JP4430464B2 - ヘッドレスト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両シートに装備されるヘッドレスト装置に関する。より詳細には、本発明は、車両シートに着座する者が、シート位置を自分の体格に合わせるために行うシートスライド動作に連動して、ヘッドレストの高さ位置を調整する機能を備えたヘッドレスト装置に関する。
自動車等のシートに装備されているヘッドレストの多くは、手動による高さ位置調整機構を備えている。自動車の運転を行う前に、ヘッドレストの高さ位置を着座者の体格に合せて適切に調整しておくことは、衝突時の安全性を高めるために重要なことである。ところが、ある着座者がヘッドレストの高さ位置を一旦調整した後、別の着座者によってその高さ位置が変更された場合、元の着座者が再びシートに座ったときにヘッドレストの高さ位置が変更されたことに気付かないことがある。あるいは、気付いたとしても、その都度ヘッドレストの高さ位置を調整することは面倒である等の理由により、そのままの状態で使用されてしまうという傾向がある。
一方、着座者は、自動車の運転を行う前において、自分のドライビングポジションにシートを合わせるために、通常、シートの前後方向の位置調整を行っている。このシートの位置調整は、前述のヘッドレストの高さ位置調整に比べると、かなりの高い頻度で実行される。そこで、着座者が略確実に行うこのシート位置調整に伴って、ヘッドレスト高さ位置の調整が実行されるようにすれば、上記の問題は略解決することができる。
この点に鑑みて、従来技術においては、シートのスライド動作に伴ってヘッドレストが上下に移動する自動車用シートが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1の自動車用シートは、ヘッドレストをバネによって常時シートバック上方に移動するように付勢し、さらに、このヘッドレストを車両フロアに固定されたスライド機構のロアレールにワイヤで連結した構成となっている。ここで、小柄な体格の者がシートに着座すると、その者はスライド機構によってシートを前方に移動させることになる。このとき、ワイヤはバネの付勢力に抗してヘッドレストを下方に引き下げる。一方、大柄な体格の者がシートに着座すると、その物はスライド機構によってシートを後方に移動させることになる。このとき、ワイヤは緩み、バネの付勢力によってヘッドレストは上方に引き上げられる。このようにして、シートのスライド動作とヘッドレストの上下の移動とを連動させている。
実公平7−34761号公報
ところで、ヘッドレストは、一般にシートのシートバックの上部に支持部材であるステーによって取り付けられている。このステーは、例えば、シートのフレームに取り付けた円筒状のガイド部材の中にスライド可能に挿入される。そして、着座者は、ステーを上下に動かしてヘッドレストを自分の好みの高さに設定し、ガイド部材に設けたストッパで固定することにより高さ位置の調整を行うことができる。
ところが、従来技術の構成においては、寸法精度の関係でステーとガイド部材との摩擦抵抗が大きくなるという問題が生じることがあった。例えば、特許文献1のような構成では、ステーとガイド部材との摩擦抵抗がバネの付勢力より大きい場合、ヘッドレストをスムーズに移動させることができなくなり、ヘッドレスト装置の作動に不具合が生じることとなる。
また、別の問題点として、例えば、適切なシートの前後位置が同じ者であっても、座高の高い者と低い者とでは、シートに着座したときの頭部の高さ位置が異なる場合がある。ところが、特許文献1の自動車用シートでは、シートの前後位置に対応してヘッドレストの高さ位置が一義的に決定されるため、必ずしもすべての着座者の体格に合わせて、適切なヘッドレストの高さ位置調整が行われているとは限らない。
従って、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両シートにおけるヘッドレストの高さ位置調整を、シートのスライド動作に連動させて自動的に且つスムーズに行うことが可能であり、さらには、着座者の体格の差異に起因するヘッドレスト高さ位置の不適合を解消することができるように、ヘッドレストの高さ位置を着座者の好みで独自に調整することも可能なヘッドレスト装置を提供することである。
本発明に係るヘッドレスト装置の特徴構成は、シートのシートバックの上部に設けられたヘッドレストと、前記シートを前後方向にスライド調整可能にするスライド手段と、前記ヘッドレストを位置調整可能にする位置調整手段と、前記スライド手段と前記位置調整手段とを連結し、前記スライド手段のスライド動作に連動させて前記位置調整手段を動作させる連結機構とを備え、前記スライド手段が前方にスライドすると前記連結機構は一の方向に動作し、前記スライド手段が後方にスライドすると前記連結機構は他の方向に動作すると共に、前記位置調整手段は、前記連結機構の動作により駆動する駆動部と、前記ヘッドレストに連動する被駆動部とを含み、前記駆動部からの駆動力を前記被駆動部に対して入力/断絶可能にするレリースレバーを備え、このレリースレバーの人為操作により前記駆動部を前記被駆動部から離間させて前記駆動力の断絶が行われる点にある。
本構成のヘッドレスト装置においては、スライド手段のスライド動作に連動させて、ヘッドレストの位置調整を行う位置調整手段を、スライド手段と位置調整手段とを連結する連結機構を介して動作させている。そして、スライド手段が前方にスライドすると連結機構は一の方向に動作し、スライド手段が後方にスライドすると連結機構は他の方向に動作するようになっている。このように、ヘッドレストの位置調整は、スライド手段のスライド動作に連動する連結機構の二方向の動作によって行われるので、ヘッドレスト装置の各部材の寸法精度に起因する摩擦抵抗が大きい場合でも、ヘッドレストの位置調整を確実に行うことができる。また、着座者がレリースレバーを操作することにより、連結機構の動作により駆動する駆動部からの駆動力を、被駆動部に伝達したり、断絶したりすることができるので、スライド手段のスライド動作と連動して行われるヘッドレストの高さ位置調整とは別に、着座者が自分の体格に合わせてより適切にヘッドレストの高さ位置を調整することも可能となる。
本発明のヘッドレスト装置では、前記駆動部はピニオンギアを含み、前記被駆動部は前記ピニオンギアと係合可能なラックギアを含み、前記駆動力の断絶は前記ピニオンギアを前記ラックギアから離間させることにより実行してもよい。
本構成のヘッドレスト装置であれば、ピニオンギアをラックギアから離間させるだけで、スライド手段のスライド動作に起因する駆動力を断絶することができるので、着座者は自分の体格に合わせるためのより適切なヘッドレストの高さ位置調整を容易に行うことができる。
本発明のヘッドレスト装置では、前記駆動部はピニオンギアを含み、前記被駆動部は前記ピニオンギアと係合可能なラックギアを含み、前記ラックギアの両端側には、それぞれ、前記ピニオンギアを非係合状態で回転可能とするための切欠部が設けられていてもよい。
本構成のヘッドレスト装置であれば、ピニオンギアがラックギアの両端側の切欠部の位置まで移動したとき、これらの位置ではピニオンギアはラックギアに対して非係合状態となり、ピニオンギアが回転し続けてもピニオンギアはその切欠部から先には移動することがない。従って、ラックギアの両端側の二つの切欠部の位置を、それぞれヘッドレストの上限位置および下限位置に対応するように設定すれば、ヘッドレストの適切な移動範囲を設定することが可能になり、ヘッドレスト装置の故障を未然に防止することが可能となる。
本発明のヘッドレスト装置では、前記切欠部には、前記ピニオンギアを前記ラックギアの中央側に付勢する付勢スプリングが設けられていてもよい。
本構成のヘッドレスト装置であれば、付勢スプリングが、切欠部に位置したときのピニオンギアをラックギアの中央側に付勢するので、ピニオンギアは切欠部の位置まで移動した後、反転した際に付勢スプリングの作用により元の方向に付勢されてラックギアと係合することが可能となる。
本発明のヘッドレスト装置では、前記連結機構は、プーリと、前記プーリに巻回されたワイヤとを含み、前記ワイヤは、前記スライド手段が前方にスライドすると一の方向に牽引され、前記スライド手段が後方にスライドすると他の方向に牽引され、このワイヤの動作に連動して前記プーリが駆動され、このプーリの駆動により前記位置調整手段を動作させてもよい。
本構成のヘッドレスト装置であれば、スライド手段のスライド動作と連動する連結機構を、プーリと、このプーリに巻回されたワイヤとによって実現しているので、比較的安価な構成で実現可能であるとともに、ヘッドレストの高さ位置調整を確実且つ容易に行うことができる。
本発明のヘッドレスト装置では、前記連結機構は、前記駆動部を駆動させるプーリと、前記プーリに巻回されたワイヤとを含み、前記被駆動部に対する前記駆動部からの駆動力の断絶は前記プーリの移動を伴い、前記プーリから延出されるワイヤの延出方向を前記プーリの移動方向と略平行な方向としてもよい。
本構成のヘッドレスト装置であれば、被駆動部に対する駆動部からの駆動力の断絶はプーリの移動を伴って行われ、このプーリから延出されるワイヤの延出方向をプーリの移動方向と略平行な方向としているので、プーリを移動させたときにプーリおよびワイヤに無理なストレスが掛からない。従って、本構成を採用することで、ヘッドレスト装置の故障が少なくなることに加えて、安定した動作を実現することが可能となる。
本発明に係るヘッドレスト装置の特徴構成は、シートのシートバックの上方に配置されるヘッドレストと、前記ヘッドレストを前記シートバックに支持するステーと、車両フロアに対して前記シートの前後位置を調整可能にするシートスライド装置と連動して前記ヘッドレストの前記シートバックに対する上下位置を調整可能にするように前記ステーと連結される位置調整装置とを備えて構成されたヘッドレスト装置において、前記位置調整装置は、前記シートスライド装置による前記シートの前方への移動の際に一方が牽引され、前記シートの後方への移動の際に他方が牽引されるように取付けられた連結部材によって前記シートスライド装置と連動する構成を備えると共に、前記位置調整装置は、前記連結部材の動作により駆動する駆動部と、前記ヘッドレストに連動する被駆動部とを含み、前記駆動部からの駆動力が前記被駆動部に対して入力/断絶可能に構成するレリースレバーを備え、前記駆動部が、ピニオンギアを含み、前記被駆動部は前記ピニオンギアと係合可能なラックギアを含み、前記レリースレバーの人為操作により前記ピニオンギアを前記ラックギアから離間させて前記駆動力の断絶が実行される点にある。
本構成のヘッドレスト装置においては、シートスライド装置によるシート位置の前方と後方の両方向への移動と連結して、ヘッドレストは強制的に上下移動する構成であるために、ヘッドレストステーとステーガイドの間の寸法精度に影響されずにヘッドレストの上下移動が可能となる。また、着座者がレリースレバーを操作することにより、連結部材の動作により駆動する駆動部としてのピニオンギヤからの駆動力を、被駆動部としてのラックギヤに伝達したり、断絶したりすることができるので、スライド手段のスライド動作と連動して行われるヘッドレストの高さ位置調整とは別に、着座者が自分の体格に合わせてより適切にヘッドレストの高さ位置を調整することも可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明は、以下の実施の形態および図面に記載される構成に限定されるものではない。
図1は、シート1に装備された本実施形態のヘッドレスト装置100の全体を示す概略図である。図2は、ヘッドレスト装置100の要部を示す一部平面図である。図3は、図2のヘッドレスト装置100におけるA−Aの断面図である。
ヘッドレスト装置100は、ヘッドレスト2と、スライド手段3と、位置調整手段4と、連結機構5とを備えている。以下、ヘッドレスト装置100の各構成要素について詳しく説明する。
ヘッドレスト2は、シート1のシートバック6の上部に設けられ、ヘッドレスト2からは下方にステー7が延出されている。シートバック6の内部には、シート1の骨格となるベースプレート9に固定された強度部材となるシートバックフレーム9aが設けられている。そして、ヘッドレスト2は、ステー7によってシートバックフレーム9aの上方に取り付けられている。
シートバックフレーム9aは、ステーガイド8を備えている。ステーガイド8は、シートバックフレーム9aを貫通している。ここで、ヘッドレスト2のステー7はステーガイド8に挿入され、その端部が支持板10に支持固定されている。上記構成において、支持板10を上下に動かすと、ヘッドレスト2のシートバック6に対する高さの調整が可能となる。
シート1は、スライド手段3により前後方向にスライド調整を行うことができる。スライド手段3は、車両フロアFにブラケット11a,11bで固定されたロアレール12bと、このロアレール12bに対して前後方向にスライド可能に係合する、シートクッション40の下部に取り付けられたアッパレール12aとを備えている。そして、このロアレール12bとアッパレール12aとによって一組のシートスライド12が構成される。なお、スライド手段3は、ロック機構(図示せず)を備えることができる。このロック機構により、着座者は自分の体格に応じて、シート1を適切な位置に調整し、その位置でシート1を固定することが可能となる。
なお、本願発明のシートスライド装置には、ロアレール12bとアッパレール12aとによって構成される一組のシートスライド12が含まれる。
位置調整手段4は、シート1のシートバック6の上部に設けられたヘッドレスト2の高さ位置(上下方向の位置)を調整する手段である。この位置調整手段4は、ヘッドレスト装置100に備えられ、ヘッドレスト装置100は、シートバックフレーム6に取付けられ、ステー7の下端を支持する構成となっている。位置調整手段4の詳細については、図2を参照して説明する。
位置調整手段4は、例えば、支持板10に設けられた被駆動部としてのラックギア13と、後に詳述する連結機構5の動作により駆動する駆動部としてのピニオンギア14とを含んでいる。このラックギア13およびピニオンギア14は、両者を係合させると、ピニオンギア14からの駆動力がラックギア13に入力され、駆動力の伝達が可能になる。一方、ピニオンギア14をラックギア13から離間させると、ピニオンギア14からの駆動力を断絶することができる。このラックギア13とピニオンギア14との係合/離間の詳細については、後で説明する。
また、位置調整手段4はシートバックフレーム9aに溶接31で固定され、下方に延びるベースプレート9を有する。ベースプレート9には、回転軸19aによってレリースレバー19がその一端部分で回転自在に取付けられている。レリースレバー19は概略、シート1の横方向に延び、その中央部にカム穴19bが形成されている。
図3に示されるように、レリースレバー19が配置されているベースプレート9の反対側の面上にはプーリ17が配置されている。プーリ17は一体的に固定された回転軸17aを有し、回転軸17aはベースプレート9に横方向に伸びて形成された長穴20を貫通している。長穴20の上下方向の寸法は回転軸17aを回転自在に支持するが、上下方向にガタを生じさせる隙間のないものに設定されている。そして、回転軸17aはベースプレート9の側面で案内され、長穴20の長さ方向、即ち横方向には平行に移動可能となっている。
なお、本願発明の位置調整装置は、位置調整手段4に含まれる。
連結機構5は、スライド手段3と位置調整手段4とを連結する機構である。連結機構5によりスライド手段3がスライド動作を行うと、それに連動して位置調整手段14が動作するようになっている。連結機構5の具体的な構成については、上出の図2および図3、ならびに図4を参照することによって、よりよく理解される。
シートバックフレーム9aには、上述したように、シートバック6の左右方向に間隔をもって一対のステーガイド8が固定して取付けられ、ステーガイド8を貫通してステー7が取付けられ、上下移動可能に案内されている。一対のステー7の下端を締結するようにシートバック6の幅方向に延びる支持板10が取付けられる。支持板10の下面で、シートバック10の幅方向のほぼ中央部には、下方に伸びるラックギア13が溶接結合されている。ラックギア13には、ピニオンギア14と噛合いする直線歯13aが形成されている。従って、図2においてピニオンギア14が時計方向に回転すると、ピニオンギア14と直線歯13aとが噛合って、ラックギア13は上方向に直進移動する構成となっている。即ち、ラックギア13と一体となったヘッドレスト2が、持ち上げられる構成である。
さらに、図2に示されるように、プーリ17の外径上にはワイヤ15が巻きつけられている。ワイヤ15の両側端は夫々、ベースプレート9の下端を屈曲して形成されたフランジ部23に係止されたワイヤ套16に夫々導かれている。
図4は、ヘッドレスト装置100のスライド手段3を示す斜視図である。シートスライド12のアッパレール12aは上方に延びる縦壁部12a’を有し、アッパレール12aの長手方向のほぼ中央部に位置して、縦壁部12a’の側面上にブラケット18bが固定して取付けられている。本実施形態における連結機構5の構成は、例えば、その端部(球形の端子)15a,15bがスライド手段3のロアレール12bにブラケット18aで固定されたワイヤ15、一方の端部16a,16bがスライド手段3のアッパレール12aにブラケット18bで固定され、他方の端部16c,16dがベースプレート9にフランジ部23で固定された、ワイヤ15を摺動可能に収容する2つのワイヤ套16、および、ワイヤ15が巻回されたプーリ17とすることができる。なお、ワイヤ15は、取付け時に所定の張力を与えているが、例えば、端部15a,15bとブラケット18aとの間にバネを介在させて、ワイヤ15の張力を維持する構成にすることもできる。
なお、本願発明の連結部材は、ワイヤ15、ワイヤ套16、およびプーリ17を含んで構成される。
上記構成において、アッパレール12aをロアレール12bに対して前方(図4中の矢印S方向)にスライドさせると、ワイヤ套16の端部16bはワイヤ15の端部15bに対して相対的に離間し、一方ワイヤ套16の端部16aはワイヤ15の端部15aに対して相対的に近接する。すなわち、ワイヤ15は、端部15b側ではワイヤ套16から引き出され、端部15a側ではワイヤ套16に収容されることになる。そうすると、ワイヤ套16の他方の端部(ヘッドレスト2側の端部)16c,16dはフランジ部23に固定されているので、ワイヤ套16の中のワイヤ15が移動し、プーリ17を一の方向に回転動作させることができる。反対に、アッパレール12aをロアレール12bに対して後方にスライドさせると、上記と全く逆の動作および作用により、ワイヤ15はプーリ17を他の方向に回転動作させることができる。このように、本実施形態のヘッドレスト装置100は、従来技術において用いられていたようなバネの付勢力等を利用するものではなく、ヘッドレスト2の位置調整を、連結機構5を構成するプーリ17の二方向の動作によって行うものである。
なお、上述した作動によって、図2に示すプーリ17は反時計方向に回転する。そして、プーリ17と一体回転するピニオンギア14によって、ラックギア13は下方に移動する。この結果、ステー7を介してラックギア13と結合されているヘッドレスト2は下方に移動する。そして、シートスライド12をそのロック機構(図示せず)で調整位置にロックすることによって、ヘッドレスト2も調整された位置に維持される。シート1が後方に移動したときはこの逆の作動となる。
この作動によって、長身の体格の乗員に対してはヘッドレスト2の位置を高く、また小柄の乗員に対してはヘッドレスト2の位置を低くなるように自動的に調整される。
また、プーリ17は、その回転力をロスなくピニオンギア14に伝達することができるように、例えば、ピニオンギア14と同軸に連結させることが好ましい。このような構成であれば、プーリ17が一の方向または他の方向に回転動作すると、ピニオンギア14が支持板10に取り付けられたラックギア13を即座に上下方向に移動させることができるので、ヘッドレスト2の高さ位置の調整を精度よく、迅速に、そして確実に実行することが可能となる。
本実施形態のヘッドレスト装置100の構成では、ヘッドレスト2の上下両方向の移動は、シート1のスライドによる直接の移動量がワイヤ15を介して伝達されて行われるため、例えば、ステーガイド8とステー7との間に多少の摩擦抵抗があっても正確なシートスライド12の移動が確保される。
また、本実施形態では、ベースプレート9に、ラックギア13をガイドするガイド部材(図示せず)を設けることも有効である。このガイド部材を用いればラックギア13のスムーズな上下移動を補助することができるので、ヘッドレスト2の高さ位置の調整をさらに容易に実行することが可能となる。
本実施形態のヘッドレスト装置100では、ヘッドレスト2の高さ位置を着座者の好みで独自に調整することができるように、ピニオンギア14をラックギア13から離間させ、ピニオンギア14からの駆動力を断絶することが可能な係合解除機構18を備えている。この係合解除機構18は、例えば、一端部がベースプレート9に回転軸19aで固定されたレリースレバー19と、レリースレバー19の他端部19bに取り付けられたロッド30と、レリースレバー19を時計回りに回転する方向に付勢する、ベースプレート9とレリースレバー19との間に取り付けられた引張りバネ21と、プーリ17の回転軸17aを水平方向に移動可能に支持する、ベースプレート9に設けられた長穴20とを含むものである。また、レリースレバー19にはカム穴19bが設けられており、このカム穴19bにプーリ17の回転軸17aが挿入されている。このとき、ロッド30のノブ30aを引張りバネ21の付勢力に抗して下方に押し下げると、図5に示すように、レリースレバー19は反時計回り方向に回転し、これに伴ってプーリ17の回転軸17aがカム穴19bの中を長軸方向に沿って移動する。それにより、回転軸17aはベースプレート9に設けられた長穴20の中をラックギア13から離間する方向に移動する。そうすると、ピニオンギア14とラックギア13との係合解除が行われる。この係合解除した状態においては、着座者はヘッドレスト2を上下に自由に移動させて好みの高さに調整することが可能となる。ヘッドレスト2の高さを調整した後は、着座者が押し下げたノブ30aを放すと、引張りバネ21の付勢力によりレリースレバー19が時計回り方向に回転移動し、プーリ17の回転軸17aをラックギア13に近接する方向に移動させる。そして、ピニオンギア14は再びラックギア13と係合し、調整したヘッドレスト2の高さ位置が維持される。
このように本実施形態のヘッドレスト装置100においては、スライド手段3のスライド動作と連動して行われるヘッドレスト2の高さ位置調整とは別に、着座者が自分の体格に合わせてより適切にヘッドレスト2の高さ位置を調整することが可能となる。また、位置調整手段4としてピニオンギア14およびラックギア13を採用することには、ラックギア13からピニオンギア14を離間させるという簡単な操作だけで、スライド手段3からの駆動力を断絶することができるという利点がある。なお、本実施形態のヘッドレスト装置100は、係合解除機構18によってプーリ17が水平方向に移動される構成であるが、プーリ17の移動に伴って、フランジ部23およびフランジ部23に係止されているワイヤ套16もプーリ17の移動方向と同方向に移動するようにすることも可能である。
ところで、ヘッドレスト2の高さ位置の上限および下限は、その構造上、ラックギア13の直線歯13aの長さによって決まる範囲内で設定されることになる。従って、例えば、着座者が、シート1を比較的前方の位置にスライドさせた位置において、ラックギア13とピニオンギア14との係合解除を行い、ヘッドレスト2の高さ位置を上限近くまで上げた状態に設定していたとする。この後、着座者がシート1を後方にスライドさせると、ピニオンギア14はラックギア13をさらに上方に移動させることとなり、高さ位置の上限に差し掛かってもヘッドレスト2をさらに上げようとする。ところが、ピニオンギア14とラックギア13との位置関係を見ると、ピニオンギア14は既にラックギア13の直線歯13aの端部近傍に位置しているので、シート1のわずかな後方スライドによってピニオンギア14はラックギア13の端部に達し、以後ピニオンギア14はラックギア13をそれ以上上方に移動させることができなくなる。そうすると、ピニオンギア14とラックギア13との間で無理な負担が掛かり、各ギアの破損や故障の原因となる。そこで、本実施形態のヘッドレスト装置100では、図2のように、ラックギア13の両端側に、それぞれ、ピニオンギア14を非係合状態で回転可能とするための切欠部21a,21bを設けている。
なお、図2において、切欠部21aはヘッドレスト2の高さ位置の上限に対応し、切欠部21bはヘッドレスト2の高さ位置の下限に対応する。次に、これらの切欠部21a,21bにピニオンギア14が位置したときの動作について、図6を用いて説明する。
図6の(a)は、ピニオンギア14がラックギア13の切欠部21aに差し掛かりつつある状態である。この状態からピニオンギア14がさらに時計回りに回転すると、(b)のようにピニオンギア14はラックギア13の切欠部21aに到達し、ピニオンギア14はこの切欠部21aにおいて時計回りに空転することとなる。ここで、この切欠部21aには、ピニオンギア14をラックギア13の中央側に付勢する付勢スプリング22aが設けられており、ピニオンギア14はこの付勢スプリング22aに当たって適度なバランスをとりながら空転し続ける。次に(c)のようにピニオンギア14の回転方向を反時計回りに変更すると、ピニオンギア14は付勢スプリング22aの作用によって元の方向に戻される方向に付勢されているので、再び容易にラックギア13と係合し、ヘッドレスト2の上下移動が可能となる。
なお、図6の(a)〜(d)では、ヘッドレスト2の高さ位置の上限に対応する切欠部21aにおけるピニオンギア14の動作を例にとって説明したが、ヘッドレスト2の高さ位置の下限に対応する切欠部21bにおけるピニオンギア14の動作についても上記と同様に説明することができる。
このように、本実施形態のヘッドレスト装置100においては、ラックギア13の両端側の二つの切欠部21a,21bの位置を、それぞれヘッドレスト2の上限位置および下限位置に対応するように設定しておけば、ヘッドレスト2の適切な移動範囲を設定することが可能になり、ヘッドレスト装置100の故障を未然に防止することができる。また、本実施形態で採用するピニオンギア14およびラックギア13の組み合わせによる機構は、簡単且つ安価な構成で実現することが可能であり、さらに、ピニオンギア14およびラックギア13には無理なストレスが掛かることも少ないので、ヘッドレスト装置100の製品寿命および信頼性を向上させることが可能となる。
<第1別実施形態>
図7は、本発明の第1別実施形態であるヘッドレスト装置200の一部を示す平面図である。このヘッドレスト装置200では、プーリ17から延出されるワイヤ15の延出方向をプーリ17の移動方向(ピニオンギア14がラックギア13から離間する方向)と略平行な方向としている。そして、これ以外の構成は、上記のヘッドレスト装置100と同様である。
この第1別実施形態のヘッドレスト装置200は、ロッド30のノブ30aを操作すること等により、プーリ17を離間または係合させる方向に移動させた場合にも、ワイヤ15の延出方向と略平行にプーリ17が移動する。そして、当該移動の際にプーリ17が若干回転することで、プーリ17の移動方向に合わせてワイヤ15が出退する。これにより、本構成のヘッドレスト装置200では、故障が少なくなり、加えて安定した動作を実現することも可能になるという利点がある。
<第2別実施形態>
図8は、本発明の第2別実施形態であるヘッドレスト装置300を示す概略図である。このヘッドレスト装置300では、スライド手段3のアッパレール12aのスライド動作と連動して前後方向に移動する第2ピニオンギア51と、スライド手段3のロアレール12bに固定された、第2ピニオンギア51と係合する第2ラックギア52とを設け、さらに、第2ピニオンギア51と連動する第2プーリ53にワイヤ15を巻回した構成となっている。
本明細書では、本発明のヘッドレスト装置の自動車用シートへの適用について説明してきたが、本発明のヘッドレスト装置は自動車用シート以外にも、例えば、航空機用シート、船舶用シート、列車用シート等にも適用することができる。
シートに装備されたヘッドレスト装置の全体を示す概略図 ヘッドレスト装置の要部を示す一部平面図 図2のヘッドレスト装置におけるA−Aの断面図 ヘッドレスト装置のスライド手段を示す斜視図 ピニオンギアとラックギアとが係合解除状態にあるヘッドレスト装置の要部を示す一部平面図 ラックギアの切欠部におけるピニオンギアの動作を示す図 第1別実施形態であるヘッドレスト装置の一部を示す平面図 第2別実施形態であるヘッドレスト装置を示す概略図
符号の説明
1 シート
2 ヘッドレスト
3 スライド手段
4 位置調整手段
5 連結機構
6 シートバック
7 ステー
8 ステーガイド
9 ベースプレート
10 支持板
12 シートスライド
13 ラックギア
14 ピニオンギア
15 ワイヤ
16 ワイヤ套
17 プーリ
18 係合解除機構
100 ヘッドレスト装置

Claims (7)

  1. シートのシートバックの上部に設けられたヘッドレストと、
    前記シートを前後方向にスライド調整可能にするスライド手段と、
    前記ヘッドレストを位置調整可能にする位置調整手段と、
    前記スライド手段と前記位置調整手段とを連結し、前記スライド手段のスライド動作に連動させて前記位置調整手段を動作させる連結機構とを備え、
    前記スライド手段が前方にスライドすると前記連結機構は一の方向に動作し、前記スライド手段が後方にスライドすると前記連結機構は他の方向に動作すると共に、
    前記位置調整手段は、前記連結機構の動作により駆動する駆動部と、前記ヘッドレストに連動する被駆動部とを含み、前記駆動部からの駆動力を前記被駆動部に対して入力/断絶可能にするレリースレバーを備え、このレリースレバーの人為操作により前記駆動部を前記被駆動部から離間させて前記駆動力の断絶が行われるヘッドレスト装置。
  2. 前記駆動部はピニオンギアを含み、前記被駆動部は前記ピニオンギアと係合可能なラックギアを含み、前記駆動力の断絶は前記ピニオンギアを前記ラックギアから離間させることにより実行される請求項に記載のヘッドレスト装置。
  3. 前記駆動部はピニオンギアを含み、前記被駆動部は前記ピニオンギアと係合可能なラックギアを含み、前記ラックギアの両端側には、それぞれ、前記ピニオンギアを非係合状態で回転可能とするための切欠部が設けられている請求項に記載のヘッドレスト装置。
  4. 前記切欠部には、前記ピニオンギアを前記ラックギアの中央側に付勢する付勢スプリングが設けられている請求項に記載のヘッドレスト装置。
  5. 前記連結機構は、プーリと、前記プーリに巻回されたワイヤとを含み、前記ワイヤは、前記スライド手段が前方にスライドすると一の方向に牽引され、前記スライド手段が後方にスライドすると他の方向に牽引され、このワイヤの動作に連動して前記プーリが駆動され、このプーリの駆動により前記位置調整手段を動作させる請求項1〜のいずれか1項に記載のヘッドレスト装置。
  6. 前記連結機構は、前記駆動部を駆動させるプーリと、前記プーリに巻回されたワイヤとを含み、前記被駆動部に対する前記駆動部からの駆動力の断絶は前記プーリの移動を伴い、前記プーリから延出されるワイヤの延出方向を前記プーリの移動方向と略平行な方向とする請求項のいずれか1項に記載のヘッドレスト装置。
  7. シートのシートバックの上方に配置されるヘッドレストと、
    前記ヘッドレストを前記シートバックに支持するステーと、
    車両フロアに対して前記シートの前後位置を調整可能にするシートスライド装置と連動して前記ヘッドレストの前記シートバックに対する上下位置を調整可能にするように前記ステーと連結される位置調整装置とを備えて構成されたヘッドレスト装置において、
    前記位置調整装置は、前記シートスライド装置による前記シートの前方への移動の際に一方が牽引され、前記シートの後方への移動の際に他方が牽引されるように取付けられた連結部材によって前記シートスライド装置と連動する構成を備えると共に、
    前記位置調整装置は、前記連結部材の動作により駆動する駆動部と、前記ヘッドレストに連動する被駆動部とを含み、前記駆動部からの駆動力が前記被駆動部に対して入力/断絶可能に構成するレリースレバーを備え、
    前記駆動部が、ピニオンギアを含み、前記被駆動部は前記ピニオンギアと係合可能なラックギアを含み、前記レリースレバーの人為操作により前記ピニオンギアを前記ラックギアから離間させて前記駆動力の断絶が実行されることを特徴とするヘッドレスト装置。
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