JP4434104B2 - 車両用バンパ構造 - Google Patents

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本発明は、車両の前面衝突時に車体に対する被衝突体を保護するための車両用バンパ構造に関する。
車幅方向に長手とされたバンパリインフォースメント(バンパリンホース)と車体側部材のとの間を、前後方向に長手とされると共に折れ線状に屈曲した板金ステーにて連結し、車両が歩行者に衝突した際に、板金ステーの変形によって該歩行者の脚部に作用する衝撃荷重を緩和する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、車幅方向に長手とされたバンパリインフォースメント(バンパレインフォースメント)の下方に、前端が該バンパリインフォースメントの前端よりも前方に突出する突出部材を設けた技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2記載の技術では、突出部材は、平板上に形成されると共に後端がフロントクロスメンバにて支持されており、車幅方向両端側に補強部を備える。この技術では、車両が歩行者に衝突した際に、先ず突出部材が歩行者の脚部における膝下部分にて脚払いを行うことで、脚部の屈曲を抑制する。
特開平11−78734号公報 特開平2001−71837号公報 特許第3508607号明細書
ところで、上記の如き歩行者等の被衝突体の保護構造では、車幅方向の各部において性能差が生じないことが要求される。
しかしながら、上記した前者の技術では、車幅方向における板金ステーの設置位置と、板金ステー間の位置とで被衝突体の保護性能に差を生じることが懸念される。また、上記した後者の技術では、前端をバンパリインフォースメントの前端よりも前方に突出させる突出部材をフロントクロスメンバに片持ち支持する構成であるため、突出部材が剛性確保のために補強部を必要とし、この補強部の設置部位と非設置部位とで保護性能に差を生じることが懸念される。
本発明は、上記事実を考慮して、車幅方向の各部における被衝突体の保護性能を略均一にすることができる車両用バンパ構造を得ることが目的である。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明に係る車両用バンパ構造は、車幅方向に長手とされたバンパ骨格部材の下方に、車幅方向に長手とされた下側支持部材が配設された車両用バンパ構造であって、前記下側支持部材は、それぞれ車幅方向に長手とされると共に互いの前端が連結された上板部と下板部とを有し、前記上板部の後端側と前記下板部の後端側との間に車幅方向に長手とされた車体骨格を車体上下方向に挟んで該車体骨格に固定されており、前記上板部及び下板部には、それぞれ車幅方向に沿って複数の貫通孔が設けられて該複数の貫通孔間に車体前後方向に沿う梁部が形成されており、前記上板部の梁部と下板部の梁部とは車幅方向にオフセットしており、かつ前記上板部及び下板部はそれぞれの梁部の後方において前記車体骨格に固定されており、かつ、前記上板部の梁部の車幅方向に沿った幅と下板部の梁部の車幅方向に沿った幅とは、上板部の梁部と下板部の梁部とで車体前後方向の荷重による座屈荷重が一致するように設定されている。
請求項1記載の車両用バンパ構造では、バンパ骨格部材の下方に下側支持部材が配設されており、車両の被衝突体との衝突時にはバンパ骨格部材の下方で下側支持部材が被衝突体に当接して、該被衝突体が保護される。
ここで、下側支持部材は、互いの前端が連結された上板部と下板部との後端側間に車体骨格を車体上下方向に挟んで該車体骨格に固定されているため、換言すれば、上板部と下板部と車体骨格とで車幅方向の各部において該車幅方向から見た形状が略三角形状に形成されるため、補強部に頼ることなく、車体骨格に片持ち支持されるに足る剛性が確保される。このため、下側支持部材の車幅方向の各部における構造を略均等にすることが可能になる。
このように、請求項1記載の車両用バンパ構造では、車幅方向の各部における被衝突体の保護性能を略均一にすることができる。
また、本車両用バンパ構造では、上板部における車幅方向に沿って複数設けられた貫通孔間に形成された複数の梁部(以下、上側梁部という)と、下板部における車幅方向に沿って複数設けられた貫通孔間に形成された複数の梁部(以下、下側梁部という)とが車幅方向にオフセットして配置されており、下側支持部材は、各梁部の後方において車体骨格に固定されている。このため、車両と被衝突体との衝突に伴って被衝突体が下側支持部材の前端に当接した場合には、複数の上側梁部、下側梁部のうちの一部(主に1つ)が車体骨格(との固定部位)に荷重を伝達する。以上により、幅方向の各部において被衝突体の保護性能が略均一となる機能を維持しつつ、下側支持部材の軽量化を図ることができる。
請求項2記載の発明に係る車両用バンパ構造は、請求項1記載の車両用バンパ構造において、前記上板部及び下板部の何れか一方には、それぞれ車幅方向に長手とされ下側支持部材の前端から入力される車体前後方向の後向きの荷重によって折れ曲がる複数の折り目部が形成されている。
請求項2記載の車両用バンパ構造では、下側支持部材を構成する上板部及び下板部の何れか一方に複数の折り目部が形成されており、車両と被衝突体との衝突に伴って被衝突体が下側支持部材に当接した場合に、下側支持部材が折り目部において折れ曲がることで、衝突初期に被衝突体に作用する荷重が緩和される。また、折り目部が車幅方向に長手とされることで、車幅方向各部の被衝突体の保護性能が略均一化される。なお、折り目部は、例えば、上板部及び下板部の何れか一方を屈曲した屈曲部であっても良く、上板部及び下板部の何れか一方に設けた薄肉部や切込み部(溝部)等であっても良い。
請求項3記載の発明に係る車両用バンパ構造は、請求項2記載の車両用バンパ構造において、前記上板部及び下板部の何れか一方には、2つの前記折り目部が設けられており、車体前後方向の前側の折り目部は、下側支持部材の前端から入力される車体前後方向の後向きの荷重によって、前記上板部及び下板部の他方側に凹に折れ曲がるようになっており、車体前後方向の後側の折り目部は、下側支持部材の前端から入力される車体前後方向の後向きの荷重によって、前記上板部及び下板部の他方側に凸に折れ曲がるようになっている。
請求項3記載の車両用バンパ構造では、車両と被衝突体との衝突に伴って被衝突体が下側支持部材に当接した場合に、上板部及び下板部のうち折り目部が設けられた側の部材は、上記した車幅方向から見た場合の三角形を上下方向外側に広げるように(略Z形状に)変形する。これにより、2本の折り目部によって、下側支持部材を確実に所定形状に変形させることができる。
請求項4記載の発明に係る車両用バンパ構造は、請求項2又は請求項3記載の車両用バンパ構造において、前記折り目部は、前記下板部に形成されている。
請求項4記載の車両用バンパ構造では、車両と被衝突体との衝突に伴って被衝突体が下側支持部材に当接した場合に、下板部が主に下側に突出するように変形する。このため、下側支持部材の変形空間を確保しやすい。
請求項5記載の発明に係る車両用バンパ構造は、請求項2〜請求項4の何れか1項記載の車両用バンパ構造において、前記折り目部は、前記上板部及び下板部の何れか一方における梁部に形成されており、該折り目部が形成された前記上板部及び下板部の何れか一方の梁部の車体前後方向に沿う長さを、前記上板部及び下板部の他方の梁部の車体前後方向に沿う長さよりも短くした
請求項5記載の車両用バンパ構造では、複数の上側梁部及び複数の下側梁部の何れか一方に折り目部が形成されており、他方には折り目部が形成されない。そして、折り目部が形成された上下何れかの梁部の長さは、折り目部が形成されない梁部の長さよりも短くされている。このため、上下何れかの梁部に折り目部を形成しないことで下側支持部材全体としての剛性を確保しつつ、各梁部の座屈荷重(曲げ耐力)を均一化することができる。
請求項6記載の発明に係る車両用バンパ構造は、請求項2〜請求項5の何れか1項記載の車両用バンパ構造において、前記上板部及び下板部の何れか一方の梁部に前記折り目部が形成されており、該折り目部が形成された前記上板部及び下板部の何れか一方の梁部の車幅方向に沿う幅を、前記上板部及び下板部の他方の梁部の車幅方向に沿う幅よりも広くした。
請求項6記載の車両用バンパ構造では、複数の上側梁部及び複数の下側梁部の何れか一方に折り目部が形成されており、他方には折り目部が形成されない。そして、折り目部が形成された上下何れかの梁部の幅は、折り目部が形成されない梁部の幅よりも幅広とされている。このため、上下何れかの梁部に折り目部を形成しないことで下側支持部材全体としての剛性を確保しつつ、各梁部の座屈荷重(曲げ耐力)を均一化することができる。
請求項記載の発明に係る車両用バンパ構造は、請求項1請求項の何れか1項記載の車両用バンパ構造において、下側支持部材は、自然(自由)状態に対し前記上板部の後端と前記下板部の後端とが近接又は離間した弾性変形状態で前記車体骨格に固定されている。
請求項記載の車両用バンパ構造では、下側支持部材は、上板部の後端と下板部の後端とが自然状態に対し近接又は離間した弾性変形状態で、その復元力に基づく応力(ストレス)を受けつつ車体骨格に固定されている。これにより、下側支持部材は、起振力として作用する外力が上記応力に見合う大きさ以下であれば、該外力による変形(振動)が抑制される。特に、上記折り目部を有する構成においては、折り目部に作用する上記応力によって下側支持部材は、前端から作用する後向き荷重に対し剛性を低下する機能を維持しつつ、振動に対する剛性が確保される。
以上説明したように本発明に係る車両用バンパ構造は、車幅方向の各部における被衝突体の保護性能を略均一にすることができるという優れた効果を有する。
本発明の実施形態に係る車両用バンパ構造10について、図1乃至図5に基づいて説明する。先ず、車両用バンパ構造10の概略全体構成を説明し、次いで、本発明の実施形態の要部であるバンパロアパネルの構成を説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印OUTは、それぞれ、車両用バンパ構造10が適用された自動車の前方向(進行方向)、上方向、車幅方向の外側を示している。
(車両用バンパ構造の全体構成)
図5には、車両用バンパ構造10が適用された自動車12の外観が斜視図にて示されている。この図に示される如く、車両用バンパ構造10は、自動車12の前端におけるヘッドランプ14、フロントグリル16の下側に配設されたフロントバンパ18に適用されている。このフロントバンパ18は、フロントバンパカバー20を備えている。
フロントバンパカバー20は、車幅方向に長手とされており、車幅方向の両端20Aが左右のフェンダ22まで回り込むように湾曲している。フロントバンパカバー20における主に両端20Aを除く部分には、上下一対の孔部24、26が形成されており、空気取り入れ用とされている。フロントバンパカバー20は、上側の孔部24よりも上側部分が上部20B、上下の孔部24、26間の部分が中間部20C、下側の孔部26よりも下側部分が下部20Dとされている。
自動車12前部の車幅方向中央の側断面を示す図1に示される如く、フロントバンパ18は、フロントバンパカバー20の上部20Bに前側から覆われたバンパ骨格部材としてのバンパリインフォースメント28を備えている。バンパリインフォースメント28は、側断面視で略矩形枠状の閉断面構造を有し、車幅方向に長手とされフロントバンパカバー20対応して適宜湾曲しつつ車幅方向の略全幅に亘り延在している。このバンパリインフォースメント28は、左右の両端側の2箇所が、それぞれ車体前後方向に長手とされたフロントサイドメンバ29の前端に直接的又はクラッシュボックス等を介して連結されて、車体に対し前突荷重を伝達可能に支持されている。
また、図1に示される如く、フロントバンパカバー20の上部20Bとバンパリインフォースメント28との間には、緩衝部材としてのフォーム材30が配設されている。フォーム材30は、バンパリインフォースメント28側に位置する背壁30Aの上下端から上凸部30B、下凸部30Cが前向きに延設されて、側断面視で前向きに開口する略コ字状に形成されている。上凸部30Bはバンパリインフォースメント28よりも上側に位置しており、前端が上凸部30Bの前端よりも前方に突出した下凸部30Cはバンパリインフォースメント28の下部の前方に位置している。
このフォーム材30は、フロントバンパカバー20からの衝撃荷重を緩衝しつつバンパリインフォースメント28に伝達するようになっており、上記形状(薄肉の断面コ字状)によってフロントバンパ18内に変形用の空間を確保して変形時の底付きの発生を遅らせる構成とされている。
さらに、図1に示される如く、フロントバンパ18では、フロントバンパカバー20の中間部20Cを後方から支持するブラケット32が設けられている。ブラケット32は、車幅方向に長手とされ、後端32Aがバンパリインフォースメント28の下面28Aに溶接等によって固着されると共に、前端32Bが中間部20Cに入り込んでいる。
ブラケット32には、それぞれ車幅方向に沿って長手とされた前後一対に屈曲部(折り目)34、36が形成されており、前側の屈曲部34は下向きに凸に形成され、後側の屈曲部36は上向きに凸に形成されている。これにより、ブラケット32は、中間部20Cに所定値以上の後向き荷重が作用した場合には、図2に示される如く略Z形状に屈曲しつつ荷重を支持するようになっている。また、ブラケット32における前後の屈曲部34、36間には、車幅方向に沿って並列された複数の肉抜き孔32Cが設けられている。
さらにまた、図1に示される如く、フロントバンパ18では、フロントバンパカバー20の下部20Dを後方から支持する下側支持部材としてのバンパロアパネル38が設けられており、下部20Dに作用する後向き荷重を支持する(車体に伝達する)するようになっている。バンパロアパネル38の構造、車体への取付構造については後述する。
また、図1に示される如く、自動車12のエンジンルームER内におけるフロントバンパ18の後方には、車体骨格の一部を成すラジエータサポート40が配設されている。ラジエータサポート40は、ラジエータサポートアッパメンバ42と、それぞれの上端がラジエータサポートアッパメンバ42の車幅方向端部に連結された図示しない左右一対のラジエータサポートサイドパネルと、該一対のラジエータサポートサイドパネルの下端を連結するラジエータサポートロアクロスメンバ46とで、正面視で略矩形枠状に構成されている。車両中央のフードロックサポートメンバ44と、ラジエータサポートアッパメンバ42、ラジエータサポートロアクロスメンバ46とは、それぞれボルト・ナットなどの締結手段47によって固定的に結合されている。
このラジエータサポート40は、図示しないラジエータ、エアコンコンデンサ、冷却ファン等を支持している。また、フードロックサポートメンバ44の上端近傍にはブラケット48の後端が固定されており、このブラケット48の前端側には、フロントバンパカバー20の上端20Eが締結手段47によって締結されている。さらに、ラジエータサポートアッパメンバ42にはフードロック50が固定されており、フードロック50はエンジンルームERを上側から覆うエンジンフード52の前端に設けられたストライカ54に噛み合うことで、エンジンフード52によるエンジンルームERの被覆(閉止)状態を維持するようになっている。
そして、ラジエータサポートロアクロスメンバ46には、後に詳述するバンパロアパネル38の後端が固定的に支持されるようになっている。この実施形態では、ラジエータサポートロアクロスメンバ46は、ラジエータ開口部よりも車幅方向外側に張り出しており、車幅方向の略前幅に亘り延在している。
(バンパロアパネルの構成)
図1に示される如く、バンパロアパネル38は、上板部としてのアッパパネル56と、下板部としてのロアパネル58とが互いの前端を連結された如くして側面視で後方に開口する略「V」字状に形成されている。バンパロアパネル38におけるアッパパネル56とロアパネル58との前端が連結された前端を頂部38Aということとする。この実施形態では、アッパパネル56とロアパネル58とは一体に形成されている。
アッパパネル56の後端部56Aには取付部としてのボルト孔60が形成されており、該ボルト孔60及びラジエータサポートロアクロスメンバ46の上壁46Aを貫通したボルト62が、該上壁46Aの下面に固着されたウェルドナット64に螺合している。これにより、アッパパネル56におけるラジエータサポートロアクロスメンバ46の上壁46Aの上面に重ね合わされた後端部56Aが該ラジエータサポートロアクロスメンバ46に固定的に結合されている。
一方、ロアパネル58の後端部58Aには取付部としてのボルト孔65が形成されており、該ボルト孔60及びラジエータサポートロアクロスメンバ46の下壁46Bを貫通したボルト62が、該下壁46Bの下面に固着されたウェルドナット64に螺合している。これにより、ロアパネル58におけるラジエータサポートロアクロスメンバ46の下壁46Bの下面に重ね合わされた後端部58Aが該ラジエータサポートロアクロスメンバ46に固定的に結合されている。
以上説明したように、バンパロアパネル38は、アッパパネル56の後端部56Aとロアパネル58の後端部58Aとの間にラジエータサポートロアクロスメンバ46を上下方向に挟み込んだ状態で、該ラジエータサポートロアクロスメンバ46に固定されている。したがって、バンパロアパネル38は、ラジエータサポートロアクロスメンバ46とで、側断面視で(車幅方向から見て)略略三角形状の閉断面構造を成している。
図3には、バンパロアパネル38が平面図にて示されている。この図に示される如く、アッパパネル56、ロアパネル58の互いに連結された前縁すなわちバンパロアパネル38の頂部38Aは、平面視で車体前方に凸の弓型に湾曲形成されている。この湾曲形状は、フロントバンパカバー20の下部20D、バンパリインフォースメント28の形状にほぼ対応している。一方、アッパパネル56、ロアパネル58の各後端部56A、58Aは、車幅方向に沿って略直線状に形成されている。
そして、図3に示される如くアッパパネル56には、車幅方向に沿って複数(この実施形態では6つ)の切抜き部として把握することができる貫通孔66が設けられている。各貫通孔66は、前縁が頂部38Aに倣う(略平行な)曲線状とされ、後縁が車幅方向に沿う直線状とされ、左右の側縁が車体前後方向に沿う直線状に形成されている。なお、アッパパネル56の車幅方向両端に位置する貫通孔66の外側縁は適宜丸められている。
アッパパネル56における貫通孔66間に切り残された部分は、それぞれ前後方向に長手の梁部としてのアッパビーム68とされている。この実施形態では、計5つのアッパビーム68が車幅方向に等間隔で並列して形成されている。各アッパビーム68の車幅方向の幅Wbuは、互いに等しく、かつ貫通孔66(車幅方向両端に位置するものを除く)の幅Whuよりも十分に小とされている。
そして、取付部としてのボルト孔60は、各アッパビーム68(貫通孔66)の後端よりも後側において、各アッパビーム68の車幅方向中心線の延長線上に位置している。したがって、この実施形態では、アッパパネル56の後端部56Aにおける車幅方向に沿う直線上に計5つのボルト孔60が等間隔で配置されている。
一方、図3に示される如くロアパネル58には、車幅方向に沿って複数(この実施形態では5つ)の切抜き部として把握することができる貫通孔70が設けられている。各貫通孔70は、前縁が頂部38Aに倣う(略平行な)曲線状とされ、後縁が車幅方向に沿う直線状とされ、左右の側縁が車体前後方向に沿う直線状に形成されている。なお、ロアパネル58の車幅方向両端に位置する貫通孔70の外側縁は適宜丸められている。
ロアパネル58における貫通孔70間に切り残された部分は、それぞれ前後方向に長手の梁部としてのロアビーム72とされている。この実施形態では、計4つのロアビーム72が車幅方向に等間隔で並列して形成されている。各ロアビーム72の車幅方向の幅Wblは、互いに等しく、かつ貫通孔70の幅Whlよりも十分に小とされている。
そして、取付部としてのボルト孔65は、各ロアビーム72(貫通孔70)の後端よりも後側において、各ロアビーム72の車幅方向中心線の延長線上に位置している。したがって、この実施形態では、ロアパネル58の後端部58Aにおける車幅方向に沿う直線上に計4つのボルト孔65が等間隔で配置されている。
また、図3に示される如く、アッパパネル56、ロアパネル58は、共にバンパロアパネル38の車幅方向中心線CLに対して対称に形成されている。このため、バンパロアパネル38では、各アッパビーム68と各ロアビーム72とが車幅方向にオフセットして配置されている。上記寸法形状のバンパロアパネル38では、平面視で隣接するアッパビーム68間の車幅方向中央にロアビーム72が位置しており、換言すれば、平面視ではアッパビーム68とロアビーム72とが交互にかつ等間隔で配置されている。
ここで、図3に示される如く、各アッパビーム68、各ロアビーム72は、すべて車幅方向の領域Aの範囲内に配置されている。この領域Aは、平面視において、車体前後方向に沿う仮想直線Lに対し成す角αが60°となる垂直平面Sがフロントバンパカバー20に接する部分の車幅方向内側の範囲として設定されている。
さらに、バンパロアパネル38では、アッパビーム68の幅Wbuがロアビーム72の幅Wblよりも小とされている。そして、アッパビーム68よりも幅広である各ロアビーム72には、それぞれ前後方向の圧縮荷重による曲げ(座屈)のきっかけとなる前後一対の折り目部74、76が全幅に亘り形成されている。
図3に示される如く、前側の折り目部74は、バンパロアパネル38の頂部38Aの湾曲形状に略平行な直線形状とされており、後側の折り目部76は、車幅方向に沿う直線形状とされている。また、図1に示される如く、前側の折り目部74は、下側に凸とされたロアビーム72(ロアパネル58)の屈曲部として形成されており、後側の折り目部76は、上側に凸とされた屈曲部として形成されている。
これにより、バンパロアパネル38の頂部38Aに所定値以上の後向き荷重が作用した場合に、ロアビーム72は、図2に示される如く折り目部74、76の屈曲角が小さくなるように略Z形状に屈曲するようになっている。一方、アッパビーム68は、アッパパネル56の後端部56Aが頂部38Aよりも高位であるため、バンパロアパネル38の頂部38Aに所定値以上の後向き荷重が作用した場合に、上側に凸となるように湾曲するようになっている。なお、アッパパネル56におけるラジエータサポートロアクロスメンバ46の上壁46Aの直前方には、上側に凸となる屈曲部56Bが形成されている(図3では図示省略)が、この屈曲部56Bはアッパビーム68の後端よりも後側に位置し、上記の通り湾曲変形するアッパビーム68の曲げのきっかけとはならない。
そして、上記したアッパビーム68の幅Wbu、ロアビーム72の幅Wblは、各アッパビーム68と各ロアビーム72とで座屈荷重が略一致するように設定されている。この実施形態では、各アッパビーム68は、平面視で車幅方向に隣接するロアビーム72よりも前後方向に長く形成されており、この寸法も上記した座屈荷重を一致させるように設定されている。
以上説明したバンパロアパネル38は、上記の通り車幅方向に沿って複数設けられた各ボルト孔60、65において、ラジエータサポートロアクロスメンバ46に固定されている。この状態では、図1に示される如く、バンパロアパネル38の頂部38Aは、フロントバンパカバー20の下部20D内に挿入されており、バンパリインフォースメント28よりも前方に張り出している。
また、このバンパロアパネル38は、鉄系の金属材の型成形によって全体が一体に構成されている。図4に実線にて示される如く、バンパロアパネル38は、自然状態では、想像線にて示すラジエータサポートロアクロスメンバ46への固定状態に対し、アッパパネル56の後端部56Aと、ロアパネル58の後端部58Aとが上下方向に離間している。これにより、バンパロアパネル38は、自然状態の形状が取付形状に一致する構成(図4の想像線参照)では屈曲部56Bの下側に形成される型抜きの負角c(アンダカット)が生じない構成とされている。
そして、バンパロアパネル38は、アッパパネル56の後端部56Aとロアパネル58の後端部58Aとを、自然状態に対し近接させた弾性変形状態で、ラジエータサポートロアクロスメンバ46に固定されている。したがって、アッパパネル56、ロアパネル58には、バンパロアパネル38の復元力に基づく応力が作用しており、特に折り目部74、76に応力が集中している。
(インパクタの説明)
図1及び図2には、被衝突体であるインパクタ80が図示されている。インパクタ80は、人体の脚部を模したものであって、下部を模擬した下部80Aと、大腿部を模擬した上部80Bと、膝関節を模擬した関節部80Cと、これら下部80A、上部80B、関節部80Cを被覆するカバー部80Dとから成る。カバー部80Dは、発泡フォーム材にて構成される。なお、以下の説明では、便宜上、カバー部80Dをないものとして説明する場合がある。
この実施形態では、インパクタ80の関節部80Cと略対向する高さにフロントバンパ18を構成するフロントバンパカバー20の上部20B(バンパリインフォースメント28)が配置されている。したがって、フロントバンパカバー20の中間部20C(ブラケット32)、下部20D(バンパロアパネル38)は、それぞれインパクタ80の下部80Aに対応する高位に位置する。
次に、本実施形態の作用を説明する。
上記構成の車両用バンパ構造10が適用された自動車12では、走行中にフロントバンパ18にインパクタ80が衝突すると、図1に示される如くフロントバンパカバー20の上部20Bが関節部80Cに当接する。すると、上部20Bの背面側に位置するフォーム材30が変形して衝撃を吸収しながら衝撃荷重をバンパリインフォースメント28に伝達する。
そして、このフォーム材30を潰しきって底付きする前に、フロントバンパカバー20の中間部20C、下部20Dがインパクタ80の下部80Aに当接する。図2に示される如く、これにより、衝突荷重がブラケット32、バンパロアパネル38に分散される。バンパロアパネル38は、インパクタ80の下部80Aの衝突部位に近接して位置する一部(主に1つ)のアッパビーム68又はロアビーム72を曲げ変形して下部80Aに作用する衝撃荷重を緩和しつつ、該下部80Aの後方への相対変位を規制する。同様に、ブラケット32は、屈曲部34、36において折れ曲がって下部80Aに作用する衝撃荷重を緩和しつつ、下部80Aの後方への相対変位を規制する。
このため、インパクタ80は、関節部80Cにおける曲げによって上部80Bと下部80Aとが成す角θ(図2参照)が小さく抑えられる。このように角θを小さく抑えるためには、フロントバンパ18における下部20Dを介してバンパロアパネル38にて主に衝撃荷重を支持し、上側すなわちバンパリインフォースメント28側ほど支持荷重が小さくなることが望ましいとされる。
ここで、本実施形態に係る車両用バンパ構造10では、バンパロアパネル38がアッパパネル56とロアパネル58とを有し、ラジエータサポートロアクロスメンバ46とで略三角形断面を形成するため、該バンパロアパネル38の剛性が上下方向、前後方向共に高い。このため、バンパロアパネル38は、後端のみがラジエータサポートロアクロスメンバ46に固定される片持ち構造でありながら、補強部に頼ることなく、車両走行に伴う振動等による損傷、脱落が防止され、またインパクタ80との衝突荷重を十分に支持することができる。そして、バンパロアパネル38に補強部を設けないことによって、車両用バンパ構造10では、車幅方向の各部において略均一な被衝突体の保護性能を得ることが可能となる。
一方、例えば、単なる平板状のバンパロアパネルを片持ち構造とした設けた構成では、補強部を設けないとバンパロアパネルは剛性不足のために車両走行に伴う振動によって損傷を受け、所要の性能を発揮しないことが懸念される。また、平板状のバンパロアパネルの前端をフロントバンパカバー20の下部20Dにて支持して両持ち構造とすることも考えられるが、平板状のバンパロアパネルは高い支持荷重(発生荷重)を得るために重いため、下部20Dの歪みが生じるといった別の問題を生じる。これらに対して、本実施形態に係る車両用バンパ構造10では、上記の通り十分な剛性が確保され、所要のインパクタ保護性能が得られる。この実施形態では、例えば、車速40km/hでインパクタ80に衝突した場合に、インパクタ80の上記曲げ角θが20°以下になる性能が実現されている。
また、車両用バンパ構造10では、剛性を確保すべくアッパパネル56とロアパネル58とを有して構成されたバンパロアパネル38が、複数の貫通孔66、70を有するため、軽量化が果たされている。そして、貫通孔66間に形成された各アッパビーム68と貫通孔70間に形成された各ロアビーム72とが車幅方向にオフセットして所定の等間隔で配置されているため、軽量化を果たしながら、車幅方向の各部において略均一な被衝突体の保護性能を得ることが実現された。
さらに、車両用バンパ構造10では、ロアビーム72に折り目部74、76が形成されているため、十分な剛性で高い支持荷重を発生しつつ、一定の荷重でバンパロアパネル38を変形してインパクタ80の下部80Aに過大な荷重が作用することを防止している。特に、前後の折り目部74、76が逆方向に折れる(ロアビーム72がZ形状に折れる)ため、2本の折り目部74、76(剛性確保の観点から上好ましい最小数の折り目部)で確実に所望の形状に変形して効果的に衝撃を吸収することができる。また、前側の折り目部74がアッパパネル56から離間する側に折れ曲がるため、ロアビーム72の変形がアッパパネル56にて阻害されることがない。しかも、下側に変形の障害となる障害物が存在しないロアビーム72に折り目部74、76が設けられているため、ロアビーム72の変形が他の部品にて阻害されることもない。
さらにまた、車両用バンパ構造10では、各アッパビーム68には折り目部74等を設けることなくバンパロアパネル38全体としての剛性(特に、上下方向の変位に対する剛性)を確保しつつ、該アッパビーム68の幅Wbuをロアビーム72の幅Wblよりも小さくして座屈荷重(前後方向の剛性)を略一致させているため、ロアビーム72にのみ折り目部74、76を設けることで車幅方向の各部における略均一な被衝突体の保護性能の確保を阻害することが防止されている。すなわち、車両用バンパ構造10では、車幅方向の各部において、バンパロアパネル38がアッパビーム68又はロアビーム72の1本分の変形に要する荷重を主とした支持荷重を発生する構成が実現されている。
以上により、この実施形態では、図3に示す領域Aの範囲内の各部において、車速40km/hでインパクタ80に衝突した場合に、インパクタ80の上記曲げ角θが20°以下になる性能が実現されている。また、この性能が、ラジエータサポートロアクロスメンバ46からフロントバンパカバー20の下部20Dまでの距離、すなわちバンパロアパネル38の前後長が車幅方向中央部で200mmを超える構成においても確保されることが確認された。
このように、本実施形態に係る車両用バンパ構造10では、車幅方向の各部におけるインパクタ80の保護性能を略均一にすることができる。
また、車両用バンパ構造10では、それぞれ貫通孔66、70が設けられたアッパパネル56、ロアパネル58を有するバンパロアパネル38は、単なる平板状のバンパロアパネルと比較して上下方向だけでなく前後方向の剛性も高くすることができるため、該単なる平板状のバンパロアパネルよりも薄肉化等によって軽量化することができる。このため、バンパロアパネル38が自動車12の運動性能に与える影響を小さくすることができ、また、バンパロアパネル38の取付作業が容易になる。
さらに、車両用バンパ構造10では、バンパロアパネル38が自然状態に対しアッパパネル56とロアパネル58とを近接させる方向に弾性変形した状態で、ラジエータサポートロアクロスメンバ46に固定されているため、主に折り目部74、76に復元力に基づく応力(ストレス)が作用し、この応力にみあう力以下の外力(起振力)に対してはロアパネル58を剛に保つことができるので、折り目部74、76を設けた構成において外力による振動(変形)が防止される。したがって、主に上下方向においてロアパネル58の剛性が一層向上する。これにより、ロアパネル58の一層の軽量化を図ることもできる。
なお、上記実施形態では、車両用バンパ構造10がブラケット32を備える例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、ブラケット32を備えない構成としても良い。
また、上記実施形態では、バンパロアパネル38がラジエータサポートロアクロスメンバ46に固定された例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、他の車体骨格部材にバンパロアパネル38を固定しても良い。
本発明の実施形態に係る車両用バンパ構造を示す側断面図である。 本発明の実施形態に係る車両用バンパ構造の衝突状態を示す側断面図である。 本発明の実施形態に係る車両用バンパ構造を構成するバンパロアパネルの平面図である。 本発明の実施形態に係る車両用バンパ構造を構成するバンパロアパネルの自然状態の側断面図である。 本発明の実施形態に係る車両用バンパ構造が適用された自動車の斜視図である。
符号の説明
10 車両用バンパ構造
28 バンパリインフォースメント(バンパ骨格部材)
38 バンパロアパネル(下側支持部材)
46 ラジエータサポートロアクロスメンバ(車体骨格)
56 アッパパネル(上板部)
58 ロアパネル(下板部)
66・70 貫通孔
68 アッパビーム(梁部)
72 ロアビーム(梁部)
74・76 折り目部

Claims (7)

  1. 車幅方向に長手とされたバンパ骨格部材の下方に、車幅方向に長手とされた下側支持部材が配設された車両用バンパ構造であって、
    前記下側支持部材は、それぞれ車幅方向に長手とされると共に互いの前端が連結された上板部と下板部とを有し、前記上板部の後端側と前記下板部の後端側との間に車幅方向に長手とされた車体骨格を車体上下方向に挟んで該車体骨格に固定されており、
    前記上板部及び下板部には、それぞれ車幅方向に沿って複数の貫通孔が設けられて該複数の貫通孔間に車体前後方向に沿う梁部が形成されており、前記上板部の梁部と下板部の梁部とは車幅方向にオフセットしており、かつ前記上板部及び下板部はそれぞれの梁部の後方において前記車体骨格に固定されており、
    かつ、前記上板部の梁部の車幅方向に沿った幅と下板部の梁部の車幅方向に沿った幅とは、上板部の梁部と下板部の梁部とで車体前後方向の荷重による座屈荷重が一致するように設定されている車両用バンパ構造。
  2. 前記上板部及び下板部の何れか一方には、それぞれ車幅方向に長手とされ下側支持部材の前端から入力される車体前後方向の後向きの荷重によって折れ曲がる複数の折り目部が形成されている請求項1記載の車両用バンパ構造。
  3. 前記上板部及び下板部の何れか一方には、2つの前記折り目部が設けられており、
    車体前後方向の前側の折り目部は、下側支持部材の前端から入力される車体前後方向の後向きの荷重によって、前記上板部及び下板部の他方側に凹に折れ曲がるようになっており、
    車体前後方向の後側の折り目部は、下側支持部材の前端から入力される車体前後方向の後向きの荷重によって、前記上板部及び下板部の他方側に凸に折れ曲がるようになっている請求項2記載の車両用バンパ構造。
  4. 前記折り目部は、前記下板部に形成されている請求項2又は請求項3記載の車両用バンパ構造。
  5. 前記折り目部は、前記上板部及び下板部の何れか一方における梁部に形成されており、該折り目部が形成された前記上板部及び下板部の何れか一方の梁部の車体前後方向に沿う長さを、前記上板部及び下板部の他方の梁部の車体前後方向に沿う長さよりも短くした請求項〜請求項4の何れか1項記載の車両用バンパ構造。
  6. 前記上板部及び下板部の何れか一方の梁部に前記折り目部が形成されており、該折り目部が形成された前記上板部及び下板部の何れか一方の梁部の車幅方向に沿う幅を、前記上板部及び下板部の他方の梁部の車幅方向に沿う幅よりも広くした請求項2〜請求項5の何れか1項記載の車両用バンパ構造。
  7. 下側支持部材は、自然状態に対し前記上板部の後端と前記下板部の後端とが近接又は離間した弾性変形状態で前記車体骨格に固定されている請求項1〜請求項6の何れか1項記載の車両用バンパ構造。
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