JP4424161B2 - コモンレール式燃料噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、実レール圧を目標レール圧に一致させるためのフィードバック制御を行うコモンレール式燃料噴射装置に関する。
(従来の技術)
発明の背景となる技術をコモンレール式燃料噴射装置を参照して説明する。
コモンレール式燃料噴射装置は、サプライポンプに搭載された高圧ポンプからコモンレールに高圧燃料を供給し、コモンレール内に蓄圧された高圧燃料をインジェクタから噴射する構成となっている。
コモンレール内のレール圧は、噴射燃料圧に相当し、サプライポンプに搭載された吸入調量弁によって調整されるものであり、吸入調量弁の開度を可変することによってレール圧がコントロールされる。
この吸入調量弁の開度は、内燃機関(以下、エンジンと称す)の運転状態に応じて算出された目標レール圧と、レール圧センサで検出した実レール圧とが一致するようにフィードバック(以下、フィードバックをF/Bと称す)補正される(例えば、特許文献1参照)。
(従来技術の問題点)
ここで、コモンレール式燃料噴射装置は、サプライポンプを含むシステム内に、常に燃料が充填されている状態で運転される。
しかし、燃料タンクの残量が少ない時や、十分なエア抜きがなされていない場合などでは、サプライポンプの入口からエアが混入する可能性がある。
サプライポンプにエアが混入すると、次の事態が生じる。
(エアの混入)
サプライポンプにエアが混入→実レール圧が降下→F/B制御の積分項が過積分→これによって吸入調量弁の開度が過剰開口して、吸入調量弁の開度が全開になってポンプ全圧送指示状態になる。
(エア混入の解消)
サプライポンプのエアの混入が解消される→ポンプ全圧送指示によりサプライポンプが最大能力で燃料を圧送→実レール圧が上昇→積分項は「前回積分項」に「今回積分項」を加算した値で急激に変化しないため実レール圧のオーバーシュートが過大になる(図1中、破線α参照)。
上記で示したように、サプライポンプにエアが混入した後に、エアの混入が解消されると、過大なオーバーシュートの発生により実レール圧が異常高圧になる可能性がある。
また、上記の理由で実レール圧が異常高圧になると、ECU(エンジン・コントロール・ユニットの略)にプログラムされた異常回避のための安全装置が作動し、エンジン停止やリンプ走行等を実行する弊害が生じる。
特開2000−282929号公報
本発明の目的は、サプライポンプにエアが混入するなどして実レール圧が目標レール圧に対して大きく降下した際に吸入調量弁の開度がフィードバック制御によって過剰開口するのを防ぎ、その後サプライポンプのエアの混入が解消されるなどして実レール圧が上昇する際に吸入調量弁の過剰開口による実レール圧の異常上昇を防ぐことのできるコモンレール式燃料噴射装置の提供にある
[請求項1の手段]
請求項1の手段を採用するコモンレール式燃料噴射装置は、乱れ強度検出手段の検出した乱れ強度が大きい場合に、制限手段が吸入調量弁の開度上昇を抑えるものである。
これによって、サプライポンプにエアが混入するなどして実レール圧が目標レール圧に対して大きく降下した際は、乱れ強度検出手段が大きな乱れ強度を検出するため、吸入調量弁の開度上昇が抑えられ、吸入調量弁の過剰開口が抑えられる。
この結果、その後に、サプライポンプのエアの混入が解消されるなどして実レール圧が上昇する際に、吸入調量弁の過剰開口が抑えられているため、実レール圧が異常上昇する不具合が生じない。
また、コモンレール式燃料噴射装置における目標修正手段は、制限手段が吸入調量弁の開度上昇を抑える場合に、目標レール圧を低い値に修正する。
これによって、サプライポンプのエアの混入が解消されるなどして実レール圧が上昇する際に、目標レール圧を低い値に修正したことにより、実レール圧が異常上昇するのを防ぐことができ、結果的にフェールセーフによる安全走行を実現できる。
ここで、請求項1の発明の概念を補足説明する。
フィードフォワードによって求められる「目標レール圧」や正常時において安定する「安定レール圧」などの『狙いレール圧』に対する『実レール圧』の変化度合を『実レール圧の乱れ』と称し、この実レール圧の乱れが大きくなることによって生じる数値的な要素(例えば、狙いレール圧に対する実レール圧の外れ程度の大きさ、狙いレール圧に対する実レール圧の外れ状態の維持時間の長さ、狙いレール圧に対する実レール圧の変化率、積分値の大きさ、積分値の変化率など)によって、実レール圧の乱れ強度の大きさを定義する。
そして、実レール圧の乱れ強度が大きい場合、従来であればその実レール圧の乱れ強度の大きい状態に即応した(そのまま用いた)吸入調量弁の開度(指令値)を算出し、その「算出値」に基づいて吸入調量弁の開度を制御していた。
これに対し、請求項1の手段は、実レール圧の乱れ強度に対応した「算出値」をそのまま用いるのではなく、この「算出値」による「吸入調量弁の開度(指令値)」よりも、『狙いレール圧』に近づく方向の「吸入調量弁の開度(指令値)」が得られるように「吸入調量弁の開度(指令値)」を制御する。つまり、吸入調量弁の開度上昇を抑えるものである。
このような制御を実施することにより、サプライポンプにエアが混入するなどして実レール圧が目標レール圧に対して大きく降下した際に、吸入調量弁の開度が過剰開口するのが防がれる。この結果、その後、サプライポンプのエアの混入が解消されるなどして実レール圧が上昇する際に吸入調量弁の開度が過剰開口するのが防がれ、実レール圧の異常上昇を防ぐことができる。これによって、実レール圧を目標レール圧に早期に収束させることが可能になる。
[請求項2の手段]
請求項2の手段を採用するコモンレール式燃料噴射装置における乱れ強度検出手段は、目標レール圧と実レール圧の差圧の積分項に基づいて実レール圧の乱れ強度を検出するものである。
[請求項3の手段]
請求項3の手段を採用するコモンレール式燃料噴射装置における乱れ強度検出手段は、目標レール圧と実レール圧の直接的な差圧に基づいて実レール圧の乱れ強度を検出するものである。
[請求項4の手段]
請求項4の手段を採用するコモンレール式燃料噴射装置における制限手段は、フィードバック制御手段で算出される積分項に上限を設けることで、吸入調量弁の開度上昇を抑えるものである。
[請求項5の手段]
請求項5の手段を採用するコモンレール式燃料噴射装置における制限手段は、吸入調量弁の開度に上限を設けることで、吸入調量弁の開度上昇を抑えるものである。
[請求項6の手段]
請求項6の手段を採用するコモンレール式燃料噴射装置における制限手段は、吸入調量弁の開度変化率を下げることで、吸入調量弁の開度上昇を抑えるものである。
請求項7の手段]
請求項7の手段を採用するコモンレール式燃料噴射装置における警告発生手段は、制限手段が吸入調量弁の開度上昇を抑える場合に、車両の乗員に警告を与えるものである。
これによって、乗員に「サプライポンプにエアが混入した旨」、「実レール圧が目標レール圧に対して大きく降下した旨」あるいは「安全性を考慮してフェールセーフを実行している旨」を知らせることができる。
最良の形態1のコモンレール式燃料噴射装置は、高圧燃料を蓄圧するコモンレールと、このコモンレールに蓄えられた高圧燃料を噴射するインジェクタと、燃料を吸引して加圧する加圧室を有し、加圧した高圧燃料をコモンレールに供給する高圧ポンプを備えたサプライポンプと、加圧室が燃料を吸引する燃料通路に設けられ、開度を変化させることによってコモンレールに蓄圧される実レール圧をコントロールする吸入調量弁と、コモンレールに蓄圧された実レール圧を検出するレール圧センサと、このレール圧センサによって検出された実レール圧が目標レール圧に収束するように吸入調量弁の開度をフィードバック制御するフィードバック制御手段と、レール圧センサによって検出された実レール圧の乱れ強度を検出する乱れ強度検出手段と、この乱れ強度検出手段の検出する乱れ強度が大きい場合に吸入調量弁の開度上昇を抑える制限手段とを具備するものである。
さらに、最良の形態1のコモンレール式燃料噴射装置は、制限手段が吸入調量弁の開度上昇を抑える場合に、目標レール圧を低い値に修正する目標修正手段を具備するものである。
実施例1を図1〜図4を参照して説明する。
まず、コモンレール式燃料噴射装置の構成を図3、図4を参照して説明する。
コモンレール式燃料噴射装置は、例えばディーゼルエンジン(以下、エンジン)1に燃料噴射を行う装置であり、コモンレール2、インジェクタ3、サプライポンプ4、ECU5等から構成されている。
コモンレール2は、インジェクタ3に供給する高圧燃料を蓄圧する蓄圧容器であり、連続的に燃料噴射圧に相当するレール圧が蓄圧されるように燃料配管(高圧燃料流路)6を介して高圧燃料を吐出するサプライポンプ4の吐出口と接続されている。
なお、インジェクタ3からのリーク燃料は、リーク配管(燃料還流路)7を経て燃料タンク8に戻される。
また、コモンレール2から燃料タンク8へのリリーフ配管(燃料還流路)9には、プレッシャリミッタ11が取り付けられている。このプレッシャリミッタ11は、コモンレール2内の燃料噴射圧が限界設定圧を超えた際に開弁して、コモンレール2の燃料噴射圧を限界設定圧以下に抑えるための圧力安全弁である。
インジェクタ3は、エンジン1の各気筒毎に搭載されて燃料を各気筒へ噴射供給するものであり、コモンレール2より分岐する複数の分岐管の下流端に接続されて、コモンレール2に蓄圧された高圧燃料を各気筒に噴射供給する燃料噴射ノズル、およびこの燃料噴射ノズル内に収容されたニードルのリフト制御を行う電動アクチュエータ(例えば、電磁弁、ピエゾアクチュエータ等)を搭載する。
(サプライポンプ4の説明)
サプライポンプ4を図4を参照して説明する。
このサプライポンプ4は、コモンレール2へ高圧に圧縮した燃料を送るものであり、フィードポンプ12(図中では90°展開した状態で開示される)、レギュレータバルブ13、吸入調量弁14(制御対象装置に相当する)、複数(この実施例では2つ)の高圧ポンプ15等から構成される。
フィードポンプ12は、燃料タンク8から燃料を吸引して高圧ポンプ15へ送る低圧供給ポンプであり、カムシャフト16によって回転駆動されるトロコイドポンプによって構成される。このフィードポンプ12が駆動されると燃料入口17から吸引した燃料を吸入調量弁14を介して2つの高圧ポンプ15に供給するものである。
なお、カムシャフト16はポンプ駆動軸であり、図3に示されるように、エンジン1のクランク軸18によって回転駆動されるものである。
レギュレータバルブ13は、フィードポンプ12の吐出側と供給側とを連通する燃料流路19に配置されてフィードポンプ12の吐出圧が所定圧に上昇すると開弁して、フィードポンプ12の吐出圧が所定圧を超えないようにするものである。
吸入調量弁14は、フィードポンプ12から高圧ポンプ15へ燃料を導く燃料通路21に配置されて、高圧ポンプ15の加圧室22(プランジャ室)に吸入される燃料の吸入量を調整して、レール圧をコントロールするものである。
この吸入調量弁14は、フィードポンプ12から高圧ポンプ15へ燃料を導く燃料通路21の開度を変更するバルブ23と、ECU5から与えられる駆動電流によってバルブ23の弁開度を調整するための電動アクチュエータ(この実施例ではリニヤソレノイド24)とを有するものであり、この実施例ではリニヤソレノイド24の通電が停止されると弁開度が全閉状態となるノーマリクローズタイプを例に説明する。
2つの高圧ポンプ15は、それぞれ180度位相の異なった周期で燃料の吸入と圧縮を繰り返すプランジャポンプであり、吸入調量弁14で調量された燃料を高圧に圧縮してコモンレール2へ供給する。それぞれの高圧ポンプ15は、共通のカムシャフト16によって往復駆動されるプランジャ25、このプランジャ25の往復動によって容積が変化する加圧室22に燃料を供給する吸入弁26、加圧室22で圧縮された燃料をコモンレール2へ向けて吐出する吐出弁27を備える。
プランジャ25は、カムシャフト16のエキセンカム28の周囲に装着されたカムリング29にスプリング30によって押し付けられており、カムシャフト16が回転するとカムリング29の偏心動作に伴ってプランジャ25が往復動する。
プランジャ25が下降して加圧室22の圧力が低下すると、吐出弁27が閉弁するとともに、吸入弁26が開弁して吸入調量弁14で調量された燃料が加圧室22内に供給される。
逆に、プランジャ25が上昇して加圧室22の圧力が上昇すると吸入弁26が閉弁する。そして、加圧室22で加圧された圧力が所定圧力に達すると吐出弁27が開弁して加圧室22で加圧された高圧燃料がコモンレール2へ向けて吐出される。
(ECU5の説明)
ECU5には、制御処理、演算処理を行うCPU、各種プログラムおよびデータを保存する記憶手段(ROM、スタンバイRAMまたはEEPROM、RAM等のメモリ)、入力回路、出力回路、電源回路などを含んで構成される周知構造のコンピュータが設けられている。そして、ECU5に読み込まれたセンサ類の信号(エンジンパラメータ:乗員の運転状態、エンジン1の運転状態等に応じた信号)に基づいて各種の演算処理を行うようになっている。
このECU5には、インジェクタ3に駆動信号を与えるインジェクタ駆動回路、サプライポンプ4の吸入調量弁14に駆動信号を与えるポンプ駆動回路など、電気機能部品に駆動電流を与えるEDU(エレクトリック・ドライブ・ユニットの略)の機能が内蔵されているが、EDUを別に搭載するものであっても良い。
なお、ECU5に接続されるセンサ類は、図3に示されるように、アクセル開度を検出するアクセルセンサ41、エンジン回転数を検出する回転数センサ42、エンジン1の冷却水温度を検出する水温センサ43、エンジン1に吸入される吸気温度を検出する吸気温度センサ44、コモンレール2内に蓄圧された実際の燃料圧力である実レール圧PC’を検出するレール圧センサ45、インジェクタ3に供給される燃料温度を検出する燃料温度センサ46、およびその他のセンサ類47がある。
(インジェクタ制御系)
ECU5は、インジェクタ3の制御プログラムとして、燃料の噴射毎に、ROMに記憶されたプログラムと、RAMに読み込まれたセンサ類の信号(エンジンパラメータ)とに基づいて、噴射形態を決定する「噴射形態決定手段」、各噴射毎の目標噴射量を算出する「目標噴射量算出手段」、各噴射毎の目標噴射時期を算出する「目標噴射時期算出手段」を備える。
「噴射形態決定手段」は、現運転状態に応じたインジェクタ3の噴射形態(単噴射、マルチ噴射など)の決定を行う制御プログラムである。
「目標噴射量算出手段」は、現運転状態に応じた目標噴射量を求め、この目標噴射量を得るための指令インジェクタ駆動時間を求める制御プログラムである。
「目標噴射時期算出手段」は、現運転状態に応じた目標噴射時期を求め、この目標噴射時期に噴射を開始させるための噴射指令タイミングを求める制御プログラムである。
(レール圧制御系)
ECU5は、コモンレール2に蓄圧される実レール圧PC’の制御プログラムとして、目標レール圧PCを算出する「目標レール圧算出手段」、実レール圧PC’を目標レール圧PCに収束させる「F/B制御手段」を備える。
「目標レール圧算出手段」は、ROMに記憶されたプログラムと、RAMに読み込まれたセンサ類の信号(エンジンパラメータ)とに基づき、フィードフォワード制御により目標レール圧PC(要求吐出量、要求電流値であっても良い)を求める制御プログラムである。
「F/B制御手段」は、「目標レール圧算出手段」で求めた目標レール圧PCと、レール圧センサ45によって検出された実レール圧PC’とを比較し、その差圧(偏差:ΔPC=PC−PC’)に基づいて実レール圧PC’を目標レール圧PCに収束させる制御プログラムである。具体的に、「F/B制御手段」は、目標レール圧PCと実レール圧PC’の差圧に基づいて比例項(P項)、積分項(I項)を求め、それらを加算したPI値(フィードバック値)で、基本制御値(目標レール圧PC、要求吐出量、要求電流値など)を補正して、実レール圧PC’を目標レール圧PCに収束させるものである。
なお、比例項(P項)、積分項(I項)の他に、微分項(D項)を求め、それらを加算したPID値(フィードバック値)で、基本制御値(目標レール圧PC、要求吐出量、要求電流値など)を補正するものであっても良い。
レール圧制御系の具体例を説明する。なお、この具体例では、RAMに読み込まれたセンサ類の信号(エンジンパラメータ)に基づいて基本要求吐出量(基本制御値)を求め、その基本要求吐出量を「F/B制御手段」で補正する例を示す。
ECU5は、上述した「目標レール圧算出手段」および「F/B制御手段」の他に、「基本値算出手段」、「ポンプ効率補正手段」、「機差学習補正手段」、「吐出量/電流量変換手段」、「電流量/デューティ比変換手段」等を備える。
「基本値算出手段」は、サプライポンプ4の1圧送あたりの基本要求吐出量を求めるものであり、インジェクタ3から噴射される噴射量とリーク量(静リーク量+動リーク量)とを加算し、高圧ポンプ15(プランジャ25)の1圧送あたりにおける噴射回数を乗算(1圧送2噴射であれば2を乗算)して基本要求吐出量を求めるものである。
この具体例における「F/B制御手段」は、「目標レール圧算出手段」で求めた目標レール圧PCと、レール圧センサ45で検出した実レール圧PC’との差圧に基づいて、実レール圧PC’を目標レール圧PCに収束させるためのF/B量(吐出量を補正するための比例項および積分項)を算出するものであり、「基本値算出手段」で求めた基本要求吐出量にF/B量(比例項+積分項)を加算することで、基本要求吐出量を補正するものである。
「ポンプ効率補正手段」は、エンジン回転数に応じた吸入効率を算出し、その吸入効率で基本要求吐出量+F/B量を補正(吸入効率を乗算)するものである。
「機差学習補正手段」は、出荷時や学習時に記憶されたポンプ機差吐出量を、(基本要求吐出量+F/B量)×吸入効率に加算するものである。
「吐出量/電流量変換手段」は、{(基本要求吐出量+F/B量)×吸入効率}+ポンプ機差吐出量を目標電流値に変換するものである。
「電流量/デューティ比変換手段」は、目標電流値を駆動デューティ比に変換するものである。
そして、その駆動デューティ比がEDUのポンプ駆動回路に与えられると、ポンプ駆動回路は与えられたデューティ比に応じた駆動電流を吸入調量弁14に出力する。この結果、加圧室22に通じる燃料通路21の開度が制御されて、サプライポンプ4の吐出量がコントロールされることになり、コモンレール2の実レール圧PC’がコントロールされる。
[実施例1の特徴]
コモンレール式燃料噴射装置は、サプライポンプ4を含むシステム内に、常に燃料が充填されている状態で運転される。
しかし、燃料タンク8の残量が少ない時や、十分なエア抜きがなされていない場合などでは、サプライポンプ4の入口からエアが混入する場合が想定される。
サプライポンプ4にエアが混入すると、「背景技術」で説明したように、次の事態が生じる。
(エアの混入)
図1の丸A内の実線に示すように、(1)サプライポンプ4にエアが混入すると、(2)目標レール圧PCに対して実レール圧PC’が大きく降下する。(3)すると、図1の丸A内の破線αに示すようにF/B制御の積分項(I項)が過積分になり、(4)吸入調量弁14の開度が過剰開口する。(5)その結果、吸入調量弁14の開度が全開になってポンプ全圧送指示状態になる。
(エア混入の解消)
(6)サプライポンプ4のエアの混入が解消されると、(7)ポンプ全圧送指示によりサプライポンプ4が最大能力で燃料を圧送してしまう。(8)すると、積分項は「前回積分項」に「今回積分項」を加算した値であって積分項は急激に変化しないため、図1の丸A内の破線βに示すように実レール圧PC’が過大にオーバーシュートする。
(第1の特徴)
そこで、この実施例1のECU5には、レール圧センサ45によって検出された実レール圧PC’の乱れ強度を検出する「乱れ強度検出手段」、この乱れ強度検出手段の検出する乱れ強度が大きい場合に吸入調量弁14の開度上昇を抑える「制限手段」の機能が設けられている。
「乱れ強度検出手段」は、目標レール圧PCと実レール圧PC’の差圧に基づく積分項が大きくなると、「実レール圧PC’の乱れ強度が大きい旨」を検出するものである。
「制限手段」は、F/B制御手段で算出される積分項に上限を設けることで、吸入調量弁14の開度上昇を抑える制御プログラムである。なお、積分項の上限値は、予め設定した一定の値であっても良いし、エンジン回転数などエンジンパラメータに応じて可変させるものであっても良い。
具体的に「乱れ強度検出手段」および「制限手段」は、レール圧センサ45などコモンレール式燃料噴射装置に故障が無く、正常作動している状態の時に、F/B制御の積分項に予め設定した上限を設けるものであり、その上限値よりも大きな値に積分項が上昇するのを防ぐ制限プログラムである。
なお、この実施例では、「制限手段」によって積分項が制限され、且つ実レール圧PC’が目標レール圧PCより低下している状態の時に、図1の下段に示すように、エア混入検知フラグを立てるように設けられている。
(第2の特徴)
また、この実施例1のECU5には、「制限手段」が吸入調量弁14の開度上昇を抑える場合に目標レール圧PCを低い値に修正する「目標修正手段」、「制限手段」が吸入調量弁14の開度上昇を抑える場合に車両の乗員に警告を与える「警告発生手段」の機能が設けられている。
「目標修正手段」は、「制限手段」によって積分項が制限され、且つ実レール圧PC’が目標レール圧PCより低下している状態が、予め設定した所定時間以上経過する場合(エア混入検知フラグが立てられた時)に、目標レール圧PCを低い値に修正するフェールセーフの制御プログラムである。なお、目標レール圧PCを低い値に修正する修正量は、予め設定した一定の値であっても良いし、エンジン回転数などエンジンパラメータに応じて可変させるものであっても良い。
「警告発生手段」は、「制限手段」によって積分項が制限され、且つ実レール圧PC’が目標レール圧PCより低下している状態が、予め設定した所定時間以上経過する場合(エア混入検知フラグが立てられた時)に、ランプ等の視覚表示手段を作動させて「フェールセーフを実行している旨」を乗員に知らせる制御プログラムである。なお、所定時間は、予め設定した一定の値であっても良いし、エンジン回転数などエンジンパラメータに応じて可変させるものであっても良い。
(フローチャートの説明)
サプライポンプ4にエアが混入した場合の制御例を、図2のフローチャートを参照して説明する。
この制御ルーチンに侵入すると(スタート)、まずレール圧センサ45などコモンレール式燃料噴射装置に故障が無く、正常作動しているか否かの判断を行う(ステップS1)。
このステップS1の判断結果がNO(異常)の場合は、この制御ルーチンを終了する(エンド)。
ステップS1の判断結果がYES(正常)の場合は、「制限手段」によって積分項が制限され、且つ実レール圧PC’が目標レール圧PCより低下しているか否かの判断を行う(ステップS2)。
このステップS2の判断結果がNOの場合は、サプライポンプ4の作動も正常であると判断してこの制御ルーチンを終了する(エンド)。
ステップS2の判断結果がYESの場合は、「制限手段」によって積分項が制限され、且つ実レール圧PC’が目標レール圧PCより低下している状態が所定時間以上継続しているか否かの判断を行う(ステップS3)。
このステップS3の判断結果がNOの場合は、まだフェールセーフの実施は必要ないと判断してこの制御ルーチンを終了する(エンド)。
ステップS3の判断結果がYESの場合は、「制限手段」によって積分項が制限され、且つ実レール圧PC’が目標レール圧PCより低下している状態が所定時間以上継続しているため、ランプ等の視覚表示手段を作動させて「フェールセーフを実行している旨」を乗員に知らせるとともに(ステップS4)、目標レール圧PCを低い値に強制的に下げてフェールセーフを実行する(ステップS5)。その後、この制御ルーチンを終了する(エンド)。
(実施例1の作動および効果)
実施例1の作動および効果を、図1のタイムチャートを参照して説明する。
(エアの混入)
サプライポンプ4を含むシステム内に燃料が充填されている運転状態においてサプライポンプ4にエアが混入すると(時t1)、目標レール圧PCに対して実レール圧PC’が大きく降下する。すると、F/B制御の積分項(I項)が上昇を開始するが、「制限手段」によって積分項がある値に制限される(時t2)。
(エア混入の解消)
サプライポンプ4のエアの混入が解消されると(時t3)、サプライポンプ4が燃料を圧送するため、実レール圧PC’が上昇する。そして、実レール圧PC’が目標レール圧PCまで昇圧した際(時t4)、従来であれば積分項の過剰上昇によりサプライポンプ4が過剰圧送を行うことでオーバーシュートが発生していたが、この実施例1では実レール圧PC’の低下中は「制限手段」によって積分項がある値に抑えられていたため、実レール圧PC’が目標レール圧PCに達した時(時t4)の吸入調量弁14の開度が抑えられることになり、時t4直後における過大なオーバーシュートが抑えられる。
即ち、サプライポンプ4にエアが混入した後、サプライポンプ4のエアの混入が解消されて実レール圧PC’が上昇する際における実レール圧PC’の異常上昇を防ぐことができる。
また、この実施例1では、サプライポンプ4にエアが混入するなどして実レール圧PC’が大きく低下した際に、乗員に警告を行うため、「サプライポンプ4にエアが混入して出力が低下する旨」の情報を乗員に的確に与えることができる。
さらに、この実施例1では、サプライポンプ4にエアが混入して実レール圧PC’が低下した際に、安全性をさらに考慮して、目標レール圧PCを一時的に下げるフェールセーフを実行するため、車両走行時にサプライポンプ4にエアが混入しても高い安全性を確保することができる。
実施例2を図5(a)を参照して説明する。
(第1の特徴)
上記の実施例1では、「乱れ強度検出手段」の一例として、目標レール圧PCと実レール圧PC’の差圧ΔPCの積分項に基づいて実レール圧PC’の乱れ強度を検出する例を示した。
これに対し、この実施例2の「乱れ強度検出手段」は、目標レール圧PCと実レール圧PC’の直接的な差圧ΔPCに基づいて実レール圧PC’の乱れを検出するものである。 具体的に、実施例2の「乱れ強度検出手段」は、図5(a)の上段に示すように、目標レール圧PCと実レール圧PC’の直接的な差圧ΔPCの変化率(ΔPC/ΔT)によって、実レール圧PC’の乱れを検出するものである。なお、乱れ強度が大きいことを検出する際の変化率は、予め設定した一定の値であっても良いし、エンジン回転数などエンジンパラメータに応じて可変させるものであっても良い。
(第2の特徴)
上記の実施例1では、「制限手段」の一例として、F/B制御手段における積分項に制限を与える例を示した。
これに対し、この実施例2の「制限手段」は、吸入調量弁14の開度に上限を設けるものである。
具体的に、実施例2の「制限手段」は、図5(a)の下段に示すように、吸入調量弁14の開度に上限を設け、吸入調量弁14の開口面積を一定の範囲内に抑えるものである。なお、吸入調量弁14の開度の上限値は、予め設定した一定の値であっても良いし、エンジン回転数などエンジンパラメータに応じて可変させるものであっても良い。
この実施例2を実施例1と組み合わせて、制御範囲を広げるようにしても良い。
実施例3を図5(b)を参照して説明する。
上記の実施例1、2は、実レール圧PC’の乱れ強度が大きい場合のみ、吸入調量弁14の制御に制限を加える例を示した。
これに対し、この実施例3は、実レール圧PC’の乱れ強度が中の場合であっても、その強度に応じた制限を吸入調量弁14に加えるものである。
実施例3は、図5(b)の上段の(1)、(2)に示すように、目標レール圧PCと実レール圧PC’の直接的な差圧ΔPCが閾値を超える場合に「乱れ強度検出手段」が乱れ強度が大きくなったことを検出して、図5(b)の下段の(1)、(2)に示すように、「制限手段」によって吸入調量弁14の開度変化率を下げるものであり、この実施例では目標レール圧PCと実レール圧PC’の直接的な差圧ΔPCが大きくなるに従い、「制限手段」によって吸入調量弁14の開度変化率を連続的あるいは段階的に下げるものである。
この実施例3を実施例1と組み合わせてF/B制御手段における積分項に上限値を設けることで、目標レール圧PCと実レール圧PC’の差圧ΔPCが大きくなった時の吸入調量弁14の開度変化率を抑えるようにしても良い。また、実施例3を実施例2と組み合わせたり、実施例3を実施例1、2の両方と組み合わせても良い。
なお、図5(c)は、実レール圧PC’の乱れ強度が小さく、「制限手段」が作動しない例を示すものである。
[変形例
記の実施例では、電動アクチュエータの一例としてリニヤソレノイド24を用いる例を示したが、圧電素子を用いたアクチュエータ、電動モータを用いたアクチュエータなど、電気的に出力を可変できるアクチュエータを用いても良い。
エアの混入と解消を繰り返す際の実レール圧の変化、および積分項の変化を示すタイムチャートである。 サプライポンプにエアが混入した場合の制御例を示すフローチャートである。 コモンレール式燃料噴射装置の概略図である。 サプライポンプの断面図である。 実レール圧の変化、および流入調量弁の開口面積の変化を示すタイムチャートである。
符号の説明
1 エンジン(内燃機関)
2 コモンレール
3 インジェクタ
4 サプライポンプ
5 ECU(フィードバック制御手段、乱れ強度検出手段、制限手段、目標修正手段、警告発生手段の機能を有する)
14 吸入調量弁(制御対象装置)
15 高圧ポンプ
21 加圧室に通じる燃料通路
22 加圧室
45 レール圧センサ(センサ)

Claims (7)

  1. (a)高圧燃料を蓄圧するコモンレールと、
    (b)このコモンレールに蓄えられた高圧燃料を噴射するインジェクタと、
    (c)燃料を吸引して加圧する加圧室を有し、加圧した高圧燃料を前記コモンレールに供給する高圧ポンプを備えたサプライポンプと、
    (d)前記加圧室が燃料を吸引する燃料通路に設けられ、開度を変化させることによって前記コモンレールに蓄圧される実レール圧をコントロールする吸入調量弁と、
    (e)前記コモンレールに蓄圧された実レール圧を検出するレール圧センサと、
    (f)このレール圧センサによって検出された実レール圧が目標レール圧に収束するように前記吸入調量弁の開度をフィードバック制御するフィードバック制御手段と、
    (g)前記レール圧センサによって検出された実レール圧の乱れ強度を検出する乱れ強度検出手段と、
    (h)この乱れ強度検出手段の検出する乱れ強度が大きい場合に前記吸入調量弁の開度上昇を抑える制限手段と、
    (i)この制限手段が前記吸入調量弁の開度上昇を抑える場合に、目標レール圧を低い値に修正する目標修正手段と、
    を具備するコモンレール式燃料噴射装置。
  2. 請求項1に記載のコモンレール式燃料噴射装置において、
    前記乱れ強度検出手段は、目標レール圧と実レール圧の差圧の積分項に基づいて実レール圧の乱れ強度を検出することを特徴とするコモンレール式燃料噴射装置。
  3. 請求項1に記載のコモンレール式燃料噴射装置において、
    前記乱れ強度検出手段は、目標レール圧と実レール圧の直接的な差圧に基づいて実レール圧の乱れ強度を検出することを特徴とするコモンレール式燃料噴射装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のコモンレール式燃料噴射装置において、
    前記制限手段は、前記フィードバック制御手段で算出される積分項に上限を設けることで、前記吸入調量弁の開度上昇を抑えることを特徴とするコモンレール式燃料噴射装置。
  5. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のコモンレール式燃料噴射装置において、
    前記制限手段は、前記吸入調量弁の開度に上限を設けることで、前記吸入調量弁の開度上昇を抑えることを特徴とするコモンレール式燃料噴射装置。
  6. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のコモンレール式燃料噴射装置において、
    前記制限手段は、前記吸入調量弁の開度変化率を下げることで、前記吸入調量弁の開度上昇を抑えることを特徴とするコモンレール式燃料噴射装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載のコモンレール式燃料噴射装置において、
    このコモンレール式燃料噴射装置は、前記制限手段が前記吸入調量弁の開度上昇を抑える場合に、車両の乗員に警告を与える警告発生手段を備えることを特徴とするコモンレール式燃料噴射装置
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