JP4441003B2 - トウモロコシ用除草剤 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ピラゾール環の4位にベンゾイル基が置換した新規ピラゾール化合物および除草剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
農園芸作物の栽培にあたり、多大の労力を必要としてきた雑草防除に多くの除草剤が使用されるようになってきた。しかし作物に薬害を生じたり、環境に残留したり、汚染したりすることから、より低い薬量で効果が確実でしかも安全に使用できる薬剤の開発が望まれている。
【0003】
ピラゾール環の4位にベンゾイル基が置換したピラゾール骨格を有する除草剤としては、特開平2−173号公報には、一般式〔A〕
【0004】
【化5】
Figure 0004441003
【0005】
で表される化合物等が記載され、また、WO93/18031号には、式〔B〕で表される化合物等が記載されている。
【0006】
【化6】
Figure 0004441003
【0007】
また、WO96/26206号には、式〔C〕で表される化合物等が記載されている。
【0008】
【化7】
Figure 0004441003
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、工業的に有利に合成でき、より低薬量で効果の確実な安全性の高い、作物との選択性に優れた除草剤を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、一般式〔I〕
【0011】
【化8】
Figure 0004441003
【0012】
〔式中、R1 は、C1-6 アルキル基を表す。
2 は、C1-6 アルキルチオ基又はC1-6 アルキルスルホニル基を表す。
3 ,R4 は、それぞれ独立して、水素原子又はC1-6 アルキル基を表す。
5 は、水素原子又は化9
【0013】
【化9】
Figure 0004441003
【0014】
(式中、R6 は、ハロゲン原子、C1-6 アルキル基又はC1-6 アルコキシ基を表し、nは、0,1,2,3,4又は5を表す。)
で表される群から選ばれた1種の基を表す。
【0015】
7 ,R8 ,R9 及びR10は、それぞれ独立して、水素原子又はC1-6 アルキル基を表す。また、(R7 又はR8 )と(R9 又はR10)は、単結合を形成していてもよい。〕
で表される化合物又はその塩、及び該化合物の1種又は2種以上を有効成分として含有する除草剤である。
【0016】
上記一般式〔I〕において、R1 は、メチル,エチル,プロピル,イソプロピル,n−ブチル、s−ブチル,t−ブチル等のC1-6 アルキル基を表す。
【0017】
2 は、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソプロピルチオ等のC1-6 アルキルチオ基、
メチルスルホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニル、イソプロピルスルホニル基等のC1-6 アルキルスルホニル基を表す。
【0018】
3 ,R4 は、それぞれ独立して、水素原子、又はメチル,エチル,プロピル,イソプロピル,n−ブチル、s−ブチル,t−ブチル等のC1-6 アルキル基を表す。
【0019】
5 は、水素原子又は上記化8で表されるいずれかの基を表す。より具体的には、置換基R6 を有していてもよいフェニルスルホニル基、置換基R6 を有していてもよいベンジル基、置換基R6 を有していてもよいフェナシル基等を例示することができる。
【0020】
5 のより好ましい例としては、フェニルスルホニル,トシル,2.4.6−トリメチルフェニルスルホニル,ベンジル,4−クロロベンジル,4−メチルベンジル,4−メトキシベンジル,フェナシル,4−メチルフェナシル,3,5−ジクロロフェナシル基等を挙げることできる。
【0021】
6 は、水素原子、
フッ素、塩素、臭素等のハロゲン原子、
メチル,エチル,プロピル,イソプロピル,n−ブチル、s−ブチル,t−ブチル等のC1-6 アルキル基、
メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、t−ブトキシ等のC1-6 アルコキシ基等を表す。
【0022】
7 ,R8 ,R9 ,R10は、それぞれ独立して、水素原子、メチル,エチル,プロピル,イソプロピル,n−ブチル、s−ブチル,t−ブチル等のC1-6 アルキル基を表す。
また、(R7 又はR8 )と(R9 又はR10)は、一体となって、単結合を形成していてもよい。
【0023】
また、本発明は、前記一般式〔I〕で表される化合物の製造中間体である、一般式(1)
【0024】
【化10】
Figure 0004441003
【0025】
(式中、R1 ,R2 ,R7 〜R10は、前記と同じ意味を表し、Rは、水素原子又はC1-6 アルキル基を表す。)
で表される安息香酸及び安息香酸エステルを提供する。
【0026】
一般式(1)において、R1 ,R2 ,R7 〜R10は前記と同じ意味を表す。
Rは、水素原子、又は、
メチル、エチル、プロピル、イソプロイピル、ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシル等の直鎖若しくは分岐のC1-6 アルキル基を表す。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明化合物は、次の方法によって製造することができる。
【0028】
【化11】
Figure 0004441003
【0029】
(式中、R1 〜R5 ,R7 〜R10は、前記と同じ意味を表す。Qは、ハロゲン原子、アルキルカルボニルオキシ基、アルコキシカルボニルオキシ基又はベンゾイルオキシ基を表し、Lはハロゲン原子を表す。)
【0030】
化合物〔VIIa 〕及び〔VIIb 〕は、化合物〔V〕と化合物[VIa](式中、Qは前記と同じ意味を表す。)とを、各々1モルずつあるいは一方を過剰に用い、1モル又は過剰の塩基の存在下に反応させることによって得ることができる。
【0031】
この反応に用いられる塩基としては、KOH、NaOH等のアルカリ金属水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム等のアルカリ土類金属水酸化物、炭酸カルシウム等のアルカリ土類金属炭酸塩、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等のトリ(C1-6 アルキル)アミン、ピリジン等の有機塩基、燐酸ナトリウム等を例示することができる。
【0032】
また、溶媒としては、水、ジクロロメタン、クロロホルム、トルエン、酢酸エチル、ジメチルホルムアミド(DMF)、テトラヒドロフラン(THF)、ジメトキシエタン(DME)、アセトニトリル等が用いられる。
【0033】
反応混合物は反応が完了するまで0℃〜50℃で攪拌される。また、第四アンモニウム塩等の相間移動触媒を用いて、二相系で反応させることもできる。
【0034】
さらに、化合物〔VIIa 〕及び〔VIIb 〕は、化合物〔V〕と化合物[VIb]とを、ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)等の脱水縮合剤の存在下に反応させることによっても得ることができる。
【0035】
この反応に用いられる溶媒としては、ジクロロメタン、クロロホルム、トルエン、酢酸エチル、DMF、THF、DME、アセトニトリル、t−ペンチルアルコール等を挙げることができる。
【0036】
反応混合物は反応が完了するまで−10℃〜50℃で攪拌され、常法によって処理される。
【0037】
化合物〔VIIa〕及び〔VIIb〕は混合物として、次の転位反応に使用される。転位反応は、シアン化合物と穏和な塩基の存在下で行われる。すなわち、化合物〔VIIa 〕及び〔VIIb 〕の1モルを、1〜4モルの塩基、好ましくは1〜2モルの塩基及び0.01モルから1.0モル、好ましくは0.05モルから0.2モルのシアン化合物とを反応させることにより、〔Ia〕で表される化合物を得るものである。
【0038】
ここで用いられる塩基としては、KOH、NaOH等のアルカリ金属水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム等のアルカリ土類金属水酸化物、炭酸カルシウム等のアルカリ土類金属炭酸塩、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等のトリ(C1-6 アルキル)アミン、ピリジン等の有機塩基、燐酸ナトリウム等を例示することができる。
【0039】
また、シアン化合物としては、シアン化カリウム、シアン化ナトリウム、アセトンシアンヒドリン、シアン化水素、シアン化カリウムを保持したポリマー等が用いられる。なお、少量のクラウンエーテル等の相間移動触媒を加えることにより、反応がより短い時間で完結する。
【0040】
反応は、80℃より低い温度、好ましくは室温から40℃の温度範囲で行われる。反応に用いられる溶媒としては、1,2−ジクロロエタン、トルエン、アセトニトリル、ジクロロメタン、クロロホルム、酢酸エチル、DMF、メチルイソブチルケトン、THF、DME等を挙げることができる。
【0041】
また、この転位反応は、不活性な溶媒中、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、トリエチルアミン、ピリジン等の塩基の存在下に行うこともできる。反応に用いられる塩基の量は、化合物〔VIIa〕及び〔VIIb〕に対して0.5〜2.0モル程度が好ましい。溶媒としては、THF、ジオキサン、t−ペンチルアルコール、t−ブチルアルコール等が用いられる。反応温度は、室温から用いる溶媒の沸点までが好ましい。
【0042】
さらに、化合物〔Ia〕は、化合物〔V〕及び化合物〔VIb〕から、化合物〔VIIa〕及び〔VIIb〕を単離することなく、DCC等の脱水縮合剤とともに塩基を作用させることによっても得ることができる。
【0043】
この反応に用いられる塩基としては、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、トリエチルアミン、ピリジン等であり、用いられる塩基の量は、化合物〔V〕に対して、0.5〜2.0モル程度が好ましい。また、用いられる溶媒としては、THF、ジオキサン、t−ペンチルアルコール、t−ブチルアルコール等であり、反応温度は、室温から用いる溶媒の沸点までが好ましい。
【0044】
化合物〔I〕は、化合物〔Ia〕に、R5 L(R5 、Lは、前記と同じ意味を表す。)で表される化合物を、塩基の存在下に反応させることによって製造することができる。
【0045】
この反応において用いられる塩基としては、KOH、NaOH等のアルカリ金属水酸化物、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等のアルカリ金属炭酸塩、水酸化カルシウム等のアルカリ土類金属水酸化物、炭酸カルシウム等のアルカリ土類金属炭酸塩、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等のトリ(C1-6 アルキル)アミン、ピリジン等の有機塩基、燐酸ナトリウム等である。
【0046】
また、溶媒としては、ジクロロメタン、クロロホルム、トルエン、酢酸エチル、DMF、THF、DME、アセトニトリル等が用いられる。
【0047】
反応は反応が完了するまで0℃から用いる溶媒の沸点までの温度で行われる。また、第四アンモニウム塩等の相間移動触媒を用いて、水と上記溶媒のうち水に不溶の溶媒との二相系で反応させることによっても製造することができる。
【0048】
一般式〔V〕で表される5−ヒドロキシピラゾール類は、例えば、特開昭62−234069号公報及び特開平3−44375号公報に記載された以下に例示する方法に従って製造することができる。
【0049】
【化12】
Figure 0004441003
【0050】
本発明化合物の製造の重要な中間体である一般式(1)で表される化合物は、以下に示す方法によって製造することができる。
【0051】
【化13】
Figure 0004441003
【0052】
(式中、R1 ,R2 ,R7 ,R8 ,R9 及びR10は、前記と同じ意味を表し、R13は、低級アルキル基を表す。)
【0053】
一般式(1)で表されるジヒドロイソオキサゾール体は、アルドオキシム体(2)と、塩素、臭素、N−クロロサクシンイミド(NCS)、N−ブロモサクシンイミド(NBS)等のハロゲン化剤とを、ベンゼン、トルエン等の炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素類、THF、ジオキサン等のエーテル類、アセトニトリル等のニトリル類、DMF等の溶媒中、−10〜50℃で反応させた後、トリエチルアミン等の有機塩基類、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム等の炭酸塩等の塩基と反応させることによって、ニトリルオキシド体(3)としたのち、このものと一般式(4)(式中、R7 、R8 、R9 及びR10は、前記と同じ意味を表すが、好ましくは、水素原子又はメチル基である。)で表される化合物とを、常圧あるいはオートクレーブ等の加圧容器を用いて加圧下に、−10℃から150℃までの温度で反応させることにより製造することができる。
【0054】
また、前記ニトリルオキシド体(3)は、アルドオキシム体(2)に、次亜塩素酸ナトリウム等の次亜ハロゲン酸塩を反応させることによっても得ることができる。
【0055】
【化14】
Figure 0004441003
【0056】
(式中、R1 ,R2 及びR13は、前記と同じ意味を表し、R11,R12は、前記のR7 ,R8 ,R9 又はR10に対応する。)
【0057】
一般式(7)で表されるイソオキサゾール体は、アルドキシム体(2)と、塩素、臭素、N−クロロスクシンイミド(NCS)、N−ブロモスクシンイミド(NBS)等のハロゲン化剤とを−10〜50℃で反応させた後、塩基を作用させることによって、ニトリルオキサイド体(3)とし、このものと置換ビニルアセテート(8)あるいは置換アセチレン(9)とを、−10℃から用いられる溶媒の沸点までの温度範囲で反応させることにより製造することができる。
【0058】
この反応に用いることのできる溶媒としては、ベンゼン、トルエン等の炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素類、THF、ジオキサン等のエーテル類、アセトニトリル等のニトリル類、DMF等を挙げることができる。
【0059】
また、上記アルドキシム体(2)にハロゲン化剤を反応させて得られるハロゲン化物を、置換ビニルアセテート(8)あるいは置換アセチレン(9)の存在下に、上記塩基を作用させることによっても、イソオキサゾール体(7)を製造することができる。
【0060】
【化15】
Figure 0004441003
【0061】
(式中、R1 ,R7 ,R8 ,R9 ,R10及びR13は、前記と同じ意味を表し、R’はC1-6 アルキル基を表す。)
【0062】
式(1−1)で表される安息香酸類は、式(1−2)で表される4−Cl体に、塩基の存在下にR’SHで表されるチオールを作用させることによって、式(1−3)で表される4−SR’体としたのち、このものを酸化することにより製造することができる。
【0063】
この反応に用いられる塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド等の金属アルコキシド、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の炭酸塩、水素化ナトリウム等の水素化物、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデ−7−セン(DBU)、ピリジン等の有機塩基を例示することができる。
【0064】
また、この反応に用いられる溶媒としては、メタノール、エタノール等のアルコール類、THF、DME等のエーテル類、DMF、ジメチルアセトアミド等のアミド類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の炭化水素類、ジメチルスルホキシド(DMSO)、アセトニトリル等を例示することができる。
【0065】
次の酸化反応は、水、酢酸等の有機酸、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素等の不活性溶媒中、過酸化水素、過酢酸、過安息香酸、m−クロロ過安息香酸等の過酸、次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸カリウム等の次亜塩素酸等の酸化剤を使用して行われる。
反応は、−10℃から用いられる溶媒の沸点までの温度範囲で円滑に進行する。
【0066】
また、化合物[I]が、遊離のヒドロキシル基を有している場合には、該化合物から、その塩、特に農園芸学的に許容され得る塩に誘導することができる。農園芸学的に許容され得る塩として、ナトリウム、カリウム、カルシウム及びアンモニウム等の塩が挙げられる。
【0067】
アンモニウム塩の例としては、式:N+ RaRbRcRd(式中、Ra、Rb、Rc及びRdは、それぞれ独立して、水素又はヒドロキシ基等により置換されたC1-10アルキル基を表す。)で表されるアンモニウムイオンの塩が挙げられる。これらの誘導体は、従来公知の方法で製造することができる。
【0068】
本発明化合物[Ia]は、下記に示すような多数の互変異性体の形で存在し得る。かかる形は、すべて本発明の範囲に含まれる。
【0069】
【化16】
Figure 0004441003
【0070】
(式中、R1 , R2 , R3 ,R4 ,R7 ,R8 ,R9 及びR10は、前記と同じ意味を表す。)
【0071】
本発明化合物及び各種中間体等は、反応終了後、通常の後処理を行うことにより得ることができる。
本発明化合物及び各種中間体等の構造は、IR、NMR及びMS等から決定した。
【0072】
(除草剤)
本発明化合物は畑作条件で、土壌処理、茎葉処理のいずれの方法でも高い除草活性を示し、メヒシバ、カヤツリグサ、イチビ、イヌビユ等の各種畑雑草に有効で、トウモロコシ、ムギ、大豆、ワタ等の作物に選択性を示す化合物が含まれている。
【0073】
本発明化合物は、作物、観賞用植物、果樹等の有用植物に対し、生育抑制作用等の植物成長調節作用を示す化合物も含まれている。
【0074】
本発明化合物は、水田雑草のノビエ、タマガヤツリ、オモダカ、ホタルイ等の各種水田雑草に対し、優れた殺草効力を有し、イネに選択性を示す化合物も含まれている。
【0075】
また、本発明化合物は、果樹園、芝生、線路端、空き地等の雑草の防除にも適用することができる。
【0076】
さらに、本発明化合物には、植物成長調節作用、殺菌活性、殺虫・殺ダニ活性を有するものも含まれる。
【0077】
本発明除草剤は、本発明化合物の1種又は2種以上を有効成分として含有する。本発明除草剤を実際に施用する際には、他成分を加えず純粋な形で使用できるし、また農薬として使用する目的で一般の農薬のとり得る形態、すなわち、水和剤、粒剤、粉剤、乳剤、水溶剤、懸濁剤、フロアブル等の製剤形態で使用することもできる。
【0078】
固型剤を目的とする場合、添加剤及び担体としては、大豆粉、小麦粉等の植物性粉末、珪藻土、燐灰石、石こう、タルク、ベントナイト、パイロフィライト、クレイ等の鉱物性微粉末、安息香酸ソーダ、尿素、芒硝等の有機及び無機化合物が使用される。
【0079】
液体の剤型を目的とする場合は、ケロシン、キシレン及びソルベントナフサ等の石油留分、シクロヘキサン、シクロヘキサノン、DMF、DMSO、アルコール、アセトン、トリクロロエチレン、メチルイソブチルケトン、鉱物油、植物油、水等を溶剤として使用することができる。
【0080】
また、これらの製剤において均一かつ安定な形態をとるために、必要ならば界面活性剤を添加することもできる。界面活性剤としては、特に限定はないが、例えば、ポリオキシエチレンが付加したアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンが付加したアルキルエーテル、ポリオキシエチレンが付加した高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンが付加したソルビタン高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンが付加したトリスチリルフェニルエーテル等の非イオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンが付加したアルキルフェニルエーテルの硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、高級アルコールの硫酸エステル塩、アルキル硫酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ポリカルボン酸塩、リグニンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩のホルムアルデヒド縮合物、イソブチレン−無水マレイン酸の共重合物等が挙げられる。
【0081】
本発明除草剤における有効成分濃度は、前述した製剤の形態により種々の濃度に変化し得るものである。例えば、水和剤に於いては、5〜90重量%(以下、単に%と書く。)、好ましくは10〜85%:乳剤に於いては、3〜70%、好ましくは5〜60%:粒剤に於いては、0.01〜50%、好ましくは、0.05%〜40%の濃度が用いられる。
【0082】
得られた水和剤、乳剤は水で所定の濃度に希釈して懸濁液あるいは乳濁液として、粒剤はそのまま雑草の発芽前又は発芽後に散布処理もしくは混和処理される。実際に本発明除草剤を適用するに当たっては1ヘクタール当たり有効成分0.1g以上の適当量が施用される。
【0083】
また、本発明除草剤は、公知の殺菌剤、殺虫剤、殺ダニ剤、除草剤、植物成長調整剤、肥料等と混合して使用することもできる。特に、除草剤と混合使用することにより、使用薬量を減少させることが可能である。また、省力化をもたらすのみならず、混合薬剤の相乗作用により一層高い効果も期待できる。その場合、複数の公知除草剤との組合せも可能である。
【0084】
本発明除草剤と混合使用するにふさわしい薬剤としては、
ジフルフェニカン、プロパニル等のアニリド系除草剤、
アラクロール、プレチラクロール等のクロロアセトアニリド系除草剤、
2,4−D、2,4−DB等のアリールオキシアルカン酸系除草剤、
ジクロホップ−メチル、フェノキサプロップ−エチル等のアリールオキシフェノキシアルカン酸系除草剤、
ジカンバ、ピリチオバック等のアリールカルボン酸系除草剤、
イマザキン、イマゼタピル等のイミダゾリノン系除草剤、
ジウロン、イソプロツロン等のウレア系除草剤、
クロルプロファム、フェンメジファム等のカーバメート系除草剤、
チオベンカルブ、EPTC等のチオカーバメート系除草剤、
トリフルラリン、ペンジメタリン等のジニトロアニリン系除草剤、
アシフルオルフェン、ホメサフェン等のジフェニルエーテル系除草剤、
ベンスルフロン−メチル、ニコスルフロン等のスルホニルウレア系除草剤、
メトリブジン、メタミトロン等のトリアジノン系除草剤、
アトラジン、シアナジン等のトリアジン系除草剤、
フルメツラム等のトリアゾピリミジン系除草剤、
ブロモキシニル、ジクロベニル等のニトリル系除草剤、
グリホサート、グリホシネート等のリン酸系除草剤、
パラコート、ジフェンゾコート等の第四アンモニウム塩系除草剤、
フルミクロラック−ペンチル、フルチアセット−メチル等の環状イミド系除草剤、
【0085】
その他として、イソキサベン、エトフメセート、オキサジアゾン、キンクロラック、クロマゾン、スルコトリオン、シンメチリン、ジチオピル、ピラゾレート、ピリデート、フルポキサム、ベンタゾン、ベンフルセート、さらに、セトキシジム、トラルコキシジム等のシクロヘキサンジオン系除草剤等が挙げられる。また、これらの組み合わせたものに植物油や油濃縮物を添加することもできる。
【0086】
【実施例】
次に、参考例及び実施例により、本発明化合物を更に詳細に説明する。
参考例1
メチル 3−ブロモメチル−4−メチルスルホニル−2−メチルベンゾエートの製造
【0087】
【化17】
Figure 0004441003
【0088】
メチル 2,3−ジメチル−4−メチルスルホニルベンゾエート29.69gを四塩化炭素260mlに溶解し、NBSを22.93g、及び過酸化ベンゾイル1.0gを加え、2.5時間加熱還流した。反応液を冷却後、不溶物を濾別し、濾液を減圧濃縮して、粘稠油状物56.58gを得た。このものをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン/酢酸エチル=5/1)で精製して、白色結晶として表記化合物18.98gを得た。
【0089】
参考例2
メチル 3−ホルミル−4−メチルスルホニル−2−メチルベンゾエートの製造
【0090】
【化18】
Figure 0004441003
【0091】
メチル 3−ブロモメチル−4−メチルスルホニル−2−メチルベンゾエート18.90gをアセトニトリル180mlに溶解させ、室温で、N−メチルモルホリンオキシドの20.67gを10分間で添加した。室温でさらに1時間攪拌した後、反応液を氷水に注ぎ、濃塩酸で酸性とし、ベンゼンで抽出した。有機層を水、次いで飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を減圧留去して、白色結晶として表記化合物11.59gを得た。粗生成物をエタノールで洗浄して、表記化合物の白色結晶を得た。mp.108−110℃
【0092】
参考例3
メチル 3−ホルミル−4−メチルスルホニル−2−メチルベンゾエートの製造
【0093】
【化19】
Figure 0004441003
【0094】
メタノール20mlに、28%ナトリウムメチラートのメタノール溶液2,60gを加え、室温で2−ニトロプロパン1.30gを滴下した。次いで メチル3−ブロモメチル−4−メチルスルホニル−2−メチルベンゾエート4.40gを添加した後、1時間加熱還流した。冷却後、反応液に1規定塩酸50mlを加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄して、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去して、結晶として表記化合物3.10gを得た。mp.108−110℃
【0095】
参考例4
メチル 3−ヒドロキシイミノメチル−4−メチルスルホニル−2−メチルベンゾエートの製造
【0096】
【化20】
Figure 0004441003
【0097】
メチル 3−ホルミル−4−メチルスルホニル−2−メチルベンゾエート11.55gを、エタノール100mlに溶解し、塩酸ヒドロキシルアミン4.70gを加えて、室温で、1.5時間、さらに1時間加熱還流した。反応液を冷却後、エタノールを減圧留去し、残留物を酢酸エチルに溶解した。酢酸エチル溶液を水及び飽和食塩水で洗浄して、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去して、粘稠な油状物として、粗生成物12.31gを得た。このものを、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン/酢酸エチル=2/1)により精製して、表記化合物を白色結晶として得た。mp.123−129℃
【0098】
実施例1
メチル 3−(4,5−ジヒドロイソオキサゾール−3−イル)−4−メチルスルホニル−2−メチルベンゾエートの製造
【0099】
【化21】
Figure 0004441003
【0100】
粗メチル 3−ヒドロキシイミノメチル−4−メチルスルホニル−2−メチルベンゾエート6.00gをクロロホルム100mlに溶解し、攪拌下に、−3〜3℃で35分間塩素を吹き込んだ。さらに、30分間0℃で攪拌した後、窒素ガスを反応液に吹き込み、過剰の塩素を除去し、さらに、クロロホルムを減圧留去して、粘稠な油状物を得た。このものをエーテル90mlに溶解し、攪拌下に、−10℃でエチレンを5分間吹き込んだ。次いで、−10℃でトリエチルアミン7mlのエーテル7ml溶液を滴下した後、エチレンを20分間吹き込んだ。この反応混合物を予め冷却しておいた200mlのステンレス製オートクレーブに移し、60〜70℃で3.5時間攪拌した。冷却後、反応液を水に注ぎ、塩酸で酸性とした後、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、次いで飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥の後、溶媒を減圧留去した。得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン/酢酸エチル=2/1)で精製して、白色結晶として表記化合物を3.20g得た。
mp.104−106.5℃
【0101】
実施例2
3−(4,5−ジヒドロイソオキサゾール−3−イル)−4−メチルスルホニル−2−メチルベンゾイックアシッドの製造
【0102】
【化22】
Figure 0004441003
【0103】
メチル 3−(4,5−ジヒドロイソオキサゾール−3−イル)−4−メチルスルホニル−2−メチルベンゾエート3.00gに、エタノール10ml及び1規定水酸化ナトリウム溶液20mlを加え、室温で2日間攪拌した。エタノールを減圧留去した後、塩酸で酸性とし、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、次いで飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥の後、溶媒を減圧留去して、白色結晶として表記化合物2.75gを得た。mp.182−184.5℃
【0104】
実施例3
メチル 3−(イソオキサゾール−3−イル)−4−メチルスルホニル−2−メチルベンゾエートの製造法
【0105】
【化23】
Figure 0004441003
【0106】
粗メチル 3−ヒドロキシイミノメチル−4−メチルスルホニル−2−メチルベンゾエート2.00gをクロロホルム35mlに溶解し、攪拌下に、−13〜0℃で30分間塩素ガスを吹き込んだ。さらに0℃で30分間攪拌した後、窒素ガスを反応液に吹き込んで過剰の塩素を除去し、減圧下にクロロホルムを濃縮して固体を得た。このものをエーテル50mlに溶解し、攪拌下に、−11℃でアセチレンガスを5分間吹き込んだ。次いで、−15〜−13.5℃でトリエチルアミン1.64gのエーテル5ml溶液を滴下し、さらに、−15〜−13.5℃でアセチレンガスを20分間吹き込んだ。この反応混合物を予め冷却しておいた50mlのステンレス製オートクレーブに移し、60〜70℃で3.5時間攪拌した。冷却後、反応液を水にあけ、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、次いで飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を減圧留去した。得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ−(ベンゼン/酢酸エチル=9/1)で精製して、表記化合物を白色結晶として0.82g得た。mp.87−89℃
【0107】
実施例4
3−(イソオキサゾール−3−イル)−4−メチルスルホニル−2−メチルベンゾイックアシッドの製造法
【0108】
【化24】
Figure 0004441003
【0109】
メチル 3−(イソオキサゾール−3−イル)−4−メチルスルホニル−2−メチルベンゾエート0.80gに、エタノール8ml及び1規定水酸化ナトリム水溶液8mlを加えて、室温で2日間攪拌した。反応液を氷水にあけ、塩酸で酸性として酢酸エチルで抽出した。有機層を水、ついで飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を減圧留去して、表記化合物を白色結晶として0.56g得た。mp.150−151℃
以上のようにして得られる安息香酸(エステル)の例を第1表に示す。
【0110】
【表101】
Figure 0004441003
【0111】
【表102】
Figure 0004441003
【0112】
【表103】
Figure 0004441003
【0113】
実施例5
4−[3−(4,5−ジヒドロイソオキサゾール−3−イル)−4−メチルスルホニル−2−メチルベンゾイル]−5−ヒドロキシ−1−メチルピラゾール(化合物番号1−1)の製造
【0114】
【化25】
Figure 0004441003
【0115】
3−(4,5−ジヒドロイソオキサゾール−3−イル)−4−メチルスルホニル−2−メチルベンゾイックアシッド2.75gをベンゼン30mlに加え、塩化チオニル1.7ml及びピリジン1滴を加えて、3時間加熱還流した。反応液を冷却後、溶媒を減圧留去し、3−(4,5−ジヒドロイソオキサゾール−3−イル)−4−メチルスルホニル−2−メチルベンゾイルクロリド2.90gを得た。次に、塩酸 5−ヒドロキシ−1−メチルピラゾール0.93gをクロロホルム20mlに溶解し、氷冷下にトリエチルアミン1.60gを加えた。この中に、3−(4,5−ジヒドロイソオキサゾール−3−イル)−4−メチルスルホニル−2−メチルベンゾイルクロリド1.90gのクロロホルム10ml溶液を滴下し、室温で30分間攪拌した後、トリエチルアミン0.76g及びアセトンシアンヒドリン0.16gを加えて、さらに一晩攪拌した。反応液を希塩酸、次いで飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、残留物にメタノールを加えて得られた結晶を濾取して、白色結晶として表記化合物1.59gを得た。mp.224−226℃
【0116】
実施例6
4−[3−(4,5−ジヒドロイソオキサゾール−3−イル)−4−メチルスルホニル−2−メチルベンゾイル]−1−エチル−5−ヒドロキシピラゾール(化合物番号1−9)の製造
【0117】
【化26】
Figure 0004441003
【0118】
3−(4,5−ジヒドロイソオキサゾール−3−イル)−4−メチルスルホニル−2−メチルベンゾイックアシッド2.75gをベンゼン30mlに加え、塩化チオニル1.7ml及びピリジン1滴を加えて3時間加熱還流した。反応液を冷却後、溶媒を減圧留去し、3−(4,5−ジヒドロイソオキサゾール−3−イル)−4−メチルスルホニル−2−メチルベンゾイルクロリド2.90gを得た。
【0119】
一方、塩酸 1−エチル−5−ヒドロキシピラゾール0.93gをクロロホルム20mlに溶解し、氷冷下にトリエチルアミン1.60gを加えたものを用意し、この中に、3−(4,5−ジヒドロイソオキサゾール−3−イル)−4−メチルスルホニル−2−メチルベンゾイルクロリド1.90gのクロロホルム10ml溶液を滴下し、室温で30分間攪拌した。その後、トリエチルアミン0.76g及びアセトンシアンヒドリン0.16gを加えて、さらに一晩攪拌した。反応液を希塩酸及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、残留物にメタノールを加えて得られた結晶を濾取して、白色結晶として表記化合物1.59gを得た。mp.183−184.5℃
【0120】
実施例7
5−ベンジルオキシ−4−[3−(4,5−ジヒドロイソオキサゾール−3−イル)−4−メチルスルホニル−2−メチルベンゾイル]−1−メチルピラゾール(化合物番号1−4)の製造
【0121】
【化27】
Figure 0004441003
【0122】
4−[3−(4,5−ジヒドロイソオキサゾール−3−イル)−4−メチルスルホニル−2−メチルベンゾイル]−5−ヒドロキシ−1−メチルピラゾール0.45gをDMF15mlに溶解し、炭酸カリウム0.26gを加え、次いでベンジルブロミド0.25gを添加した。室温で一晩攪拌した後、反応液を氷水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、次いで飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、残留物にメタノールを加えて得られた結晶を濾取して、白色結晶として表記化合物0.42gを得た。
mp.151.5−153℃
【0123】
実施例8
4−[3−(4,5−ジヒドロイソオキサゾール−3−イル)−4−メチルスルホニル−2−メチルベンゾイル]−1−エチル−5−フェナシルオキシピラゾール(化合物番号1−11)の製造
【0124】
【化28】
Figure 0004441003
【0125】
4−[3−(4,5−ジヒドロイソオキサゾール−3−イル)−4−メチルスルホニル−2−メチルベンゾイル]−1−エチル−5−ヒドロキシピラゾール0.20gをDMF10mlに溶解し、炭酸カリウム0.11g及びフェナシルブロミド0.13gを加え、室温で一晩攪拌した。反応液を氷水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、次いで飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、残留物にメタノールを加えて得られた結晶を濾取して、白色結晶として表記化合物0.17gを得た。
mp.177−179℃
【0126】
実施例9
1−エチル−5−ヒドロキシ−4−[3−(イソオキサゾール−3−イル)−4−メチルスルホニル−2−メチルベンゾイル]ピラゾール(化合物番号2−9)の製造
【0127】
【化29】
Figure 0004441003
【0128】
3−(イソオキサゾール−3−イル)−4−メチルスルホニル−2−メチルベンゾイックアシッド 0.55gをベンゼン10mlに加え、塩化チオニル0.17ml及びトリエチルアミン1滴を加えて2時間加熱還流した。反応液を冷却後、溶媒を減圧留去して、3−(イソオキサゾール−3−イル)−4−メチルスルホニル−2−メチルベンゾイルクロリドを得た。
【0129】
一方、塩酸 1−エチル−5−ヒドロキシピラゾール 0.38gを クロロホルム10mlに溶解し、氷冷下にトリエチルアミン0.52gを用意し、この中に、先に得た3−(イソオキサゾール−3−イル)−4−メチルスルホニル−2−メチルベンゾイルクロリドのクロロホルム5ml溶液を滴下し、室温で1時間攪拌した。次いで、反応混合物にトリエチルアミン0.26g及びアセトンシアンヒドリン0.05gを加え、さらに一晩攪拌した。反応液を希塩酸、水、次いで飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去して得られた残留物にメタノールを加えて得られた結晶をろ取して、白色結晶として、表記化合物0.18gを得た。mp.85−88℃
上記実施例を含め、本発明化合物の例を第2表及び第3表に示す。
【0130】
【表201】
Figure 0004441003
【0131】
【表202】
Figure 0004441003
【0132】
【表203】
Figure 0004441003
【0133】
【表204】
Figure 0004441003
【0134】
【表301】
Figure 0004441003
【0135】
【表302】
Figure 0004441003
【0136】
【表303】
Figure 0004441003
【0137】
(除草剤)
次に、本発明除草剤に関する製剤例を若干示すが、有効成分化合物、添加物及び添加割合は、本実施例にのみ限定されることなく、広い範囲で変更可能である。製剤実施例中の部は重量部を示す。
【0138】
実施例10 水和剤
本発明化合物 20部
ホワイトカーボン 20部
ケイソウ土 52部
アルキル硫酸ソーダ 8部
以上を均一に混合、微細に粉砕して、有効成分20%の水和剤を得る。
【0139】
実施例11 乳剤
本発明化合物 20部
キシレン 55部
ジメチルホルムアミド 15部
ポリオキシエチレンフェニルエーテル 10部
以上を混合、溶解して有効成分20%の乳剤を得る。
【0140】
実施例12 粒剤
本発明化合物 5部
タルク 40部
クレー 38部
ベントナイト 10部
アルキル硫酸ソーダ 7部
以上を均一に混合して微細に粉砕後、直径0.5〜1.0mmの粒状に造粒して有効成分5%の粒剤を得る。
【0141】
次に本発明除草剤の効果に関する試験例を示す。
除草効果は下記の調査基準に従って調査し、殺草指数で表した。
調査基準
Figure 0004441003
また、1、3、5、7、9の数値は、各々0と2、2と4、4と6、6と8、8と10の中間の値を示す。
【0142】
【数1】
Figure 0004441003
【0143】
試験例1 茎葉散布処理
200cm2 のポットに土壌を充填し、表層にイチビ、イヌビユ、オナモミ、アキノエノコログサ及びトウモロコシの各種子を播き、軽く覆土後温室内で生育させた。各植物が5〜25cmの草丈に生育した時点で実施例11に示した乳剤の水希釈液を、有効成分が所定の薬量になるように、1000リットル/ha散布量相当量で、小型噴霧器にて茎葉部に散布した。3週間後に作物の薬害及び雑草の除草効果を前記調査基準に従って調査した。その結果を第4表に示す。
【0144】
【表4】
Figure 0004441003
【0145】
以上説明したように、本発明の化合物はトウモロコシ等の選択的除草剤として有用である。

Claims (1)

  1. 式(1−1)、式(1−9)及び式(1−17)
    Figure 0004441003
    で表される化合物の1種又は2種以上を有効成分として含有することを特徴とする、トウモロコシ用の除草剤。
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