JP3331626B2 - 巡回型雑音低減装置 - Google Patents

巡回型雑音低減装置

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JP3331626B2 JP17601992A JP17601992A JP3331626B2 JP 3331626 B2 JP3331626 B2 JP 3331626B2 JP 17601992 A JP17601992 A JP 17601992A JP 17601992 A JP17601992 A JP 17601992A JP 3331626 B2 JP3331626 B2 JP 3331626B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静止画像または動画中
の静止領域の雑音を低減するために用いられる巡回型雑
音低減装置の演算係数の設定に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は例えば図7に示す
ような構成であった。同図中の入力端子1より入力され
た映像信号は乗算器2によってK倍される。ここで、K
の値は0≦K≦1に設定される。乗算器2の出力は加算
器3を通って出力されると同時に単位遅延素子4に入力
される。単一遅延素子4の出力は、例えばフレームメモ
リを使用した場合には1フレーム遅延され、乗算器5に
より(1−K)倍されて加算器3に出力され、入力端子
1からの信号と加算される。一般的に、静止画像におい
ては、同一画素の雑音は各フレーム間で無相関であるか
ら、上記動作をくり返すことで映像信号の雑音成分の低
減が行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の技
術において、係数Kの値は、映像信号中に含まれる雑音
成分の量に応じて固定的に設定する方法が取られていた
ため、以下に説明するような問題があった。
【0004】例えば、K=1/2としたときの巡回加算
回数と雑音低減度について考えると以下のようになる。
初期の状態(これを1回目の巡回加算と定義する)では
入力端子1に出力される映像信号がそのまま出力端子6
より出力されるとする。2回目の加算器3では入力映像
信号の1/2倍されたものと1フレーム前の同一画素映
像信号の1/2倍されたものが加算される。ここで、映
像信号中の雑音の振幅成分をNとすると、加算器3の出
力の雑音の振幅成分は √{(KN)2 +[(1−K)N]2 }となる。 この√の中の第1項は乗算器2の出力の雑音電力、第2
項は乗算器5の出力の雑音電力を示している。ここでは
K=1/2としているので、 √{(N/2)2 +(N/2)2 }=N/√2となる。 即ち、雑音は1/√2に低減される。本明細書では、こ
の1/√2にあたる値を雑音低減度と定義する。
【0005】以下、K=1/2としたときの雑音低減度
を順次計算すると、次のようになる。
【0006】上記のK=1/2の場合の計算結果をグラ
フにすると図3のようになる。また、上述したと同様の
手法でK=2/3、K=1/10の場合も計算し、図3
中に併記した。図3よりわかるようにKの値が大きいと
雑音低減度の収束が速いが収束値が大きく、雑音低減の
効果が小さい。逆にKの値が小さいと雑音低減度の収束
値は小さくなるが収束が遅い。つまり、従来の雑音低減
装置では、静止画像の雑音を速やかに、かつ十分に低減
することができないという問題点があった。
【0007】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、雑音低減度の収束が速く、かつ収束値
の小さい雑音低減装置を提供することを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の巡回型雑音低減
装置は、入力される映像信号を係数K倍し、該入力され
た映像信号と相関をもつ過去の画像の映像信号を係数
(1−K)倍して加算するに際し、前記係数Kを、前記
映像信号同士が相関をもつ単位周期毎又は該単位周期の
整数倍毎に可変にして巡回加算演算を行い、順次、その
加算結果のデータを出力する、画像の雑音成分を低減す
る巡回型雑音低減装置において、前記巡回加算演算を行
うために、前記加算結果のデータを入力し、前記単位周
期遅延させて前記過去の画像の映像信号として出力する
単位遅延素子と、前記映像信号の静止領域の雑音レベル
を検出するために、前記単位遅延素子の入出力の差分が
所定値以下となったか否かを検出する検出手段とを備
え、前記検出手段で検出された差分が所定値以下となっ
た時点で、前記係数Kの値を固定することを特徴とす
る。
【0009】また本発明の巡回型雑音低減装置は、前記
係数Kは、初期状態を1回目の巡回加算と定義して、n
回目(n≧2)の巡回加算における係数Kn と、(n+
1)回目の巡回加算における係数Kn+1との間には、Kn
+1≦Knの関係が成立し、その雑音低減状態において少
なくとも1回はKn+1=Knとなるように係数Kの値を変
更することを特徴とするものである。
【0010】本発明の巡回型雑音低減装置の巡回加算演
算は、デユアルポートRAMを使用し、前記デユアルポー
トRAMに記憶される前記加算結果のデータを、前記映像
信号の垂直ブランキング期間内に書き換えることを特徴
とする。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】本発明の巡回型雑音低減装置は、前記映像
信号の静止領域の雑音レベルを検出する検出手段を備
え、該検出手段で検出された雑音レベルが所定値以下と
なった時点で、前記係数Kの値を固定することを特徴と
するものである。
【0015】
【作用】本発明においては、従来、固定値として設定さ
れていた係数Kの値を可変とししている。つまり、巡回
加算の回数が少ない段階ではKの値を大きくして雑音低
減度の収束を早め、巡回加算の回数が多くなるにつれて
Kの値を小さくすることによって雑音低減度収束値を小
さくすることを可能としている。
【0016】例えば、n回目の巡回加算における係数を
n と表わすとき、Kn =1/nとなるように係数Kの
値を設定すれば、雑音低減度は以下のようになる。
【0017】即ち、Kn =1/nとなるようにKの値を
変化させて巡回加算を行うと、n回目の雑音低減度は1
/√nとなる。これは、n枚の画像の加算平均を取るこ
とと同等である。Kn =1/nとした場合の各巡回加算
毎の雑音低減度を図3のグラフに併記する。図から、K
n =1/nと変化させることによって、雑音低減度の収
束が早く、かつ収束値も小さくなることが明らかであ
る。
【0018】また、係数Kの値は、Kn =1/nとする
以外にも、例えば、次の条件を満たすように設定するこ
ともできる。 1)初期状態における係数は1とする。 2)2x (Xは正の整数)回目の巡回加算における係数
は1/2X とする。 3)n(nは正の整数)回目の巡回加算における係数K
n と、(n+1)回目の巡回加算における係数Kn+1
の間にはKn+1 ≦Kn の関係が成立する。 上記の条件を満たすようにKの値を変化させた3つの例
を表1に示す。
【0019】
【表1】
【0020】また、表1の(a),(b),(c)の各
場合について、雑音低減度を計算した結果を図4〜6の
グラフに示す。図から、上記の条件を満たせば、2X
表現されない回数でのKの値が異なっても、巡回加算回
数と雑音低減度の関係はほぼ同様であり、前述したKn
=1/n(図3)の場合と同等の雑音低減効果が得られ
ることが明らかである。
【0021】
【実施例】図1は本発明の実施例による巡回型雑音低減
装置のブロック図である。図において、入力端子1から
の入力信号は記憶素子7に入力される。この記憶素子7
は、図7の従来の装置における乗算器2,5及び加算器
3の機能を集約した素子であり、例えばデュアルポート
RAM(Random Access Memory) により構成され、本実
施例ではLUT(Look Up Table) として使用している。
即ち、記憶素子7には、入力端子1の出力データ、単位
遅延素子4からの出力データ及び記憶素子7の出力デー
タの組がKの値ごとに順次格納される。
【0022】従って、記憶素子7のアドレスのビット数
は少なくとも入力映像信号の量子化ビット数と、フレー
ムメモリなどで構成される単位遅延素子4の出力ビット
数の和以上が必要である。例えば、前者が8ビット後者
が8ビットの場合、記憶素子7のアドレスとしては16
ビット(64k)が必要である。又、LUTを構成する
データのビット数としては量子化ビット数と同じビット
数が選ばれる。よって量子化ビット数が8の場合、記憶
素子7としては64K×8ビット以上の容量が要求され
る。
【0023】上記の記憶素子7のデータは、巡回加算の
各回数毎に書き換えられる。図1の例では記憶素子7を
デュアルポートRAMで構成しているため、映像信号の
1フレーム毎の垂直ブランキング期間内にデータを書き
換えることができる。これにより、Kの値が変化するこ
とになる。本実施例では、n回目の巡回加算時の係数K
n が1/nとなるように各回毎にKの値が設定される。
一例として、簡単の為量子化ビット数を2としたときの
2〜4回のLUT、即ち、記憶素子7の内容を表2〜4
に示す。同表中では10進整数表記とし、小数点以下1
位のデータを四捨五入している。
【0024】
【表2】
【0025】
【表3】
【0026】
【表4】
【0027】なお、本実施例では、図7の乗算器、加算
器を集約した機能を単一の記憶素子で実現しているが、
乗算器加算器を各々記憶素子で構成し、それぞれの記憶
素子でLUTを作るようにしてもよい。但し、この場
合、各巡回加算毎に各LUTのデータを変更しなければ
ならないため、図1のように単一の記憶素子群で構成し
た方が制御が容易となる。
【0028】さて、ここで、図1の装置における制御を
図8のフローチャートを参照して説明する。まず、初期
状態においては、記憶素子7にK=1のデータが書き込
まれる(ステップ100)。この状態で、入力端子1か
ら記憶素子7に映像信号V1が入力し(ステップ10
1)、記憶素子7から映像信号V1'(=V1 )が出力さ
れる。この映像信号V1'は出力端6から出力されると共
に、単位遅延素子4に入力される(ステップ102)。
単位遅延素子4に格納された映像信号V1'は1フレーム
遅延して記憶素子7に入力され(ステップ103)、垂
直ブランキング期間中に記憶素子7のデータが2回目の
巡回加算のためのデータ(表2のLUT)に書き換えら
れる(ステップ104)。
【0029】次いで、入力端子1から映像信号V2 が記
憶素子に入力し(ステップ105)、記憶素子7のLU
Tを検索することによって、映像信号V2'(=1/2V
1'+1/2V2 )が出力される。この映像信号V2'は、
1回目と同様に出力端6から出力されると共に、単位遅
延素子4に入力され(ステップ106)、1フレーム遅
延して、記憶素子7に入力される(107)。そして、
前回と同様に垂直ブランキング期間中に記憶素子7のデ
ータが3回目の巡回加算のためのデータ(表3のLU
T)に書き換えられ(ステップ108)、データが書き
換えられた記憶素子7に映像信号V3 が入力する(ステ
ップ109)。以上の動作を繰り返して巡回加算を行
い、n回目には、記憶素子7のデータがK=1/nのデ
ータに書き換えられ(ステップ111)、その後、映像
信号Vn が記憶素子に入力される(ステップ112)。
そして、記憶素子7のLUTの検索により映像信号Vn'
が出力される(ステップ113)。
【0030】次に、図2を参照して、本発明の別の実施
例を説明する。図2の実施例では、記憶素子7を複数設
けて、K=1,1/2,1/3,…1/nの複数のLU
Tを予め用意しておき、巡回加算毎に該当するKの値の
LUTを有している記憶素子7の出力を選択手段8によ
り選択する構成となっている。このような構成におい
て、LUTの数(記憶素子の数)を無限に設けることが
可能であれば、図中のデータ書き込みバスは不要であ
る。
【0031】しかし、実際には記憶素子7の数は限られ
ているから、記憶素子7のデータを順次書き換えること
が必要である。この際、垂直ブランキング期間内での記
憶素子7の書き換えが時間的に間に合わない場合等は、
複数のLUTの内のひとつ、例えば選択手段8により記
憶素子7-nの出力が選択されている間に他の記憶素子7
-1〜7-n-1のデータを書き換えるようにすれば良い。こ
のようにすれば、記憶素子7を多数設ける必要がなくな
る。
【0032】次に図9を参照して、図2の装置の制御を
説明する。まず、記憶素子7-1〜7-nに、K=1,1/
2,1/3,…1/nの場合のデータが書き込まれ(ス
テップ200)、次いで、映像信号V1 が記憶素子7-1
〜7-nに入力する(ステップ201)。1回目の巡回加
算では、選択手段8により記憶素子7-1の出力が選択さ
れ(ステップ202)、映像信号V1 ’(=V1 )は出
力端子6から出力される共に、単位遅延素子4に入力す
る(ステップ203)。単位遅延素子4に格納された映
像信号V1'は1フレーム遅延して記憶素子7-1〜7-n
入力される(ステップ204)。
【0033】続いて、映像信号V2 が記憶素子7-1〜7
-nに入力し(ステップ205)、記憶手段7-2の出力が
選択される(ステップ206)。記憶手段7-2からの映
像信号V2'(=1/2V1'+1/2V2 )は、1回目と
同様に、出力端子6から出力されると共に、単位遅延素
子4に入力され(ステップ207)、1フレーム遅延し
て、記憶素子7-1〜7-nに入力される(ステップ20
8)。
【0034】上記の動作を繰り返し、n回目の巡回加算
では選択手段8で記憶素子7-nの出力(K=1/n)が
選択される(ステップ209)。この映像信号Vn は出
力端子6から出力されると共に、単位遅延素子4に入力
する。これと並行して、データ書き込みバスにより、記
憶素子7-1〜7-nのLUTのデータがK=1/(n+1),1/(n
+2) …1/(2n-1)の場合のデータに書き換えられる(ステ
ップ210)。
【0035】次いで、映像信号Vn+1 が記憶素子7-1
-nに入力し(ステップ211)、選択手段8で記憶素
子7-1が選択される。記憶素子7-1からの映像信号V
n+1(={1/(n+1)}Vn'+{1-1/(1+n)}Vn+1)は出力端子6か
ら出力されると共に、単位遅延素子に入力される(ステ
ップ212)。この映像信号Vn+1 は前回と同様に1フ
レーム遅延して記憶素子7-1〜7-nに入力する(ステッ
プ213)。以下、(1+n)回目以降も同様の動作に
よって巡回加算が行われる。
【0036】さて、以上の実施例においては、Kn =1
/nとした場合について説明したが、図1、図2の構成
の装置で、次の条件を満たすようにKの値を設定するこ
ともできる。 1)初期状態における係数は1とする。 2)2x (Xは正の整数)回目の巡回加算における係数
は1/2X とする。 3)n(nは正の整数)回目の巡回加算における係数K
n と、(n+1)回目の巡回加算における係数Kn+1
の間にはKn+1 ≦Kn の関係が成立する。
【0037】また、前述の図3及び図4〜6からわかる
ように巡回加算回数が多くなるにつれて雑音低減度は収
束し、LUTのデータ書き換えと巡回加算の効果が少な
くなるため、本発明による巡回雑音低減装置からの出力
信号の雑音成分が所定のレベル以下となった状態でLU
Tの内容を固定するようにしてもよい。このようにすれ
ば、LUTの数を有限とすることができ、構成を簡略化
できる。この雑音レベルの検出は、例えば図1、2の単
位遅延素子4の入出力を比較してこの差分が所定レベル
内に収まっているか否かを調べれば良い。あるいは、単
位遅延素子4の入出力の差分の単位周期にわたる積分値
があるレベル以下であるか否かを判別するようにしても
よい。また、図3、および図4〜6の例では巡回加算回
数が8回目程度で雑音低減度はほぼ収束しているので、
雑音レベルを検出せずに、9回目以降のKの値を8回目
のKの値に固定するようにしてもよい。又、図3、およ
び図4〜6からわかるように、巡回加算回数4回目で雑
音レベルが1/2以下となるので、5回目以降の巡回加
算のKの値を4回目の巡回加算時のKの値に固定しても
良い。このように、予めKの値を固定する回数を決めて
おいても良い。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来固定
値とされていた演算係数Kを可変としたので、従来に比
較して雑音低減度の収束が速くなり、かつその収束値も
小さくなる。従って、本発明によれば、静止画像(静止
領域)の雑音成分を速やかに、かつ十分に低減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例による巡回型雑音低減装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明第2実施例による巡回型雑音低減装置の
構成を示すブロック図である。
【図3】Kの値を固定した場合と可変(Kn =1/n)
とした場合の巡回加算回数と雑音低減度の関係を示すグ
ラフである。
【図4】Kの値を表1の(a)のように変化させた場合
の巡回加算回数と雑音低減度の関係を示すグラフであ
る。
【図5】Kの値を表1の(b)のように変化させた場合
の巡回加算回数と雑音低減度の関係を示すグラフであ
る。
【図6】Kの値を表1の(c)のように変化させた場合
の巡回加算回数と雑音低減度の関係を示すグラフであ
る。
【図7】従来の巡回型雑音低減装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】本発明第1実施例における制御を説明するため
のフローチャート図である。
【図9】本発明第2実施例における制御を説明するため
のフローチャート図である。
【符号の説明】 1…入力端子、4…単位遅延素子、6…出力端子、7…
記憶素子、8…選択手段。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−126380(JP,A) 特開 平2−26478(JP,A) 特開 昭63−31276(JP,A) 特開 昭61−177073(JP,A) 特開 平1−117583(JP,A) 特開 昭62−256178(JP,A) 特開 昭63−204475(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/14 - 5/217

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される映像信号を係数K倍し、該入
    力された映像信号と相関をもつ過去の画像の映像信号を
    係数(1−K)倍して加算するに際し、前記係数Kを、
    前記映像信号同士が相関をもつ単位周期毎又は該単位周
    期の整数倍毎に可変にして巡回加算演算を行い、順次、
    その加算結果のデータを出力する、画像の雑音成分を低
    減する巡回型雑音低減装置において、前記巡回加算演算を行うために、前記加算結果のデータ
    を入力し、前記単位周期遅延させて前記過去の画像の映
    像信号として出力する単位遅延素子と、 前記映像信号の静止領域の雑音レベルを検出するため
    に、前記単位遅延素子の入出力の差分が所定値以下とな
    ったか否かを検出する検出手段とを備え、 前記検出手段で検出された差分が所定値以下となった時
    点で、前記係数Kの値を固定することを 特徴とする巡回
    型雑音低減装置。
  2. 【請求項2】 前記係数Kは、初期状態を1回目の巡回
    加算と定義して、n回目(n≧2)の巡回加算における
    係数Kn と、(n+1)回目の巡回加算における係数K
    n+1との間には、Kn+1≦Knの関係が成立し、その雑音
    低減状態において少なくとも1回はKn+1=Knとなるよ
    うに係数Kの値を変更することを特徴とする請求項1に
    記載の巡回型雑音低減装置。
  3. 【請求項3】 前記巡回加算演算は、デユアルポートRA
    Mを使用し、前記デユアルポートRAMに記憶される前記加
    算結果のデータを、前記映像信号の垂直ブランキング期
    間内に書き換えることを特徴とする請求項1に記載の巡
    回型雑音低減装置。
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