JP4426669B2 - マルチaf装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は例えばカメラ等に用いられる測距装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
測距装置は、被写体に測距用光を投射してその反射信号光により測距を行うアクティブ方式と、被写体の像信号を利用するパッシブ方式の2種類に分類できる。ただし、アクティブ方式は反射信号光を利用するため、反射率の低いものや遠距離の被写体に弱く、パッシブ方式は、像信号の得られにくい暗いシーンや濃淡の少ない平板な被写体に対しては正確な測距を行うことができないという欠点がある。
【0003】
そこで、特開昭55−35399号公報や特開平7−167646号公報などでは、上記した2つの方式を併用して、被写体の置かれた環境に応じた測距を行うことを開示している。
【0004】
上記したように、被写体の置かれた環境に応じてアクティブ方式とパッシブ方式を切り替えることにより、いかなるシーンにおいても正しくピント合せできるカメラは従来より提案されていると同時に、製品化の例もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の測距装置は、単に2つの装置を組み合せただけであったり、ある測距方式では正確に測距できない被写体については、別の測距方式に変更して当該被写体を測距するだけで、画面内のどの部分を測距するべきかという点については十分な検討がなされていない。
【0006】
また、最近では画面内の多くのポイントを測距できる、いわゆる多点測距可能なカメラが増加しているが、このようなカメラでは測距ポイントが増加する程測距時間がかかり、誤測距の確率も高くなってしまう。
【0007】
本発明はこのような課題に着目してなされたものであり、高速かつ正確なピント合わせが可能な測距装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、第1の発明は、マルチAF装置であって、像信号を検出する為の複数のセンサから成るセンサブロックを複数有するセンサアレイと、上記センサブロックの出力を積分して像信号を得る積分部と、複数の上記センサブロックのうち所定のセンサブロックにより検出され、上記積分部により積分されて得られた上記像信号のコントラスト値から上記各センサブロックごとのコントラスト平均値を算出し、上記各センサブロックのコントラスト値と上記コントラスト平均値を比較し、上記コントラスト値が上記コントラスト平均値よりも高い像信号を検出したセンサブロックを特定し、上記特定されたセンサブロックに対応するセンサ領域を除くセンサ領域から、主要被写体像に対応するセンサ領域の候補を検出し、上記検出結果に基づいて、上記積分部を再積分制御し、AF処理において用いるセンサ領域を決定する演算制御回路と、を具備する
【0009】
また、第2の発明は、第1の発明において、上記演算制御回路による上記再積分制御時に、被写体が存在する確率の高い限られたポイントにのみ照射する補助光投射部を含む
【0011】
【発明の実施の形態】
まず、本実施形態の概略を説明する。本実施形態は、例えば人物が主要被写体である確率が高いという点と、人物の像信号のコントラストは、特に顔などの場合、それほど高くない、という前提によって成り立っている。つまり、極端なコントラスト変化を示す被写体は、主要被写体ではないと考えられる。さらに、コントラストの小さい人物の像とこうした大きなコントラストを示す像とが混在した状態で、測距用信号としての像信号を利用すると正しい測距結果が得られない場合があることを考慮して、大きなコントラスト変化のある測距ポイントは排除するようにする。ただし、空や、地面など、コントラストの低い被写体もあるので、この点についても考慮して本実施形態を説明する。
【0012】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0013】
(第1実施形態)
まず、主に図6を参照して本実施形態の基礎となるパッシブAFを主体としたマルチAF測距の原理について説明する。
【0014】
測距対象物からの信号光は図6(a)に示すように、測距用の受光レンズ2a,2bを通過して、センサアレイ6a,6bに受光される。
【0015】
このセンサアレイ6aに受光される信号光による輝度分布(像信号)のうち、受光レンズ2aの光軸上に位置する輝度分布を基準とし、この基準とした輝度分布がセンサアレイ6bにおいて、受光レンズ2bの光軸から距離xだけ離れた部分で検出された場合を考える。ここで、二つの受光レンズ2a,2bの主点間距離(基線長)をBとし、これら受光レンズ2a,2bの焦点距離をfとすると、測距対象物の距離Lは、三角測距の原理から明らかなように、
L=B×f/x
にて求められる。このような方法により光軸方向の測距が可能となる。
【0016】
また、センサアレイ6a,6bがレンズの基線長方向に十分に長い場合、図6(b)に示すように、基準とする輝度分布の位置を受光レンズ2aの光軸から距離x1だけずらして考えると、同様の輝度分布がセンサアレイ6b上で生じる距離x2をもとに、測距対象物の距離Lは、
L=B×f/(x1+x2)
にて求められる。このとき、受光レンズ2aの光軸からθ=arctan(x1/f)だけ離れた角度内が測距可能である。
【0017】
このように基準とする輝度分布の位置をずらすことによって、測距装置の基線長をカメラの横方向に合せて配置すれば、カメラの撮影画面の横方向の多点測距が可能となる。
【0018】
このような測距の原理からも明らかなように、パッシブAFは、単純に基準のセンサ位置を変えるだけで多くのポイントが測距できるというメリットがある反面、被写体の輝度分布(像信号)を用いた測距なので低いコントラストの被写体に対してはピント合せがしにくい。特に、図2(a)のようなシーンで、背景に高いコントラストの被写体があると、人物のコントラストは比較的低いので、背景の輝度差の影響を受けて、誤測距の可能性が高くなる。さらに、パッシブAFであっても測距ポイントが増加すればそれに比例して測距に時間がかかってしまう。
【0019】
一方、次に述べるアクティブAFでは、カメラ側から測距用光を被写体に投射して、被写体からの反射光によって測距を行うので主要被写体が低コントラストであっても基本的に正しい測距ができる。しかし、測距ポイントごとに光を投射する場合はそのための構成が複雑になるという欠点がある。また、後に述べるように、アクティブAFは信号光のみをとり出すので信号光以外の光成分(定常光)を除去する必要がある。これは、タイムラグの発生になり好ましくない。
【0020】
上記したことからわかるように、パッシブAF、アクティブAFいずれの測距方式においても、測距ポイントをいかにして減らすか、あるいは何度も同じポイントを測距しないようにする工夫がないと、アクティブ、パッシブ併用のマルチAF装置を有効に実現できない。
【0021】
次に図7を参照して、パッシブ用センサアレイ6aを用いたアクティブAFについて説明する。アクティブAFはカメラ側から投射した光を用いる測距であるが、ここでは定常光除去の機能を追加させるべく2つの定常光除去回路が設けられている。これによってS/Nのより良い高精度のアクティブAFを実現することができる。つまり、第1除去回路23は、カメラ側から投射するパルス光である信号光と定常光とを周波数特性によって分離するものであり、この第1除去回路23によってある程度の定常光が除去されたセンサ出力を、さらに2回に分けて積分するために、第1,第2の2つの積分回路20,25を備えた第2除去回路27を設けている。第1積分回路20はIRED3の発光と同期して積分を行うもので、第2積分回路25はIRED3の発光を行っていない時に第1積分と同じ時間tINT だけ積分を行うものである。
【0022】
つまり、2つの積分回路20,25の出力において一方はIRED3の反射信号光を含み、もう一方は、IRED3の反射信号光成分を含まない。従ってこれらの差をとる差分回路26の出力は、反射信号成分のみを表わすこととなる。
【0023】
このような構成により、第1除去回路23がその回路形式の限界によって十分に定常光除去ができなくても、第1,第2積分回路20,25及び差分回路26によって構成される第2除去回路27を併用することによって確実に反射信号光成分を取り出すことができる。また、第1,第2除去回路23,27を共に不作動にした場合にはパッシブAFとして機能する。
【0024】
図8は図7に示す構成の動作を示すタイミングチャートである。この図では、第1除去回路23のON,OFF動作によって前半のアクティブモード、後半のパッシブモードに分類され、前半はさらにIRED発光の有無によって2つの部分に分けることができる。
【0025】
前半のアクティブモードでは、IREDの発光を伴ったときの積分電圧V1と、伴わないときの積分電圧V2で示したが、V1が大きくV2が小さいときには、前述のように差分をとらなくとも反射信号光の検出が可能である。このような場合は、この信号を使ってそのまま測距を行う(図中、測距終了1)。
【0026】
しかし、明るいシーンで十分な定常光除去がなされていない時、反射信号光のスポット形状が得られない時には非投光による積分(積分量V2)を行って、投光時の積分結果との差(V1−V2)を差分回路26で求める。そしてこの差(V1−V2)をCPU10に入力して、スポット形状が得られれば、これをもとにアクティブAFの原理で測距を行えばよい。これで測距可能ならこの時点で測距を終了する(図中、測距終了2)。
【0027】
一方、これでもスポット形状が得られない時には、アクティブAFのにが手なシーンなのでパッシブAFモードに切りかえて測距を行ってもよい。例えば反射率のきわめて低い被写体や遠距離の被写体からは反射信号光が返ってこない。このようなシーンでは、第1除去回路23及び第2除去回路27の動作をOFFしてパッシブAFモードで像信号による積分及び測距を行うようにしてもよい(図中、測距終了3)。
【0028】
次に、以上説明したような、アクティブAFとパッシブAFの両方の機能を備えたマルチポイント測距回路を利用した本発明の実施形態を説明する。
【0029】
図1は本実施形態の基本的概念を説明するための図である。ここでは図7で2つに分けていたセンサ出力の積分回路等は単純化して積分回路8とし、定常光を除去するための図8のような複雑なタイムチャートも説明のため単純化し、定常光除去回路5が作動状態になれば、赤外発光ダイオード(IRED)等で構成される発光素子3からの測距用光を用いたアクティブAFが可能なモードになるようにしている。一方、定常光除去回路3が不作動の場合はパッシブAFとして機能する。
【0030】
10はカメラ全体のシーケンスを司るワンチップマイコン等からなる演算制御回路(CPU)である。
【0031】
測距を行なう場合は投光回路(ドライバ)4により赤外発光ダイオード(IRED)等で構成される発光素子3を駆動して投光レンズ1を介して主要被写体としての人物20に投光する。主要被写体20からの反射光は受光レンズ2a、2bを介してセンサアレイ6a、6bに入射される。これらセンサアレイ6a、6bにより被写体像が電気信号に変換されて積分回路8に入力されて積分動作が行なわれる。このとき定常光除去回路5により定常光成分が除去される。
【0032】
CPU10は上記した測距用回路をシーケンシャルに制御して、得られた像信号や測距信号に従ってピント合せ距離を決定し、ピント合せ手段9を介して、ズームレンズ11のピント位置を制御する。このときのズームレンズ11の位置は、フォトインタラプタ等を用いたエンコーダーからなるズーム位置検出手段14により検出されてCPU10に入力される。
【0033】
CPU10は図に示すように、コントラスト判定部7と領域決定手段12と画面位置換算手段13としての機能を具備している。
【0034】
画面位置換算手段13は、ズーム位置検出手段14により検出される現在のズーム位置と、センサアレイ6a、6bでの検出像とに基づいて、検出像が得られたセンサ部分を画面内の対応する位置に換算して判定する。コントラスト判定部7は、センサアレイ6a、6bから得られた像信号のコントラスト、又は濃淡の分布を検出し、画面内の所定の複数ポイントに対応する像パターンの変化から主要被写体位置候補を判断する。領域決定手段12は、このコントラスト判定部7の出力と、画面位置換算手段13の出力とに基づいて、測距に用いるべき適切なセンサ領域を決定する。21は主要被写体としての人物20の背景にある木を示している。
【0035】
ここで、本実施形態で撮影したいシーンとして、図2(a)に示すようなシーンを考える。図2(a)は写真、又はファインダー画面22内の構図を示しており、例えば林の中に人物20が立っているシーンである。人物20が木影にいて、木21が暗くても、その後ろが明るいような場合には、センサアレイ6a上に生じる被写体像は、図2(b)のように、人物20に対応するセンサ部分20aのコントラストは低く、背景の木21に対応するセンサ部分21aのコントラストは高くなる。
【0036】
図2(a)はズームレンズ11がワイド(広角)側にある場合、図2(c)はズームレンズ11がテレ(望遠)側にある場合を示している。図2(a)に示すようなシーンにおいては、図2(c)のように、人物20の顔がセンサアレイ6aの検出部の大部分を占めるときであっても図2(d)に示すように、背景の木21のコントラストの方が高くなるので誤測距となりやすい。人物20の顔には目の白,黒等はあるが、一般には鼻の高低による影や、ほおの立体形状による像の濃淡がある程度で、背景の木21や柱、あるいは窓ワク等の影ほどには、コントラストが得られない事が多い。
【0037】
図3はこのようなシーンであっても人物20に正しくピント合せを行なう方法を説明するためのフローチャートである。ここでセンサアレイ6aは、100個のセンサからなることを仮定しており、この実施形態ではそれらを10個ずつ、10の部分(ブロック)に分けて構成することとする。
【0038】
各センサの出力をSnとし、nは図4(a)に示すようにセンサアレイ6aのn番目のブロックを示している。また、フロー中のSAnは、n番目のブロック内の像のコントラストを示している。
【0039】
まずステップS1で、センサアレイ6aに入射した光の積分を制御して、適切な像を形成する積分制御を行う。これには種々の技術が知られており、最も明るい光が入るセンサの出力によって制御するものや、センサアレイ6aの特定の部分のみを利用するもの、明るいものと暗いものの差を利用するもの等などがある。本実施形態では公知の任意の方式を用いることができる。
【0040】
ステップS2は、各センサの出力をCPU10が読み出すステップであり、各センサに対応してSm (mはm番目のセンサをあらわす)というデータが得られるものとする。
【0041】
次に、コントラストを示す変数SAAVを初期化(ステップS3)するとともに、センサのブロックをあらわす変数nも初期化(ステップS4)したあと、各ブロックごとのコントラストを検出するためにステップS5〜S8からなるループに入る。
【0042】
ステップS5では、nで表わされるブロックの中、MAXの光量を出力するセンサのデータと、MINの光量を出力するセンサのデータとの差を計算してそのブロックのセンサデータのMAX−MINを求める。ステップS6、S7は、各ブロックのMAX−MINの平均値を計算するために、先にステップS3で初期化したSAAVに、順次SAn を加算していくステップである。n=0〜9のすべてのブロックのMAX−MINがループフローによって加算されたときにステップS8の判断がYESとなりステップS9に進む。ステップS9ではSAAVをブロック数10で除算する。このときの値は各ブロックのコントラストの平均値を示す値となる。
【0043】
この平均値に基づいてコントラストが高いか低いかを検出して各ブロックの有効性を判断すれば、図2(a)あるいは図2(c)に示すようなシーンを撮影したときに、コントラストの高い背景の影響を受けて誤測距してしまうことのない測距装置を提供できる。
【0044】
ステップS10でブロックを表わす変数nが初期化され、次のステップS11において、求めたコントラスト平均値SAAVと、各ブロックのコントラスト値(10個のセンサ中のMAX出力とMIN出力の差)とが順次比較される。これによって平均値よりコントラストの高いものはすべて測距の候補からはずされて、ステップS22へ分岐する。ただし、中央のデータは重要なのでステップS22でn=5かどうかを判断し、n=5の時はステップS24に分岐する。ステップS22でn=5でない場合にはステップS23に進んで距離Lnを100mに固定する。これは、ステップS15において最後に全測距点のデータのうち最も近い距離を選択するので、この時点で大きな値を設定しておくことで、当該測距領域が選択されないように無効化するためである。またこれは、全データが同じ100mになっても、被写体深度で風景写真に正しくピントが合うような距離を選んでいることになる。このような方法で測距対象を減らしていくことによって測距速度を上げることができる。
【0045】
一方、ステップS11において適当なコントラストであると判断されたブロックについてはステップS13に分岐して、コントラストがパッシブAFにおける像位置比較に十分な大きさであると否かに基づき測距可能かどうかを判断する。ここで測距可能であると判断されたときには図6で述べた三角測距の原理に従って距離算出を行う(ステップS14)。また、コントラストが低すぎて図6の6a,6b上の2つの像の相関がとれず、パッシブAFによる測距が適当でない場合にはステップS13からステップS19に分岐して、被写体が補助光に適した位置に存在するかどうかを判定する。
【0046】
補助光としては、赤外発光ダイオード(IRED)を用いることが可能であるが、IREDは発光面積も小さく広範囲を照射するのに向いていない。そこで、ここでは被写体が存在する確率の高い限られたポイントのみに照射する。
【0047】
例えば図4(b)に示すように画面内の各位置に相当するセンサブロックのうち、0と5と9のブロックにのみIREDの光が照射できるように設計することが可能である。そのためには図1のIRED3のパッケージ内に3つの発光部を持つIREDチップを収納し、投光回路4により各発光部にエネルギーを選択的に供給するようにすればよい。
【0048】
ステップS19において被写体が補助光位置に存在しない場合には主要被写体である確率が低いと判断して、ステップS19をNに分岐してステップS23で距離Lnを100mに固定することにより測距対象から除外する。このようにして測距対象を減らしていくことによって測距速度を上げることができる。
【0049】
また、ステップS19において被写体が補助光位置に存在すると判断された場合にはステップS20に進んで補助光投射を行なった後、再積分を実行する。この時、図1の定常光除去回路5で信号光以外の光の成分を除去しておけば、被写体のコントラストに関係なくアクティブAFの原理で反射信号光像がセンサアレイ6aに結像される。次のステップS21では、ステップS2と同様にセンサ出力を読み出して像信号を得る。そして次のステップS14にて2像の位置より図6の原理で測距を行なうことにより測距結果Ln が得られる。こうして得られた各ポイントの距離測定結果より最も近い距離を選択すれば、主要被写体距離Lp が得られる(ステップS15)。ステップS16でnをインクリメントし、ステップS17でnが9よりも大きいかどうかを判断し、nが9になるまではステップS11以降を繰り返し、nが9よりも大きくなったときにリターンする。
【0050】
ここで、図3で説明したフローだけでは図2(e)に示すように背景が空50など、コントラストが低いシーンでは平均コントラストより人物20の顔のコントラストが高くなってステップS11でNに分岐して測距候補からはずされてしまうので、ステップS22,S24のステップや説明を省略した補足のフローが必要である。例えば、ステップS9の後で全体の平均コントラストSAAVを所定の値と比較し、それより大きな時にのみステップS10以降を実行するようにし、その他の場合は補助光投射が可能な3点についてのみ測距するようなフローにすればよい。これについては第2実施形態で詳細に説明する。
【0051】
上記した第1実施形態によれば、パッシブAFセンサとして用いられる像検出手段を用いて、像の濃淡変化が主要被写体にふさわしいかどうかを判断し、その判断結果に従って測距位置や測距方式を選択するようにしたので、図2(a)、(c)のようなシーンであっても、強いコントラストの背景に影響されることなく、高速かつ正確なピント合わせを実現することができる。
【0052】
言い換えると、本実施形態では、パッシブAF用のセンサアレイによって得られる像信号のパターンを考慮して撮影状況を推測し、正しい被写体位置、つまり測距ポイントを定めると共に適正な測距結果を得るようにしたので、高速で正しいピント合せができるAFカメラを提供することができる。また、像信号の判断によって、最適な測距方法を選択するのでより正確な測距が可能となる。
【0053】
(第2実施形態)
次に図5を参照して本発明の第2実施形態を説明する。第1実施形態では、各ブロックのコントラストを平均コントラストと比較したが、この実施形態では先に説明したように所定のコントラストを考慮したり、ステップS34で撮影レンズの画角を考慮して、画面中央と周辺のコントラストの比較を行ったりして、種々の撮影条件に対処できるようにしている。
【0054】
まず第1実施形態と同様に積分制御(ステップS30)の後、センサ出力の読み出し(ステップS31)等を行ない、次のステップS32に進む。ここで第2実施形態では、周辺と中心の平均コントラストを別個に検出するために、中心用変数SAAV0と周辺用変数SAAV1 の2つのデータ格納場所を設けている。このステップではこの2つの変数を初期化し、次のステップS33でセンサのブロックを表わす変数nを初期化する。
【0055】
ステップS35から、ステップS43は、レンズのズーミング状態によって、周辺判定用のブロックを切り換えて、周辺の平均コントラストSAAV1 を求めるフローである。
【0056】
つまり、図2(a)と図2(c)とを比較すれば明らかなように、画面内で測距用センサアレイが像検出用にモニタする位置はテレ状態では広く、ワイド状態では狭い。これは測距用光学系は一般にズーミングしないのに、撮影光学系のみが視野を変えるからである。つまり、テレでは周辺領域は広く、ワイドでは狭い。そこで、ステップS39にてステップS34の結果に従って画角がテレよりかワイドよりかを判断し、その結果によってコントラスト判定に加味するブロック数を切りかえる。
【0057】
つまり、ステップS39の判断がテレでは、ステップS42,S43とステップS38の判断結果によってブロック0〜3,7〜9が、ワイドではステップS40,S41とステップS38の判断結果によって0〜1,8〜9が周辺領域であると判定される。そしてこれらのブロックのコントラスト値の平均がステップS51,S52においてSAAV1 として算出される。
【0058】
そして、ステップS53でこの値と所定のコントラスト値SAAVref とを比較し、コントラストが低いなら、一律に全ポイント(中央、周辺)を測距(ステップS54)して、近い方の距離を選択する(ステップS55)。このような方法によれば、撮影すべきシーンが図2(e)のようなシーンであっても図2(f)に示すように主要被写体のコントラストが大になるので正しくピント合せ可能である。
【0059】
一方、ステップS53でYに分岐した場合には図2(a)、(c)のようなシーンであると判断できるので、ステップS60〜S65で、中央部(ブロック4,5)の平均コントラストSAAV0 を求めて、これを所定のコントラストと比較する(ステップS66)。このときの比較結果がYES、すなわち中央も周辺と劣らずコントラストが高い場合にはステップS54に分岐して各ポイントを平等に評価する。一方、ステップS66の判断がNO、すなわち中央のコントラストが低い場合には図2(a)、(c)のようなシーンなので、ステップS70に進んで補助光照射して再積分し、中央測距の精度を上げた後、中央の測距結果をピント合せ距離Lpとする(ステップS71)。
【0060】
上記した第2実施形態によれば、画角を考慮し、周辺と中央のコントラストを所定のコントラストと比較して、主要被写体位置を決定するようにしたので、コントラストの低い人物の顔が煩雑な背景の中にあっても、誤測距することなく、正しいピント合せが可能である。
【0061】
なお、上記した具体的実施形態から以下のような構成の発明が抽出される。
【0062】
1.画面内の像データを検出するセンサアレイと、このセンサアレイの出力を積分する積分手段とを有する測距装置において、
上記センサアレイで得られた像パターンと、その像の画面内位置との関係を判定する判定手段と、
上記画面内の所定の複数ポイントに対応する像パターンの変化から、上記複数ポイントのうち主要被写体位置候補を判断する判断手段と、
この判断手段による判断結果に従って、測距に用いるセンサ領域を決定する決定手段と、
を有することを特徴とする測距装置。
【0063】
2.上記判断手段は、所定エリア内で所定のコントラスト以上のポイントは、主要被写体位置候補ではないと判断する1.に記載の測距装置。
【0064】
3.被写体に対して測距用光を投射する投光手段と、
画面内の像データを検出するセンサアレイと、
このセンサアレイで得られた像パターンの、上記画面内の所定の複数ポイントに対応する像の変化パターンに基づいて、上記測距用光を投射するか否かを決定する決定手段と、
を有することを特徴とする測距装置。
【0065】
4.上記所定の複数ポイントは、上記画面内の中央部及び周辺部である3.に記載の測距装置。
【0066】
5.上記決定手段は撮影画角がテレ側にあるかワイド側にあるかの判断に基づいて、上記測距用光を投射するセンサアレイのブロックを決定する3.に記載の測距装置。
【0067】
【発明の効果】
請求項1または2に記載の発明によれば、像パターンの変化に基づき主要被写体としての適否を判断して測距方式を選択するようにしたので、高速かつ正確なピント合わせが可能な測距装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の基本的概念を説明するための図である。
【図2】撮影される各シーンに対応したコントラストの分布状態を示す図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るピント合せ方法を説明するためのフローチャートである。
【図4】ブロック化されたセンサアレイ6aの構成を示す図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係るピント合わせ方法を説明するためのフローチャートである。
【図6】パッシブAFを主体としたマルチAF測距の原理について説明するための図である。
【図7】パッシブ用センサアレイ6aを用いたアクティブAFについて説明するための図である。
【図8】図7に示す構成の動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1…投光レンズ、
2a、2b…受光レンズ、
3…IRED(発光素子)、
4…投光回路(ドライバ)、
5…定常光除去回路、
6a、6b…センサアレイ、
7…コントラスト判定部、
8…積分回路、
9…ピント合わせ手段、
10…演算制御回路(CPU)、
11…ズームレンズ、
12…領域決定手段、
13…画面位置換算手段、
14…ズーム位置検出手段、
20…人物(主要被写体)、
21…木(背景)。

Claims (2)

  1. 像信号を検出する為の複数のセンサから成るセンサブロックを複数有するセンサアレイと、
    上記センサブロックの出力を積分して像信号を得る積分部と、
    複数の上記センサブロックのうち所定のセンサブロックにより検出され、上記積分部により積分されて得られた上記像信号のコントラスト値から上記各センサブロックごとのコントラスト平均値を算出し、上記各センサブロックのコントラスト値と上記コントラスト平均値を比較し、上記コントラスト値が上記コントラスト平均値よりも高い像信号を検出したセンサブロックを特定し、上記特定されたセンサブロックに対応するセンサ領域を除くセンサ領域から、主要被写体像に対応するセンサ領域の候補を検出し、上記検出結果に基づいて、上記積分部を再積分制御し、AF処理において用いるセンサ領域を決定する演算制御回路と、
    を具備することを特徴とするマルチAF装置。
  2. 上記演算制御回路による上記再積分制御時に、被写体が存在する確率の高い限られたポイントにのみ照射する補助光投射部を含むことを特徴とする請求項1に記載のマルチAF装置。
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