JP5835666B2 - 薄板製槽体の排水口における継手部材取付構造 - Google Patents
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Description
しかし、薄板製槽体の底面に段差面を形成することは、該段差面と継手部材のフランジ部との隙間には汚れ等が付着し、清掃に悩まされ、衛生上にも好ましくなかった。
排水口から垂下する排水口側壁の下端部に突出する鍔部と、継手部材の上端部のフランジ部とをクランプバンド等の固定手段で固定することは、鍔部及びフランジ部の歪みにより、固定が困難であり、密着し難く、水密にも苦慮することになる。
そして、排水口側壁下端部の鍔部と槽体の底面裏側との間に設けられた取付部材と、ロックナット(固定部材)との螺合によって、該ロックナットに掛止された継手部材が押上げられての接続は、取付部材の螺合が直接に継手部材を押上げるものでなく、即ち、取付部材が間接的に継手部材の押上げをさせるものであって、該取付部材へのロックナット(固定部材)の螺合のために必要な排水口側壁の高さを確保せざるを得なかった。そして、ロックナット(固定部材)の取付部材との螺合によるロックナット(固定部材)の回しが、継手部材を共回りすることになって、不都合であった。
また、排水口側壁下端部の鍔部と槽体の底面裏側との間に、雄螺子を有する2分割した取付部材が設けられることは、2分割された取付部材を合わせるに当って、その相互の雄螺子をも正確に合わせることが困難であった。
よって、このような取付構造は、コンパクト化に反するし、見栄えがよくなく、しかも、薄板製槽体の排水口に垂下する排水口側壁を設ける深絞り加工は困難を帰し、また、別体に排水口側壁を成形して接合するにしても、その接合の正確な取付けに困難さがある等の不都合を生じる。
そして、排水口縁部の外周凹溝に装着する内向きフランジを端部に備え、雌螺子が内周に刻設された取付部材と、該取付部材の雌螺子に螺合される雄螺子を外周に刻設した継手部材とで構成した取付構造は、取付部材が回されることによって、継手部材を昇降し、継手部材が共回りされないので、継手部材の上端面の排水口縁部の鍔部への確実な止水できる当接が可能となる。
また、取付部材に刻設された雌螺子部分を分割せずに一体で形成している為、取付部材自身に強度がある上、寸法精度が安定し、継手部材との螺合に関しても十分な取付強度が得られる。
そして、固定部材を回すことにより嵌合された取付部材の雌螺子に螺合される雄螺子を外周に有した継手部材が共回りされなく引上げられて、パッキンを具備する継手部材が排水口縁部の鍔部に当接されるので、パッキンを捩ることなく水密に接合ができ、更に、鍔部の先端がパッキンによって水密状態にされるので腐蝕されないようにできる。
特に、薄板製槽体が琺瑯びき槽体である場合には、釉薬が鍔部の先端に付きにくく、排水や洗剤で腐蝕しやすく、ひび割れを起すことにもなるが、そこで、継手部材に具備されたパッキンによって、捩られることなく完全な水密がされるので、その懸念は解消されることになる。
以上より、簡単で、しかも容易な取付作業で出来る効果的な継手部材取付構造である。
端部に内向きのフランジ30を備え、内周に雌螺子33が刻設された筒状体の取付部材3は、内向きフランジ30が排水口縁部20の外周凹溝22に装着される。
外周に雄螺子41を刻設し、上端面にパッキン6を具備した継手部材4は、雄螺子41が取付部材3の雌螺子33に螺合され、取付部材3を回すことによって、継手部材4を昇降させる。そして、継手部材4が共回りされることなく、該継手部材の上端面を排水口縁部20の鍔部21に当接する。
継手部材4内には、レリースワイヤ7による遠隔操作でレリースワイヤ端部71が作動されて、排水栓8の開閉をし、その排水栓8の開閉させるためのレリースワイヤ端部71が支持部材9で継手部材4に支持され、該支持部材と排水栓8との間にはヘアーキャッチャー10がある。
なお、取付部材2に刻設された雌螺子33部分を分割せずに一体で形成されている為、取付部材2自身に強度がある上、寸法精度が安定し、継手部材への螺合に関しても十分な取付強度が得られる。
尚、図2は、取付片32を完全に切欠き分割し、分離した状態のものである。
10 ヘアーキャッチャー
2 排水口
20 排水口縁部
21 鍔部
22 外周凹溝
3 取付部材
30 内向きフランジ
31 取付片を切欠き分割した残りの内向きフランジ
32 取付片
33 雌螺子
34 嵌合せ突起
35 嵌合せ溝
36 ヒンジ結合
37 突起条
38 外向き爪部
4 継手部材
41 雄螺子
42 内側周縁突部
43 斜端面段差部
44 抜止め溝
45 外周端面窪み部
5 固定部材
51 係合溝
52 内向き鍔部
6 パッキン
7 レリースワイヤ
71 レリースワイヤ端部
8 排水栓
9 支持部材
Claims (7)
- 薄板製槽体の排水口に、その端縁部が返し曲げされて外向きの鍔部を形成し、該鍔部によって、外周凹溝が備えられた排水口縁部を設け、該排水口縁部の外周凹溝に装着する内向きフランジを端部に備え、雌螺子が内周に刻設された筒状体の取付部材と、該取付部材の雌螺子に螺合される雄螺子を外周に刻設した継手部材とで構成し、前記取付部材が回されることによって、継手部材を昇降し、該継手部材の上端面が、前記排水口縁部の鍔部と水密に当接されることを特徴とする薄板製槽体の排水口における継手部材取付構造。
- 薄板製槽体の排水口に、その端縁部が返し曲げされて外向きの鍔部を形成し、該鍔部によって、外周凹溝が備えられた排水口縁部を設け、該排水口縁部の外周凹溝に装着する内向きフランジを端部に備え、雌螺子が内周に刻設された筒状体の取付部材と、該取付部材の雌螺子に螺合される雄螺子を外周に刻設し、前記鍔部との水密を施すパッキンが上端面に具備された継手部材とで構成し、前記取付部材の内向きフランジは一部を切欠き分割して取付片とし、排水口縁部の外周凹溝へ装着された取付片を切欠き分割した残りの取付部材の内向きフランジ、及び取付片が外れないように前記取付部材及び取付片の外周に嵌合させた固定部材が設けられることを特徴とする薄板製槽体の排水口における継手部材取付構造。
- 排水口縁部の外周凹溝に装着する取付部材の内向きフランジの取付片が切欠き分割された跡の上端外周面には、嵌合せ突起を形成し、取付片の下端内周面に形成された嵌合せ溝に嵌合することを特徴とする請求項2記載の薄板製槽体の排水口における継手部材取付構造。
- 排水口縁部の外周凹溝に装着する取付部材の内向きフランジの一部を切欠き分割された取付片が、少なくとも1ヶ所を除いてはヒンジ結合されることを特徴とする請求項2乃至3のいずれか1項に記載の薄板製槽体の排水口における継手部材取付構造。
- 取付部材の外周には、間隔を置いて突起条が配設され、該突起条に係合する係合溝を固定部材の内周に刻設して、固定部材の回転が空回りしないように取付部材に装着嵌合されることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の薄板製槽体の排水口における継手部材取付構造。
- 取付部材の下端部には外向き爪部を形成し、嵌合した固定部材の下端の内向き鍔部に係止し、外向き爪部が取付部材に螺合される継手部材によって背面への撓みをできなくし、外向き爪部の係止が外れなくすることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の薄板製槽体の排水口における継手部材取付構造。
- 継手部材の上端面に、内側周縁突部を残した斜端面段差部、及び抜止め溝でなる外周端面窪み部を形成し、該外周端面窪み部にパッキンが装填され、パッキンのズレ外れ防止されることを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載の薄板製槽体の排水口における継手部材取付構造。
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