JP4428482B2 - アキシアルピストンロータリエンジンの改良 - Google Patents

アキシアルピストンロータリエンジンの改良 Download PDF

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Description

本発明は、アキシアルピストンロータリエンジンの改良に関し、特に、国際特許出願PCT/AU95/00815号(「前記PCT出願」)において広く概説されているタイプのエンジン即ち機関の改良または修正に関するものであるが、これに限定されるものではない。
特に有用な形態のアキシアルピストンロータリエンジンが前記PCT出願、特に、図11の集成体を示す図面に記載されている。この出願の明細書の関連する及び/または所望される記載は全て、本明細書の記載の一部とみなされるべきである。かかるエンジン即ち機関においては、複数のピストンが、ロータ集成体の一部としてシリンダ内に取着されており、ピストンはカムトラックと協働して、シリンダにおいて燃料が燃焼したときにロータ集成体を、ピストンタイプの内燃機関の態様で回転させるようになっている。本明細書において、「トップエンド」("top end")及び「ボトムエンド」("bottom end")とは、ピストンタイプの内燃機関に精通している者であれば理解することができるように、機関の燃焼端部即ち燃焼エンドと駆動端部即ち駆動エンドを示すのに使用されている。
本発明の目的は、給気および/排気口シールに対するスラストを低くする、前記PCT出願に記載のタイプのアキシアルピストンロータリエンジンを提供することにある。
本発明の別の目的は、機関のボトムエンドがトップエンドからシールされて、カムトラック、カムフォロア、シリンダ壁その他のボトムエンド構成素子に必要とされる潤滑油が吸気口を介して燃焼室へ入り込むのを防止し、あるいは実質上防止することができる、前記PCT出願に記載のタイプのアキシアルピストンロータリエンジンを提供することにある。
吸気口及び排気口の開閉のタイミングが内燃機関の動作に重要な影響を及ぼすとともに、内燃機関の効率がこのタイミング、特に、動作の際の吸気口の開放のタイミングを変えることにより高められることは、かなり以前から知られてきた。
かくして、本発明の目的は、吸気タイミングを変えることができるようにした、前記PCT出願に記載のタイプのアキシアルピストンロータリポンプを提供することにある。
本発明の別の目的は、ピストンのストロークの長さを変えて圧縮比を変えることにより、異なる燃料を有効に使用することができるようにしたアキシアルピストンロータリエンジンを提供することにある。
上記目的および他の目的を達成するため、本発明の一の観点によれば、長手方向の軸線を中心に回転するようにハウジング内に支持されたロータ集成体を有するタイプのロータリ内燃機関であって、前記ハウジングは2つの離隔して配置された端部プレートを有し、前記軸線は一端が前記ロータ集成体に作動連結された出力軸の回転軸線であり、出力軸の他端は自由端となっていて前記端部プレートの一方の端部プレートの孔に挿通されており、前記ロータ集成体は前記長手方向の軸線を中心に離隔して配置された各シリンダ内で往復動を行うように取着された複数のピストンと、各ピストンに作動連結されかつ前記端部プレート間で前記回転軸線の周囲に支持された起伏のあるカムトラック手段と協働するように適合されたカムフォロア手段とを有し、シリンダの作動端部に燃焼燃料を供給しかつ該作動端部から排気ガスを取り出して前記シリンダ内の前記燃料のサイクル燃焼により往復動を前記ピストンに印加してスラストを前記カムトラック手段に対して付与することにより前記ロータ集成体と出力軸を回転させる手段が配設された構成を備えたロータリ内燃機関が提供されている。本発明のこの観点に係るロータリ内燃機関は、前記起伏のあるカムトラック手段は略中央に配置されかつ前記長手方向の軸線の方向に延びる支持ステムまたは軸に取着された環状のトラックを有し、前記支持ステムまたは軸は一端が前記端部プレートの他方により支持され、前記環状のカムトラック手段の軸線は前記ロータ集成体の回転軸線であることを特徴とする構成を備えている。
本発明の別の観点によれば、長手方向の軸線を中心に回転するようにハウジング内に支持されたロータ集成体を有するタイプのロータリ内燃機関であって、前記ハウジングは2つの離隔配置された端部プレートを有し、前記軸線は一端が前記ロータ集成体に作動連結された出力軸の回転軸線であり、出力軸の他端は自由端となっていて前記端部プレートの一方の端部プレートの孔に挿通されており、前記ロータ集成体は前記長手方向の軸線を中心に離隔して配置された各シリンダ内で往復動を行うように取着された複数のピストンと、各ピストンに作動連結されかつ前記端部プレート間で前記回転軸線の周囲に支持された起伏のあるカムトラック手段と協働するように適合されたカムフォロア手段とを有し、シリンダの作動端部に燃焼燃料を供給しかつ該作動端部から排気ガスを取り出して前記シリンダ内の前記燃料のサイクル燃焼により往復動を前記ピストンに印加してスラストを前記カムトラック手段に対して付与することにより前記ロータ集成体と出力軸を回転させる手段が配設されているロータリ内燃機関が提供されている。本発明のこの観点に係るロータリ内燃機関は、前記複数のピストンは2組以上に配置されており、各組は前記回転軸線を中心に離隔して配置されかつ各組のピストンが一体に動くようにピストン連結手段により相互連結された2つ以上のピストンを有し、前記カムフォロア手段と前記起伏のあるカムトラック手段は一の組のピストンの動きの方向が他の組のピストンの動きの方向と略逆になるように配置されており、前記起伏のあるカムトラック手段は略中央に配置されかつ前記長手方向の軸線の方向に延びる支持ステムまたは軸に取着された環状のトラックを有し、前記支持ステムまたは軸は一端が前記端部プレートの他方により支持され、前記環状のカムトラック手段の軸線は前記ロータ集成体の回転軸線であることを特徴とする構成を備えている。
本発明の更に別の観点によれば、長手方向の軸線を中心に回転するようにハウジング内に支持されたロータ集成体を有するタイプのロータリ内燃機関であって、前記ハウジングは2つの離隔配置された端部プレートを有し、前記軸線は一端が前記ロータ集成体に作動連結された出力軸の回転軸線であり、出力軸の他端は自由端となっていて前記端部プレートの一方の端部プレートの孔に挿通されており、前記ロータ集成体は前記長手方向の軸線を中心に離隔して配置された各シリンダ内で往復動を行うように取着された複数のピストンと、各ピストンに作動連結されかつ前記端部プレート間で前記回転軸線の周囲に支持された起伏のあるカムトラック手段と協働するように適合されたカムフォロア手段とを有し、シリンダの作動端部に燃焼燃料を供給しかつ該作動端部から排気ガスを取り出して前記シリンダ内の前記燃料のサイクル燃焼により往復動を前記ピストンに印加してスラストを前記カムトラック手段に対して付与することにより前記ロータ集成体と出力軸を回転させる手段が配設されているロータリ内燃機関が提供されている。本発明のこの観点に係る内燃機関は、前記複数のピストンは2組以上に配置され、各組は前記回転軸線を中心に離隔して配置されかつ各組のピストンが一体に動くようにピストン連結手段により相互連結された2つ以上のピストンを有しており、前記カムフォロア手段と前記起伏のあるカムトラック手段は一の組のピストンの動きの方向が他の組のピストンの動きの方向と略逆になるように配置されており、しかも前記各ピストン連結手段は前記長手方向の軸線を中心に延びるリングを有し、一の組のピストンを連結する前記リングは別の組のピストンを連結するリング内で往復動自在となっていることを特徴とする構成を備えている。
好ましくは、前記シリンダはシリンダブロック内に配設され、前記支持ステムまたは軸は前記出力軸と共軸をなし、前記シリンダブロックを回転自在に支持している。更に、前記出力軸は出力プレート集成体により前記シリンダブロックに作動連結され、前記シリンダブロック及び前記出力プレート集成体は互いに協働して前記長手方向の軸線を中心とする略円形横断面の室を画成し、前記カムトラック手段及び前記カムフォロアは前記室に収容されているのが好ましい。好ましくは、前記支持ステムまたは軸は他端(前記室内にある端部)が前記出力軸または前記出力プレート集成体により支持されている。本発明のかかる形態においては、軸端スラストは、なくすことができない場合でも大きく減らすことがでる。
好ましくは、前記シリンダブロックは前記支持ステムまたは軸によりシール自在に支持され、前記出力プレート集成体は前記シリンダブロックにシール自在に連結されており、かかるシールによりオイルその他の潤滑油を前記室内に保持することにより、図面に関する以下の説明からより明確に理解することができるように、シリンダの作動端部(即ち、燃焼室)へ潤滑油が有意に逃げることなく、カムトラック手段及びカムトラックフォロア手段、シリンダ壁その他のボトムエンド構成部材の潤滑を行うことができる。
好ましくは、前記カムトラック手段は前記長手方向の軸線を中心に回動するように前記端部プレートの他方即ちもう一方の端部プレートにより支持されることにより、該手段は回動しまたは回転して前記他方即ちもう一方の端部プレートに対するカムトラック手段の角度位置を変えることができる。典型的には、燃焼燃料をシリンダの作動端部へ供給し及び/または排気ガスを該作動端部から取り出す手段は、前記もう一方の端部プレートに設けられたポートを有し、カムトラック手段の角運動により吸気及び/または排気のタイミングを変えることができる。更にまた、図面に示す実施の形態から理解することができるように、シリンダの吸/排気口をシールするのに面シール手段が使用される実施の形態においては、上記した軸方向スラストの低下により、このシール手段にかかる負荷を低減させることができるので、シール作用を改善することができる。更に、前記起伏のあるカムトラック手段は、前記長手方向の軸線の方向へ前記他方の端部プレートに対して接離自在となっているのが好ましい。適宜の場合には、この動きにより、ピストンのストロークを変えることができるので、エンジンの圧縮比を変えることができる。かくして、機関が燃料をシリンダに供給する適宜の手段を有する場合には、異なる燃料を所望により使用することができる。
上記したように、本発明の第2の観点によれば、複数のピストンは2組以上として配置され、各組は前記回転軸線を中心に離隔した関係で配置されかつピストン連結手段により相互に連結された2つ以上のピストンを有しており、かくして、各組のピストンは一体に動くことができる。前記カムフォロア手段と前記起伏のあるカムトラック手段は、一の組のピストンの動きの方向が別の組のピストンの方向と逆になるように配置されている。本発明の好ましい形態においては、一方の組が他方の組の動きとは略反対方向に動くように2組のピストンが配置されるが、双方の組が同じ方向に瞬間的に動くときにストロークの端部でオーバーラップすることができる。更にまた、ピストンのうちの1つ置きのピストンが吸気(即ち誘導)ストロークにあるときに他のピストンが出力ストロークにあるように配置された4個、6個または8個のピストンを各組が有するのが好ましい。更に、各組のピストンの連結手段は前記支持ステムまたは軸を中心に延びる連続したリングであるのが好ましく、一方のリングは他方のリング内で往復動するように配置されている。これらの各リングは、各組のピストンの全てが一体に動くことができるように十分な強度を有するようにすべきである。一の組のピストンを前記長手方向の軸線から他の組のピストンよりも大きい半径をもって配置し、かつ、該ピストンが異なるカムトラック手段と協働することができるように構成することができるが、各組のピストンを長手方向の軸線から等距離に配設し、ピストンは全て同じカムトラック手段と協働することができるように構成するのが好ましい。2組よりも多いピストンが利用される本発明の別の形態においては、ピストンは対をなして配置され、各対が同じカムトラック手段と協働するように構成するのが好ましい。
トルクはピストンからシリンダ壁に直接伝達することができると考えられるが、機関はトルクを各ピストンから前記出力軸へ伝達するトルク伝達手段を有するのが好ましく、前記トルク伝達手段は、ピストンがそれぞれのシリンダにおいて「スラッピング」("slapping")するのを防止し、即ち、シリンダ壁と摩擦するのを防止することにより摩耗を少なくするようにしている。
更にまた、トルク伝達手段は、ピストンをそれぞれのシリンダの中央に保持するのに有効であるのが好ましい。好ましい形態においては、トルク伝達手段は、トルクをピストン連結手段から、出力プレート集成体に固定されたシリンダブロックに直接伝達する。ピストン連結手段が連続するリングである一の実施の形態においては、トルク伝達手段は一部が前記リングに設けられた凹部に、一部が前記シリンダブロック及び/または前記出力プレート集成体に設けられた凹部に回転自在に捕捉されたボールを有する。しかしながら、他の実施の形態においては、トルク伝達手段は、シリンダブロックと出力プレート集成体との間を延びかつこれらの内部に固着されたリニアガイド軸と、該リニアガイド軸に摺動自在に取着されかつリングに固着されたリニアベアリング集成体とを有する。
本発明をより容易に把握しかつ実施することができるようにするため、以下、本発明の好ましい実施の形態を示す添付図面に関して説明するが、かかる実施の形態は単なる例示であって、本明細書に開示され、請求の範囲において主張されている本発明を限定するものと解すべきではない。かかる説明により、本発明の上記及び他の目的と利点は当業者に一層明瞭となるものである。
図1に示すエンジン即ち機関200は、互いに離隔して配置された円形の端部プレート、即ち、出力即ち駆動端部プレート212と誘導/排出端部プレート213との間でこれらの端部プレートに封止自在に連結された円筒状のケーシング211を有する、参照番号210で全体示されたハウジング210を備えており、プレート213は、燃焼ガスの導入と排出とを行う吸気口206及び207(いずれも図示せず)と排気口208及び209とを有するとともに、適宜の点火プラグまたはグロー放電装置(図示せず)を有している。
ロータ集成体216がケーシング及び2つの端部プレートの中心を挿通する長手方向の軸線217を中心に回転するようにハウジング210内に配設されており、ロータ集成体は共軸をなす出力軸218とカムトラック支持軸219とによりハウジング内に支持されている。軸218と219の自由端は、以下においてより詳細に説明するように、駆動端部プレート212及び誘導端部プレート213を介してそれぞれ延びている。出力軸は駆動端部プレートに装着されたベアリング220及びシール220aに取着されている。出力軸とカムトラック支持軸の非自由端即ち内端221と222は、実質上端部どうしが当接する関係で配置され、カムトラック支持軸は出力軸により回転自在に支持されている。そのため、ベアリング223は、出力軸の端部に形成された凹部223aに取着されている。本実施の形態においては、カムトラック支持軸は、誘導端部プレートに圧入されかつ相対的な回転を防止するように該端部プレートにキー締めされた態様で図示されている。しかしながら、以下においてより容易に理解されるように、圧縮比を変えあるいは吸気タイミングを変えるために長手方向の動きまたは回動が所要される場合には、適宜の取付ブロックを誘導端部プレートの外面に装着することができる。図5に示す実施の形態においては、カムトラック支持軸219は、該軸を、誘導端部プレートのボルト締めされているボス325aに取着するスプライン325を有している。更に、凹部223aの代わりに、カムトラック支持軸319に凹部323aが配設されており、出力軸は凹部に取着されたベアリング323に回転自在に取着されたスタブ軸即ちスピゴット(spigot)318aを有している。その内端に近接して、ディスク状部224がカムトラック軸と一体に形成され、該軸から半径方向に延びるとともに、周辺部に長手方向の軸線の方向に略正弦波形状をなす起伏のあるカムトラック225を有している。その目的については以下において説明する。
ロータ集成体は、8つの等間隔に離隔配置されかつ長手方向の軸線217から同じ半径上に配置されたシリンダ228が内設されているシリンダブロック227を有している。吸入及び排出気体は、吸気口206及び207と排気口208及び209と整合するようにかつこの整合から解除されるように動くシリンダポート215を介してシリンダに出入りする。シリンダポート215と誘導/排出端部プレートとの間にシール機能が保持される態様は、前記PCT出願の記載と同じである。
ピストン231乃至238は、長手方向の軸線と平行してそれぞれのシリンダ228内で往復動するように配設されており、図3及び図4により明瞭に示すように、ピストンのうち4つは内側ピストン連結リング集成体241に取着され、別の4つのピストンは外側ピストン連結リング集成体242に取着されている。
各組のピストンを連結するのにリングを使用すると、1組または2組のピストンが一のカムトラックと協働し、別の組のピストンが他のカムトラックの半径方向外方に配置された1つ以上のカムトラックと協働することができる。図2に示す実施の形態は、ピストンが星形取り付けプレート243及び244(図示せず)にそれぞれ取着されている構成を除き、図1の実施の形態と同様に構成されている。
孔246が、該孔を介してカムトラック支持軸219を収容するように長手方向の軸線と共軸をなしてシリンダブロックを貫通しており、ロータ集成体はカムトラック支持軸を中心に回転するようにシリンダブロックを介して支持されている。そのために、ベアリング247が孔246に挿着され、カムトラック支持軸に形成された肩部258に着座されている。図5及び図6の実施の形態においては、別のベアリング347aがディスク状の部分324に隣接して孔に配設されている。出力軸218は、周辺がボルト251によりシリンダブロックの駆動端に取着されているディスク状出力プレート集成体249によりロータ集成体に連結されており、駆動端は「ボトムエンド」であり、出力プレート集成体とシリンダブロックは互いに協働して室252を画定しており、8つのシリンダは非作動端部即ち「ボトム」エンドが室に開口している。カムトラック支持軸と出力軸はベアリング223を介して協働し、ロータ集成体の中央支持軸を形成している。
カムトラック支持軸は概ね固定されており、出力軸はロータ集成体とともに回転するようになっている。
各ピストンは、底端部がカムトラック225と連続して転がり接触するローラ254に連結されているので、シリンダ内の燃料のサイクル燃焼及びロータとカムトラックとの協働によるピストンの往復動により、ロータ集成体が前記PCT出願により十分に理解されるように回転することができるようにしている。トルクは、ピストン及びピストンリング集成体からシリンダブロック及び出力シャフトへ、ピストン連結リングの周囲に離隔して配置されたリニアガイドピン257を摺動する多数のリニアベアリングにより伝達される。
ピストン連結リング集成体241及び242、ローラ254、カムトラック225、リニアベアリング及びリニアガイドピン、並びに、ピストンの下部はいずれも室252に収容されているので、オイルの潤滑を必要とする全ての駆動部材の潤滑を行うことができるようにオイルを室に収容することができるようになっている。
図5及び図6に示す実施の形態は、図1、図2及び図3に示すものと同様であり、従って、対応する構成部材には2ではなく、3または4で始まる以外は同じ参照番号が付されている。これらの実施の態様にはいずれも、図1、2及び3とは異なる、ピストンから出力軸にトルクを伝達する異なる手段が組み込まれている。図5の実施の形態では、ピストン連結リング集成体341及び342(図示せず)は、長手方向の軸線317と平行にシリンダブロックに設けられているガイドチャンネル357に摺動自在に取着された半径方向に延びるスプライン部356を有している。図6に示すトルクを伝達する手段は、特に有効であると考えられ、ボール456と、各ピストンリング集成体の周辺に配置された2つのボールトラック半分部分457a及び457bとをそれぞれ備える複数の捕捉されたボール集成体455を有しており、かかる集成体は典型的には各ピストンにつき1つ設けられている。各トラック半分部分は、ボールよりも分数的に(fractionally)大きい直径に形成された半円筒状トラックを有しているので、2つの半分部分は互いに協働して、ボールを内蔵するようになっている閉止された円筒状トラックを形成し、ボールはトラックに沿って転がることができるようになっている。トラック半分部分457aはピストンリング集成体に固定され、もう一方のトラック半分部分457bはシリンダブロックに固着され、ボールが長手方向の軸線と平行にトラック半分部分内で転動することができるようにしている。各トラック半分部分457aは、それぞれの連結リング集成体ととももに往復動することにより、連係するトラック半分部分457bに対して長手方向に変位され、ボールは一方のトラック半分部分から他方のトラック半分部分へトルクを有効に伝達することができる。
図5(及び同様に図6)に示すように、冷却液は、カムトラック支持軸318に配設された中央孔370及び孔372を介してシリンダブロック内で水ジャケット371を通るようにロータ集成体に供給され、次いで、誘導端部プレートの内面に設けられた出口通路374に対してシールされた出口通路373を介して、カムトラック支持軸に隣接したシリンダブロック327の上端部を出る。次いで、冷却液は、孔(図示せず)を介して誘導端を出て、ラジエータにおいて通常の態様で冷却を行う。シール376、377及び379がベアリング347の両側部のシリンダブロックの中央孔346の凹部に設けられており、同様に、シール378がベアリング323の「上部」側に設けられ、冷却液を水ジャケットに収容するようになっている。
潤滑油は、供給導管381を介してボトムエンド構成部材に供給され、中央孔370及び開口を介して室352に導入される。当業者が理解することができるように、例えばオイルシャフト382のような種々のオイルシャフトと供給ラインが、有効な潤滑を行うことができるように所要によりエンジンに設けられる。
誘導/排出端部プレート213は、前記PCT出願から理解することができるように、点火プラグ、燃料インジェクタ、排気出口及びライン、冷却液供給取付具、電子点火用のピックアップ、その他の部材の取付体を提供する。
本明細書において説明したエンジンは、前記PCT出願に説明されているのと同じ態様で動作を行うが、主な相違点は、カムトラック手段が上記したような作用効果をもたらす中心軸により支持されていることにある。
本発明は、請求の範囲に記載の本発明の範囲から逸脱することなく、当業者にとって明らかなように、多くの変更と修正を行うことができる。
本発明に係る機関の概略横断正面図であり、図示簡略のために部材が図示省略されている。 本発明に係る別の機関の概略横断正面図であり、図示簡略のために部材が図示省略されている。 図1に示すタイプの機関の概略平面図であり、2つの環状連結リング集成体を、本発明に係る別のカムトラックと協働する2組のピストンを担持するのに使用することができる態様と、図1及び図2に関して説明するトルク伝達手段とを概略して示す。 図1に示すタイプの機関の概略平面図であり、2つの環状連結リング集成体を、本発明に係る同じカムトラックと協働する2組のピストンを担持するのに使用することができる態様と、図6に関して説明するトルク伝達手段とを概略して示す。 種々の構成部材を詳細に示す本発明に係る機関の断面図である。 図5の機関に対して別のトルク伝達手段を利用した本発明に係る別の機関の断面図である。

Claims (21)

  1. 長手方向の軸線を中心に回転するようにハウジング内に支持されたロータ集成体を有するタイプのロータリ内燃機関であって、前記ハウジングは2つの離隔配置された端部プレートを有し、前記軸線は一端が前記ロータ集成体に作動連結された出力軸の回転軸線であり、出力軸の他端は自由端となっていて前記端部プレートの一方の端部プレートの孔に挿通されており、前記ロータ集成体は前記長手方向の軸線を中心に離隔して配置された各シリンダ内で往復動を行うように取着された複数のピストンと、各ピストンに作動連結されかつ前記端部プレート間で前記回転軸線の周囲に支持された起伏のあるカムトラック手段と協働するように適合されたカムフォロア手段とを有し、シリンダの作動端部に燃焼燃料を供給しかつ該作動端部から排気ガスを取り出して前記シリンダ内の前記燃料のサイクル燃焼により往復動を前記ピストンに印加してスラストを前記カムトラック手段に対して付与することにより前記ロータ集成体と出力軸を回転させる手段が配設されているロータリ内燃機関において、前記起伏のあるカムトラック手段は略中央に配置されかつ前記長手方向の軸線の方向に延びる支持ステムまたは軸に取着された環状のトラックを有し、前記支持ステムまたは軸は一端が前記端部プレートの他方の端部プレートにより支持され、前記環状のカムトラック手段の軸線は前記ロータ集成体の回転軸線であることを特徴とするロータリ内燃機関。
  2. 長手方向の軸線を中心に回転するようにハウジング内に支持されたロータ集成体を有するタイプのロータリ内燃機関であって、前記ハウジングは2つの離隔配置された端部プレートを有し、前記軸線は一端が前記ロータ集成体に作動連結された出力軸の回転軸線であり、出力軸の他端は自由端となっていて前記端部プレートの一方の端部プレートの孔に挿通されており、前記ロータ集成体は前記長手方向の軸線を中心に離隔して配置された各シリンダ内で往復動を行うように取着された複数のピストンと、各ピストンに作動連結されかつ前記端部プレート間で前記回転軸線の周囲に支持された起伏のあるカムトラック手段と協働するように適合されたカムフォロア手段とを有し、シリンダの作動端部に燃焼燃料を供給しかつ該作動端部から排気ガスを取り出して前記シリンダ内の前記燃料のサイクル燃焼により往復動を前記ピストンに印加してスラストを前記カムトラック手段に対して付与することにより前記ロータ集成体と出力軸を回転させる手段が配設されているロータリ内燃機関において、前記複数のピストンは2組以上が配置され、各組は前記回転軸線を中心に離隔して配置されかつ各組のピストンが一体に動くようにピストン連結手段により相互連結された2つ以上のピストンを有し、前記カムフォロア手段と前記起伏のあるカムトラック手段は一の組のピストンの動きの方向が他の組のピストンの方向と略逆になるように配置されており、前記起伏のあるカムトラック手段は略中央に配置されかつ前記長手方向の軸線の方向に延びる支持ステムまたは軸に取着された環状のトラックを有し、前記支持ステムまたは軸は一端が前記端部プレートの他方の端部プレートにより支持され、前記環状のカムトラック手段の軸線は前記ロータ集成体の回転軸線であることを特徴とするロータリ内燃機関。
  3. 前記シリンダはシリンダブロックに内設され、前記支持ステムまたは軸は前記出力軸と共軸をなして配置されかつ前記シリンダブロックを回転自在に支持することを特徴とする請求項1または2に記載のロータリ内燃機関。
  4. 前記出力軸は出力プレート集成体により前記シリンダブロックに作動連結され、前記シリンダブロックと前記出力プレート集成体は互いに協働して前記支持ステムまたは軸及び前記カムトラック手段を中心に室を画成し、前記カムフォロアは前記室に収容されていることを特徴とする請求項3に記載のロータリ内燃機関。
  5. 前記シリンダブロックは前記支持ステムまたは軸によりシール自在に支持され、前記出力プレート集成体は前記シリンダブロックにシール自在に連結されていることを特徴とする請求項4に記載のロータリ内燃機関。
  6. 前記支持ステムまたは軸は他端が前記出力軸または前記出力プレート集成体により支持されていることを特徴とする請求項3に記載のロータリ内燃機関。
  7. 前記各連結手段は前記支持ステムまたは軸を中心に延びるリングを有し、一の組のピストンを連結する前記リングは別の組のピストンを連結するリング内で往復動自在となっていることを特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載のロータリ内燃機関。
  8. 各リングから前記出力軸へトルクを伝達するトルク伝達手段を含むことを特徴とする請求項7に記載のロータリ内燃機関。
  9. 前記トルク伝達手段は一部が各リングに連係する凹部にかつ一部が前記シリンダブロック及び/または前記出力プレート集成体に連係する凹部に回転自在に捕捉されたボールを有することを特徴とする請求項8に記載のロータリ内燃機関。
  10. 前記トルク伝達手段は前記シリンダブロックと前記出力プレート集成体との間を延びかつその内部に固定されたリニアガイド軸と、該リニアガイド軸に摺動自在に取着されかつ前記リングに固定されたリニアベアリング集成体とを有することを特徴とする請求項8に記載のロータリ内燃機関。
  11. 前記カムトラック手段は前記長手方向の軸線を中心に回動するように前記他方の端部プレートにより支持されていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載のロータリ内燃機関。
  12. 前記起伏のあるカムトラック手段は前記他方の端部プレートに接離自在となっていることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載のロータリ内燃機関。
  13. 前記カムトラック手段を前記他方の端部プレートに対して接離させ及び/または前記カムトラック手段を前記他方の端部プレートに対して回動させる手段を有することを特徴とする請求項12に記載のロータリ内燃機関。
  14. 各カムフォロア手段は前記長手方向の軸線に対して直角をなす軸線を中心に回転するように取着されたローラを有することを特徴とする請求項7または8に記載のロータリ内燃機関。
  15. 各ローラの各ピストンから最も離れた周辺の部分だけが係合自在となっている1つの連続する起伏のある面をカムトラック手段が有することにより各ローラはカムトラック手段に対して非捕捉関係にあることを特徴とする請求項14に記載のロータリ内燃機関。
  16. 前記他方の端部プレートはシリンダの作動端部に燃料を導入するように前記シリンダブロックの対応する可動ポートと整合するように適合されたポート手段が内設された開口を有し、前記他方の端部プレートは機関の誘導及び排出端部に配置されて燃料インジェクタ手段、特定の機関に所要される点火プラグまたは同等の手段及び排気口手段の取付体を構成することを特徴とする請求項3乃至15のいずれかに記載のロータリ内燃機関。
  17. 前記他方の端部プレートは前記点火プラグまたは同等の手段を構成する1対の直径方向に対向して配置された点火プラグと、前記燃料インジェクタ手段を構成する1対の直径方向に対向する燃料インジェクタ集成体と、前記排気口手段を構成する1対の直径方向に対向する排気口とを有し、前記各対はいずれもシリンダポートと協働してピストンの吸気、圧縮、出力及び排気機能を連続して行わせるように離隔して配置されていることを特徴とする請求項16に記載のロータリ内燃機関。
  18. 前記支持ステムまたは軸は前記ロータ集成体に冷却液導入手段を提供するように適合された孔を有し、入口通路が前記孔から前記シリンダブロックにかけて設けられていることを特徴とする請求項1乃至17のいずれかに記載のロータリ内燃機関。
  19. 前記ハウジングは前記2つの離隔して配置された端部プレート間で該端部プレートにシール自在に連結された略円筒状のケーシングを有することを特徴とする請求項1乃至18のいずれかに記載のロータリ内燃機関。
  20. 長手方向の軸線を中心に回転するようにハウジング内に支持されたロータ集成体を有するタイプのロータリ内燃機関であって、前記ハウジングは2つの離隔配置された端部プレートを有し、前記軸線は一端が前記ロータ集成体に作動連結された出力軸の回転軸線であり、出力軸の他端は自由端となっていて前記端部プレートの一方の端部プレートの孔に挿通されており、前記ロータ集成体は前記長手方向の軸線を中心に離隔して配置された各シリンダ内で往復動を行うように取着された複数のピストンと、各ピストンに作動連結されかつ前記端部プレート間で前記回転軸線の周囲に支持された起伏のあるカムトラック手段と協働するように適合されたカムフォロア手段とを有し、シリンダの作動端部に燃焼燃料を供給しかつ該作動端部から排気ガスを取り出して前記シリンダ内の前記燃料のサイクル燃焼により往復動を前記ピストンに印加してスラストを前記カムトラック手段に対して付与することにより前記ロータ集成体と出力軸を回転させる手段が配設されているロータリ内燃機関において、前記複数のピストンは2組以上が配置され、各組は前記回転軸線を中心に離隔して配置されかつ各組のピストンが一体に動くようにピストン連結手段により相互連結された2つ以上のピストンを有し、前記カムフォロア手段と前記起伏のあるカムトラック手段は一の組のピストンの動きの方向が他の組のピストンの方向と略逆になるように配置されており、しかも前記各ピストン連結手段は前記長手方向の軸線を中心に延びるリングを有し、一の組のピストンを連結する前記リングは別の組のピストンを連結するリング内で往復動自在となっていることを特徴とするロータリ内燃機関。
  21. 長手方向の軸線から等距離に配設された2組のピストンを備え、該2組のピストンは全て同じカムトラック手段と協働することができるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のロータリ内燃機関。
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