JP4434322B2 - 記憶素子および方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、画像メモリとしての応用に適する記憶素子に関わる。
【0002】
特にこの発明は、チップの面積の増大を抑えつつ書込みおよび読出しの2ポート動作を実現可能とする半導体記素子に関わる。
【0003】
【従来の技術】
図1は、従来の画像メモリ100の構成の一例を示している。
【0004】
この画像メモリ100は、DRAM(ダイナミックRAM)101と、各々データ入力側(直列入力側)に配置されていてバッファメモリとして使用されるSRAM(スタティックRAM)102Aおよび102Bとを有している。
【0005】
メモリ100はまた、書込みアドレス信号のY方向成分に基づいてSRAM102A、102Bのための書込みアドレスを選択する直列Yデコーダ103と、各々データ出力側(直列出力側)に配置されていてバッファメモリとして使用されるSRAM(スタティックRAM)104A、104Bと、読出しアドレス信号のY方向成分に基づいてSRAM104A、104Bのための読出しアドレスを選択する直列Yデコーダ105とを有している。
【0006】
さて、データ入力側のSRAM102Aおよび102Bは、DRAM101のアレイの半分として配置されており、データの書込みが順次なされ得るように交互に転送動作を行う。
【0007】
同様に、データ出力側のSRAM104Aおよび104BもまたDRAM101のアレイの半分として配置されており、データの読出しが順次なされ得るように交互に転送動作を実行する。
【0008】
さらに、画像メモリ100は、DRAM101に対する書込みまたは読出しに関わるX方向アドレス(転送アドレス)を選択するためのXデコーダ106と、書込みアドレス信号を生成するための書込みアドレスカウンタ107と、読出しアドレス信号を生成するための読出しアドレスカウンタ108と、書込み転送コマンドと読出し転送コマンドとが互いに接近しているときに書込み転送を遅延させるための調停回路として使用されるアービタ109とを含む。
【0009】
この場合、書込み転送それ自体は、次のSRAM(バッファメモリ)へのデータ書込みが完了するまでなされて良く、書込み転送をするのに十分なリードタイムがある。
【0010】
例えば、図1に示す画像メモリ100は、例えば2倍の画面数をもって画面のフリッカ(ちらつき)を抑制するためのフリッカ無し信号処理を行うために使用される。
【0011】
図2は、フリッカ無し信号処理における書込みと読出しとのアドレス変化を示している。この場合、1つのフィールドもしくはフレームを構成しているそれぞれのビデオデータ(1W、2Wなど)は、画像メモリ100の中に相継いで書込まれる。
【0012】
さらに、それぞれのビデオデータ(1R、2Rなど)が、書込み速度の2倍の速度で、画像メモリ100から続けて2回連続的に読出される。
【0013】
図1に示す画像メモリ100によれば、その中にバッファメモリ102A、102B、104A及び104Bを備えているので、書込み転送コマンドと読出し転送コマンドとが互いに繋がっているときでさえ何らの問題も無く書込みおよび読出しのための2ポート動作を行うことができる。
【0014】
しかしながら、バッファメモリ102A、102B、104Aおよび104Bの寸法が大きいので、画像メモリ100のチップ面積が増大することとなって不都合である。
【0015】
近年、ワードとビットラインとの回線延長における制約のゆえに、メガビット級のメモリが、それぞれ個別のメモリとして働く複数のメモリブロック(MAT部、モジュラー配置部)に分割されて構成される場合が多いようである。
【0016】
この場合、予定のメモリブロックで読出し及び書込みの動作が行われるときに、アクセスされていないメモリブロックは非活動状態に置かれる。
【0017】
【発明の開示】
本発明は以上のような状況に鑑みてなされたものであり、この発明の1つの目的は、チップ面積を増大させることなしに書込みと読出しとのための2ポート動作を遂行しうる記憶素子を提供することである。
【0018】
この発明のもう1つの目的は、バッファメモリを使用することなしに書込みと読出しとのための同期した2ポート動作を遂行しうる記憶素子を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明においては、所定のブロック数だけ設けられ、所定のデータ量の画像データがブロック数より小さい所定の分割数に分割された分割データを書き込み、また当該書き込まれた分割データを当該分割データごとに読み出すメモリブロックと、分割データをブロック数のメモリブロックに割り当てることにより、分割データを所定の順番で各メモリブロックに書き込ませる記録制御部と、画像データを2回ずつ繰り返し読み出すようメモリブロックから分割データを読み出す際、書き込み動作中のメモリブロック以外のメモリブロックから書き込まれた分割データを読み出させるようメモリブロックを制御する読出制御部とを設け、記録制御部及び読出制御部は、メモリブロックのうち第1のメモリブロックに対して所定の信号処理を施した分割データを書込む第1の動作と、メモリブロックのうち第2のメモリブロックに書込まれている分割データを読出す第2の動作と、メモリブロックのうち、第3のメモリブロックに書込まれている分割データを信号処理のために読出す第3の動作とを同時に実行するよう、書込みアドレス信号と読出アドレス信号とを制御するようにした。
【0020】
また、所定のブロック数だけ設けられ、所定のデータ量の画像データがブロック数より小さい所定の分割数に分割された分割データを書き込み、また当該書き込まれた分割データを当該分割データごとに読み出すメモリブロックに対して、分割データを割り当てることにより、分割データを所定の順番で各メモリブロックに書き込ませる記録ステップと、画像データを2回ずつ繰り返し読み出すようメモリブロックから分割データを読み出す際、書き込み動作中のメモリブロック以外のメモリブロックから書き込まれた分割データを読み出させる読出ステップとを設け、記録制御部及び読出制御部は、メモリブロックのうち第1のメモリブロックに対して所定の信号処理を施した分割データを書込む第1の動作と、メモリブロックのうち第2のメモリブロックに書込まれている分割データを読出す第2の動作と、メモリブロックのうち、第3のメモリブロックに書込まれている分割データを信号処理のために読出す第3の動作とを同時に実行するよう、書込みアドレス信号と読出アドレス信号とを制御するようにした。
【0021】
【発明の実施の形態】
添付図面を参照しつつ、本発明の第1実施例について以下に説明する。
【0022】
図3は、第1実施例として使用される半導体記憶素子の10の構成を示している。
【0023】
第1実施例の半導体記憶素子10は、バッファメモリを使用する必要無しに同期的2ポート動作を実行するためのものであり、また、2倍の画面数で画面のちらつきを防止するフリッカ無し信号処理を達成することを意図している。
【0024】
記憶素子10は、それぞれ別個のメモリとして機能する8つのメモリブロック(DRAMアレイ)12aないし12hからなる記憶素子ユニット11を有している。
【0025】
メモリブロック12aないし12hはそれぞれ、128キロのDRAMと、そのDRAMのX方向のアドレスを選択するためのXデコーダと、そのDRAMのY方向のアドレスを選択するためのYデコーダとを有するように構成される。
【0026】
この場合、フィールドもしくはフレームあたりのビデオデータは、各メモリブロック内の6つのデータに等しくなろう。
【0027】
さらに、記憶素子10は、書込みまたは読出しの対象としてメモリブロック12aないし12hを選択するための4つのセレクタ13aないし13dを含む。
【0028】
この場合、セレクタ13aないし13dは、2つのメモリブロックを対として選択するように構成される。
【0029】
セレクタ13aはメモリブロック12aおよび12bを一対として選択し、セレクタ13bはメモリブロック12cおよび12dを一対として選択し、セレクタ13cはメモリブロック12eおよび12fを一対として選択し、セレクタ13dはメモリブロック12gおよび12hを一対として選択する。
【0030】
このように、バンク切り換えによる連続的直列演算を可能とするために、セレクタ13aないし13dの各々によって、各対におおける2つのメモリブロックが選択される。
【0031】
記憶素子10は、書込みアドレスカウンタ14と、書込みアドレスポインタ15と、差分素子16とを含んでいる。
【0032】
書込みアドレスカウンタ14は20ビット書込みアドレス信号を生成する。
【0033】
書込みアドレスポインタ15は、書込みアドレスカウンタ14から出力される桁上げ信号に応じてカウントアップして、2ビット信号をそこから出力する。
【0034】
差分素子16は、書込みアドレスカウンタ14から生成される書込みアドレス信号のうちの上位2ビット信号(MSB(最上位ビット)、およびMSBから2つめのビット)から、ポインタ15から出力される2ビット信号を減ずる。
【0035】
この場合、カウンタ14から生成される20ビット書込みアドレス信号の上位2ビット信号が、差分素子16から出力される2ビット信号に置換されて、記憶ユニット11のための書込みアドレス信号WADが作成もしくは形成される。
【0036】
この場合、書込みを行うべき一対のメモリブロックは、書込みアドレス信号WADの上位2ビット(MSB、およびMSBから2つめのビット)に基づいて選択される。
【0037】
記憶素子10は、読出しアドレスカウンタ17と、読出しアドレスポインタ18と、差分素子19とを有している。
【0038】
読出しアドレスカウンタ17は、20ビットの読出しアドレス信号を生成する。
【0039】
読出しアドレスポインタ18は、読出しアドレスカウンタ17から出力される桁上げ信号に従ってカウントアップして、2ビット信号をそこから出力する。
【0040】
差分素子19は、読出しカウンタ17から生成される読出しアドレス信号のうちの上位2ビット信号(MSB(最上位ビット)、およびMSBから2つめのビット)から、ポインタ18から出力される2ビット信号を減ずる。
【0041】
この場合、カウンタ17から生成される読出しアドレス信号の上位2ビット信号が、差分素子19から出力される2ビット信号に置換されて、記憶ユニット11のための読出しアドレス信号RADが形成される。
【0042】
この場合、読出しを行うべき一対のメモリブロックは、読出しアドレス信号RADの上位2ビット(MSB、およびMSBから2つめのビット)に基づいて選択される。
【0043】
カウンタ17のカウント速度すなわち読出し速度は、カウンタ14のカウント速度すなわち読出し速度の2倍に設定される。
【0044】
後述する読出しアドレス信号RADの上位2ビット信号、すなわち、差分素子19から出力される2ビット信号に1を加えることによって得られる2ビット信号が、書込みアドレス書込みアドレス信号WADの上位2ビット信号、すなわち、差分素子16から出力される2ビット信号と等しくないときにのみ、カウンタ17から出力される桁上げ信号に従ってポインタ18がカウントアップされる。
【0045】
このように、読出し開始アドレスは2回読出す毎に変更されるので、同じ1フィールドもしくは1フレームのためのビデオデータが連続的に読み出される。
【0046】
次に、図4Aおよび図4Bを参照しつつ記憶素子10の動作について説明する。図4Aは、画像上のアドレスを示している。
【0047】
図4Aにおける各実線は、画像上の書込みアドレスの変化を示しており、図4Aにおける各破線は、画像上の読出しアドレスの変化を示している。
【0048】
すなわち、書込みアドレスは、カウンタ14から生成される書込みアドレス信号に対応し、読出しアドレスは、カウンタ17から生成される読出しアドレス信号に対応する。
【0049】
図4Aおよび図4Bにおいて、1W、2Wおよび3Wはそれぞれ、書込みに関する1フィールド分または1フレーム分のビデオデータを示している。
【0050】
そして、1R、2Rおよび3Rはそれぞれ、読出しに関する1フィールド分または1フレーム分のビデオデータを示しており、前述のビデオデータ1W、2Wおよび3Wに対応する。
【0051】
画像上の書込みアドレス及び読出しアドレスがそのままで使用されるならば、それらの上位2ビット信号はそれぞれ「00」→「01」→「10」→「00」→「01」→…のように変化する。
【0052】
そして、メモリブロック12aおよび12bの対、メモリブロック12cおよび12dの対、およびメモリブロック12eおよび12fの対だけが、書込みと読出しとに使用される。Qの範囲においては同じメモリブロックの対で書込みと読出しとが同時に行われるので、書込みと読出しとのための2ポート動作を実現することは出来ない。
【0053】
本発明においては、メモリ上の書込みと読出しのアドレスが図4Bに示すように採用される。
【0054】
図4Bは、メモリ上における書込みと読出しのアドレスを示している。
【0055】
図4Bにおける各実線は、メモリ上の書込みアドレスの変化を示しており、図4Bにおける各破線は、メモリ上の読出しアドレスの変化を示している。
【0056】
書込みアドレスは書込みアドレス信号WADに対応し、読出しアドレスは図3における読出しアドレス信号RADに対応する。
【0057】
この場合、書込みアドレス信号WADの上位2ビット信号は、ビデオデータ1Wについて「00」→「01」→「10」のように変化する。
【0058】
そして、ビデオデータ1Wは、メモリブロック12aおよび12bの対と、メモリブロック12cおよび12dの対と、メモリブロック12eおよび12fの対との中に逐次書込まれる。
【0059】
さらに、読出しアドレス信号RADの上位2ビット信号は、ビデオデータ1Rについて「00」→「01」→「10」→「00」→「01」→「10」のように変化する。
【0060】
そして、ビデオデータ1Rは、メモリブロック12aおよび12bの対と、メモリブロック12cおよび12dの対と、メモリブロック12eおよび12fの対とから順次、書込みの速度の2倍の速度で2回読出される。
【0061】
次に、書込みアドレス信号WADの上位2ビット信号は、ビデオデータ1Wに続き、ビデオデータ2Wについて「11」→「00」→「01」のように変化する。
【0062】
そして、ビデオデータ2Wは、メモリブロック12gおよび12hの対と、メモリブロック12aおよび12bの対と、メモリブロック12cおよび12dの対との中に順次書込まれる。
【0063】
さらに、読出しアドレス信号RADの上位2ビット信号は、ビデオデータ2Rについて「11」→「00」→「01」→「11」→「00」→「01」のように変化する。
【0064】
そして、ビデオデータ2Rは、メモリブロック12gおよび12hの対と、メモリブロック12aおよび12bの対と、メモリブロック12cおよび12dの対とから、書込みの際の速度の2倍の速度で2回連続的に読出される。
【0065】
以下、上述したところと同じようにして書込み動作と読出し動作とが行われ、かつ、データ入力側(直列入力側)から正規のビデオデータが供給されると、画面のフリッカを防ぐために画面数を2倍に設定するためのビデオデータがデータ出力側(直列出力側)に得られる。
【0066】
上述したような第1実施例においては、書込みと読出しとの開始アドレスを逐次シフトし、それにより、同じメモリブロックの対で書込みと読出しとが同時に行われることを防ぎ、書込みと読出しのための2ポート動作を実現する。
【0067】
このように、本実施例は大きなバッファメモリを使用しないのでチップ面積の増大を抑制することができる。
【0068】
図5Aは、本発明の第2実施例として使用される半導体記憶素子200を示している。
【0069】
この記憶素子200は、バッファメモリを使用する必要無しに同期的2ポート動作を実現するものである。
【0070】
一層特定的には、記憶素子200は、書込みと読出しとの動作から自由なメモリブロックにアクセスすることによってノイズ低減信号処理を行う。
【0071】
第2実施例としてのこの半導体記憶素子200は、バッファメモリの使用を強いられること無しに同期的2ポート動作を実現するためのものであり、また、アクセスされない非活動領域を利用してノイズ低減信号処理を遂行することを意図している。
【0072】
記憶素子200は、それぞれ個別のメモリとして機能する10個のメモリブロック(DRAMアレイ)212aないし12jからなる記憶ユニット211を有している。
【0073】
これらのメモリブロック212ないし212jはそれぞれ、128キロのDRAMと、そのDRAMのX方向のアドレスを選択するためのXデコーダと、そのDRAMのY方向のアドレスを選択するためのYデコーダとを有するように構成される。
【0074】
この場合、フィールドまたはフレームあたりのビデオデータは、各メモリブロック内の6つのデータに等しくなろう。
【0075】
さらに、記憶素子200は、書込みまたは読出しの対象としてメモリブロック212aないし212jを選択するための5つのセレクタ213aないし213eを含む。
【0076】
この場合、セレクタ213aないし213eは、2つのメモリブロックを対として選択するように構成される。
【0077】
セレクタ213aはメモリブロック212aと212bとを一対として選択し、以下同様に選択する。
【0078】
このように、セレクタ213aないし213eの各々によって、各対における2つのメモリブロックの選択がなされ、バンク切り換えによる連続的直列演算が可能となる。
【0079】
記憶素子200は、書込みアドレスカウンタ214と、書込みアドレスポインタ215と、ルックアップテーブル216とを含んでいる。
【0080】
書込みアドレスカウンタ214は、20ビット書込みアドレス信号を生成する。
【0081】
書込みアドレスポインタ215は、書込みアドレスカウンタ214から出力される桁上げ信号に応じてカウントアップして、3ビット信号をそこから出力する。
【0082】
ルックアップテーブル216は、ポインタ215から出力される3ビット信号と、書込みアドレスカウンタ214から生成される書込みアドレス信号のうちの上位2ビット信号(MSB(最上位ビット)、およびMSBから2つめのビット)とを、3ビット出力に変換する。
【0083】
この場合、カウンタ214から生成される20ビット書込みアドレス信号の上位2ビット信号が、ルックアップテーブル216から出力される3ビット信号に置換されて、記憶ユニット211のための書込みアドレス信号WADが作成もしくは形成される。
【0084】
この場合、書込みを行うべき一対のメモリブロックは、書込みアドレス信号WADの上位3ビット(MSBと、MSBから2つめのビットと、MSBから3つめのビット)に基づいて選択される。
【0085】
記憶素子200は、読出しアドレスカウンタ217と、読出しアドレスポインタ218と、ルックアップテーブル219とを有している。
【0086】
読出しアドレスカウンタ217は、20ビット読出しアドレス信号を生成する。
【0087】
読出しアドレスポインタ218は、読出しアドレスカウンタ217から出力される桁上げ信号に応じてカウントアップして、3ビット信号をそこから出力する。
【0088】
ルックアップテーブル219は、ポインタ218から出力される3ビット信号と、読出しアドレスカウンタ217から生成される読出しアドレス信号の上位2ビット信号(MSB(最上位ビット)、およびMSBから2つめのビット)とを、3ビット出力に変換する。
【0089】
この場合、カウンタ217から生成される読出しアドレス信号の上位2ビット信号が、ルックアップテーブル219から出力される3ビット信号に置き換えられて、記憶ユニット211のための読出しアドレス信号RADが形成される。
【0090】
この場合、読出しを行うべき一対のメモリブロックは、読出しアドレス信号RADの上記3ビット(MSBと、MSBから2つめのビットと、MSBから3つめのビット)に基づいて選択される。
【0091】
記憶素子200はさらに、IIR読出しアドレスカウンタ317と、IIR読出しアドレスポインタ318と、IIRルックアップテーブル319とを有している。
【0092】
IIR読出しアドレスカウンタ317は、20ビット読出しアドレス信号を生成する。
【0093】
IIR読出しアドレスポインタ318は、IIR読出しアドレスカウンタ317から出力される桁上げ信号に応じてカウントアップして、3ビット信号をそこから出力する。
【0094】
IIRルックアップテーブル319は、ポインタ318から出力される3ビット信号と、読出しアドレスカウンタ317から生成される読出しアドレス信号の上位2ビット信号(MSB(最上位ビット)、およびMSBから2つめのビット)とを変換する。
【0095】
これらは、前に述べたところと同様に動作して、IIR(無限インパルス応答)フィルタ回路300が記憶ユニット211にアクセスすることを可能にする。
【0096】
IIRフィルタ回路300はメモリブロック211へのアクセスを逐次獲得して、入力ビデオデータと、この入力ビデオデータを1フィールドまたは1フレームだけ遅延させることにより作成されるビデオデータとを獲得し、それにより、ノイズ低減処理を遂行する。
【0097】
さらにこのIIRフィルタ回路は、上述の入力ビデオデータの代わりに、ノイズを除去したビデオデータを各メモリブロックの中に書込む。
【0098】
図5Bは、ルックアップテーブル216、219および319を示す。左の3列は、ポインタ215、218および318から来る3ビット入力からの入力を示す。中央の2列は、カウンタ214、217および317からの2ビット入力を示す。右の3列は、ルックアップテーブル216、219および319からの3ビット出力を示す。
【0099】
図6は、従来通りの公知のIIR型ノイズ低減回路300の構成を示す。
【0100】
ノイズ低減回路300は、係数乗算器320と、係数乗算器330と、加算器340と、係数乗算器350と、減算器360と、係数出力回路370とを含む。
【0101】
係数乗算器320は、入力ビデオデータVinに係数kを乗ずる。
【0102】
係数乗算器330は、メモリブロック211から出力される、1フィールドまたは1フレームだけ前に位置するビデオデータVdoに、係数1−kを乗ずる。
【0103】
加算器340および係数乗算器350は、係数乗算器320と係数乗算器330との出力ビデオデータを加算して平均することにより、ノイズが除去された出力ビデオデータVoutを得る。減算器360および係数出力回路370は、入力ビデオデータVinとメモリブロック211から出力されるビデオデータVdoとの間の減算をして、その減算を表す信号による動きに相当する係数k(0<k<1)を得るためのものである。
【0104】
この出力ビデオデータは、ノイズを除去されたビデオデータとして出力されて、記憶ユニット211の中に記憶されることとなる。
【0105】
再び図5Aを参照するに、IIRフィルタ回路300は、ノイズを除去された出力ビデオデータVoutを得るためにノイズ低減処理を遂行する。
【0106】
この場合、IIRフィルタ回路300がメモリを有することを必要としない。
【0107】
すなわち、IIRフィルタ回路300は、記憶ユニット211を構成している複数のメモリブロックへのアクセスを獲得することによって、入力ビデオデータVinと、1フィールドだけ前に位置する出力ビデオデータVdoとを得る。ちなみに、IIRフィルタ回路300によるノイズ低減処理は、ノイズを除去されていないビデオデータの読出しの前になされる。
【0108】
次に、図7Aおよび図7Bを参照しつつ記憶素子200の動作を説明する。
【0109】
図7Aは、画像上のアドレスを示している。
【0110】
図7Aにおける各実線は、画像上の書込みアドレスの変化を示しており、図7Aにおける各破線は、画像上の読出しアドレスの変化を示している。
【0111】
この書込みアドレスはカウンタ214から生成される書込みアドレス信号に対応し、破線で示されている読出しアドレスは、カウンタ217から生成される読出しアドレス信号に対応する。
【0112】
また、カウンタ317は、図7Bに示されている各斜線のような読出しアドレス信号IIRを生成する。
【0113】
図7Aおよび図7Bにおいて、1W、2Wおよび3W、…はそれぞれ、書込みに関する1フィールド分または1フレーム分のビデオデータを示している。
【0114】
そして、1R、2Rおよび3R、…はそれぞれ、読出しに関する1フィールド分または1フレーム分のビデオデータを示しており、前述のビデオデータ1W(1C)、2W(2C)および3W(3C)…に対応している。IC、2Cおよび3Cもまた、それぞれ、読出しに関する1フィールド分または1フレーム分のビデオデータを示しており、前述のビデオデータ1W、2Wおよび3Wに対応している。
【0115】
この場合、書込みアドレス信号WADの上位3ビット信号は、ビデオデータ1Wについて「000」→「001」→「010」→…のように変化する。
【0116】
そして、ビデオデータ1Wは、メモリブロック212aおよび212bの対、メモリブロック212cおよび212dの対、等々の中に、ノイズ低減処理無しに逐次書込まれる。
【0117】
これは、記憶ユニット211の中に、前のビデオデータが存在しないからである。
【0118】
さらに、読出しアドレス信号RADの上位3ビット信号は、ビデオデータ1Cに関して「000」→「001」→「010」のように変化する。
【0119】
そしてビデオデータ1Cは、IIRフィルタ回路300に供給するために、メモリブロック212aおよび212bの対と、メモリブロック212cおよび212dの対と、メモリブロック212eおよび212fの対とから順次読出される。
【0120】
その後、IIRフィルタ回路300において、ビデオデータ1Wに続く入力ビデオデータ2Wに対して、記憶ユニット211からのビデオデータ1Cを使用してノイズ低減処理が行われ、ノイズを除去されたビデオデータ2WがIIRフィルタ回路300から出力される。
【0121】
この場合、記憶ユニット211の中に書込まれているビデオデータは、IIRフィルタ回路300によってノイズを除去されたビデオデータ(出力ビデオデータVout)に置き換えられる。
【0122】
同時に、書込みアドレス信号WADの上位3ビッド信号は、ビデオデータ1Wに続くノイズを除去されたビデオデータ2Wに関して、「011」→「100」→「000」のように変化する。
【0123】
ノイズを除去されたビデオデータ2Wは、メモリブロック212gおよび212hの対と、メモリブロック212iおよび212jの対と、メモリブロック212aおよび212bの対との中に順次書込まれる。
【0124】
さらに、読出しアドレス信号RADの上位3ビット信号はビデオデータ1Rに関して「000」→「001」→「010」のように変化し、ビデオデータ1Rはメモリブロック212aおよび212bの対と、メモリブロック212cおよび212dの対と、メモリブロック212eおよび212fの対とから連続的に読出されて、記号素子200から出力される。
【0125】
次に、読出しアドレス信号IIRの上位3ビット信号は、ノイズを除去されたビデオデータ2Cに関して「011」→「100」→「000」のように変化する。
【0126】
そして、ノイズを除去されたビデオデータ2Cは、IIRフィルタ回路300に供給するために、メモリブロック212gおよび212hの対と、メモリブロック212iおよび212jの対と、212aおよび212bとから順次読出される。
【0127】
それから、IIRフィルタ回路300において、ビデオデータに続く入力ビデオデータ3Wに対して、記憶ユニット211からのビデオデータ2Cを使用してノイズ低減処理が行われ、ノイズを除去されたビデオデータ3WがIIRフィルタ回路300から出力される。
【0128】
この場合、記憶ユニット211の中に書込まれているビデオデータは、IIRフィルタ回路300によってノイズを除去されたビデオデータ(出力ビデオデータVout)に置き換えられる。
【0129】
同時に、書込みアドレス信号WADの上位3ビット信号は、ノイズを除去されたビデオデータ2Rに関して、「011」→「100」→「000」のように変化する。
【0130】
そして、ノイズを除去されたビデオデータ2Rは、メモリブロック212gおよび212hの対と、メモリブロック212iおよび212jの対と、メモリブロック212aおよび212bの対とから連続的に読出されて、記憶素子200から出力される。
【0131】
上述したところと同じようにして書込み動作と読出し動作とが行われ、かつ、データ入力側(直列入力側)から正規のビデオデータが供給されると、データ出力側(直列出力側)にはノイズを除去されたビデオデータが得られる。
【0132】
データ出力側に得られるビデオデータは、ノイズ低減処理に支配されたものとなる。
【0133】
上述した第2実施例においては、同じメモリブロックの対において書込みと読出しとが同時に行われることが無いように書込みと読出しとの開始アドレスが逐次シフトされて、書込みおよび読出しのための2ポート動作が実現される。
【0134】
このように本実施例は大きなバッファメモリを使用せず、第1実施例と同じようにしてチップの面積が増大するのを抑制することができる。
【0135】
さらに、IIRフィルタ300は、書込みと読出しの動作に関わっていないメモリブロックへのアクセスを獲得することにより、ノイズ低減信号処理を遂行する。
【0136】
これにより、アクセスされていない非活動メモリ領域を効果的に利用することができる。
【0137】
上述の第2実施例にはノイズ低減処理を行うためのIIRフィルタ回路300が設けられているけれども、書込みおよび読出しの動作に関わっていないメモリブロックへのアクセスを獲得するIIRを設けて、予め設定したビデオデータを得、それによって他の処理を行うようにしてもよい。
【0138】
例えば、NTSCビデオデータを高精細度テレビジョン画像データに変換するための解像度創造プロセス(日本特許出願平6−205934を参照)、飛び越しビデオデータを非飛び越しビデオデータに変換するための進行型変換プロセス、MPEG(動画圧縮符号化方式)のための動作ベクトル検出プロセス等々を、他の処理として適用することができる。
【0139】
本発明によれば、記憶ユニットは、それぞれ個別のメモリとして機能するN個のメモリブロックを含んでいる。
【0140】
M(M<N)個のデータをユニットとして伴うメモリブロック内のデータが順次記憶ユニットの中に書込まれてそこから連続的に読出されると、上述の各ユニットの書込みと読出しとの開始アドレスがユニットとしてのメモリブロックでシフトされるので、同一のメモリブロックで書込みと読出しとが同時に行われることは無い。
【0141】
これにより、書込みと読出しとの2ポート動作を実行しうる一方、チップの面積の増大は抑制される。
【0142】
さらに、本発明によれば、バッファメモリ無しで、書込みと読出しとのための2ポート動作を遂行することができる。
【0143】
こうして、寸法の小さなチップでそれを実現することができる。
【0144】
その上、本発明によれば、それぞれ独立のメモリとして機能する複数のメモリブロックと、書込みと読出しとの動作から自由なメモリブロックへのアクセスを獲得してそれにより信号処理を行うための演算回路とを含む記憶ユニットが提供される。
【0145】
こうして、アクセスされていない双方向領域を効果的に利用できるという利得がもたらされる。
【0146】
本発明についてここに充分に説明したが、ここに述べた本発明の精神と範囲とから離脱することなく多くの変更と修正とをそれに加えることができることは当業者にとっては自明であろう。
【0147】
【発明の効果】
以上の構成によれば、本発明の記憶素子では、所定のブロック数だけ設けられ、所定のデータ量の画像データがブロック数より小さい所定の分割数に分割された分割データを書き込み、また当該書き込まれた分割データを当該分割データごとに読み出すメモリブロックと、分割データをブロック数のメモリブロックに割り当てることにより、分割データを所定の順番で各メモリブロックに書き込ませる記録制御部と、画像データを2回ずつ繰り返し読み出すようメモリブロックから分割データを読み出す際、書き込み動作中のメモリブロック以外のメモリブロックから書き込まれた分割データを読み出させるようメモリブロックを制御する読出制御部とを有し、記録制御部及び読出制御部は、メモリブロックのうち第1のメモリブロックに対して所定の信号処理を施した分割データを書込む第1の動作と、メモリブロックのうち第2のメモリブロックに書込まれている分割データを読出す第2の動作と、メモリブロックのうち、第3のメモリブロックに書込まれている分割データを信号処理のために読出す第3の動作とを同時に実行するよう、書込みアドレス信号と読出アドレス信号とを制御するようにした。これにより記憶素子は、書込みと読出しとの2ポート動作を実行しうる一方、チップの面積の増大は抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0148】
本発明の一層完壁な理解に資するため、以下の記載と添付図面とについて述べる。
【図1】図1は、従来通りの画像メモリの構成の一例を示すブロック図である。
【図2】図2は、従来通りの画像メモリを用いて達成されるフリッカ無し信号処理に際してアドレス変化を示す図である。
【図3】図3は、第1実施例として使用される半導体記憶素子の構成を示すブロック図である。
【図4】図4Aおよび図4Bは、第1実施例を説明するための、フリッカ無し信号処理時のアドレス変化を示す図、
【図5】図5は、第2実施例として使用される半導体記憶素子の構成を示すブロック図である。
【図6】図6は、ルックアップテーブル(LUT)を示す表である。
【図7】図7Aおよび図7Bは、第2実施例を説明するための、IIRフィルタ処理時のアドレス変化を示す図である。
【図8】図8は、IIRフィルタのブロック図である。
【符号の説明】
【0149】
10……半導体記憶素子、11……記憶ユニット、12a−12h……メモリブロック、13a−13d……セレクタ、14……書き込みアドレスカウンタ、15……書き込みアドレスポインタ、16、19……差分素子、17……読み出しアドレスカウンタ、18……読み出しアドレスポインタ。

Claims (10)

  1. 所定のブロック数だけ設けられ、所定のデータ量の画像データが上記ブロック数より小さい所定の分割数に分割された分割データを書き込み、また当該書き込まれた分割データを当該分割データごとに読み出すメモリブロックと、
    上記分割データを上記ブロック数のメモリブロックに割り当てることにより、上記分割データを所定の順番で各上記メモリブロックに書き込ませる記録制御部と、
    上記画像データを2回ずつ繰り返し読み出すよう上記メモリブロックから上記分割データを読み出す際、書き込み動作中のメモリブロック以外のメモリブロックから上記書き込まれた分割データを読み出させるよう上記メモリブロックを制御する読出制御部と
    を有し、
    上記記録制御部及び上記読出制御部は、
    上記メモリブロックのうち第1のメモリブロックに対して所定の信号処理を施した上記分割データを書込む第1の動作と、上記メモリブロックのうち第2のメモリブロックに書込まれている上記分割データを読出す第2の動作と、上記メモリブロックのうち、第3のメモリブロックに書込まれている上記分割データを上記信号処理のために読出す第3の動作とを同時に実行するよう、上記書込みアドレス信号と上記読出アドレス信号とを制御する
    記憶素子。
  2. 上記画像データは、
    1フィールド又は1フレーム単位でなる
    請求項1に記載の記憶素子。
  3. 上記読出制御部は、
    上記第3の動作によって読出される上記分割データが、上記第1の動作によって書込まれる上記分割データから一単位の上記画像データ分だけ遅延するように上記書込みアドレス信号と上記読出アドレス信号とを制御する
    請求項1に記載の記憶素子。
  4. 上記信号処理を施す前の上記分割データと、上記第3の動作によって読出される上記分割データとを用いて上記第1の動作によって書込まれる上記分割データを生成することにより、上記信号処理を実行する信号処理回路と
    を有する請求項3に記載の記憶素子。
  5. 上記信号処理回路は、
    上記信号処理を施す前の上記分割データと、上記第3の動作によって読出される上記分割データとの差分値から係数値を決定し、当該信号処理を施す前の上記分割データに対して上記係数値を乗算して第1の乗算値を生成し、上記第3の動作によって読出される上記分割データに対して1から上記計数値を減算した係数差分値を乗算して第2の乗算値を生成し、上記第1及び第2の乗算値を加算して1/2を乗算することにより、上記第1の動作によって書込まれる上記分割データを生成する
    請求項4に記載の記憶素子。
  6. 上記読出制御部は、
    上記メモリブロックから読み出すべき上記書き込まれた分割データの位置を表す読出アドレス信号を生成し、当該アドレス信号の最上位ビットから数えて予定数だけのビットを、上記書込まれた分割データを読み出すべきメモリブロックを選択するための予定数の改訂済みビットで置き換え、
    上記書込制御部は、
    上記メモリブロックに対して書込むべき上記書き込まれた分割データの位置を表す書込みアドレス信号を生成し、当該アドレス信号の最上位ビットから数えて予定数だけのビットを、上記分割データを書込むべきメモリブロックを選択するための予定数の改訂済みビットで置き換える
    請求項5に記載の記憶素子。
  7. 上記読出制御部は、
    上記予定数のビットと、上記読出アドレス信号に基づいて生成される桁上げ信号との組み合わせに応じて、上記予定数の改訂済みビットを生成する
    請求項6に記載の記憶素子。
  8. 上記読出制御部は、
    予め記憶されたテーブルから上記予定数の改訂済みビットを選択する
    請求項7に記載の記憶素子。
  9. 上記メモリブロックのうち各2つのメモリブロックを対として形成された5つの記憶ユニットに対応して設けられ、当該2つのメモリブロックのうち書き込み又は読み出しの対象となる一のメモリブロックを選択する5つのセレクタ
    を有し、
    上記読出制御部は、
    上記メモリブロックから読み出すべき上記書き込まれた分割データの位置を表す読出アドレス信号を生成し、当該アドレス信号の最上位ビットから数えて予定の数だけのビット及び予め記憶されたテーブルに基づいて上記5つの記憶ユニットから読み出しの対象となる一の記憶ユニットを選択する
    請求項1に記載の記憶素子。
  10. 所定のブロック数だけ設けられ、所定のデータ量の画像データが上記ブロック数より小さい所定の分割数に分割された分割データを書き込み、また当該書き込まれた分割データを当該分割データごとに読み出すメモリブロックに対して、上記分割データを割り当てることにより、上記分割データを所定の順番で各上記メモリブロックに書き込ませる記録ステップと、
    上記画像データを2回ずつ繰り返し読み出すよう上記メモリブロックから上記分割データを読み出す際、書き込み動作中のメモリブロック以外のメモリブロックから上記書き込まれた分割データを読み出させる読出ステップとを有し、
    上記記録制御部及び上記読出制御部は、
    上記メモリブロックのうち第1のメモリブロックに対して所定の信号処理を施した上記分割データを書込む第1の動作と、上記メモリブロックのうち第2のメモリブロックに書込まれている上記分割データを読出す第2の動作と、上記メモリブロックのうち、第3のメモリブロックに書込まれている上記分割データを上記信号処理のために読出す第3の動作とを同時に実行するよう、上記書込みアドレス信号と上記読出アドレス信号とを制御する
    記憶方法。
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