JP5282937B2 - オーバーフロー一体の排水口金具 - Google Patents

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Description

本発明は、洗面器の排水口金具に係り、特に、排水口に露出しない排水口金具に関するものであって、オーバーフロー管を具備したオーバーフロー一体の排水口金具である。
従来、樹脂製洗面器は、陶磁器製洗面器のようにオーバーフローを洗面ボウルと一体に形成することができなかった。そこで、別体のホースをその両端が接続された接続部材をもって、洗面ボウルの外側から排水口金具へ接続されていた。
しかし、この樹脂製洗面器の場合、ホースが接続部材をもって接続固定されるには、部品点数が多くなるばかりでなく、手間暇とコストが嵩み、揚句の果てには、オーバーフロー水路が単純平坦でないので、汚れ易いと云った問題点があった。
そこで、これを解決するものとして、中空構造のオーバーフロー管が、所定高さ位置にオーバーフロー孔を、下端部に流出孔を設け、この流出孔が、栓部を介して洗面ボウルの排水口金具に打栓されることによって洗面ボウルの内面側に組み付けられるものである(特許文献1)。
特開2000−154569
ところで、洗面ボウルとは別体の中空構造のオーバーフロー管が、オーバーフロー孔と、流出孔とを設け、流出孔の栓部を介して排水口金具に打栓されて洗面ボウルの内面側に組付けたもの(特許文献1)は、オーバーフロー管が、洗面ボウルの内面に完全に露出し、見栄えも悪いばかりでなく、取付け箇所に黴を発生し、汚れの起因となり、不都合であった。
また、洗面ボウルの排水口金具にオーバーフロー管の流出孔がそれに設けられた栓部をもって打栓取付けられることは、清掃上、一見、取付け、取外しができてよいようにみえるが、オーバーフロー管の打栓の甘さによる浮き上がりで、シール性が悪く、漏れを生じ、その上、単純平坦な流路構造でないので、毛髪やごみ等が溜まりやすく、都合悪かった。
そこで、本発明は、洗面ボウルの排水口に露出することのないオーバーフロー管を具備したオーバーフロー一体の排水口金具が得られることを目的とする。
本発明のオーバーフロー一体の排水口金具は、オーバーフロー管の上方にオーバーフロー排水口部を形成し、且つ下方に排水口金具部を形成し、この下部に排水管接続部が設けられ、該オーバーフロー管が、そのオーバーフロー排水口部を洗面ボウルのオーバーフロー穴に位置させ、その排水口金具部を洗面ボウルの排水口穴に位置させたインサート成形をすることによって、洗面ボウルと一体化されるものである
本発明のオーバーフロー一体の排水口金具は、オーバーフロー管にオーバーフロー排水口部、及び洗面ボウルの排水口金具部をも形成されたオーバーフロー一体の排水口金具であるので、部品点数が少ない上、この成形、及びこれらの施工による手間暇がかからない。また、洗面ボウルの排水口に露出することなく取付けることができ、見栄えよくなると共に、排水口金具周囲の段差による残水の溜り、水垢等の汚れの発生がなく、衛生的である。
そして、オーバーフロー一体の排水口金具は、その流路を単純平坦にすることができるので、排水、及びオーバーフロー排水が滞ることなく流れ、残水の溜りによる黴、汚れの発生を止めることができる。
本発明のオーバーフロー一体の排水口金具は、部品点数少なくして単純構造にできるので、この排水口金具自身を成形するにも造りやすく、これによるインサート成形をするに当っても、オーバーフロー排水口部と排水口金具部とでの位置決め、及び成形時のズレを起すことなくでき、綺麗いな仕上りにできる。
発明を実施するための形態
本発明のオーバーフロー一体の排水口金具は、オーバーフロー管の上方に、オーバーフロー排水口部を形成し、且つ下方に、排水口金具部を形成し、この下部に排水管接続部が設けられたものであって、これによるインサート成形で洗面ボウルと一体化される。
また、これをもって、洗面ボウルに下面より接合するものであり、接合がビス止め、或いはバックルによるクランプ止め、または一方をフックによる引掛け止めとし、他方をバックルによるクランク止めされるものである。
オーバーフロー一体の排水口金具は、図1、図2に示す如く、中空構造のオーバーフロー管aが、上方にオーバーフロー排水口部1を形成し、下方に排水口金具部2を形成したL字形状でなっている。そして、排水口金具部2は、上部の排水口部21と、下部の排水管接続部22とで構成され、該排水管接続部には排水管3が接続される。
なお、中空構造のオーバーフロー一体の排水口金具は、上方にオーバーフロー排水口部1を、且つ下方に排水口部21を形成したオーバーフロー管上分割部材a1と、下部に排水管接続部22を形成したオーバーフロー管下分割部材a2とで構成されてもよい。
そして、インサート成形に用いられるオーバーフロー一体の排水口金具は、成形時の撓みに対して強くするため、オーバーフロー管aの曲部分を厚く、叉は広くすることが望ましい。
洗面ボウルAがオーバーフロー一体の排水口金具によるインサート成形される場合、図1に示す如く、オーバーフロー管aが、そのオーバーフロー排水口部1を洗面ボウルのオーバーフロー穴A1に位置させ、排水口金具部2を洗面ボウルの排水口穴A2に位置させるように構成されている。よって、この位置決めにはオーバーフロー管頂部の凹部a11と、排水口金具の排水口部21とで固定がおこなわれ、これによるインサート成形によって、洗面ボウルAと一体化される。
洗面ボウルAと一体化されたオーバーフロー一体の排水口金具は、洗面ボウルの排水口に露出しないので、洗面ボウルの見栄えよく、また、排水口残水がなく、汚れや、黴を生じにくい。
なお、図中、4は、排水栓5の開閉を遠隔操作するレリースワイヤであり、6は、ヘアキャッチャーである。
オーバーフロー一体の排水口金具は、図3、図4、図5、及び図6に示す如く、中空構造のオーバーフロー管bが、上方にオーバーフロー排水口部1aを、下方に排水口金具2aを形成したL字形状でなっている。
そして、オーバーフロー排水口部1aは、フランジ11aを形成し、該フランジの上側部にはフック12aが設けられて、洗面ボウルBの掛け止め部B11に引掛け止めされる。排水口金具部2aは、上部の排水口部21aとの接合フランジ23a、及び下部の排水管との排水管接続部22aで構成され、接合フランジ23aには、バックル25が具備され、洗面ボウルBとの接合におけるクランプ止めをする。
そこで、オーバーフロー一体の排水口金具を洗面ボウルBに接合する場合、図3に示す如く、オーバーフロー管bのオーバーフロー排水口部1aを洗面ボウルのオーバーフロー穴B1へ接合し、この接合には、パッキン13を介して洗面ボウルに設けられた掛け止め部B11へオーバーフロー排水口部のフック12aを引掛け止めする。そして、オーバーフロー管の排水口金具部2aを洗面ボウルの排水口穴B2へ接合し、この接合には、パッキン24を介して洗面ボウルに設けられた引掛け部B21に接合フランジ23aに具備したバックル25をもって引掛け、クランプ止めすることによって、洗面ボウルBとオーバーフロー一体の排水口金具とが一体化される。
洗面ボウルBにオーバーフロー一体の排水口金具が、簡単且つ容易に、そして迅速に接合でき、洗面ボウルの排水口に露出しないので見栄え良く、段差による残水がないので、汚れや黴を発生させないようにできる。
なお、フックによる引掛け止めされているオーバーフロー排水口部1aと、洗面ボウルのオーバーフロー穴B1との接合を、バックルによるクランプ止めにし、全ての接合をバックルによるクランプ止めにしてもよいことは云うまでもない。
図7、図8、図9、図10に示す如く、オーバーフロー管cのオーバーフロー排水口部1bを洗面ボウルCのオーバーフロー穴C1へ接合し、その接合が、オーバーフロー排水口部1bにフランジ11bを形成し、該フランジがパッキン13を介してビス止め111される。そして、オーバーフロー管cの排水口金具部2bを洗面ボウルの排水口穴C2へ接合し、その接合が、排水口金具部2bには、上部の排水口部21bとの接合フランジ23b、及び下部の排水管接続部22bを構成し、パッキン24を介してその接合フランジ23bによるビス止め222される。
オーバーフロー一体の排水口金具によるインサート成形された洗面ボウルの断面図である。 インサート成形されるオーバーフロー一体の排水口金具の断面図である。 オーバーフロー一体の排水口金具の洗面ボウルへの接合がフックによる引掛け止め、及びバックルによるクランプ止めされた洗面ボウルの断面図である。 フックによる引掛け止め、及びバックルによるクランプ止め接合されるオーバーフロー一体の排水口金具の断面図である。 バックルによるクランプ止め接合される排水口金具部の部分図である。 フックによる引掛け止め接合されるオーバーフロー排水口部の部分図である。 オーバーフロー一体の排水口金具の洗面ボウルへの接合がビス止めされた洗面ボウルの断面図である。 ビス止め接合されるオーバーフロー一体の排水口金具の断面図である。 ビス止め接合される排水口金具部の部分図である。 ビス止め接合されるオーバーフロー排水口部の部分図である。
符号の説明
A 洗面ボウル
A1 オーバーフロー穴
A2 排水口穴
B 洗面ボウル
B1 オーバーフロー穴
B11 掛け止め部
B2 排水口穴
B21 引掛け部
C 洗面ボウル
C1 オーバーフロー穴
C2 排水口穴
a オーバーフロー管
a1 上分割部材
a2 下分割部材
a11 凹部
b オーバーフロー管
c オーバーフロー管
1 オーバーフロー排水口部
1a オーバーフロー排水口部
1b オーバーフロー排水口部
11a フランジ
11b フランジ
111 ビス止め
12a フック
13 パッキン
2 排水口金具部
2a 排水口金具部
2b 排水口金具部
21 排水口部
21a 排水口部
21b 排水口部
22 排水管接続部
22a 排水管接続部
22b 排水管接続部
222 ビス止め
23a 接合フランジ
23b 接合フランジ
24 パッキン
25 バックル
3 排水管
4 レリースワイヤ
5 排水栓
6 ヘアキャッチャー

Claims (1)

  1. オーバーフロー管の上方にオーバーフロー排水口部を形成し、且つ下方に排水口金具部を形成し、この下部に排水管接続部が設けられ、該オーバーフロー管が、そのオーバーフロー排水口部を洗面ボウルのオーバーフロー穴に位置させ、その排水口金具部を洗面ボウルの排水口穴に位置させたインサート成形をすることによって、洗面ボウルと一体化されることを特徴とするオーバーフロー一体の排水口金具。
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