JP2003019635A - 工作機械の工具交換装置 - Google Patents

工作機械の工具交換装置

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JP2003019635A JP2001202445A JP2001202445A JP2003019635A JP 2003019635 A JP2003019635 A JP 2003019635A JP 2001202445 A JP2001202445 A JP 2001202445A JP 2001202445 A JP2001202445 A JP 2001202445A JP 2003019635 A JP2003019635 A JP 2003019635A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 長さ方向の適当間隔箇所毎にグリッパ34を
装着されてなる無端状の搬送チェンを有する工具収納部
20を備えた工具交換装置において、工具交換アームを
設けないで、グリッパと主軸との間の直接的な工具交換
を迅速且つ確実に行う工具交換装置を提供する。 【解決手段】 主軸17先端の移動範囲の外側に配置さ
れチェン案内路上を周回移動しチェン長さ方向の適当間
隔箇所毎にグリッパ34を装着された無端状の搬送チェ
ン32を備えた工作機械の工具交換装置19において、
前記グリッパ34の移動軌跡の一部を主軸17先端の移
動範囲内の特定位置に位置させるものとした動力位置変
更手段を形成した構成となす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械の工具交
換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】主軸先端の移動範囲の外側に配置されて
いて外周囲の適当間隔箇所毎にグリッパを装着された回
転円盤を備えた工具交換装置は存在している。この種の
工具交換装置では、一般に、前記回転円盤と主軸との間
に工具交換アームが装設され、この工具交換アームを介
することにより、各グリッパと主軸との間の工具交換が
行われるようになされている。
【0003】しかし、上記工具交換アームを介しての工
具交換では工具交換アームを駆動する複雑な駆動装置と
広い設置場所が必要となるため工具交換アームを省略し
て、回転円盤の任意なグリッパと主軸先端とを工具交換
時にのみ正対させ、グリッパと主軸との間で直接的な工
具交換を行わせるようになされたものが出現している
(例えば特許出願公表2000−509660号公報参
照)。
【0004】一方、主軸先端の移動範囲の外側に配置さ
れチェン案内路上を周回移動するものとなされ長さ方向
の適当間隔箇所毎にグリッパを装着されてなる無端状の
搬送チェンを有する工具収納部を備えた工具交換装置も
存在する。
【0005】この種の工具交換装置においても上記した
直接的な工具交換の実施が望まれるが、搬送チェンを備
えた工具収納部が一般に重量物でありしかも大型である
などの理由から、その実現が困難視されているのであ
り、現在のところ、それを実施したものは存在していな
いのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、主軸先端の
移動範囲の外側に配置されチェン案内路上を周回移動し
長さ方向の適当間隔箇所毎にグリッパを装着されてなる
無端状の搬送チェンを有する工具収納部を備えた工具交
換装置において、工具交換アームを設けないでも、グリ
ッパと主軸との間での直接的な工具交換が行えるように
なした工作機械の工具交換装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、請求項1に記載したように、主軸先端
の移動範囲の外側に配置されチェン案内路上を周回移動
し長さ方向の適当間隔箇所毎にグリッパを装着された無
端状の搬送チェンを備えた工作機械の工具交換装置にお
いて、前記グリッパの移動軌跡の一部を任意時に主軸先
端の移動範囲内の特定位置に位置させるものとした動力
位置変更手段を形成した構成となす。
【0008】この発明によれば、動力位置変更手段の作
動、搬送チェンの周回移動、及び主軸の移動により、任
意な1つのグリッパが工具交換位置で主軸先端と正対す
るのであり、この正対状態がグリッパと主軸との間にお
ける直接的な工具交換を可能となす。この際、動力位置
変更手段はグリッパの移動軌跡の一部を移動させるた
め、このグリッパの移動軌跡の移動は小さな駆動力で迅
速に行われるものとなる。
【0009】上記発明は、請求項2に記載したように具
体化するのであって、即ち、チェン案内路の一部はスプ
ロケットで形成しており、前記動力位置変更手段は、前
記スプロケットの装着されたスプロケット台と、このス
プロケット台を特定軌跡上の位置変更可能に支持するも
のとした支持機構と、前記スプロケット台を前記特定軌
跡上で変位させるための動力駆動装置とを備えたものと
なしてあり、動力駆動装置の作動により、グリッパの移
動軌跡の一部が主軸先端の移動範囲内の特定位置に移動
される構成となす。
【0010】これによれば、スプロケット台が一側へ変
位されると、スプロケットは主軸先端の移動範囲の外側
へ向けて移動され、またスプロケット台が他側へ変位さ
れると、スプロケットは主軸先端の移動範囲の内側へ向
けて移動される。そしてスプロケットが前記他側への移
動されることにより、グリッパの移動軌跡の一部は主軸
先端の移動範囲内の工具交換位置に移動されるものとな
る。またスプロケットは搬送チェンにその周回移動に要
する駆動力を付与することのできるものとなる。
【0011】この請求項2に記載した発明はさらに次の
ように具体化することができる。即ち、請求項3に記載
したように、前記チェン案内路が円形状のチェン摺接部
を有する案内部材と前記スプロケットとで形成され、前
記搬送チェンが前記チェン摺接部と前記スプロケットと
に掛け回され、前記スプロケット台が前記チェン摺接部
に関連した中心線回りへ揺動可能となされ、前記動力駆
動装置がスプロケット台を揺動変位させるように作動す
る構成となす。
【0012】これによれば、スプロケット台が前記チェ
ン摺接部に関連した中心線回りの一側へ揺動されると、
スプロケットは主軸先端の移動範囲の外側へ向けて移動
され、またスプロケット台が他側へ揺動されると、スプ
ロケットは主軸先端の移動範囲の内側へ向けて移動され
る。そして、スプロケットが前記他側への揺動されるこ
とにより、グリッパの移動軌跡の一部は主軸先端の移動
範囲内の工具交換位置に移動されるものとなる。またス
プロケット台の揺動にも拘わらずスプロケットとチェン
摺接部との相対位置は不変となるため、スプロケットが
移動されても、案内部材とスプロケットとによるチェン
案内路の案内長は変化しないものとなり、従って搬送チ
ェンは振動の原因をなすバネ力による案内長さ調整機構
を設けないチェン案内路によりこの案内路との緊密状態
に案内されるのであり、このことがチェン案内路による
搬送チェンの案内状態の剛性を増大させ、搬送チェンに
よる工具の支持を安定的となす。
【0013】或いは請求項4に記載したように、前記チ
ェン案内路が特定方向の変位可能に装設された可動案内
部材と前記スプロケットとを具備し、搬送チェンが前記
可動案内部材と前記スプロケットとの外周囲に掛け回さ
れ、スプロケット台がスライド支持手段による特定方向
の変位可能となされるほか、スプロケット台と可動案内
部材とがリンク機構を介して関連変位するものとなさ
れ、動力駆動装置がスプロケット台をスライド変位させ
るように作動する構成となす。
【0014】これによれば、スプロケット台が特定方向
へスライド変位されると、スプロケットは主軸先端の移
動範囲の外側へ向けて移動され、またスプロケット台が
他側へスライド変位されると、スプロケットは主軸先端
の移動範囲の内側へ向けて移動される。そして、スプロ
ケットが前記他側へスライド変位されることにより、グ
リッパの移動軌跡の一部は主軸先端の移動範囲内の工具
交換位置に移動されるものとなる。また可動案内部材が
リンク機構を介してスプロケット台の変位に連動するた
め、スプロケット台のスライド変位にも拘わらず可動案
内部材とスプロケットとによるチェン案内路の案内長は
変化しないものとなり、従ってこの発明の場合にも、請
求項3記載の発明の場合と同様に、搬送チェンは振動の
原因をなすバネ力による案内長さ調整機構を設けないチ
ェン案内路によりこの案内路との緊密状態に案内される
ののとなり、このことがチェン案内路による搬送チェン
の案内状態の剛性を増大させ、搬送チェンによる工具の
支持を安定的となす。
【0015】
【発明の実施の形態】先ず、本発明の第一実施例につい
て説明する。図1〜図5は上記第一実施例のマシニング
センタを示しており、図1は正面図、図2は側面図、図
3は一部正面図、図4は一部側面図、図5は一部平面図
である。
【0016】これらの図に於いて、1は上面の前部をワ
ーク台部1aとなされたベッド、2はベッド1上面の後
部に起立状に固定されたコラム、3はコラム2前面に縦
向きのガイドレール4を介して上下変位可能に装着され
た四角枠状の第一サドル、5は第一サドル3の前面に横
向きのガイドレール6を介して左右変位可能に装着され
た四角枠状の第二サドル、7はこの第二サドル5の前後
向き支持部5aの上面に設けた前後向きのガイドレール
8を介して前後変位可能に装着された主軸ユニットであ
る。これらの構成は特開2001−9652号公報に示
すものと概略同一のものとなされている。
【0017】第一サドル3の駆動機構は次のようになさ
れているのであって、即ち、コラム2上面の左右箇所に
モータ台9を介して一対の第一モータ10、10を縦向
きに固定し、これらモータ10、10で回転される左右
一対のネジ軸11、11をコラム2前面に一定位置での
回転可能に装設し、これらネジ軸11、11を第一サド
ル3の左右箇所に設けた図示しないナット体に螺入さ
せ、左右の第一モータ10、10が作動することにより
第一サドル3が上下駆動されるようになされている。
【0018】第二サドル5の駆動機構は、第一サド3ル
前面の上部に第二モータ12及び、このモータ12で回
転されるネジ軸13を設け、このネジ軸13を第二サド
ル5に固定されたナット体14に螺入させ、第二モータ
12が作動することにより第二サドル5が左右駆動され
るようになされている。
【0019】また主軸ユニット7の駆動機構は第二サド
ル5の前後向き支持部5aの後端部に第三モータ15を
固定すると共に主軸ユニット7の下方に送り機構16を
設け、第三モータ15の作動により送り機構16の作動
部材が連動して主軸ユニット7が前後駆動されるように
なされている。この主軸ユニット7には主軸17が特定
位置での回転変位自在に装着されているのであり、この
主軸17は主軸ユニット7に組み込まれた図示しない主
軸モータで回転駆動されるものとなされている。
【0020】上記コラム2の上面中央部には前後向きの
支持フレーム18が前方への張出状に固定されており、
この支持フレーム18の前部に工具交換装置19が組み
付けてある。この工具交換装置19にはチェン案内路用
の動力位置変更手段が形成されるのであり、この動力位
置変更手段は、スプロケット25を支持したスプロケッ
ト台23と、このスプロケット台23を特定軌跡上の位
置変更可能に支持するものとした支持機構と、前記スプ
ロケット台23を前記特定軌跡上で変位させるための動
力駆動装置としての油圧シリンダ装置30を備えたもの
となす。
【0021】このようなものとなされる工具交換装置1
9は主軸17先端の移動範囲aの外側に位置させるので
あり、その詳細について説明すると次のとおりである。
即ち、支持フレーム18先端のフランジ部18aに下面
の大部分が開放された方形状の工具収納ケース20が固
定してあり、この工具収納ケース20内の略中央箇所に
は前記フランジ部18aに形成された支持孔に嵌合され
ボルト固定された前後向き支持軸21がフランジ部18
aから前方への張出状に設けてある。
【0022】支持軸21の前端面には前方視円形状のチ
ェン摺接部22aを有する案内部材22を支持軸21と
同心状にボルト固定し、また支持軸21の周面部には細
長状のスプロケット台23の基部を転がり軸受24を介
して揺動変位自在に外嵌させている。この際、支持軸2
1及び軸受24がスプロケット台23を特定軌跡上での
変位可能に支持するための支持機構をなす。
【0023】スプロケット台23の先端部の前面にはス
プロケット25が前後向きの支持軸26及び転がり軸受
を介して回転自在に装着してあり、またスプロケット台
26の前面の長さ途中箇所にはインデックスモータ27
を固定し、このモータ27の出力軸とスプロケット26
とを歯車機構を介して連動連結している。この際、イン
デックスモータ27はモータ本体部27aとモータ制御
部27bとからなっている。
【0024】スプロケット台23の裏面の長さ途中箇所
には前後向き結合軸28を工具収納ケース20の後面壁
に形成された透孔bを通じて後方へ張り出した状態に固
定し、一方、支持フレーム18の前部の左右向き縦壁部
18bの前面に側面視J形のシリンダ受け部材29を固
定し、この受け部材29に動力駆動装置としての油圧シ
リンダ装置30の下部を前後向き軸31を介して揺動可
能に装着すると共に、前記結合軸28にこの油圧シリン
ダ装置30の出力ロッドの先端部を揺動自在に装着し、
油圧シリンダ装置30の伸縮作動によりスプロケット台
23が前記支持軸21回りへ揺動される構成となしてい
る。
【0025】前記チェン摺接部22aとスプロケット2
5とで形成されたチェン案内路上に無端状の搬送チェン
32を位置させるべくチェン摺接部22aとスプロケッ
ト25とに搬送チェン32を掛け回しており、この搬送
チェン32の長手方向適当間隔毎に、1つの工具ホルダ
33を把持するものとしたグリッパ34を形成してい
る。ここに、チェン案内路とはチェン摺接部22aとス
プロケット25に搬送チェン32を弛みのない状態に掛
け回して周回移動させたときの搬送チェン32の移動軌
跡に合致した仮想上の箇所を云うものである。
【0026】各グリッパ34は搬送チェン32のリンク
部材32aの前面に、略半円形状の凹み部35a(図1
参照)を有する板状の本体部材35をボルト固定し、こ
の本体部材35の左右箇所に一対の棒状フィンガー3
6、36を前後向き軸37、37回りの揺動可能に装着
し、これらフィンガー36、36の支持軸21側の端部
間箇所にこれら端部を離反させるように作用する図3に
示す圧縮スプリング38を装着した構造となされてい
る。なお、図中には代表的に、1つのグリッパ34につ
いて圧縮スプリング38を装着した状態を示している
が、この圧縮スプリング38は他のグリッパ34につい
ても同様に装着されるものである。
【0027】このように形成された各グリッパ34は、
一対の棒状フィンガー36、36の外側の端部間の外方
から工具ホルダ33の環状係合溝部33aを適当力で押
し込まれることにより、これらフィンガー36、36が
環状係合溝部33aに押し拡げられて工具ホルダ33は
一対の棒状フィンガー36、36間に進入し、進入後は
圧縮スプリング38により弾圧される一対の棒状フィン
ガー36、36の外側端部と凹み部35aの周縁とが工
具ホルダ33の環状係合溝部33aに弾圧状の密状に嵌
合して工具ホルダ33を確実に把持した状態となり、逆
にこのようにグリッパ34で把持された状態の工具ホル
ダ33に一対の棒状フィンガー36、36の外端部間の
内方から外方へ向かう力を付与することにより、工具ホ
ルダ33の環状係合溝部33aが一対の把持フィンガー
36、36を押し拡げてこれらフィンガー36、36間
から工具ホルダ33が抜け出るのを許容するように作動
するものとなされている。
【0028】各グリッパ34には工具ホルダ33の1つ
づつが把持させてあり、このように把持された各工具ホ
ルダ33は種々異なる工具33bを装着されたものとな
されている。
【0029】次に上記した第一実施例に係るマシニング
センタの作動について説明する。主軸17は第一、第二
及び第三モータ10、12、15の作動により上下方
向、左右方向及び前後方向へ平行移動されるのであり、
また図4中の仮想線箇所c1、c2、c3、c4は何れ
も主軸7先端の移動範囲の限界位置に移動した主軸先端
箇所を示しており、符号dで示す一点鎖線の四角部分が
主軸17中心の正面視移動範囲を示している。
【0030】工具交換装置19の作動は次のように行わ
れる。先ず主軸17先端に工具ホルダ33が装着されて
ない状態の下で、グリッパ34の把持した工具ホルダ3
3を主軸17に装着する場合のグリッパ34と主軸17
との間の直接的な工具交換の作動例を説明する。
【0031】主軸17は工具交換位置の真後ろに移動さ
れるのであり、この一方で油圧シリンダ装置30が図3
及び図4に示すように短縮状態となって、スプロケット
台23が支持軸21回りの真下方向位置に移動され、こ
れによりスプロケット25は主軸17先端の移動範囲a
に最も近接した状態となり、グリッパ34の移動軌跡の
一部はその工具交換位置に位置される。
【0032】このようなスプロケット台23の移動の一
方では必要に応じてインデックスモータ27が作動され
て、搬送チェン32がそのチェン案内路上を周回移動す
るのであり、この移動により、これから装着されるべき
工具33bを保持した工具ホルダ33を把持したグリッ
パ34が図3及び4に示すようにその工具交換位置に停
止される。
【0033】次に第三モータ15が作動して、主軸17
先端がその工具交換位置に前進するのであり、これによ
り工具ホルダ33のシャンク部33cが主軸17前面中
心箇所の挿入孔に進入し、この進入作動が終了したとき
主軸17内に形成された公知のクランプ機構17aがシ
ャンク部33cの後端箇所eを把持して引張し、工具ホ
ルダ33は抜け出しの規制された密状に主軸17に固定
されるものとなる。
【0034】この後、第一モータ10、10が作動し
て、主軸17は下降されるのであり、この下降により工
具ホルダ33は圧縮スプリング38の弾力によるグリッ
パ34の把持力に逆らってそのグリッパ34から抜き出
されるのである。
【0035】次は、主軸17先端に装着されている工具
ホルダ33を主軸17から抜き取り、工具ホルダ33を
把持してない状態(空状態)のグリッパ34に、その工
具ホルダ33を把持させる場合のグリッパ34と主軸1
7との間の直接的な工具交換の作動例を説明する。
【0036】工具33bの装着された主軸17はその工
具交換位置の真下に移動されるのであり、一方では油圧
シリンダ装置30が先と同様に図3等に示すように短縮
状態となって、スプロケット台23が支持軸21回りの
真下方向位置に移動され、この移動後に、必要に応じて
インデックスモータ27が作動されて、搬送チェン32
が周回移動し適時に停止される。これにより、工具ホル
ダ33を把持すべき空状態のグリッパ34が図3などに
示すようにその工具交換位置に停止される。
【0037】次に第一モータ10、10が作動して、主
軸17がその工具交換位置に上昇されるのであり、これ
により主軸17に装着された工具ホルダ33の環状係合
溝部33aが工具交換位置にあるグリッパ34の一対の
棒状フィンガー36、36間の内方に圧縮スプリング3
8の弾力に抗しつつ進入し、この進入が終了したとき、
工具ホルダ33はグリッパ34に確実に把持された状態
となり、この後、主軸17内に形成された公知のクラン
プ機構17aが工具ホルダ33のシャンク部33cの後
端箇所eの把持を解放するのであり、これにより工具ホ
ルダ33は主軸17先端から抜き出し可能な状態とな
る。次に第三モータ15が作動し、主軸17は後方へ移
動されるのであり、この移動により工具ホルダ33は主
軸17から抜き出されるのである。
【0038】上記のような工具交換において工具収納ケ
ース20から外方へ移動された状態のグリッパ34やこ
れに把持された工具ホルダ33などは工具交換の終了し
たとき或いは作業終了時などに工具収納ケース20内に
収納することが必要となるが、この場合の作動について
説明すると、油圧シリンダ装置30が伸張作動されて、
スプロケット台23が支持軸21回りへ揺動され、この
後、スプロケット台23が図1に示す位置に達したとき
その揺動を停止されるのであり、これによりスプロケッ
ト台23はその位置を図1及び図2に示すように保持さ
れ、各グリッパ34及びこれに把持された工具ホルダ3
3は工具収納ケース20内に位置して完全に主軸17先
端の移動範囲aから外れた状態となる。なお、この状態
では、主軸17は工具交換装置19の構成部分と干渉す
ることなく移動することができる。
【0039】スプロケット台23が支持軸21回りへ揺
動されるときの、スプロケット25とチェン摺接部22
aとの関係を見ると、スプロケット25は案内部材22
の前後向き中心線に合致した支持軸21回りへ公転変位
するため、これらの相対位置はスプロケット台23の揺
動にも拘わらず何ら変化せず、チェン摺接部22aやス
プロケット25からなる搬送チェン32用のチェン案内
路の全長は常に一定となり、従って搬送チェン32はス
プロケット台23の揺動範囲の任意位置においてチェン
摺接部22aとスプロケット25により剛性を大きく保
持されるものとなるチェン案内路によって安定的に案内
されるものとなる。
【0040】次に本発明の第二実施例であるマシニング
センタの、第一実施例と相違する部分について説明す
る。図6〜図10は上記第二実施例であるマシニングセ
ンタを示しており、図6は正面図、図7は側面図、図8
は一部正面図、図9は一部側面図、図10は一部平面図
である。これらの図において第一実施例と同一部位には
同一符号が付してある。
【0041】支持フレーム18の前部に補強部材18c
を介して左右一対からなる左右向きの縦向き支持面部1
8e、18eが形成してあり、これら縦向き支持面部1
8e、18eと支持フレーム18の前端下部に形成され
たフランジ部18dとに工具収納ケース20が固定して
あり、この際、前記縦向き支持面部18e、18eの前
面はこの工具収納ケース20の内方に開放されている。
【0042】左右の縦向き支持面部18e、18eのそ
れぞれの前面上部には縦向き支持面部に固定された縦向
きの一対のガイドレール37、37を介して上下変位可
能に装着された可動案内部材38が設けてあり、また各
可動案内部材38の下側には同じ側の縦向き支持面部1
8eにボルト固定された案内部材39が設けてある。
【0043】この際、各可動案内部材38はガイドレー
ル37、37に支持された細長状の正面視略三角形状と
なされた台部39と、この台部39の前面上部にボルト
固定され円弧状のチェン摺接部40aを有する正面視円
形の案内部40とを有するものとなされており、また案
内部材39は比較的曲がり半径の大きい円弧状のチェン
摺接部39aを有するものとなされている。
【0044】左右の縦向き支持面部18e、18eの中
間箇所にはスプロケット台23が配置してあり、このス
プロケット台23は各縦向き支持面部18e、18eの
内方側の側縁に設けたガイドレール42a、42aとこ
れにスライド変位自在に支持されたサドル部材42bか
らなるスライド支持機構42を介して上下変位可能に支
持されており、またスプロケット台23の前面下部に前
後向きの支持軸43を固設し、この支持軸43を介して
スプロケット25を回転可能に装着すると共に、スプロ
ケット台23の前面でスプロケット25の上側には先と
同様なインデックスモータ27が固定されている。
【0045】スプロケット台23の後側で支持フレーム
18の上面箇所には動力駆動装置としての油圧シリンダ
装置30が起立状に固定してあり、このシリンダ装置3
0の出力ロッドの先端部とスプロケット台23の後面と
を結合板部材44を介して結合し、油圧シリンダ装置3
0の伸縮作動によりスプロケット台23が上下駆動され
るようになしている。
【0046】左右の可動案内部材38、38はスプロケ
ット台23にリンク機構45を介して連動連結されてお
り、この際、リンク機構45は左右一対の棒状リンク部
材46を有し、各リンク部材46の外側の一端を、その
対応する縦向き支持面部18eに固定された図10に示
す横張り出し部材47の先部に支持軸48を介して揺動
可能に装着すると共に各リンク部材46の内側の一端に
形成された長孔fをスプロケット台23の前面のその対
応する側の側部に突設されたピン部材49に係合させ、
また各リンク部材46の長さ途中に形成された特定曲が
り形状となされた案内用長孔gにその対応する側の可動
案内部材38の台部39の前面に突設されたピン部材5
0を係入させ、可動案内部材38がスプロケット台23
の上下変位に連動して適当量だけ変位するように作動す
るものとなされている。
【0047】そして可動案内部材38、38、案内部材
39、39及びスプロケット25で形成されたチェン案
内路上に無端状の搬送チェン32を位置させるべく、可
動案内部材38、38の案内部40、40、案内部材3
9、39及びスプロケット25に搬送チェン32を掛け
回している。ここにチェン案内路とは可動案内部材38
のチェン摺接部40a、案内部材39のチェン摺接部3
9a、及びスプロケット25に搬送チェン32を弛みの
ない状態に掛け回して周回移動させたときの搬送チェン
32の移動軌跡に合致した仮想上の箇所を云うものであ
る。
【0048】次に上記した第二実施例に係るマシニング
センタの固有構造部分の作動について説明する。油圧シ
リンダ装置30が伸張作動されることにより、スプロケ
ット台23及びスプロケット25がガイドレール42、
42に案内されて下方へ移動され、搬送チェン32の移
動に伴う各グリッパ34の移動軌跡の一部が図8及び図
9に示すようにグリッパ34の工具交換位置に位置する
ものとなり、この状態でインデックスモータ27が作動
され、搬送チェン32が可動案内部材38、38、案内
部材39、39及びスプロケット25により形成された
チェン案内路上を周回移動し、任意な1つのグリッパ3
4がその工具交換位置に停止されるものとなる。
【0049】一方、油圧シリンダ装置30が短縮作動さ
れることにより、スプロケット台23及びスプロケット
25がガイドレール42a、42aに案内されて上方へ
移動され、各グリッパ34及びこれに把持された工具ホ
ルダ33が工具収納ケース20内に収納され完全に主軸
17先端の移動範囲外に移動された状態となる。
【0050】上記したスプロケット台23の上下移動中
には、リンク機構45の一対のリンク部材46、46が
長孔fとピン部材49の係合によりスプロケット台23
と連動して支持軸48回りへ揺動し、このリンク部材4
6の揺動が案内用長孔gの周面に案内されるピン部材5
0を介して可動案内部材38を連動させ、これにより可
動案内部材38、38、案内部材39、39及びスプロ
ケット25からなる搬送チェン用のチェン案内路の全長
は常に一定に保持される。従って搬送チェン32はスプ
ロケット台23の上下移動範囲の任意位置においてチェ
ン摺接部39a、40aとスプロケット25により剛性
を大きく保持されるものとなる前記チェン案内路によっ
て安定的に案内されるものとなる。
【0051】この第二実施例においてスプロケット台2
3を上下変位させることは、工具収容ケース20内のグ
リッパ34の移動軌跡の一部をグリッパ34の工具交換
位置に移動させる際のスプロケット25の移動通路をな
す工具収納ケース20の下面の開口hを第一実施例のそ
れに較べて小さくて足りるものとなす。
【0052】上記各実施例において、工具交換装置19
は主軸17の移動範囲a外の上方に存在するため、グリ
ッパ34、搬送チェン32及びスプロケット25などが
工具収納ケース20内に移動されている限り、主軸17
先端の工具33bによる工作中に飛散する切削屑は、こ
れらに降りかかることは生じ難いのであるが、これをさ
らに厳密に阻止するため、工具収納ケース20の下面の
開口hに開閉蓋を設け、この開閉蓋をスプロケット台2
3の移動に関連して開閉作動させるようになすことも差
し支えない。
【0053】
【発明の効果】以上のように構成した本発明によれば、
主軸先端の移動範囲の外側に配置されチェン案内路上を
周回移動し長さ方向の適当間隔箇所毎にグリッパを装着
されてなる無端状の搬送チェンを有する工具収納部を備
えた工具交換装置において、工具交換アームを設けない
でも、グリッパと主軸との間の直接的な工具交換を迅速
且つ確実に行わせることができるものであり、従って多
数の工具を使用する工作であってもコンパクトな機構に
より能率的に行うことが可能となるのである。
【0054】請求項2に記載したものによれば、スプロ
ケットの移動により、グリッパの移動軌跡の一部が主軸
先端の移動範囲内の工具交換位置に移動されて、グリッ
パと主軸との間の直接的な工具交換が的確に行われるの
ものとなり、またスプロケットを駆動することにより搬
送チェンを的確に周回移動させることが可能となるもの
である。
【0055】請求項3に記載したものによれば、スプロ
ケット台を揺動変位させることにより、グリッパの移動
軌跡の一部を主軸先端の移動範囲内の工具交換位置に移
動させ、グリッパと主軸との間の直接的な工具交換を行
わせることができるものであり、またスプロケット台の
揺動にも拘わらずチェン案内路の案内長さが不変とな
り、従って案内部材とスプロケットとで形成されるチェ
ン案内路による搬送チェンの案内状態の剛性を増大させ
ることができ、搬送チェンによる工具の支持をより安定
的となすことができる。さらに円形状の案内部材、スプ
ロケット台及びスプロケットがスプロケットの移動にも
拘わらず搬送チェンのチェン案内路の長さを一定に保持
する構成を簡易に実現させるものとなる。
【0056】請求項4に記載したものによれば、スプロ
ケット台をスライド変位させることにより、グリッパの
移動軌跡の一部を主軸先端の移動範囲内の工具交換位置
に移動させ、グリッパと主軸との間の直接的な工具交換
を行わせることができるものであり、またリンク機構の
作用によりスプロケット台のスライド変位にも拘わらず
搬送チェンのチェン案内路の長さが不変となり、従って
請求項3の発明の場合と同様に、案内部材とスプロケッ
トとで形成されるチェン案内路による搬送チェンの案内
状態の剛性を増大させることができ、搬送チェンによる
工具の支持をより安定的となすことができる。またスプ
ロケット台を上下方向へスライド変位させることにより
工具交換装置の左右巾を小さくなすことのできるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第一実施例のマシニングセンタの
正面図である。
【図2】前記マシニングセンタの側面図である。
【図3】前記マシニングセンタの一部正面図である。
【図4】前記マシニングセンタの一部側面図である。
【図5】前記マシニングセンタの一部平面図である。
【図6】本発明に係る第二実施例のマシニングセンタの
正面図である。
【図7】第二実施例のマシニングセンタの側面図であ
る。
【図8】第二実施例のマシニングセンタの一部正面図で
ある。
【図9】第二実施例のマシニングセンタの一部側面図で
ある。
【図10】第二実施例のマシニングセンタの一部平面図
である。
【符号の説明】
17 主軸 19 工具交換装置 22 案内部材 22a チェン摺接部 23 スプロケット台 25 スプロケット 30 油圧シリンダ装置(動力駆動装置) 32 搬送チェン 34 グリッパ 42 スライド支持機構(スプロケット支持機構) 45 リンク機構 a 主軸先端の移動範囲

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸先端の移動範囲の外側に配置されチ
    ェン案内路上を周回移動し長さ方向の適当間隔箇所毎に
    グリッパを装着された無端状の搬送チェンを備えた工作
    機械の工具交換装置において、グリッパの移動軌跡の一
    部を任意時に主軸先端の移動範囲内の特定位置に位置さ
    せるものとした動力位置変更手段を形成したことを特徴
    とする工作機械の工具交換装置。
  2. 【請求項2】 前記チェン案内路の一部はスプロケット
    で形成し、前記動力位置変更手段は、前記スプロケット
    の装着されたスプロケット台と、このスプロケット台を
    特定軌跡上での位置変更可能に支持するものとした支持
    機構と、前記スプロケット台を前記特定軌跡上で変位さ
    せるための動力駆動装置とを備えたものとなされてお
    り、動力駆動装置の作動により、グリッパの移動軌跡の
    一部が主軸先端の移動範囲内の特定位置に移動される構
    成を特徴とする請求項1記載の工作機械の工具交換装
    置。
  3. 【請求項3】 前記チェン案内路が円形状のチェン摺接
    部を有する案内部材と前記スプロケットとで形成され、
    前記搬送チェンが前記チェン摺接部と前記スプロケット
    とに掛け回され、前記スプロケット台が前記チェン摺接
    部に関連した中心線回りへ揺動可能となされ、前記動力
    駆動装置がスプロケット台を揺動変位させるように作動
    することを特徴とする請求項2記載の工作機械の工具交
    換装置。
  4. 【請求項4】 前記チェン案内路が特定方向の変位可能
    に装着された可動案内部材と前記スプロケットとを具備
    し、前記搬送チェンが前記可動案内部材と前記スプロケ
    ットとの外周囲に掛け回され、スプロケット台がスライ
    ド支持機構の支持による特定方向の変位可能となされる
    ほか、スプロケット台と可動案内部材とがリンク機構で
    連動連結され、動力駆動装置がスプロケット台をスライ
    ド変位させるように作動することを特徴とする請求項2
    記載の工作機械の工具交換装置。
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