JP4439156B2 - 基板上の温度制御された気相成長のための方法および装置 - Google Patents

基板上の温度制御された気相成長のための方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、一般的には、気相成長法に関する。本発明は、更に具体的には、基板の温度が制御される気相成長法に関する。
真空気相成長法は、フォイル電極の表面積を増加するために知られた方法である。凝縮によって生じた熱の負荷は、気化物が蒸着する基板の温度を上昇させる。基板を最適成長温度に維持するため、冷却が必要である。
Kakinokiらの米国特許第4,970,626号は、基板をドラムで支持し、気相成長によって電解コンデンサを製造する方法を説明する。ドラムは、伝導によって熱を放散する冷却要素としても働く。しかし、基板の伝導冷却は欠点を有する。F.Caseyらによる「フリースパンウェブメタライザ内の金属化薄膜の特性」(1999 Society of Vacuum Coaters 505/856-7188, pp. 480-483)によれば、気相成長の間に、高熱の発生は基板を膨張させる。しかし、基板とドラムとの間の摩擦力が膨張を防止する。その結果、基板はしわを生じる。
フリースパン気相成長プロセスは、1970年代から使用されており、しわの問題を回避する。たとえば、Nakamuraらの米国特許第5,288,515号は、フリースパン気相成長プロセスを説明している。しかし、冷却ドラムなしでは、熱の放散は問題を残している。
冷却ドラムを使用する伝導冷却は基板フォイルのしわを生じ、また対流性冷却は真空室の中で適用できないので、放射熱の放散が残された唯一の方法である。放射熱の放散は、気相成長されていない基板の側から起こることができる。しかし、放射冷却の効果は基板の熱放射率に依存する。この熱放射率は、低すぎるかも知れない。たとえば、アルミニウム基板の熱放射率は約0.02であって、これは放射によって効果的な熱の放散を提供するには低すぎる。
本発明の目的は、制御された基板温度で気相成長する方法および装置を提供することである。
したがって、本発明の好ましい実施例によれば、気相成長プロセスの間に、低熱放射率基板の温度を制御する方法が提供される。この方法は、次のものを具備する。
(a)基板の第1の側で、前もって選択された物質を気相成長することによって、高熱放射率層を形成する第1のステップ、
(b)基板の第2の側で気相成長することによって、前もって選択された物質の層を形成する第2のステップ。ここで前記第1の側の層は、基板から過剰の熱を放射するように働き、それによって所定の温度を超えた基板の加熱が防止される。
更に、本発明の好ましい実施例によれば、前記第1のステップは、基板の第1の側で気相成長することによって、高熱放射率物質の薄い層を形成することを含む。

更に、本発明の好ましい実施例によれば、第1の側の層は、基板から熱を放射することに加えて、第2の側の層から過剰な熱を放射するように働く。
更に、本発明の好ましい実施例によれば、第2の側の物質は、前もって選択された高熱放射率物質である。
更に、本発明の好ましい実施例によれば、前記第1および第2のステップにおいて、前もって選択された物質は同じである。
更に、本発明の好ましい実施例によれば、前記方法は、基板の第1の側に形成された層の上に気相成長することによって、前もって選択された物質の更なる層を形成する第3のステップを含む。
あるいは、本発明によれば、前記方法は、更に、基板の第1の側に形成された層の上に気相成長することによって、前もって選択された物質の更なる層を形成する第1の側のステップを含む。
更に、本発明によれば、前記方法は、所望の厚さの層が第1の側に形成されるまで、第1の側のステップを反復することを含む。
更に、本発明によれば、前記方法は、基板の第2の側に形成された層の上に気相成長することによって、前もって選択された物質の更なる層を形成する第2の側のステップを含む。
更に、本発明によれば、前記方法は、所望の厚さの層が第2の側に形成されるまで、第2の側のステップを反復することを含む。
更に、本発明によれば、前記方法は、次の少なくとも1つを変化させるステップを含む。
第1の側の層の厚さ、
第2の側の層の厚さ、
第1の側の気相成長レート、および
第2の側の気相成長レート。
更に、本発明の好ましい実施例によれば、前記方法は、基板と冷却要素との間の放射によって基板を冷却することを含む。
更に、本発明の好ましい実施例によれば、前記方法は、気相成長用のフリースパン装置の上で基板を移動することを含む。
更に、本発明の好ましい実施例によれば、前記方法は、基板の速度を変化させて基板の温度を制御することを含む。
更に、本発明の好ましい実施例によれば、前記方法は、フリースパン装置の冷却要素への伝導によって基板を冷却することを含む。
あるいは、本発明によれば、前記方法は、気相成長用の固定装置の上に基板を支持することを含む。
更に、本発明によれば、前記方法は、固定装置の冷却要素への伝導によって基板を冷却することを含む。
更に、本発明によれば、気相成長は反応性気相成長を含む。
したがって、更に、本発明の好ましい実施例によれば、多段フリースパン気相成長装置が提供される。この装置は、次のものを含む。
(a)気相成長の前に基板が巻かれる第1のスプール。このスプールは、気相成長のために基板を解き放つ。
(b)気相成長に続いて基板を受け取り、基板を巻き取る第2のスプール。
(c)第1のスプールおよび第2のスプールの間の経路に置かれ、基板を導く複数のガイドローラ。
(d)少なくとも2つの前方側、気相成長ステーション、これらは経路に沿って置かれ、基板の前方側に気相成長するために配列される。
(e)少なくとも1つの第2の側、気相成長ステーション、これは少なくとも2つの第1の側の気相成長ステーションの間で経路に沿って置かれ、基板の第2の側で気相成長するために配列される。
(f)前記のコンポーネントを格納し、気相成長を行なうための真空槽。
更に、本発明の好ましい実施例によれば、前記装置は次のものを含む。
(a)第1の複数の第1の側の気相成長ステーション、これらは経路に沿って置かれ、第1の側で気相成長するために配列される。および、
(b)第2の複数の第2の側の気相成長ステーション、これらは経路に沿って置かれ、第2の側で気相成長するために配列される。
ここで、ステーションの順序は、第1の側の気相成長ステーションと第2の側の気相成長ステーションとの間で交替し、第1の複数は第2の複数と等しくてよく、および第1の複数は第2の複数よりも1だけ大きくてもよい。
更に、本発明の好ましい実施例によれば、前記装置は、制御された冷却レートの冷却要素を含む。この冷却要素は、任意の気相成長ステーションで、気相成長ステーションとは反対の基板側に基板と非常に接近して置かれ、気相成長の間に2つのボデーの間の放射によって基板を冷却する。
更に、本発明の好ましい実施例によれば、前記冷却要素は複数の冷却要素を含む。各々の冷却要素は、任意の気相成長ステーションで、気相成長ステーションとは反対の基板側に基板と非常に接近して置かれる。
更に、本発明の好ましい実施例によれば、前記装置は、制御された冷却レートの少なくとも1つの冷却要素を含む。この冷却要素は、任意のスプールの中に置かれ、伝導によって基板を冷却して気相成長の間に基板の温度を低減する。
更に、本発明の好ましい実施例によれば、前記少なくとも1つの冷却要素は2つの冷却要素を含み、各々の冷却要素はスプールの1つの中に置かれる。
更に、本発明の好ましい実施例によれば、前記装置は、制御された冷却レートの少なくとも1つの冷却要素を含む。この冷却要素は、ガイドローラの少なくとも1つの中に置かれ、伝導によって基板を冷却して気相成長の間に基板の温度を低減する。
更に、本発明の好ましい実施例によれば、前記少なくとも1つの冷却要素は複数の冷却要素を含み、各々の冷却要素はガイドローラの1つの中に置かれる。
更に、本発明の好ましい実施例によれば、前記基板はフォイルである。
更に、本発明の好ましい実施例によれば、前記基板は金属フォイルである。
更に、本発明の好ましい実施例によれば、前記基板はアルミニウムフォイルである。
更に、本発明によれば、少なくとも2つの第1の側の気相成長ステーションは、次のいずれかのために配列される。
アルミニウム反応性気相成長、
酸化アルミニウム気相成長、
タンタル反応性気相成長、
酸化タンタル気相成長、
チタン反応性気相成長、および
酸化チタン気相成長。
更に、本発明によれば、少なくとも1つの第2の側の気相成長ステーションは、次のいずれかのために配列される。
アルミニウム反応性気相成長、
酸化アルミニウム気相成長、
タンタル反応性気相成長、
酸化タンタル気相成長、
チタン反応性気相成長、および
酸化チタン気相成長。
本発明は、添付の詳細な説明および図面から、より明瞭に理解されるであろう。図面において、類似の要素については同じ番号表示が図を通して維持される。
用語の定義
本発明は、添付の定義から、より明瞭に理解されるであろう。
1.高熱放射率物質または層: 基板の放射率よりも大きい放射率を有する物質または層。ここで、物質の用語「高熱放射率」が説明されるとき、高熱放射率は物質の固有の放射率の結果であるか、物質の表面状態の結果であってよいことを理解されたい。物質の放射率は、典型的には、基板、および/または基板の上に蒸着した1または複数の層の所望の特性の低下を防ぐようなものでなければならない。
2.薄層: 既定の基板および既定のプロセスについて、前もって選択された最大許容温度を超えて基板の温度を上昇させない層の厚さ。
ここで図1を参照する。図1は、本発明の好ましい実施例に従った多段フリースパン気相成長装置10の概略図である。好ましくは、装置10は次のコンポーネントを含む。
第1のスプール12。その上に基板18が気相成長の前に巻かれるが、それは気相成長のために基板18を解き放つためである。
第2のスプール14。これは気相成長に続いて基板18を受け取り、基板18を巻き取る。
複数のガイドローラ16。これは、基板18を導くため、第1のスプール12と第2のスプール14との間の経路15に置かれる。
2つの第1の側の気相成長ステーション22および26。これらは、経路15に沿って置かれ、基板18の第1の側で気化物20の気相成長のために配列される。
第2の側の気相成長ステーション24。これは、第1の側の気相成長ステーション22と26の間で、経路15に沿って置かれ、基板18の第2の側で気化物20を気相成長するために配列される。
真空槽11。これは、前述したコンポーネントを格納し、装置10のプロセスのために真空を提供する。
ここで図2を参照する。図2は、本発明の好ましい実施例に従って、前もって選択された高熱放射率物質を、低熱放射率基板上に気相成長するプロセスの間に、基板の温度を制御する方法の概略図である。好ましくは、気相成長は幾つかの段階で実行される。
第1の段階として、ステーション22で、前もって選択された高熱放射率物質の薄い第1の層40が、気相成長によって基板18の第1の側へ貼り付けられる。第1の層40は厚さdを有し、dは、たとえば0.5〜1.5ミクロンであってよい。層は薄いので、気相成長に起因する熱放出量は低い。したがって、基板18は第1の所定の温度Tを超えて加熱される。Tは、好ましくは、薄い第1の層の厚さによって制御される。代替的に、第1の所定の温度は、他のパラメータ、たとえば気相成長レートによって制御されてよい。
第2の段階として、ステーション24で、前もって選択された高熱放射率物質の比較的厚い第2の層42が、気相成長によって基板18の第2の側へ貼り付けられる。第2の層42は厚さdを有する。dは、たとえば3.5〜4ミクロンであってよい。第1の層40は、基板18および第2の層42から過剰の熱を放射するように働き、それによって第2の所定の温度Tを超えて基板18を加熱しない。本発明の好ましい実施例によれば、Tの値は、後の表2と関連して分かるように、Tの値に近い。
好ましくは、第3の段階として、ステーション26で、前もって選択された高熱放射率物質の比較的厚い第3の層44が、気相成長によって基板18の第1の側の第1の層40の上へ貼り付けられる。第3の層44は厚さdを有する。dは、たとえば2.5〜3.5ミクロンであってよい。好ましくは、d=d+dであり、したがって第1の側の総計の層の厚さは、第2の層とほぼ同じである。この段階では、第2の層42は、基板18および第3の層44から過剰の熱を放射するように働き、それによって第3の所定の温度Tを超えて基板18を加熱しない。本発明の好ましい実施例によれば、T、T、およびTは、後の表2と関連して分かるように、一般的に近い値である。また、基板18の1つの側のみのコーティングが望まれる場合、第3の段階は実行されない。
ここで表1および2を参照する。これらの表は、共に、基板18が、30ミクロンの厚さを有し、0.38m/分の速度で移動し、気化物が1120Å/秒で蒸着している場合の、本発明の利点を示す。
表1は、従来技術の方法に従った実験を示し、その場合、3.5ミクロンの厚さの層が、気相成長によって基板18の両側へ貼り付けられる。第1の層を基板18の第1の側へ貼り付ける間、基板の温度は415℃へ上昇する。しかし、第2の層を基板18の第2の側へ貼り付ける間、第1の層を利用することができ、第1の層は基板18および第2の層42から過剰な熱を放射するように働き、それによって295℃を超えて基板18を加熱しない。
表2は、本発明に従った実験を示し、その場合、3.5ミクロンの厚さの層が、複数の段階で、気相成長によって基板18の両側へ貼り付けられる。第1の段階では、1.25ミクロンの厚さの薄い層40が、基板18の第1の側へ貼り付けられ、基板の温度は312℃にしか上昇しない。なぜなら、層40はどちらかといえば薄いからである。第2の段階では、層42が基板18の第2の側へ貼り付けられ、基板の温度は309℃にしか上昇しない
。なぜなら、層40は基板18および第2の層42から過剰な熱を放射するように働くからである。第3の段階では、層44は基板18の第1の側で層40の上に貼り付けられ、基板の温度は258℃にしか上昇しない。なぜなら、層42は基板18および層44から過剰な熱を放射するように働くからである。
表1
従来技術の気相成長
Figure 0004439156

表2
本発明に従った気相成長
Figure 0004439156
したがって、同じ物質、層の厚さ、および基板の速度について、本発明の実験例では、3段階気相成長プロセスを通して、基板のピーク温度は312℃を超えて上昇しなかったが、従来技術の実験では、基板のピーク温度は415℃へ上昇した。
ここで表3を参照する。表3は、基板の速度が0.12m/分であり、気化物が350Å/秒のレートで蒸着し、他の条件が表1のままである場合の従来技術の実験を示す。表3から分かるように、従来技術のテクノロジを使用して本発明(表2)と同様の基板のピーク温度を達成するためには、基板の速度を著しく低減しなければならない。この発明の実施例では、0.38m/分から0.12m/分へ、3分の1を超えて低減され、したがってプロセスがスローダウンする。

表3
従来技術の気相成長
Figure 0004439156
ここで表4を参照する。表4は、デーブル2と同じ気相成長レート(1120Å/秒)について、本発明に従った実験を示す。基板の実行速度が0.96m/分で付着した層は薄く、表2の基板速度0.38m/分よりも約2.5倍早い。全ての他の条件は同じままである。表4で分かるように、本発明のテクノロジを使用すると、基板のピーク温度は、基板の速度が早くなっても、比較的低いままである。
表4
本発明に従った気相成長
Figure 0004439156
上記実施例では、基板18はアルミニウムフォイルである。アルミニウムフォイルは厚さが約30ミクロンで、気相成長による層の厚さは約3〜5ミクロンである。
本発明に従って、気相成長ステーション22、24、26(図1および図3)は、アルミニウム反応性気相成長のために配列される。上記実施例の場合、気化物は金属アルミニウムおよび酸素の混合物である。
ここで図3を参照する。図3は、本発明の代替の実施形態に従った多段フリースパン気相成長装置50の概略図である。装置50は、基板18から伝導によって熱を除去するため、制御された冷却レートの少なくとも1つの冷却要素30を、好ましくはスプール12の中に置かれる。代替または追加として、冷却要素30はスプール14の中に置かれてよい。代替または追加として、制御された冷却レートの冷却要素31は基板18から伝導によって熱を除去するため、気相成長ステーションでガイドロール16の中に置かれてよい。代替または追加として、冷却要素31は他のガイドロール16の中に置かれてよい。代替または追加として、制御された冷却レートの少なくとも1つの冷却要素28は、気相成長の間に基板を冷却するため、気相成長ステーションで、気相成長ステーションとは反対の基板側に基板と非常に接近して置かれてよい。
本発明によれば、制御された冷却レートの冷却要素28、30、31は、通常のランキンのような冷凍サイクルによって冷却されてよい。また、それらは電子冷却によって冷却されてもよい。
基板18から冷却要素28への放射による熱の放散は、次の式によって表される。

放散∝ε18xε28(T18 −T28

ここで、Q放散は基板18と冷却要素28との間の放射による熱伝達量を表し、ε18およびε28は、それぞれ、基板18および冷却要素28の熱放散率を表し、T18およびT28は、それぞれ、基板18および冷却要素28の絶対温度を表す。有効な熱の放散のために、ε18およびε28は高くなければならず、したがって要素28は黒く塗られ、差分T18 −T28 は高くなければならず、したがってT28はできるだけ低くなければならない。冷却要素28で熱を放散する方法は、ε18が比較的低い気相成長ステーション22よりも、ε18が比較的高い気相成長ステーション24が効果的であろう。
本発明によれば、前記装置は、片側だけの気相成長が必要であるときにも使用されてもよい。基板18の熱放射率を増進するため、薄い第1の層が気相成長ステーション22(図1および図3)で貼り付けられ、次に、所望の厚さの第2の層が第2の側へ貼り付けられる。この場合、薄い第1の層は基板18および第2の層から過剰な熱を放射するように働く。
本発明によれば、3つを超える気相ステーションおよび3つを超える気相成長段階が用いられてもよい。こうして、各々の段階で放散されなければならない熱負荷が低減され、各々の段階で、熱放散のための熱放散率が徐々に増進する。
また、第1の側および第2の側の気相成長のために、2つだけの気相成長ステーションを有するフリースパン気相成長装置が用いられてもよい。気相成長は、装置を通して基板18の2つ以上の経路で適用される。たとえば、基板18は、双方の側で第1の部分気相成長のために装置を通して実行されてよく、次に再び、第1の実行の直後、または第1の実行の後の任意の時点で、双方の側で最終気相成長のために装置を通して実行されてよい。
ここで図4Aを参照する。図4Aは、本発明の代替の実施例に従って気相成長の効率を増進するフリースパン多段気相成長装置70の概略図である。気相成長の効率は、通常、基板上に蒸着した気化物質量と、既定の装置に関して気化したトータルの気化物質量との比として定義される。金属源からの気化物分配は、図4Aの気化物20によって示されるように、放射線源のランベルト法則の改善を使用してシミュレートすることができる。エッジまたは接線損失を最小にして、気相成長の効率を増進するため、装置70のガイドローラ16は、180°に近づく広角αで気化物20の粒子線を受ける経路72を通して基板18を導くように配列される。
ここで図4Bを参照する。図4Bは、本発明の代替の実施例に従って気相成長の効率を増進する気相成長装置80の概略図である。図4Bでは、基板18は、ドラム82および84、並びにガイドローラ16によって支持される。気相成長の効率を増進するため、装置80のガイドローラ16は、180°に近づく広角βで気化物20の粒子線を受ける経路86を通して基板18を導くように配列される。
ここで図4Cを参照する。図4Cは、本発明の代替の実施例に従って気相成長の効率を増進する気相成長装置90の概略図である。図4Cでは、基板18は、ドラム92および94、並びにガイドローラ16によって支持される。気相成長の効率を増進するため、装置90のガイドローラ16は、広角γで気化物20の粒子線を受ける経路96を通して基板18を導くように配列される。
本発明の範囲は、フォイル形式の基板に限定されないことが、当業者に理解されよう。本発明の気相成長法および反応性気相成長法は、フリースパン装置以外の装置によって支持される基板へ適用されてよい。たとえば、気相成長または反応性気相成長は、たとえば窓枠のような装置に保持されたチップの形式をした静止基板へ適用されてよい。窓枠のような装置は、第1および第2の側の気相成長のためにヒンジ上で回転してよい。
本発明の範囲は、真空蒸着システム内の熱放散の改善に限定されないことが、当業者に理解されるであろう。これまで説明した気相成長法および反応性気相成長法は、第1の薄い層の上に付着した任意の第2および追加的層の形態を制御することに加えて、蒸着した物質の所望の表面粗さを達成するように適用されてよい。
更に、本発明の範囲は、単なる例として、これまで具体的に図示および説明したものによって限定されないことが、当業者に理解されるであろう。むしろ、本発明の範囲は、後述の特許請求の範囲によってのみ限定される。
本発明の好ましい実施例に従った多段フリースパン気相成長装置の概略図である。 図1の装置の気相成長プロセスの概略図である。 本発明の代替の実施例に従った多段フリースパン気相成長装置の概略図である。 Aは本発明の他の代替の実施例に従った多段フリースパン気相成長装置の概略図である。 Bは本発明の他の代替の実施例に従った多段フリースパン気相成長装置の概略図である。 Cは本発明の他の代替の実施例に従った多段フリースパン気相成長装置の概略図である。

Claims (19)

  1. フリースパン気相成長(10)装置の処理の間に金属フォイル基板(18)の温度を、基板(18)の第1の側に基板(18)の熱放射率よりも大きい熱放射率を有する第1の物質の層(40)を形成し、かつ、基板の第2の側に基板(18)の熱放射率よりも大きい熱放射率を有する第2の物質の層(42)を形成することによって、制御する方法であって
    a)前記基板(18)の第1の側に前もって選択された第1物質の層(40)を気相成長させることによって、薄い高熱放射率層を形成し、該第一物質の層(40)を厚さが0.5〜1.5μmの薄さにすることで、基板温度が前もって定められた温度以上に上昇することを防止することを特徴とする第1ステップ、
    b)前記基板(18)の第2の側に気相成長させることによって、前もって選択された第2の物質の層(42)を形成する第2のステップにおいて、前記第1の側の層が前記基板(18)から過剰な熱を放射するように動作し、これにより前記基板(18)を前もって定められた温度以上に加熱することを防止する第2ステップ、
    c)前記基板(18)の第1の側に形成された層の上に気相成長させることによって前記第1の側に望ましい厚さの層が形成されるまで、少なくとももう1つの前もって選択された物質の層をその上に形成する第3ステップにおいて、第2の側の前記の層(42)が基板から過剰な熱を放射する動作をして基板温度が前もって定められた温度以上に上昇することを防止することを特徴とする第3ステップ
    を具備する方法であって、
    前記第1のステップa)の気相成長は、
    前記気相が金属アルミニウム及び酸素の混合物である、アルミニウム反応性気相成長、
    酸化アルミニウム気相成長、
    前記気相が金属タンタル及び酸素の混合物である、タンタル反応性気相成長、
    酸化タンタル気相成長、
    前記気相が金属チタン及び酸素の混合物である、チタン反応性気相成長、
    及び、酸化チタン気相成長
    から選択されることを特徴とする方法。
  2. 前記第1ステップで形成された第1の側の層が、更に、前記基板から熱を放射することに加えて、前記第2の側の層から過剰の熱を放射するように働く、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2の前もって選択された物質が、前記基板より大きい熱放射を有する物質である、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1および第2の前もって選択された物質が同じである、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第3ステップにおいて、前記少なくとももう1つの層が少なくとも前もって選択された前記第1の物質の更なる層を含む、請求項1に記載の方法。
  6. 更に、前記基板の第2の側に形成された前記層の上に気相成長によって、前記前もって選択された物質の更なる層をその上に形成する第2の側のステップを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 更に、所望の厚さの層が前記第2の側に形成されるまで、前記第2の側のステップを断続的に反復することを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 更に、前記第1の側の層の厚さ、
    前記第2の側の層の厚さ、
    前記第1の側の気相成長速度、および
    前記第2の側の気相成長速度
    の少なくとも1つを変化させることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  9. 前記第1ステップ、前記第2ステップ、前記第3ステップの少なくともいずれか1のステップにおいて、冷却要素が基板の気相成長される側とは反対側に近接して置かれ、前記基板から前記冷却要素への熱放射によって前記基板を冷却することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  10. 前記第1ステップ、前記第2ステップ、前記第3ステップの少なくともいずれか1のステップにおいて、気相成長用の前記フリースパン装置上で前記基板を移動させることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  11. 前記基板を移動させる速度を変化させて前記基板温度を制御することを特徴とする、請求項10に記載の方法。
  12. 気相成長が反応性気相成長を含む、請求項1に記載の方法。
  13. 前記金属フォイルがアルミニウムフォイルである、請求項1に記載の方法。
  14. 前記気相成長が、前記第1ステップ、前記第2ステップ、前記第3ステップの全てのステップでアルミニウム反応性気相成長、酸化アルミニウム気相成長、タンタル反応性気相成長、酸化タンタル気相成長、チタン反応性気相成長、酸化チタン気相成長から選択された、請求項1に記載の方法。
  15. 前記気相成長が、前記第1ステップ、前記第2ステップ、前記第3ステップの全てのステップでアルミニウム反応性気相成長、酸化アルミニウム気相成長、タンタル反応性気相成長、酸化タンタル気相成長、チタン反応性気相成長、酸化チタン気相成長から選択された、請求項13に記載の方法。
  16. 基板(18)の第1の側に基板(18)の熱放射率よりも大きい熱放射率を有する第1の物質の層(40)を形成し、かつ、基板の第2の側に基板(18)の熱放射率よりも大きい熱放射率を有する第2の物質の層(42)を形成する、多段フリースパン気相成長装置(10)であって、
    前記少なくとも2つの第1の側の気相成長ステーション(22,26)、または前記少なくとも1つの第2の側の気相成長ステーション(24)、またはその両方が、アルミニウム反応性気相成長から選択された気相成長に適し、
    前記気相はアルミニウム金属と酸素の混合物、酸化アルミニウム気相成長、タンタル反応性気相成長、タンタル金属と酸素の混合物、タンタル酸化物気相成長、チタン反応性気相成長、チタン金属と酸素の混合物、およびチタン酸化物気相成長、であると仮定して、
    a)気相成長のため、前記基板(18)を巻き、または解き放つための、気相成長の前に前記金属フォイル基板(18)が巻かれる第1のスプール(12)と、
    b)気相成長に続いて前記基板を受け取り、その上に前記基板を巻き取るための第2のスプール(14)と、
    c)前記基板を導くため、前記第1のスプール(12)と前記第2のスプール(14)との間の経路に置かれる、複数のガイドローラ(16)と、
    d)前記経路(15)に沿って置かれ、前記基板(18)の第1の側の気相(20)の気相成長のために配列された少なくとも2つの第1の側の気相成長ステーション(22,26)であって、初めに形成される第一の側の薄い層(40)を厚さ0.5〜1.5μmで形成することで基板温度が前もって定められた温度以上に上昇することを防止する気相成長ステーションと、
    e)前記少なくとも2つの第1の側の気相成長ステーション(22,26)の間で、前記経路(15)に沿って置かれ、前記基板の第2の側の気相(20)の気相成長のために配列された少なくとも1つの第2の側の気相成長ステーション(24)であって、第二の側の気相成長の際に第一の側に最初に形成された層(40)が熱の放射の動作をして基板温度が前もって定められた温度以上に上昇することを防止する気相成長ステーションと、
    f)前記コンポーネントを格納するための、そして気相成長のための真空槽(1)と、を含む装置。
  17. 前記基板がアルミニウムフォイルである、請求項16に記載の装置。
  18. 前記少なくとも2つの第1の側の気相成長ステーションが、
    アルミニウム反応性気相成長、
    酸化アルミニウム気相成長、
    タンタル反応性気相成長、
    酸化タンタル気相成長、
    チタン反応性気相成長、および
    酸化チタン気相成長
    のいずれかのために配列される、請求項16に記載の装置。
  19. 前記少なくとも1つの第2の側の気相成長ステーションが、
    アルミニウム反応性気相成長、
    酸化アルミニウム気相成長、
    タンタル反応性気相成長、
    酸化タンタル気相成長、
    チタン反応性気相成長、および
    酸化チタン気相成長
    のいずれかのために配列される、請求項17に記載の装置。
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