JPH071327B2 - 光コネクタレセプタクル及び光コネクタプラグの組合せ - Google Patents
光コネクタレセプタクル及び光コネクタプラグの組合せInfo
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- JPH071327B2 JPH071327B2 JP63251389A JP25138988A JPH071327B2 JP H071327 B2 JPH071327 B2 JP H071327B2 JP 63251389 A JP63251389 A JP 63251389A JP 25138988 A JP25138988 A JP 25138988A JP H071327 B2 JPH071327 B2 JP H071327B2
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- optical connector
- optical
- insulator
- contact
- air
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Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 車両相互を連結又は切り離す際に、同時にそれら各車両
内に配設されている多芯光ファイバーケーブルを連結又
は切り離す必要がある。この発明はそれらの光ファイバ
ーケーブルの端末に取付けて使用する車両用の光コネク
タレセプタクル及び光コネクタプラグの改良に関する。
内に配設されている多芯光ファイバーケーブルを連結又
は切り離す必要がある。この発明はそれらの光ファイバ
ーケーブルの端末に取付けて使用する車両用の光コネク
タレセプタクル及び光コネクタプラグの改良に関する。
「従来の技術」 従来この種の光コネクタレセプタクル及び光コネクタプ
ラグとしてそれぞれ第6図及び第7図に示すものが用い
られている。光コネクタレセプタクル1においては、金
属よりなる略円筒体でボディ2が構成され、そのボディ
2の相手側光コネクタプラグと結合すべき前端部の外径
はその相手側光コネクタプラグのボディの外径とほぼ同
一とされ、前端部の内径は相手側光コネクタプラグのバ
レルの外径より僅かに大きく形成される。ボディ2の後
端より多芯光ファイバーケーブル3が内部に導入され、
多芯光ファイバーケーブル3のテンションメンバ4がボ
ディ2内に設けられているテンションメンバ保持具5に
取り付けられ、多芯光ファイバーケーブル3の各光ファ
イバーコード6の先端に光コンタクト7が取り付けられ
る。
ラグとしてそれぞれ第6図及び第7図に示すものが用い
られている。光コネクタレセプタクル1においては、金
属よりなる略円筒体でボディ2が構成され、そのボディ
2の相手側光コネクタプラグと結合すべき前端部の外径
はその相手側光コネクタプラグのボディの外径とほぼ同
一とされ、前端部の内径は相手側光コネクタプラグのバ
レルの外径より僅かに大きく形成される。ボディ2の後
端より多芯光ファイバーケーブル3が内部に導入され、
多芯光ファイバーケーブル3のテンションメンバ4がボ
ディ2内に設けられているテンションメンバ保持具5に
取り付けられ、多芯光ファイバーケーブル3の各光ファ
イバーコード6の先端に光コンタクト7が取り付けられ
る。
ほぼ円板状のインシュレータ8がボディ2の内部に挿入
保持され、そのインシュレータ8の板体を貫通して複数
の光コンタクト挿入孔9が相手側光コネクタプラグの光
コンタクトと対向すべき位置に設けられる。光コンタク
ト7はそのフェルール7aの先端がインシュレータ8の前
端面より突出させて、光コンタクト挿入孔9内に挿入保
持される。
保持され、そのインシュレータ8の板体を貫通して複数
の光コンタクト挿入孔9が相手側光コネクタプラグの光
コンタクトと対向すべき位置に設けられる。光コンタク
ト7はそのフェルール7aの先端がインシュレータ8の前
端面より突出させて、光コンタクト挿入孔9内に挿入保
持される。
第8図に示すように、中心にフェルール挿入孔10aを有
する円筒状のキャップ10がフェルール7aの周りを被うよ
うにインシュレータ8前端面にねじ込まれて取付けられ
る。フェルール7aの先端はフェルール挿入孔10a内部
に、つまりキャップ10の先端よりひっこんだ位置に配さ
れる。相手側の光コネクタプラグ21のカップリングナッ
ト33の係合突起33bを案内して係止するため3個のガイ
ド溝11がそれぞれボディ2の前端縁より外周面に沿って
螺旋状に形成されている。ボディ2の外周面の中央には
光コネクタレセプタクルを筺体等に取付けるためのリン
グ状のフランジ2aが一体に突出形成される。またインシ
ュレータ8の前方のボディ2の内周面にガイド突起2bが
ボディの中心軸と平行に一体に突出形成される(第6図
A)。
する円筒状のキャップ10がフェルール7aの周りを被うよ
うにインシュレータ8前端面にねじ込まれて取付けられ
る。フェルール7aの先端はフェルール挿入孔10a内部
に、つまりキャップ10の先端よりひっこんだ位置に配さ
れる。相手側の光コネクタプラグ21のカップリングナッ
ト33の係合突起33bを案内して係止するため3個のガイ
ド溝11がそれぞれボディ2の前端縁より外周面に沿って
螺旋状に形成されている。ボディ2の外周面の中央には
光コネクタレセプタクルを筺体等に取付けるためのリン
グ状のフランジ2aが一体に突出形成される。またインシ
ュレータ8の前方のボディ2の内周面にガイド突起2bが
ボディの中心軸と平行に一体に突出形成される(第6図
A)。
光コネクタプラグ21においては、金属よりなる略円筒体
でボディ22が構成され、そのボディ22の外径は相手側光
コネクタレセプタクル1のボディ2の外径とほぼ同一と
される。ボディ22の後端より多芯光ファイバーケーブル
23が内部に導入されて、そのテンションメンバ24がボデ
ィ22内に固定されているテンションメンバ保持具25に取
り付けられ、多芯光ファイバーケーブル23の各光ファイ
バーコード26の先端に光コンタクト27が取付けられる。
でボディ22が構成され、そのボディ22の外径は相手側光
コネクタレセプタクル1のボディ2の外径とほぼ同一と
される。ボディ22の後端より多芯光ファイバーケーブル
23が内部に導入されて、そのテンションメンバ24がボデ
ィ22内に固定されているテンションメンバ保持具25に取
り付けられ、多芯光ファイバーケーブル23の各光ファイ
バーコード26の先端に光コンタクト27が取付けられる。
相手側光コネクタレセプタクルのボディ2の内径より僅
かに小さい外径を有する金属円筒体でバレル22aが構成
され、ボディ22と同軸心に、ボディ22内に螺合されて、
ボディ22の前端縁より延長される。バレル22aの外周面
の中間にリング状の鍔22bが一体に突出形成される。バ
レル22aの前端にはバレルの中心軸と平行にガイドスリ
ット22cが鍔22bの前端迄形成される(第6図B)。
かに小さい外径を有する金属円筒体でバレル22aが構成
され、ボディ22と同軸心に、ボディ22内に螺合されて、
ボディ22の前端縁より延長される。バレル22aの外周面
の中間にリング状の鍔22bが一体に突出形成される。バ
レル22aの前端にはバレルの中心軸と平行にガイドスリ
ット22cが鍔22bの前端迄形成される(第6図B)。
ボディ22及びバレル22aの外周にまたがってカップリン
グナット33が前後方向に移動自在に装着される。即ちカ
ップリングナット33は第7図に示すように、内周面の中
央に一体に突出形成された係合リング33aがバレル22aの
外周面とバレルの鍔22bとボディ22の前端縁とで囲まれ
てできるリング状の溝内に係合されている。カップリン
グナット33の内周面の前端には3個の係合突起33bが等
角間隔で形成されている。
グナット33が前後方向に移動自在に装着される。即ちカ
ップリングナット33は第7図に示すように、内周面の中
央に一体に突出形成された係合リング33aがバレル22aの
外周面とバレルの鍔22bとボディ22の前端縁とで囲まれ
てできるリング状の溝内に係合されている。カップリン
グナット33の内周面の前端には3個の係合突起33bが等
角間隔で形成されている。
バレル22a内に円柱状のインシュレータ28が挿入保持さ
れ、インシュレータ28の中心軸に沿って、板体を貫通し
て、複数の光コンタクト挿入孔29が相手側光コネクタレ
セプタクル1の光コンタクトのキャップ10と対向すべき
位置に設けられる。光コンタクト27は、フェルール27a
の先端がインシュレータ28の前端面よりややひっこんで
位置するように、光コネクタ挿入孔29内に挿入保持され
る。
れ、インシュレータ28の中心軸に沿って、板体を貫通し
て、複数の光コンタクト挿入孔29が相手側光コネクタレ
セプタクル1の光コンタクトのキャップ10と対向すべき
位置に設けられる。光コンタクト27は、フェルール27a
の先端がインシュレータ28の前端面よりややひっこんで
位置するように、光コネクタ挿入孔29内に挿入保持され
る。
列車用の車両相互を連結する際には、それら車両内に配
設されている光ファイバーケーブル相互も連結する必要
がある。車両の連結は一般に屋外の路線上またはピット
内で行われるが、いずれも塵埃が多い場所であるため、
スプレーや綿棒により光コネクタレセプタクル1及び光
コネクタプラグ21の接続部を、特にフェルールの前面は
念入りに1端子づつ丁寧にクリーニングされて接続が行
われる。もし塵埃や水滴がフェルールの前面に付着する
と伝送損失が増加し、時にはフェルールの端面にカケや
ワレが発生する場合さえある。
設されている光ファイバーケーブル相互も連結する必要
がある。車両の連結は一般に屋外の路線上またはピット
内で行われるが、いずれも塵埃が多い場所であるため、
スプレーや綿棒により光コネクタレセプタクル1及び光
コネクタプラグ21の接続部を、特にフェルールの前面は
念入りに1端子づつ丁寧にクリーニングされて接続が行
われる。もし塵埃や水滴がフェルールの前面に付着する
と伝送損失が増加し、時にはフェルールの端面にカケや
ワレが発生する場合さえある。
クリーニングされた光コネクタレセプタクル1と光コネ
クタプラグ21との接続は次のように行われる。プラグ21
のバレル22aのガイドスリット22c内に、レセプタクル1
のボディ2のガイド突起2bが入るように互の位置が合さ
れ、バレル22aはボディ2の前端部の内周面内に挿入さ
れて、ボディ2の前端がバレルの鍔22bに当接する迄押
し込まれる。この結合によって、キャップ10が光コンタ
クト挿入孔29に挿入されると共にフェルール27aがキャ
ップ10のフェルール挿入孔10aに挿入されて、その端面
がフェルール7aの端面と密着される。次に、カップリン
グナット33の係合突起33bをレセプタクル1のガイド溝1
1に係合させた状態でカップリングナット33を回動させ
て、係合突起33bがガイド溝11の終端部に係止されて、
両コネクタの接続は完了する。
クタプラグ21との接続は次のように行われる。プラグ21
のバレル22aのガイドスリット22c内に、レセプタクル1
のボディ2のガイド突起2bが入るように互の位置が合さ
れ、バレル22aはボディ2の前端部の内周面内に挿入さ
れて、ボディ2の前端がバレルの鍔22bに当接する迄押
し込まれる。この結合によって、キャップ10が光コンタ
クト挿入孔29に挿入されると共にフェルール27aがキャ
ップ10のフェルール挿入孔10aに挿入されて、その端面
がフェルール7aの端面と密着される。次に、カップリン
グナット33の係合突起33bをレセプタクル1のガイド溝1
1に係合させた状態でカップリングナット33を回動させ
て、係合突起33bがガイド溝11の終端部に係止されて、
両コネクタの接続は完了する。
「発明が解決しようとする課題」 従来光コネクタ相互を接続する際行われているクリーニ
ング作業は手間がかかると共に、塵埃が多い場所で行わ
れるため、クリーニングしてより光コネクタ相互を接続
する迄の短い時間に再たび塵埃が付着するためクリーニ
ング効果が半減してしまい、そのため接続不良が発生す
る恐れがあった。この発明の目的は、クリーニング作業
を手間のかからないようにすると共に、クリーニング効
果が不十分なために接続不良が発生する恐れのない光コ
ネクタを提供することにある。
ング作業は手間がかかると共に、塵埃が多い場所で行わ
れるため、クリーニングしてより光コネクタ相互を接続
する迄の短い時間に再たび塵埃が付着するためクリーニ
ング効果が半減してしまい、そのため接続不良が発生す
る恐れがあった。この発明の目的は、クリーニング作業
を手間のかからないようにすると共に、クリーニング効
果が不十分なために接続不良が発生する恐れのない光コ
ネクタを提供することにある。
「課題を解決するための手段」 この発明は、光コネクタレセプタクル及び光コネクタプ
ラグとより成る。
ラグとより成る。
上記光コネクタレセプタクルは、金属製の円筒状第1ボ
ディ内にその内周面と密接させて第1インシュレータが
保持され、その第1インシュレータの軸心部分にエアー
供給ホースの端部が挿通保持され、そのエアー供給ホー
スの周りに、複数の第1光コンタクトが上記第1インシ
ュレータに挿通保持される。
ディ内にその内周面と密接させて第1インシュレータが
保持され、その第1インシュレータの軸心部分にエアー
供給ホースの端部が挿通保持され、そのエアー供給ホー
スの周りに、複数の第1光コンタクトが上記第1インシ
ュレータに挿通保持される。
上記光コネクタプラグは、上記第1ボディの前方部に、
前方部が嵌合挿脱できる金属製の円筒状第2ボディを有
し、その第2ボディ内にその内周面を密接させて第2イ
ンシュレータが保持され、 その第2インシュレータの軸心部分にアクチュエータが
前方端を突出させて保持され、上記第2インシュレータ
の上記アクチュエータの周りに、上記複数の第1光コン
タクトの前方端部が嵌合挿脱されるべき挿入孔が複数形
成され、上記挿入孔にそれぞれ第2光コンタクトが挿入
保持される。
前方部が嵌合挿脱できる金属製の円筒状第2ボディを有
し、その第2ボディ内にその内周面を密接させて第2イ
ンシュレータが保持され、 その第2インシュレータの軸心部分にアクチュエータが
前方端を突出させて保持され、上記第2インシュレータ
の上記アクチュエータの周りに、上記複数の第1光コン
タクトの前方端部が嵌合挿脱されるべき挿入孔が複数形
成され、上記挿入孔にそれぞれ第2光コンタクトが挿入
保持される。
また上記第2インシュレータの前面には上記アクチュエ
ータの付近から上記各挿入孔をそれぞれ通り上記第2ボ
ディの内周面に達するエアー排出溝がそれぞれ形成さ
れ、これらエアー排出溝と連通してそれぞれ上記第2ボ
ディの前方部にエアー排出スリットが形成される。
ータの付近から上記各挿入孔をそれぞれ通り上記第2ボ
ディの内周面に達するエアー排出溝がそれぞれ形成さ
れ、これらエアー排出溝と連通してそれぞれ上記第2ボ
ディの前方部にエアー排出スリットが形成される。
上記第1ボディの前方部内に上記第2ボディの前方部が
挿入され、上記第1光コンタクトのフェルールの端面が
上記第2光コンタクトのフェルールの端面と対接された
状態で、上記アクチュエータの前端が上記エアー供給ホ
ースの前方端を塞ぎ、かつ上記第1ボディの前方端面は
上記エアー排出スリットより後方に位置し、この結合状
態を保持するように上記第1ボディ及び第2ボディを結
合させ、またその結合を解除することができる結合手段
が設けられている。
挿入され、上記第1光コンタクトのフェルールの端面が
上記第2光コンタクトのフェルールの端面と対接された
状態で、上記アクチュエータの前端が上記エアー供給ホ
ースの前方端を塞ぎ、かつ上記第1ボディの前方端面は
上記エアー排出スリットより後方に位置し、この結合状
態を保持するように上記第1ボディ及び第2ボディを結
合させ、またその結合を解除することができる結合手段
が設けられている。
「実施例」 この発明の実施例を第1図乃至第4図に、第6図及び第
7図と対応する部分には同じ符号を付し、重複説明は省
略する。この発明の光コネクタレセプタクル1において
は、車両で従来より使用されているエアーを分配供給す
るためのエアー供給ホース40がボディ2の背面より内部
に導入される。一方、インシュレータ8の板面の中心に
エアー供給ホース挿入孔42が光コンタクト挿入孔9と並
行に設けられ、その孔にエアー供給ホース40が挿入保持
される。エアー供給ホース40の先端はインシュレータ8
の前端面とほぼ同じ位置に配され、その先端のエアー噴
出口40aの内面には前端側ほど内径が大きくされて、す
りばち状のテーパー面が形成されている。
7図と対応する部分には同じ符号を付し、重複説明は省
略する。この発明の光コネクタレセプタクル1において
は、車両で従来より使用されているエアーを分配供給す
るためのエアー供給ホース40がボディ2の背面より内部
に導入される。一方、インシュレータ8の板面の中心に
エアー供給ホース挿入孔42が光コンタクト挿入孔9と並
行に設けられ、その孔にエアー供給ホース40が挿入保持
される。エアー供給ホース40の先端はインシュレータ8
の前端面とほぼ同じ位置に配され、その先端のエアー噴
出口40aの内面には前端側ほど内径が大きくされて、す
りばち状のテーパー面が形成されている。
この発明の光コネクタプラグ21においては、第5図Aに
示すように、インシュレータ28の中心軸と同軸心にアク
チュエータ挿入孔51が光コンタクト挿入孔29と並行に設
けられる。インシュレータ28の前端面の、各光コンタク
ト挿入孔29の中心を通る半径に沿って、アクチュエータ
挿入孔51と各光コンタクト挿入孔29との間及びその各光
コンタクト挿入孔29とインシュレータ28の外周面との間
に、アクチュエータ挿入孔51の内周面より離れるにつれ
て深くなるエアー排出溝52がインシュレータ28の前端面
に形成される。バレル22aの前端部に、第5図Bに示す
ように、エアー排出溝52と連通する複数のエアー排出ス
リット53が形成される。先端がとがったテーパー部を有
する棒状のアクチュエータ54が、第3図に示すように、
そのテーパー部をインシュレータ28の前端面より突出し
てアクチュエータ挿入孔51に挿入保持される。光コンタ
クト27はそのフェルール27aの先端がインシュレータ28
の中心軸方向において、エアー排出溝52の底面が光コン
タクト挿入孔29の内周面と交わる縁辺55と56(第3図B
参照)との間に位置するように、光コンタクト27は光コ
ンタクト挿入孔29に挿入保持される。
示すように、インシュレータ28の中心軸と同軸心にアク
チュエータ挿入孔51が光コンタクト挿入孔29と並行に設
けられる。インシュレータ28の前端面の、各光コンタク
ト挿入孔29の中心を通る半径に沿って、アクチュエータ
挿入孔51と各光コンタクト挿入孔29との間及びその各光
コンタクト挿入孔29とインシュレータ28の外周面との間
に、アクチュエータ挿入孔51の内周面より離れるにつれ
て深くなるエアー排出溝52がインシュレータ28の前端面
に形成される。バレル22aの前端部に、第5図Bに示す
ように、エアー排出溝52と連通する複数のエアー排出ス
リット53が形成される。先端がとがったテーパー部を有
する棒状のアクチュエータ54が、第3図に示すように、
そのテーパー部をインシュレータ28の前端面より突出し
てアクチュエータ挿入孔51に挿入保持される。光コンタ
クト27はそのフェルール27aの先端がインシュレータ28
の中心軸方向において、エアー排出溝52の底面が光コン
タクト挿入孔29の内周面と交わる縁辺55と56(第3図B
参照)との間に位置するように、光コンタクト27は光コ
ンタクト挿入孔29に挿入保持される。
レセプタクル1とプラグ21とを接続する際には、レセプ
タクル1のエアー噴出口40aよりエアーを噴射させつ
つ、接続作業が行われる。プラグ21のバレル22aをレセ
プタクル1のボディ2内に、またレセプタクル1のキャ
ップ10をプラグ21の光コンタクト挿入孔29内にそれぞれ
少し挿入させると、第4図Bに点線で示すように、エア
ー噴出口40aより噴射されたエアーはプラグ21のエアー
排出溝52の一部−光コンタクト挿入孔29−エアー排出溝
52の他部−エアー排出スリット53−バレル22aの外周面
とカップリングナット33の内周面との間隙−ボディ22と
カップリングナット33の間隙の径路を通って大気中に排
出される。従って、レセプタクル1のキャップ10の先端
やキャップ10のフェルール挿入孔10a、フェルール7aの
端面、プラグ21の光コンタクト挿入孔29、光コンタクト
27の端面及びフェルール27aの端面等がエアーにより自
動的にクリーニングされ、それらの表面に付着していた
塵埃や水滴は完全に除去されると共に、それらの部品で
囲まれて、光コンタクト挿入孔29内にできた部屋の空気
がエアーに置換され、そのクリーンな部屋内でフェルー
ル相互の結合がなされる。ボディ2の前端がバレル22a
の鍔22bに当接する迄コネクタ相互を結合させると、ア
クチュエータ54の先端のテーパー部がエアー供給ホース
40のエアー噴出口40a内に挿入され、エアー噴出口40aに
形成されたテーパー面がアクチュエータ54のテーパー部
に弾性的に密着して、エアー噴出口40aが閉塞され、エ
アーの噴射がストップされる。
タクル1のエアー噴出口40aよりエアーを噴射させつ
つ、接続作業が行われる。プラグ21のバレル22aをレセ
プタクル1のボディ2内に、またレセプタクル1のキャ
ップ10をプラグ21の光コンタクト挿入孔29内にそれぞれ
少し挿入させると、第4図Bに点線で示すように、エア
ー噴出口40aより噴射されたエアーはプラグ21のエアー
排出溝52の一部−光コンタクト挿入孔29−エアー排出溝
52の他部−エアー排出スリット53−バレル22aの外周面
とカップリングナット33の内周面との間隙−ボディ22と
カップリングナット33の間隙の径路を通って大気中に排
出される。従って、レセプタクル1のキャップ10の先端
やキャップ10のフェルール挿入孔10a、フェルール7aの
端面、プラグ21の光コンタクト挿入孔29、光コンタクト
27の端面及びフェルール27aの端面等がエアーにより自
動的にクリーニングされ、それらの表面に付着していた
塵埃や水滴は完全に除去されると共に、それらの部品で
囲まれて、光コンタクト挿入孔29内にできた部屋の空気
がエアーに置換され、そのクリーンな部屋内でフェルー
ル相互の結合がなされる。ボディ2の前端がバレル22a
の鍔22bに当接する迄コネクタ相互を結合させると、ア
クチュエータ54の先端のテーパー部がエアー供給ホース
40のエアー噴出口40a内に挿入され、エアー噴出口40aに
形成されたテーパー面がアクチュエータ54のテーパー部
に弾性的に密着して、エアー噴出口40aが閉塞され、エ
アーの噴射がストップされる。
また、光コネクタレセプタクル1のボディ2の前方端面
が光コネクタプラグ21のエアー排出スリット53より後方
に位置されてエアー排出口を塞ぎ、塵埃等の侵入が防止
される。
が光コネクタプラグ21のエアー排出スリット53より後方
に位置されてエアー排出口を塞ぎ、塵埃等の侵入が防止
される。
光コネクタプラグ21のボディ22の内周面に螺合されるバ
レル22aは、ボディ22の一部と見なすことができる。
レル22aは、ボディ22の一部と見なすことができる。
なお、光コネクタレセプタクル1及び光コネクタプラグ
21は互に接続させない状態では、レセプタクルのボディ
2の前端を被うように、図示していないアクチュエータ
付のダストキャップが装着され、エアーがストップされ
ると共にレセプタクル内部が保護される。また、同様に
光コネクタプラグのバレル22の前面を被うようにダスト
カバーで保護するのが望ましい。
21は互に接続させない状態では、レセプタクルのボディ
2の前端を被うように、図示していないアクチュエータ
付のダストキャップが装着され、エアーがストップされ
ると共にレセプタクル内部が保護される。また、同様に
光コネクタプラグのバレル22の前面を被うようにダスト
カバーで保護するのが望ましい。
「発明の効果」 この発明によれば、光コネクタ相互を接続するさい、車
両のエアーを利用して自動的に接続部のクリーニングが
完全に行われると共に、クリーニング後に塵埃が再たび
付着するような恐れは全くない。この発明によれば、従
来人手により行っていた手間のかかるクリーニング作業
が不用となり、作業効率が向上すると共に、不十分なク
リーニングによる接続不良を完全に防止し、接続の信頼
性を大幅に向上することが可能である。
両のエアーを利用して自動的に接続部のクリーニングが
完全に行われると共に、クリーニング後に塵埃が再たび
付着するような恐れは全くない。この発明によれば、従
来人手により行っていた手間のかかるクリーニング作業
が不用となり、作業効率が向上すると共に、不十分なク
リーニングによる接続不良を完全に防止し、接続の信頼
性を大幅に向上することが可能である。
更に、この発明によれば、クリーニング機構の多芯化が
実現できる。また多芯であるにもかかわらず、クリーニ
ング機構付の光コネクタを小形に構成できる。
実現できる。また多芯であるにもかかわらず、クリーニ
ング機構付の光コネクタを小形に構成できる。
また、この発明によれば、コネクタの嵌合完了時に自動
的にエアーの噴射がストップされ、エアー漏れの恐れが
ないと共に、光コネクタプラグ21のエアー排出スリット
53が、光コネクタレセプタクル1のボディ2によって塞
がれ、塵埃の侵入が防止される。
的にエアーの噴射がストップされ、エアー漏れの恐れが
ないと共に、光コネクタプラグ21のエアー排出スリット
53が、光コネクタレセプタクル1のボディ2によって塞
がれ、塵埃の侵入が防止される。
第1図A,Bはそれぞれこの発明の光コネクタレセプタク
ル及び光コネクタプラグの実施例を示す斜視図、第2図
A,Bはそれぞれ第1図Aの光コネクタレセプタクル1の
正面図及びA−A側断面図、第3図A,Bはそれぞれ第1
図Bの光コネクタプラグ21の正面図及びA−A側断面
図、第4図Aは第1図の光コネクタレセプタクル1と光
コネクタプラグ21との接続完了状態を示す側断面図、第
4図Bは第1図の光コネクタレセプタクル1及び光コネ
クタプラグ21とを接続する際のエアーの噴射経路を示す
ための接続途中の側断面図、第5図A,Bはそれぞれ第1
図Bのインシュレータ28及びバレル22aの斜視図、第6
図A,Bはそれぞれ従来の光コネクタレセプタクル及び光
コネクタプラグの斜視図、第7図は第6図の光コネクタ
レセプタクル1及び光コネクタプラグ21の接続完了状態
を示す側断面図、第8図は第6図Aのキャップ10及びそ
のキャップ10が取付けられるインシュレータ8の部分的
な側断面図である。
ル及び光コネクタプラグの実施例を示す斜視図、第2図
A,Bはそれぞれ第1図Aの光コネクタレセプタクル1の
正面図及びA−A側断面図、第3図A,Bはそれぞれ第1
図Bの光コネクタプラグ21の正面図及びA−A側断面
図、第4図Aは第1図の光コネクタレセプタクル1と光
コネクタプラグ21との接続完了状態を示す側断面図、第
4図Bは第1図の光コネクタレセプタクル1及び光コネ
クタプラグ21とを接続する際のエアーの噴射経路を示す
ための接続途中の側断面図、第5図A,Bはそれぞれ第1
図Bのインシュレータ28及びバレル22aの斜視図、第6
図A,Bはそれぞれ従来の光コネクタレセプタクル及び光
コネクタプラグの斜視図、第7図は第6図の光コネクタ
レセプタクル1及び光コネクタプラグ21の接続完了状態
を示す側断面図、第8図は第6図Aのキャップ10及びそ
のキャップ10が取付けられるインシュレータ8の部分的
な側断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭52−67346(JP,U) 実開 昭53−28741(JP,U) 実開 昭53−151465(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】光コネクタレセプタクル及び光コネクタプ
ラグとより成り、 上記光コネクタレセプタクルは、 金属製の円筒状第1ボディ内にその内周面と密接させて
第1インシュレータが保持され、 その第1インシュレータの軸心部分にエアー供給ホース
の端部が挿通保持され、 そのエアー供給ホースの周りに、複数の第1光コンタク
トが上記第1インシュレータに挿通保持され、 上記光コネクタプラグは、 上記第1ボディの前方部に、前方部が嵌合挿脱できる金
属製の円筒状第2ボディを有し、 その第2ボディ内にその内周面と密接させて第2インシ
ュレータが保持され、 その第2インシュレータの軸心部分にアクチュエータが
前方端を突出させて保持され、 上記第2インシュレータの上記アクチュエータの周り
に、上記複数の第1光コンタクトの前方端部が嵌合挿脱
されるべき挿入孔が複数形成され、 上記挿入孔にそれぞれ第2光コンタクトが挿入保持さ
れ、 また上記第2インシュレータの前面には上記アクチュエ
ータの付近から上記各挿入孔をそれぞれ通り上記第2ボ
ディの内周面に達するエアー排出溝がそれぞれ形成さ
れ、 これらエアー排出溝と連通してそれぞれ上記第2ボディ
の前方部にエアー排出スリットが形成され、 上記第1ボディの前方部内に上記第2ボディの前方部が
挿入され、上記第1光コンタクトのフェルールの端面が
上記第2光コンタクトのフェルールの端面と対接された
状態で、上記アクチュエータの前端が上記エアー供給ホ
ースの前方端を塞ぎ、かつ上記第1ボディの前方端面は
上記エアー排出スリットより後方に位置し、この結合状
態を保持するように上記第1ボディ及び第2ボディを結
合させ、またその結合を解除することができる結合手段
が設けられている、 光コネクタレセプタクル及び光コネクタプラグの組合
せ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63251389A JPH071327B2 (ja) | 1988-10-05 | 1988-10-05 | 光コネクタレセプタクル及び光コネクタプラグの組合せ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63251389A JPH071327B2 (ja) | 1988-10-05 | 1988-10-05 | 光コネクタレセプタクル及び光コネクタプラグの組合せ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0297907A JPH0297907A (ja) | 1990-04-10 |
JPH071327B2 true JPH071327B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=17222113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63251389A Expired - Lifetime JPH071327B2 (ja) | 1988-10-05 | 1988-10-05 | 光コネクタレセプタクル及び光コネクタプラグの組合せ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH071327B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0446411U (ja) * | 1990-08-27 | 1992-04-20 | ||
KR100271825B1 (ko) * | 1997-08-23 | 2000-11-15 | 권문구 | 광선단 케이블 처리구조 |
JP2002286970A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-10-03 | Ishikawajima Inspection & Instrumentation Co | 光ファイバ接続装置 |
JP4435658B2 (ja) * | 2004-09-15 | 2010-03-24 | 株式会社アドバンテスト | 光コネクタ清掃方法、清掃治具、清掃治具ユニット、及び光コネクタ |
CN111029054B (zh) * | 2019-12-09 | 2020-12-22 | 华南理工大学 | 一种光纤复合绝缘子预制芯棒、模具及其制造方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5267346U (ja) * | 1975-11-13 | 1977-05-18 | ||
JPS5328741U (ja) * | 1976-08-19 | 1978-03-11 | ||
JPS53151465U (ja) * | 1977-05-04 | 1978-11-29 |
-
1988
- 1988-10-05 JP JP63251389A patent/JPH071327B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0297907A (ja) | 1990-04-10 |
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