JP4433183B2 - パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、操舵トルクに応じたトーションバーの捩れに応じて操舵補助特性を変化させるパワーステアリング装置に関する。
ステアリングホイールに接続される入力シャフトと、操舵用車輪にラックピニオン式ステアリングギヤ等を介して接続される出力シャフトを、トーションバーにより操舵トルクに応じて弾性的に相対回転するよう同軸心に連結し、筒状のアウターバルブエレメントに対して同軸心に嵌め合わされたインナーバルブエレメントを、入出力シャフトの相対回転角度に応じて相対回転させ、その相対回転角度に応じて操舵補助力発生用油圧アクチュエータを制御する油圧パワーステアリング装置が従来から用いられている。
上記のような油圧パワーステアリング装置において、出力シャフトと同行回転すると共にシャフト径方向に変位可能な押し付け部材と、この押し付け部材をトーションバーの外周に設けられた被押し付け部に押し付ける弾力を付与する弾性体を設けることが提案されている(特許文献1参照)。この従来技術においては、操舵トルクが設定値未満である場合は、押し付け部材による被押し付け部の押し付けにより、トーションバーの一端と被押し付け部との間での捩れが規制され、トーションバーの有効長さが短くされる。操舵トルクが設定値以上である場合は、その押し付けが解除され、トーションバーの有効長さが長くされる。これにより、操舵トルクが設定値以下である場合は設定値を超える場合よりも、トーションバーの剛性を実質的に大きくし、車両の直進走行時における走行安定性を向上できる。
あるいは、上記のような油圧パワーステアリング装置において、入出力シャフトが相対回転すると、その相対回転を阻止する方向の弾力を、その相対回転角が大きくなる程に大きくなるように作用させる機構を設けることが提案されている(特許文献2参照)。この従来技術においては、操舵トルクが大きくなる程にトーションバーの剛性を実質的に大きくし、操舵時における車両の走行安定性を向上できる。
特開平10−329733号公報 特表平8−505336号公報
上記従来技術においては、トーションバーの剛性を実質的に大きくできるのは入出力シャフトの相対回転角が小さい場合と大きい場合の何れかにおいてのみである。そのため、車両の直進時および操舵時の何れにおいても走行安定性を向上することはできなかった。また、トーションバーの剛性を単純に大きくするだけでは、操舵トルクの変化に対する操舵補助力の変化割合が小さくなり、迅速な操舵補助をできないために操舵フィーリングが低下する。本発明は、上記従来技術の課題を解決することのできるパワーステアリング装置を提供することを目的とする。
本発明のパワーステアリング装置は、入力シャフトと、出力シャフトと、前記入力シャフトと前記出力シャフトを操舵トルクに応じて弾性的に相対回転するよう同軸心に連結するトーションバーと、操舵補助力発生用アクチュエータと、前記入力シャフトと前記出力シャフトとに対して同軸心に相対回転可能な第1回転エレメントと、前記入力シャフトと同行回転する第2回転エレメントと、前記出力シャフトに対する前記入力シャフトの回転を、前記出力シャフトに対する前記第1回転エレメントの回転に変換する回転変換機構と、前記両回転エレメントの相対回転角に応じた操舵補助力が発生するように前記アクチュエータを制御する制御機構とを備え、前記回転変換機構は前記出力シャフトにより支持される反転エレメントを有し、前記出力シャフトに対する前記入力シャフトの回転を前記出力シャフトに対する前記第1回転エレメントの回転に変換する際に、その回転方向が前記反転エレメントにより反転され、前記入出力シャフトの相対回転量に対する前記両回転エレメントの相対回転量の比率が、不変の一定値とされていることを特徴とする。
本発明によれば、操舵トルクに応じて入力シャフトが出力シャフトに対して回転すると、その回転が回転変換機構により第1回転エレメントの出力シャフトに対する回転に変換され、この際、その回転方向が前記反転エレメントにより反転される。すなわち、出力シャフトに対する入力シャフトの回転方向と出力シャフトに対する第1回転エレメントの回転方向とが互いに逆方向とされる。よって、第1回転エレメントは入力シャフトと同行回転する第2回転エレメントに対して相対回転する。両回転エレメントの相対回転角に応じた操舵補助力が発生するように操舵補助力発生用アクチュエータが制御機構により制御される。両回転エレメントの相対回転角は、第1回転エレメントが出力シャフトと同行回転するのに比べて、第1回転エレメントの出力シャフトに対する回転量だけ多くなる。よって、入出力シャフトの相対回転角を大きくすることなく両回転エレメントの相対回転角を大きくできるので、トーションバーの剛性を大きくして直進時と操舵時の何れにおいても車両の走行安定性を向上することができ、しかも、操舵トルクの変化に対して操舵補助力の変化割合が小さくなることはないので、迅速な操舵補助により操舵フィーリングを向上できる。さらに、入出力シャフトの相対回転量に対する両回転エレメントの相対回転量の比率が不変の一定値とされるので、回転変換のための構造をシンプルにして回転変換を円滑に行い、操舵補助を迅速に行い操舵フィーリングを向上できる。
前記第1回転エレメントは筒状とされ、前記第2回転エレメントは前記第1回転エレメントに同軸心に相対回転可能に嵌め合わされ、前記回転変換機構は、前記入力シャフトと同行回転する第1支持部と、前記出力シャフトと同行回転する第2支持部と、前記第1回転エレメントと同行回転する第3支持部とを有し、各支持部は前記入出力シャフトの軸方向において相互に離隔され、前記反転エレメントとして揺動部材が設けられ、前記揺動部材は、前記入出力シャフトの相対回転に応じて揺動するよう前記第1支持部により支持されると共に前記第2支持部を介して前記出力シャフトにより支持され、さらに、その揺動により前記第1回転エレメントを前記第2回転エレメントに対して相対回転させるよう前記第3支持部により支持され、前記入出力シャフトの軸方向において前記第2支持部が前記第1支持部と前記第3支持部との間に配置されているのが好ましい。これにより、入出力シャフトの相対回転によって、入力シャフトと同行回転する第1支持部が出力シャフトと同行回転する第2支持部に対して周方向に相対変位し、第1支持部と第2支持部により支持される揺動部材が揺動する。この揺動部材の揺動により、揺動部材を支持する第3支持部と同行回転する第1回転エレメントが、入力シャフトと同行回転する第2回転エレメントに対して相対回転する。
前記回転変換機構は、前記入力シャフトと同行回転する入力側歯車と、前記第1回転エレメントと同行回転する従動側歯車とを有し、前記反転エレメントとして、前記入力側歯車と前記従動側歯車に噛み合うと共に前記出力シャフトにより回転可能に支持される中間歯車が設けられ、前記中間歯車により、前記出力シャフトに対する前記入力シャフトの回転を前記出力シャフトに対する前記第1回転エレメントの回転に変換する際に、その回転方向が反転されるのが好ましい。これにより、入力シャフトと同行回転する入力側歯車に噛み合う中間歯車は出力シャフトにより回転可能に支持されているので、入出力シャフトの相対回転により中間歯車が回転し、中間歯車に噛み合う従動側歯車が第1回転エレメントと同行回転する。すなわち、中間歯車により出力シャフトに対する入力シャフトの回転が出力シャフトに対する第1回転エレメントの回転に変換され、この際、その回転方向が反転される。よって、第1回転エレメントは第2回転エレメントに対して相対回転する。
本発明によれば、トーションバーの捩れ角に応じた操舵補助力を付与するパワーステアリング装置において、部品点数や製造コストを大幅に増大させることなくトーションバーのばね剛性を大きくできるので、車両の直進時および操舵時に操舵が不安定になるのを防止し、安定した走行状態を実現し、良好な操舵フィーリングを得ることができる。
図1に示す本発明の第1実施形態のラックピニオン式油圧パワーステアリング装置1は、車両のステアリングホイール(図示省略)に接続される筒状入力シャフト2と、出力シャフト3と、入力シャフト2と出力シャフト3を操舵トルクに応じて弾性的に相対回転するよう同軸心に連結するトーションバー6とを備えている。トーションバー6は入力シャフト2を貫通し、一端側はピン4を介して入力シャフト2に同軸中心に同行回転するよう連結され、他端側は出力シャフト3の一端に形成された凹部に挿入されると共にセレーション5を介して出力シャフト3に同軸中心に同行回転するよう圧入連結され、これにより入力シャフト2と出力シャフト3は軸方向相対移動が規制されている。
入力シャフト2の一端側はハウジング7によりベアリング8を介して支持され、他端側は出力シャフト3の凹部の内周によりブッシュ12を介して支持される。出力シャフト3は図外ラックピニオン式ステアリングギヤのハウジングにより回転可能に支持される。出力シャフト3の他端側外周にピニオン15が一体的に形成される。ステアリングギヤはピニオン15に噛み合うラック16を有し、ラック16の各端にタイロッド、ナックルアーム等を介し車輪が接続される。これにより、操舵による入力シャフト2の回転がトーションバー6を介して出力シャフト3に伝達されることでピニオン15が回転し、ラック16が車両幅方向に移動することで舵角が変化する。
操舵補助力発生用アクチュエータとして油圧シリンダ20が設けられている。油圧シリンダ20は、シリンダチューブ20aと、ラック16に一体化されるピストン21を備え、シリンダチューブ内20aにピストン21により仕切られる油室22、23が形成される。
油圧シリンダ20に供給される圧油の油圧を制御するロータリー式油圧制御バルブ30が設けられている。制御バルブ30は、第1回転エレメントとして筒状アウターバルブエレメント31と、アウターバルブエレメント31に同軸心に相対回転可能に嵌め合わされる第2回転エレメントとしてインナーバルブエレメント32を有する。アウターバルブエレメント31は、入力シャフト2と出力シャフト3とに対して同軸心に相対回転可能にハウジング7に挿入される。インナーバルブエレメント32は、入力シャフト2と一体的に成形されることで入力シャフト2と同軸中心に同行回転する。
油圧シリンダ20に供給される圧油の油圧は両バルブエレメント31、32の相対回転角に応じて変化する。これにより、両バルブエレメント31、32の相対回転角に応じた操舵補助力が発生するように油圧シリンダ20を制御する制御機構が制御バルブ30により構成されている。すなわち、ハウジング7に、圧油吐出用ポンプ42に接続されるポートと、タンク43に接続されるポートと、油圧シリンダ20の一方の油室22に接続されるポートと、他方の油室23に接続されるポートが設けられ、各ポートはアウターバルブエレメント31とインナーバルブエレメント32の間の流路を介して互いに連通する。両バルブエレメント31、32間の流路における絞り部の開度が両バルブエレメント31、32の相対回転角に応じて変化する。例えば図2に示すように、アウターバルブエレメント31の内周における複数の第1溝48の軸方向縁と、インナーバルブエレメント32の外周における複数の第2溝49の軸方向縁との間が絞り部A、B、C、Dとされる。一方の油室22に通じる第1溝48と、他方の油室23に通じる第1溝48とが、周方向において交互に配置される。ポンプ42に通じる第2溝49と、入力シャフト2に形成された通孔2aおよびトーションバー6と入力シャフト2との間の空間を介してタンク43に通じる第2溝49とが、周方向において交互に配置される。これにより、図3に示す油圧回路が構成される。操舵が行なわれていない時は、各絞り部A、B、C、Dが開き油圧は上昇しないので操舵補助力は発生しない。右操舵時は、両バルブエレメント31、32の相対回転角に応じて絞り部A、Dの開度が大きくなり、絞り部B、Cの開度が小さくなり、一方の油室22に圧油が供給され、他方の油室23からタンク43に油が還流し、その相対回転角に応じた右方向への操舵補助力を油圧シリンダ20は発生する。左操舵時は、両バルブエレメント31、32の相対回転方向が右操舵時と逆になり、これにより絞り部A、B、C、Dの開度が右操舵時と逆になり、その相対回転角に応じた左方向への操舵補助力を油圧シリンダ20は発生する。
出力シャフト3に対する入力シャフト2の回転を、出力シャフト3に対するアウターバルブエレメント31の回転に変換する回転変換機構50が設けられている。図1、図4に示すように、回転変換機構50は、入力シャフト2と同行回転する第1支持部51と、出力シャフト3と同行回転する第2支持部52と、アウターバルブエレメント31と同行回転する第3支持部53と、反転エレメントとして揺動部材54とを有する。入出力シャフト2、3の軸方向において、各支持部51、52、53は相互に離隔され、第2支持部52が第1支持部51と第3支持部53との間に配置され、第1支持部51は、入力シャフト2の外周に一体化された環状部材2″の一端に設けられた凹部により構成され、その凹部の内面は球面に沿うものとされている。
第2支持部52は、出力シャフト3の外周に圧入等により一体化された筒状部材52aと、筒状部材52aに取り付けられた支持シャフト52bを有する。なお、筒状部材52aは出力シャフト3と一体で成形されてもよい。支持シャフト52bは筒状部材52aに、入出力シャフト2、3の軸心に対して直交する自身の軸中心に回転可能に取付けられ、ピンや止め輪等の抜け止め部材52b′により抜け止めされている。
第3支持部53は、アウターバルブエレメント31の外周に圧入等により一体化された筒状部材53aと、筒状部材53aにおける環状部材2″との対向端部に形成された凹部53b内に配置される受け部材53cを有する。受け部材53cの外周一部は凹部53bの内面に相対回転可能に接する球面とされている。
揺動部材54は、入出力シャフト2、3の相対回転に応じて揺動するよう第1支持部51に支持されると共に第2支持部52を介して出力シャフト3により支持され。さらに、その揺動によりアウターバルブエレメント31をインナーバルブエレメント32に対して相対回転させるよう第3支持部53により支持される。すなわち、揺動部材54の外周部は円柱面とされ、一端部は球面とされ、他端部は平坦面とされる。揺動部材54の一端部は、第1支持部51を構成する凹部に嵌め合わされ、その凹部の内面に接することで第1支持部51と同行回転する。揺動部材54の他端部は、第3支持部53を構成する受け部材53cを貫通する保持孔53c′に挿入され、受け部材53cの外周球面が凹部53bの内面に接することで、第3支持部53と同行回転する。揺動部材54の両端部間は、第2支持部52の支持シャフト52bに一体化されている。入出力シャフト2、3の相対回転により揺動部材54が円滑に揺動するように、揺動部材54の外周と保持孔53c′との間に微小な隙間が設けられ、支持シャフト52bは筒状部材52aにより微小な隙間を介して回転可能に支持されている。
上記第1実施形態によれば、操舵トルクに応じた入出力シャフト2、3の相対回転によって、入力シャフト2と同行回転する第1支持部51が出力シャフト3と同行回転する第2支持部52に対して周方向に相対変位し、第1支持部51と第2支持部52により支持される揺動部材54が揺動する。この揺動部材54の揺動により、揺動部材54を支持する第3支持部53と同行回転するアウターバルブエレメント31が、入力シャフト2と同行回転するインナーバルブエレメント32に対して相対回転する。すなわち、入力シャフト2が出力シャフト3に対して回転すると、その回転が回転変換機構50によりアウターバルブエレメント31の出力シャフト3に対する回転に変換され、この際、その回転方向が揺動部材54により反転される。これにより、出力シャフト3に対する入力シャフト2の回転方向と出力シャフト3に対するアウターバルブエレメント31の回転方向とが互いに逆方向とされる。よって、アウターバルブエレメント31は入力シャフト2と同行回転するインナーバルブエレメント32に対して相対回転する。両バルブエレメント31、32の相対回転角に応じた操舵補助力が発生するように油圧シリンダ20が制御バルブ30により制御される。両バルブエレメント31、32の相対回転角は、アウターバルブエレメント31が出力シャフト3と同行回転するのに比べて、アウターバルブエレメント31の出力シャフト3に対する回転量だけ多くなる。よって、入出力シャフト2、3の相対回転角を大きくすることなく両バルブエレメント31、32の相対回転角を大きくできるので、トーションバー6の剛性を大きくして直進時と操舵時の何れにおいても車両の走行安定性を向上することができ、しかも、操舵トルクの変化に対して操舵補助力の変化割合が小さくなることはないので、迅速な操舵補助により操舵フィーリングを向上できる。
また、入出力シャフト2、3の相対回転量に対する両バルブエレメント31、32の相対回転量の比率が不変の一定値とされる。例えば図4に示すように、第1支持部51と第2支持部52との距離をL1、第2支持部52と第3支持部53との距離をL2とする。入出力シャフト2、3が相対回転すると、入力シャフト2と一体のインナーバルブエレメント32は出力シャフト3に対して、入力シャフト2と同一方向に同一角度だけ相対回転する。一方、アウターバルブエレメント31は、その入出力シャフト2、3の相対回転が揺動部材54を介して伝達されることで、出力シャフト3に対して、入力シャフト2と逆方向に比率L2/L1に応じた角度だけ相対回転する。すなわち、両バルブエレメント31、32の相対回転量の比率はL2/L1によって定まる不変の一定値となる。よって、回転変換のための構造をシンプルにして回転変換を円滑に行い、操舵補助を迅速に行い操舵フィーリングを向上できる。
図5、図6は、上記回転変換機構50とは異なる変形例に係る回転変換機構50′を示し、第1実施形態と同様部分は同一符号で示す。本変形例の回転変換機構50′は、入力シャフト2と同行回転する入力側歯車51′と、アウターバルブエレメント31と同行回転する従動側歯車53′を有する。入力側歯車51′は、入力シャフト2の外周に一体的に形成される外歯平歯車とされている。本変形例の従動側歯車53′は、アウターバルブエレメント31に圧入等により一体化される筒状部材52a′の内周に一体的に形成される内歯平歯車とされている。回転変換機構50′は、反転エレメントとして入力側歯車51′と従動側歯車53′に噛み合う平歯車により構成される中間歯車54′を有する。中間歯車54′は、出力シャフト3により軸受56′を介して回転可能に支持される支持シャフト52′に一体化されることで、入出力シャフト2、3の軸心と平行な軸中心に回転可能に出力シャフト3により支持されている。これにより、入力シャフト2と同行回転する入力側歯車51′に噛み合う中間歯車54′が出力シャフト3により回転可能に支持されるので、入出力シャフト2、3の相対回転により中間歯車54′が回転し、中間歯車54′に噛み合う従動側歯車53′がアウターバルブエレメント31と同行回転する。すなわち、中間歯車54′により出力シャフト3に対する入力シャフト2の回転が出力シャフト3に対するアウターバルブエレメント31の回転に変換され、この際、その回転方向が反転される。これにより、出力シャフト3に対する入力シャフト2の回転方向と出力シャフト3に対するアウターバルブエレメント31の回転方向とが互いに逆方向とされる。よって、アウターバルブエレメント31はインナーバルブエレメント32に対して相対回転する。また、入出力シャフト2、3の相対回転量に対する両バルブエレメント31、32の相対回転量の比率は、各歯車51′、53′、54′の歯数により定まる不変の一定値となる。他の構成は第1実施形態と同様である。なお、各歯車51′、53′、54′を転位歯車とし、転位量を歯すじ方向に沿って連続的に変化させることで、入力側歯車51′と従動側歯車53′の歯底円直径を回転軸方向一方に向かうに従い漸次大きくし、中間歯車54′の歯底円直径を回転軸方向他方に向かうに従い漸次大きくし、これにより、各歯車51′、53′、54′の軸方向における相対位置を調節することで噛み合い間のバックラッシュを解消可能とし、制御バルブ30の作動の円滑化と操舵特性の最適化を図るのが好ましい。
上記変形例によれば、中間歯車54′の支点となる出力シャフト3に対して、力点となる入力シャフト2の回転方向と作用点となるアウターバルブエレメント31の回転方向とが互いに逆方向となる。よって、入出力シャフト2、3の相対回転角を大きくすることなく両バルブエレメント31、32の相対回転角を大きくできるので、トーションバー6の剛性を大きくして直進時と操舵時の何れにおいても車両の走行安定性を向上することができ、しかも、操舵トルクの変化に対して操舵補助力の変化割合が小さくなることはないので、迅速な操舵補助により操舵フィーリングを向上できる。さらに、入出力シャフト2、3の相対回転量に対する両バルブエレメント31、32の相対回転量の比率が不変の一定値とされるので、回転変換のための構造をシンプルにして回転変換を円滑に行い、操舵補助を迅速に行い操舵フィーリングを向上できる。
図7、図8に示す本発明の第2実施形態の電動パワーステアリング装置101は、入力シャフト102と、出力シャフト103と、入力シャフト102と出力シャフト103を操舵トルクに応じて弾性的に相対回転するよう同軸心に連結するトーションバー106とを備えている。入力シャフト102と出力シャフト103は磁性材製とされている。入力シャフト102は、ハウジング107によりベアリング105を介して回転自在に支持され、車両のステアリングホイール(図示省略)に連結シャフト108を介して接続される。出力シャフト103は、ハウジング107によりベアリング106を介して回転自在に支持され、図外ステアリングギヤを介して自動車の車輪に接続される。入力シャフト102と出力シャフト103の中心孔に挿入されたトーションバー106は、一端側が入力シャフト102と連結シャフト108にピン109により連結され、他端側が出力シャフト103に図外ピン等により連結される。これにより、入力シャフト102と出力シャフト103はトーションバー106により操舵トルクに応じて弾性的に相対回転可能に同軸心に連結されている。出力シャフト103の外周にウォームホイール110aが取り付けられ、このウォームホイール110aに噛み合うウォーム110bが、ハウジング107に取り付けられるモータ(操舵補助力発生用アクチュエータ)120により駆動される。
入力シャフト102の外周を覆う磁性材製の第1検出筒(第1回転エレメント)111が、ベアリング122を介してハウジング107により入出力シャフト102、103と同心に回転可能に支持され、これにより第1検出筒111は入力シャフト102と出力シャフト103に対して同軸心に相対回転可能とされている。入力シャフト102の外周に非磁性材製の筒状磁気漏れ防止部材121が一体化され、磁気漏れ防止部材121の外周に磁性材製の第2検出筒(第2回転エレメント)112が一体化され、これにより第2検出筒112は入力シャフト102と同行回転する。入力シャフト102の外周に磁性材製の第3検出筒115が圧入等により同行回転するように一体化される。第2検出筒112の一端は第1検出筒111の一端に隙間δ1をおいて対向するように配置されている。第2検出筒112の他端は第3検出筒115の一端に隙間δ2をおいて対向するように配置されている。第1検出筒111の一端、第2検出筒112の一端、および第3検出筒115の一端に、周方向に沿って並列する複数の歯111a、112a、115aが設けられている。第2検出筒112の他端は平坦面とされている。なお、磁気漏れ防止部材121は、成形型に合成樹脂材を注入することで型成形され、入力シャフト102と第2検出筒112は、その成形型内に合成樹脂材の注入前に挿入されることで、型成形される磁気漏れ防止部材121と同行回転するように一体化されている。
ハウジング107により保持される磁性材製のホルダー117に、入出力シャフト102、103を覆う第1コイル116と第2コイル118が収納されている。第1コイル116が第1検出筒111の一端と第2検出筒112の一端を通過する磁束を発生することで第1磁気回路が構成されている。第2コイル118が第2検出筒112の他端と第3検出筒115の一端とを通過する磁束を発生することで第2磁気回路が構成されている。
各コイル116、118に接続される検出回路が回路基板130に設けられている。図8は検出回路の一例を示すもので、第1コイル116は抵抗142を介して発振器143に接続され、第2コイル118は抵抗144を介して発振器143に接続される。また、第1コイル116は演算増幅器145の反転入力端子に接続され、第2コイル118は演算増幅器145の非反転入力端子に接続される。両シャフト102、103によるトルクの伝達時においては、そのトルクに応じてトーションバー106がねじれ、第1検出筒111と第2検出筒112とが同軸中心に相対回転する。この相対回転により第1検出筒111の一端の歯111aと第2検出筒112の一端の歯112aとの軸方向において重合する部分の面積が変化することから、その第1磁気回路における通過磁束に対する磁気抵抗は、そのトルク変化による両シャフト102、103の弾性的な相対回転量に応じて変化する。その変化に応じて第1コイル116の出力が変化する。第2検出筒112と第3検出筒115とは同行回転するので、第2磁気回路における通過磁束に対する磁気抵抗は、両シャフト102、103による伝達トルクの変化によっては変動することがない。その第1磁気回路における磁気抵抗は、両シャフト102、103によるトルクの非伝達時にあっては第2磁気回路における磁気抵抗と等しくされる。これにより、第1磁気回路における磁気抵抗の変化による第1コイル116の出力に基づき、入出力シャフト102、103により伝達されるトルクの検出信号が検出回路により生成される。さらに、第2コイル118の発生磁束が通過する第2磁気回路における磁気抵抗は、入出力シャフト102、103による伝達トルクの変化によっては変動しないので、温度変動による第1コイル116の出力変動と第2コイル118の出力変動とが演算増幅器145において打ち消される。すなわち、第1磁気回路における通過磁束に対する磁気抵抗変化に対応する値と第2磁気回路における通過磁束に対する磁気抵抗変化に対応する値との偏差に基づき、両シャフト102、103により伝達されるトルクが検出され、また、検出トルクの温度変動が補償される。そのトルク検出信号が回路基板130上の検出回路に接続される制御装置131に送られ、制御装置131が検出トルクに応じて操舵補助力発生用モータ120を駆動することで操舵補助力が付与される。これにより、回路基板130上の検出回路と制御装置131により、操舵トルクによる両検出筒111、112の相対回転角に応じた操舵補助力が発生するようにモータ120を制御する制御機構が構成されている。なお、制御装置131に車速や舵角等の車両運転条件の検出センサを接続し、操舵トルク以外の車両運転条件に応じても操舵補助力を制御し、高車速での走行安定性と低車速での操舵性能の向上を図ってもよい。
出力シャフト103に対する入力シャフト102の回転を、出力シャフト103に対する第1検出筒111の回転に変換する回転変換機構150が設けられている。回転変換機構150は上記変形例と同様に、入力側歯車151、従動側歯車153および反転エレメントとしての中間歯車154を有する。入力側歯車151は、入力シャフト102の外周に一体的に形成される外歯平歯車により構成されることで入力シャフト102と同行回転する。従動側歯車153は、第1検出筒111の内周に一体的に形成される内歯平歯車により構成されることで第1検出筒111と同行回転する。入力側歯車151と従動側歯車153に噛み合う平歯車により構成される中間歯車154は、出力シャフト103により軸受156を介して回転可能に支持される支持シャフト152に一体化されることで、入出力シャフト102、103の軸心と平行な軸中心に回転可能に出力シャフト103により支持されている。これにより、入力シャフト102と同行回転する入力側歯車151に噛み合う中間歯車154は出力シャフト103により回転可能に支持されているので、入出力シャフト102、103の相対回転により中間歯車154が回転し、中間歯車154に噛み合う従動側歯車153が第1検出筒111と同行回転する。すなわち、中間歯車154により出力シャフト103に対する入力シャフト102の回転が出力シャフト103に対する第1検出筒111の回転に変換され、この際、その回転方向が反転される。これにより、出力シャフト103に対する入力シャフト102の回転方向と出力シャフト103に対する第1検出筒111の回転方向とが互いに逆方向とされる。よって、第1検出筒111は第2検出筒112に対して相対回転する。また、入出力シャフト102、103の相対回転量に対する両検出筒111、112の相対回転量の比率は、各歯車151、153、154の歯数により定まる不変の一定値となる。
上記第2実施形態によれば、中間歯車154の支点となる出力シャフト103に対して、力点となる入力シャフト102の回転方向と作用点となる第1検出筒111の回転方向とが互いに逆方向となる。よって、入出力シャフト102、103の相対回転角を大きくすることなく両検出筒111、112の相対回転角を大きくできるので、トーションバー106の剛性を大きくして直進時と操舵時の何れにおいても車両の走行安定性を向上することができ、しかも、操舵トルクの変化に対して操舵補助力の変化割合が小さくなることはないので、迅速な操舵補助により操舵フィーリングを向上できる。さらに、入出力シャフト102、103の相対回転量に対する両検出筒111、112の相対回転量の比率が不変の一定値とされるので、回転変換のための構造をシンプルにして回転変換を円滑に行い、操舵補助を迅速に行い操舵フィーリングを向上できる。
本発明は上記実施形態に限定されない。例えば第1実施形態や変形例において、アウターバルブエレメントとインナーバルブエレメントの間の流路における絞り部を、閉鎖されるまでの両バルブエレメントの相対回転角である閉鎖角度が互いに異なる複数種類設け、閉鎖角度の大きな絞り部とタンクとの間に可変絞り弁を設け、低車速時は操舵力が軽減されると共に中高速時は操舵力が増大されるようにその可変絞り弁の開度を車速に応じて制御する公知の技術を付加することで、低車速時に操舵力を軽減し、低車速から高車速にわたり直進時および操舵時の車両の走行安定性を向上し、どっしりとした安定感のある操舵フィーリングを得るようにしてもよい。また第2実施形態において、回転変換機構として第1実施形態と同様の構成のものを用いてもよい。
本発明の第1実施形態の油圧パワーステアリング装置の縦断面図 本発明の第1実施形態の油圧パワーステアリング装置における制御バルブの横断面図 本発明の実施形態の油圧パワーステアリング装置における油圧回路 本発明の第1実施形態の油圧パワーステアリング装置における要部の縦断面図 本発明の第1実施形態の変形例における油圧パワーステアリング装置の要部の縦断面図 本発明の第1実施形態の変形例における油圧パワーステアリング装置の要部の横断面図 本発明の第2実施形態の電動パワーステアリング装置における要部の縦断面図 本発明の第2実施形態の電動パワーステアリング装置におけるトルク検出回路の構成説明図
符号の説明
2、102 入力シャフト
3、103 出力シャフト
6、106 トーションバー
20 油圧シリンダ(操舵補助力発生用アクチュエータ)
30 制御バルブ(制御機構)
31 アウターバルブエレメント(第1回転エレメント)
32 インナーバルブエレメント(第2回転エレメント)
50、50′、150 回転変換機構
51 第1支持部
51′、151 入力側歯車
52 第2支持部
53 第3支持部
53′、153 従動側歯車
54 揺動部材(反転エレメント)
54′、154 中間歯車(反転エレメント)
111 第1検出筒(第1回転エレメント)
112 第2検出筒(第2回転エレメント)
120 モータ(操舵補助力発生用アクチュエータ)
131 制御装置(制御機構)

Claims (3)

  1. 入力シャフトと、
    出力シャフトと、
    前記入力シャフトと前記出力シャフトを操舵トルクに応じて弾性的に相対回転するよう同軸心に連結するトーションバーと、
    操舵補助力発生用アクチュエータと、
    前記入力シャフトと前記出力シャフトとに対して同軸心に相対回転可能な第1回転エレメントと、
    前記入力シャフトと同行回転する第2回転エレメントと、
    前記出力シャフトに対する前記入力シャフトの回転を、前記出力シャフトに対する前記第1回転エレメントの回転に変換する回転変換機構と、
    前記両回転エレメントの相対回転角に応じた操舵補助力が発生するように前記アクチュエータを制御する制御機構とを備え、
    前記回転変換機構は前記出力シャフトにより支持される反転エレメントを有し、
    前記出力シャフトに対する前記入力シャフトの回転を前記出力シャフトに対する前記第1回転エレメントの回転に変換する際に、その回転方向が前記反転エレメントにより反転され、
    前記入出力シャフトの相対回転量に対する前記両回転エレメントの相対回転量の比率が、不変の一定値とされているパワーステアリング装置。
  2. 前記第1回転エレメントは筒状とされ、
    前記第2回転エレメントは前記第1回転エレメントに同軸心に相対回転可能に嵌め合わされ、
    前記回転変換機構は、前記入力シャフトと同行回転する第1支持部と、前記出力シャフトと同行回転する第2支持部と、前記第1回転エレメントと同行回転する第3支持部とを有し、
    各支持部は前記入出力シャフトの軸方向において相互に離隔され、
    前記反転エレメントとして揺動部材が設けられ、
    前記揺動部材は、前記入出力シャフトの相対回転に応じて揺動するよう前記第1支持部により支持されると共に前記第2支持部を介して前記出力シャフトにより支持され、さらに、その揺動により前記第1回転エレメントを前記第2回転エレメントに対して相対回転させるよう前記第3支持部により支持され、
    前記入出力シャフトの軸方向において前記第2支持部が前記第1支持部と前記第3支持部との間に配置されている請求項1に記載のパワーステアリング装置。
  3. 前記回転変換機構は、前記入力シャフトと同行回転する入力側歯車と、前記第1回転エレメントと同行回転する従動側歯車とを有し、
    前記反転エレメントとして、前記入力側歯車と前記従動側歯車に噛み合うと共に前記出力シャフトにより回転可能に支持される中間歯車が設けられ、
    前記中間歯車により、前記出力シャフトに対する前記入力シャフトの回転を前記出力シャフトに対する前記第1回転エレメントの回転に変換する際に、その回転方向が反転される請求項1に記載のパワーステアリング装置。
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