JP4435658B2 - 光コネクタ清掃方法、清掃治具、清掃治具ユニット、及び光コネクタ - Google Patents

光コネクタ清掃方法、清掃治具、清掃治具ユニット、及び光コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP4435658B2
JP4435658B2 JP2004268936A JP2004268936A JP4435658B2 JP 4435658 B2 JP4435658 B2 JP 4435658B2 JP 2004268936 A JP2004268936 A JP 2004268936A JP 2004268936 A JP2004268936 A JP 2004268936A JP 4435658 B2 JP4435658 B2 JP 4435658B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
air
solvent
side optical
ferrule
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004268936A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006084734A (ja
Inventor
正志 柴田
俊幸 岡安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2004268936A priority Critical patent/JP4435658B2/ja
Application filed by Advantest Corp filed Critical Advantest Corp
Priority to CNA2005800308613A priority patent/CN101019054A/zh
Priority to KR1020077008198A priority patent/KR20070064624A/ko
Priority to PCT/JP2005/016860 priority patent/WO2006030796A1/ja
Priority to DE112005002236T priority patent/DE112005002236T5/de
Priority to TW094131808A priority patent/TWI393930B/zh
Publication of JP2006084734A publication Critical patent/JP2006084734A/ja
Priority to US11/685,744 priority patent/US20070196069A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4435658B2 publication Critical patent/JP4435658B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3833Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
    • G02B6/3866Devices, tools or methods for cleaning connectors

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Description

本発明は、光コネクタ清掃方法、清掃治具、清掃治具ユニット、及び光コネクタに関する。特に本発明は、光コネクタ清掃方法、並びに当該光コネクタ清掃方法において用いられる清掃治具、清掃治具ユニット、及び光コネクタに関する。
従来、光コネクタのフェルールを清掃する方法として、アルコールで湿したリントフリー布でフェルールに付着した塵埃等の汚れを拭き取るという方法が用いられている。また、他の方法として、清掃用の布をリール状またはスティック状に加工した清掃治具を用いてフェルールの汚れを拭き取るという方法が用いられている。
現時点で先行技術文献の存在を認識していないので、先行技術文献に関する記載を省略する。
しかしながら、アルコールで湿したリントフリー布でフェルールを拭き取る方法を用いる場合、フェルールの汚れを完全に除去することは容易ではなく、清掃の良否における、清掃作業者毎の個人差が生じていた。また、清掃治具を用いて清掃を行う場合、光コネクタあたりの清掃コストが高く、よりコストの低い清掃方法が望まれていた。
そこで本発明は、上記の課題を解決することができる光コネクタ清掃方法、清掃治具、清掃治具ユニット、及び光コネクタを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、光コネクタのフェルールを清掃する光コネクタ清掃方法であって、フェルールに、清掃用の溶媒を吹き付ける吹付ステップと、溶媒が乾燥する前に、空気を吹き付けることにより、溶媒を吹き飛ばす除去ステップとを備える。当該光コネクタ清掃方法は、吹付ステップの前に、光コネクタに嵌合する清掃治具の嵌合部を、光コネクタに嵌合させる嵌合ステップを更に備えてもよい。除去ステップは、フェルールの正面に空気を吹き付けることにより、当該空気および溶媒を、フェルールの外周に設けられた貫通孔へ吹き流してもよい。
また、本発明の第2の形態においては、光コネクタのフェルールを清掃する清掃治具であって、光コネクタに嵌合する嵌合部と、光コネクタに嵌合部が嵌合した場合に、フェルールに対して空気を吹き付けることのできる位置に設けられた空気吐出部と、フェルールを清掃するための溶媒を空気に混合することによって、フェルールに溶媒を吹きつける溶媒混合部とを備える。嵌合部は、光コネクタに嵌合された場合に、光コネクタとの間に、空気を光コネクタの外部へ逃がす貫通部を形成してもよい。光コネクタは、フェルールを保持するレセプタクルを有し、嵌合部は、空気吐出部の外面に設けられており、当該外面がレセプタクルに嵌合してもよい。
また、本発明の第3の形態においては、複数の基板側光コネクタが設けられた通信用基板に接続するべく、複数のケーブル側光コネクタが配列された接続装置を清掃する清掃治具ユニットであって、通信用基板を挿入すべく設けられたガイドレールに挿入されるガイド板と、ガイド板上の、ケーブル側光コネクタの各々に対向する位置に設けられた、複数の清掃治具とを備え、清掃治具の各々が、ケーブル側光コネクタのフェルールに対して空気を吹き付けることのできる位置に設けられた空気吐出部と、フェルールを清掃するための溶媒を空気に混合することによって、フェルールに溶媒を吹きつける溶媒混合部とを有する。当該清掃治具ユニットは、清掃治具の各々が、ケーブル側光コネクタに嵌合する嵌合部を更に有し、空気吐出部は、ケーブル側光コネクタに嵌合部が嵌合した場合に、フェルールに対して空気を吹き付けることのできる位置に設けられていてもよい。
また、本発明の第4の形態においては、光コネクタであって、フェルールと、フェルールを保持するレセプタクルとを備え、レセプタクルは、フェルールに吹き付けられた空気をレセプタクルの外部へ逃がす貫通孔を、フェルールの周囲に有する。レセプタクルは、複数のフェルールを保持し、複数のフェルールの各々の周囲に、貫通孔が設けられていてもよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明によれば、光コネクタあたりの清掃コストを低く抑えると共に、清掃の良否における、清掃作業者毎の個人差を軽減することができる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る清掃治具10の一例を示す。図2は、本発明の第1の実施形態に係る光コネクタ20の一例を示す。図1に示した清掃治具10は、例えば図2に示したような光コネクタ20が備えるフェルール200を清掃する。
本発明の第1の実施形態に係る清掃治具10は、光コネクタ20のフェルール200を清掃する場合に、光コネクタあたりの清掃コストを低く抑えると共に、清掃の良否における、清掃作業者毎の個人差を軽減することを目的とする。
清掃治具10は、空気取込部100、溶媒タンク110、噴射レバー120、溶媒混合部130、及び空気吐出部140を備える。空気取込部100は、例えばコンプレッサー等に接続し、清掃治具10に空気を取り込む。溶媒タンク110は、フェルール200を清掃するための溶媒を保持する。ここで、溶媒とは、例えばフッ素系清掃剤であってよく、また、例えば、エタノール、IPA、アセトン等の有機溶剤であってもよい。噴射レバー120は、清掃治具10における、空気及び溶媒の噴射動作を制御する。具体的には、噴射レバー120は、押し込まれる場合と、後方に倒される場合とで、それぞれ異なる噴射動作を清掃治具10に行わせる。溶媒混合部130は、噴射レバー120が後方に倒された場合に、溶媒タンク110に保持されている溶媒を、空気取込部100により取り込まれた空気に混合することにより、空気吐出部140を介して、フェルール200に溶媒を吹き付ける。空気吐出部140は、噴射レバー120が後方に倒された場合には、溶媒混合部130により溶媒が混合された空気を吐出して、フェルール200に吹き付ける。また、空気吐出部140は、噴射レバー120が押し込まれた場合には、空気取込部100により取り込まれた空気のみを吐出して、フェルール200に吹き付ける。
本発明の第1の実施形態に係る清掃治具10によれば、フェルール200を清掃するための溶媒と空気とを混合させて、フェルール200に吹き付けることができると共に、空気のみをフェルール200に吹き付けることができる。従って、清掃治具10は、空気と混合させた溶媒をフェルール200に吹き付けて、フェルール200の汚れを洗浄した後で、空気のみをフェルール200に吹き付けて、溶媒を吹き飛ばしたり乾燥させたりすることにより、フェルール200を清掃することができる。
また、清掃治具10は、空気及び清掃用の溶媒のみを用いてフェルール200を清掃することができるので、清掃治具10を用いることにより、リール状やスティック状に加工された清掃用の布を用いる従来の清掃治具に比べて、光コネクタあたりの清掃コストを低く抑えることができる。
また、清掃治具10においては、空気吐出部140を清掃すべきフェルール200に向けて空気及び溶媒を噴射するのみでフェルール200を清掃することができるので、従来の清掃治具や清掃方法を用いる場合に比べて、より容易に良好な清掃を行うことができる。これにより、清掃の良否における、清掃作業者毎の個人差を軽減することができる。
なお、清掃治具10は、光コネクタ20に嵌合する嵌合部を更に備えていてもよい。この場合、空気吐出部140は、フェルール200に対して空気及び溶媒を吹き付けることのできる位置に設けられていてよい。このように、清掃治具10と光コネクタ20とを嵌合させて、空気及び溶媒をフェルール200に吹き付けることによって、より容易に、またより確実に、良好な清掃を行うことができるので、清掃の良否における、清掃作業者毎の個人差を更に軽減することができる。
また、清掃治具10が備える嵌合部は、光コネクタ20に嵌合された場合に、光コネクタ20との間に、空気及び溶媒を光コネクタ20の外部へ逃がす貫通部を形成してよい。例えば、嵌合部は、光コネクタ20に嵌合された場合に、光コネクタ20との間に、空気や溶媒が十分に通過可能である幅を有する溝を形成することにより、空気及び溶媒を光コネクタ20の外部へ逃がしてもよい。これにより、清掃治具10と光コネクタ20とが嵌合されている場合であっても、当該貫通部を通じて空気及び溶媒を外部に吹き流すことができるので、光コネクタ20に塵埃等の汚れを残留させることなく、良好な清掃を行うことができる。
次に、光コネクタが、フェルールを保持するレセプタクルを有する場合について説明する。図3は、本発明の第1の実施形態に係るレセプタクル30の一例を示す。レセプタクル30は、フェルール300を保持している。ここで、本図に示したレセプタクル30において、フェルール300は、本図の、向かって左側から、空洞部分を通じて清掃される。例えば、図1に示した清掃治具10を用いる場合、フェルール300は、空洞部分に挿入された清掃治具10の先端に設けられた空気吐出部140から、空気及び清掃用の溶媒が吹き付けられることにより清掃される。ここで、清掃治具10における嵌合部150は、清掃治具10の外面に設けられており、当該外面がレセプタクル30に嵌合する。また、レセプタクル30は、フェルール300の周囲に貫通孔を有しており、本図に示すように、清掃治具10によってフェルール300に吹き付けられた空気及び溶媒を、当該貫通孔によりレセプタクル30の外部へ逃がす。
本図に示すように、清掃すべきフェルール300が、レセプタクル30の奥まった部分に保持されている場合、従来の、スティック状の清掃治具を用いたとしても、フェルール300を十分に清掃することができない。しかし、本発明の第1の実施形態に係る清掃治具10によれば、奥まった部分に保持されているフェルール300に空気及び溶媒を直接吹き付けて清掃することができるので、良好な清掃を行うことができる。更に、清掃治具10とレセプタクル30とを嵌合させることにより、より容易に、またより確実に、良好な清掃を行うことができる。また、清掃治具10とレセプタクル30とが嵌合されている場合に、貫通孔へ空気及び溶媒を吹き流すことにより、フェルール300に塵埃等の汚れを残留させることなく、より良好な清掃を行うことができる。
なお、レセプタクル30の構成は、本図に示した構成に限定されず、本図に示した構成に多様な変形を加えた構成であってもよい。例えば、レセプタクル30は、複数のフェルールを保持していてもよい。この場合、レセプタクル30は、更に、複数のフェルールの各々の周囲に、貫通孔を有していてよい。それぞれのフェルールの周囲に貫通孔が設けられていることにより、複数のフェルールに対して連続して、または同時に清掃を行った場合であっても、空気及び溶媒を確実にレセプタクル30の外部に吹き流して、良好な清掃を行うことができる。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る光コネクタ清掃方法における処理の流れの一例を示すフローチャートである。本図においては、図1から図3にかけて説明した清掃治具10を用いる、光コネクタのフェルールを清掃する光コネクタ清掃方法について、段階を追って説明する。まず、清掃作業者は、清掃すべきフェルールを有する光コネクタに嵌合する清掃治具10の嵌合部を、光コネクタに嵌合させる(S1000)。続いて、清掃作業者が噴射レバー120を後方に倒したことを受けて、清掃治具10は、清掃すべきフェルールに、清掃用の溶媒を吹き付ける(S1010)。続いて、吹き付けた溶媒が乾燥する前に、清掃作業者が噴射レバー120を押し込んだことを受けて、清掃治具10は、フェルールに空気を吹き付けることにより、溶媒を吹き飛ばしたり、乾燥させたりする(S1020)。ここで、フェルールの外周に貫通孔が設けられている場合、清掃治具10は、フェルールの正面に空気を吹き付けることにより、当該空気及び溶媒を、当該貫通孔へ吹き流してよい。
本発明の第1の実施形態に係る光コネクタ清掃方法によれば、清掃すべきフェルールに溶媒を吹き付けた後で、空気を吹き付けて溶媒を吹き飛ばす、または乾燥させることにより、フェルールを清掃することができる。ここで、当該光コネクタ清掃方法においては、空気及び清掃用の溶媒のみを用いてフェルールを清掃するので、光コネクタあたりの清掃コストを低く抑えることができる。また、当該光コネクタ清掃方法によれば、清掃すべきフェルール200に向けて空気及び溶媒を噴射するのみでフェルール200を清掃することができるので、容易に良好な清掃を行うことができる。更に、清掃治具10と光コネクタとを嵌合させることによって、より容易に、またより確実に、良好な清掃を行うことができる。以上により、当該光コネクタ清掃方法を用いて光コネクタのフェルールを清掃することで、清掃の良否における、清掃作業者毎の個人差を軽減することができる。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る接続装置40の一例を示す。図6は、本発明の第2の実施形態に係る清掃治具ユニット50の断面の一例を示す。接続装置40は、複数の基板側光コネクタが設けられた通信用基板400に接続するべく配列された、複数のケーブル側光コネクタ410を備える。清掃治具ユニット50は、ガイド板500、複数の清掃治具(510a、510b、510c、及び510d。以降510と表記)、溶媒通過路520、空気溜め530、及び複数の空気通過路(540a、540b、540c、及び540d。以降540と表記)を備える。清掃治具ユニット50は、接続装置40に挿入されて、接続装置40に設けられた複数のケーブル側光コネクタ410のフェルールを清掃する。なお、本図において、清掃治具ユニット50は、4個の清掃治具510、及び4個の空気通過路540を備えている。しかし、4個という個数は一例であり、本発明の実施形態に係る清掃治具ユニット50が備える清掃治具510及び空気通過路540の個数は、4個に限定されず、異なる個数であってもよい。
ガイド板500は、接続装置40において、通信用基板400を挿入すべく設けられたガイドレールに、通信用基板400に代えて挿入される。清掃治具510のそれぞれは、ガイド板500上の、ケーブル側光コネクタ410の各々に対向する位置に設けられている。溶媒通過路520は、外部から供給される、ケーブル側光コネクタ410のフェルールを清掃するための溶媒を通過させて、それぞれの清掃治具510に供給する。空気溜め530は、外部から供給される空気を保持する。空気通過路540のそれぞれは、外部から供給され、空気溜め530により保持されている空気を通過させて、それぞれの清掃治具510に供給する。ここで、それぞれの空気通過路540は、互いの長さが略同一となるべく設けられていてよい。以上のように、外部から供給される空気を、清掃治具510のそれぞれに直接供給するのではなく、一旦空気溜め530において保持してから供給することにより、すべての清掃治具510に、同じ圧力の空気を安定して供給することができる。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る清掃治具510の一例を示す。清掃治具510のそれぞれは、嵌合部512、溶媒混合部514、及び空気吐出部516を有する。嵌合部512は、ケーブル側光コネクタ410に嵌合する。溶媒混合部514は、溶媒通過路520を通じて受け取った、ケーブル側光コネクタ410のフェルールを清掃するための溶媒を、空気通過路540を通じて受け取った空気に混合することによって、空気吐出部516を介して、フェルールに溶媒を吹き付ける。空気吐出部516は、ケーブル側光コネクタ410のフェルールに対して空気及び溶媒を吹き付けることのできる位置に設けられている。具体的には、空気吐出部516は、ケーブル側光コネクタ410に嵌合部512が嵌合した場合に、フェルールに対して空気及び溶媒を吹き付けることのできる位置に設けられている。そして、空気吐出部516は、清掃作業を行う利用者による指示を受けて、溶媒混合部514によって空気と混合された溶媒をフェルールに吹き付けると共に、当該溶媒を吹き付けた後で、空気通過路540を通じて受け取った空気のみをフェルールに吹き付けることにより、当該溶媒を吹き飛ばす。
図8は、図5に示した範囲45の詳細図の一例である。接続装置40は、例えば、本図に示したように、ケーブル側光コネクタ410の周囲等に、貫通孔420を備えていてよい。そして、接続装置40は、清掃治具510のそれぞれによってケーブル側光コネクタ410のフェルールに吹き付けられた空気及び溶媒を、当該貫通孔420により接続装置40の外部へ逃がす。
本発明の第2の実施形態に係る清掃治具ユニット50によれば、図5に示した接続装置40のように、複数の光コネクタが高密度で配列されている場合であっても、接続装置40からケーブルを取り外すことなく、光コネクタを清掃することができる。これにより、ケーブルの抜き差しを行うことで、清掃作業に要する時間が増大したり、また、誤った箇所にケーブルを差し込むといったミスが発生したりすることを防止することができる。また、清掃治具510とケーブル側光コネクタ410とを嵌合させることによって、より容易に、またより確実に、良好な清掃を行うことができる。更に、複数の清掃治具510を用いて複数のケーブル側光コネクタ410を並行して清掃することができるので、接続装置40全体の清掃に要する時間を短縮することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
本発明の第1の実施形態に係る清掃治具10の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る光コネクタ20の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るレセプタクル30の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る光コネクタ清掃方法における処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る接続装置40の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る清掃治具ユニット50の断面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る清掃治具510の一例を示す図である。 図5に示した範囲45の詳細図の一例である。
符号の説明
10 清掃治具、20 光コネクタ、30 レセプタクル、40 接続装置、50 清掃治具ユニット、100 空気取込部、110 溶媒タンク、120 噴射レバー、130 溶媒混合部、140 空気吐出部、150 嵌合部、200 フェルール、300 フェルール、400 通信用基板、410 ケーブル側光コネクタ、420 貫通孔、500 ガイド板、510a〜d 清掃治具、512 嵌合部、514 溶媒混合部、516 空気吐出部、520 溶媒通過路、530 空気溜め、540a〜d 空気通過路

Claims (6)

  1. 複数の基板側光コネクタが設けられた通信用基板に接続するべく、複数のケーブル側光コネクタが配列された接続装置を清掃する清掃治具ユニットであって、
    前記通信用基板を挿入すべく設けられたガイドレールに、前記通信用基板に代えて挿入されるガイド板と、
    前記ガイド板上前記ケーブル側光コネクタの各々に対向する位置に設けられ複数の清掃治具と
    前記複数のケーブル側光コネクタのそれぞれのフェルールを清掃するために外部から供給される溶媒を通過させて、前記複数の清掃治具のそれぞれに供給する溶媒通過路と、
    外部から供給される空気を保持する空気留めと、
    前記空気留めに保持されている空気を通過させて前記複数の清掃治具のそれぞれに供給する、互いの長さが略同一の複数の空気通過路と、
    を備え、
    前記清掃治具の各々が、
    前記ケーブル側光コネクタのフェルールに対して前記空気を吹き付けることのできる位置に設けられた空気吐出部と、
    前記溶媒通過路から供給される前記溶媒を前記空気通過路から供給される前記空気に混合することによって、前記フェルールに前記溶媒を吹きつける溶媒混合部と
    を有する清掃治具ユニット。
  2. 前記清掃治具の各々が、前記ケーブル側光コネクタに嵌合する嵌合部を更に有し、
    前記空気吐出部は、前記ケーブル側光コネクタに前記嵌合部が嵌合した場合に、前記フェルールに対して前記空気を吹き付けることのできる位置に設けられている
    請求項に記載の清掃治具ユニット。
  3. 前記接続装置は、前記複数のケーブル側光コネクタのそれぞれの周囲に貫通孔を有し、
    前記複数の清掃治具のそれぞれは、前記複数のケーブル側光コネクタのそれぞれに吹き付けた前記空気および前記溶媒を、前記貫通孔により前記接続装置の外部へ逃がす
    請求項1または2に記載の清掃治具ユニット。
  4. 複数の基板側光コネクタが設けられた通信用基板に接続するべく、複数のケーブル側光コネクタが配列された接続装置を清掃する清掃方法であって、
    前記通信用基板を挿入すべく設けられたガイドレールに、前記通信用基板に代えて、前記複数のケーブル側光コネクタを清掃する清掃治具ユニットであって、前記ガイドレールに挿入されるガイド板と、前記ガイド板上の前記ケーブル側光コネクタの各々に対向する位置に設けられた複数の清掃治具と、を備える清掃治具ユニットを挿入する挿入ステップと、
    前記複数のケーブル側光コネクタのそれぞれのフェルールを清掃するための溶媒を外部から供給して、前記清掃治具ユニットが備える溶媒通過路を通過させて、前記複数の清掃治具のそれぞれに供給する溶媒供給ステップと、
    前記清掃治具ユニットが備える空気留めに外部から空気を供給して、前記空気を保持させる空気保持ステップと、
    前記空気留めに保持されている空気を、前記清掃治具ユニットが備える互いに長さが略同一の複数の空気通過路により通過させて、前記複数の清掃治具のそれぞれに供給する空気供給ステップと、
    前記複数の清掃治具のそれぞれが、溶媒混合部によって前記溶媒通過路から供給される前記溶媒を前記空気通過路から供給される前記空気に混合する溶媒混合ステップと、
    前記複数の清掃治具のそれぞれが、前記ケーブル側光コネクタのフェルールに対して空気を吹きつけることのできる位置に設けられた空気吐出部により、前記フェルールに前記空気および前記溶媒を吹き付ける空気吐出ステップと、
    を備える清掃方法。
  5. 前記清掃治具の各々を、それぞれの前記ケーブル側光コネクタに嵌合する嵌合ステップを更に備え、
    前記空気吐出部は、前記清掃治具の各々が前記ケーブル側光コネクタに嵌合した場合に、前記フェルールに対して前記空気を吹き付けることのできる位置に設けられている
    請求項4に記載の清掃方法。
  6. 前記接続装置は、前記複数のケーブル側光コネクタのそれぞれの周囲に貫通孔を有し、
    前記空気吐出ステップにおいて、前記複数の清掃治具のそれぞれは、前記複数のケーブル側光コネクタのそれぞれに吹き付けた前記空気および前記溶媒を、前記複数のケーブル側光コネクタのそれぞれの周囲に設けられた貫通孔により前記接続装置の外部へ逃がす
    請求項4または5に記載の清掃方法。
JP2004268936A 2004-09-15 2004-09-15 光コネクタ清掃方法、清掃治具、清掃治具ユニット、及び光コネクタ Expired - Fee Related JP4435658B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004268936A JP4435658B2 (ja) 2004-09-15 2004-09-15 光コネクタ清掃方法、清掃治具、清掃治具ユニット、及び光コネクタ
KR1020077008198A KR20070064624A (ko) 2004-09-15 2005-09-13 광 커넥터 청소 방법, 청소 지그, 청소 지그 유닛, 및 광커넥터
PCT/JP2005/016860 WO2006030796A1 (ja) 2004-09-15 2005-09-13 光コネクタ清掃方法、清掃治具、清掃治具ユニット、及び光コネクタ
DE112005002236T DE112005002236T5 (de) 2004-09-15 2005-09-13 Reinigungsverfahren für optischen Verbinder, Reinigungsvorrichtung, Reinigungsvorrichtungseinheit und optischer Verbinder
CNA2005800308613A CN101019054A (zh) 2004-09-15 2005-09-13 光连接器清洁方法、清洁工具、清洁工具单元及光连接器
TW094131808A TWI393930B (zh) 2004-09-15 2005-09-15 光連接器清潔方法、清潔工具、清潔工具單元以及光連接器
US11/685,744 US20070196069A1 (en) 2004-09-15 2007-03-13 Optical connector cleaning method, cleaning fixture, cleaning fixture unit and optical connector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004268936A JP4435658B2 (ja) 2004-09-15 2004-09-15 光コネクタ清掃方法、清掃治具、清掃治具ユニット、及び光コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006084734A JP2006084734A (ja) 2006-03-30
JP4435658B2 true JP4435658B2 (ja) 2010-03-24

Family

ID=36060047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004268936A Expired - Fee Related JP4435658B2 (ja) 2004-09-15 2004-09-15 光コネクタ清掃方法、清掃治具、清掃治具ユニット、及び光コネクタ

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20070196069A1 (ja)
JP (1) JP4435658B2 (ja)
KR (1) KR20070064624A (ja)
CN (1) CN101019054A (ja)
DE (1) DE112005002236T5 (ja)
TW (1) TWI393930B (ja)
WO (1) WO2006030796A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7390368B1 (en) * 2007-10-26 2008-06-24 Illinois Tool Works Inc. Aqueous fiber optic cleaner
WO2011108303A1 (ja) * 2010-03-05 2011-09-09 株式会社フジクラ 光コネクタ清掃工具
US9207454B1 (en) * 2013-03-15 2015-12-08 Cadence Design Systems, Inc. System and method for dust contamination prevention and removal in fiber-optic panel-mount assemblies
JP6498814B1 (ja) * 2018-04-12 2019-04-10 株式会社フジクラ 光コネクタ清掃工具及び光コネクタの清掃方法
CN114535195B (zh) * 2022-03-01 2023-04-25 凯联科技(深圳)有限公司 一种光纤头清洁器及清洁方法

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5893017A (ja) * 1981-11-30 1983-06-02 Dai Ichi Seiko Co Ltd 光コネクタ−
JPH071327B2 (ja) * 1988-10-05 1995-01-11 日本航空電子工業株式会社 光コネクタレセプタクル及び光コネクタプラグの組合せ
JP2776312B2 (ja) * 1995-07-21 1998-07-16 日本電気株式会社 光モジュール装置及び光コネクタ接続装置
US6086263A (en) * 1996-06-13 2000-07-11 3M Innovative Properties Company Active device receptacle
JP3132998B2 (ja) * 1996-07-09 2001-02-05 セイコーインスツルメンツ株式会社 光コネクタ用フェルール
CN1249821A (zh) * 1997-03-10 2000-04-05 美国3M公司 光纤电缆清洁器
JPH10260335A (ja) * 1997-03-19 1998-09-29 Fujitsu Ltd 光コネクタ清掃装置および光コネクタ清掃方法
JP3382870B2 (ja) * 1999-02-25 2003-03-04 日本電信電話株式会社 光コネクタの清掃治具
JP3190645B2 (ja) * 1999-08-02 2001-07-23 リックス株式会社 光コネクタフェルール端面部の洗浄方法および装置
US20030102013A1 (en) * 2001-12-03 2003-06-05 Jackson David P. Prophylactic process and apparatus for a substrate treated with an impingement spray
US6863080B2 (en) * 2001-12-13 2005-03-08 3M Innovative Properties Company Liquid spray device and method for cleaning optical surfaces
US7089624B2 (en) * 2002-03-11 2006-08-15 Molex Incorporated Cleaner for fiber optic connectors
US6839935B2 (en) * 2002-05-29 2005-01-11 Teradyne, Inc. Methods and apparatus for cleaning optical connectors
US6853794B2 (en) * 2002-07-02 2005-02-08 Lightel Technologies Inc. Apparatus for cleaning optical fiber connectors and fiber optic parts
US6821025B2 (en) * 2002-07-18 2004-11-23 Westover Scientific, Inc. Fiber-optic endface cleaning assembly and method
US7147386B2 (en) * 2005-02-02 2006-12-12 Rainbow Communications, Inc MEMS based handheld fiber optic connector cleaner

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006084734A (ja) 2006-03-30
TWI393930B (zh) 2013-04-21
DE112005002236T5 (de) 2007-11-22
TW200609553A (en) 2006-03-16
US20070196069A1 (en) 2007-08-23
WO2006030796A1 (ja) 2006-03-23
CN101019054A (zh) 2007-08-15
KR20070064624A (ko) 2007-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6839935B2 (en) Methods and apparatus for cleaning optical connectors
JP4708726B2 (ja) 洗浄ユニット、これを有するコーティング装置及び方法
US6821025B2 (en) Fiber-optic endface cleaning assembly and method
KR100678475B1 (ko) 웨이퍼 세정용 보트 및 이를 갖는 스토리지
US20040033050A1 (en) Fiber-optic endface cleaning apparatus and method
JP4435658B2 (ja) 光コネクタ清掃方法、清掃治具、清掃治具ユニット、及び光コネクタ
JPS62242858A (ja) プロ−ブの洗浄装置
US7555189B2 (en) Optical device cleaning
US6863080B2 (en) Liquid spray device and method for cleaning optical surfaces
JP5309281B2 (ja) バックプレーン光コネクタ清掃具
KR20130101454A (ko) 래비린스 씰, 세정유닛 및 방법, 용액제막방법
KR101391251B1 (ko) 노즐 클리닝 장치용 노즐홀더
JP5364309B2 (ja) 液滴噴射塗布装置及び塗布体の製造方法
US8290327B2 (en) Optical device cleaning
US10654076B2 (en) Automatic fiber cleaning system and method
JP3190645B2 (ja) 光コネクタフェルール端面部の洗浄方法および装置
CN105154828A (zh) 一种光学真空镀膜工艺
JP2016103499A (ja) ノズルメンテナンス装置
JPH0968623A (ja) 光コネクタのクリーニング方法及びクリーニング具
KR101159497B1 (ko) 소자 실장용 흡착노즐 클리닝 장치
KR102239195B1 (ko) 세정 유닛 및 이를 포함하는 약액 토출 장치
JP3237141U (ja) 二流体システム
JPH1078533A (ja) バックパネル型コネクタ用清掃具
JP2007244960A (ja) 液滴噴射塗布方法及び液滴噴射装置
JP2000249871A (ja) 光コネクタの清掃方法、清掃治具およびガイド部品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090714

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090910

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091215

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140108

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees