JP4438788B2 - 浴槽の排水用配管部材 - Google Patents

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Description

本発明は、浴槽の排水用配管部材に関し、更に詳しくは浴槽又は浴槽載置パンの排水孔から流れ出る排水を横方向に導いて送水管を介して流すための浴槽の排水用配管部材に関するものである。
この種の従来品としては、例えば内部空間をほぼ円盤形に形成した受け部材と、途中を湾曲させた送水管部材とで、浴槽からの排水を防水パン(浴槽載置パン)の排水口に導くよう形成しているものがある(例えば特許文献1参照)。
又従来、浴槽載置パンから排水トラップに排水を導く排水管を、水平横断方向に長辺となる扁平形状に形成しているものも知られている(例えば特許文献2参照)。
特開2000ー328623号公報 特開2001ー182118号公報(図2)
ところでユニットバスの低床化を可能にするには、例えば浴槽の底面から浴槽載置パン迄の高さを低くする必要がある。従って浴槽の下側に配管するこの種の配管部材についても、高さが低く形成されているのが望ましい。しかしこの場合、高さを低くすることにより、単位時間当たりの排水量が低下すると、排水に時間がかかって例えば浴槽のお湯張りを遅らせる等の弊害が発生する。従ってこの種の配管部材は、高さを低く、しかも排水に時間がかかることがないよう形成されているのが望ましい。
しかるに特許文献1記載の従来品の場合は、円盤形の本体部から延ばされている丸管状の出水路が本体部より高く、しかもこの出水路の端部の開口面が浴槽の排水孔に接続する開口部より小さく形成されていた。従ってこの従来品によると、本体部より高い出水路の高さ分だけ、浴槽の下側に高さが必要になり、又流入量より排水量が抑えられて排水に時間がかかる、という問題点があった。
又特許文献2記載の従来品の場合は、排水管は扁平に形成されているものの、浴槽載置パンの排水孔に接続する箇所の高さが高いため、浴槽載置パンの下側に間隔を大きくとる必要があった。又この従来品の場合も、流入量に対する排水量について特に対策が施されていなかったから、これによると排水に時間がかかる、という問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、提案されたものである。
従って本発明の技術的課題は、浴槽の下側の高さを抑えることができ、又流入する湯水を迅速に排水できるよう形成した浴槽の排水用配管部材を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するために、次のような技術的手段を採る。
即ち本発明は、図1、図3等に示されるように、浴槽1又は浴槽載置パン3の排水孔1aに接続され、排水孔1aから流れ出る排水を横方向に導いて送水管2を介して流すための浴槽1の排水用配管部材であって、扁平状に形成され、上記の送水管2が接続される排水流出口6が側面に横長状に開口され、この排水流出口6の開口面積が上記の排水孔1aに接続される排水流入口7の開口面積より大きく形成され、排水流出口6に上記の送水管2がバックル式の止め金具9で接続され、この止め金具9が、排水流出口6の近傍の端部に外装されて排水流出口6の口縁の鍔部10aに係止される固定金具11aと、送水管2の接続口側の端部に外装されて接続口の口縁の鍔部10bに係止される固定金具11bと、この両方の固定金具11a、11bの両端を連結するための連結金具12と、また縦軸13を中心に回動操作して排水流出口6の近傍の端部に外装される固定金具11aの両側を、その復元力に抗して、送水管2の接続口側の端部に外装される固定金具11bの側に引き寄せ、上記の連結金具12で送水管2を連結させるためのレバー14とで形成されていることを特徴とする(請求項1)。
本発明品は、浴槽1の排水孔1aに接続され、浴槽1の底面と浴槽載置パン3との間に配管されるのでも、或いは浴槽載置パン3の排水孔(図示せず)に接続され、浴槽載置パン3と建物の床との間に配管されるのでも良い。又本発明品は、扁平状に形成されているのであれば、その外形状は任意である。
以上説明したように本発明は、扁平状に形成され、上記の送水管が接続される排水流出口が側面に横長状に開口され、この排水流出口の開口面積が上記の排水孔に接続される排水流入口の開口面積より大きく形成され、排水流出口に上記の送水管がバックル式の止め金具で接続されている。
従って本発明品を使用すれば、浴槽の下側の高さを抑えることができ、流入する湯水を迅速に排水することができる。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に従って説明する。
図1等において、1は浴槽であり、1aはこの浴槽1の排水孔である。この実施形態に係る本発明品は、浴槽1の排水孔1aに接続され、この排水孔1aから流れ出る排水を横方向に導いて送水管2としてのゴムエルボを介して浴槽載置パン3に設けた排水トラップ4に流すよう、浴槽1と浴槽載置パン3との間に配管されている。4aは、排水トラップ4の目皿である。
本発明品は、図1B等に示されるように、扁平状に形成され、この実施形態では外形状が略箱形に形成されている。なお5は、浴槽1の排水栓1bを遠隔開閉操作するためのポップアップワイヤの取付部である。この取付部5は、浴槽1の左仕様、右仕様に対応させるため、左右両側に形成されている。6は上記の送水管2が接続される排水流出口であり、7は上記の排水孔1aに接続される排水流入口である。排水流出口6は、側面に横長状に開口されている。この実施形態の場合、排水を排水流入口7から排水流出口6に導く流路8は直線状に形成され、この流路8の幅方向の断面形状が排水流出口6の開口面形状と同一に形成されている。従ってこの実施形態に係る本発明によると、排水流入口7から流れ込んだ排水を滞留させることなく迅速に円滑に流すことができ、又製造も容易になる。ここで、流路8が直線状に形成され、とは、排水流入口7から本発明品の内部に流入した排水が排水流出口6に向かって真っ直ぐ流れるよう、流路8が形成されている、ということを意味する。又本発明では、排水流出口6の開口面積が排水流入口7の開口面積より大きく形成されている。
又本発明品を送水管2と接続する場合は、図3〜図5に示されるように、バックル式の止め金具9を使用するのが良い。11aは排水流出口6の近傍の本発明品の端部に外装されて鍔部10aに係止される固定金具であり、11bは送水管2の接続口側の端部に外装されて鍔部10bに係止される固定金具である。又12は固定金具11a、11bの両端を連結するための連結金具であり、14は縦軸13を中心に側方に回動するレバーである。止め金具9は、このレバー14を操作して固定金具11aの両側を、その復元力に抗して固定金具11bの側に引き寄せることにより、本発明品と送水管2とを堅固に連結できるよう形成されている。
次にこの本発明品における排水の流れを説明する。
浴槽1の排水栓1bが開けられると、排水は排水孔1aから排水流入口7を介して本発明品の内部に流れ込む。次にこの排水は、流路8を経て排水流出口6から流れ出し、送水管2を介して排水トラップ4に流れ込む。この場合本発明品は、排水流出口6の開口面積が、排水流入口7の開口面積より大きく形成されているから、浴槽1から流入する排水は内部で滞留することなく排水流出口6から円滑に流れ出す。
以上の処において、上例では浴槽1の排水孔1aに本発明品が接続され、浴槽1の底面と浴槽載置パン3との間に配管されているが、本発明品は例えば浴槽載置パン3の排水孔(図示せず)に接続され、浴槽載置パン3と建物の床との間に配管されるのでも良い。
本発明の配管部材の好適な一実施形態を示し、Aは接続時の要部縦断面図、Bは斜視図である。 同上配管部材の接続時の要部平面図である。 止め金具を説明するための要部平面図である。 図3のIV―IV線における断面図である。 図3のV―V線における断面図である。
1 浴槽
1a 排水孔
2 送水管
3 浴槽載置パン
6 排水流出口
7 排水流入口
9 止め金具
10a、10b 鍔部
11a、11b 固定金具
12 連結金具
13 縦軸
14 レバー

Claims (1)

  1. 浴槽又は浴槽載置パンの排水孔に接続され、排水孔から流れ出る排水を横方向に導いて送水管を介して流すための浴槽の排水用配管部材であって、扁平状に形成され、上記の送水管が接続される排水流出口が側面に横長状に開口され、この排水流出口の開口面積が上記の排水孔に接続される排水流入口の開口面積より大きく形成され、排水流出口に上記の送水管がバックル式の止め金具で接続され、この止め金具が、排水流出口の近傍の端部に外装されて排水流出口の口縁の鍔部に係止される固定金具と、送水管の接続口側の端部に外装されて接続口の口縁の鍔部に係止される固定金具と、この両方の固定金具の両端を連結するための連結金具と、また縦軸を中心に回動操作して排水流出口の近傍の端部に外装される固定金具の両側を、その復元力に抗して、送水管の接続口側の端部に外装される固定金具の側に引き寄せ、上記の連結金具で送水管を連結させるためのレバーとで形成されていることを特徴とする浴槽の排水用配管部材。
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