JPH09114970A - 画像データ記憶装置 - Google Patents

画像データ記憶装置

Info

Publication number
JPH09114970A
JPH09114970A JP26824395A JP26824395A JPH09114970A JP H09114970 A JPH09114970 A JP H09114970A JP 26824395 A JP26824395 A JP 26824395A JP 26824395 A JP26824395 A JP 26824395A JP H09114970 A JPH09114970 A JP H09114970A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image data
data
frame memory
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26824395A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutada Endou
安土 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP26824395A priority Critical patent/JPH09114970A/ja
Publication of JPH09114970A publication Critical patent/JPH09114970A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Input (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 複数のフレームメモリの記憶容量を効率的に
活用する。 【解決手段】 画像データとフレームメモリとを対応さ
せて記憶するアドレス記憶手段904、及び記憶される
べき画像データの画素データ数が、1のフレームメモリ
の記憶容量以下のときは、1のフレームメモリを指定
し、画素データの数が1のフレームメモリの記憶容量を
越えているときは、画像データの画素データの数に応じ
て、2以上のフレームメモリを指定するとともに、指定
したフレームメモリへの画像データの記憶順序を指定す
るアドレス指定手段902を備え、アドレス記憶手段9
04が、どの画像データがどのフレームメモリに、どの
ような順序で、分割されて記憶されているかを記憶し
て、フレームメモリに記憶された画像データを出力させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データ記憶装
置に関するものであり、さらに詳細には、画素数の異な
る画像データを効率的に記憶することができ、バッファ
機能を有する画像データ記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ネガフイルム、リバーサルフイルムある
いはカラープリントなどに記録されたカラー画像を、C
CDなどの光電変換素子によって光電的に読み取り、デ
ィジタル信号に変換して、画像データとして、フレーム
メモリなどの画像データ記憶手段に記憶し、さらに、画
像データ記憶手段に記憶された画像データに画像処理を
施して、カラーペーパーなどの記録材料あるいはCRT
などの表示手段上に再生するカラー画像再生システムが
提案されている。かかるカラー画像再生システムにおい
ては、画像読み取り装置によって、次々に、カラー画像
を読み取り、得られた画像データに、画像処理装置によ
り、濃度処理、階調処理、色調処理、倍率変換等の画像
処理を施した後、次々に、画像データを画像出力装置に
送って、カラー画像を再生するように構成されている
が、画像出力装置におけるカラー画像の再生速度、すな
わち、画像データの処理速度は、画像読み取り装置によ
って読み取られ生成される画像データの生成速度に比し
て、遅く、したがって、画像読み取り装置によって生成
され、画像処理装置により、画像処理が施された画像デ
ータを記憶する画像出力装置の画像データ記憶装置は、
バッファ機能を有していることが必要になる。ことに、
カラー画像をカラーペーパーなどの記録材料上に再生す
る場合には、所定の速度で搬送されている長尺のカラー
ペーパーなどの記録材料をレーザ光で露光した後、現像
処理、定着処理、乾燥処理などを施して、カラー画像が
再生され、カラーペーパーなどの記録材料の搬送という
機械的作業および現像処理などの化学的処理が必要とさ
れるだけでなく、カラーペーパーをカットするためのリ
ザーブ処理などを必要とし、露光も断続的に行わざるを
得ないため、1コマの画像データ当たりの処理時間は、
画像読み取り装置における1コマのカラー画像の読み取
りや画像処理装置における1コマのカラー画像に対応す
る画像データの処理速度に比して、長くなることは避け
られないので、画像出力装置の画像データ記憶装置は、
バッファ機能を有していることが必要不可欠である。
【0003】そこで、かかるカラー画像再生システムの
画像出力装置は、複数のフレームメモリからなる画像デ
ータ記憶装置を備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さらに、かかるカラー
画像再生システムにあっては、種々のサイズのカラー画
像が再生可能であることが要求され、これに対応して、
画像処理装置から、画素データの数の異なる画像データ
が入力されるため、画像出力装置の画像データ記憶装置
は、再生すべき最大サイズのカラー画像に対応した画素
データ数を有する画像データを記憶することができるだ
けの容量を有していなければならない。すなわち、この
ようなカラー画像再生システムは、通常の写真の場合と
同様に、ネガフイルムもしくはリバーサルフイルムまた
はカラープリントなどに記録されたカラー画像を、ある
場合には、いわゆるLサイズのカラー画像として再生
し、ある場合には、いわゆるEサイズのカラー画像とし
て再生し、また、ある場合には、いわゆる四つ切りサイ
ズなどの他のサイズのカラー画像として再生することが
可能なように構成されている。したがって、画像処理装
置には、画像読み取り装置によって生成された画像デー
タの画素データの数を増減させるディジタル倍率変換手
段が設けられており、画像出力装置の画像データ記憶装
置は、このディジタル倍率変換手段によって、再生すべ
きカラー画像のサイズに対応した画素データ数を有する
ように変換された画像データを記憶することが要求さ
れ、再生すべき最大サイズのカラー画像に対応した画素
データ数を有する画像データを記憶することができるだ
けの容量を有していなければならない。
【0005】このように、画像出力装置の画像データ記
憶装置は、バッファ機能を有している必要があり、か
つ、再生すべき最大サイズのカラー画像に対応した画素
データ数を有する画像データを記憶することができるだ
けの容量を有していなければならないため、従来は、画
像出力装置の画像データ記憶装置は、再生すべき最大サ
イズのカラー画像に対応した画素データ数を有する画像
データを記憶可能な複数のフレームメモリを有してい
た。しかしながら、画像データ記憶装置を構成するフレ
ームメモリとして、再生すべき最大サイズのカラー画像
に対応した画素データ数を有する画像データを記憶可能
な容量を有するものを用いると、再生すべきカラー画像
のサイズが最大サイズより小さいときには、画像データ
の画素データ数が少なく、画像データをあるフレームメ
モリに記憶したときに、そのフレームメモリには、画像
データが記憶されていないメモリ領域が存在することに
なって、画像データ記憶装置を構成するフレームメモリ
を有効に活用することができないという問題があった。
このようなカラー画像再生システム用の画像出力装置の
画像データ記憶装置にかぎらず、バッファ機能を有し、
画素データの数の異なる画像データを記憶することが要
求される画像データ記憶装置は、同様な問題を有してい
る。
【0006】したがって、本発明は、バッファ機能を有
し、画素データの数の異なる画像データを記憶すること
が要求され、複数のフレームメモリを有する画像データ
記憶装置であって、複数のフレームメモリの記憶容量を
効率的に活用することのできる画像データ記憶装置を提
供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
複数のフレームメモリを備え、前記各フレームメモリ
が、記憶すべき画像データの最大画素データ数よりも小
さい記憶容量を有し、さらに、前記画像データとその画
像データが記憶されているフレームメモリを対応させて
記憶するアドレス記憶手段と、記憶すべき前記画像デー
タの画素データ数を検出する画素データ数検出手段と、
該画素データ数検出手段の検出結果に基づき、記憶され
るべき前記画像データの画素データの数が、1のフレー
ムメモリの記憶容量以下のときは、前記アドレス記憶手
段にアクセスして、1のフレームメモリを指定し、記憶
されるべき前記画像データの画素データの数が、1のフ
レームメモリの記憶容量を越えているときは、前記アド
レス記憶手段にアクセスして、前記画像データの画素デ
ータの数に応じて、2以上のフレームメモリを指定する
とともに、指定したフレームメモリへの前記画像データ
の記憶順序を指定し、アドレス信号を出力するアドレス
指定手段とを備え、前記アドレス記憶手段が、前記アド
レス指定手段から出力されるアドレス信号に基づき、前
記画像データが1のフレームメモリに記憶されていると
きは、どの画像データがどのフレームメモリに記憶され
ているかを記憶し、前記画像データが2以上のフレーム
メモリに記憶されているときは、どの画像データが、ど
のフレームメモリに、どのような順序で、分割されて記
憶されているかを記憶するように構成され、さらに、前
記アドレス記憶手段の出力信号に基づいて、前記フレー
ムメモリに記憶された画像データを選択的に出力させる
画像データ出力手段を備えた画像データ記憶装置により
達成される。
【0008】本発明によれば、画像データ記憶装置は、
複数のフレームメモリを備えているので、バッファ機能
を有しており、また、画像データ記憶装置を構成する各
フレームメモリの記憶容量は、記憶すべき画像データの
最大画素データ数よりも小さいが、画素データ数検出手
段が、各フレームメモリの記憶容量よりも記憶すべき画
像データの画素データ数が大きいと判定したときは、ア
ドレス指定手段によって、2以上のフレームメモリが指
定されて、画像データは2以上のフレームメモリに、ア
ドレス指定手段により指定される順序で分割されて、記
憶されるから、各フレームメモリの記憶容量を越える画
素データ数を有する画像データも記憶することができ、
各フレームメモリの記憶容量を、記憶すべき画像データ
の最大画素データ数に対応させる必要がなく、画像デー
タ記憶装置を構成するフレームメモリの記憶容量を効率
的に活用することが可能になる。本発明の好ましい実施
態様においては、前記各フレームメモリの記憶容量が、
記憶される頻度を最も多い画像データの画素データ数に
対応するように定められている。各フレームメモリの記
憶容量を越える画素データ数を有する画像データを、2
以上のフレームメモリに分割して、記憶するように、画
像データ記憶装置を構成する場合、各フレームメモリの
記憶容量を、記憶すべき画像データのうち、最小の画素
データ数を有する画像データに対応するように定めれ
ば、フレームメモリの総容量を最小にすることができ、
各フレームメモリの記憶容量を最も効率的に活用するこ
とが可能になるが、そのように、各フレームメモリの記
憶容量を定めたときには、フレームメモリの数が多くな
り、これに対応して、入出力回路の数も多くなり、経済
的でない。しかるに、本発明の好ましい実施態様によれ
ば、前記各フレームメモリの記憶容量が、記憶される頻
度が最も多い画像データの画素データ数に対応するよう
に定められているので、大多数の画像データは、1つの
フレームメモリに記憶することができ、入出力回路の数
を増大させることなく、フレームメモリの画像データが
記憶されていないメモリ領域を大幅に減少させて、フレ
ームメモリの記憶容量を効率的に活用することが可能に
なる。
【0009】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記各フレームメモリに対し、入力データバス、出
力データバスがそれぞれ接続されている。本発明のさら
に好ましい実施態様によれば、画像データをあるフレー
ムメモリに入力している間に、他のフレームメモリから
画像データを出力することが可能になり、画像データの
入出力時間を短縮することができる。本発明の他の好ま
しい実施態様においては、前記画像データ記憶装置が、
カラー画像を光電的に読み取り、画像データを生成する
画像読み取り装置と、該画像データ読み取り装置により
生成された画像データに画像処理を施す画像処理装置
と、該画像処理装置によって画像処理が施された画像デ
ータに基づいて、カラー画像を再生する画像出力装置を
備えたカラー画像再生システム用の画像出力装置の画像
データ記憶装置で、前記画像処理装置から、前記画像出
力装置に送られる画像データを記憶するように構成され
ている。カラー画像を光電的に読み取り、画像データを
生成する画像読み取り装置と、画像データ読み取り装置
により生成された画像データに画像処理を施す画像処理
装置と、画像処理装置によって画像処理が施された画像
データに基づいて、カラー画像を再生する画像出力装置
を備えたカラー画像再生システム用の画像出力装置にお
いては、画像読み取り装置および画像処理装置に比し
て、画像データを処理するために長い時間を要するた
め、画像出力装置の画像データ記憶装置は、バッファ機
能を有していることが必要とされ、また、かかるカラー
画像再生システムにおいては、種々のサイズで、カラー
画像を再生することが要求され、そのため、画像処理装
置から、種々の画素データ数を有する画像データが、画
像出力装置に送られ、画像出力の画像データ記憶装置
は、これら画素データ数の異なる画像データを効率的に
記憶することが要求されるが、本発明の他の好ましい実
施態様によれば、画像データ記憶装置は、かかる要求を
充足することができる。
【0010】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記各フレームメモリが、それぞれ、R(赤)、G
(緑)、B(青)の三色に対応する画像データを記憶す
るRデータフレームメモリ、Gデータフレームメモリ、
Bデータフレームメモリからなるフレームメモリユニッ
トによって構成されている。本発明のさらに好ましい実
施態様においては、前記各フレームメモリを構成するR
データフレームメモリ、Gデータフレームメモリ、Bデ
ータフレームメモリに対して、それぞれ、入力データバ
ス、出力データバスが接続されている。本発明のさらに
好ましい実施態様においては、前記各フレームメモリの
記憶容量が、Lサイズのカラー画像に対応する画像デー
タの画素データ数に対応するように定められている。本
発明のさらに好ましい実施態様によれば、現在、カラー
ペーパー上に、カラー画像として再生される頻度が最も
多いLサイズのカラー画像に対応する画像データの画素
データ数に対応するように、各フレームメモリの記憶容
量が定められているから、画像読み取り装置によって読
み取られて生成され、画像処理が施されて、画像出力装
置に入力された画像データを、きわめて、効率的に、記
憶することが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の好ましい実施態様につき、詳細に説明を加える。
尚、本明細書において、「フレームメモリの記憶容量
が、画像データの画素データ数に合致する。」とは、フ
レームメモリが、画像データを過不足無く記憶できるこ
と、即ち、フレームメモリが、この画像データを記憶す
るのに必要十分の記憶容量を有し、且つ、該画像データ
を記憶した際、無駄になる記憶領域が少ないことを指
す。図1は、本発明の好ましい実施態様にかかる画像出
力装置の画像データ記憶装置を含むカラー画像再生シス
テムのブロックダイアグラムである。図1に示されるよ
うに、カラー画像再生システムは、カラー画像を読み取
り、ディジタル化された画像データを生成する画像読み
取り装置1、画像読み取り装置1により生成された画像
データに所定の画像処理を施す画像処理装置5および画
像処理装置により画像処理が施された画像データに基づ
いて、カラー画像を再生する画像出力装置8とを備えて
いる。画像読み取り装置1としては、ネガフイルムある
いはリバーサルフイルムなどのフイルムFに記録された
カラー画像を光電的に読み取る透過型画像読み取り装置
とカラープリントPに記録されたカラー画像を光電的に
読み取る反射型画像読み取り装置を、選択的に、画像処
理装置5に接続することにより、ネガフイルムあるいは
リバーサルフイルムなどのフイルムFに記録されたカラ
ー画像およびカラープリントPに記録されたカラー画像
のいずれをも、再生することができるように構成されて
いる。
【0012】図2は、画像データを生成するカラー画像
再生システム用の透過型画像読み取り装置の概略図であ
る。図2において、透過型画像読み取り装置10は、ネ
ガフイルムあるいはリバーサルフイルムなどのフイルム
Fに記録されたカラー画像に、光を照射して、フイルム
を透過した光を検出することにより、カラー画像を光電
的に読み取り可能に構成されており、光源11、光源1
1から発せられた光の光量を調整可能な光量調整ユニッ
ト12、光源11から発せられた光を、R(赤)、G
(緑)およびB(青)の三色に分解する色分解ユニット
13、光源11から発せられた光がフイルムFに一様に
照射されるように、光を拡散させる拡散ユニット14、
フイルムFを透過した光を光電的に検出するCCDエリ
アセンサ15およびフイルムFを透過した光をCCDエ
リアセンサ15に結像させるレンズ16を備えている。
透過型画像読み取り装置10は、さらに、CCDエリア
センサ15により光電的に検出され、生成されたR、
G、Bの画像信号を増幅する増幅器17、画像信号をデ
ィジタル化するA/D変換器18、A/D変換器18に
よりディジタル化された画像信号に対して、画素毎の感
度のバラツキや暗電流の補正処理を施すCCD補正手段
19およびR、G、Bの画像データを濃度データに変換
するログ変換器20を備えている。ログ変換器20は、
インターフェイス21に接続されている。
【0013】フィルムFは、キャリア22により保持さ
れ、キャリア22に保持されたフィルムFは、モータ2
3により駆動される駆動ローラ24によって、所定の位
置に送られて、停止状態に保持され、1コマのカラー画
像の読み取りが完了すると、1コマ分、送られるように
構成されている。図2において、25は、画面検出セン
サであり、フイルムFに記録されたカラー画像の濃度分
布を検出し、検出した濃度信号を透過型画像読取り装置
10を制御するCPU26に出力するものであり、この
濃度信号に基づき、CPU26は、フィルムFに記録さ
れたカラー画像の画像位置を算出し、カラー画像の画面
位置が所定の位置に達したと判定すると、モータ23の
駆動を停止させるように構成されている。図3は、画像
データを生成するカラー画像再生システム用の反射型画
像読み取り装置30の概略図である。図3に示されるよ
うに、反射型画像読み取り装置30は、カラープリント
Pに記録されたカラー画像に、光を照射して、カラープ
リントPにより反射された光を検出することにより、カ
ラー画像を光電的に読み取り可能に構成されており、光
源31、光源31から発せられ、カラープリントPの表
面で反射された光を反射するミラー32、カラープリン
トPの表面で反射された光のR、G、Bの感度を調整す
るカラーバランスフイルタ33、カラープリントPの表
面で反射された光の光量を調節可能な光量調整ユニット
34、カラープリントPにより反射された光を光電的に
検出するCCDラインセンサ35およびカラープリント
Pにより反射された光をCCDラインセンサ35に結像
させるレンズ36を備えている。CCDラインセンサ3
5は、R、G、Bの三色に対応した3ラインセンサによ
って構成され、光源31およびミラー32を矢印の方向
に移動させつつ、CCDラインセンサ35によって、カ
ラープリントPから反射された反射光を検出することに
より、カラープリントPに記録されたカラー画像が二次
元的に読み取られる。
【0014】反射型画像読み取り装置30は、さらに、
CCDラインセンサ35により光電的に検出され、生成
されたR、G、Bの画像信号を増幅する増幅器37、画
像信号をディジタル化するA/D変換器38、A/D変
換器38によりディジタル化された画像信号に対して、
画素毎の感度のバラツキや暗電流の補正処理を施すCC
D補正手段39およびR、G、Bの画像データを濃度デ
ータに変換するログ変換器40を備えている。ログ変換
器40は、インターフェイス41に接続されている。反
射型画像読み取り装置30において、カラープリントP
は、キャリア(図示せず)により静止状態に保持され、
光源31およびミラー32は、駆動手段(図示せず)に
よって、矢印の方向に、移動されるように構成されてい
る。反射型画像読取り装置30は、CPU46により制
御されている。図4および図5は、本発明の好ましい実
施態様にかかる画像出力装置の画像出口記憶装置が使用
されるカラー画像再生システムで使用される、画像処理
装置5のブロックダイアグラムである。図4および図5
に示されるように、画像処理装置5は、透過型画像読取
り装置10のインターフェイス21および反射型画像読
取り装置30のインターフェイス41と接続可能なイン
ターフェイス48と、画像読み取り装置1によって生成
され、ライン毎に送られて来る画像データの隣接する4
つの画素データの値を加算して、平均し、1つの画素デ
ータとする加算平均演算手段49と、画像データを1ラ
イン毎に、交互に記憶する第1のラインバッファ50a
および第2のラインバッファ50bと、ラインバッファ
50a、50bに記憶されたラインデータが転送され、
フイルムFに記録された1コマのカラー画像あるいは1
枚のカラープリントPに記録されたカラー画像に対応す
る画像データを記憶する第1のフレームメモリユニット
51、第2のフレームメモリユニット52、第3のフレ
ームメモリユニット53を備えている。
【0015】本実施態様においては、フイルムFに記録
された1コマのカラー画像あるいは1枚のカラープリン
トPに記録されたカラー画像を、画像読み取り装置1に
よって、一旦、読み取り、ディジタル画像データを生成
し、この第1の読み取り(先読み)によって得られた画
像データに基づいて、画像処理装置5により、第2の読
み取り(本読み)のための画像読み取り条件を設定し、
再度、カラー画像の読み取り(本読み)を実行して、デ
ィジタル画像データを生成するように構成されており、
第1のフレームメモリユニット51には、第1の読み取
りである先読みにより得られた画像データが、第2のフ
レームメモリユニット52および第3のフレームメモリ
ユニット53には、第2の読み取りである本読みによっ
て得られた画像データが、それぞれ、記憶されるように
構成されている。図6は、第1のフレームメモリユニッ
ト51、第2のフレームメモリユニット52および第3
のフレームメモリユニット53の詳細を示すブロックダ
イアグラムである。図6に示されるように、画像処理装
置5は、カラー画像を読み取って生成された画像データ
を処理するため、第1のフレームメモリユニット51、
第2のフレームメモリユニット52および第3のフレー
ムメモリユニット53は、それぞれ、R(赤)、G
(緑)、B(青)に対応する画像データを記憶するRデ
ータメモリ51R、Gデータメモリ51GおよびBデー
タメモリ51B、Rデータメモリ52R、Gデータメモ
リ52GおよびBデータメモリ52BならびにRデータ
メモリ53R、Gデータメモリ53GおよびBデータメ
モリ53Bを備えている。図6においては、第1のフレ
ームメモリユニット51に、先読みによって得られた画
像データが入力され、第2のフレームメモリユニット5
2に記憶された画像データが出力されている状態が示さ
れている。
【0016】画像処理装置5は、画像処理装置5全体を
制御するCPU60を備えている。CPU60は、透過
型画像読取り装置10を制御するCPU26あるいは反
射型画像読取り装置30を制御するCPU46と通信線
(図示せず)を介して、通信可能で、且つ、後述する画
像手段装置8を制御するCPU79と通信線(図示せ
ず)を介して、通信可能に構成されている。CPU60
は、第1のフレームメモリ51に記憶された先読みによ
って得られた画像データに基づき、カラー画像の本読み
をおこなうための画像読み取り条件および必要に応じ
て、画像処理条件を修正することができるように構成さ
れている。すなわち、CPU60は、先読みによって得
られた画像データに基づき、本読みの際、CCDエリア
センサ15あるいはCCDラインセンサ35のダイナミ
ックレンジを効率良く利用可能なように、本読みのため
の画像読み取り条件を決定して、読み取り制御信号を、
透過型画像読み取り装置10のCPU26あるいは反射
型画像読み取り装置30のCPU46に出力する。読取
り制御信号が入力されると、透過型画像読取り装置10
のCPU26あるいは反射型画像読取り装置30のCP
U46は、光量調整ユニット12あるいは光量調整ユニ
ット34により調整される光量およびCCDエリアセン
サ15あるいはCCDラインセンサ35の蓄積時間を制
御する。同時に、CPU60は、得られた画像データに
基づいて、最適な濃度、階調および色調を有するカラー
画像をカラーペーパー上に再生可能なように、後述する
第1の画像処理手段および第2の画像処理手段による画
像処理のパラメータなどの画像処理条件を修正する制御
信号を、必要に応じて、第1の画像処理手段および第2
の画像処理手段に出力する。
【0017】このように、先読みにより得られた画像デ
ータは、もっぱら、本読みのための画像読み取り条件お
よび画像処理条件を決定するために使用されるものであ
るので、データ量は少なくてよく、また、後述のよう
に、本実施態様においては、先読みにより得られた画像
データに基づき、カラー画像をCRTに再生して、再生
されたカラー画像を観察することにより、オペレータが
画像処理条件を設定することができるように構成されて
おり、先読みにより得られた画像データのデータ量は、
画像処理装置5により、CRTにカラー画像を再生可能
なデータ量に減少させられて、第1のフレームメモリユ
ニット51に記憶される。したがって、透過型画像読み
取り装置10においては、先読み時に、CCDエリアセ
ンサ15が奇数フィールドおよび偶数フィールドの画像
データのみを読み取り、また、反射型画像読取り装置に
おいては、先読み時に、光源31およびミラー32の移
動速度、すなわち、副走査速度を2倍にすることによっ
て、本読みの場合に比して、読み取る画像データのデー
タ量が少なくなるように、画像読取り装置1が構成さ
れ、さらに、画像処理装置5の加算平均演算手段49
が、ライン毎に送られて来た画像データの隣接する4つ
の画素データの値を加算して、平均し、1つの画像デー
タとすることにより、画像データの各ラインの画素デー
タ数を1/4に減らし、第1のラインバッファ50a、
第2のラインバッファ50bに、1ライン毎に、交互に
記憶させ、一方のラインバッファ50a又は50bに記
憶された画像データのみを、第1のフレームメモリユニ
ット51に記憶させることにより、先読みにより得られ
た画像データの画素データ数を1/16に減少させるよ
うに、画像処理装置5が構成されている。従って、本読
みによって得られる画像データを記憶する第2のフレー
ムメモリユニット52および第3のフレームメモリユニ
ット53は、ネガフイルムあるいはリバーサルフイルム
などのフイルムFに記録された1コマ分のカラー画像あ
るいは1枚のカラープリントPに記録されたカラー画像
を読み取って得た画像データを記憶することのできる容
量を有しているが、先読みによって得られた画像データ
を記憶する第1のフレームメモリユニット51として
は、第2のフレームメモリユニット52および第3のフ
レームメモリユニット53よりも、はるかに容量の小さ
いものが用いられている。
【0018】画像処理装置5は、さらに、第2のフレー
ムメモリユニット52および第3のフレームメモリユニ
ット53に記憶された画像データに、所望の濃度、階調
および色調で、カラーペーパー上にカラー画像が再生可
能なように、ルックアップテーブルやマトリックス演算
により、階調補正、色変換、濃度変換などの画像処理を
施す第1の画像処理手段61ならびに第1のフレームメ
モリユニット51に記憶された画像データに、所望のよ
うな画質で、後述するCRTの画面にカラー画像が再生
可能なように、ルックアップテーブルやマトリックス演
算により、階調補正、色変換、濃度変換などの画像処理
を施す第2の画像処理手段62を備えている。第2のフ
レームメモリユニット52および第3のフレームメモリ
ユニット53の出力は、セレクタ55に接続され、セレ
クタ55により、第2のフレームメモリユニット52お
よび第3のフレームメモリユニット53のいずれかに記
憶された画像データが選択的に第1の画像処理手段61
に入力されるように構成されている。第1のフレームメ
モリユニット51、第2のフレームメモリユニット52
および第3のフレームメモリユニット53の入力バス6
3および出力バス64とは別に、データバス65が設け
られており、データバス65には、カラー画像再生シス
テム全体を制御するCPU60、CPU60の動作プロ
グラムを格納したメモリ66、画像データを記憶して、
保存可能なハードディスク67、CRT68、キーボー
ド69、他のカラー画像再生システムと通信回線を介し
て接続される通信ポート70、透過型画像読み取り装置
10のCPU26あるいは反射型画像読み取り装置30
のCPU46との通信線などが接続されている。
【0019】第1の画像処理手段61は、データ合成手
段75に接続され、データ合成手段75には、合成デー
タメモリ76が接続されている。合成データメモリ76
は、R(赤)、G(緑)、B(青)に対応する図形、文
字などの画像データを記憶するRデータメモリ76R、
Gデータメモリ76GおよびBデータメモリ76Bを備
えており、フィルムFあるいはカラープリントPに記録
されたカラー画像を読み取って得た画像データと合成し
て、後述する画像出力装置8によって、カラーペーパー
上に、カラー画像が再生されるときに、カラー画像と合
成されるべき図形、文字などの画像データを記憶してい
る。データ合成手段75は、インターフェイス77に接
続されている。図7は、画像処理装置により処理された
画像データに基づき、カラーペーパー上に、カラー画像
を再生するカラー画像再生システム用の画像出力装置8
の概略図である。図7において、画像出力装置8は、画
像処理装置5のインターフェイス77と接続可能なイン
ターフェイス78と、画像出力装置8を制御するCPU
79と、後述するように複数のフレームメモリユニット
からなり、画像処理装置5から入力された画像データを
一時的に記憶するバッファである画像データメモリ8
0、画像データをアナログ信号に変換するD/A変換器
81、レーザ光照射手段82と、レーザ光の強度を変調
させる変調信号を出力する変調器駆動手段83を備えて
いる。CPU79は、画像処理装置5のCPU60と通
信線(図示せず)を介して、通信可能に構成されてい
る。更に、CPU79からの制御信号に基づき、画像デ
ータメモリ80への画像データの入出力を制御する画像
データメモリ制御手段850等が設けられている。
【0020】図8は、画像出力装置8内に設けられた画
像データメモリ80および画像データ制御手段850の
構成を示すブロックダイアグラムである。画像データメ
モリ80は、11のフレームメモリユニット801、8
02、803、804、805、806、807、80
8、809、810、811を備えており、各フレーム
メモリユニット801、802・・・・・811は、そ
れぞれ、R、G、Bに対応する画像データを記憶する3
つのフレームメモリ、すなわち、Rデータメモリ801
R、Gデータメモリ801GおよびBデータメモリ80
1B、Rデータメモリ802R、Gデータメモリ802
GおよびBデータメモリ802B、・・・、Rデータメ
モリ811R、Gデータメモリ811GおよびBデータ
メモリ811Bを備えている。さらに、各フレームメモ
リユニット801、802・・・・811には、インタ
ーフェイス77、78を介して画像処理装置5のデータ
合成手段75の出力に接続された入力データバス820
と、画像出力装置8のD/A変換器81の入力に接続さ
れた出力データバス830とが、それぞれ、接続されて
いる。各フレームメモリユニット801、802・・・
・・・811には、画像データメモリ制御手段850か
らの入力アドレスバス840および出力アドレスバス8
60が、それぞれ、接続されている。
【0021】各フレームメモリユニット801、802
・・・・811を構成するRデータメモリ801R、・
・・・811R、Gデータメモリ801G、・・・・8
11G、Bデータメモリ801B、・・・・811B
は、16メガビットのDRAMによって構成されてお
り、その記憶容量は、カラー画像が再生されるカラープ
リントのサイズとして、最も一般的な(多用される)L
サイズのカラー画像に対応する画素データ数の画像デー
タを、丁度、記録することのできる容量である。本実施
態様においては、各フレームメモリユニット801、8
02・・・・811は、Lサイズのカラー画像に対応す
る画像データを、過不足なく、記憶することができるよ
うに選定されている。画像データメモリ80を制御する
画像データメモリ制御手段850は、画像データメモリ
80の各フレームメモリユニット801、802・・・
・811に記憶すべき画像データの画素データ数を検出
する画素データ数検出手段900と、画素データ数検出
手段900の検出結果に基づき、画像データを記憶させ
るフレームメモリユニット801、802・・・・81
1を指定するアドレス指定手段902と、画像データと
その画像データが記憶されているフレームメモリユニッ
ト801、802・・・・811とを対応させて記憶し
ているアドレス記憶手段904と、フレームメモリユニ
ット801、802・・・・811に記憶された画像デ
ータを、選択的に、出力データバス830に出力するセ
レクタ906とを備えている。アドレス指定手段902
は、画素データ数検出手段900の検出結果に基づい
て、記憶すべき画像データの画素データ数が1つのフレ
ームメモリユニット801、802・・・・811の記
憶容量以下のときは、アドレス記憶手段904にアクセ
スして、画像データを記憶可能な1のフレームメモリユ
ニット801、802・・・・811を指定して、画像
データを記憶させ、記憶すべき画像データの画素データ
数が1つのメモリユニットの記憶容量より大きいとき
は、アドレス記憶手段904にアクセスして、画像デー
タを記憶可能な2以上のフレームメモリユニット80
1、802・・・・811を、画像データの画素データ
数にしたがって、指定するとともに、画像データを分割
して、記憶させる2以上のフレームメモリユニット80
1、802・・・・811への画像データの記憶順序を
指定するアドレス信号を、アドレス記憶手段904に出
力し、アドレス記憶手段904に、画像データとその画
像データが記憶されているフレームメモリユニット80
1、802・・・・811とを対応させて、記憶させる
ように構成されている。本実施態様においては、オペレ
ータが、キーボード69を操作して、再生するべきカラ
ー画像のサイズを指定すると、指示信号が、データバス
65を介して、画素データ数検出手段900に入力さ
れ、画素データ数検出手段900は、オペレータによっ
て指定されたカラー画像のサイズにしたがって、画像デ
ータの画素データ数を検出し、オペレータが、とくに、
再生するべきカラー画像のサイズを指定していないとき
は、Lサイズが指定されたものと判定するように構成さ
れている。
【0022】図9は、レーザ光照射手段82の概略図で
あり、レーザ光照射手段82は、赤色の半導体レーザ光
源84a、84b、84cを備え、半導体レーザ光源8
4bにより発せられたレーザ光は、波長変換手段85に
より、緑色のレーザ光に変換され、半導体レーザ光源8
4cにより発せられたレーザ光は、波長変換手段86に
よって、青色のレーザ光に変換される。半導体レーザ光
源84aから発せられた赤色レーザ光、波長変換手段8
5によって、波長が変換された緑色レーザ光及び波長変
換手段86によって、波長が変換された青色レーザ光
は、それぞれ、音響光学変調器(AOM)等の光変調器
87R、87G、87Bに入射するように構成されてお
り、光変調器87R、87G、87Bには、それぞれ、
変調器駆動手段83から変調信号が入力され、変調信号
に応じて、レーザ光の強度が変調されるように構成され
ている。光変調器87R、87G、87Bによって、強
度が変調されたレーザ光は、反射ミラー88R、88
G、88Bにより反射されて、ポリゴンミラー89に入
射する。画像出力装置8は、カラーペーパー90をロー
ル状に収納したマガジン91を備え、カラーペーパー9
0は、所定の搬送経路に沿って副走査方向に搬送される
ように構成されている。、カラーペーパー90の搬送経
路には、カラープリント1枚分の長さに相当する間隔毎
に、カラーペーパー90の側縁部に、基準孔を穿つ穿孔
手段92が設けられており、画像出力装置8内において
は、この基準孔にしたがって、カラーペーパー90の搬
送と他の手段の駆動との同期が図られている。
【0023】光変調器87R、87G、87Bにより変
調されたレーザ光は、ポリゴンミラー89によって、主
走査方向に走査され、fθレンズ93を介して、カラー
ペーパー90を露光する。ここに、カラーペーパー90
は、副走査方向に搬送されているため、その全面が、レ
ーザ光によって露光される。ここに、副走査方向のカラ
ーペーパー90の搬送速度は、レーザ光の主走査速度、
すなわち、ポリゴンミラー89の回転速度と同期するよ
うに、CPU79によって制御されている。レーザ光に
よって露光されたカラーペーパー90は、現像処理部9
4に送られて、所定の発色現像処理、漂白定着処理、お
よび水洗処理がなされ、画像処理装置5により画像処理
された画像データに基づいて、カラーペーパー90上に
カラー画像が再生される。発色現像槽94、漂白定着槽
95および水洗槽96によって、発色現像処理、漂白定
着処理および水洗処理がなされたカラーペーパー90
は、乾燥部97に送られ、乾燥された後、カラーペーパ
ー90の側縁部に穿孔された基準孔に基づいて、カラー
ペーパー90の搬送と同期して駆動されたカッタ98に
より、1コマのフイルムFのあるいは1枚のカラーペー
パーPに記録されたカラー画像に対応する長さに切断さ
れ、ソータ99に送られて、1本のフイルムFに対応す
る枚数あるいは顧客毎に、集積されるように構成されて
いる。
【0024】ここに、発色現像槽94、漂白定着槽9
5、水洗槽96、乾燥部97、カッター98およびソー
タ99としては、通常の自動現像機に使用されているも
のを利用することができる。図10は、第1の画像処理
手段の詳細を示すブロックダイアグラムである。図10
に示されるように、第1の画像処理手段61は、画像デ
ータの濃度データ、色データおよび階調データを変換す
る色濃度階調変換手段100と、画像データの彩度デー
タを変換する彩度変換手段101と、画像データの画素
データ数を変換するディジタル変倍変換手段102と、
画像データに周波数処理を施す周波数処理手段103お
よび画像データのダイナミック・レンジを変換するダイ
ナミック・レンジ変換手段104を備えている。本実施
態様においては、オペレータが、キーボード69のキー
を操作して、再生されるカラー画像のサイズを指定した
ときは、指示信号が、データバス65を介して、ディジ
タル倍率変換手段102に入力されて、オペレータによ
り指定されたサイズのカラー画像がカラーペーパー上に
再生されるように、画像データの画素データ数が変換さ
れ、他方、オペレータが、再生されるカラー画像のサイ
ズを指定しないときは、Lサイズのカラー画像が再生さ
れるように、ディジタル倍率変換手段102は、画像デ
ータの画素データ数を変換するように構成されている。
【0025】以上のように構成された透過型画像読み取
り装置10または反射型画像読み取り装置30、本発明
の好ましい実施態様にかかる画像処理装置5および画像
出力装置8を含むカラー画像再生システムは、以下のよ
うにして、フイルムFあるいはカラープリントPに記録
されたカラー画像を読み取り、画像データを生成し、画
像データに画像処理を施して、カラーペーパー90上
に、カラー画像を再生する。ネガフイルムあるいはリバ
ーサルフイルムなどのフイルムFに記録されたカラー画
像を再生する場合には、透過型画像読み取り装置10
が、インターフェイス21を介して、画像処理装置5の
インターフェイス48に接続され、フイルムFがキャリ
ア22にセットされる。フイルムFがキャリア22にセ
ットされると、CPU60から駆動信号がモータ23に
出力されて、モータ23が駆動ローラ24を駆動する。
その結果、フイルムFは矢印の方向に搬送される。画面
検出センサ25は、フイルムFの濃度分布を検出して、
検出した濃度信号をCPU26に出力する。この濃度信
号に基づき、CPU26は、フィルムFに記録されたカ
ラー画像の画像位置を算出し、カラー画像の画像位置が
所定の位置に達すると、モータ23の駆動を停止させ
る。その結果、フイルムFに記録されたカラー画像が、
CCDエリアセンサ15とレンズ16に対して、所定の
位置で停止される。所定のタイミングで、その後、光源
から光が発せられ、その光量が、光量調整ユニット12
により調整される。本実施態様においては、フイルムの
1コマに記録されたカラー画像は、2度にわたり読み取
られ、第1の読み取り(先読み)によって得られた画像
データに基づき、画像読み取り条件が決定され、光量調
整ユニット12によって、フイルムFに照射される光の
光量およびCCDエリアセンサ15の蓄積時間が調整さ
れて、第2の読み取り(本読み)がなされるように構成
されている。したがって、先読みに際しては、光源11
から発せられた光は、光量調整ユニット12により所定
の光量に調整され、色分解ユニット13により、R
(赤)、G(緑)、B(青)の三色に、それぞれ分解さ
れ、まず、R(赤)の光がフイルムFに照射され、次い
で、G(緑)の光が、最後に、B(青)の光が、それぞ
れ、フイルムFに照射されて、フイルムFを透過した光
が、CCDエリアセンサ15によって、光電的に読み取
られる。
【0026】CCDエリアセンサ15により、カラー画
像が読み取られて生成された1フィールド分の画像デー
タは、増幅器17によって増幅された後、A/D変換器
18により、ディジタル信号に変換される。ディジタル
信号に変換された画像データは、CCD補正手段19に
よって、画素毎の感度のバラツキや暗電流の補正を受
け、ログ変換器20により、濃度データに変換された
後、インターフェイス21およびインターフェイス48
を介して、奇数フィールドあるいは偶数フィールドの画
像データのみが、ライン毎に、画像処理装置5に送られ
る。他方、カラープリントPに記録されたカラー画像を
再生する場合には、反射型画像読み取り装置30が、イ
ンターフェイス41を介して、画像処理装置5のインタ
ーフェイス48に接続され、カラープリントPがキャリ
ア42によって支持される。光源31から発せられた光
は、カラープリントPの表面で反射され、ミラー32を
経て、カラーバランスフイルタ33に入射して、R、
G、Bの感度が調整された後、光量調整ユニット34に
より、その光量が調整される。前述のように、先読みに
おいては、光源31から発せられた光は、光量調整ユニ
ット34により、所定の光量に調整され、R、G、Bの
それぞれに対応する3ラインセンサからなるCCDライ
ンセンサ35により、受光され、光電的に読み取られ
る。ここに、光源31およびミラー32は、駆動手段
(図示せず)により、図3において、矢印の方向に、す
なわち、副走査方向に、所定の速度で移動されており、
その結果、キャリア(図示せず)に支持されたカラープ
リントPに記録されたカラー画像が二次元的に読み取ら
れて、R、G、Bに対応する画像データが、CCDライ
ンセンサ35によって生成される。先読み時において
は、光源31およびミラー32の移動速度、すなわち、
副走査速度が、本読み時に比して、大きく設定されてい
る。
【0027】CCDラインセンサ35によって生成され
たR、G、Bに対応する画像データは、それぞれ、増幅
器37によって増幅された後、A/D変換器38によ
り、ディジタル信号に変換される。ディジタル信号に変
換された画像データは、CCD補正手段39によって、
画素毎の感度のバラツキや暗電流の補正を受け、ログ変
換器40によって、濃度データに変換された後、インタ
ーフェイス41およびインターフェイス48を介して、
ライン毎に、画像処理装置5に送られる。画像処理装置
5は、透過型画像読み取り装置10あるいは反射型画像
読み取り装置30から、画像データを受け取ると、加算
平均演算手段49により、ライン毎に送られて来た画像
データの隣接する4つの画素データの値を加算して、平
均し、1つの画像データとすることにより、画像データ
の各ラインの画素データ数を1/4に減らし、第1のラ
インバッファ50a、第2のラインバッファ50bに、
1ライン毎に、交互に記憶させる。ここに、先読み時に
おいては、CPU60は、第1のフレームメモリユニッ
ト51のみを、入力バス63に接続し、第2のフレーム
メモリユニット52および第3のフレームメモリユニッ
ト53と入力バス63との接続を断つように制御してお
り、したがって、一方のラインバッファ50a又は50
bに記憶された画像データのみが、先読みの画像データ
として、1ラインづつ、順次、第1のフレームメモリユ
ニット51に転送される。こうして、1コマのフイルム
Fあるいは1枚のカラープリントPに記録されたカラー
画像に対応する画像データが、画素データの数が1/1
6に減らされて、R、G、Bに対応する画像データとし
て、それぞれ、第1のフレームメモリユニット51のR
データメモリ51R、Gデータメモリ51GおよびBデ
ータメモリ51Bに記憶される。
【0028】こうして、先読みにより読み取られ、第1
のフレームメモリユニット51に記憶された画像データ
は、データバス65に送られ、CPU60によって解析
される。CPU60は、先読みにより読み取られた画像
データに基づき、本読みによって、CCDエリアセンサ
15のダイナミックレンジに適するようにカラー画像の
読み取りがなされるように、読み取り制御信号を、デー
タバス65を介して、透過型画像読み取り装置10のC
PU26あるいは反射型画像読み取り装置30のCPU
46に出力するとともに、本読みにより得られた画像デ
ータに基づいて、最適な濃度、階調および色調を有する
画像をカラーペーパー90上に再生可能なように、本読
みのための画像読み取り条件を自動的に決定する。透過
型画像読み取り装置10のCPU26または反射型画像
読み取り装置30のCPU46は、CPU60から入力
された読み取り制御信号に基づき、本読み時において、
所望の光量の光がフイルムFに照射されるように、ある
いは、カラープリントPにより反射された所望の光量の
光がCCDラインセンサ35により受光されるように、
光量調整ユニット12あるいは光量調整ユニット33を
制御するとともに、CCDエリアセンサ15およびCC
Dラインセンサ15の蓄積時間を調整する。
【0029】同時に、CPU60は、先読みにより読み
取られた画像データの解析結果にしたがって、必要に応
じて、データバス65を介して、第1の画像処理手段6
1および第2の画像処理手段62に、制御信号を送り、
画像処理のパラメータなどの画像処理条件を修正する。
さらに、先読みにより読み取られ、第1のフレームメモ
リユニット51に記憶された画像データは、第2の画像
処理手段62に送られ、ルックアップテーブルやマトリ
ックス演算により、階調補正、色変換、濃度変換などの
画像処理が施された後、データバス65を介して、CR
T68に送られて、CRT74の画面上にカラー画像が
表示される。オペレータは、CRT68の画面上に表示
されたカラー画像を観察し、必要に応じて、キーボード
69を操作して、本読みのための画像読み取り条件およ
び/または画像処理条件を修正することができる。オペ
レータが、キーボード69を操作して、本読みのための
画像読み取り条件および/または画像処理条件を修正す
べき旨の指示信号を入力したときは、指示信号は、デー
タバス65を介して、CPU60に入力される。CPU
60は、指示信号に基づき、制御信号を生成して、デー
タバス65に出力し、制御信号は、透過型画像読み取り
装置10のCPU26もしくは反射型画像読み取り装置
30のCPU46ならびに/または第1の画像処理手段
60および/もしくは第2の画像処理手段61に送ら
れ、画像読み取り条件および/または画像処理条件が修
正される。本実施態様においては、データバス65は、
第1のフレームメモリユニット51、第2のフレームメ
モリユニット52、第3のフレームメモリユニット53
の入力バス63および出力バス64とは別個に形成され
ているため、画像データを、第1のフレームメモリユニ
ット51、第2のフレームメモリユニット52あるいは
第3のフレームメモリユニット53に入力している間あ
るいはこれらから画像データを出力している間にも、オ
ペレータは、種々の指示信号を入力することができ、ま
た、CRT68の画面上に、カラー画像を再生すること
ができる。
【0030】こうして、先読みによって、本読みのため
の画像読み取り条件および/または画像処理条件が決定
されると、本読みが実行される。本読み時においては、
透過型画像読み取り装置10のCCDエリアセンサ15
は、フイルムFの1コマに記録されたカラー画像の奇数
フィールドおよび偶数フィールドのカラー画像を生成
し、また、反射画像読み取り装置30のCCDラインセ
ンサ35は、低い副走査速度で、1枚のカラープリント
Pに記録されたカラー画像を読み取り、画像データを生
成して、画像データが、インターフェイス21あるいは
インターフェイス41およびインターフェイス48を介
して、ライン毎に、画像処理装置5に入力される。画像
処理装置5に入力された本読みによって読み取られた画
像データは、加算平均演算手段49に入力されるが、本
読み時においては、加算平均演算手段49は、画像デー
タに加算処理を施すことなく、入力された画像データ
を、第1のラインバッファ50a、第2のラインバッフ
ァ50bに、1ライン毎に、交互に、転送する。本読み
時においては、CPU60により、第2のフレームメモ
リユニット52および第3のフレームメモリユニット5
3のうち、画像データを記憶可能なフレームメモリのみ
が、入力バス63に接続され、他方のフレームメモリユ
ニットおよび第1のフレームメモリユニット51と入力
バス63との接続が断たれるように制御されている。す
なわち、カラー画像の読み取りがなされるときは、第1
のフレームメモリユニット51、第2のフレームメモリ
ユニット52、第3のフレームメモリユニット53のい
ずれか一つのみが、入力バス63に接続されて、そのフ
レームメモリユニットにのみ、画像データが記憶される
ように構成されている。これは、本読みによって得ら
れ、フイルムFのあるコマに記録されたカラー画像ある
いは1枚のカラープリントPに記録されたカラー画像に
対応する画像データを、出力バス64およびセレクタ5
5を介して、第1の画像処理手段61に転送中に、フイ
ルムFの次のコマに記録されたカラー画像あるいは別の
カラープリントPに記録されたカラー画像の先読みを実
行することを可能とし、さらには、フイルムFのあるコ
マに記録されたカラー画像あるいは1枚のカラープリン
トPに記録されたカラー画像に対応する画像データを、
出力バス64およびセレクタ55を介して、第1の画像
処理手段61に転送中に、フイルムFの次のコマのカラ
ー画像の先読みを完了させて、フイルムFの次のコマに
記録されたカラー画像あるいは別のカラープリントPに
記録されたカラー画像の本読みを実行することができる
ようにして、カラー画像再生システムのデータ処理効率
を向上させるためである。したがって、1ラインづつ、
交互に、第1のラインバッファ50aおよび第2のライ
ンバッファ50bに記憶された画像データは、第2のフ
レームメモリメモリユニット52あるいは第3のフレー
ムメモリユニット53に転送され、R(赤)に対応する
画像データはRデータメモリ52Rまたは53Rに、G
(緑)に対応する画像データはGデータメモリ52Gま
たは53Gに、B(青)に対応する画像データはBデー
タメモリ52Bまたは53Bに、それぞれ、記憶され
て、第2のフレームメモリユニット52あるいは第3の
フレームメモリユニット53に、1コマのフイルムFあ
るいは1枚のカラープリントPに記録されたカラー画像
に対応する画像データが記憶される。
【0031】本読みによって得られた画像データが、第
2のフレームメモリユニット52または第3のフレーム
メモリユニット53のRデータメモリ52Rまたは53
R、Gデータメモリ52Gまたは53G、Bデータメモ
リ52Bまたは53Bに記憶された後、画像データは、
第1の画像処理手段61に出力される。ここに、第2の
フレームメモリユニット52あるいは第3のフレームメ
モリユニット53のいずれかに記憶された画像データの
みが、第1の画像処理手段61に出力されるように、C
PU60により、セレクタ55が制御されている。第1
の画像処理手段61においては、色濃度階調変換手段1
00により、ルックアップテーブルにしたがって、画像
データの濃度データ、色データおよび階調データが変換
され、彩度変換手段101によって、マトリックス演算
にしたがって、画像データの彩度データに変換される。
ついで、カラーペーパー90に出力するカラー画像のサ
イズに応じて、ディジタル倍率変換手段102により、
画像データの画像データ数が増減された後、周波数処理
手段103によって、画像データのシャープネス強調な
どの周波数処理が施され、さらに、ダイナミック・レン
ジ変換手段104により、ダイナミック・レンジが変換
されて、データ合成手段75に出力される。
【0032】この際、オペレータが、キーボード69の
キーを操作して、再生されるカラー画像のサイズを指定
しているときは、指示信号が、データバス65を介し
て、ディジタル倍率変換手段102に入力されて、ディ
ジタル倍率変換手段102は、オペレータにより指定さ
れたサイズのカラー画像がカラーペーパー上に再生され
るように、画像データの画素データ数を変換する。ま
た、オペレータが、再生されるカラー画像のサイズを指
定していないときは、Lサイズのカラー画像が再生され
るように、ディジタル倍率変換手段102は、画像デー
タの画素データ数を変換する。オペレータが、キーボー
ド69を用いて、カラー画像を読み取って得た画像デー
タに、データを合成すべき旨の指示信号を入力している
ときは、CPU60からデータ合成手段75に、データ
合成信号を出力され、データ合成手段75は、合成デー
タメモリ76から、カラー画像を読み取って得た画像デ
ータと合成するべき図形、文字などの画像データを読み
取って合成し、他方、キーボード69に指示信号が入力
されていないときは、何の処理も実行しない。その後、
画像データは、データ合成手段75から、画像出力装置
8に出力される。
【0033】画像処理装置5のデータ合成手段75か
ら、インターフェイス77およびインターフェイス78
を介して、画像出力装置8に、画像データが入力される
と、入力された画像データは、複数のフレームメモリか
らなる画像データメモリ80に記憶される。ここに、フ
ィルムFあるいはカラープリントPに記録されたカラー
画像の読み取り動作と、画像出力装置8の動作は同期し
ていないため、画像読み取り装置1により読み取られ、
画像処理装置5によって画像処理を受けた画像データ
は、画像処理装置8の処理とは無関係に、画像出力装置
8に入力される。そこで、本実施態様においては、複数
のフレームメモリによって、画像処理装置5から入力さ
れた画像データを記憶する画像データメモリ80を構成
し、画像データを、順次、フレームメモリに記憶させる
ようにして、画像読み取り装置1により、高速で、画像
の読み取りがなされ、画像データが画像出力装置8に送
られても、画像出力装置8が、所定の速度で、カラー画
像をカラーペーパー90上に再生することができるよう
に保証している。この点をより詳細に説明すれば、画像
出力装置8は、カラーペーパー90を搬送しつつ、レー
ザ光により露光し、現像、定着などの化学的処理を施し
た後、機械的に切断して、1枚のカラー画像を再生する
ものであるため、1コマのフイルムFあるいは1枚のカ
ラープリントPに記録されたカラー画像の読み取りや画
像処理に比して、画像出力装置8が1コマのフイルムF
あるいは1枚のカラープリントPに記録されたカラー画
像を再生するには、より長い時間が必要であり、したが
って、画像出力装置8の動作を、画像読み取り装置1お
よび画像処理装置5の動作と同期させることはできず、
画像読み取り装置1により読み取られ、画像処理装置5
によって画像処理を受けた画像データは、画像出力装置
8の処理とは無関係に、画像出力装置8に入力されるこ
とになる。
【0034】そこで、本実施態様においては、複数のフ
レームメモリユニット801、802・・・・811に
よって、画像処理装置5から入力された画像データを記
憶する画像データメモリ80を構成し、画像データを、
順次、フレームメモリに記憶させるようにして、画像読
み取り装置1により、高速で、画像の読み取りがなさ
れ、画像データが画像出力装置8に送られても、画像出
力装置8が、所定の速度で、カラー画像をカラーペーパ
ー90上に再生することができるように保証している。
以下、画像データメモリ80への画像データの入力につ
き、詳細に説明を加える。画像データの画像データメモ
リ80への入力および画像データメモリ80からの出力
は、画像データメモリ制御手段850によって制御され
る。画像処理装置5から、インターフェイス77および
インターフェイス78を介して、画像処理を施された画
像データが、画像出力装置8に送られてくると、画像デ
ータメモリ制御手段850の画像データ数検出手段90
0により、送られてきた画像データの画素データ数が検
出されて、検出信号が、アドレス指定手段902に出力
される。
【0035】本実施態様においては、オペレータが、キ
ーボード69を操作して、再生するべきカラー画像のサ
イズを指定した場合には、画素データ数検出手段900
は、オペレータによって指定されたカラー画像のサイズ
にしたがって、画像データの画素データ数を検出し、オ
ペレータが、とくに、再生するべきカラー画像のサイズ
を指定していないときは、Lサイズが指定されたものと
判定して、検出信号をアドレス指定手段902に出力す
る。アドレス指定手段902は、画像データ数検出手段
900から入力された検出信号に基づき、記憶すべき画
像データの画素データ数が、各フレームメモリユニット
801、802・・・・811を構成するフレームメモ
リユニットの1つの記憶容量以下か否かを判定する。本
実施態様においては、各フレームメモリユニット80
1、802・・・・811は、それぞれ、Lサイズのカ
ラー画像に対応する画素データを有する画像データを、
丁度、記憶することができるように構成されているの
で、アドレス指定手段902は、オペレータによって指
定されたカラー画像のサイズがLサイズ以下か否か、お
よび、オペレータによって再生すべきカラー画像のサイ
ズが指定されていないか否かを判定する。その結果、記
憶すべき画像データの画素データ数が、各フレームメモ
リユニット801、802・・・・811の1つのフレ
ームメモリユニットの記憶容量以下のとき、すなわち、
再生すべきカラー画像のサイズがLサイズ以下のとき
は、アドレス指定手段902は、アドレス記憶手段90
4にアクセスして、画像データが記憶可能な1のフレー
ムメモリユニット801、802・・・・811を指定
し、その画像データを、指定したフレームメモリユニッ
ト801、802・・・・811に記憶させるととも
に、アドレス記憶手段904に、アドレス信号を出力し
て、その画像データが、どのフレームメモリユニット8
01、802・・・・811に記憶されたかを記憶させ
る。
【0036】これに対して、記憶すべき画像データの画
素データ数が、各フレームメモリユニット801、80
2・・・・811を構成する1のフレームメモリユニッ
トの記憶容量を越えているとき、すなわち、オペレータ
が、カラー画像を、Lサイズよりも大きいサイズで再生
すべき旨を指示しているときは、アドレス指定手段90
2は、アドレス記憶手段904にアクセスし、記憶すべ
き画像データの画素データ数に応じて、画像データが記
憶可能な2以上のフレームメモリユニット801、80
2・・・・811を指定するとともに、画像データを、
指定した2以上のフレームメモリユニット801、80
2・・・・811に、どのような順序で、分割して、記
憶させるかを決定して、アドレス信号を、アドレス記憶
手段904に出力して、その画像データが、どのフレー
ムメモリユニット801、802・・・・811に、ど
のような順序で、分割されて記憶されたかを、アドレス
記憶手段904に記憶させる。こうして、アドレス指定
手段902から、アドレス信号が出力されると、CPU
79は、アドレス信号にしたがって、画像データを、指
定されたフレームメモリユニット801、802・・・
・811に、指定された順序で、記憶させる。2以上の
フレームメモリユニット801、802・・・・811
に、画像データを記憶する場合には、画像データは、ま
ず、第1順位のフレームメモリユニット801、802
・・・・811に記憶され、第1順位のフレームメモリ
ユニット801、802・・・・811のメモリ領域が
なくなると、自動的に、第2順位のフレームメモリユニ
ット801、802・・・・811に記憶される。
【0037】画像データが、どのフレームメモリユニッ
ト801、802・・・・・811に記憶されたかは、
アドレス記憶手段904に記憶されているので、次の画
像データが、画像処理装置5から送られて来たときは、
アドレス指定手段902は、アドレス記憶手段904に
アクセスすることにより、その画像データを記憶するフ
レームメモリユニット801、802・・・・・811
を、画像データの画素データ数に応じて、指定し、記憶
させることができる。画像データメモリ80に記憶され
た画像データを読出すときには、CPU79によって、
セレクタとして機能する画像データ出力手段906が制
御され、フレームメモリユニット801、802・・・
・・・811に記憶された画像データが、選択的に、読
み出されて、出力データバス830に送られる。本実施
態様においては、各フレームメモリユニット801、8
02・・・・811に、それぞれ、入力データバス82
0および出力データバス830が接続されているので、
いずれかのフレームメモリユニット801、802・・
・・811に、画像データを書込んでいる間であって
も、画像データを書き込み中のフレームメモリユニット
801、802・・・・・811以外のメモリユニット
から、画像データを読み出して、カラー画像の再生に使
用することができる。
【0038】画像出力装置8内の各手段は、CPU79
により、同期して、動作させられるように構成されてお
り、マガジン91から、カラーペーパー90が引き出さ
れ、所定の搬送経路に沿って副走査方向に搬送される
と、これと同期して、画像データメモリ80から画像デ
ータが読みだされ、D/A変換器81によってアナログ
信号に変換されて、変調器駆動手段86に入力され、変
調信号が生成されるとともに、半導体レーザ光源84a
から赤色レーザ光が、半導体レーザ光源84b、84c
から赤外線レーザ光が発せられ、半導体レーザ光源84
bから発せられたレーザ光は、波長変換手段85によっ
て緑色のレーザ光に変換され、半導体レーザ光源84c
により発せられたレーザ光は、波長変換手段86により
青色のレーザ光に変換された後、赤色レーザ光は変調器
87Rに、緑色レーザ光は光変調器87Gに、青色レー
ザ光は光変調器87Bに、それぞれ、入射する。光変調
器87R、87G、87Bには、それぞれ、変調器駆動
手段83から変調信号が入力されており、変調信号すな
わち画像データにしたがって、その強度が変調され、レ
ーザ光は、反射ミラー88R、87G、87Bにより反
射されて、ポリゴンミラー89に入射する。ポリゴンミ
ラー89は所定の速度で回転されており、レーザ光は、
ポリゴンミラー89によって、副走査方向に搬送されて
いるカラーペーパー90の表面上を、fθレンズ93を
介して、主走査される。したがって、カラーペーパー7
0は、R、G、Bのレーザ光によって、二次元的に露光
される。ポリゴンミラー89の回転と同期するように、
カラーペーパー90は、副走査方向に搬送されているた
め、フイルムFあるいはカラープリントPに記録された
カラー画像に対応するように、カラーペーパー90は、
レーザ光によって露光されることになる。
【0039】こうして、レーザ光により露光されたカラ
ーペーパー90は、発色現像槽94に送られて、発色現
像され、漂白定着槽95で漂白定着された後、水洗槽9
6内で水洗され、画像処理装置5により画像処理された
画像データに基づいて、カラーペーパー90上にカラー
画像が再生される。発色現像処理、漂白定着処理および
水洗処理がなされたカラーペーパー90は、乾燥部97
に送られ、乾燥された後、カラーペーパー90の側縁部
に穿孔された基準孔に基づいて、カラーペーパー90の
搬送と同期して駆動されたカッタ98により、1コマの
フイルムFあるいは1枚のカラープリントPに記録され
たカラー画像に対応する長さに切断され、ソータ99に
送られて、1本のフイルムFに対応する枚数毎にあるい
は顧客毎に、集積される。本実施態様によれば、画像デ
ータメモリ80は、11のフレームメモリユニット80
1、802・・・・・・811を備え、アドレス指定手
段902により、アドレス記憶手段904に記憶されて
いるデータにしたがって、画像データが記憶可能なフレ
ームメモリユニット801、802・・・・・・811
が指定されて、画像データを、順次、記憶させていくこ
とができるので、画像読み取り装置1における画像デー
タの生成速度および画像処理装置5における画像データ
の処理速度に比して、画像出力装置8における画像デー
タの処理速度が低くても、画像出力装置8の動作に応じ
て、画像データを処理が可能なように、画像データを記
憶することができる。
【0040】さらに、フレームメモリユニット801、
802・・・・・・811の記憶容量は、カラー画像を
カラーペーパー90に再生するサイズとして、最も一般
的なLサイズのカラー画像に対応する画素データ数を有
する画像データを、過不足なく、記憶し得る容量に設定
され、オベレータによって、再生すべきカラー画像のサ
イズがLサイズ以下に指定されたときは、1のフレーム
メモリユニット801、802・・・・・・811を指
定して、画像データを記憶させ、他方、再生すべきカラ
ー画像のサイズとして、Lサイズより大きいサイズが指
定されたときは、2以上のフレームメモリユニット80
1、802・・・・・811を指定するとともに、画像
データを記憶させるフレームメモリユニット801、8
02・・・・・・811の記憶順序を指定して、画像デ
ータを、2以上のフレームメモリユニット801、80
2・・・・・811に、所定の順序で、記憶させている
ので、いたずらに、フレームメモリユニット801、8
02・・・・・・811の数を多くして、入出力回路の
数を増大させることなく、効率的に、フレームメモリユ
ニット801、802・・・・・811のメモリ領域を
活用して、画像データを記憶させることが可能になる。
【0041】本発明は、以上の実施態様に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることはいうまでもない。たとえば、前
記実施態様においては、先読みによって得られた画像デ
ータに基づいて、CPU26およびCPU41により、
光量調整ユニット12および光量調整ユニット34を制
御して、本読みにおける光量を調整するとともに、本読
みにおけるCCDエリアセンサ15およびCCDライン
センサ35の蓄積時間を制御しているが、光量調整ユニ
ット12および光量調整ユニット34を制御して、本読
みにおける光量のみを調整するようにしても、あるい
は、本読みにおけるCCDエリアセンサ15およびCC
Dラインセンサ35の蓄積時間をのみを制御するように
してもよい。さらには、これらに加えて、あるいは、こ
れらに代えて、CCDエリアセンサ15およびCCDラ
インセンサ35のクロック速度を制御するようにしても
よい。さらに、前記実施態様においては、反射型画像読
み取り装置10は、CCDラインセンサ35を用いて、
カラー画像の読み取りをおこなっているが、CCDライ
ンセンサ35に代えて、CCDエリアセンサを用いるこ
ともできる。
【0042】さらに、前記実施態様においては、第1の
画像処理手段61は、色濃度階調変換手段100、彩度
変換手段102、ディジタル倍率変換手段102、周波
数処理手段103およびダイナミック・レンジ変換手段
104を備え、入力された画像データは、色濃度階調変
換、彩度変換、倍率変換、周波数処理およびダイナミッ
ク・レンジ変換を、この順序で、受けるように構成され
ているが、周波数処理に先立って、倍率変換がなされる
ように構成されていれば、その他の処理手段による画像
処理の順序は任意に変更することができる。また、前記
実施態様においては、カラー画像をカラーペーパー90
上に再生しているが、カラー画像をCRT68上に再生
するのみで、カラーペーパー90上に再生しない場合が
あってもよい。さらに、前記実施態様においては、画像
データメモリ80は、11のフレームメモリユニット8
01、802・・・・・811を備えているが、フレー
ムメモリユニット801、802・・・・・811の数
は、11に限られることなく、画像出力装置8の処理能
力、カラー画像再生システムの使用条件などを考慮して
適宜選択することができる。
【0043】また、前記実施態様においては、画像デー
タメモリ80を構成する各フレームメモリユニット80
1、802・・・・・811の記憶容量を、Lサイズの
カラー画像に対応する画素データ数を有する画像データ
を、過不足なく、記憶し得る容量に設定しているが、各
フレームメモリユニット801、802・・・・・・8
11の記憶容量は、再生されるべき最大サイズのカラー
画像に対応する画素データ数を有する画像データを記憶
し得る容量より小さく設定されればよく、Lサイズのカ
ラー画像に対応する画素データ数を有する画像データ
を、過不足なく、記憶し得る容量に設定することは必ず
しも必要でない。たとえば、各フレームメモリユニット
801、802・・・・811の記憶容量を、通常、用
いられる最小サイズであるEサイズのカラー画像に対応
する画像データを、過不足なく、記憶できるように設定
することもできる。さらに、前記実施態様においては、
オペレータが、再生すべきカラー画像のサイズを指定し
なかったときは、Lサイズのカラー画像を再生するよう
に、構成されているが、オペレータが、再生すべきカラ
ー画像のサイズを指定しなかったときは、処理を実行し
ないように構成することもできる。
【0044】また、前記実施態様においては、各メモリ
ユニット801、802・・・・811は、入力バス、
出力バスに接続されているが、図11に示されるよう
に、各メモリユニット801、802・・・・811
に、CPUアドレスバス880およびCPUデータバス
890も接続して、CPUからのランダムアクセスが可
能となるようにしてもよい。これにより、例えば、プリ
ントのコマナンバや日付等を出力部で書き込むことが可
能となる。さらに、本発明において、手段とは、必ずし
も物理的手段を意味するものではなく、各手段の機能
が、ソフトウエアによって実現される場合をも包含す
る。また、一つの手段の機能が二以上の物理的手段によ
り実現されても、二以上の手段の機能が一つの物理的手
段により実現されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の好ましい実施態様にかかる画
像データ記憶装置を備えた画像出力装置を含むカラー画
像再生システムのブロックダイアグラムである。
【図2】図2は、本発明の好ましい実施態様にかかる画
像データ記憶装置を備えた画像出力装置に入力される画
像データを生成する、カラー画像再生システム用の透過
型画像読み取り装置の概略図である。
【図3】図3は、本発明の好ましい実施態様にかかる画
像データ記憶装置を備えた画像出力装置に入力される画
像データを生成する、カラー画像再生システム用の反射
型画像読み取り装置の概略図である。
【図4】図4は、本発明の好ましい実施態様にかかる画
像データ記憶装置を備えた画像出力装置に入力される画
像データを処理処理ための画像処理装置のブロックダイ
アグラムである。
【図5】図5は、本発明の好ましい実施態様にかかる画
像データ記憶装置を備えた画像出力装置に入力される画
像データを処理処理ための画像処理装置のブロックダイ
アグラムである。
【図6】図5は、第1のフレームメモリユニット、第2
のフレームメモリユニット及び第3のフレームメモリユ
ニットの詳細を示すブロックダイアグラムである。
【図7】図7は、本発明の好ましい実施態様にかかる画
像データ記憶装置を備え、画像処理装置により処理され
た画像データに基づき、カラーペーパー上に、カラー画
像を再生するカラー画像再生システム用の画像出力装置
の概略図である。
【図8】図8は、本発明の好ましい実施態様にかかる画
像データ記憶装置の画像メモリユニットおよび画像メモ
リユニット制御手段の構成を示す概略図である。
【図9】図9は、画像出力装置のレーザ光照射手段の概
略図である。
【図10】図6は、第1の画像処理手段の詳細を示すブ
ロックダイアグラムである。
【図11】図11は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかる画像データ記憶装置の画像メモリユニットおよび
画像メモリユニット制御手段の構成を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
F フイルム P カラーペーパー 1 画像読み取り装置 5 画像処理装置 8 画像出力装置 41 読み取り制御手段 50 ラインバッファ 51 第1のフレームメモリユニット 52 第2のフレームメモリユニット 53 第3のフレームメモリユニット 60 CPU 61 第1の画像処理手段 62 第2の画像処理手段 63 入力バス 64 出力バス 65 データバス 66 メモリ 67 ハードディスク 68 CRT 75 データ合成手段 76 合成データメモリ 80 画像データメモリ 81 D/A変換器 82 レーザ光照射手段 83 変調器駆動手段 90 カラーペーパー 91 マガジン 92 穿孔手段 93 fθレンズ 94 発色現像槽 95 漂白定着槽 96 水洗槽 97 乾燥部 96 カッタ 97 ソータ 801、802、・・・・・、811 フレームメモリ
ユニット 820 入力データバス 830 出力データバス 850 画像データメモリ制御手段 900 画素データ数検出手段 902 アドレス指定手段 904 アドレス記憶手段 906 セレクタ(画像データ出力手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のフレームメモリを備え、前記各フ
    レームメモリが、記憶すべき画像データの最大画素デー
    タ数よりも小さい記憶容量を有し、さらに、前記画像デ
    ータとその画像データが記憶されているフレームメモリ
    を対応させて記憶するアドレス記憶手段と、記憶すべき
    前記画像データの画素データ数を検出する画素データ数
    検出手段と、該画素データ数検出手段の検出結果に基づ
    き、記憶されるべき前記画像データの画素データの数
    が、1のフレームメモリの記憶容量以下のときは、前記
    アドレス記憶手段にアクセスして、1のフレームメモリ
    を指定し、記憶されるべき前記画像データの画素データ
    の数が、1のフレームメモリの記憶容量を越えていると
    きは、前記アドレス記憶手段にアクセスして、前記画像
    データの画素データの数に応じて、2以上のフレームメ
    モリを指定するとともに、指定したフレームメモリへの
    前記画像データの記憶順序を指定し、アドレス信号を出
    力するアドレス指定手段とを備え、前記アドレス記憶手
    段が、前記アドレス指定手段から出力されるアドレス信
    号に基づき、前記画像データが1のフレームメモリに記
    憶されているときは、どの画像データがどのフレームメ
    モリに記憶されているかを記憶し、前記画像データが2
    以上のフレームメモリに記憶されているときは、どの画
    像データが、どのフレームメモリに、どのような順序
    で、分割されて記憶されているかを記憶するように構成
    され、さらに、前記アドレス記憶手段の出力信号に基づ
    いて、前記フレームメモリに記憶された画像データを選
    択的に出力させる画像データ出力手段を備えたことを特
    徴とする画像データ記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記各フレームメモリの記憶容量が、記
    憶される頻度が最も多い画像データの画素データ数に対
    応するように定められたことを特徴とする請求項1に記
    載の画像データ記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記各フレームメモリに対し、入力デー
    タバス、出力データバスがそれぞれ接続されたことを特
    徴とする請求項1または2に記載の画像データ記憶装
    置。
  4. 【請求項4】 前記画像データ記憶装置が、カラー画像
    を光電的に読み取り、画像データを生成する画像読み取
    り装置と、該画像データ読み取り装置により生成された
    画像データに画像処理を施す画像処理装置と、該画像処
    理装置によって画像処理が施された画像データに基づい
    て、カラー画像を再生する画像出力装置を備えたカラー
    画像再生システム用の画像データ記憶装置で、前記画像
    処理装置から、前記画像出力装置に送られる画像データ
    を記憶するように構成されたことを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれか1項に記載の画像データ記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記各フレームメモリが、それぞれ、R
    (赤)、G(緑)、B(青)の三色に対応する画像デー
    タを記憶するRデータフレームメモリ、Gデータフレー
    ムメモリ、Bデータフレームメモリからなるフレームメ
    モリユニットによって構成されたことを特徴とする請求
    項4に記載の呈像データ記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記各フレームメモリの記憶容量が、L
    サイズのカラー画像に対応する画像データの画素データ
    数に対応するように定められたことを特徴とする請求項
    4または5に記載の画像データ記憶装置。
JP26824395A 1995-10-17 1995-10-17 画像データ記憶装置 Pending JPH09114970A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26824395A JPH09114970A (ja) 1995-10-17 1995-10-17 画像データ記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26824395A JPH09114970A (ja) 1995-10-17 1995-10-17 画像データ記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09114970A true JPH09114970A (ja) 1997-05-02

Family

ID=17455891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26824395A Pending JPH09114970A (ja) 1995-10-17 1995-10-17 画像データ記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09114970A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008262707A (ja) * 1998-02-16 2008-10-30 Sony Corp 記憶素子及び記憶方法
US20080291183A1 (en) * 2007-05-21 2008-11-27 Seiko Epson Corporation Display driver and image display apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008262707A (ja) * 1998-02-16 2008-10-30 Sony Corp 記憶素子及び記憶方法
US20080291183A1 (en) * 2007-05-21 2008-11-27 Seiko Epson Corporation Display driver and image display apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6072916A (en) High speed pipeline image processing for digital photoprinter
JP3457345B2 (ja) 写真焼付機
JPH10117262A (ja) 画像処理装置
US6067109A (en) Image reading method
JPH09298657A (ja) 画像処理装置
JPH09116660A (ja) 画像処理装置
JP3652417B2 (ja) 画像処理装置
JP3954139B2 (ja) デジタル写真プリンタ
JP3708621B2 (ja) 画像読み取り装置
US7034956B2 (en) Image processing apparatus capable of freely varying aspect ratio, and image forming apparatus using the same
JPH09114970A (ja) 画像データ記憶装置
US5844549A (en) Image displaying apparatus
JPH09247474A (ja) 画像処理装置
JP3344884B2 (ja) 画像処理装置
JPH09214686A (ja) 画像再生システム
JPH09163399A (ja) 画像処理装置
JPH09149278A (ja) 画像処理装置
JPH09154157A (ja) 画像データ生成装置
JPH09116770A (ja) 画像処理装置
JPH09149245A (ja) 画像処理装置
JPH09185697A (ja) 画像処理装置
JPH09181925A (ja) 画像処理装置
JPH09181877A (ja) 画像出力装置
JPH09163163A (ja) カラー画像再生システム用キーボード
JPH09284703A (ja) 画像出力装置