JP2001257996A - 画像縮小フィルタ - Google Patents

画像縮小フィルタ

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JP2001257996A
JP2001257996A JP2000065014A JP2000065014A JP2001257996A JP 2001257996 A JP2001257996 A JP 2001257996A JP 2000065014 A JP2000065014 A JP 2000065014A JP 2000065014 A JP2000065014 A JP 2000065014A JP 2001257996 A JP2001257996 A JP 2001257996A
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Toru Aida
徹 相田
Masamichi Nakajima
正道 中島
Masayuki Kobayashi
正幸 小林
Junichi Onodera
純一 小野寺
Hideyuki Omori
英幸 大森
Taketo Hiyoshi
丈人 日吉
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Fujitsu General Ltd
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Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路規模を大きくせずに様々な縮小率を可能
とし、プログレッシブ走査の画像デ−タをインタレース
走査の画像デ−タに変換可能とすること。 【解決手段】 入力画像デ−タGDを順次1H(1水平
周期)遅延させて出力する遅延器18と、所定のフィル
タ特性を得るためのN組(例えば3組)の係数群(K0
〜K6)を書き替え可能に記憶したRAM30と、1H
の切替タイミングでRAM30から係数群を読み出し、
読み出しのM回(例えば4回)を繰り返しの1サイクル
とし、1サイクル中にN組の係数群の各組を少なくとも
1回含ませる係数切替制御部32と、デ−タGDと遅延
器18から出力する画像デ−タとにRAM30から読み
出した係数を掛ける複数の係数器34と、その出力値を
加算する加算器36とを具備し、1サイクル毎に加算器
36から出力するN組の係数群に対応したN回の加算値
を縮小率N/Mの出力画像デ−タとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル映像信
号処理における任意縮小倍率の走査変換に用いられる画
像縮小フィルタに関するものである。例えば、1フレー
ムの走査線数が480本のプログレッシブ走査の画像デ
−タを1フィールドの走査線数が360本のインタレー
ス走査の画像デ−タに変換するために用いられる画像縮
小フィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】プログレッシブ走査の画像デ−タを、1
フレームの走査線数を少なくして垂直方向に縮小したプ
ログレッシブ走査の画像デ−タに変換するための画像縮
小フィルタは、理論的には、図10に示すように、ゼロ
内挿回路10、帯域制限フィルタ12及び画像メモリ1
4で構成される。説明の便宜上、入力画像データGDが
8ビット、画像の垂直方向の走査線数を3/4に縮小す
る場合(縮小率が3/4の場合)について説明する。ゼ
ロ内挿回路10は、入力端子16に入力した水平走査周
波数Fsの画像デ−タGDに、隣接する走査線間にデ−
タ値が0の走査線2本を仮想的に挿入するためのデ−タ
を挿入することによって、水平走査周波数をFsから見
掛け上3Fsに上げるもので、仮想的なものなので波
形、周波数スペクトルとも実質的な変化はない。
【0003】帯域制限フィルタ12は遅延器18(1)
〜18(20)、係数器20(0)〜20(20)及び
加算器22からなり、遅延器18(1)〜18(20)
がゼロ内挿回路10でゼロ内挿した画像デ−タを順次1
水平周期H(H=1/Fs、すなわち1ライン分)遅延
させて出力し、係数器20(0)がゼロ内挿回路10で
ゼロ内挿した画像デ−タに係数h10を掛け、係数器2
0(1)〜20(9)が遅延器18(1)〜18(9)
から出力した画像デ−タに係数h9〜h1を掛け、係数
器20(10)が遅延器18(10)から出力した画像
デ−タに係数h0を掛け、係数器20(11)〜20
(20)が遅延器18(11)〜18(20)から出力
した画像デ−タに係数h1〜h10を掛け、加算器22
が係数器20(0)〜20(20)の演算値を加算す
る。この結果、加算器22の出力側から走査線数を3/
4に圧縮した画像デ−タが出力し、この画像デ−タは再
標本化(リサンプリング)によって画像メモリ14に書
き込まれ、この画像メモリ14から任意の周波数で読み
出された画像デ−タが出力端子24から出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
に示したものでは、縮小率に応じた帯域制限フィルタが
必要になるので、1つの帯域制限フィルタで様々な縮小
率に対応することが困難であるという問題点があった。
さらに、水平走査周波数を3倍にするためのゼロ内挿回
路10が必要になるとともに、必要とする遅延器及び係
数器の数が多くなる(図10の例では20個の遅延器と
21個の係数器が必要になる)ので、回路規模が大きく
なるという問題点があった。また、プログレッシブ走査
の画像デ−タを走査線数を少なくしたプログレッシブ走
査の画像デ−タに変換することはできるが、プログレッ
シブ走査の画像デ−タをインタレース走査の画像デ−タ
に変換することができないという問題点があった。
【0005】本発明は、上述の問題点に鑑みなされたも
ので、回路規模を大きくすることなく比較的容易に様々
な縮小率に対応することのできる画像縮小フィルタを提
供することを第1の目的とする。プログレッシブ走査の
画像デ−タをインタレース走査の画像デ−タに変換する
ことのできる画像縮小フィルタを提供することを第2の
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る画
像縮小フィルタは、入力画像デ−タを順次1水平周期遅
延させて出力する複数の遅延器と、所定のフィルタ特性
を得るためのN組(Nは2以上の整数)の係数群を書き
替え可能に記憶した係数記憶部と、1水平周期の切替タ
イミングで係数記憶部から各組の係数群を読み出し、こ
の読み出しのM回(MはNより大きな整数)を繰り返し
の1サイクルとし、この繰り返し1サイクル中にN組の
係数群の各組を少なくとも1回含ませる係数切替制御部
と、入力画像デ−タと複数の遅延器の各々から出力する
画像デ−タとに係数記憶部から読み出した対応する係数
を掛けて出力する複数の係数器と、この複数の係数器の
出力値を加算する加算器とを具備し、繰り返し1サイク
ル毎に加算器からM回出力する加算値のうちのN組の係
数群に対応したN回の加算値を出力画像デ−タとしてな
ることを特徴とする。このような構成において、係数記
憶部に予め記憶された係数群は、隣接する走査線間にデ
−タ値が0の走査線を(N−1)本仮想的に挿入するた
めのデ−タを入力画像デ−タに挿入して水平走査周波数
をFsからN・Fsに上げ、ついで周波数帯域を1/M
に制限したフィルタ特性となるようにN組分設定され、
係数切替制御部によって1水平周期の切替タイミングで
係数記憶部から各組の係数群が読み出されて複数の係数
器に出力し、この読み出しのM回を繰り返しの1サイク
ルとし、この繰り返し1サイクル中にN組の係数群の各
組を少なくとも1回含ませ、複数の係数器の演算値を加
算する加算器から繰り返し1サイクル毎にM回出力する
加算値のうちのN組の係数群に対応したN回の加算値
を、縮小率N/M(例えば3/4)の出力画像デ−タと
しているので、見かけ上の水平走査周波数をN・Fsに
するためのゼロ内挿回路を不要にするとともに、必要と
する遅延器及び係数器の数を従来例の約1/Nに減ずる
ことができる。係数記憶部にはN組の係数群が書き替え
可能に記憶されているので、この係数の書き替えで様々
な縮小率に対応することができる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、所定の縮小率で縮小した画像のデ−タを任意の読み
出し周波数で読み出すことができるようにするために、
係数切替制御部による係数切替の繰り返し1サイクル毎
に加算器からM回出力する加算値のうちのN回の加算値
を画像デ−タとして書き込む画像デ−タ記憶手段を設け
てなることを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、画像デ−タ記憶手段の構成を簡単にするために、画
像デ−タ記憶手段を、M、Nに対応した設定値に基づき
ライトイネーブル信号を発生するライトイネーブル信号
発生手段と、このライトイネーブル信号発生手段で発生
したライトイネーブル信号によって、繰り返し1サイク
ル毎に加算器からM回出力する加算値のうちのN回の加
算値を記憶する画像メモリとで構成する。
【0009】請求項4の発明は、請求項1又は2の発明
において、係数切替制御部の構成を簡単にするために、
係数切替制御部に、M、Nに対応した設定値に基づき係
数記憶部へ係数切替アドレスを出力する係数切替アドレ
ス発生手段を設ける。
【0010】請求項5の発明は、請求項3の発明におい
て、係数切替制御部の構成を簡単にするために、係数切
替制御部に、M、Nに対応した設定値に基づき係数記憶
部へ係数切替アドレスを出力する係数切替アドレス発生
手段を設ける。
【0011】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、プログレッシブ走査の入力画像デ−タをインタレー
ス走査の出力画像デ−タに変換するために、ライトイネ
ーブル信号発生手段によって、M、Nに対応した設定値
とフレーム毎に切り替えられるオフセット値とに基づ
き、発生タイミングの異なる2種類のライトイネーブル
信号を発生し、係数切替アドレス発生手段によって、
M、Nに対応した設定値とフレーム毎に切り替えられる
オフセット値とに基づき、発生タイミングの異なる2種
類の係数切替アドレスを発生する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明による画像縮小フィ
ルタの一実施形態例を図を用いて説明する。説明の便宜
上、入力画像データGDが8ビットで、1フレームの走
査線数が480本のプログレッシブ走査の画像デ−タG
Dを、1フィールドの走査線数が360本(1フレーム
当たりの走査線数720本に相当)のインタレース走査
の画像デ−タに変換する場合(すなわち縮小率が3/4
の場合)について、図1を用いて説明する。
【0013】図1において図10と同一部分は同一符号
とし、この図において、16は水平走査周波数Fs、プ
ログレッシブ走査の画像デ−タGDを入力する入力端子
である。18(1)〜18(6)は、前記入力端子16
に入力した画像デ−タGDを順次1水平周期H(H=1
/Fs)遅延させて出力する遅延器である。30(0)
〜30(6)は、所定のフィルタ特性を得るためのN組
(Nは2以上の整数で、この例ではN=3)の係数群
(K0〜K6)を書き替え可能に記憶した係数記憶部の
一例としてのRAM(ランダム・アクセス・メモリ)で
ある。32は係数切替制御部で、この係数切替制御部3
2は、前記RAM30(0)〜30(6)に係数切替ア
ドレスを出力することによって、1水平周期Hの切替タ
イミングで前記RAM30(0)〜30(6)から各組
の係数群(K0〜K6)を読み出し、この読み出しのM
回(MはNより大きな整数で、この例ではM=4)を繰
り返しの1サイクルとし、この繰り返し1サイクル中に
N組の係数群の各組を少なくとも1回含ませるものであ
る。
【0014】34(0)〜34(6)は係数器で、これ
らの係数器34(0)〜34(6)のうち、係数器34
(0)が前記入力端子16に入力した画像デ−タGDに
前記RAM30(0)から読み出された係数K0を掛け
て出力し、残りの係数器34(1)〜34(6)が前記
遅延器18(1)〜18(6)から出力した画像データ
に前記RAM30(1)〜30(6)から読み出された
係数K1〜K6を掛けて出力する。36は加算器で、こ
の加算器36は、前記係数器34(0)〜34(6)か
ら出力した画像データを加算する。38は画像メモリ
で、この画像メモリ38は、メモリ制御部40から出力
したライトイネーブル信号によって、繰り返し1サイク
ル毎に前記加算器36からM回出力する加算値のうちの
N組の係数群(K0〜K6)に対応したN回の加算値を
画像デ−タとして出力端子24に出力する。
【0015】所定のフィルタ特性を得るために前記RA
M30(0)〜30(6)に予め記憶されるN組の係数
群(K0〜K6)は、隣接する走査線間にデ−タ値が0
の走査線を(N−1)本仮想的に挿入するためのデ−タ
を入力画像デ−タに挿入して水平走査周波数をFsから
N・Fsに上げ、ついで周波数帯域を1/Mに制限した
特性となるように設定される。縮小率が3/4(すなわ
ち、N=3、M=4)の場合には、例えば、図10の係
数h10〜h0〜h10を利用して次ぎのように設定さ
れる。
【0016】すなわち、1水平周期H毎に図10の入力
端子16に入力した画像データGDを「1、2、3、
4、…」と番号付けすると、この画像データGDを3倍
の周波数(3Fs)で区切って表示したタイミングチャ
ートは、図2の(a)に示すように、「1、1、1、
2、2、2、3、3、3、4、4、4、…」と番号付け
て表せる。図10のゼロ内挿回路10及び帯域制限フィ
ルタ12によるゼロ内挿及びフィルタリング(周波数3
Fs)のタイミングチャートは、図2の(b)に示すよ
うに表せるので、縮小率を3/4にするための再標本化
(1/4に間引く)によって画像メモリ14に書き込ま
れる画像データは同図の下方にA、B、C、D、…で示
す各ラインのデータとなり、これ以外のライン(例えば
ラインAとラインBの間の3本のライン)は間引くライ
ンなので演算する必要がない。
【0017】さらに、ラインA(例えば偶数フィールド
の第1番目のラインとなるライン)の画像データは、
「7、0、0、6、0、0、5、0、0、4、0、0、
3、0、0、2、0、0、1、0、0」と番号付けされ
た画像データGDのそれぞれに、対応するh10、h
9、h8、h7、h6、h5、h4、h3、h2、h
1、h0、h1、h2、h3、h4、h5、h6、h
7、h8、h9、h10を掛けて加算したものとなる。
ここで、「0」と番号付けされた画像データGDは、ゼ
ロ内挿によって付加された画像データを表し、その値は
0である。このため、ラインAの画像データは、図3に
示すように、「7、6、5、4、3、2、1」と番号付
けされた各ラインの入力画像データGDのそれぞれに、
対応するh10、h7、h4、h1、h2、h5、h8
を掛けて加算したデータとなる。同様にして、ラインB
(例えば偶数フィールドの第2番目のラインとなるライ
ン)の画像データは、「8、7、6、5、4、3、2」
と番号付けされた各ラインの入力画像データGDのそれ
ぞれに、対応するh9、h6、h3、h0、h3、h
6、h9を掛けて加算したデータとなる。ラインC、
D、…の画像データも同様である。
【0018】図3のラインA、B、C、D、…の画像デ
ータに掛ける係数に着目すると、図4に示すようなパタ
ーン1、2、3の3組の係数群(h10〜h8)、(h
9〜h9)、(h8〜h10)が順次一定の周期で現わ
れている。パターン1はラインA、D、G、…の画像デ
ータに対応し、パターン2はラインB、E、H、…の画
像データに対応し、パターン3はラインC、F、I、…
の画像データに対応している。このため、パターン1、
2、3の3組の係数群(h10〜h8)、(h9〜h
9)、(h8〜h10)を3組の係数群(K0〜K6)
としてRAM30(0)〜30(6)に予め記憶してお
き、図1に示すような、係数切替制御部32からの係数
切替アドレスに基づいて切り替えて読み出し係数器34
(0)〜34(6)に出力することによって図10と同
等の機能を達成できる。
【0019】前記係数切替制御部32及びメモリ制御部
40は、図5に示すような係数切替アドレス及びライト
イネーブル信号の発生手段42を具備している。前記発
生手段42は、係数器44、8ビットの加算器46、1
水平周期H遅延器48、50、52、54、56、5
7、オフセット発生回路58、初期化回路60、62、
デコーダ64、インバータ65、パターン初期値設定回
路66、アンドゲート67及び8ビットのカウンタ68
で構成されている。前記パターン初期値設定回路66
は、オフセット演算回路70、係数器72、129以上
検出回路74、加算器76及び切替回路78で構成され
ている。
【0020】前記係数器44は、入力端子43に入力し
た設定値192に係数「−1」を掛けて出力する。この
設定値192は、入力画像データGDが8ビットの場合
の縮小率3/4(=192/256)の分子(Nに対
応)に対応して設定された値である。前記加算器46
は、前記係数器44の出力をB入力として後述するA入
力と加算し、前記遅延器48は、前記加算器46のS出
力(加算値出力)を1水平周期H遅延して出力する。前
記オフセット発生回路58は、入力端子45に入力した
オフセット選択信号OSに基づいて、「00h」(16
進数表示の00を表し、10進数表示の0に相当す
る。)と「80h」(16進数表示の80を表し、10
進数表示の128に相当する。)を発生して出力する。
オフセット選択信号OSはフレーム毎にH、Lレベルが
切り替わる信号を表す。前記初期化回路60は、入力端
子47に入力する初期化信号ISで前記オフセット発生
回路58の出力値を取り込み、初期値として前記加算器
46のA入力側へ出力し、初期化信号ISが現われない
タイミングでは前記遅延器48の出力値をそのまま前記
加算器46のA入力側へ出力する。
【0021】前記遅延器50、52は、前記加算器46
のCO(キャリーアウト)出力を順次1水平周期H遅延
させ出力端子49へライトイネーブル信号として出力す
る。前記デコーダ64は、前記加算器46のS出力及び
CO出力の「0」をデコードし、前記遅延器54は、前
記デコーダ64のデコードデータを1水平周期H遅延し
て出力する。前記初期化回路62は、前記入力端子47
に入力する初期化信号ISで予め設定された「0」を初
期値として出力し、初期化信号ISが存在しないタイミ
ングでは前記遅延器54の出力をそのまま出力する。前
記遅延器56は、前記初期化回路62の出力を1水平周
期H遅延して出力する。
【0022】前記オフセット演算回路70は、入力端子
43に入力した縮小係数192を2ビット数「1100
0000」で表示したときの下位ビットを最初に「1」
が現われるまでシフトする演算を行い、このシフトで得
られた2ビット数「11」を出力する。この演算で得ら
れた値3(すなわち2ビット数「11」)は、必要な係
数の切替数(係数アドレスの最大値+1)を示してい
る。前記係数器72は、前記オフセット演算回路70の
演算値3に係数1/2を掛けて出力する。前記129以
上検出回路74は、入力端子43に入力した縮小係数1
92が129以上か否かを検出し、129以上のときに
は1を出力し、129未満のときには0を出力する。前
記加算器76は、前記係数器72の出力値(A入力値)
と前記129以上検出回路74の出力値(B入力値)を
加算する。
【0023】前記切替回路78は、前記入力端子45に
入力したオフセット選択信号OSがHレベル(又はLレ
ベル)のときには、図中実線で示す側に接続されて予め
設定されたデ−タ「0」を出力し、オフセット選択信号
OSがLレベル(又はHレベル)のときには、図中点線
で示す側に接続されて前記加算器76のS出力デ−タ
(加算値)を出力する。前記遅延器57は、前記入力端
子47に入力した初期化信号ISを1水平周期H遅延し
て出力する。前記インバータ65は、前記遅延器57の
出力信号を反転して出力する。前記アンドゲート67
は、前記遅延器57及びインバータ65を介して初期化
信号ISが入力したときのみ前記切替回路78の出力を
そのまま出力し、この初期化信号ISが入力しないとき
には切替回路78の出力を遮断して設定デ−タ「0」を
出力する。
【0024】前記カウンタ68は、前記遅延器50の出
力をEN端子(イネーブル端子)への入力として水平同
期信号HSYNCを計数し、前記遅延器56の出力をL
D端子(ロード端子)への入力として前記アンドゲート
67の出力を取り込み、Q出力を係数切替アドレスとし
て出力端子51へ出力する。
【0025】つぎに、図1及び図5の作用を図6〜図9
を併用して説明する。まず、図5及び図6を用いて、係
数切替アドレス及びライトイネーブル信号の発生手段4
2が、係数切替アドレス及びライトイネーブル信号を発
生する作用について説明する。説明の便宜上、図1の入
力端子16に入力した第nフレームの画像デ−タGD
(1フレームの走査線数480本)が偶数フィールドの
画像デ−タ(1フィールドの走査線数360本)に変換
され、続いて入力した第(n+1)フレームの画像デ−
タGD(1フレームの走査線数480本)が奇数フィー
ルドの画像デ−タ(1フィールドの走査線数360本)
に変換されて出力端子24から出力するものとする。ま
た、第n、第(n+2)、第(n+4)、…フレームの
画像デ−タGDが入力しているときにはオフセット選択
信号OSがHレベル、第(n+1)、第(n+3)、第
(n+5)、…フレームの画像デ−タGDが入力してい
るときにはオフセット選択信号OSがLレベルとなり、
フレームの切り替え時(すなわち信号OSの立下り時と
立上り時)に初期化信号ISが出力するものとする。
【0026】(A):第nフレームの画像デ−タGDが
入力しているときの作用を、図6の左側半分を併用して
説明する。第(n+2)、第(n+4)、…フレームの
画像デ−タGDが入力しているときも同様に作用する。 (1)カウンタ68が計数する水平同期信号HSYNC
を図6(a)とし、入力端子47に入力した初期化信号
ISを同図(b)とする。第nフレームのときはオフセ
ット選択信号OSがHレベルなので、オフセット発生回
路58は「0」(16進数表示の「00h」に相当)を
出力する。このため、加算器46のA入力データは図6
(c)に示すように初期化信号ISの立ち下がりで0と
なる。一方、B入力データは同図(d)に示すように常
時「−192」となる。したがって、加算器46による
加算結果は図6(e)に示すように「−192」(=0
+(−192))となり、CO端子とS端子から同図の
(f)と(g)に示すような「1」と「64」が出力す
る。
【0027】(2)加算器46は、そのS出力データが
遅延器48及び初期化回路60を介してA入力データと
なるので、初期化信号ISの立ち下がり時の水平周期H
から数えて第2番目の水平周期Hでは、第1番目の水平
周期Hの加算器46のS出力データ「64」がA入力と
なり、加算結果、CO出力データ、S出力データが図6
の(e)、(f)、(g)に示すように「−128」、
「1」、「128」に変化する。同様にして第3番目の
水平周期Hでは、第2番目の水平周期Hの加算器46の
S出力データ「128」が加算器46のA入力データと
なるので、加算結果、CO出力データ、S出力データが
「−64」、「1」、「198」に変化し、第4番目の
水平周期Hでは、加算結果、CO出力データ、S出力デ
ータが「0」、「0」、「0」に変化する。したがっ
て、加算器46のCO出力データは、初期化信号ISの
立ち下がり時の水平周期Hから数えて第4p番目(pは
正の整数)の水平周期H(例えば第4、第8、第12番
目の水平周期H)のときに「0」となり、それ以外の水
平周期Hのときに「1」となる。また、加算器46のS
出力データは、初期化信号ISの立ち下がり時の水平周
期Hから数えて第4p番目の水平周期Hのときに「0」
となり、それ以外の水平周期Hのときに「0以外の値」
(例えば64、128、192)となる。
【0028】(3)デコーダ64は加算器46のCO出
力データ及びS出力データの「0」をデコードするの
で、図6の(h)に示すように、CO出力データ及びS
出力データがともに「0」となる第4p番目の水平周期
H(例えば第4、第8、第12番目の水平周期H)のと
きにLレベルとなり、それ以外の水平周期HのときにH
レベルとなる。
【0029】(4)カウンタ68のLD端子には、初期
化信号ISによって初期化回路62で初期化された値
「0」が遅延器56で1水平周期H(以下、単に1Hと
記述する)遅延して入力するとともに、デコーダ64の
出力信号が遅延器54、初期化回路62及び遅延器56
を介して入力しているので、カウンタ68のLD入力
(LD端子への入力)は、図6(i)に示すように、第
2番目と第(4p+2)番目の水平周期HのときにLレ
ベルとなり、それ以外の水平周期HのときにHレベルと
なる。
【0030】(5)カウンタ68のEN端子には、加算
器46のCO出力データが遅延器50を介して入力して
いるので、カウンタ68のEN入力(EN端子への入
力)は、図6(j)に示すように、加算器46のCO出
力データがLレベルとなる第4p番目の水平周期Hより
1H後の水平周期H(すなわち(4p+1)番目の水平
周期H)のときにLレベルとなり、それ以外の水平周期
HのときにHレベルとなる。
【0031】(6)第nフレームのときにはオフセット
選択信号OSがHレベルなので、切替回路78が図中実
線で示す側に接続されてパターン初期値設定回路66か
ら設定デ−タ「0」が出力する。この設定デ−タ「0」
は、遅延器57及びインバータ65を介して初期化信号
ISが入力したときのみアンドゲート67を介してカウ
ンタ68のD端子に入力する。この初期化信号ISがア
ンドゲート67に入力していないときには、パターン初
期値設定回路66からの設定デ−タ「0」はアンドゲー
ト67で遮断され、アンドゲート67自体から設定デー
タ「0」が出力する。これらの設定デ−タ「0」がカウ
ンタ68のLD入力のLレベルで取り込まれるので、カ
ウンタ68の計数値は、図6(k)に示すように、LD
入力がLレベルとなった次ぎの水平周期H(すなわち第
(4p−1)番目の水平周期H)のときに「0」とな
る。さらに、カウンタ68の計数値は、EN入力と相俟
って、第4p番目の水平周期Hのときに「1」となり、
第(4p+1)番目及び第(4p+2)番目の水平周期
Hのときに「2」となる。そして、これらの計数値は係
数切替アドレスとして出力端子51から出力する。
【0032】(7)一方、加算器46のCO出力データ
は、遅延器50及び52を介してライトイネーブル信号
として出力端子49に出力するので、このライトイネー
ブル信号は、図6(j)に点線で示すように、第(4p
+2)番目の水平周期HのときにLレベル(ディスエー
ブル)、それ以外の水平周期HのときにHレベル(イネ
ーブル)となる。
【0033】(B):第(n+1)フレームの画像デ−
タGDが入力しているときの作用を、図6の右側半分を
併用して説明する。第(n+3)、第(n+5)、…フ
レームの画像デ−タGDが入力しているときも同様に作
用する。 (1)第(n+1)フレームのときはオフセット選択信
号OSがLレベルなので、オフセット発生回路58は
「128」(16進数表示の「80h」に相当)を出力
する。このため、加算器46のA入力データは図6
(c)に示すように初期化信号ISの立ち下がりで12
8となる。一方、B入力データは同図(d)に示すよう
に常時「−192」となる。したがって、加算器46に
よる加算結果は図6(e)に示すように「−64」(=
128+(−192))となり、CO端子とS端子から
同図の(f)と(g)に示すような「1」と「192」
が出力する。
【0034】(2)加算器46は、第2番目の水平周期
Hでは、第1番目の水平周期Hの加算器46のS出力デ
ータ「192」がA入力となり、加算結果、CO出力デ
ータ、S出力データが図6の(e)、(f)、(g)に
示すように「0」、「0」、「0」に変化する。同様に
して第3番目の水平周期Hでは、第2番目の水平周期H
の加算器46のS出力データ「0」が加算器46のA入
力データとなるので、加算結果、CO出力データ、S出
力データが「−192」、「1」、「64」に変化し、
第4番目の水平周期Hでは、加算結果、CO出力デー
タ、S出力データが「−128」、「1」、「128」
に変化する。したがって、加算器46のCO出力データ
は、第(4p−2)番目の水平周期H(例えば第2、第
6、第10番目の水平周期H)のときに「0」となり、
それ以外の水平周期Hのときに「1」となる。また、加
算器46のS出力データは、第(4p−2)番目の水平
周期H(例えば第2、第6、第10番目の水平周期H)
のときに「0」となり、それ以外の水平周期Hのときに
「0以外の値」(例えば192、64、128)とな
る。
【0035】(3)デコーダ64は加算器46のCO出
力データ及びS出力データの「0」をデコードするの
で、図6の(h)に示すように、CO出力データ及びS
出力データがともに「0」となる第(4p−2)番目の
水平周期H(例えば第2、第6、第10番目の水平周期
H)のときにLレベルとなり、それ以外の水平周期Hの
ときにHレベルとなる。
【0036】(4)カウンタ68のLD端子には、初期
化信号ISによって初期化回路62で初期化された値
「0」が遅延器56で1H遅延して入力するとともに、
デコーダ64の出力信号が遅延器54、初期化回路62
及び遅延器56を介して入力しているので、カウンタ6
8のLD入力は、図6(i)に示すように、第2番目の
水平周期Hのときと、第(4p−2)番目の水平周期H
より2H後の水平周期H(すなわち4p番目の水平周期
H)のときにLレベルとなり、それ以外の水平周期Hの
ときにHレベルとなる。
【0037】(5)カウンタ68のEN端子には、加算
器46のCO出力データが遅延器50を介して入力して
いるので、カウンタ68のEN入力は、図6(j)に示
すように、加算器46のCO出力データがLレベルとな
る第(4p−2)番目の水平周期Hより1H後の水平周
期H(すなわち第(4p−1)番目の水平周期H)のと
きにLレベルとなり、それ以外の水平周期HのときにH
レベルとなる。
【0038】(6)第(n+1)フレームのときにはオ
フセット選択信号OSがLレベルなので、切替回路78
が図中点線で示す側に接続され、パターン初期値設定回
路66からは次の(6−1)で説明する設定デ−タ
「2」(加算器76のS端子出力デ−タ)が出力する。
この設定デ−タ「2」は、遅延器57及びインバータ6
5を介して初期化信号ISが入力したときのみアンドゲ
ート67を介してカウンタ68のD端子に入力する。こ
の初期化信号ISがアンドゲート67に入力していない
ときには、パターン初期値設定回路66から設定デ−タ
「0」はアンドゲート67で遮断され、アンドゲート6
7自体から設定データ「0」が出力する。これらの設定
デ−タ「2」、「0」がカウンタ68のLD入力のLレ
ベルで取り込まれるので、カウンタ68の計数値は、図
6(k)に示すように、第(n+1)フレーム内でLD
入力が最初にLレベルとなった次の水平周期H(第3番
目の水平周期H)のときに「2」となり、LD入力が2
番目以降にLレベルとなった次の水平周期H(第(4p
+1)番目の水平周期H)のときに「0」となる。さら
に、カウンタ68の計数値は、EN入力と相俟って、図
6(k)に示すように、第4番目の水平周期Hのときに
「2」となり、第(4p+2)番目の水平周期Hのとき
に「1」となり、第(4p+3)番目及び第(4p+
4)番目の水平周期Hのときに「2」となる。そして、
これらの計数値は係数切替アドレスとして出力端子51
から出力する。
【0039】(6−1)パターン初期値設定回路66内
のオフセット演算回路70は、入力端子43に入力した
縮小係数192を2ビット数「11000000」で表
示したときの下位ビットを最初に「1」が現われるまで
シフトする演算を行い、このシフトで得られた演算値3
(2ビット数「11」)を出力する。係数器72は、オ
フセット演算回路70の演算値3に係数1/2を掛け、
小数点以下を切り捨てたデ−タ「1」を出力する。12
9以上検出回路74は、入力端子43に入力した縮小係
数192が129以上か否かを検出し、129以上なの
で1を出力する。加算器76は、係数器72の出力値
「1」(A入力値)と129以上検出回路74の出力値
「1」(B入力値)を加算し、加算値「2」を設定デ−
タとしてS端子から出力する。
【0040】(7)加算器46のCO出力データは、遅
延器50及び52を介してライトイネーブル信号として
出力端子49に出力するので、このライトイネーブル信
号は、図6(j)に点線で示すように、第(4p+2)
番目の水平周期HのときにLレベル(ディスエーブ
ル)、それ以外の水平周期HのときにHレベル(イネー
ブル)となる。
【0041】つぎに、図1の作用を第nフレームと第
(n+1)フレームに分け、図7〜図9を併用して説明
する。 (A):第nフレームの画像デ−タGDが入力している
ときの作用を、図7を併用して説明する。第(n+
2)、第(n+4)、…フレームの画像デ−タGDが入
力しているときも同様に作用する。 (1)水平周期Hの水平同期信号HSYNCが図7
(a)に示すようになり、入力端子16に入力した水平
走査周波数Fs(Fs=1/H)の画像データGDを、
同図(b)に示すように、第nフレームの水平周期H順
に「1、2、3、4、…」と番号付けすると、遅延器1
8(1)〜18(6)の出力側から、同図の(c)〜
(h)に示すような1H〜6H遅延した画像データGD
が出力する。
【0042】(2)係数切替制御部32からRAM30
(0)〜30(6)へ出力する係数切替アドレスが、図
6(k)の左側に示すように水平周期H毎に「0」、
「1」、「2」、「2」、「0」、「1」、「2」、
「2」、…と切り替わり、すなわち係数切替アドレスが
「0」、「1」、「2」、「2」と切り替わる4H分を
1サイクルとして繰り返しているので、このアドレス
「0」、「1」、「2」を図4のパターン1、2、3と
置き換えることによって、RAM30(0)〜30
(6)から対応した係数器34(0)〜34(6)へ出
力する係数群(K0〜K6)が、図7(i)に示すよう
にパターン1、2、3、3、1、2、3、3、…と切り
替わる。すなわち、パターンが1、2、3、3と切り替
わる4H分を1サイクルとして繰り返している。
【0043】(3)係数器34(0)〜34(6)は、
入力端子16に入力した画像データGDの番号が図7
(b)の「7」のタイミングでは、「7、6、5、4、
3、2、1」と番号付けされた各ラインの入力画像デー
タGDのそれぞれに、パターン1に対応する係数群のh
10、h7、h4、h1、h2、h5、h8を掛け、加
算器36が係数器34(0)〜34(6)の演算データ
を加算するので、加算器36から出力する画像データは
同図(j)に示すようにラインAの画像データとなる。
同様にして、入力端子16に入力した画像データGDの
番号が図7(b)の「8」、「9」のタイミングでは、
ラインB、ラインCの画像データとなる。これらのライ
ンA、ラインB、ラインCの画像データは図2及び図3
に示したものと同じものである。
【0044】(4)入力端子16に入力した画像データ
GDの番号が図7(b)の「10」のタイミングでは、
係数器34(0)〜34(6)は、「10、9、8、
7、6、5、4」と番号付けされた各ラインの入力画像
データGDのそれぞれに、パターン3に対応する係数群
のh8、h5、h2、h1、h4、h7、h10を掛
け、加算器36が係数器34(0)〜34(6)の演算
データを加算するので、加算器36から出力する画像デ
ータは図7(j)に示すようにXラインの画像データと
なる。このXラインの画像データは、次ぎの(5)で記
述するように不要なデータとなる。以下同様にして加算
器36から出力する画像データは、図7(j)に示すよ
うに、4Hを繰り返しの1サイクルとして、ラインD、
E、F、Xの画像データ、ラインG、H、I、Xの画像
データ、…となる。
【0045】(5)メモリ制御部40から画像メモリ3
8へ出力するライトイネーブル信号は、図6(j)の左
側に点線で示すように、第(4p+2)番目の水平周期
HのときにLレベル(ディスエーブル)、それ以外の水
平周期HのときにHレベル(イネーブル)となるので、
これを図7のタイミングチャートに対応させると、図7
(k)に示すように、ラインXの画像データに対応した
第10番目、第14番目、…の水平周期HのときにLレ
ベル(ディスエーブル)、第7番目以降のそれ以外の水
平周期HのときにHレベル(イネーブル)となる。この
ため、画像メモリ38には、ラインXの画像データが記
憶されず、ラインA、B、C、D、E、F、G、…の画
像データが記憶される。この画像メモリ38から任意の
周波数で読み出されたラインA、B、C、D、…の画像
データは、偶数フィールドの画像デ−タとして出力端子
24から出力する。
【0046】(B):第(n+1)フレームの画像デ−
タGDが入力しているときの作用を、図8及び図9を併
用して説明する。第(n+3)、第(n+5)、…フレ
ームの画像デ−タGDが入力しているときも同様に作用
する。 (1)水平周期Hの水平同期信号HSYNCが図8
(a)に示すようになり、入力端子16に入力した水平
走査周波数Fs(Fs=1/H)の画像データGDを、
同図(b)に示すように、第(n+1)フレームの水平
周期H順に「1、2、3、4、…」と番号付けすると、
遅延器18(1)〜18(6)の出力側から、同図の
(c)〜(h)に示すような1H〜6H遅延した画像デ
ータGDが出力する。
【0047】(2)係数切替制御部32からRAM30
(0)〜30(6)へ出力する係数切替アドレスが、図
6(k)の右側に示すように水平周期H毎に「2」、
「2」、「0」、「1」、「2」、「2」、「0」、
「1」、…と切り替わる。すなわち係数切替アドレスが
「2」、「2」、「0」、「1」と切り替わる4H分を
1サイクルとして繰り返しているので、このアドレス
「2」、「0」、「1」を図4のパターン3、1、2と
置き換えることによって、RAM30(0)〜30
(6)から対応した係数器34(0)〜34(6)へ出
力する係数群(K0〜K6)が、図8(i)に示すよう
にパターン3、3、1、2、3、3、1、2、…と切り
替わる。すなわち、パターンが3、3、1、2と切り替
わる4H分を1サイクルとして繰り返している。
【0048】(3)係数器34(0)〜34(6)は、
入力端子16に入力した画像データGDの番号が図8
(b)の「7」のタイミングでは、「7、6、5、4、
3、2、1」と番号付けされた各ラインの入力画像デー
タGDのそれぞれに、パターン3に対応する係数群のh
8、h5、h2、h1、h4、h7、h10掛け、加算
器36が係数器34(0)〜34(6)の演算データを
加算するので、加算器36から出力する画像データは同
図(j)に示すようにラインaの画像データとなる。同
様にして、入力端子16に入力した画像データGDの番
号が図8(b)の「8」、「9」、「10」のタイミン
グでは、ラインx、b、cの画像データとなる。上述の
ラインa、b、cの画像データは、図3のラインA、
B、Cの画像デ−タと同様に表示すると、図9に示すよ
うになる。また、上述のラインxの画像データは、次ぎ
の(4)で記述するように不要なデータとなる。以下同
様にして加算器36から出力する画像データは、図8
(j)に示すように、水平周期4Hを繰り返しの1サイ
クルとして、ラインd、x、e、fの画像データ、ライ
ンg、x、h、iの画像データ、…となる。このライン
d、e、fの画像データは、図3のラインA、B、Cの
画像デ−タと同様に表示すると、図9に示すようにな
る。
【0049】(4)メモリ制御部40から画像メモリ3
8へ出力するライトイネーブル信号は、図6(j)の右
側に点線で示すように、第4p番目の水平周期Hのとき
にLレベル(ディスエーブル)、それ以外の水平周期H
のときにHレベル(イネーブル)となるので、これを図
8のタイミングチャートに対応させると、図8(k)に
示すように、ラインxの画像データに対応した第8番
目、第12番目、…の水平周期HのときにLレベル(デ
ィスエーブル)、第7番目以降のそれ以外の水平周期H
のときにHレベル(イネーブル)となる。このため、画
像メモリ38には、ラインxの画像データが記憶され
ず、ラインa、b、c、d、e、f、g、…の画像デー
タが記憶される。この画像メモリ38から任意の周波数
で読み出されたラインa、b、c、d、…の画像データ
は、奇数フィールドの画像デ−タとして出力端子24か
ら出力する。
【0050】前記実施形態例では、入力画像データGD
が8ビットの場合について説明したが、本発明はこれに
限るものではない。例えば、入力画像データGDが6ビ
ットの場合についても利用することができる。この場
合、図5において、入力端子43に入力する設定値「1
92」を6ビットの場合の縮小率48/64(=3/
4)の分子に対応した「48」に変更し、129以上検
出回路74を33以上検出回路に置換すればよい。この
33以上検出回路の「33」は、129以上検出回路7
4の「129」が8ビットの最大値「256」に基づく
「(256/2)+1=129」の演算で設定されるの
と同様にして、6ビットの最大値「64」に基づく
「(64/2)+1=33」の演算で設定される。
【0051】前記実施形態例では、画像縮小率が3/4
の場合について説明したが、本発明はこれに限るもので
はない。例えば、画像縮小率が4/5の場合についても
利用することができる。この場合、係数記憶部(例えば
RAM)に書き替えて記憶するN組の係数群(K0〜K
6)を4組(N=4)の係数群とし、係数切替制御部に
よる係数記憶部の読み出しの5回(M=5)を繰り返し
の1サイクルとし、加算器から繰り返し1サイクルに5
回出力する加算値のうちの4回の加算値を画像データと
する。上述の4組の係数群(K0〜K6)は例えばパタ
ーン1、2、3、4からなり、図10の従来例におい
て、ゼロ内挿回路を水平走査周波数をFsの4倍にする
ためのゼロ内挿回路で置換し、遅延器を27個、係数器
を28個(28=4×7)に置換し、図2と同様に(h
13〜h0)、(h0〜h13)に対するタイムチャー
トを利用して設定される。例えば、パターン1の係数群
(K0〜K6)には、(h13、h9、h5、h1、h
2、h6、h10)、パターン2の係数群(K0〜K
6)には、(h12、h8、h4、h0、h3、h7、
h11)が、パターン3の係数群(K0〜K6)には、
(h11、h7、h3、h0、h4、h8、h12)
が、パターン4の係数群(K0〜K6)には、(h1
0、h6、h2、h1、h5、h9、h13)がそれぞ
れ設定される。
【0052】前記実施形態例では、複数の遅延器が6
個、複数の係数器が7個の場合について説明したが、こ
れらの個数に制限されるものでないこと勿論である。
【0053】前記実施形態例では、プログレッシブ走査
の画像デ−タをインタレース走査の画像デ−タに変換す
る場合について説明したが、本発明はこれに限るもので
なく、プログレッシブ走査間の画像デ−タの変換であっ
て、1フレームの走査線数を少なくする場合についても
利用することができる。例えば、図5において、遅延器
57、オフセット発生回路58、インバータ65、パタ
ーン初期値設定回路66及びアンドゲート67を省略
し、初期化回路60は初期化信号ISで「0」に初期化
され、カウンタ68のD端子への入力デ−タを常に
「0」として、プログレッシブ走査の画像デ−タを縮小
してプログレッシブ走査の画像デ−タに変換するた場合
についても利用することができる。
【0054】
【発明の効果】請求項1の発明に係る画像縮小フィルタ
は、複数の遅延器、係数記憶部、係数切替制御部、複数
の係数器及び加算器を具備し、係数記憶部に予め記憶さ
れた係数群が、隣接する走査線間にデ−タ値が0の走査
線を(N−1)本仮想的に挿入するためのデ−タを入力
画像デ−タに挿入して水平走査周波数をFsからN・F
sに上げ、ついで周波数帯域を1/Mに制限したフィル
タ特性となるようにN組分設定され、係数切替制御部に
よって1水平周期の切替タイミングで係数記憶部から各
組の係数群が読み出されて複数の係数器に出力し、この
読み出しのM回を繰り返しの1サイクルとし、この繰り
返し1サイクル中にN組の係数群の各組を少なくとも1
回含ませ、複数の係数器の演算値を加算する加算器から
繰り返し1サイクル毎にM回出力する加算値のうちのN
組の係数群に対応したN回の加算値を、縮小率N/M
(例えば3/4)の出力画像デ−タとしているので、見
かけ上の水平走査周波数をN・Fsにするためのゼロ内
挿回路を不要にするとともに、必要とする遅延器及び係
数器の数を従来例の約1/Nに減ずることができ、回路
規模を小さくすることができる。また、係数記憶部には
N組の係数群が書き替え可能に記憶されているので、こ
の係数の書き替えで様々な縮小率に対応することがで
き、設計の自由度を大きくすることができる。
【0055】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、係数切替制御部による係数切替の繰り返し1サイク
ル毎に加算器からM回出力する加算値のうちのN回の加
算値を画像デ−タとして書き込む画像デ−タ記憶手段を
設けたので、所定の縮小率で縮小した画像のデ−タを任
意の読み出し周波数で読み出すことができる。
【0056】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、画像デ−タ記憶手段を、M、Nに対応した設定値に
基づきライトイネーブル信号を発生するライトイネーブ
ル信号発生手段と、このライトイネーブル信号発生手段
で発生したライトイネーブル信号によって、繰り返し1
サイクル毎に加算器からM回出力する加算値のうちのN
回の加算値を記憶する画像メモリとで構成したので、画
像デ−タ記憶手段の構成を簡単にすることができる。
【0057】請求項4の発明は、請求項1又は2の発明
において、係数切替制御部に、M、Nに対応した設定値
に基づき係数記憶部へ係数切替アドレスを出力する係数
切替アドレス発生手段を設けたので、係数切替制御部の
構成を簡単にすることができる。
【0058】請求項5の発明は、請求項3の発明におい
て、係数切替制御部に、M、Nに対応した設定値に基づ
き係数記憶部へ係数切替アドレスを出力する係数切替ア
ドレス発生手段を設けたので、係数切替制御部の構成を
簡単にすることができる。
【0059】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、ライトイネーブル信号発生手段によって、M、Nに
対応した設定値とフレーム毎に切り替えられるオフセッ
ト値とに基づき、発生タイミングの異なる2種類のライ
トイネーブル信号を発生し、係数切替アドレス発生手段
によって、M、Nに対応した設定値とフレーム毎に切り
替えられるオフセット値とに基づき、発生タイミングの
異なる2種類の係数切替アドレスを発生するようにした
ので、プログレッシブ走査の入力画像デ−タをインタレ
ース走査の出力画像デ−タに変換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像縮小フィルタの一実施形態例
を示すブロック図である。
【図2】図1中のRAM30(0)〜30(6)に記憶
する係数を求めるために利用したタイムチャートの説明
図で、このタイムチャートは図10の作用を説明するも
のである。
【図3】図2のラインA、B、C、D、…の画像データ
の内容を示す説明図である。
【図4】図1において、係数切替制御部32からの係数
切替アドレスに基づき、RAM30(0)〜30(6)
から係数器34(0)〜34(6)へ供給されるパター
ン1、2、3の3組の係数群(K0〜K6)の説明図で
ある。
【図5】図1中の係数切替制御部32から出力する係数
切替アドレスの発生手段、及びメモリ制御部40から出
力するライトイネーブル信号の発生手段のブロック図で
ある。
【図6】図5の作用を、第nフレーム(オフセット選択
信号OSがHレベルの場合)と第(n+1)フレーム
(オフセット選択信号OSがLレベルの場合)に分けて
示すタイムチャートである。
【図7】図1において入力画像デ−タGDが第nフレー
ムの場合の作用を示すタイムチャートである。
【図8】図1において入力画像デ−タGDが第(n+
1)フレームの場合の作用を示すタイムチャートであ
る。
【図9】図8のラインa、b、c、d、…の画像データ
の内容を示す説明図である。
【図10】理論的に考えられる画像縮小フィルタのブロ
ック図である。
【符号の説明】
16…画像データGDの入力端子、 18(1)〜18
(6)…遅延器、 24…画像データの出力端子、 3
0(0)〜30(6)…RAM(係数記憶部の一例)、
32…係数切替制御部、 34(0)〜34(6)…
係数可変可能な係数器、 36…加算器、 38…画像
メモリ、 40…メモリ制御部、 42…係数切替アド
レス及びライトイネーブル信号の発生手段、 43…設
定値「192」の入力端子、 44…係数「−1」を掛
ける係数器、 45…オフセット選択信号OSの入力端
子、 46、76…8ビットの加算器、 47…初期化
信号ISの入力端子、 48、50、52、54、5
6、57…1水平周期Hの遅延器、 49…ライトイネ
ーブル信号の出力端子、 51…係数切替アドレスの出
力端子、 58…オフセット発生回路、 60、62…
初期化回路、 64…デコーダ、 65…インバータ、
66…パターン初期値設定回路、 67…アンドゲー
ト、 68…8ビットのカウンタ、 70…オフセット
演算回路、 72…係数「1/2」を掛ける係数器、
74…129以上検出回路、 78…切替回路、 Fs
…水平走査周波数、 GD…画像データ、 K0〜K6
…係数群、 H…1水平周期(H=1/Fs)。
フロントページの続き (72)発明者 小林 正幸 神奈川県川崎市高津区末長1116番地 株式 会社富士通ゼネラル内 (72)発明者 小野寺 純一 神奈川県川崎市高津区末長1116番地 株式 会社富士通ゼネラル内 (72)発明者 大森 英幸 神奈川県川崎市高津区末長1116番地 株式 会社富士通ゼネラル内 (72)発明者 日吉 丈人 神奈川県川崎市高津区末長1116番地 株式 会社富士通ゼネラル内 Fターム(参考) 5C063 BA04 BA09 CA01 CA05 CA38 5C082 BA12 BB15 BC19 CA21 CA34 CA81 DA53 MM04 MM05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力画像デ−タを順次1水平周期遅延させ
    て出力する複数の遅延器と、所定のフィルタ特性を得る
    ためのN組(Nは2以上の整数)の係数群を書き替え可
    能に記憶した係数記憶部と、1水平周期の切替タイミン
    グで前記係数記憶部から各組の係数群を読み出し、この
    読み出しのM回(MはNより大きな整数)を繰り返しの
    1サイクルとし、この繰り返し1サイクル中に前記N組
    の係数群の各組を少なくとも1回含ませる係数切替制御
    部と、前記入力画像デ−タと前記複数の遅延器の各々か
    ら出力する画像デ−タとに前記係数記憶部から読み出し
    た対応する係数を掛けて出力する複数の係数器と、この
    複数の係数器の出力値を加算する加算器とを具備し、前
    記繰り返し1サイクル毎に前記加算器からM回出力する
    加算値のうちの前記N組の係数群に対応したN回の加算
    値を出力画像デ−タとしてなることを特徴とする画像縮
    小フィルタ。
  2. 【請求項2】係数切替制御部による係数切替の繰り返し
    1サイクル毎に加算器からM回出力する加算値のうちの
    N回の加算値を画像デ−タとして書き込む画像デ−タ記
    憶手段を設けてなる請求項1記載の画像縮小フィルタ。
  3. 【請求項3】画像デ−タ記憶手段は、M、Nに対応した
    設定値に基づきライトイネーブル信号を発生するライト
    イネーブル信号発生手段と、このライトイネーブル信号
    発生手段で発生したライトイネーブル信号によって、繰
    り返し1サイクル毎に加算器からM回出力する加算値の
    うちのN回の加算値を記憶する画像メモリとを具備して
    なる請求項2記載の画像縮小フィルタ。
  4. 【請求項4】係数切替制御部は、M、Nに対応した設定
    値に基づき係数記憶部へ係数切替アドレスを出力する係
    数切替アドレス発生手段を具備してなる請求項1又は2
    記載の画像縮小フィルタ。
  5. 【請求項5】係数切替制御部は、M、Nに対応した設定
    値に基づき係数記憶部へ係数切替アドレスを出力する係
    数切替アドレス発生手段を具備してなる請求項3記載の
    画像縮小フィルタ。
  6. 【請求項6】ライトイネーブル信号発生手段は、M、N
    に対応した設定値とフレーム毎に切り替えられるオフセ
    ット値とに基づいて、発生タイミングの異なる2種類の
    ライトイネーブル信号を発生してなり、係数切替アドレ
    ス発生手段は、M、Nに対応した設定値とフレーム毎に
    切り替えられるオフセット値とに基づいて、発生タイミ
    ングの異なる2種類の係数切替アドレスを発生してなる
    請求項5記載の画像縮小フィルタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7324158B2 (en) 2003-07-09 2008-01-29 Mediatek Inc. Video signal processing apparatus to generate both progressive and interlace video signals
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