JP4428723B2 - 電子放出素子の製造法及びそのための記憶媒体又は記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、低仕事関数物質、特に、ホウ素化ランタン化合物の焼結体を有するターゲットを用いたスパッタリング法により結晶性電子放出素子を製造する製造法及びそのためのコンピュター用記憶媒体又は記録媒体に関する。
特許文献1,2及び3に記載されているとおり、二次電子発生膜として、LaB6などのホウ素化ランタン化合物の薄膜が知られている。また、特許文献1,2及び3に記載されているとおり、スパッタリング法を用いてホウ素化ランタン化合物の結晶性薄膜を成膜することも知られている。さらに、特許文献4に記載されているとおり、上記スパッタリング法で用いるターゲットとして、LaB6などのホウ素化ランタン化合物の焼結体を用いることも知られている。
特開平1−286228号公報 特開平3−232959号公報 特開平3−101033号公報 特開平6−248446号公報
しかしながら、ホウ素化ランタン化合物薄膜は、スパッタリング装置による成膜後、大気に曝されると、酸化される。この酸化されたホウ素化ランタン化合物薄膜をFED(Field Emission Display)やSED(Surface−Conduction Electron−emitter Display)などの電子放出素子に用いた場合には、表示装置として十分な輝度が得られていないのが現状であった。
本発明の目的は、ホウ素化ランタン化合物薄膜を用いた、十分な輝度の電子放出素子を提供することにある。
本発明は、第一に、蛍光体を配した第1基板を用意し、真空又は減圧空間に配する第1工程、第2基板に電子放出ベース部材を配する第2工程、前記第2工程から真空又は減圧空間を維持した状態で、前記電子放出ベース部材を含む第1領域を開口し、前記電子放出ベース部材を含むまない第2領域を遮蔽したマスクを配する第3工程、前記第3工程から真空又は減圧空間を維持した状態で、低仕事関数物質を有するターゲットを用いたスパッタリング法により、前記第2工程を経た第2基板にスパッタ粒子を堆積させる第4工程、及び前記第1工程及び前記第4工程から真空又は減圧空間を維持した状態で、前記第1工程を経た第1基板と前記第4工程を経た第2基板とを対向させ、該第1基板と第2基板とをシール材でシールし、真空又は減圧容器を作成する第5工程、を有する電子放出素子の製造法である。
本発明は、第二に、蛍光体を配した第1基板を用意し、真空又は減圧空間に配する第1工程、第2基板に電子放出ベース部材を配する第2工程、前記第2工程から真空又は減圧空間を維持した状態で、前記電子放出ベース部材を含む第1領域を開口し、前記電子放出ベース部材を含むまない第2領域を遮蔽したマスクを配する第3工程、第3工程から真空又は減圧空間を維持した状態で、低仕事関数物質を有するターゲットを用いたスパッタリング法により、前記第2工程を経た第2基板にスパッタ粒子を堆積させる第4工程、及び前記第1工程及び前記第4工程から真空又は減圧空間を維持した状態で、前記第1工程を経た第1基板と前記第4工程を経た第2基板とを対向させ、該第1基板と第2基板とをシール材でシールし、真空又は減圧容器を作成する第5工程を実行するための制御プログラムを有する電子放出素子の製造のための記憶媒体又は記録媒体である。
本発明によれば、LaB6などのホウ素化ランタン化合物の結晶性薄膜を酸化させずに、真空容器に封止することができ、これにより高輝度の表示装置を実現できる。
本発明の薄膜の製造法に用いるマグネトロンスパッタリング装置の第1の例を示す模式図である。 本発明の電子発生装置の概略断面図である。 本発明のフローチャート図である。 本発明のブロック図である。 本発明で用いたマスクの平面図である。 本発明で製造した電子放出素子の模式斜視図である。
符号の説明
1 第一容器
2 第二容器
3 基板仕込室
4 取り出し室
5、51、52、53、54、55 ゲートバルブ
11 ターゲット
12 基板
13、15、42、43 基板ホルダー
14 スパッタガス導入系
16 加熱機構
17 プラズマ電極
18 プラズマソース用ガス導入系
19 スパッタリング用高周波電源系
191、221、502 ブロッキングコンデンサ
192、222、503 整合回路
193、223、504 高周波電源
194 スパッタリング用直流電源(第一直流バイアス電源)
20 (アニール用)基板バイアス電源(第三直流電源)
21 基板バイアス電源(第二直流電源)
22 プラズマソース用高周波電源系
23、501 高周波電源193からの低周波成分をカットする低周波カットフィルター
24 高周波カットフィルター
101 カソード
102 磁場発生装置
103 磁場領域
201、207 ガラス基板
202 カソード電極
203 LaB6薄膜
204 真空空間
205 アノード電極
206 蛍光体膜
208 電子源基板
209 突起
210 蛍光体基板
211 直流電源
401 真空マスク装着装置
402 マグネトロンスパッタリング装置
403 真空組立装置
404 第1ロードロックチャンバ
405 406 407 408 409 ゲートバルブ
410 コンピュタ
411 演算回路部
413、414,415,416,417,418、419、420 制御バスライン
421 記憶部
412 時間制御部
51 マスク開口部
52 マスク
601 表示側基板
602 三原色蛍光体マトリクス
603 ブラックマトリクス
604 アノード電極
605 スペーサ材
606 背面基板
607 絶縁物膜
608 走査線
609 信号線
610 電子放出素子を内部に配置したホール
図1は、本発明の薄膜の製造法に用いるマグネトロンスパッタリング装置の第1の例を示す模式図である。1は第一容器、2は第一容器1と真空接続された第二容器(アニールユニット)、3は基板仕込室、4は取り出し室、5はゲートバルブ、11はスパッタリング用ターゲット、12は基板、13は基板12を保持するための基板ホルダー(第一基板ホルダー)、14はスパッタガス導入系、15は基板ホルダー(第二基板ホルダー)、16は加熱機構、17はプラズマ電極、18はプラズマソース用ガス導入系、19はスパッタリング用高周波電源系、101はターゲット11を取り付け可能なカソード、102は磁場発生装置、103は磁場領域、191はブロッキングコンデンサ、192は整合回路、193は高周波電源、194はスパッタ用バイアス電源、20は(アニール用)基板バイアス電源(第三直流電源)、21は基板バイアス電源(第二直流電源)、22はプラズマソース用高周波電源系、221はブロッキングコンデンサ、222は整合回路、223は高周波電源、23は高周波電源193からの低周波成分をカットし、高周波成分電力とする低周波カットフィルター(フィルター)である。24は、直流電源21及び194からの直流電力中に含まれる高周波成分(例えば1KHz以上、特に、1MHzのような高周波成分)をカットする高周波カットフィルターである。
本発明においては、LaB6などのホウ素原子(B)及びランタン原子(La)を含有するターゲット11が用いられる。
第一容器1内のホルダー13上に基板12を置いて、基板12をカソード101に対向させ、容器内の真空排気及び加熱(後のスパッタリング時の温度まで昇温する)を施す。加熱は、加熱機構16によって実施される。次いで、スパッタリングガス導入系14よりプラズマソースガス(ヘリウムガス、アルゴンガス、クリプトンガス、キセノンガス)を導入して所定の圧力(0.01Pa〜50Pa、好ましくは、0.1Pa〜10Pa)とした後、スパッタ電源19を用いて成膜を開始する。
次いで、高周波電源193から高周波電力(周波数は0.1MHz〜10GHz、好ましくは、1MHz〜5GHzであり、投入電力は100ワット〜3000ワット、好ましくは、200ワット〜2000ワットである)を印加することによって、プラズマを生成するとともに、第一直流電源194にて直流電力(電圧)を所定の電圧(−50ボルト〜−1000ボルト、好ましくは、−10ボルト〜−500ボルト)とし、スパッタ成膜を行う。基板12側には第二直流電源21により、直流電力(電圧)を所定の電圧(0ボルト〜−500ボルト、好ましくは−10ボルト〜−100ボルト)で基板ホルダー13に印加する。第一直流電源194からの直流電力(第一直流電力)は、高周波電源193からの高周波電力印加前から投入しても良く、該高周波電力印加と同時に投入してもよく、該高周波電力印加終了後も引き続き投入されていても良い。
上記第二直流電源21及び/又はスパッタリング用高周波電源19からの直流電力及び/又は高周波電力のカソード101への投入位置は、カソード101の中心点に対して対称に、複数点とすることが好ましい。例えば、カソード101の中心点に対して対称な位置を複数の直流電力及び/又は高周波電力の投入位置とすることができる。
永久磁石や電磁石で形成した磁場発生装置102は、カソード101の背後に位置して配置され、ターゲット11の表面を磁場103に曝すことができる。また、磁場103は、基板12の表面までには、到達していないことが望ましいが、ホウ素化ランタン化合物膜の広域単結晶ドメインを狭めない程度であれば、磁場103が基板12の表面に到達していても良い。
本発明で用いた第一直流電源194側に設けた高周波カットフィルタ24は、別の効果として、第一直流電源194を保護することができる。
磁場発生手段102のS極とN極とは、カソード103平面に対し、垂直方向において、互いに逆極性として配置することができる。この時は、隣合う磁石は、カソード103平面に対し、水平方向において、互いに逆極性とする。また、磁場発生手段102のS極とN極とは、カソード103平面に対し、水平方向において、互いに逆極性として配置することも可能である。この時も、隣合う磁石は、カソード103平面に対し、水平方向において、互いに逆極性とする。
本発明の好ましい態様においては、磁場発生手段102は、カソード101又はターゲット11の表面に対し、水平方向において、揺動運動可能である。
本発明で用いたフィルター23は、高周波電源193からの低周波成分(0.01MHz以下、特に0.001MHz以下の周波数成分)をカットすることができる。
さらに、本発明は、基板12側の第二直流電源21からの直流電力(電圧)の基板ホルダー13への印加によって、単結晶ドメインの平均面積を広くすることができる。この第二直流電力(電圧)は、時間平均で直流成分(グランドに対する直流成分)を持つパルス波形電力であっても良い。
図2において、208は、円錐形状の突起209(スピント型電子放出ベース部材)を形成したモリブデン膜(カソード電極)202と、該モリブデン膜の突起209を覆ったLaB6膜203を形成した電子源基板である。210は、ガラス基板207と、その上の蛍光体膜206と、薄膜アルミニウム膜からなるアノード電極204とからなる蛍光体基板である。これら電子源基板208と蛍光体基板210との空間204は、真空空間である。カソード電極202とアノード電極205との間に100ボルト〜3000ボルトの直流電圧を印加することによって、LaB6膜203で覆われたモリブデン膜202の突起209の先端部からアノード電極205に向けて電子ビームが照射され、電子ビームがアノード電極205を透過し、そこで蛍光体膜に衝突し、蛍光を発生することができる。
本発明では、電子放出ベース部材として、上述に限定されず、その他に、フォーミングプロセスによるナノスケールギャップを形成した薄膜(PdO薄膜、結晶性カーボン薄膜など)を用いたSED型電子放出ベース部材であってもよい。
図3は、本発明のフローチャートを示す図である。工程301は、電子の照射を受け、これによって蛍光を発する蛍光体膜が設けられている第1ガラス基板を用意する工程である。蛍光体層は、赤色蛍光、緑色蛍光及び青色蛍光を発する3種の蛍光体が配置されている。蛍光体の配置は、赤色蛍光体、緑色蛍光体及び青色蛍光体を走査線と信号線からなるマトリクス配線の信号線方向に直線的に配置されるが、これに限定されるものではない。該ガラス基板には、さらに、電子源からの電子を加速させるためのアノード電極となる導電膜(アルミニウム膜、チタン膜、バリウム膜等)、画素を仕切るためのブラックマトリクス体(例えば、黒色樹脂マトリクス、メタルマトリクスなど)やスペーサ材などを配置することができる。
工程302は、第1真空又は減圧空間(以下、「真空」及び「減圧空間」の両方を「真空」と言う)を形成している第1真空チャンバに第1ガラス基板を搬入する工程である。搬入に際し、通常のロードロックチャンバ(図示せず)とゲートバルブ(図示せず)を用いることができる。
工程303は、電子放出ベース部材を設けた第2ガラス基板を用意する工程である。この電子放出ベース部材は、等価回路上、走査線と信号線との交点に配置され、マトリクス駆動に供される。電子放出ベース部材は、これ自身で、電子放出効果を有するが、後工程の低仕事関数物質膜により、電気放出効率は、大幅に改善させる。
一区画の電子放出ベース部材は、一区画の蛍光体膜とで一サブ画素を構成する。一赤サブ画素、一緑サブ画素と一青サブ画素との三色画素とで一画素が構成される。本発明では、上記一画素を複数行に沿って複数列配列したマトリクスアレイとすることができる。このマトリクスアレイにおいては、走査線のための金属膜配線(アルミニウム配線、銅配線、銀配線など)と信号線のための金属膜配線(アルミニウム配線、銅配線、銀配線など)が形成されている。
また、本発明で用いる第2ガラス基板は、好ましくは、製造工程中又は表示装置としての動作中において生じる帯電電荷をチャージするための帯電防止膜を設けることができる。この帯電防止膜としては、酸化チタン膜、酸化錫膜、酸化インジウム膜やインジウム・錫酸化物膜(ITO膜)などを用いることができる。
また、本発明で用いた第2ガラス基板には、予め、スペーサ材やシール材を設けることも出来る。
工程304は、第2真空の第2真空チャンバに前記第2ガラス基板を搬入する。搬入に際し、周知のロードロックチャンバ(図示せず)とゲートバルブ(図示せず)を使用することができる。
工程305は、第2真空の第2真空チャンバ内で、第2ガラス基板に図5のマスク52を設ける工程である。マスク52は、電子放出ベース部材を含む第1領域を開口し、電子放出ベース部材を含まない第2領域を遮蔽する。このマスク52を用いて第2ガラス基板をマスクする。
マスク52としては、ステンレス製マスクやアルミニウム製マスクが好ましく使用されるが、これらに限定されるものではない。
マスク52は、第2ガラス基板との間を機密に維持するため、真空チャック機構や静電チャック機構を用いることができる。
工程306は、第3真空の第3チャンバを用いたスパッタリング装置(図1に図示したマグネトロンスパッタリング装置、高周波RFマグネトロンスパッタリング装置など)を用いて、第2ガラス基板上に、LaB等のボロンランタン化合物膜を設ける工程である。この工程の前で、第2ガラス基板は、ロードロックチャンバ(図示せず)とゲートバルブ(図示せず)とにより真空を維持した状態で、スパッタリング装置に搬入される。
工程306により、第2ガラス基板は、その上に、全面、又は、一部に、LaB等のボロンランタン化合物膜が設けられ、この結果、電子放出ベース部材は、低仕事関数物質膜であるLaB等のボロンランタン化合物膜により被覆され、マスク52を第2ガラス基板から離脱させ、取去る。
電子放出ベース部材を含まない第2領域にはLaB膜が形成されない。この結果、表示の時に、画素以外での不要電子源となる第2領域のLaB膜から発生した電子による不要発光を生じない。このため、これが原因となる表示コントラストの低下やちらつき光の無い高い表示品位の表示を得ることが出来る。
また、本発明は、低仕事関数物質膜として、他に、例えば、CeB膜、BaLaB膜やカーボン含有LaB膜などを用いることができる。
工程307は、工程302の第1ガラス基板と工程306の第2ガラス基板とを、夫々、真空状態を維持したまま、第4真空の第4チャンバに搬入させる。第1真空と第3真空と第4真空とは、ゲートバルブ(図示せず)により、真空接続されている。
工程308は、第4チャンバ内で、第1ガラス基板と第2ガラス基板とを所定の間隔で対抗配置し、一区画の蛍光体膜と一区画の電子放出ベース部材との位置を正確に一致させ、
シール材を用いてシールする。上記所定の間隔は、予め設けたスペーサ材によって、決定される。スペーサ材は、柱状体であってもよく、板状体であってもよく、所定の間隔毎に配置される。シール材は、予め、第1ガラス基板又は第2ガラス基板に設けられ、第1ガラス基板と第2ガラス基板との間を真空にするためにシールすることができる。シール材は、好ましくは、低融点金属(例えば、イリジウム、錫)や有機樹脂接着剤などを用いることができる。
工程308では、第1ガラス基板及び第2ガラス基板は、周知の静電チャックや真空チャックにより保持され、両基板を十分な距離に間隔を空けた状体で、真空ベーク処理を施したり、バリウム、チタンなどのゲッタ材を被着させることができる。この後で、両基板をスペーサ材によって決定される間隔まで接近され、この後で、上述のシール加工処理が施され、真空表示パネルが製造される。
図4は、本発明のブロック図である。401は上記工程304及び305を実行する真空マスク装着チャンバ、402は工程306を実行するマグネトロンスパッタリング装置、403は工程307及び308を実行する真空組立装置、404は及び405は第1及び第2ロードロックチャンバ、406、407、408及び409はゲートバルブ、410はコンピュタ、411は演算回路部、413は記憶部、414、415、416、417、418、419は制御バスラインである。
上記蛍光体膜を設けた第1ガラス基板は、第2ロードロックチャンバ405内に搬入し、該チャンバ405内を真空排気後、ゲートバルブ409を開放し、蛍光体基板真空搬入のためのチャンバ装置403内に搬入される。
電子放出ベース部材を設けた第2ガラス基板は、第1ロードロックチャンバ404内に搬入され、該チャンバ401内を真空排気後、ゲートバルブ406を開放し、第2ガラス基板を真空チャンバ401内に位置させる。このチャンバ401内で、電子放出ベース部材を含む領域に相当する箇所を開口としたマスク(図5に図示)52が第2ガラス基板に配置される。
工程304終了後、ゲートバルブ407を開放し、マスク52を保持した状態で、第2ガラス基板をマグネトロンスパッタリング装置402に搬入させる。マグネトロンスパッタリング装置402は、工程306を実行し、電子放出ベース部材を含む領域にLaB膜を設けることができる。
コンピュータ410は、記憶部421を有し、前述の工程301から308までの全工程を制御することができる。記憶部421は、ハードディスク媒体、光磁気ディスク媒体、フロッピー(登録商標)ディスク媒体などの記録媒体やフラッシュメモリやMRAM等の不揮発性メモリ(記憶媒体)を使用することができ、また、不揮発性メモリからのデータを一時記憶することも出来る。記憶部421は、工程301から308までの全工程を制御する制御プログラムが記憶される。記憶された制御プログラムデータは、演算回路部(CPU:中央演算回路)411で処理され、これら処理されたデータは、制御バスライン413、414、415、416、417、418、419および420を通して図示のとおり送信される。
また、本発明は、演算部411内に、時間制御部412(例えば、電波時計からのクロックを用いた制御信号を発生する)を設けることで、全工程301から308を精密に制御することができる。
また、本発明では、マグネトロンスパッタリングに使用する磁石ユニットは、一般的に使用されている永久磁石を用いることができる。
また、上記トレイの移動を停止した上でのマグネトロンスパッタリングを行う場合には、基板12よりやや大きな面積のターゲットを用意し、複数の磁石ユニットを適当な間隔を開けてターゲットの裏面に配置し、これをターゲット面と平行な方向に並進運動させることにより、良好な膜厚均一性と高いターゲット利用率を得ることが出来る。またトレイを移動しながらスパッタリングを行う場合には、基板の移動方向に関しては、基板長さと比べ短い幅のターゲットと磁石ユニットを使用することができる。
図6は、本発明の製造法により得た一例の電子放出素子の模式斜視図である。図6中、601はガラス支持基板で、表示を見る側の表示側基板である。601は上述した赤色蛍光体、緑色蛍光体及び青色蛍光体からなる三原色蛍光体マトリクスである。本発明は、三原色に限定されず、三原色に、他の色(例えば、補色関係色、橙色、黄緑色等)をさらに加えることができる。603は上述したブラックマトリクスである。604はアノード電極となるアルミニウム、チタン、バリウム等の金属膜で、300ボルト〜2000ボルトの高電圧が印加され、電子ビームを透過する膜厚に設定されている。605は真空容器の真空厚を維持するためのスペーサ材である。スペーサ材605は、ガラス、セラミック、酸化金属物や金属等で作成される。また、スペーサ材は、図6の如くの柱状物のほか、板状物であってもよい。606は背面基板で、ガラス材が好ましいが、セラミック材、酸化金属物材や金属材で形成されてもよい。607は絶縁物膜で、酸化ケイ素、酸化チタン、各種絶縁性有機樹脂物で成膜される。608は走査線で、各種金属(例えば、アルミニウム、銅、銀等)が用いられる。609は信号線で、各種金属(例えば、アルミニウム、銅、銀等)が用いられる。走査線608と信号線609とは、絶縁物膜607によって層間絶縁されている。610は電子放出素子が形成されているホールである。ホール610内に図2に図示した電子放出素子が配置されている。また、ホール内には、図2に図示したスピント方電子放出素子に限らず、SCE型電子放出素子であってもよい。
走査線608と信号線609は、夫々、走査側駆動回路(図示せず)と信号側駆動回路(図示せず)とによってマトリクス駆動される。このマトリクス駆動は、走査線608に、走査信号が印加され、信号線に609に、走査信号と同期した画像信号が印加されて、画像が表示される。

Claims (12)

  1. 蛍光体を配した第1基板を用意し、真空又は減圧空間に配する第1工程、
    電子放出ベース部材を設けた第2基板を用意し、真空又は減圧空間に配する第2工程、
    前記第2工程から真空又は減圧空間を維持した状態で、前記電子放出ベース部材を含む第1領域を開口し、前記電子放出ベース部材を含むまない第2領域を遮蔽したマスクを配する第3工程、
    前記第3工程から真空又は減圧空間を維持した状態で、低仕事関数物質を有するターゲットを用いたスパッタリング法により、前記第2工程を経た第2基板にスパッタ粒子を堆積させる第4工程、及び
    前記第1工程及び前記第4工程から真空又は減圧空間を維持した状態で、前記第1工程を経た第1基板と前記第4工程を経た第2基板とを対向させ、該第1基板と第2基板とをシール材でシールし、真空又は減圧容器を作成する第5工程、
    を有する、ことを特徴とする電子放出素子の製造法。
  2. 前記電子放出ベース部材は、スピント型電子放出素子である、ことを特徴とする請求項1記載の製造法。
  3. 前記ターゲットは、ホウ素原子(B)及びランタン原子(La)を含有する焼結体を有する、ことを特徴とする請求項1記載の製造法。
  4. 前記第4工程の堆積物は、ホウ素原子(B)及びランタン原子(La)を含有する結晶性堆積物を有する、ことを特徴とする請求項1記載の製造法。
  5. 蛍光体を配した第1基板を用意し、真空又は減圧空間に配する第1工程、電子放出ベース部材を設けた第2基板を用意し、真空又は減圧空間に配する第2工程、前記第2工程から真空又は減圧空間を維持した状態で、前記電子放出ベース部材を含む第1領域を開口し、前記電子放出ベース部材を含むまない第2領域を遮蔽したマスクを配する第3工程、第3工程から真空又は減圧空間を維持した状態で、低仕事関数物質を有するターゲットを用いたスパッタリング法により、前記第2工程を経た第2基板にスパッタ粒子を堆積させる第4工程、及び前記第1工程及び前記第4工程から真空又は減圧空間を維持した状態で、前記第1工程を経た第1基板と前記第4工程を経た第2基板とを対向させ、該第1基板と第2基板とをシール材でシールし、真空又は減圧容器を作成する第5工程を実行するための制御プログラムを有する、ことを特徴とする電子放出素子の製造のための記憶媒体。
  6. 前記電子放出ベース部材は、スピント型電子放出素子である、ことを特徴とする請求項5記載の記憶媒体。
  7. 前記ターゲットは、ホウ素原子(B)及びランタン原子(La)を含有する焼結体を有する、ことを特徴とする請求項5記載の記憶媒体。
  8. 前記第4工程の堆積物は、ホウ素原子(B)及びランタン原子(La)を含有する結晶性堆積物を有する、ことを特徴とする請求項5記載の記憶媒体。
  9. 蛍光体を配した第1基板を用意し、真空又は減圧空間に配する第1工程、電子放出ベース部材を設けた第2基板を用意し、真空又は減圧空間に配する第2工程、前記第2工程から真空又は減圧空間を維持した状態で、前記電子放出ベース部材を含む第1領域を開口し、前記電子放出ベース部材を含むまない第2領域を遮蔽したマスクを配する第3工程、第3工程から真空又は減圧空間を維持した状態で、低仕事関数物質を有するターゲットを用いたスパッタリング法により、前記第2工程を経た第2基板にスパッタ粒子を堆積させる第4工程、及び前記第1工程及び前記第4工程から真空又は減圧空間を維持した状態で、前記第1工程を経た第1基板と前記第4工程を経た第2基板とを対向させ、該第1基板と第2基板とをシール材でシールし、真空又は減圧容器を作成する第5工程を実行するための制御プログラムを有する、ことを特徴とする電子放出素子の製造のための記録媒体。
  10. 前記電子放出ベース部材は、スピント型電子放出素子である、ことを特徴とする請求項9記載の記録媒体。
  11. 前記ターゲットは、ホウ素原子(B)及びランタン原子(La)を含有する焼結体を有する、ことを特徴とする請求項9記載の記録媒体。
  12. 前記第4工程の堆積物は、ホウ素原子(B)及びランタン原子(La)を含有する結晶性堆積物を有する、ことを特徴とする請求項9記載の記録媒体。
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