JP2006084734A - 光コネクタ清掃方法、清掃治具、清掃治具ユニット、及び光コネクタ - Google Patents

光コネクタ清掃方法、清掃治具、清掃治具ユニット、及び光コネクタ Download PDF

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Abstract

【課題】光コネクタあたりの清掃コストを低く抑えると共に、清掃の良否における、清掃作業者毎の個人差を軽減する。
【解決手段】光コネクタのフェルールを清掃する光コネクタ清掃方法であって、フェルールに、清掃用の溶媒を吹き付ける吹付ステップと、溶媒が乾燥する前に、空気を吹き付けることにより、溶媒を吹き飛ばす除去ステップとを備える光コネクタ清掃方法を提供する。当該光コネクタ清掃方法は、吹付ステップの前に、光コネクタに嵌合する清掃治具の嵌合部を、光コネクタに嵌合させる嵌合ステップを更に備えてもよい。また、除去ステップは、フェルールの正面に空気を吹き付けることにより、当該空気および溶媒を、フェルールの外周に設けられた貫通孔へ吹き流してもよい。
【選択図】図4

Description

本発明は、光コネクタ清掃方法、清掃治具、清掃治具ユニット、及び光コネクタに関する。特に本発明は、光コネクタ清掃方法、並びに当該光コネクタ清掃方法において用いられる清掃治具、清掃治具ユニット、及び光コネクタに関する。
従来、光コネクタのフェルールを清掃する方法として、アルコールで湿したリントフリー布でフェルールに付着した塵埃等の汚れを拭き取るという方法が用いられている。また、他の方法として、清掃用の布をリール状またはスティック状に加工した清掃治具を用いてフェルールの汚れを拭き取るという方法が用いられている。
現時点で先行技術文献の存在を認識していないので、先行技術文献に関する記載を省略する。
しかしながら、アルコールで湿したリントフリー布でフェルールを拭き取る方法を用いる場合、フェルールの汚れを完全に除去することは容易ではなく、清掃の良否における、清掃作業者毎の個人差が生じていた。また、清掃治具を用いて清掃を行う場合、光コネクタあたりの清掃コストが高く、よりコストの低い清掃方法が望まれていた。
そこで本発明は、上記の課題を解決することができる光コネクタ清掃方法、清掃治具、清掃治具ユニット、及び光コネクタを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、光コネクタのフェルールを清掃する光コネクタ清掃方法であって、フェルールに、清掃用の溶媒を吹き付ける吹付ステップと、溶媒が乾燥する前に、空気を吹き付けることにより、溶媒を吹き飛ばす除去ステップとを備える。当該光コネクタ清掃方法は、吹付ステップの前に、光コネクタに嵌合する清掃治具の嵌合部を、光コネクタに嵌合させる嵌合ステップを更に備えてもよい。除去ステップは、フェルールの正面に空気を吹き付けることにより、当該空気および溶媒を、フェルールの外周に設けられた貫通孔へ吹き流してもよい。
また、本発明の第2の形態においては、光コネクタのフェルールを清掃する清掃治具であって、光コネクタに嵌合する嵌合部と、光コネクタに嵌合部が嵌合した場合に、フェルールに対して空気を吹き付けることのできる位置に設けられた空気吐出部と、フェルールを清掃するための溶媒を空気に混合することによって、フェルールに溶媒を吹きつける溶媒混合部とを備える。嵌合部は、光コネクタに嵌合された場合に、光コネクタとの間に、空気を光コネクタの外部へ逃がす貫通部を形成してもよい。光コネクタは、フェルールを保持するレセプタクルを有し、嵌合部は、空気吐出部の外面に設けられており、当該外面がレセプタクルに嵌合してもよい。
また、本発明の第3の形態においては、複数の基板側光コネクタが設けられた通信用基板に接続するべく、複数のケーブル側光コネクタが配列された接続装置を清掃する清掃治具ユニットであって、通信用基板を挿入すべく設けられたガイドレールに挿入されるガイド板と、ガイド板上の、ケーブル側光コネクタの各々に対向する位置に設けられた、複数の清掃治具とを備え、清掃治具の各々が、ケーブル側光コネクタのフェルールに対して空気を吹き付けることのできる位置に設けられた空気吐出部と、フェルールを清掃するための溶媒を空気に混合することによって、フェルールに溶媒を吹きつける溶媒混合部とを有する。当該清掃治具ユニットは、清掃治具の各々が、ケーブル側光コネクタに嵌合する嵌合部を更に有し、空気吐出部は、ケーブル側光コネクタに嵌合部が嵌合した場合に、フェルールに対して空気を吹き付けることのできる位置に設けられていてもよい。
また、本発明の第4の形態においては、光コネクタであって、フェルールと、フェルールを保持するレセプタクルとを備え、レセプタクルは、フェルールに吹き付けられた空気をレセプタクルの外部へ逃がす貫通孔を、フェルールの周囲に有する。レセプタクルは、複数のフェルールを保持し、複数のフェルールの各々の周囲に、貫通孔が設けられていてもよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明によれば、光コネクタあたりの清掃コストを低く抑えると共に、清掃の良否における、清掃作業者毎の個人差を軽減することができる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る清掃治具10の一例を示す。図2は、本発明の第1の実施形態に係る光コネクタ20の一例を示す。図1に示した清掃治具10は、例えば図2に示したような光コネクタ20が備えるフェルール200を清掃する。
本発明の第1の実施形態に係る清掃治具10は、光コネクタ20のフェルール200を清掃する場合に、光コネクタあたりの清掃コストを低く抑えると共に、清掃の良否における、清掃作業者毎の個人差を軽減することを目的とする。
清掃治具10は、空気取込部100、溶媒タンク110、噴射レバー120、溶媒混合部130、及び空気吐出部140を備える。空気取込部100は、例えばコンプレッサー等に接続し、清掃治具10に空気を取り込む。溶媒タンク110は、フェルール200を清掃するための溶媒を保持する。ここで、溶媒とは、例えばフッ素系清掃剤であってよく、また、例えば、エタノール、IPA、アセトン等の有機溶剤であってもよい。噴射レバー120は、清掃治具10における、空気及び溶媒の噴射動作を制御する。具体的には、噴射レバー120は、押し込まれる場合と、後方に倒される場合とで、それぞれ異なる噴射動作を清掃治具10に行わせる。溶媒混合部130は、噴射レバー120が後方に倒された場合に、溶媒タンク110に保持されている溶媒を、空気取込部100により取り込まれた空気に混合することにより、空気吐出部140を介して、フェルール200に溶媒を吹き付ける。空気吐出部140は、噴射レバー120が後方に倒された場合には、溶媒混合部130により溶媒が混合された空気を吐出して、フェルール200に吹き付ける。また、空気吐出部140は、噴射レバー120が押し込まれた場合には、空気取込部100により取り込まれた空気のみを吐出して、フェルール200に吹き付ける。
本発明の第1の実施形態に係る清掃治具10によれば、フェルール200を清掃するための溶媒と空気とを混合させて、フェルール200に吹き付けることができると共に、空気のみをフェルール200に吹き付けることができる。従って、清掃治具10は、空気と混合させた溶媒をフェルール200に吹き付けて、フェルール200の汚れを洗浄した後で、空気のみをフェルール200に吹き付けて、溶媒を吹き飛ばしたり乾燥させたりすることにより、フェルール200を清掃することができる。
また、清掃治具10は、空気及び清掃用の溶媒のみを用いてフェルール200を清掃することができるので、清掃治具10を用いることにより、リール状やスティック状に加工された清掃用の布を用いる従来の清掃治具に比べて、光コネクタあたりの清掃コストを低く抑えることができる。
また、清掃治具10においては、空気吐出部140を清掃すべきフェルール200に向けて空気及び溶媒を噴射するのみでフェルール200を清掃することができるので、従来の清掃治具や清掃方法を用いる場合に比べて、より容易に良好な清掃を行うことができる。これにより、清掃の良否における、清掃作業者毎の個人差を軽減することができる。
なお、清掃治具10は、光コネクタ20に嵌合する嵌合部を更に備えていてもよい。この場合、空気吐出部140は、フェルール200に対して空気及び溶媒を吹き付けることのできる位置に設けられていてよい。このように、清掃治具10と光コネクタ20とを嵌合させて、空気及び溶媒をフェルール200に吹き付けることによって、より容易に、またより確実に、良好な清掃を行うことができるので、清掃の良否における、清掃作業者毎の個人差を更に軽減することができる。
また、清掃治具10が備える嵌合部は、光コネクタ20に嵌合された場合に、光コネクタ20との間に、空気及び溶媒を光コネクタ20の外部へ逃がす貫通部を形成してよい。例えば、嵌合部は、光コネクタ20に嵌合された場合に、光コネクタ20との間に、空気や溶媒が十分に通過可能である幅を有する溝を形成することにより、空気及び溶媒を光コネクタ20の外部へ逃がしてもよい。これにより、清掃治具10と光コネクタ20とが嵌合されている場合であっても、当該貫通部を通じて空気及び溶媒を外部に吹き流すことができるので、光コネクタ20に塵埃等の汚れを残留させることなく、良好な清掃を行うことができる。
次に、光コネクタが、フェルールを保持するレセプタクルを有する場合について説明する。図3は、本発明の第1の実施形態に係るレセプタクル30の一例を示す。レセプタクル30は、フェルール300を保持している。ここで、本図に示したレセプタクル30において、フェルール300は、本図の、向かって左側から、空洞部分を通じて清掃される。例えば、図1に示した清掃治具10を用いる場合、フェルール300は、空洞部分に挿入された清掃治具10の先端に設けられた空気吐出部140から、空気及び清掃用の溶媒が吹き付けられることにより清掃される。ここで、清掃治具10における嵌合部150は、清掃治具10の外面に設けられており、当該外面がレセプタクル30に嵌合する。また、レセプタクル30は、フェルール300の周囲に貫通孔を有しており、本図に示すように、清掃治具10によってフェルール300に吹き付けられた空気及び溶媒を、当該貫通孔によりレセプタクル30の外部へ逃がす。
本図に示すように、清掃すべきフェルール300が、レセプタクル30の奥まった部分に保持されている場合、従来の、スティック状の清掃治具を用いたとしても、フェルール300を十分に清掃することができない。しかし、本発明の第1の実施形態に係る清掃治具10によれば、奥まった部分に保持されているフェルール300に空気及び溶媒を直接吹き付けて清掃することができるので、良好な清掃を行うことができる。更に、清掃治具10とレセプタクル30とを嵌合させることにより、より容易に、またより確実に、良好な清掃を行うことができる。また、清掃治具10とレセプタクル30とが嵌合されている場合に、貫通孔へ空気及び溶媒を吹き流すことにより、フェルール300に塵埃等の汚れを残留させることなく、より良好な清掃を行うことができる。
なお、レセプタクル30の構成は、本図に示した構成に限定されず、本図に示した構成に多様な変形を加えた構成であってもよい。例えば、レセプタクル30は、複数のフェルールを保持していてもよい。この場合、レセプタクル30は、更に、複数のフェルールの各々の周囲に、貫通孔を有していてよい。それぞれのフェルールの周囲に貫通孔が設けられていることにより、複数のフェルールに対して連続して、または同時に清掃を行った場合であっても、空気及び溶媒を確実にレセプタクル30の外部に吹き流して、良好な清掃を行うことができる。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る光コネクタ清掃方法における処理の流れの一例を示すフローチャートである。本図においては、図1から図3にかけて説明した清掃治具10を用いる、光コネクタのフェルールを清掃する光コネクタ清掃方法について、段階を追って説明する。まず、清掃作業者は、清掃すべきフェルールを有する光コネクタに嵌合する清掃治具10の嵌合部を、光コネクタに嵌合させる(S1000)。続いて、清掃作業者が噴射レバー120を後方に倒したことを受けて、清掃治具10は、清掃すべきフェルールに、清掃用の溶媒を吹き付ける(S1010)。続いて、吹き付けた溶媒が乾燥する前に、清掃作業者が噴射レバー120を押し込んだことを受けて、清掃治具10は、フェルールに空気を吹き付けることにより、溶媒を吹き飛ばしたり、乾燥させたりする(S1020)。ここで、フェルールの外周に貫通孔が設けられている場合、清掃治具10は、フェルールの正面に空気を吹き付けることにより、当該空気及び溶媒を、当該貫通孔へ吹き流してよい。
本発明の第1の実施形態に係る光コネクタ清掃方法によれば、清掃すべきフェルールに溶媒を吹き付けた後で、空気を吹き付けて溶媒を吹き飛ばす、または乾燥させることにより、フェルールを清掃することができる。ここで、当該光コネクタ清掃方法においては、空気及び清掃用の溶媒のみを用いてフェルールを清掃するので、光コネクタあたりの清掃コストを低く抑えることができる。また、当該光コネクタ清掃方法によれば、清掃すべきフェルール200に向けて空気及び溶媒を噴射するのみでフェルール200を清掃することができるので、容易に良好な清掃を行うことができる。更に、清掃治具10と光コネクタとを嵌合させることによって、より容易に、またより確実に、良好な清掃を行うことができる。以上により、当該光コネクタ清掃方法を用いて光コネクタのフェルールを清掃することで、清掃の良否における、清掃作業者毎の個人差を軽減することができる。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る接続装置40の一例を示す。図6は、本発明の第2の実施形態に係る清掃治具ユニット50の断面の一例を示す。接続装置40は、複数の基板側光コネクタが設けられた通信用基板400に接続するべく配列された、複数のケーブル側光コネクタ410を備える。清掃治具ユニット50は、ガイド板500、複数の清掃治具(510a、510b、510c、及び510d。以降510と表記)、溶媒通過路520、空気溜め530、及び複数の空気通過路(540a、540b、540c、及び540d。以降540と表記)を備える。清掃治具ユニット50は、接続装置40に挿入されて、接続装置40に設けられた複数のケーブル側光コネクタ410のフェルールを清掃する。なお、本図において、清掃治具ユニット50は、4個の清掃治具510、及び4個の空気通過路540を備えている。しかし、4個という個数は一例であり、本発明の実施形態に係る清掃治具ユニット50が備える清掃治具510及び空気通過路540の個数は、4個に限定されず、異なる個数であってもよい。
ガイド板500は、接続装置40において、通信用基板400を挿入すべく設けられたガイドレールに、通信用基板400に代えて挿入される。清掃治具510のそれぞれは、ガイド板500上の、ケーブル側光コネクタ410の各々に対向する位置に設けられている。溶媒通過路520は、外部から供給される、ケーブル側光コネクタ410のフェルールを清掃するための溶媒を通過させて、それぞれの清掃治具510に供給する。空気溜め530は、外部から供給される空気を保持する。空気通過路540のそれぞれは、外部から供給され、空気溜め530により保持されている空気を通過させて、それぞれの清掃治具510に供給する。ここで、それぞれの空気通過路540は、互いの長さが略同一となるべく設けられていてよい。以上のように、外部から供給される空気を、清掃治具510のそれぞれに直接供給するのではなく、一旦空気溜め530において保持してから供給することにより、すべての清掃治具510に、同じ圧力の空気を安定して供給することができる。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る清掃治具510の一例を示す。清掃治具510のそれぞれは、嵌合部512、溶媒混合部514、及び空気吐出部516を有する。嵌合部512は、ケーブル側光コネクタ410に嵌合する。溶媒混合部514は、溶媒通過路520を通じて受け取った、ケーブル側光コネクタ410のフェルールを清掃するための溶媒を、空気通過路540を通じて受け取った空気に混合することによって、空気吐出部516を介して、フェルールに溶媒を吹き付ける。空気吐出部516は、ケーブル側光コネクタ410のフェルールに対して空気及び溶媒を吹き付けることのできる位置に設けられている。具体的には、空気吐出部516は、ケーブル側光コネクタ410に嵌合部512が嵌合した場合に、フェルールに対して空気及び溶媒を吹き付けることのできる位置に設けられている。そして、空気吐出部516は、清掃作業を行う利用者による指示を受けて、溶媒混合部514によって空気と混合された溶媒をフェルールに吹き付けると共に、当該溶媒を吹き付けた後で、空気通過路540を通じて受け取った空気のみをフェルールに吹き付けることにより、当該溶媒を吹き飛ばす。
図8は、図5に示した範囲45の詳細図の一例である。接続装置40は、例えば、本図に示したように、ケーブル側光コネクタ410の周囲等に、貫通孔420を備えていてよい。そして、接続装置40は、清掃治具510のそれぞれによってケーブル側光コネクタ410のフェルールに吹き付けられた空気及び溶媒を、当該貫通孔420により接続装置40の外部へ逃がす。
本発明の第2の実施形態に係る清掃治具ユニット50によれば、図5に示した接続装置40のように、複数の光コネクタが高密度で配列されている場合であっても、接続装置40からケーブルを取り外すことなく、光コネクタを清掃することができる。これにより、ケーブルの抜き差しを行うことで、清掃作業に要する時間が増大したり、また、誤った箇所にケーブルを差し込むといったミスが発生したりすることを防止することができる。また、清掃治具510とケーブル側光コネクタ410とを嵌合させることによって、より容易に、またより確実に、良好な清掃を行うことができる。更に、複数の清掃治具510を用いて複数のケーブル側光コネクタ410を並行して清掃することができるので、接続装置40全体の清掃に要する時間を短縮することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
本発明の第1の実施形態に係る清掃治具10の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る光コネクタ20の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るレセプタクル30の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る光コネクタ清掃方法における処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る接続装置40の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る清掃治具ユニット50の断面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る清掃治具510の一例を示す図である。 図5に示した範囲45の詳細図の一例である。
符号の説明
10 清掃治具、20 光コネクタ、30 レセプタクル、40 接続装置、50 清掃治具ユニット、100 空気取込部、110 溶媒タンク、120 噴射レバー、130 溶媒混合部、140 空気吐出部、150 嵌合部、200 フェルール、300 フェルール、400 通信用基板、410 ケーブル側光コネクタ、420 貫通孔、500 ガイド板、510a〜d 清掃治具、512 嵌合部、514 溶媒混合部、516 空気吐出部、520 溶媒通過路、530 空気溜め、540a〜d 空気通過路

Claims (10)

  1. 光コネクタのフェルールを清掃する光コネクタ清掃方法であって、
    前記フェルールに、清掃用の溶媒を吹き付ける吹付ステップと、
    前記溶媒が乾燥する前に、空気を吹き付けることにより、前記溶媒を吹き飛ばす除去ステップと
    を備える光コネクタ清掃方法。
  2. 前記吹付ステップの前に、前記光コネクタに嵌合する清掃治具の嵌合部を、前記光コネクタに嵌合させる嵌合ステップを更に備える請求項1に記載の光コネクタ清掃方法。
  3. 前記除去ステップは、前記フェルールの正面に前記空気を吹き付けることにより、当該空気および前記溶媒を、前記フェルールの外周に設けられた貫通孔へ吹き流す請求項2に記載の光コネクタ清掃方法。
  4. 光コネクタのフェルールを清掃する清掃治具であって、
    前記光コネクタに嵌合する嵌合部と、
    前記光コネクタに前記嵌合部が嵌合した場合に、前記フェルールに対して空気を吹き付けることのできる位置に設けられた空気吐出部と、
    前記フェルールを清掃するための溶媒を前記空気に混合することによって、前記フェルールに前記溶媒を吹きつける溶媒混合部と
    を備える清掃治具。
  5. 前記嵌合部は、前記光コネクタに嵌合された場合に、前記光コネクタとの間に、前記空気を前記光コネクタの外部へ逃がす貫通部を形成する請求項4に記載の清掃治具。
  6. 前記光コネクタは、前記フェルールを保持するレセプタクルを有し、
    前記嵌合部は、前記空気吐出部の外面に設けられており、当該外面が前記レセプタクルに嵌合する
    請求項5に記載の清掃治具。
  7. 複数の基板側光コネクタが設けられた通信用基板に接続するべく、複数のケーブル側光コネクタが配列された接続装置を清掃する清掃治具ユニットであって、
    前記通信用基板を挿入すべく設けられたガイドレールに挿入されるガイド板と、
    前記ガイド板上の、前記ケーブル側光コネクタの各々に対向する位置に設けられた、複数の清掃治具と
    を備え、
    前記清掃治具の各々が、
    前記ケーブル側光コネクタのフェルールに対して空気を吹き付けることのできる位置に設けられた空気吐出部と、
    前記フェルールを清掃するための溶媒を前記空気に混合することによって、前記フェルールに前記溶媒を吹きつける溶媒混合部と
    を有する清掃治具ユニット。
  8. 前記清掃治具の各々が、前記ケーブル側光コネクタに嵌合する嵌合部を更に有し、
    前記空気吐出部は、前記ケーブル側光コネクタに前記嵌合部が嵌合した場合に、前記フェルールに対して前記空気を吹き付けることのできる位置に設けられている
    請求項7に記載の清掃治具ユニット。
  9. フェルールと、
    前記フェルールを保持するレセプタクルと
    を備え、
    前記レセプタクルは、前記フェルールに吹き付けられた空気を前記レセプタクルの外部へ逃がす貫通孔を、前記フェルールの周囲に有する光コネクタ。
  10. 前記レセプタクルは、複数の前記フェルールを保持し、
    前記複数のフェルールの各々の周囲に、前記貫通孔が設けられている
    請求項9に記載の光コネクタ。
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