JP4426531B2 - 移動通信端末 - Google Patents
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Description
【0001】
本発明は移動通信端末に関し、特にアンテナが装着された移動通信端末に関する。
【背景技術】
【0002】
移動通信端末の一種に、筐体を折り畳むことができる折り畳みタイプの携帯電話端末がある。折り畳みタイプの携帯電話はアンテナを有する。このような折り畳みタイプの携帯電話を折り畳むと、アンテナの特性に悪影響を与えることがある。
【0003】
そこで、一方の筐体にはダイポールアンテナ、他方の筐体には導体を配置するようにする技術が提案されている。このような携帯電話を折り畳むと、一方の筐体が他方の筐体に向かい合い、ダイポールアンテナもまた導体に向かい合う。これにより、導体が無給電素子として機能するため、アンテナの特性が安定したものとなる旨が日本国特許庁発行の特開平10−84406号公報に記載されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記のようなダイポールアンテナと導体(無給電素子)とを組み合わせたものの場合、ダイポールアンテナと導体とが配置される回路基板の長さによっては、折り畳みタイプの携帯電話を開いた場合のアンテナ特性がかえって悪化する場合がある。
【0005】
そこで、本発明は、アンテナおよび無給電素子を組み合わせたもののアンテナ特性が、それらが配置される回路基板の長さの影響を受けにくくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0017】
第1の発明は、電力が供給される給電アンテナ及びそれに接続される第1の回路基板を有する第一筐体と、前記第一筐体に接続され前記第一筐体と向かい合うようにして折り畳むことができ、前記無給電アンテナ及びその無給電アンテナと接地電位部が選択的に接続可能な第2の回路基板を有する第二筐体とを備え、前記第一筐体と前記第二筐体とを折り畳んだ状態では前記無給電アンテナと前記接地電位部間の接続をインダクタを介して閉とし、折り畳んでない状態では前記無給電アンテナと前記第2の回路基板の接地電位部と間の接続を開とするものである。
第2の発明は、電力が供給される給電アンテナ及びそれに接続される第1の回路基板を有する第一筐体と、前記第一筐体に接続され前記第一筐体と向かい合うようにして折り畳むことができ、無給電アンテナ及びその無給電アンテナと接地電位部とが選択的に接続可能な第2の回路基板を有する第二筐体とを備え、前記第一筐体と前記第二筐体とを折り畳んだ状態では前記無給電アンテナと前記接地電位部間を第1のインダクタを介して接続し、折り畳んでない状態では前記無給電アンテナと前記第2の回路基板の前記接地電位部間を第2のインダクタを介して接続するものである。
【0019】
第2の発明は、第1の発明の移動通信端末であって、折り畳んだときに、前記給電アンテナと前記無給電アンテナとが電磁界結合するものである。
【0020】
第3の発明は、第1又は第2の発明の移動通信端末であって、前記第一筐体は、前記給電アンテナと前記第一回路基板の接地電位との間に電力が供給されているものである。
【0021】
本発明によると、無給電アンテナを備えることで、アンテナ特性の劣化を抑制でき、移動通信端末の通話品質劣化が低減可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下、本発明の第1の実施の形態を、図1〜図12を参照して説明する。
図1は、本実施の形態にかかる携帯電話(移動通信端末)1の平面図(図1A)、側面断面図(図1B)である。携帯電話端末1が通信に使用する通信周波数帯域は、システム毎に決められた所定のものである。通信周波数帯域は、例えば0.83GHz程度から0.93GHz程度までである。ここでは、通信周波数帯域の下限をfL(下限通信周波数)、上限をfH、下限と上限との平均をfcという。
【0023】
携帯電話端末1は、第一筐体10、第二筐体20を備える。図1Aに示すように、第一筐体10には、テンキーなどのボタンが設けられている。第二筐体20には、ディスプレイが設けられている。第一筐体10および第二筐体20は図示省略したヒンジにより接続されている。このヒンジにより、第一筐体10のボタンと、第二筐体20のディスプレイとが向かい合うように、携帯電話端末1を折り畳むことができる。図1においては、第一筐体10と第二筐体20とがほぼ45°の角度をなしており、このような状態で携帯電話端末1は開いているといえる。第一筐体10と第二筐体20とでなす角度は、ほとんどない場合もある。また、第一筐体10に対して第二筐体20を時計方向又は反時計方向に回転させて、折り畳むことができる、いわゆる回転スタイルの形状のものもある。以下の各実施の形態で折り畳むことができると述べた場合には、いずれの形状のものも含む。
【0024】
図1Bに示すように、第一筐体10は第一回路基板12を有し、第二筐体20は第二回路基板22を有する。第一回路基板12および第二回路基板22は、回路基板用ヒンジ30により接続されている。これにより、携帯電話端末1の折り畳みに応じて、第一回路基板12および第二回路基板22も姿勢を柔軟に変化させることができる。
【0025】
図2は、携帯電話端末1を全開し、第一筐体10と第二筐体20とがほぼ同じ向きを向いているとき(開いているとき)の、第一回路基板12、第二回路基板22および回路基板用ヒンジ30の状態を示す平面図である。
【0026】
第一回路基板12には、GND(接地電位)部14、給電アンテナ16、電力供給部17、給電点18が設けられている。
GND(接地電位)部14は、接地電位を保っている部分である。例えば、ほぼ長方形状のベタの回路パターンである。給電アンテナ16は、高周波電力が供給されるアンテナである。電力供給部17は、GND部14と給電アンテナ16とに接続されており、GND部14と給電アンテナ16との間に高周波電力を供給するためのものである。給電点18は、給電アンテナ16が第一回路基板12に接続されている部分であり、給電点18を介して、給電アンテナ16は電力を受ける。
【0027】
第二回路基板22には、GND(接地電位)部24、無給電アンテナ26が取り付けられている。
GND(接地電位)部24は、接地電位を保っている部分である。例えば、ほぼ長方形状のベタの回路パターンである。無給電アンテナ26は、電力が供給されていないアンテナである。無給電アンテナ26は、GND部24に接続されている。
【0028】
ここで、無給電アンテナ26の全長L=La+Lb(ただし、La:第二回路基板22の短辺に平行な部分、Lb:第二回路基板22の長辺に平行な部分)は、fL(下限通信周波数)に対応する電波の波長λのほぼ四分の一である。すなわち、L=λ/4である。このようにすることで、無給電アンテナ26は、下限通信周波数fLで共振することになる。なお、下限通信周波数fLで共振するのならば、無給電アンテナ26の全長Lがλ/4でなくてもかまわない。
【0029】
なお、無給電アンテナ26を第二回路基板22の外部に取り付けるかわりに、第二回路基板22の上に設けることも考えられる。図3にその変形例を示す。
【0030】
図3Aに示すように、無給電アンテナ26がメアンダの形状の回路パターンであってもよい。図3Bに示すように、無給電アンテナ26における長辺の部分が短辺の部分に比べてとても大きく、ほぼ一直線の形状をしているような回路パターンであってもよい。また、無給電アンテナ26は回路パターンでなくてもよく、図3Cに示すようにワイヤであっても、図3Dに示すように板金であってもよい。
【0031】
なお、これまでは、無給電アンテナ26の全長Lを調節することで、無給電アンテナ26が下限通信周波数fLで共振するようにしてきた。しかし、無給電アンテナ26の全長Lを調節するかわりに、図4に示すように、無給電アンテナ26とGND部24とに回路チップ25を接続して、無給電アンテナ26が下限通信周波数fLで共振するようにしてもよい。
【0032】
図5は、携帯電話端末1を折り畳み、第一筐体10と第二筐体20とが向かい合っているときの、第一回路基板12、第二回路基板22および回路基板用ヒンジ30の状態を示す側面図(図5A)、平面図(図5B)である。
【0033】
図5Aに示すように、給電アンテナ16は無給電アンテナ26と向かい合う。また、図5Bに示す無給電アンテナ26の裏に給電アンテナ16が隠れており、給電アンテナ16が無給電アンテナ26と向かい合う。これにより、給電アンテナ16と、無給電アンテナ26および無給電アンテナ26とが電磁界結合する。
【実施例1】
【0034】
図6は、本発明の実施例と比較するための比較例の平面図(図6A)およびアンテナ放射効率(図6B)を示す。
【0035】
図6Aに示すように、比較例は、無給電アンテナ26を持たない。この場合、第一回路基板12および第二回路基板22の長さの合計である回路基板の全長Hによって、アンテナ放射効率が異なる(図6B参照)。所望の通信周波数帯域(所望帯域)において、放射効率が最良となるのはH=125mmの場合であることがわかる。
【0036】
図7は、比較例(H=165mm)におけるアンテナ放射効率(図7A)および本発明の実施例(H=165mm)におけるアンテナ放射効率(図7B)を示すものである。
図7Aに示すように、比較例(H=165mm)におけるアンテナ放射効率は、所望帯域の下限付近において特に低く、好ましいものではない。一方、図7Bに示すように、本発明の実施例(H=165mm)においては、回路基板の全長Hが比較例と同じであっても、アンテナ放射効率が所望帯域においてほぼ一定であり、好ましい。このように、本発明の実施例によれば、回路基板の全長Hによらず、アンテナ放射効率が所望帯域において好ましい値をとる。
【0037】
図8は、無給電アンテナ26の共振周波数が、通信周波数帯域の下限fL(下限通信周波数)、上限fH、下限と上限との平均fcの場合のアンテナ放射効率を示したものである。図8に示すように、無給電アンテナ26の共振周波数がfHおよびfcの場合は、通信周波数帯域の下限fL付近のアンテナ放射効率が特に低く、好ましいものではない。一方、無給電アンテナ26の共振周波数がfLの場合は、アンテナ放射効率が所望帯域全域に渡り良好であり、好ましい。
【0038】
よって、無給電アンテナ26が第二回路基板22に設けられていること、および無給電アンテナ26の共振周波数がfLであることにより、アンテナ放射効率が所望帯域全域に渡り良好という好ましい効果を得ることができる。
【0039】
ここで、図9に示すように方向を定義し、比較例におけるアンテナ放射パターンを図10に示す。微小電流素子からの放射パターンはサインカーブであることが知られており、本来は、最大放射方向は真横方向(90°、270°)であり、上下(0°および180°の方向)に対称となるはずである。図10Aに示すような場合(H=125mm)、本来の放射パターンであり、アンテナ放射効率も良い(図6B参照)。
【0040】
しかし、回路基板の全長Hによっては、回路基板上を流れる高周波電流の位相が途中で反転するため、放射の打ち消しが生じ、アンテナ放射パターンに歪みが生じる。その結果、最大放射方向が真横方向(90°、270°)から上向き(0°および360°の方向)にずれてくる。図10Bに示すような場合(H=165mm)がそれである。このような場合、放射の打ち消しにより、放射特性(効率、帯域)が劣化する(図6B参照)。高周波電流の位相反転は、一般に半波長毎に生ずるが、回路基板等のように幅や厚みを有するものに電流が流れる場合は、半波長よりも短い長さで位相反転が生ずる。
【0041】
図11は、比較例(H=165mm)におけるアンテナ放射パターン(図11A)および本発明の実施例(H=165mm)におけるアンテナ放射パターン(図11B)を示すものである。
【0042】
図11Aに示すように、比較例(H=165mm)におけるアンテナ放射パターンは、最大放射方向が上向き(0°および360°の方向)にずれており、好ましいものではない。一方、図11Bに示すように、本発明の実施例(H=165mm)においては、回路基板の全長Hが比較例と同じであっても、最大放射方向が真横方向(90°、270°)に近づき、好ましい。このように、本発明の実施例によれば、回路基板の全長Hによらず、アンテナ放射パターンが好ましいものとなる。
【0043】
なお、これまでは、携帯電話端末1を開いたときの特性について説明してきたが、携帯電話端末1を折り畳んだときのアンテナ放射効率を図12に示す。図12から明らかなように、所望帯域において、比較例よりも、本発明の実施例1の方がアンテナ放射効率が良い。
【0044】
次に、本発明の第2の実施の形態を、図13〜図20を参照して説明する。この第2の実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、折り畳み型の携帯電話(移動通信端末)1に適用したものであり、第1の実施の形態で説明した携帯電話端末1と同一部材には同一符号を付し、詳細説明は省略する。
【0045】
図13は、本実施の形態にかかる携帯電話(移動通信端末)1を示した図であり、携帯電話端末1を全開し、第一筐体10と第二筐体20とがほぼ同じ向きを向いているとき(開いているとき)の、第一回路基板12、第二回路基板22および回路基板用ヒンジ30の状態を示す平面図である。
【0046】
第一回路基板12には、GND(接地電位)部14、給電アンテナ16、電力供給部17、給電点18が設けられている。
【0047】
GND(接地電位)部14は、接地電位を保っている部分である。例えば、ほぼ長方形状のベタの回路パターンである。給電アンテナ16は、高周波電力が供給されるアンテナである。電力供給部17は、GND部14と給電アンテナ16とに接続されており、GND部14と給電アンテナ16との間に高周波電力を供給するためのものである。給電点18は、給電アンテナ16が第一回路基板12に接続されている部分であり、給電点18を介して、給電アンテナ16は電力を受ける。
【0048】
第二回路基板22はGND(接地電位)部24を有し、そのGND部24に、スイッチ27を介して無給電アンテナ26が取り付けてある。
【0049】
GND(接地電位)部24は、接地電位を保っている部分である。例えば、ほぼ長方形状のベタの回路パターンである。無給電アンテナ26は、電力が供給されていないアンテナである。無給電アンテナ26は、スイッチ27を介してGND部24に接続されている。
【0050】
スイッチ27は、例えば、携帯電話端末1を全開し、第一筐体10と第二筐体20とが開いているときと、第一筐体10と第二筐体20とが閉じているときで、切り換わるスイッチである。このスイッチの切り換えは、例えば、携帯電話端末1の開閉を制御部(図示せず)で検出して、制御部の制御で切り換えさせる。或いは、携帯電話端末1の開閉動作に連動して、機械的に切り換わるスイッチを使用してもよい。
【0051】
無給電アンテナ26の全長は、fL(下限通信周波数)に対応する電波の波長λのほぼ四分の一とすることが好適である点は、第1の実施の形態の場合と同様である。すなわち、L=λ/4である。このようにすることで、無給電アンテナ26は、下限通信周波数fLで共振することになる。なお、下限通信周波数fLで共振するのならば、無給電アンテナ26の全長Lがλ/4でなくてもかまわない。
【0052】
無給電アンテナ26は、第二回路基板22の外部に取り付けるかわりに、第二回路基板22の上に設けてもよいことも、第1の実施の形態の場合と同様であり、例えば図3に示した各種形状としてもよい。
【0053】
GND部24と無給電アンテナ26とをスイッチ27を介して接続させる際には、チップ部品等で構成される回路部品(コイル、抵抗、コンデンサなど)を取り付けるようにしても良い。即ち、例えば図14Aに示すように、スイッチ27が閉状態のとき、コイル41a(このコイル41aはインダクタ値が例えば33nH又は30nH)が、GND部24と無給電アンテナ26との間に接続されるようにする。そして、スイッチ27が開状態のとき、無給電アンテナ26がコイル41aやGND部24には接続されないようにする。
【0054】
また例えば図14Bに示すように、無給電アンテナ26に接続されるスイッチとして、一方および他方に切り換わるスイッチ27′とし、一方に切り換わった状態のとき、GND部24と無給電アンテナ26との間に、コイル41aが接続されるようにし、他方に切り換わった状態のとき、GND部24と無給電アンテナ26との間に、コイル41bが接続されるようにする。コイル41aはインダクタ値が例えば33nHとし、コイル41bはインダクタ値が例えば30nHとする。コイル41a,14bとしては、例えば、チップ部品で構成されたインダクタ部品を使用する。
【0055】
図15および図16は、図14Aに示す接続構成とした場合における、携帯電話端末1を開いているときの無給電アンテナ26の状態(図15)と、携帯電話端末1を閉じているときの無給電アンテナ26の状態(図16)の例を示した図である。
【0056】
図15Aに示すように、携帯電話端末1を開いているときには、図15Bに示すように、スイッチ27が開状態になり、無給電アンテナ26は、コイル41aおよびGND部24と切り離された状態(すなわち第二筐体20内の回路基板から切り離された状態)となる。
【0057】
図16Aに示すように、携帯電話端末1を閉じているときには、図16Bに示すように、スイッチ27が閉状態になり、無給電アンテナ26は、コイル41aを介してGND部24と接続された状態となる。
【0058】
図17および図18は、図14Bに示す接続構成とした場合における、携帯電話端末1を開いているときの無給電アンテナ26の状態(図17)と、携帯電話端末1を閉じているときの無給電アンテナ26の状態(図18)の例を示した図である。
【0059】
図17Aに示すように、携帯電話端末1を開いているときには、図17Bに示すように、スイッチ27′が一方に接続された状態になり、無給電アンテナ26は、コイル41aを介してGND部24に接続された状態となる。
【0060】
図18Aに示すように、携帯電話端末1を閉じているときには、図18Bに示すように、スイッチ27′が他方に接続された状態になり、無給電アンテナ26は、コイル41bを介してGND部24に接続された状態となる。
【0061】
このようにすることで、携帯電話端末1を閉じている状態では、図16A又は図18Aに示すように、第一筐体10側のアンテナ16と第二筐体20側の無給電アンテナ26とで電磁結合eが生じて、無線通信端末としての特性が良好になる。また、携帯電話端末1を開いている状態では、無給電アンテナ26が切り離された状態(図15)又は別の接続状態(図17)となり、開いている状態での特性を改善できる。
【実施例2】
【0062】
図19は、本発明の第2の実施の形態による実施例(実施例2)でのアンテナ放射効率の例を示した特性図である。ここでは、携帯電話端末1を開いた状態での、無線通信に使用される周波数帯域での特性例(図19A)と、携帯電話端末1を閉じた状態での、無線通信に使用される周波数帯域での特性例(図19B)を示したものである。
【0063】
この実施例では、それぞれの端末状態で、インダクタ値a(ここでは33nH)のコイルを無給電アンテナ26とGND部との間に接続した状態と、インダクタ値b(ここでは30nH)のコイルを無給電アンテナ26とGND部との間に接続した状態と、無給電アンテナ26をGND部から切り離した状態との、3状態の特性を比較したものである。
【0064】
図19Aに示したように、携帯電話端末1を開いた状態では、インダクタ値bの場合の特性と、無給電アンテナ非接続の場合の特性が、通信に使用されるほぼ全周波数帯域で、インダクタ値aの場合の特性よりも優れている。
【0065】
また、図19Bに示したように、携帯電話端末1を閉じた状態では、インダクタ値aの場合の特性と、インダクタ値bの場合の特性が、通信に使用されるほぼ全周波数帯域で、無給電アンテナ非接続の場合の特性より優れている。
【0066】
従って、例えば図15、図16の例の場合には、端末が開いているとき、無給電アンテナ非接続として、端末が閉じているとき、インダクタ値a又はbのコイルを介してGND部に接続させることで、いずれの場合でも良好な通信特性が確保される。
【0067】
また、例えば図17、図18の例の場合には、端末が開いているとき、インダクタ値bのコイルを介してGND部に接続させ、端末が閉じているとき、インダクタ値aのコイルを介してGND部に接続させることで、いずれの場合でも良好な通信特性が確保される。
【0068】
なお、図19に示した放射効率は、アンテナが接続される回路基板のサイズなど種々の構成要件により変化するものであり、いずれの状態の方が特性が良いかは、そのときの構成により異なる。インダクタ値そのものについても、上述した値は一例である。
【0069】
また、ここまで説明した第2の実施の形態では、無給電アンテナの接続を切り換えるスイッチ27又は27′を、そのアンテナのGND部と接続される端部に設けたが、無給電アンテナの途中にスイッチを設けて、端末の状態に応じて無給電アンテナの一部を、切り離すようにしてもよい。
【0070】
すなわち、例えば図20に示すように、無給電アンテナ26の途中にスイッチ28を設けて、端末が開いている場合に、そのスイッチ28を開状態として、無給電アンテナ26の先端側の約半分を、GND部から切り離し、残りの半分だけGND部に接続させる。そして、端末が閉じている場合に、スイッチ28を閉状態として、無給電アンテナ26全体をGND部に接続させる。スイッチ28には、コイルなどの回路部品を直列に接続させてもよい。
このようにしても、端末のそれぞれの状態でのアンテナ特性を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【0071】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる携帯電話(移動通信端末)の例を示した平面図(図1A)、および側面断面図(図1B)である。
【図2】本発明の第1の実施の形態にかかる携帯電話を全開しているときの、第一回路基板、第二回路基板および回路基板用ヒンジの状態の例を示す平面図である。
【図3】無給電アンテナの構成例を示す斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態にかかる携帯電話の無給電アンテナとGND部との間に回路チップを接続した変形例を示す斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態にかかる携帯電話を折り畳んでいるときの、第一回路基板、第二回路基板および回路基板用ヒンジの状態の例を示す側面図(図5A)、および平面図(図5B)である。
【図6】比較例の平面図(図6A)およびアンテナ放射効率を示す特性図(図6B)である。
【図7】比較例(H=165mm)におけるアンテナ放射効率例を示す特性図(図7A)および本発明の本発明の第1の実施の形態にかかる実施例(H=165mm)におけるアンテナ放射効率例を示す特性図(図7B)である。
【図8】本発明の第1の実施の形態における無給電アンテナの共振周波数が、通信周波数帯域の下限fL(下限通信周波数)、上限fH、下限と上限との平均fcの場合のアンテナ放射効率例を示した特性図である。
【図9】アンテナ放射パターンの方向を定義した説明図である。
【図10】比較例におけるアンテナ放射パターン例を示す特性図である。
【図11】比較例(H=165mm)におけるアンテナ放射パターン例を示す特性図(図11A)および本発明の実施例(H=165mm)におけるアンテナ放射パターン例を示す特性図(図11B)である。
【図12】携帯電話端末1を折り畳んだときのアンテナ放射効率例を示す特性図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態にかかる携帯電話(移動通信端末)を全開しているときの、第一回路基板12、第二回路基板22の状態の例を示す平面図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態にかかる携帯電話の無給電アンテナの接続例を示した接続図である。
【図15】本発明の第2の実施の形態にかかる携帯電話の筐体の状態の平面図(図15A)と、その状態での無給電アンテナの接続例を示した接続図(図15B)である。
【図16】本発明の第2の実施の形態にかかる携帯電話の筐体の状態の平面図(図16A)と、その状態での無給電アンテナの接続例を示した接続図(図16B)である。
【図17】本発明の第2の実施の形態にかかる携帯電話の筐体の状態の平面図(図17A)と、その状態での無給電アンテナの接続例を示した接続図(図17B)である。
【図18】本発明の第2の実施の形態にかかる携帯電話の筐体の状態の平面図(図18A)と、その状態での無給電アンテナの接続例を示した接続図(図18B)である。
【図19】本発明の第2の実施の形態におけるアンテナ放射効率例を示した特性図であり、端末開き時の特性例(図19A)および端末閉じ時の特性例(図19B)である。
【図20】本発明の第2の実施の形態にかかる携帯電話(移動通信端末)の変形例を示す平面図である。
【符号の説明】
【0072】
1‥‥‥携帯電話端末(無線通信端末)
10‥‥‥第一筐体
14‥‥‥GND(接地電位)部
16‥‥‥給電アンテナ
17‥‥‥電力供給部
18‥‥‥給電点
20‥‥‥第二筐体
24‥‥‥GND(接地電位)部
25‥‥‥回路チップ
26‥‥‥無給電アンテナ
27,27′‥‥‥スイッチ
28‥‥‥スイッチ
41a,41b‥‥‥コイル
Claims (4)
- 電力が供給される給電アンテナ及びそれに接続される第1の回路基板を有する第一筐体と、
前記第一筐体に接続され前記第一筐体と向かい合うようにして折り畳むことができ、無給電アンテナ及びその無給電アンテナと接地電位部とが選択的に接続可能な第2の回路基板を有する第二筐体と、
を備え、
前記第一筐体と前記第二筐体とを折り畳んだ状態では前記無給電アンテナと前記接地電位部間の接続をインダクタを介して閉とし、折り畳んでない状態では前記無給電アンテナと前記第2の回路基板の接地電位部と間の接続を開とする
移動通信端末。 - 電力が供給される給電アンテナ及びそれに接続される第1の回路基板を有する第一筐体と、
前記第一筐体に接続され前記第一筐体と向かい合うようにして折り畳むことができ、無給電アンテナ及びその無給電アンテナと接地電位部とが選択的に接続可能な第2の回路基板を有する第二筐体と、
を備え、
前記第一筐体と前記第二筐体とを折り畳んだ状態では前記無給電アンテナと前記接地電位部間を第1のインダクタを介して接続し、折り畳んでない状態では前記無給電アンテナと前記第2の回路基板の前記接地電位部間を第2のインダクタを介して接続する
移動通信端末。 - 請求項1又は2に記載の移動通信端末であって、
折り畳んだときに、前記給電アンテナと前記無給電アンテナとが電磁界結合する、
移動通信端末。 - 請求項1又は2記載の移動通信端末であって、
前記給電アンテナと前記第一回路基板の接地電位との間に電力が供給されている、
移動通信端末。
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