JP4443692B2 - クレーンの操作装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フック格納機構を有するクレーンと、フック格納機構を有しないクレーンとに共用することのできるクレーンの操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
クレーン、特に車両搭載型のクレーンには、ブームの先端から吊下されている吊荷用のフックが車両の走行時に揺動するのを防止するため、クレーン作業終了時にフックをブームの先端部下面に当接させて格納するフック格納機構が設けられていることが多い。
【0003】
このようなフック格納機構を有するクレーンにおいて、従来の操作装置を用いてフックを格納するためには、まずフック巻上巻下選択スイッチを巻上側に操作してフックが巻過状態になるまで巻上げ、巻過状態で巻上げが自動停止した後、更にフック格納スイッチを操作してフックを巻上げていたが、このように二つの異なるスイッチを使い分けて操作するのはオペレータにとって面倒である。
【0004】
そこで、本願発明者は、フックの巻上げとフックの格納とが同じスイッチで操作でき、フックの格納を行う場合には、フック巻上巻下選択スイッチを巻上側に操作してフックを通常のウインチ巻上力で巻過状態になるまで巻上げ、巻過防止装置によってフックの巻上げが自動停止した後、再度、フック巻上巻下選択スイッチを巻上側に操作することにより、ウインチ巻上力を低下させた状態で再度フックを巻上げ、フックをブームの先端部下面に当接させて固定するよう制御する、操作の容易なクレーンの操作装置を提案した(特願平11−243522号参照)。
【0005】
以下、フック格納機構を有する車両搭載型のクレーンを遠隔操作する上記の操作装置を、図3〜図7に基づき具体的に説明する。
図3に示すように、車両搭載型のクレーン1は、車両2のシャーシフレーム4上にベース5が連結固定されており、ベース5上にコラム6が旋回自在に設けられ、このコラム6の上端部にブーム7が起伏自在に枢支されている。ブーム7は、多段の伸縮ブームである。
【0006】
コラム6にはウインチ(図示略)が設けられており、このウインチからワイヤロープ10をブーム7の先端部に導いて、ブーム7の先端部の滑車(図示略)を介して吊荷用のフック11に掛回すことにより、フック11をブーム7の先端部から吊下している。
また、ブーム7の先端部には、その下部とフック11の上部との間の距離が所定長以下の巻過状態になったら、巻上方向へのウインチの作動を停止してブーム7とフック11との衝突を防止するため、図4に示すように、巻過検出スイッチ12と巻過検出ウエイト13とが設けられている。
【0007】
このクレーン1は、操作装置として、オペレータが操作を行うための遠隔操作器20と、遠隔操作器20から無線送信された操作信号を受信し、クレーン作動用のアクチュエータの制御弁等を駆動制御する受信機30を備えている。
図5及び図6に示すように、遠隔操作器20には、ブーム7の起伏作動を選択するためのブーム起伏選択スイッチ21、フック11の巻上巻下作動を選択するためのフック巻上巻下選択スイッチ22、ブーム7の伸縮作動を選択するためのブーム伸縮選択スイッチ23、ブーム7の左右への旋回作動を選択するためのブーム旋回選択スイッチ24、クレーンの各作動の速度を制御する速度レバー26、マイクロコンピュータを備えた信号変換部27、及び高周波回路部28が設けられている。
【0008】
各スイッチ21、22、23、24、及び速度レバー26からの操作信号は、信号変換部27に送られて変換処理され、高周波回路部28で変調して、受信機30に向けて無線送信される。
受信機30には、高周波回路部38とマイクロコンピュータを備えた制御部39とが設けられている。受信された遠隔操作器20からの信号は、高周波回路部38で復調されて制御部39で解読され、その操作信号に基づいて、ブーム起伏選択スイッチ21、フック巻上巻下選択スイッチ22、ブーム伸縮選択スイッチ23、ブーム旋回選択スイッチ24、及び速度レバー26の操作対象である各油圧アクチュエータの制御弁、即ち、ブーム起伏制御弁31、フック巻上巻下制御弁32、ブーム伸縮制御弁33、ブーム旋回制御弁34、フック格納制御弁35、及び油量比例制御弁36へ制御信号を送出して駆動制御する。
【0009】
なお、受信機30の制御部39は、フック11の巻上操作中に巻過状態になって巻過検出スイッチ12からの巻過信号が入力されると、巻過警報ブザー14を鳴動させると共に、フック巻上巻下制御弁32へ停止信号を送って巻過状態となったフック11の巻上作動を停止させ、また、制御部39は、巻過状態でフック11の巻上操作信号が入力されると、フック巻上巻下制御弁32への制御信号は出力せず、フック格納制御弁35へ制御信号を送出してフック11の格納作動を行わせるようになっている。
【0010】
フック格納制御弁35の作動時には、フック11がブーム7の先端部下面に当接した後さらに巻上げて格納するため、低圧の油圧回路が選択されるよう油圧回路が構成されている。
図7はフック11の巻上操作時及び格納操作時の制御部39の制御プログラムの流れ図である。フック11の巻上操作を行うと、制御部39は、巻過検出スイッチ12からの巻過検出信号の入力がない間は、フック11の巻上操作信号の入力により、フック巻上作動を行わせ、巻過検出スイッチ12からの巻過信号が入力されると、制御部39は巻過警報ブザー14を鳴動させる共に、フック11の巻上作動を停止させる。
【0011】
また、巻過検出スイッチ12からの巻過検出信号が入力された状態でフック11の巻上操作を行うと、制御部39はフック格納制御弁35を駆動してフック格納作動を行わせる。
フック11の巻上げを行う場合には、遠隔操作器20のフック巻上巻下選択スイッチ22を巻上側に操作すると共に、速度レバー26を引くことにより、フック巻上の操作信号が遠隔操作器20から受信機30に送信され、制御部39によってフック巻上巻下制御弁32、油量比例制御弁36が切換えられてウインチが駆動され、フック11が巻上げられる。
【0012】
いま、図4の実線の状態からフック11を巻上げていくと、フック11の上部が巻過検出ウエイト13に当たり、巻過検出スイッチ12から吊下されている巻過検出ウエイト13が持ち上げられて、巻過検出スイッチ12が巻過状態を検出する。巻過検出スイッチ12からの巻過信号が入力されると、制御部39は巻過警報ブザー14を鳴動させる共に、フック11の巻上作動を停止させる。
【0013】
フック11を格納する場合には、フック11が巻過状態で停止した後、再度フック巻上巻下選択スイッチ22を巻上側に操作すると共に、速度レバー26を引くことにより、フック巻上の操作信号が遠隔操作器20から受信機30に送信され、受信機30の制御部39でフック格納制御弁35と油量比例制御弁36とが切換えられてウインチが低圧で駆動され、フック11が弱い巻上力で巻上げられる。
【0014】
フック11が上昇し、ブーム7の先端部に当接してからもさらに格納操作を続けると、フック11はブーム7の先端部下面に当接して図4の矢印Aのように移動し、鎖線で示すようにブーム7の下面に添って平行に格納される。
このクレーンの操作装置では、遠隔操作器20にフック格納用のスイッチを設ける必要はないので、ここで用いられる遠隔操作器20は、フック格納機構を有しないクレーンの操作装置の遠隔操作器として共用することができる。
【0015】
しかし、このクレーンの操作装置は、フック巻過状態でフック巻上操作を行ったとき、フック格納信号を出力し、フック巻過警報及びフック巻上作動停止信号は出力しないので、フック格納機構を有しないクレーンの操作装置として使用することはできない。
そのため、フック格納機構を有しないクレーンの操作装置としては、受信機の制御部の制御プログラムの流れが、図8に示すように、フック巻上操作入力時に巻過検出スイッチからのフック巻過信号が入力されていると、フック巻過警報ブザーを鳴動させ、フック巻上作動を停止させるようにした専用の操作装置が必要であった。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
フック格納機構を有するクレーンの操作装置と、フック格納機構を有しないクレーンの操作装置とでは機能が一部異なるため、従来は各々専用の操作装置を用意していた。しかし、各々専用の操作装置を用意するのは、生産においても、アフターサービスにおいても管理が大変であった。
【0017】
本発明は、クレーンの操作装置における上記問題を解決するものであって、フック格納機構を有するクレーンと、フック格納機構を有しないクレーンとに共用することができ、各々専用の操作装置を用意する必要をなくして操作装置の種類を減らし、生産とアフターサービスにおける管理を容易にすることのできるクレーンの操作装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明では、フック格納機構を有するクレーンを操作可能なクレーンの操作装置であって、フック巻上作動中に巻過状態になるとフック巻上作動を停止させ、巻過状態でフック巻上操作を行うとフック格納制御弁の接続の有無を、その機能に影響しない微小電流を当該フック格納制御弁に通電させることにより検出して当該フック格納制御弁の接続が検出されればフック格納作動を行わせ、当該フック格納制御弁の接続が検出されなければフック巻上作動を停止させるよう制御する制御部を備えることにより、上記課題を解決している。
【0019】
このクレーンの操作装置は、巻過状態でフック巻上操作を行うと、制御部がフック格納制御弁の接続の有無を検出することによりクレーンのフック格納機構の有無を判別し、フック格納制御弁の接続が有ればフック格納作動を行わせ、フック格納制御弁の接続が無ければフック巻上作動を停止させるよう制御するので、フック格納機構を有するクレーンの操作装置としても、フック格納機構を有しないクレーンの操作装置としても使用することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の一形態であるクレーンの操作装置の構成を示すブロック図である。
クレーンの構成は、従来のものと同様であるので図3〜図5を参照し、同一の部分には同一の符号を付して説明する。
【0021】
クレーン1は、車両2のシャーシフレーム4上にベース5が連結固定されており、ベース5上にコラム6が旋回自在に設けられ、このコラム6の上端部にブーム7が起伏自在に枢支されている。ブーム7は、多段の伸縮ブームである。
コラム6にはウインチ(図示略)が設けられており、このウインチからワイヤロープ10をブーム7の先端部に導いて、ブーム7の先端部の滑車(図示略)を介して吊荷用のフックフック11に掛回すことにより、フック11をブーム7の先端部から吊下している。
【0022】
また、ブーム7の先端部には、その下部とフック11の上部との間の距離が所定長以下の巻過状態になったら、巻上方向へのウインチの作動を停止してブーム7とフック11との衝突を防止するため、巻過検出スイッチ12と巻過検出ウエイト13とが設けられている。
このクレーン1は、操作装置として、オペレータが操作を行うための遠隔操作器20と、遠隔操作器20から無線送信された操作信号を受信し、クレーン作動用のアクチュエータの制御弁等を駆動制御する受信機30を備えている。
【0023】
図1、図5に示すように、遠隔操作器20には、ブーム7の起伏作動を選択するためのブーム起伏選択スイッチ21、フック11の巻上巻下作動を選択するためのフック巻上巻下選択スイッチ22、ブーム7の伸縮作動を選択するためのブーム伸縮選択スイッチ23、ブーム7の左右への旋回作動を選択するためのブーム旋回選択スイッチ24、クレーンの各作動の速度を制御する速度レバー26、マイクロコンピュータを備えた信号変換部27、及び高周波回路部28が設けられている。
【0024】
各スイッチ21、22、23、24、及び速度レバー26からの操作信号は、信号変換部27に送られて変換処理され、高周波回路部28で変調して、受信機30に向けて無線送信される。受信機30には、高周波回路部38と、マイクロコンピュータとフック格納負荷検出回路部40とを備えた制御部37とが設けられている。受信された遠隔操作器20からの信号は、高周波回路部38で復調されて制御部37で解読され、その操作信号に基づいて、ブーム起伏選択スイッチ21、フック巻上巻下選択スイッチ22、ブーム伸縮選択スイッチ23、ブーム旋回選択スイッチ24、及び速度レバー26の操作対象である各油圧アクチュエータの制御弁、即ち、ブーム起伏制御弁31、フック巻上巻下制御弁32、ブーム伸縮制御弁33、ブーム旋回制御弁34、フック格納制御弁35、及び油量比例制御弁36へ制御信号を送出して駆動制御する。
【0025】
なお、この制御部37は、フック11の巻上操作中に巻過状態になって巻過検出スイッチ12からの巻過信号が入力されると、巻過警報ブザー14を鳴動させると共に、フック巻上巻下制御弁32へ停止信号を送って巻過状態となったフック11の巻上作動を停止させる。
また、制御部37は、巻過状態でフック11の巻上操作信号が入力されると、フック格納負荷検出回路部40によってフック格納制御弁35が接続されているかどうかを検出し、フック格納制御弁35が接続されている場合には、フック格納制御弁35へ制御信号を送出してフック11の格納作動を行わせ、フック格納制御弁35が接続されていない場合には、巻過警報ブザー14を鳴動させると共に、フック巻上作動を停止させる。
【0026】
フック格納制御弁35の作動時には、フック11がブーム7の先端部下面に当接した後さらに巻上げて格納するため、低圧の油圧回路が選択される。
フック格納負荷検出回路部40におけるフック格納制御弁35の接続の有無の検出は、ここではフック格納制御弁35の機能に影響しない微小電流をフック格納制御弁35に通電させることにより行っているが、他の検出手段を用いることもできる。
【0027】
図2はフック11の巻上げ及び格納を行う場合の制御部37の制御プログラムの流れ図である。
巻過検出スイッチ12からのフック巻過検出信号の入力がない間は、フック11の巻上操作を行うと、制御部37は、フック11の巻上操作信号の入力により、フック11の巻上作動を行わせ、巻過検出スイッチ12からの巻過信号が入力されると、制御部37は巻過警報ブザー14を鳴動させる共に、フック11の巻上作動を停止させる。
【0028】
巻過検出スイッチ12からのフック巻過検出信号の入力時にフック11の巻上操作を行うと、フック格納負荷検出回路部40が、フック格納制御弁35の接続の有無を検出し、フック格納制御弁35が検出された場合には、フック格納制御弁35へ制御信号を送出してフック11の格納作動を行わせ、フック格納制御弁35が検出されない場合には、巻過警報ブザー14を鳴動させると共に、フック巻上作動を停止させる。
【0029】
フック11の巻上げを行う場合には、遠隔操作器20のフック巻上巻下選択スイッチ22を巻上側に操作すると共に、速度レバー26を引くことにより、フック巻上の操作信号が遠隔操作器20から受信機30に送信され、制御部37によってフック巻上巻下制御弁32、油量比例制御弁36が切換えられてウインチが駆動され、フック11が巻上げられる。
【0030】
いま、図4の実線の状態からフック11を巻上げていくと、フック11の上部が巻過検出ウエイト13に当たり、巻過検出スイッチ12から吊下されている巻過検出ウエイト13が持ち上げられて、巻過検出スイッチ12が巻過状態を検出する。巻過検出スイッチ12からの巻過信号が入力されると、制御部37は巻過警報ブザー14を鳴動させると共に、フック11の巻上作動を停止させる。
【0031】
フック格納機構を有するクレーン1で、フック11を格納する場合には、フック11の巻過状態において、フック巻上巻下選択スイッチ22で巻上操作を行う。すると制御部37によってフック格納制御弁35が切換えられ、ウインチが低圧の巻上力でフック11を巻上げる。
フック11が上昇し、ブーム7の先端部に当接してからもさらに巻上操作を続けると、フック11はブーム7の先端部下面に当接して図4の矢印Aのように移動し、鎖線で示すようにブーム7の下面に添って平行に格納される。
【0032】
フック格納機構を有しないクレーンの場合、フック11の巻過状態において、フック巻上巻下選択スイッチ22で巻上操作を行うと、制御部37によって巻過警報ブザー14を鳴動させると共に、フック11の巻上作動を停止させる。
このように、制御部37が、フック格納制御弁35の有無をフック格納負荷検出回路部40によって検出することで、クレーンのフック格納機構の有無を判別し、フック11の格納作動と、フック11の巻上作動の停止とを選択して制御するので、フック11の巻上げを行う場合もフック11の格納を行う場合もフック巻上巻下選択スイッチ22で操作するように構成した、フック格納機構を有するクレーン1を操作可能なクレーンの操作装置を、フック格納機能の有無に関わらずクレーンに装着することができる。
【0033】
なお、フック格納機構を制御するためには、この他に、受信機の入力にフック格納を制御する専用の入力線を用意する、受信機内にスイッチ等を用意しフック格納設定の機能を追加する等の手段も考えられるが、受信機の入力線が増える、取付時に受信機内の機能を設定する必要がある等の問題があり、効果は期待できない。
【0034】
本発明は、クレーンの操作装置をフック格納機構の有無に関わらず使用できるようにするものであるが、その他のオプションがある場合でも、その有無を検出して選択制御するように制御部を構成することで、オプションの有無に関わらず共用可能な操作装置とすることが可能である。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明のクレーンの操作装置は、フック格納機構を有するクレーンと、フック格納機構を有しないクレーンとに共用することができるので、各々専用の操作装置を用意する必要がない。従って、操作装置の種類を減らすことができ、生産とアフターサービスにおける管理が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態であるクレーンの操作装置の構成を示すブロック図である。
【図2】フックの巻上げ及び格納を行う場合の制御プログラムの流れ図である。
【図3】車両搭載型クレーンの側面図である。
【図4】ブームの先端部の拡大図である。
【図5】クレーンの操作装置の遠隔操作器の斜視図である。
【図6】従来のクレーンの操作装置の構成を示すブロック図である。
【図7】従来のフック格納機構を有するクレーンの操作装置の、フックの巻上げ及び格納を行う場合の制御プログラムの流れ図である。
【図8】従来のフック格納機構を有しないクレーンの操作装置の、フックの巻上げを行う場合の制御プログラムの流れ図である。
【符号の説明】
1 クレーン
2 車両
4 シャーシフレーム
5 ベース
6 コラム
7 ブーム
10 ワイヤロープ
11 フック
12 巻過検出スイッチ
20 遠隔操作器
22 フック巻上巻下選択スイッチ
26 速度レバー
27 信号変換部
28 高周波回路部
30 受信器
32 ブーム巻上巻下選択制御弁
35 フック格納制御弁
36 流量比例制御弁
38 高周波回路部
37 制御部
40 フック格納負荷検出回路部

Claims (1)

  1. フック格納機構を有するクレーンを操作可能なクレーンの操作装置であって、フック巻上作動中に巻過状態になるとフック巻上作動を停止させ、巻過状態でフック巻上操作を行うとフック格納制御弁の接続の有無を、その機能に影響しない微小電流を当該フック格納制御弁に通電させることにより検出して当該フック格納制御弁の接続が検出されればフック格納作動を行わせ、当該フック格納制御弁の接続が検出されなければフック巻上作動を停止させるよう制御する制御部を備えたことを特徴とするクレーンの操作装置。
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