JP2008080471A - 産業用ロボットのハンド装置の制御方法 - Google Patents

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Akira Kunisaki
晃 国崎
Takeshi Mototani
猛 本谷
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Abstract

【課題】ハンド装置の把持装置への電源供給を遮断せざるを得ないとき、把持装置が把持力を維持することができ、ワークを把持している場合にはワークを落下させることがなく、さらにまた、寸法にバラツキがあるワークを把持する場合にも、容易に所期の把持力によって、確実に把持することができる産業用ロボットのハンド装置の制御方法を提供。
【解決手段】ブレーキ付きサーボモータ3を作動させて、フィンガー4、16、16の先端をワークに当接させクランプする。クランプしたことを、サーボモータの速度変化及び/又は電流変化、及び/又はフィンガーの作動角度が予定角度を越えた位置によって捉え、しかる後、ブレーキ付きサーボモータ3を作動させ、逆方向に必要移動量ブロック6を戻し、開く方向へフィンガーを作動させる。その後、エアシリンダ22を作動させそのロッドを延伸させて閉じる方向へフィンガー4、16、16を動かし、ワーク41をクランプする。
【選択図】図8

Description

本発明は異種形状や寸法違いを含む多品種のワークを把持可能で、かつ寸法にばらつきがある壊れやすいワークを所期の把持力で確実に把持することができる産業用ロボットのハンド装置の制御方法に関する。
従来の製造ラインで作業を行う産業用ロボットシステムのハンド装置には、ワークをハンドリングする用途で使用されるものが多く存在する。製造ラインへの素材の投入、加工機械へのワークの着脱、箱詰めなど、産業用ロボットを活用した自動化システムは非常に多様な分野で使われている。ハンドリングロボットの先端には、通常、ロボットハンド又はハンド装置と呼ばれるワークを把持するハンド装置が搭載される。かかるハンド装置は、多くの場合、エアシリンダで駆動される。
特許第3245095号公報 US2004/0103740A1 特開昭60−263683号公 特開平06−126684号公報
ところが、同一のロボットシステムが異種形状や寸法違いを含む多品種のワークをハンドリングする場合、同一のハンド装置では把持することができないことが多い。そこで、品種毎にワークの形状や寸法に適合した仕様の複数のハンド装置を準備し、これらをオートツールチェンジャを介してロボットに取り付け、生産品種変更時に、ロボットに搭載するハンド装置を取り替えることで対応する方法がある。しかしながら、オートツールチェンジャを介して取り付けられたハンド装置を取り替えるためには、交換動作のための時間が必要であり、頻繁に生産品種を変更する製造ラインの場合は、生産効率が落ちるという問題があった。さらに、多種の形状、寸法のワークに対応するためには、これに対応した多数のハンド装置を準備し、加えて、オートツールチェンジャも準備する必要があるなど、設備コストが高くなるというデメリットがあった。また、例えば特許文献1又は特許文献2に記載するように、同一のハンド装置で、異種形状や寸法違いを含む多品種のワークを把持する方法として、複数のフィンガーからなり、複数のモータにより各々のフィンガーを駆動する方式のハンド装置が知られている。寸法にばらつきがある壊れやすいワークを所期の把持力で確実に把持することができる産業用ロボットのハンド装置の制御方法として、例えば特許文献3又は特許文献4に記載するように、ハンドの把持力を調節をするものが開示されている。
しかしながら、これらの特許文献1又は特許文献2に記載する発明によれば、ハンド装置は複数のフィンガーで構成されているが、各フィンガーを開閉するために、各フィンガーに1個のモータが必要であり、コストが高くなるという欠点があった。また、ワークを把持した時に、複数のフィンガーがワークに及ぼす力にバランスが取れていないと、ワークを安定して把持することができず、これを克服するために、複雑な制御方法が必要となり、難解であるという欠点があった。さらに、電源ダウン時、非常停止時又は制御システムで異常を検出した場合など、ハンド装置の把持装置への電源供給を遮断せざるを得ないときは、把持装置は把持力を維持することができず、ワークを把持している場合にはワークを落下させることが避けられないという、重大な課題があった。さらに、特許文献3又は特許文献4のものでは、寸法にばらつきがある壊れやすいワークは、把持位置が異なるため、プログラムした把持力で把持すると、大きい寸法のワークの場合壊れるおそれがあり、小さい寸法のワークの場合把持できず、適切に把持動作を制御することが困難であるという課題があった。
本発明の課題はかかる従来の課題を解決した、同一のハンド装置で、異種形状や寸法違いを含む多品種のワークを把持することができる複数のフィンガーを駆動する方式のハンド装置を、各フィンガー毎に各1個のモータを必要とせず、複数の各フィンガーがワークに及ぼす力のバランスを取ることができ、安価でかつ小さなサイズのハンド装置であっても大きな把持力を実現でき、ハンド装置の把持装置への電源供給を遮断せざるを得ないときも把持装置が把持力を維持することができ、かつ寸法にばらつきがある壊れやすいワークを所期の把持力で確実に把持することができる産業用ロボットのハンド装置を提供することにある。
このため本発明の第1発明は、フレームと、前記フレームに縦方向に回転可能に支持されたボールねじ又は台形ねじと、前記フレームに固定され、前記ボールねじ又は台形ねじを回転駆動するブレーキ付きサーボモータと、前記フレームに1端を水平軸の回りに回転可能に支持されかつ前記1端に延長かぎ形部を有する少なくとも2個のL字状フィンガーと、各前記フィンガーの前記延長かぎ形部端部に前記水平軸と平行な第2の水平軸の回りに回転可能に支持されたカムフォロア、ローラ又はピンと、
前記ボールねじ又は台形ねじのナットに固定されたハウジングと、
前記カムフォロア、ローラ又はピンを回転可能に支持する溝を有するブロックと、前記フレーム1に少なくともその1端が固定され他端が前記ブロックを前記ボールねじ又は台形ねじの軸方向に案内する直動軸受又は直動ガイドとからなり、
各前記水平軸又は各前記第2の水平軸は同一平面上に又はそれぞれ自身の同一平面上に位置し、前記ブレーキ付きサーボモータを動作させることにより各前記フィンガーの他端が開閉するようにされ、
前記ハウジングはその一端に揺動可能に支持されたエアシリンダを有し、前記エアシリンダのロッド先端は一端を前記ブロックの上端に揺動可能に支持された第1リンクの他端を揺動可能に支持し、かつ一端を前記ハウジングの下端に揺動可能に支持された前記第1リンクより短い第2リンクの他端を揺動可能に支持し、前記エアシリンダのロッド、前記第1リンク及び第2リンクはトッグル機構を構成し、
前記ブレーキ付きサーボモータを動作させることにより各前記フィンガーの他端を閉じてワークを把持したとき、前記ブレーキ付きサーボモータの速度変化及び/または電流変化、及び/又は前記フィンガーが所定の角度だけ傾動したことに基づいて、前記ワークを把持したことを検出し、次に、
前記ブレーキ付きサーボモータを作動させて前記ワークを把持したことを検出した位置からエアシリンダの作動に必要な必要移動量だけ各前記フィンガーを戻し、前記ブレーキ付きサーボモータを停止し、かつ前記ブレーキ付きサーボモータのブレーキを掛け、
その後で、前記エアシリンダを作動させて各前記フィンガーを閉じてワークをクランプすることにより、ワークを所期の把持力にてクランプするようにしたことを特徴とする産業用ロボットのハンド装置の制御方法によって上述した本発明の課題を解決した。
本発明の第2発明は、フレームと、前記フレームに縦方向に回転可能に支持されたボールねじ又は台形ねじと、前記フレームに固定され、前記ボールねじ又は台形ねじを回転駆動するブレーキ付きサーボモータと、前記フレームに1端を水平軸の回りに回転可能に支持されかつ前記1端に延長かぎ形部を有する第1のL字状フィンガーと、
前記ボールねじ又は台形ねじのナットに固定されたハウジングと、
前記フレームに前記ボールねじ又は台形ねじと同軸の軸心のまわりに旋回可能に支持された1対のブラケットと、各前記ブラケットにそれぞれ1端を水平軸の回りに回転可能に支持されかつ前記1端に延長かぎ形部を有する一対の第2のL字状フィンガーと、
各前記ブラケットにそれぞれ固定された回転軸と、前記回転軸に固定され相互に噛み合った1対の歯車と、前記フレームに固定され、前記1対の歯車のいずれか一方の回転軸にその出力軸が連結されたサーボモータと、
前記第1と第2のL字状フィンガーの各前記延長かぎ形部端部に前記水平軸と平行な第2の水平軸の回りに回転可能に支持されたカムフォロア、ローラ又はピンと、
前記ボールねじ又は台形ねじのナットに固定され、前記カムフォロア、ローラ又はピンを回転可能に支持する1個の溝及び1対の深い周溝を有するブロックと、
前記フレーム1に少なくともその1端が固定され他端が前記ブロックを前記ボールねじ又は台形ねじの軸方向に案内する直動軸受又は直動ガイドとからなり、
各前記水平軸又は各前記第2の水平軸は同一平面上に又はそれぞれ自身の同一平面上に位置し、前記ブレーキ付きサーボモータを動作させることにより各前記フィンガーの他端が開閉するようにされ、
前記ハウジングはその一端に揺動可能に支持されたエアシリンダを有し、前記エアシリンダのロッド先端は一端を前記ブロックの上端に揺動可能に支持された第1リンクの他端を揺動可能に支持し、かつ一端を前記ハウジングの下端に揺動可能に支持された前記第1リンクより短い第2リンクの他端を揺動可能に支持し、前記エアシリンダのロッド、前記第1リンク及び第2リンクはトッグル機構を構成し、
前記サーボモータを動作させることにより前記一対の第2のL字状フィンガーの開き角度を調整し、前記ブレーキ付きサーボモータを動作させることにより各前記フィンガーの他端を閉じてワークを把持したとき、前記ブレーキ付きサーボモータの速度変化及び/または電流変化、及び/又は前記フィンガーが所定の角度だけ傾動したことに基づいて、前記ワークを把持したことを検出し、次に、
前記ブレーキ付きサーボモータを作動させて前記ワークを把持したことを検出した位置からエアシリンダの作動に必要な必要移動量だけ各前記フィンガーを戻し、前記ブレーキ付きサーボモータを停止し、かつ前記ブレーキ付きサーボモータのブレーキを掛け、その後で、前記エアシリンダを作動させて各前記フィンガーを閉じてワークをクランプすることにより、ワークを所期の把持力にてクランプするようにしたことを特徴とする産業用ロボットのハンド装置の制御方法によって上述した本発明の課題を解決した。
本発明の第1又は第2発明では、1個のハンドで、平行ハンドとしても、3ツ爪ハンドとしても使用できるため異種形状や寸法違いを含む多品種のワークを把持することができ、さらに同ハンド装置は複数のフィンガーの開閉動作を1個のモータで駆動するためコストを安くすることができ、クランプ動作は最終的にトグルクランプが行うため、非常に大きなクランプ力のハンド装置とすることが容易になり、ブレーキ付きサーボモータは自身への電流が切られたときにスプリングに押されブレーキ掛けられ、また、エアシリンダに圧縮空気が供給される間、把持力を維持することが可能となり、ワークを把持し続けることができ、ワークを把持している場合にはワークを落下させることがなく、かつワークを把持したことを検出した位置からエアシリンダの作動に必要な必要移動量だけ各フィンガーを戻し、その後で、エアシリンダを作動させて各フィンガーを閉じてワークをクランプすることにより、寸法にばらつきがある壊れやすいワークも所期の把持力で確実に把持することができる産業用ロボットのハンド装置を提供するものとなった。
本発明の実施形態を、図1〜図9を参照して説明する。図1は本発明の第1発明の実施形態の産業用ロボットのハンド装置の制御方法で使用するハンド装置を示す一部を切り欠いた概略側面ブロック図、図2は図1の概略底面図、図3は本発明の第2発明の実施形態の産業用ロボットのハンド装置の制御方法で使用するハンド装置を示す一部を切り欠いた概略側面ブロック図、図4は図3の概略斜視図、図5は図3の概略底面図で点線は1対のL字状フィンガーがサーボモータ28によりボールねじ又は台形ねじと同軸の軸心のまわりに同じ向きになるまで旋回された状態を示し、図6は図3のL字状フィンガーがブレーキ付きサーボモータ3が駆動しボールねじ又は台形ねじにより閉じられワークを把持したことを検出した位置で示す概略側面ブロック図、図7は図3のL字状フィンガーがエヤシリンダ22が駆動することによって閉じられワークをクランプした位置で示す概略側面ブロック図、図8(a)は図1又は図3のエヤシリンダ22作動前のL字状フィンガーがワークを把持したことを検出した位置の、第1リンク20及び第2リンク21の位置を示す要部側面ブロック図、(b)は(a)の位置からさらにエヤシリンダ22作動後のロッドが伸びたワークをクランプした状態を示す要部側面ブロック図、図9は図1の産業用ロボットのハンド装置を搭載したロボットを示す概略側面図である。
図9に示すように、床に固定された多関節ロボット9のアーム44の先端にハンド装置のフレーム1が固定されている。図1、図2に示すように、本発明の第1発明の実施形態の産業用ロボットのハンド装置の制御方法では、ハンド装置のフレーム1には縦方向に回転可能に支持されたボールねじ2(台形ねじでもよい)が回転自在に固定されている。フレーム1にはボールねじ2を回転駆動するブレーキ付きサーボモータ3が固定されている。ブレーキ付きサーボモータ3はスプリング式で自身への電流が切られたときに図示しないスプリングに押されブレーキ掛けられ、自身への電流が流れるとブレーキが解除される。ボールねじ2の軸端とサーボモータ3の軸端にはそれぞれプーリ10、11が固定されており、プーリ10、11の間にはタイミングベルト12が掛けられている。さらにハンド装置は、フレーム1に1端26を水平軸8の回りに回転可能に支持されかつ1端に延長かぎ形部17を有する3個の(2個又は3個以上であってもよい)L字状フィンガー4と、各フィンガー4の1端26の延長かぎ形部17端部に第1の水平軸8と平行な第2の水平軸30の回りに回転可能に支持されたカムフォロア5(ローラ又はピンでもよい)と、ボールねじ2のナット40に固定されハウジング19と、カムフォロア5を回転可能に支持する溝74を有するブロック6と、フレーム1に1端を固定され他端がブロック6をボールねじ2の軸方向に案内する2本のシャフト13とボールブッシュ14からなる直動ガイド(直動軸受でもよい)とを有する。
ここで、ブレーキ付きサーボモータ3を作動させると、プーリ10、11とタイミングベルト12を介してボールねじ2が回転し、ボールねじのナット20に固定されているハウジング19が上方又は下方にスライドする。ハウジング19にその一端を揺動可能に支持されたエアシリンダ22、第1リンク20及び第2リンク21により連結されたブロック6 の溝74にカムフォロア5が引っかかっているために、各フィンガー4が揺動し開閉する。予め記録した位置にブレーキ付きサーボモータ3を動作させることで、自在な位置にフィンガー4を開閉することができ、目的のワーク41のサイズに合わせて、クランプ動作をさせることができる。各フィンガー4の他端が所定の角度だけ閉じられたとき(図6に相当する位置)、ブレーキ付きサーボモータ3への電流が切られ、ブレーキ付きサーボモータ3を停止し、図示しないスプリングに押されブレーキが掛けられ、その後で、エアシリンダ22を作動して第1リンク20及び第2リンク21を介して各フィンガー4の他端がワーク41をロックするようにした(図7に相当する位置)。通電されると、ブレーキは解除される。
図3乃至図7に示す本発明の第2発明の実施形態の産業用ロボットのハンド装置の制御方法では、フレーム1に1端26を水平軸8の回りに回転可能に支持された第1のL字状フィンガー4と、ボールねじ又は台形ねじ2のナット40に固定されたハウジング19と、フレーム1にボールねじ又は台形ねじ2と同軸の軸心のまわりに旋回可能に支持された1対のブラケット 15 、15と、各ブラケット 15 、15にそれぞれ1端26を水平軸8の回りに回転可能に支持されかつ1端26に延長かぎ形部17を有する一対の第2のL字状フィンガー 16 、16と、各ブラケット 15 、15にそれぞれ固定された回転軸29(図4)と、回転軸29に固定され相互に噛み合った1対の歯車 27 、27と、フレーム1に固定され、1対の歯車 27 、27のいずれか一方の回転軸29にその出力軸が連結されたサーボモータ28と、第1と第2のL字状フィンガー 4、16、16の各延長かぎ形部17端部に水平軸8と平行な第2の水平軸30の回りに回転可能に支持されたカムフォロア、ローラ又はピン5と、カムフォロア、ローラ又はピン5を回転可能に支持する1個の溝72及び1対の深い周溝71を有するブロック6と、フレーム1に1端を固定され他端がブロック6をボールねじ2の軸方向に案内する2本のシャフト13とボールブッシュ14からなる直動ガイド(直動軸受でもよい)とを有する他は、図1、図2に示す本発明の第1発明の実施形態の産業用ロボットのハンド装置と同じ構成を有し、同様な作動をする。
即ち、サーボモータ28を作動させると、第2のフィンガー16、16が1対の深い周溝72、72に案内されてボールねじ2と同軸の軸心のまわりで開くように対称に旋回し一対の第2のフィンガー16、16の開き角度を調整する。例えば、図5に点線で示すように、第2のフィンガー16、16が同じ向きになるとき、第2のフィンガー16、16は第1のフィンガー4と相対し、ハンド装置は、第1のフィンガー4と第2のフィンガー16、16による平行ハンドの形態を成し、平行ハンドとして四角のワークの把持や、円筒形状のワークを横からクランプしハンドリングするのに適する。また、図5の実線でに示すように、第2のフィンガー16、16が、互いに 120度の角度をなすとき、3個のフィンガー4、16、16は相互に 120度の相対位置となり、ハンド装置は、3ツ爪ハンドの形態をなし、いわゆる三ツ爪ハンドとして使用され、円筒形状のワークを把持する場合、軸方向からクランプすることができる。
ここで、ブレーキ付きサーボモータ3を作動させると、ボールねじ2が回転し、ボールねじのナット20に固定されているハウジング19が上方又は下方にスライドする。ハウジング19にその一端を揺動可能に支持されたエアシリンダ22、第1リンク20及び第2リンク21により連結されたブロック6 の溝72及び1対の深い周溝71、71にカムフォロア5が引っかかっているために、フィンガー4、16、16が揺動し、開閉する。予め記録した位置にブレーキ付きサーボモータ3を動作させることで、自在な位置にフィンガー4、16、16を開閉することができ、目的のワーク41のサイズに合わせて、クランプ動作をさせることができる。各フィンガー4、16、16の他端が所定の角度だけ閉じられたとき(図6)、ブレーキ付きサーボモータ3への電流が切られ、ブレーキ付きサーボモータ3を停止し、図示しないスプリングに押されブレーキが掛けられ、その後で、エアシリンダ22を作動して第1リンク20及び第2リンク21を介して各フィンガー4の他端がワーク41をロックするようにした(図7)。通電されると、ブレーキは解除される。ブレーキ付きサーボモータ3とサーボモータ28とその各出力軸との間には、必要なときは、図示しない減速機が介されている。
図8に示すように、第1リンク20の長さをL20、第2リンク21の長さをL21とし、エアシリンダ22作動前の第1リンク20と第1垂線43の成す角をθ20B 、エアシリンダ22作動前(図6のワークを把持したことを検出した位置)の第2リンク21と第2垂線44の成す角をθ21B 、エアシリンダ22作動後(図7のワークをクランプした位置)の第1リンク20と第1垂線43の成す角をθ20A 、エアシリンダ22作動後の第2リンク21と第2垂線44の成す角をθ21A とすると、エアシリンダ22が作動する前後で、ブロック6の必要移動量Xは、
必要移動量X=L20×(cosθ20B −cosθ20A )+L21×(cosθ21A −cosθ21B
で表されるストロークだけ動作する。ブロック6の溝にカムフォロア5が引っかかっているためにフィンガー4、16、16が揺動し、開閉する。このとき、ブロック6を動作させる力はエアシリンダの推力にtan(直角−θ20A )を乗じたものであり、θ20A を小さい角度とすることで、大きな推力を得ることができる。予め記録した位置にブレーキ付きサーボモータ3およびサーボモータ18を動作させることで、自在な角度にフィンガーを向け、自在な位置にフィンガーを開閉することができ、目的のワーク41の形状やサイズに合わせたクランプ動作をさせることができる。また、同じサイズのワーク41に対しても、ブレーキ付きサーボモータ3の位置決め位置を調整し、エアシリンダ22を作動させた後の第1リンク20と第1垂線43の成す角θ20A を調整することで、クランプ力を調整することができる。
本発明の第1又は第2の実施形態の産業用ロボットのハンド装置の制御方法では、図8に示すように、まず、エアシリンダ22の作動を戻し(アンクランプの状態にし)ておく。そのうえで、ブレーキ付きサーボモータ3を作動させて、閉じる方向へ複数のフィンガーを動かし、フィンガー4、16、16の先端をワークに当接させクランプする。クランプしたことを、サーボモータの速度変化及び/又は電流変化、及び/又はフィンガーの作動角度が予定角度を越えた位置によって捉える。しかる後、ブレーキ付きサーボモータ3を作動させ、開く方向へフィンガーを作動させてシリンダ22作動によるブロック6の必要移動量だけ逆方向にブロック6を戻す。その後、エアシリンダ22を作動させそのロッドを延伸させて閉じる方向へフィンガー4、16、16を動かし、ワーク41をクランプする。このときのクランプ力をFSとする場合、エアシリンダ22の推力をFS、目的とするクランプ力(フィンガー3個の把持力の総和)をFC、フィンガーの長さをLF、フィンガーの支点とローラとの距離をLR(図7)とすると、クランプ時に、即ち図8(b)のシリンダ22作動後の位置で、リンク20と第1垂線43の成す角θ20A を、
θ20A =tan-1{(FS/FC)×(LR/LF)}
となる位置にすればよい。つまり、ブレーキ付きサーボモータ3を逆方向に作動させブロック6を戻す必要移動量Xは、クランプ時に図8(b)のシリンダ22作動後の位置で上記角θ20A になるように、シリンダ22作動によるブロック6の必要移動量Xであり、シリンダ22作動前の第2リンク21と第2垂線44の成す角をθ21B 、第1リンク20と第1垂線43の成す角がθ20B を予め測定しておき、上記式の通り、
必要移動量X=L20×(cosθ20B −cosθ20A )+L21×(cosθ21A −cosθ21B
エアシリンダの作動に必要な必要移動量Xだけ、ブレーキ付きサーボモータ3を逆方向に作動させブロック6を戻せばよい。
本発明の第1又は第2の実施形態の産業用ロボットのハンド装置の制御方法では、1個のハンドで、平行ハンドとしても、3ツ爪ハンドとしても使用できるため異種形状や寸法違いを含む多品種のワークを把持することができ、また、同じワークを、さまざまな方向から、いろいろなクランプ方法を選択することができる。さらに同ハンド装置は少なくとも2個又は3個のフィンガーを有し、かつ2個又は3個のフィンガーが開閉する際、求心動作を行うために、それぞれ同一のハンド装置で、2個又は3個のフィンガーの最大掴み寸法以内の多品種のワークを把持することができる複数のフィンガーを駆動する方式のハンド装置を、各フィンガー毎に各1個のモータを必要とせず、複数のフィンガーの開閉動作を1個のモータで駆動するためコストを安くすることができ、各水平軸、各第2の水平軸は同一平面上に又はそれぞれ自身の同一平面上に位置して、少なくとも2個のフィンガーが開閉する際、精度よく求心クランプ動作を行い、各フィンガーの把持力のバランスがよく、クランプの動作制御が容易で、また、関節部に歯車などの減速機構を使用せず、クランプ動作は最終的にトグルクランプが行うため、非常に大きなクランプ力のハンド装置とすることが容易になる。かつクランプ動作は最終的にエアシリンダが駆動源であるトグル機構でクランプを行うため、電源ダウン時、非常停止時又は制御システムで異常を検出した場合など、ハンド装置の把持装置への電源供給が遮断されたときも、ブレーキ付きサーボモータは自身への電流が切られたときにスプリングに押されブレーキ掛けられ、また、エアシリンダに圧縮空気が供給される間、把持力を維持することが可能となり、ワークを把持し続けることができ、ワークを把持している場合にはワークを落下させることがなく、さらにまた、ワークを把持したことを検出した位置からエアシリンダの作動に必要な必要移動量だけ各フィンガーを戻し、その後で、エアシリンダを作動させて各フィンガーを閉じてワークをクランプすることにより、対象となるワークの寸法にバラツキがある場合にも所期の把持力で確実に把持することができる産業用ロボットのハンド装置を提供するものとなった。
本発明の第1発明の実施形態の産業用ロボットのハンド装置の制御方法で使用するハンド装置を示す一部を切り欠いた概略側面ブロック図。 図1の概略底面図。 本発明の第2発明の実施形態の産業用ロボットのハンド装置の制御方法で使用するハンド装置を示す一部を切り欠いた概略側面ブロック図。 図3の概略斜視図。 図3の概略底面図で点線は1対のL字状フィンガーがサーボモータ28によりボールねじ又は台形ねじと同軸の軸心のまわりに同じ向きになるまで旋回された状態を示す。 図3のL字状フィンガーがブレーキ付きサーボモータ3が駆動しボールねじ又は台形ねじにより閉じられワークを把持したことを検出した位置で示す概略側面ブロック図。 図3のL字状フィンガーがエヤシリンダ22が駆動することによって閉じられワークをクランプした位置で示す概略側面ブロック図。 (a)は図1又は図3のエヤシリンダ22作動前のL字状フィンガーがワークを把持したことを検出した位置の、第1リンク20及び第2リンク21の位置を示す要部側面ブロック図、(b)は(a)の位置からさらにエヤシリンダ22作動後のロッドが伸びワークをクランプした状態を示す要部側面ブロック図。 図1の産業用ロボットのハンド装置を搭載したロボットを示す概略側面図。
符号の説明
1:ハンド装置のフレーム、2:ボールねじ、3:ブレーキ付きサーボモータ、4:第1のフィンガー、5:カムフォロア、6:ブロック、8:水平軸、13:直動ガイド15、15:1対のブラケット、16、16:第2のフィンガー、17:延長かぎ形部、19:ハウジング、20:第1リンク、21:第2リンク、22:エヤシリンダ、26:1端、27:1対の歯車、28:第2のサーボモータ、29:回転軸、30:第2の水平軸、40:ボールねじのナット、41:ワーク、71:深い周溝、72、74:溝

Claims (2)

  1. フレームと、前記フレームに縦方向に回転可能に支持されたボールねじ又は台形ねじと、前記フレームに固定され、前記ボールねじ又は台形ねじを回転駆動するブレーキ付きサーボモータと、前記フレームに1端を水平軸の回りに回転可能に支持されかつ前記1端に延長かぎ形部を有する少なくとも2個のL字状フィンガーと、
    各前記フィンガーの前記延長かぎ形部端部に前記水平軸と平行な第2の水平軸の回りに回転可能に支持されたカムフォロア、ローラ又はピンと、
    前記ボールねじ又は台形ねじのナットに固定されたハウジングと、
    前記カムフォロア、ローラ又はピンを回転可能に支持する溝を有するブロックと、前記フレーム1に少なくともその1端が固定され他端が前記ブロックを前記ボールねじ又は台形ねじの軸方向に案内する直動軸受又は直動ガイドとからなり、
    各前記水平軸又は各前記第2の水平軸は同一平面上に又はそれぞれ自身の同一平面上に位置し、前記ブレーキ付きサーボモータを動作させることにより各前記フィンガーの他端が開閉するようにされ、
    前記ハウジングはその一端に揺動可能に支持されたエアシリンダを有し、前記エアシリンダのロッド先端は一端を前記ブロックの上端に揺動可能に支持された第1リンクの他端を揺動可能に支持し、かつ一端を前記ハウジングの下端に揺動可能に支持された前記第1リンクより短い第2リンクの他端を揺動可能に支持し、前記エアシリンダのロッド、前記第1リンク及び第2リンクはトッグル機構を構成し、
    前記ブレーキ付きサーボモータを動作させることにより各前記フィンガーの他端を閉じてワークを把持したとき、前記ブレーキ付きサーボモータの速度変化及び/または電流変化、及び/又は前記フィンガーが所定の角度だけ傾動したことに基づいて、前記ワークを把持したことを検出し、次に、
    前記ブレーキ付きサーボモータを作動させて前記ワークを把持したことを検出した位置からエアシリンダの作動に必要な必要移動量だけ各前記フィンガーを戻し、前記ブレーキ付きサーボモータを停止し、かつ前記ブレーキ付きサーボモータのブレーキを掛け、
    その後で、前記エアシリンダを作動させて各前記フィンガーを閉じてワークをクランプすることにより、ワークを所期の把持力にてクランプするようにしたことを特徴とする産業用ロボットのハンド装置の制御方法。
  2. フレームと、前記フレームに縦方向に回転可能に支持されたボールねじ又は台形ねじと、前記フレームに固定され、前記ボールねじ又は台形ねじを回転駆動するブレーキ付きサーボモータと、前記フレームに1端を水平軸の回りに回転可能に支持されかつ前記1端に延長かぎ形部を有する第1のL字状フィンガーと、
    前記ボールねじ又は台形ねじのナットに固定されたハウジングと、
    前記フレームに前記ボールねじ又は台形ねじと同軸の軸心のまわりに旋回可能に支持された1対のブラケットと、各前記ブラケットにそれぞれ1端を水平軸の回りに回転可能に支持されかつ前記1端に延長かぎ形部を有する一対の第2のL字状フィンガーと、
    各前記ブラケットにそれぞれ固定された回転軸と、前記回転軸に固定され相互に噛み合った1対の歯車と、前記フレームに固定され、前記1対の歯車のいずれか一方の回転軸にその出力軸が連結されたサーボモータと、
    前記第1と第2のL字状フィンガーの各前記延長かぎ形部端部に前記水平軸と平行な第2の水平軸の回りに回転可能に支持されたカムフォロア、ローラ又はピンと、
    前記ボールねじ又は台形ねじのナットに固定され、前記カムフォロア、ローラ又はピンを回転可能に支持する1個の溝及び1対の深い周溝を有するブロックと、
    前記フレーム1に少なくともその1端が固定され他端が前記ブロックを前記ボールねじ又は台形ねじの軸方向に案内する直動軸受又は直動ガイドとからなり、
    各前記水平軸又は各前記第2の水平軸は同一平面上に又はそれぞれ自身の同一平面上に位置し、前記ブレーキ付きサーボモータを動作させることにより各前記フィンガーの他端が開閉するようにされ、
    前記ハウジングはその一端に揺動可能に支持されたエアシリンダを有し、前記エアシリンダのロッド先端は一端を前記ブロックの上端に揺動可能に支持された第1リンクの他端を揺動可能に支持し、かつ一端を前記ハウジングの下端に揺動可能に支持された前記第1リンクより短い第2リンクの他端を揺動可能に支持し、前記エアシリンダのロッド、前記第1リンク及び第2リンクはトッグル機構を構成し、
    前記サーボモータを動作させることにより前記一対の第2のL字状フィンガーの開き角度を調整し、前記ブレーキ付きサーボモータを動作させることにより各前記フィンガーの他端を閉じてワークを把持したとき、前記ブレーキ付きサーボモータの速度変化及び/または電流変化、及び/又は前記フィンガーが所定の角度だけ傾動したことに基づいて、前記ワークを把持したことを検出し、次に、
    前記ブレーキ付きサーボモータを作動させて前記ワークを把持したことを検出した位置からエアシリンダの作動に必要な必要移動量だけ各前記フィンガーを戻し、前記ブレーキ付きサーボモータを停止し、かつ前記ブレーキ付きサーボモータのブレーキを掛け、その後で、前記エアシリンダを作動させて各前記フィンガーを閉じてワークをクランプすることにより、ワークを所期の把持力にてクランプするようにしたことを特徴とする産業用ロボットのハンド装置の制御方法。
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