
もう一度第5スイッチ55を押すと、点灯中のLED7
5は点滅状態に戻り、通常のコントラスト特性に戻る。
ノーマルスイッチ136を押した時は、通常のコントラ
ストに戻り、コントラスト強調スイッチ131〜135
及びγ補正解除スイッチ137は消灯する。通常のコン
トラストで出力されている時は、常にノーマルスイッチ
136のLED75は点灯しており、それ以外の時はこ
のスイッチ136のLED75は消灯する。 【0105】ここで、通常のコントラスト特性とは、γ
=0.45(モニタ25,26を含めたシステムとしてのト
ータルのγ=1)の状態を意味する。 【0106】コントラスト変換回路62は、R,G,B
各々に対して、8ビットの記憶容量を有し、256段階
の入力信号に対する出力の関係を変換する。 【0107】Aタイプのコントラスト強調スイッチ13
1を選択した時は、その特性は図4のようになる。すな
わち、入力信号の中央3/8の領域のコントラストが通
常の2倍となる。暗部及び明部はコントラストが低下す
る。このAタイプでは、明るさと色相の見え方を極度に
変えてしまうことなく、診断にとって重要部分(中間的
な明るさの部分)のコントラストを強調するものであ
る。 【0108】Bタイプのコントラスト強調スイッチ13
2が選択された場合は、図5の特性になる。中央付近の
コントラストを通常の5倍とする。このBタイプでは、
明るさの変化のみに着目し、これを強調する場合に用い
る。実際に表示されるラチチュードが極度に狭くなるの
で、明るさスイッチ群113または第3スイッチ53、
特に第3スイッチ53を用いて明るさを連続的に変化さ
せ、見たい部分がうまく表示されたときに第3スイッチ
53を操作して、これを固定するようにできるので便利
である。 【0109】Cタイプのコントラスト強調スイッチ13
3の場合の特性は図6に示すものとなる。図5よりもラ
チチュードを拡大したもの。最暗部及び最明部を黒とし
て表示したので、特に最明部のように診断に使用しない
ところを削除することにより、すっきりとした画面を与
えている。 【0110】Dタイプのコントラスト強調スイッチ13
4が選択された場合は図7の特性になる。本来のラチチ
ュードを損なうことなく、コントラストを強調してい
る。 【0111】Eタイプのコントラスト強調スイッチ13
5が選択された場合には図8の特性になる。 【0112】ここで、見え方を極度に変えないレベルの
コントラスト強調時には、1.5倍ないし2.5倍程度
にとどめるのが良い。輪郭強調との併用により、より一
層明暗差の識別がし易くなる。見え方を極度に変える場
合には、4倍以上の強調が効果的である。この場合も、
輪郭強調、さらには疑似カラー化との併用がより効果的
である。輪郭強調回路63をコントラスト変換回路62
の後に設けたので、輪郭強調量(プレシュート量、オー
バシュート量)自体がさらに大きくなることがなく、自
然な見え方になる。 【0113】尚、γ補正解除スイッチ137は、γ補正
機能を働かせないようにするためのスイッチである。C
CD42の出力を極力加工せずに出力しない場合に用い
る。すなわち、γ補正解除スイッチ137がセットさ
れ、第5スイッチ55が押されると、コントラスト変換
回路62の機能を停止し、ビデオプロセッサ24からは
CCD42の出力信号に比例した出力信号が出力される
(γ=1)。 【0114】次に輪郭強調機能について説明する。輪郭
強調スイッチ群140は、強度の異る3つの輪郭強調ス
イッチ141〜143と、解除スイッチ144とを有す
る。 【0115】前記スイッチ141〜144は4者択一の
スイッチで、セットされたスイッチのLED75が点灯
し、他は消灯する。ノーマルの強調量の輪郭強調スイッ
チ143が選択されると、カラー化スイッチ群94の選
定によらず、普通程度の輪郭強調がR,G,Bのすべて
の信号に対して行われる。 【0116】強(ハイ)レベルの輪郭強調スイッチ14
2が選択されると、カラー化スイッチ群94の設定によ
らず、普通よりも強い輪郭強調がR,G,Bのすべての
信号に対して行われる。 【0117】特強レベルの輪郭強調スイッチ141が選
択されると、カラー化スイッチ群94の設定によらず、
ビデオプロセッサ24として通常のカラー画像を出力す
る時は、R,Bに対しては普通よりも強い輪郭強調が行
われ、Gに対しては強レベルの輪郭強調スイッチ142
が選択された時よりも更に強い輪郭強調が行われる、ビ
デオプロセッサとして白黒表示または疑似カラー画像を
出力する時は、強レベルの輪郭強調スイッチ142が選
択された時と同じ強調が行われる。人間の視感度はGに
対して鋭いので、Gに対する輪郭強調は効果が高い。そ
れに対し、R,Bに対する輪郭強調は効果がGに比較し
て低いので、行いすぎるとノイズのみがめだつという欠
点がある。 【0118】そこで、R,Bに対しては強調量を著しく
高くすることをせず、Gのみを強く強調をすることによ
り、ノイズの発生を最小におさえつつ、最大の強調を行
った。その際、普通、Gのみを2段階とせず、普通、強
いGのみ特強の3段階としたので、症例に応じたきめ細
かい細かな選択が可能である。輪郭強調解除スイッチ1
44が選択されると、カラー化スイッチ群94の設定に
よらず、輪郭強調はいっさい行われず、なるべく加工さ
れていない信号が出力される。 【0119】次に外部制御機能について説明する。 【0120】操作パネル72の外部制御スイッチ151
を押すと、外部制御モードになり、このスイッチ151
のLED75が点灯する。もう一度このスイッチ151
を押すと、このスイッチ151のLED75が消灯し、
その前の状態に戻る。外部制御モードでは、演算処理と
コントラスト強調処理とカラー化処理、それに回転フィ
ルタ38の分光透過特性と画像の関係のない特定の波長
域成分のみを抽出(例えば各画素毎にR,G,Bフレー
ムメモリ48R,48G,48B上のRGB強度比から
波長が同定できるので、例えば600nm〜622nmまで
の波長域成分のみを出力することができる。)等して、
各種の画像処理が行われる。 【0121】画像処理の内容は、フロッピーディスクに
予め記録させておき、これをFDD31から読み取る。
すなわち、術者は任意の特性で処理を行うことができ
る。フロッピーディスクへの書込みは図示しないコンピ
ュータ及びFDDで行う。 【0122】本実施例のビデオプロセッサ24は極めて
多機能であるため、術者が操作に混乱して内視鏡検査に
支障をきたす危険がなくはない。そこで、操作パネル7
2にノーマルライン112を設け、通常状態(もしくは
基準状態)を一列にならべた。そのため、混乱した時は
通常状態もしくは基準状態に復帰させ易い。 【0123】更に、操作パネル72にはオールクリアス
イッチ152を設けた。このスイッチ152を押すと、
全ての機能は通常状態もしくは基準状態(全てのスイッ
チはノーマルライン112上に設定される。)に移行す
る。非常に便利である。 【0124】ところで、スーパーインポーズ回路68
は、データとか各機能の設定状態を図9に示すようにモ
ニタ画面に内視鏡像155に重畳して表示する。ここ
で、R1.00,G1.00,B1.00は、調色に関するR,G,
Bそれぞれの基準ゲインに対し、R,G,Bそれぞれが
何倍のゲインにセットされているかを表示している。こ
の画面では色選択としてGが選択され、それが疑似カラ
ー表示されているので、R,G,Bのゲインは自動的に
基準に戻るので、いずれも1.00となっている。第4スイ
ッチ54を押すと、通常カラー画像に戻り、その時の
R,G,Bの各ゲインは元に戻る。例えば、R 0.8,G
1.02,B0.97と表示される。 【0125】ここで、調色・マトリクス・演算回路6
1、コントラスト変換回路62、輪郭強調回路63、カ
ラー処理回路65は、各々フレームメモリを有するディ
ジタル画像処理回路である。各々における処理のフロー
は、公知技術を用いれば良いので省略する。尚、フレー
ムメモリ48R,48G,48Bと符号61〜65で示
す回路を1つのディジタル画像処理回路と考え、フリー
ムメモリの数を減らす等して回路構成とかプログラム構
成の簡略化をはかっても良い。 【0126】更に、ディジタル画像処理でなく、アナロ
グ画像処理を行っても良い。特に、輪郭強調等は、アナ
ログにした時の回路が比較的小規模で済む。 【0127】前記各実施例は、それぞれ診断能の向上を
図ることができるが、その具体例としては、赤成分によ
り粘膜下ないし上皮下の血管の走行状態がより鮮明に分
るので、病気による粘膜下ないし上皮下の変質の有無及
びその内容が分る。 【0128】また、前記各実施例では、微小癌の存在診
断には、微小発赤の有無(これは特に明るさの変化して
現われる。)及び発赤中の模様(これは色、特に明るさ
の変化として現われる。)及び微細な凹凸不整がその診
断指標となるが、緑成分により、明るさの変化が、青成
分により凹凸がより鮮明に分ることになる。 【0129】本発明は、図2に示す面順次式の内視鏡装
置(内視鏡システム)だけでなく、白色照明のもとでカ
ラーフィルタ内蔵式電子スコープからなるシステムにお
いても同様に実施可能である。また、ファイバスコープ
の接眼部にTVカメラを取付けて撮像した場合に対して
も適用できる。 【0130】前記調色・マトリクス・演算回路61をコ
ントラスト変換回路62とか輪郭強調回路63の前に設
けたので、正確に機能する。尚、調色・マトリクス・演
算回路61は、一般的なγ補正(この実施例ではコント
ラスト変換回路62で行う)の前なので、その点につい
ても正確な出力が得られる。この調色・マトリクス・演
算回路61をカラー処理回路65の前にするのは当然で
ある。 【0131】尚、輪郭強調回路63は、カラー処理回路
65の後にしても良い。 【0132】調光回路64を調色・マトリクス・演算回
路61、コントラスト変換回路62、輪郭強調回路63
の後にしたので、種々の処理を行っても適正な明るさの
画像が得られる。調光回路64はカラー処理回路65の
後にしても良い。尚、D/A変換をせずに映像信号をデ
ィジタル出力しても良い。スーパーインポーズ回路68
をディジタル回路とし、D/Aコンバータ67の前にし
ても良い。 【0133】尚、VTR28、SVF29、AUX30
は、通常のNTSC用の民生品が使用できる。 【0134】キーボード27の他に、磁気カードとかI
Cカード、光カードから患者データをインプットするよ
うにしても良い。 【0135】また、TV方式はNTSCのみでなく、P
ALとかSECAMでも良い。また白黒表示の場合、色
温度が高くても低くても良い。また多少の色相差を含ん
でいても良い。すなわち、同様の効果が得られる範囲で
の変更は可能である。 【0136】 【発明の効果】以上述べたように本発明の内視鏡装置に
よれば、病例など観察対象に応じて適正な調光を得て被
検体の視認性を良くし、被検体の診断能を高めることの
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】図1は第1実施例の内視鏡装置の全体的な構成
図。 【図2】図2ないし図11は第2実施例に係り、図2は
内視鏡装置の全体的な構成図。 【図3】図3は操作パネルに設けられた各種スイッチを
示す正面図。 【図4】図4は第1タイプのコントラスト強調スイッチ
が選択された場合におけるコントラスト変換回路の入出
力特性を示す特性図。 【図5】図5は第2タイプにおけるコントラスト変換回
路の入出力特性を示す特性図。 【図6】図6は第3タイプにおけるコントラスト変換回
路の入出力特性を示す特性図。 【図7】図7は第4タイプにおけるコントラスト変換回
路の入出力特性を示す特性図。 【図8】図8は第5タイプにおけるコントラスト変換回
路の入出力特性を示す特性図。 【図9】図9はモニタ画面上にデータとか各機能の設定
状態がスーパーインポーズされる様子を示す説明図。 【図10】図10は調色・マトリクス・演算回路におけ
る設定モードと出力信号の関係を示す図表。 【図11】図11は図10に示す図表に後続する図表。 【符号の説明】 1,21…内視鏡装置 2…ファイバスコープ 5…カメラヘッド 6,24…ビデオプロセッサ 7〜10,13,25,26…モニタ 12,28…VTR 22…電子スコープ 27…キーボード 36…絞り 51〜55…スイッチ 61…調色・マトリクス・演算回路 62…コントラスト変換回路 63…輪郭強調回路 64…調光回路 65…カラー処理回路 66…絞り制御回路 72…操作パネル 113…明るさスイッチ群 114…明るさ固定スイッチ 115…上下変動スイッチ 116…明るさ増加スイッチ 117…明るさ基準化スイッチ 118…明るさ減少スイッチ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.被検体内に挿入される内視鏡の先端に設けた撮像手
    段と、 前記撮像手段の出力信号に基づいた被検体像を表示する
    表示手段と、 前記内視鏡の先端から前記被検体を照明する照明光を発
    する照明手段と、 前記被検体像の明るさを予め設定された所定の手順で増
    減させるために、予め設定された所定の手順で前記照明
    光の光量を前記被検体像の明るさとは関わりなく自動的
    に増減させる光量制御をする光量制御手段と、 前記光量制御手段に手動操作により前記光量制御の開始
    を指示する第1の指示手段と、 前記光量制御手段に手動操作により前記光量制御の終了
    を指示する第2の指示手段とからなることを特徴とする
    内視鏡装置。
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