JP4433361B2 - 把持装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、部材の把持装置に関し、特にはドリルのロッド交換装置のロッド把持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、部材の把持装置としては各種提案されているが、例えば特開昭58−189493号公報、および実開昭62−15431号公報に開示されたものがある。
【0003】
図5は特開昭58−189493号公報に開示された把持装置50を用いたクローラドリルのロッド交換装置1aの図面である。図5において、ロッド交換装置1aのロッドマガジン2にはロッド4を収納する円形のラック3aが回動自在に取付けられている。ラック3aの円周上には複数個のロッド4が隙間Eで等配されている。ロッドマガジン2の先端部には把持装置50が軸51により回動自在に取付けられている。把持装置50の先端部には対向する一対のフック21a,21aがそれぞれピン52,52により回動自在に取付けられている。把持装置50の後端部にはグリップシリンダ53が固設されており、そのシリンダロッド54の先端部にはリンク55の中央部がピン56により揺動自在に取付けられている。リンク55の両端部と一対のフック21a,21aの基端部とは、ピン57,57により回動自在に連結されている。把持装置50の先端部には凹状の受部25が設けられている。グリップシリンダ53を伸長するとフック21a,21aの先端部は閉じて受部25との間にロッド4を把持し、グリップシリンダ53を縮小するとフック21a,21aは開くようになっている。
【0004】
次に作動について説明する。図5において、先ず、実線に示す位置で、グリップシリンダ53を伸長してフック21a,21aを閉じ、ラック3aに収納されているロッド4を把持する。次に把持装置50を軸51を中心に回動させてロッド4を2点鎖線に示す所定のS位置に搬送し、定置する。次にラック3aを1ピッチだけ矢印方向に回動させ、そしてグリップシリンダ53を縮小してフック21a,21aを開く。次にS位置にロッド4を残したまま把持装置50を回動させ、元の実線に示す位置に戻り、次のロッド4を把持する。上記のような動作を繰り返してロッド4をラック3aからS位置に順次搬送する。
【0005】
図6は、実開昭62−15431号公報に開示されたクランプ装置60の正面面であり、締付前の状態を示している。図6において、取付具61には水平取付面62と垂直な受座25とが設けられ、前記水平取付面62の中央部の長手方向には凹溝63が形成されている。取付具61の一端部には往復シリンダ64が配置されており、シリンダロッド65は前記凹溝63内に収納されている。また、シリンダロッド65の先端部には、爪部23を有するかぎ形のフック21がピン66により回動自在に取付けられている。
【0006】
次に、作動について説明する。図6において、まず往復シリンダ64を伸長させ、フック21を自重により下方に吊り下げた状態で水平取付面62上に被把持部材6を乗せる。次に、往復シリンダ64を縮小するとフック21はピン66を中心として回動して凹溝63内に引き込まれ、図7に示すように被把持部材6を受座25とフック21の爪部23との間で締付け、クランプする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術の構成においては以下のような問題が発生する。
【0008】
特開昭58−189493号公報に開示されたものにおいては、フック21aが対向して2個設けられており、両フック21a,21aが開いた時に干渉を避けるための広い空スペースが必要となるため、ラック3a内に収納されるロッド4の収納位置の一箇所は必ず空にしておかなければならないと共に、隣接するロッド4間の間隔Eをフック21aが入るだけの大きな寸法にする必要がある。このため、限られた大きさのラック3a内に収納するロッド4の本数が少なくなり、よって多数のロッド4を収納する必要のある場合には装置全体が大型になるという問題がある。
【0009】
実開昭62−15431号公報に開示されたものにおいては、フック21側を下にしてクランプ装置60を垂直にして使用する場合に、フック21は自重で釣り下がるため位置が安定せず、本クランプ装置60を回動させて用いる場合等に使い難いという問題がある。
また、図8に示すように、上記クランプ装置60を前述のようなクローラドリルのロッド交換装置に使用する場合を考え、往復シリンダ64の基端部の回動支点をM、シリンダロッド65とフック21との連結点をK、フック21の爪部23と被把持部材6との接点をNとする。ここで往復シリンダ64を縮小して被把持部材6に把持力F1を加えると、その反力はM,N点に加わる。ところが、K点はM点とN点とを結ぶ直線G−G上にないため、K点には力F2が発生し、K点は直線G−G上に達するまで移動しようとする。このため、フック21の内側が被把持部材6に当接して力F2方向に被把持部材6を押し、被把持部材6は把持部から押し出されて脱落する畏れがある。
【0010】
本発明は、上記の問題点に着目してなされたものであり、限られた大きさの場所に多数の被把持部材を収納可能で、把持作業を安定した状態で行うことができ、かつ把持時に被把持部材を把持部から押し出す畏れのない把持装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】
上記の目的を達成するために、第1発明は、固定された受部と、移動可能なフックとの間に被把持部材を把持する把持装置において、直動自在な移動機構と、移動機構の先端部に回動自在に取付けられた片振りフックと、移動機構を前進させたときにフックを被把持部材から離れる方向にフックを回動させる回動部材とを有し、前記移動機構は、フックの移動をガイドする溝構成のガイド部材と、ガイド部材の溝開口部に配置され、フックをガイドするローラとを有するガイド部と、基端部をガイド部材に回動自在に取付けられ、先端部にフックの基端部を回動自在に取付けた直動型のアクチュエータとを備え、前記受部はガイド部材の先端部に設けられた構成としている。
【0012】
第1発明によると、フックを移動機構によって後退させることによりフックは回動し、フックと受部との間で被把持部材を把持する。
本発明はフックの回動部材を設けたため、把持装置のフックを下向き姿勢にして作業する場合でも、フックの位置が確定していて作業がやり易い。
また、例えば、貯蔵場所に貯蔵された複数個の被把持部材を1個ずつ把持し、把持装置を回動させて所定の場所に運搬してその場に配置し、再び把持装置を回動させて貯蔵場所に戻すという繰り返し作業を行うような場合、以下のような効果が得られる。
フックを片振りにしたため、密集して配置されている被把持部材を把持する場合、隣接する被把持部材相互の間隔が狭くても容易に把持することができる。したがって、狭い収納場所に多数の被把持部材を収納できる。
2)把持装置を回動させる場合、フックと所定の場所に配置した被把持部材との干渉を防止することができ、連続して円滑に作業することができる。
【0014】
また、フックのガイド部を溝構成のガイド部材とローラとにより構成したため、フックの把持姿勢と開放姿勢との間の移行を円滑に行うことができる。また、受部をガイド部材の先端部に設けたため、把持装置の回動時の被把持部材との干渉を容易に防止できる。これらにより、構造が簡単で、コストを安くできる。
【0015】
第2発明は、第1発明に基づき、前記受部との間で被把持部材を把持する前記フックの爪部は、被把持部材に係合する凹部を有する構成としている。
【0016】
第2発明によると、フックの爪部に凹部を設けたため、被把持部材を把持したときに、その位置が確定され、安定して把持できる。特にころがって外れやすい円形断面の被把持部材に対しては外れ防止効果が大である。
【0017】
第3発明は、第1発明に基づき、前記アクチュエータの先端部とフックとを連結する回動支点は、アクチュエータの基端部の回動支点と、フックの爪部と被把持部材との接触部の着力点とを結ぶ直線上に位置している構成としている。
【0018】
第3発明によると、アクチュエータ基端部の回動支点と、アクチュエータの先端部とフックとの回動支点と、フックの爪部の着力点とを同一線上に位置させたため、アクチュエータとフックとの回動支点の位置が安定し、被把持部材を安定して把持することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る把持装置の実施形態について図面を参照して詳述する。
【0020】
第1図は本発明に係る把持装置20の側面図であり、第2図は第1図のX矢視図である。図1、図2において、把持装置20は、移動機構30と、フック21と、受部25と、回動部材26とにより構成されている。移動機構30は、フック21をガイドするガイド部31と、フック21をガイド部31に沿って移動させる直動型のアクチュエータ36とからなっている。アクチュエータ36は、例えば油圧シリンダ、エアシリンダ、又は例えばモータとボールスクリュウとを組合せたもの等の直動自在な駆動装置で構成される。ガイド部31は、溝形状に構成されたガイド部材32と、この溝の開口部に第1ピン34により回転自在に取付けられたローラ35とを有している。尚ガイド部材32は、本実施形態においては、左右一対のプレート32a,32aと、このプレート32a,32aの長手方向の先端部寄りで、かつ両プレート32a,32aの一端部間に取付けられたガイドプレート33とを有していて、両プレート32a,32aとガイドプレート33とで溝形状をなしているが、一体で構成してもよい。前記ローラ35は、ガイドプレート33に対向するプレート32a,32aの他端側に取付けられている。ガイド部材32の基端部には、駆動体12が長手方向両側の調整ネジ13,13を介して長手方向に移動可能に連結されている。ガイド部材32の基端部および駆動体12は支持軸11によりそれぞれ回動自在に、詳細は後述するロッドマガジンの先端部に設けた第1ブラケット10に取付けられている。
【0021】
また、アクチュエータ36の基端部は第2ピン37によりガイド部材32の後端部に揺動自在に取付けられ、アクチュエータ36の伸縮するロッドの先端部にはフック21の基端部が第3ピン22により回動自在に取付けられている。第3ピン22の両端部に挿入され固定された一対のカラー27,27は、ガイド部材32の先端部側面(本実施形態ではプレート32a,32a)に設けられた長手方向のガイド孔38,38にそれぞれ係合している。フック21の基端部は前記ガイド部31のガイドプレート33とローラ35との間に挿入されている。フック21の先端部には爪部23が設けられており、この爪部23には例えば円形の被把持部材6に係合する凹部24が設けられている。また、ガイド部材32の先端部には受部25が設けられている。
【0022】
フック21の先端部と前記駆動体12とは、アクチュエータ36の伸長時にフック21をローラ35側に向けて第3ピン22回りに回動させる回動部材26により連結されている。本実施形態では、この回動部材26はフック21を受部25側からローラ35側に離す方向に所定の付勢力で付勢しており、例えばコイルバネ又はゴムで構成される。
【0023】
図1において、アクチュエータ36を縮小した実線に示す状態では、アクチュエータ36の基端部を支持する第2ピン37の中心(回動支点)と、アクチュエータ36の先端部及びフック21の基端部を連結する第3ピン22の中心(回動支点)と、フック21の爪部23に設けられた凹部24の中心部(つまり爪部23と被把持部材6との接触部の着力点)とは、同一直線A−A上に位置している。このため、爪部23の凹部24に作用する被把持部材6の把持時の反力は上記直線A−A上にあるので、フック21の基端部の第3ピン22に作用する力も直線A−A方向となる。従って、被把持部材6を押し出す畏れは無く、安定した状態で把持できる。
【0024】
次に把持作動について説明する。図1において、受部25とフック21の爪部23との間に被把持部材6を位置させ、アクチュエータ36を縮小してフック21をガイドプレート33とローラ35とでガイドして後退させると、爪部23は受部25との間に被把持部材6を把持する。このとき爪部23の凹部24が被把持部材6の外側面に係合するため、円形の部材でも安定して把持できる。アクチュエータ36を伸長すると、フック21はガイドプレート33とローラ35とにガイドされて前進し、把持した被把持部材6を開放する。この後フック21は、所定の位置から回動部材26の付勢力によりガイドプレート33とローラ35とに沿って第3ピン22を中心として回動を開始し、アクチュエータ36の最大伸長位置で図中の2点鎖線に示す位置に至る。この位置において、支持軸11の中心からフック21の先端部までの距離Cが、支持軸11の中心から受部25の先端部までの距離Bよりも小さくなるように、ローラ35の位置やアクチュエータ36の最大伸長位置、及び爪部23の形状、寸法等を設定している。したがってこのフック21の開放状態で把持装置20を支持軸11の回りに回動させても、フック21は被把持部材6と干渉することはない。
【0025】
以下に、本発明の把持装置20をドリルのロッド交換装置に適用した場合の構成について説明する。図3は本発明の把持装置20を用いたロッド交換装置1の図面である。ロッドマガジン2の先端部に固設された第1ブラケット10には、駆動体12と把持装置20の基端部とが支持軸11により回動自在に取付けられている。駆動体12の上下端部と把持装置20とは前述のように調整ネジ13,13を介して把持装置20の長手方向(実線で図示した位置の上下方向)に移動自在に連結されており、ロッドマガジン2に固設された第2ブラケット14と把持装置20とは駆動シリンダ15により連結されている。駆動シリンダ15を伸縮すると、把持装置20は支持軸11を中心として回動する。ロッドマガジン2には円形のラック3が回動自在に設けられており、ラック3の外周上には複数個のロッド4が間隔Dで等配されている。ラック3に収納されるロッド4のうち、最初に取り出すロッド4に隣接する1個のみが把持装置20のフック21との干渉を避けるために空になっている。本把持装置ではフック21を片振りにしたため、ロッド4の間隔Dを図5に示す従来のものの間隔Eより小さくでき、限られたラック3内に多数のロッド4を収納することができる。
【0026】
次にロッド交換作動について説明する。
1)まず図4の2点鎖線で示すように、駆動体12の調整ネジ13,13を調整してロッド4の位置と、把持装置20との位置を微調整し、受部25が把持対象のロッド4aよりも上方に所定隙間αを有して、かつ隣接のロッド4bの側方Tに当る位置にセットし、フック21で把持した時ロッド4aがラック3より浮き上がるようにする。
2)次に図3の実線で示すように、アクチュエータ36を縮小してロッド4を把持する。
3)次に図3の2点鎖線で示すように、駆動シリンダ15を伸長して把持装置20を支持軸11を中心として回動させ、ロッド4を2点鎖線のS位置に位置させる。尚、S位置については、図示しない調整ボルトにより駆動シリンダ15の伸び側ストロークエンドを規制することにより調整する。
4)次に図4に示すように、アクチュエータ36を伸長してフック21を実線の位置まで回動させて開放し、ロッド4をS位置に定置させる。
5)次に、ラック3を1ピッチだけ図4の矢印方向に回動させる。
6)次に駆動シリンダ15を縮小して把持装置20を図4の2点鎖線の位置(上記1)の工程で調整した位置)まで回動させる。
以上の動作を繰り返して順次ロッド4を所定のS位置に搬送し、ロッド交換を行う。
【0027】
本発明よると、以下の効果を奏する。
(1)1つのフック21による片振りの把持装置としたため、開閉時のフック21の可動エリアが小さくてすみ、フック21との干渉防止に必要な被把持部材6周囲の空スペースを小さくできる。従って、マガジン等に密集して配置されている被把持部材6を把持する場合、隣接する被把持部材間の間隔が狭くても容易に把持できるので、限られた狭い収納場所に多数の被把持部材6を収納してマガジン等を小型化できる。
【0028】
(2)フック21を開放方向に回動させて支持する回動部材を設けたため、把持装置20のフック21を例えば下向き姿勢にして作業する場合でもフック21の位置が確定していて把持作業がやり易く、安定した把持作業ができる。また、前記回動部材としてコイルバネやゴム等の弾性体を用いることにより、簡単な構成で、低コストで構成できる。
(3)マガジン等の被把持部材収納場所に対して把持装置20を回動自在に設けると共に、開放状態のフック21先端部と該把持装置20の回動中心との距離を把持装置先端部の被把持部材6の受部25先端部と把持装置20の回動中心との距離よりも小さく設定しているので、把持装置20を回動させる場合に、フック21と所定の把持場所又は搬送場所に配置した被把持部材6との干渉を防止できる。これにより、回動(搬送)及び把持の動作を連続して円滑に行うことができるので、作業能率の高い把持装置が得られる。
【0029】
(4)直動するアクチュエータ36により移動されるフック21をガイドするガイド部31を、溝構成のガイド部材32と、このガイド部材32の溝開口部に設けたローラ35とにより構成したため、直動に伴なうフック21の把持姿勢と開放姿勢との間の移行を円滑に行うことができる。フック21は回動部材26により回動して前記ローラ35に当接しながら開放姿勢となるので、確実に円滑に開放できる。また、受部25をガイド部材32の先端部に設けたため、把持装置20の回動時の被把持部材6との干渉を容易に防止できる。以上により、構造を簡単化でき、コストを安くできる。
【0030】
(5)フック21の爪部23に凹部24を設け、この凹部を被把持部材に係合させて把持するようにしたため、被把持部材を把持したときの位置が確定され、位置を安定させて把持できる。特に、ロッド4等のようにころがって外れ易い円形断面の被把持部材6に対しては外れを確実に防止できる。
(6)フック21を直動するアクチュエータ36の基端部の回動中心(第2ピン37)と、アクチュエータ36の先端部とフック21との連結点(第3ピン22)と、フック21の爪部23の着力点(被把持部材6への把持力作用点)とを同一直線上に位置させたため、アクチュエータ36とフック21との連結点(第3ピン22)に作用する力が同一直線上にあり、第3ピン22の位置が安定する。したがって、フック21を開放させるような力が作用しないので、被把持部材6を安定して把持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の把持装置の側面図である。
【図2】図1のX矢視図である。
【図3】本発明の把持装置をロッド交換装置に用いた場合の構成図である。
【図4】本発明の把持装置をロッド交換機に用いた場合の作動説明図である。
【図5】従来の第1例の把持装置の構成図である。
【図6】従来の第2例の把持装置の構成図である。
【図7】従来の第2例の把持装置の作動説明図である。
【図8】従来の把持装置の問題点の説明図である。
【符号の説明】
1…ロッド交換装置、3…ラック、4…ロッド、6…被把持部材、11…支持軸、12…駆動体、15…駆動シリンダ、20…把持装置、21…フック、22…第3ピン、23…爪部、24…凹部、25…受部、26…回動部材、30…移動機構、31…ガイド部、32…ガイド部材、32a…プレート、33…ガイドプレート、34…第1ピン、35…ローラ、36…アクチュエータ、37…第2ピン。
Claims (3)
- 固定された受部(25)と、移動可能なフック(21)との間に被把持部材(6)を把持する把持装置において、直動自在な移動機構(30)と、移動機構(30)の先端部に回動自在に取付けられた片振りフック(21)と、移動機構(30)を前進させたときにフック(21)を被把持部材(6)から離れる方向にフック(21)を回動させる回動部材(26)とを有し、前記移動機構(30)は、フック(21)の移動をガイドする溝構成のガイド部材(32)と、ガイド部材(32)の溝開口部に配置され、フック(21)をガイドするローラ(35)とを有するガイド部(31)と、基端部をガイド部材(32)に回動自在に取付けられ、先端部にフック(21)の基端部を回動自在に取付けた直動型のアクチュエータ(36)とを備え、前記受部(25)はガイド部材(32)の先端部に設けられたことを特徴とする把持装置。
- 請求項1記載の把持装置において、前記受部(25)との間で被把持部材(6)を把持する前記フック(21)の爪部(23)は、被把持部材(6)に係合する凹部(24)を有することを特徴とする把持装置。
- 請求項1記載の把持装置において、前記アクチュエータ(36)の先端部とフック(21)とを連結する回動支点(22)は、アクチュエータ(36)の基端部の回動支点(37)と、フック(21)の爪部(23)と被把持部材(6)との接触部の着力点とを結ぶ直線(AA)上に位置していることを特徴とする把持装置。
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