JP2006090176A - インジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ニードル先端のシート径Dnsが経時変化等によって変化すると、電磁弁をONしてから噴射が開始されるまでの噴射開始遅れ時間Tdsが変動し、噴射精度が劣化する。
【解決手段】 排出通路32の制御室内流出口51をコマンドピストン35に近い側で開口させるため、電磁弁がONされて排出通路32が開かれると、制御室33内はコマンドピストン35に近い側から圧力が低下を開始する。これによって、ピストン受圧圧力Pccが素早く低下するため、シート径Dns等にバラツキが生じて開弁圧力Popnが変動しても、噴射開始遅れ時間Tdsの変動を小さく抑えることができ、噴射量および噴射時期の変動を抑えることができる。また、インジェクタ3の閉弁時はコマンドピストン35に近い側が素早く圧力上昇するため、ニードル36の下降速度を速めることができ、噴射終りのキレを高め、排気の悪化を抑えることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、高圧燃料を噴射するインジェクタに関する。
近年、排気ガスの規制強化に伴い、燃料の噴射時に要求される噴射精度が格段に高くなっている。具体的な例を示すと、近年のディーゼルエンジンは、排気ガスの規制強化に伴って、パイロット噴射や、多段噴射などの要求が高まっており、各噴射の噴射精度を高める要求がある。
しかし、インジェクタの製造バラツキや、経時変化によって噴射量や噴射時期が変化する可能性があり、高い噴射精度を長期に亘って維持する技術の開発が望まれている。
製造バラツキや経時変化によってインジェクタの噴射精度が劣化する具体例を説明する。
まず、図5を参照して従来のインジェクタ3の概略構成を説明する(例えば、特許文献1参照)。
インジェクタ3は、ハウジング38内に摺動自在に支持されたコマンドピストン35と、ハウジング38とコマンドピストン35に囲まれる制御室33と、この制御室33に高圧燃料を供給する流入通路31と、制御室33に蓄圧された高圧燃料を低圧側に排出する排出通路32と、この排出通路32をバルブ34によって開閉する電磁弁(電動弁の一例)と、ハウジング38内に摺動自在に支持されたニードル36と、このニードル36の周囲に設けられ、高圧燃料が供給されてニードル36に開弁方向の付勢力を生じさせるノズル室44とを備える。
そして、図2(a)に示すように、インジェクタ3の開弁時は、電磁弁がONしてバルブ34が排出通路32を開いて、ピストン受圧圧力Pcc(制御室33からコマンドピストン35が軸方向に受ける圧力)が、開弁前の燃料供給圧Pcから開弁圧力Popnに低下すると、ニードル先端の円錐弁36aがハウジング38に形成された弁座45から離座して噴孔46から高圧燃料を噴射する。
このように、電磁弁がONしてから、ピストン受圧圧力Pccが開弁圧力Popnに低下するまでに、ある程度の時間(以下、噴射開始遅れ時間Tds)が必要となる。
即ち、コマンドピストン35は、ピストン受圧圧力Pccにより下向き(閉弁方向)の付勢力を受け、ニードル36は、ニードル受圧圧力Pc(ノズル室44からニードル36が軸方向に受ける圧力)により上向き(開弁方向)の付勢力を受けるものであり、閉弁しているインジェクタ3を開弁させるには、ニードル受圧圧力Pcからピストン受圧圧力Pccを差し引いた開弁差圧dP0(Pc−Pcc)が必要となる。
ニードル受圧圧力Pcは、燃料供給圧Pcと略同じであるため、閉弁しているインジェクタ3を開弁させるには、ニードル受圧圧力Pcからピストン受圧圧力Pccを差し引いた値が開弁差圧dP0以上となるように、ピストン受圧圧力Pccを開弁圧力Popnより下げる必要がある。
ここで、ニードル36を下方に付勢するスプリングのセット荷重を無視して説明すると、コマンドピストン35の下向きの力は、ピストン受圧圧力Pccとコマンドピストン35の下向き受圧面積Sccの積(Pcc×Scc)により決定され、ニードル36の上向きの力は、ニードル受圧圧力Pcとニードル36の上向き受圧面積Snsの積(Pcc×Sns)により決定される。
このため、着座シート47のシート径Dnsに製造上のバラツキが生じたり、あるいは経時変化によってシート径Dnsが変化すると、上向き受圧面積Snsが変動することになるため、ニードル36の上向きの付勢力が変動することになる。
そこで、閉弁しているインジェクタ3を開弁させるには、下向きの力の大きさを変える必要が生じる。即ち、図2(a)に示すように、開弁圧力Popnが異なった開弁圧力Popn’に変動することになる。
開弁圧力Popnが異なる開弁圧力Popn’に変動すると、図3(a)に示すように、噴射開始遅れ時間Tdsが異なる噴射開始遅れ時間Tds’に変動してしまう。
即ち、着座シート47のシート径Dnsに製造上のバラツキが生じたり、経時変化によってシート径Dnsが変化すると、噴射開始遅れ時間Tdsが異なった噴射開始遅れ時間Tds’に変動することになり、運転状態に応じて算出された目標噴射量Q0および目標噴射時期T0が得られなくなってしまい、高い噴射精度が得られない。
なお、開弁しているインジェクタ3を閉弁させる時は、図6(a)に示すように、ニードル先端の円錐弁36aは弁座45から離座しているため、閉弁の精度は着座シート47のシート径Dnsに依存しない。即ち、閉弁時期は、シート径Dnsの製造バラツキや経時変化の影響を受けない。
特開2003−97378号公報
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、噴射応答性が高く、且つ製造バラツキや経時変化が生じても高い噴射精度を得ることのできるインジェクタの提供にある。
〔請求項1の手段〕
請求項1の手段を採用するインジェクタの制御室内流出口は、コマンドピストンが移動しても塞がれない位置で、且つコマンドピストンに近い側で開口するものである。
このように、制御室内流出口がコマンドピストンに近い側で開口するため、電動弁が排出通路を開くと、制御室内の圧力はコマンドピストンに近い側から低下する。これによって、コマンドピストンにおける受圧面の圧力であるピストン受圧圧力Pccが素早く低下することになり{図2(b)参照}、ピストン受圧圧力Pccが短時間で開弁圧力Popnに低下する。
即ち、電動弁が排出通路を開いてから、短時間でピストン受圧圧力Pccが開弁圧力Popnに低下するため、噴射開始の応答性を高めることができる。
また、ピストン受圧圧力Pccが素早く低下することにより、ニードルの上昇速度を速めることができ、これによっても噴射開始時の応答性を高めることができる。
さらに、電動弁が排出通路を開くと、ピストン受圧圧力Pccが素早く低下するため{図2(b)参照}、シート径Dns等に製造バラツキや経時変化が生じて開弁圧力Popnが変動しても、噴射開始遅れ時間Tdsの変動を小さく抑えることができる。
即ち、シート径Dns等に製造バラツキや経時変化が生じても、噴射開始遅れ時間Tdsの変動を小さく抑えることができる。この結果、噴射量および噴射時期の変動を抑えることができ、高い噴射精度を得ることができる。
〔請求項2の手段〕
請求項2の手段を採用するインジェクタの制御室内流出口は、コマンドピストンの移動方向における制御室の長さの中心よりも、コマンドピストンに近い側で開口するものである。
即ち、制御室内流出口がコマンドピストンに近い側で開口するものであるため、上述した請求項1の手段の作用と効果を得ることができる。
〔請求項3の手段〕
請求項3の手段を採用するインジェクタは、プレートの壁面に窪み部を設けて制御室とし、窪み部の側壁に制御室内流出口が開口するものである。
〔請求項4の手段〕
請求項4の手段を採用するインジェクタの制御室内流入口は、制御室内流出口に比してコマンドピストンより遠い側で開口するものである。
電動弁が排出通路を閉じた場合、燃料の流れは電動弁で閉じられた部位から停止し、燃料の弾性により、流れの上流側ほど流れが停止するのに時間がかかる。
このため、電動弁が排出通路を閉じた場合における制御室内の燃料の流れは、微細な時間的に説明すると、電動弁の閉弁位置に近い制御室内流出口から流れが停止し、燃料の弾性により、流れの上流側の制御室内流入口では流れが停止するのに時間がかかる。
素早く流れが停止することは素早く圧力が上昇することと同じであり、流れが停止するのに時間がかかることは、圧力が上昇するのに時間がかかることと同じである。
そして、請求項4の手段は、制御室内流出口がコマンドピストンに近い側で開口して、制御室内流入口が制御室内流出口に比してコマンドピストンより遠い側で開口するものであるため、制御室内においてコマンドピストンに近い側が素早く圧力上昇することになる。
即ち、開弁状態からインジェクタが閉弁する際は、ピストン受圧圧力Pccが素早く上昇する。これによって、ニードルの閉弁側への移動速度を速めることができ、迅速な噴射終りの実現により、インジェクタの噴射をキレ良く止めることができる。このように、インジェクタの噴射終りのキレを高めることができるため、噴射終りにおける噴射飛散による排気の悪化を抑えることが可能になる。
〔請求項5の手段〕
請求項5の手段を採用するインジェクタの制御室内流入口は、コマンドピストンの移動方向における制御室の長さの中心よりも、コマンドピストンより遠い側で開口するものである。
即ち、制御室内流出口がコマンドピストンに近い側で開口し、制御室内流入口がコマンドピストンより遠い側で開口するものであるため、上述した請求項4の手段の作用と効果を得ることができる。
〔請求項6の手段〕
請求項6の手段を採用するインジェクタは、プレートの壁面に窪み部を設けて制御室とし、窪み部の側壁に制御室内流入口が開口するものである。
最良の形態1のインジェクタは、エンジン等の固定部材に固定されるハウジングと、このハウジング内に摺動自在に支持されたコマンドピストンと、ハウジングとコマンドピストンに囲まれる制御室と、この制御室に高圧燃料を供給する流入通路と、制御室に蓄圧された高圧燃料を低圧側に排出する排出通路と、この排出通路を開閉する電動弁と、ハウジング内に摺動自在に支持されたニードルと、このニードルの周囲に設けられ、高圧燃料が供給されてニードルに開弁方向の付勢力を生じさせるノズル室とを備える。
このインジェクタは、コマンドピストンが制御室から受圧するピストン受圧圧力Pccが開弁圧力Popnに低下すると、ニードルの先端が、ハウジングに形成された弁座から離座して噴孔から高圧燃料を噴射する。
さらに、制御室内で開口する排出通路の制御室内流出口は、コマンドピストンが移動しても塞がれない位置で、且つコマンドピストンに近い側で開口するものである。
本発明が適用されたインジェクタを搭載するコモンレール式燃料噴射装置を図1〜図4を参照して説明する。
(コモンレール式燃料噴射装置の基本構成)
コモンレール式燃料噴射装置の構成を図4を参照して説明する。
コモンレール式燃料噴射装置は、例えばディーゼルエンジン(以下、エンジン)1に燃料噴射を行うシステムであり、コモンレール2、インジェクタ3、サプライポンプ4、ECU5(エンジン・コントロール・ユニットの略:インジェクタ3等を制御する制御装置)等から構成される。
エンジン1は、吸入・圧縮・爆発・排気の各工程を連続して行う気筒を複数備えたものであり、図4では一例として4気筒エンジンを例に示すが、他の気筒数のエンジンであっても良い。
コモンレール2は、インジェクタ3に供給する高圧燃料を蓄圧する蓄圧容器であり、高圧に加圧されたコモンレール圧(インジェクタ3への燃料供給圧に相当する)Pcが蓄圧されるように燃料配管(高圧燃料流路)6を介して高圧燃料を圧送するサプライポンプ4の吐出口と接続されている。
なお、インジェクタ3からのリーク燃料は、リーク配管(燃料還流路)7を経て燃料タンク8に戻される。
また、コモンレール2から燃料タンク8へのリリーフ配管(燃料還流路)9には、プレッシャリミッタ11が取り付けられている。このプレッシャリミッタ11は圧力安全弁であり、コモンレール2内の燃料圧が限界設定圧を超えた際に開弁して、コモンレール2の燃料圧を限界設定圧以下に抑える。
インジェクタ3は、エンジン1の各気筒毎に搭載されて燃料を各気筒内に噴射供給するものであり、コモンレール2より分岐する複数の高圧燃料配管10の下流端に接続されて、コモンレール2に蓄圧された高圧燃料を各気筒に噴射供給する。なお、インジェクタ3の詳細は後述する。
サプライポンプ4は、コモンレール2へ高圧燃料を圧送する燃料ポンプであり、燃料タンク8内の燃料をサプライポンプ4へ吸引するフィードポンプと、このフィードポンプによって吸い上げられた燃料を高圧に圧縮してコモンレール2へ圧送する高圧ポンプとを搭載しており、フィードポンプおよび高圧ポンプは共通のカムシャフト12によって駆動される。なお、このカムシャフト12は、エンジン1のクランク軸13等によって回転駆動されるものである。
また、サプライポンプ4には、高圧ポンプに吸引される燃料の量を調整するSCV(ポンプ制御弁)14が搭載されており、このSCV14がECU5によって調整されることにより、コモンレール圧Pcが調整されるようになっている。
ECU5には、制御処理、演算処理を行うCPU、各種プログラムおよびデータを保存する記憶装置(ROM、スタンバイRAMまたはEEPROM、RAM等のメモリ)、入力回路、出力回路、電源回路、インジェクタ駆動回路およびポンプ駆動回路等の機能を含んで構成されている周知構造のマイクロコンピュータが設けられている。そして、ECU5に読み込まれたセンサ類の信号(エンジンパラメータ:乗員の運転状態、エンジン1の運転状態等に応じた信号)に基づいて各種の演算処理を行うようになっている。
なお、ECU5に接続されるセンサ類には、アクセル開度を検出するアクセルセンサ21、エンジン回転数を検出する回転数センサ22、エンジン1の冷却水温度を検出する水温センサ23、コモンレール圧Pcを検出するコモンレール圧センサ24、およびその他のセンサ類25がある。
ECU5は、インジェクタ3の駆動制御のプログラムとして、目標噴射量算出手段5aと、目標噴射時期算出手段5bとを備える。
ECU5は、SCV14の駆動制御のプログラム(サプライポンプ4の吐出圧制御のプログラム)として、目標圧力算出手段5cを備える。
目標噴射量算出手段5aは、現運転状態に応じた目標噴射量Q0を求め、その目標噴射量Q0を得るための指令インジェクタ駆動時間を求め、この指令インジェクタ駆動時間に亘って噴射を実行させる噴射継続信号(具体的には噴射信号のONの継続期間:インジェクタ駆動期間)を発生させる制御プログラムである。
目標噴射時期算出手段5bは、現運転状態に応じた理想の着火時期(期待される目標着火時期)で着火を開始するための目標噴射時期T0を求め、この目標噴射時期T0に噴射を開始させるための噴射指令タイミングを求めるものであり、この噴射指令タイミングにおいてインジェクタ駆動回路に噴射開始信号(具体的には噴射信号のON)を発生させる制御プログラムである。
目標圧力算出手段5cは、現運転状態に応じた目標レール圧Pc0(コモンレール供給圧)を求め、コモンレール圧センサ24で読み取られる検出レール圧Pciが目標レール圧Pc0となるSCV開度を算出し、そのSCV開度がSCV14で得られるようにSCV駆動回路に開弁信号(例えば、PWM信号)を発生させる制御プログラムである。
(インジェクタ3の構成)
インジェクタ3の基本構造を図1を参照して説明する。
インジェクタ3は、コモンレール2から供給される高圧燃料をエンジン1の気筒内に噴射するものであり、コモンレール圧Pcが流入通路31(流れ通路にインオリフィスが設けられた燃料通路)を介して与えられるとともに、排出通路32(流れ通路にアウトオリフィスが設けられた燃料通路)を介して排圧される制御室33を具備し、排出通路32を電磁弁(電動弁の一例:電磁弁の主要部は図示しない)のバルブ34によって開閉して、コマンドピストン35の上端面に与えられるピストン受圧圧力Pccが開弁圧力Popnに低下するとニードル36が上昇して燃料を噴射するノズル37を有する。
インジェクタ3のハウジング38(例えば、ノズルホルダ)には、コマンドピストン35を上下方向(ニードル36の開閉弁方向)に摺動自在に支持するシリンダ41、コモンレール2から高圧燃料配管10を介して供給された高圧燃料をノズル37側および流入通路31側へ導く高圧燃料通路42、およびリーク燃料を低圧側のリーク配管7へ導く排圧燃料通路(図示しない)等が形成されている。
コマンドピストン35は、ハウジング38(例えば、ノズルホルダ)内に形成されたシリンダ41に挿入され、プレッシャピン(図示しない)等を介してニードル36に連接されている。このプレッシャピンは、コマンドピストン35とニードル36との間に介在され、プレッシャピンの周囲には、ニードル36を下方(閉弁方向)へ付勢するスプリング(図示しない)が配置されている。
制御室33は、シリンダ41の上部に形成され、ハウジング38とコマンドピストン35に囲まれて形成される容積室であり、コマンドピストン35の上下移動に応じて容積が変化する。なお、コマンドピストン35の上端面は、制御室33から下向きの荷重を受ける面であり、その面積は下向き受圧面積Sccに相当する。
具体的にこの実施例1では、ハウジング上部のプレート40(例えば、オリフィスプレート等)の壁面(下面)に、シリンダ41と連通する窪み部40aを形成し、その窪み部40aの内部を制御室33としたものである。
流入通路31は、高圧燃料通路42から供給される燃料を制御室33に供給するための燃料通路であり、流入通路31の途中には、高圧燃料通路42から供給される高圧燃料を絞るインオリフィスが設けられている。
排出通路32は、制御室33内の燃料を低圧側の排圧燃料通路へ排出するための燃料通路であり、排出通路32の途中には、制御室33から低圧側へ排出される燃料を絞るアウトオリフィスが設けられている。
電磁弁は、通電(ON)されると電磁力を発生するソレノイド(図示しない)と、このソレノイドの発生する電磁力によって上方(開弁方向)へ吸引されるバルブ34と、バルブ34を下方(閉弁方向)へ付勢するリターンスプリング(図示しない)とを備える。
バルブ34の下端は、排出通路32(具体的には、排出通路32の低圧側の出口開口)を開閉するボール弁(図示しない)を備えるものであり、ソレノイドがOFFの状態では、リターンスプリングの付勢力によってバルブ34が下方に押し付けられ、ボール弁が排出通路32を塞ぐ。ソレノイドがONの状態では、リターンスプリングの付勢力に抗してバルブ34が上方に移動し、ボール弁が着座面から上方へリフトして排出通路32が開かれる。
インジェクタ3のハウジング38(例えば、ノズルボディ)には、ニードル36を上下方向(開閉方向)へ摺動自在に支持する摺動孔43と、高圧燃料通路42に連通しており、ニードル36の外周に環状に設けられたノズル室44と、ニードル36が閉弁時に着座する円錐状の弁座45と、高圧燃料を噴射するための複数の噴孔46とが形成されている。この噴孔46は、ニードル36と弁座45とが着座時に当接する着座シート47のシート径Dnsの内側に穿設されている。
ニードル36においてノズル室44に露出する面の軸方向面は、ノズル室44に供給されるコモンレール圧Pcを軸方向に受ける面であり、その軸方向面積(ノズル室44に露出する上向き面積と下向き面積の差による上向き面積)がニードルの上向き受圧面積Snsに相当する。
ニードル36の下端には、弁座45に着座および離座して噴孔46を開閉する円錐弁36aが設けられている。この円錐弁36aは、上側の円錐台部と下側の円錐先端部とから構成され、その境界部に着座シート47が形成される。円錐台部の広がり角度は、弁座45の広がり角度より小さいものであり、円錐先端部の広がり角度は、弁座45の広がり角度より大きいものである。
つまり、円錐弁36aが弁座45に着座する際は、円錐弁36aの着座シート47が弁座45に当接してノズル室44と噴孔46との連通を遮断するものである。
(インジェクタ3の作動)
次に、インジェクタ3の作動原理を説明する。
ECU5より電磁弁に噴射パルスが与えられると(電磁弁のON)、ソレノイドがバルブ34を吸引する。バルブ34がリフトアップを開始すると、排出通路32が開いて、流入通路31で減圧された制御室33の圧力が低下を開始する。
ピストン受圧圧力Pccが開弁圧力Popn以下に低下すると、ニードル36が上昇を開始する。ニードル36が弁座45から離座すると、ノズル室44と噴孔46とが連通し、ノズル室44に供給された高圧燃料が噴孔46から噴射する(電磁弁のONから噴射開始までの時間を噴射開始遅れ時間Tdsと称す)。
ニードル36の上昇に従い、噴射率が上昇する(噴射率の上昇を上昇噴射率Qupと称す)。この上昇噴射率Qupが最大噴射率Qmaxに到達する場合は、それ以上噴射率は上昇しない(図3参照)。
ECU5より電磁弁に与えられている噴射パルスが停止すると(電磁弁のOFF)、ソレノイドがバルブ34の吸引を停止して、そのバルブ34がリフトダウンを開始する。そして、バルブ34が排出通路32を閉じると、制御室33の圧力が上昇を開始する。ピストン受圧圧力Pccが閉弁圧以上まで上昇すると、ニードル36が下降を開始する(噴射率の下降を下降噴射率Qdnと称す)。
ニードル36が下降して、ニードル36が弁座45に着座すると、ノズル室44と噴孔46の連通が遮断されて、噴孔46からの燃料噴射が停止する。
以上で説明したように、上昇噴射率Qupが最大噴射率Qmaxに到達しない場合(例えば小噴射時)では、時間軸と噴射率(上昇噴射率Qupと下降噴射率Qdn)によって略三角形の図形が描かれる。また、上昇噴射率Qupが最大噴射率Qmaxに到達する場合(例えば大噴射時)では、時間軸と噴射率(上昇噴射率Qupと最大噴射率Qmaxと下降噴射率Qdn)によって略台形の図形が描かれる(図3参照)。
(第1の特徴)
実施例1における第1の特徴を図1を参照して説明する。
排出通路32の制御室33側の開口である制御室内流出口51は、コマンドピストン35が移動してもコマンドピストン35によって塞がれない位置で、且つコマンドピストン35に近い側で開口する。
具体的に制御室内流出口51は、プレート40に設けられた窪み部40aの側壁に開口するものであり、制御室33の上下方向(コマンドピストン35の移動方向)の長さの中心よりも、コマンドピストン35に近い側で制御室内流出口51が開口する。この制御室内流出口51の開口位置は、コマンドピストン35の上端面(受圧面)に近いほど好ましい。
また、制御室内流出口51からハウジング38内に向かう部分(制御室内流出口51の近傍)の排出通路32の通路中心は、制御室内流出口51が形成された部分の制御室33の内壁面(即ち、制御室内流出口51の開口周囲の壁面)33aに対し直交するように設けられるものであるが、直交しないものであっても良い。
制御室内流出口51がコマンドピストン35に近い側で開口することで、次の効果を得ることができる。
電磁弁がONされて排出通路32が開かれると、制御室内流出口51がコマンドピストン35に近い側で開口しているため、制御室33内はコマンドピストン35に近い側から圧力低下を開始する。すると、コマンドピストン35の上端面に加わる圧力、即ちピストン受圧圧力Pccが素早く低下することになる。
これによって、図2(b)に示すように、ピストン受圧圧力Pccが短時間で開弁圧力Popnに低下することになり、噴射開始遅れ時間Tdsを従来よりも短縮でき、インジェクタ3の噴射開始の応答性を高めることができる。
また、ピストン受圧圧力Pccが素早く低下することにより、ニードル36の上昇速度を速めることができる。この結果、図3(b)に示すように、上昇噴射率Qupの上昇傾きを従来よりも急激にでき、インジェクタ3の噴射開始時の応答性を高めることができる。
さらに、電磁弁がONされて排出通路32が開かれると、ピストン受圧圧力Pccが素早く低下するため、図2(b)に示すように、シート径Dns等に製造バラツキや経時変化が生じて開弁圧力Popnが開弁圧力Popn’のように大きく変動しても、噴射開始遅れ時間Tdsの変動を小さく抑えることができる。
即ち、シート径Dns等に製造バラツキや経時変化が生じても、噴射開始遅れ時間Tdsの変動を小さく抑えることができる。この結果、目標噴射量Q0と実噴射量Qiの誤差、および目標噴射時期T0と実噴射時期Tiの誤差を抑えることができ、高い噴射精度を得ることができる。
(第2の特徴)
実施例1における第2の特徴を説明する。
流入通路31の制御室33側の開口である制御室内流入口52は、コマンドピストン35が移動してもコマンドピストン35によって塞がれない位置で、且つ制御室内流出口51に比してコマンドピストン35より遠い側で開口する。
具体的に制御室内流入口52は、制御室内流出口51と同様、プレート40に設けられた窪み部40aの側壁に開口するものであり、制御室33の上下方向(コマンドピストン35の移動方向)の長さの中心よりもコマンドピストン35から離れた側で制御室内流入口52が開口する。なお、制御室内流入口52の開口位置は、コマンドピストン35の上端面(受圧面)から上下方向に遠いほど好ましい。
また、制御室内流入口52からハウジング38内に向かう部分(制御室内流入口52の近傍)の流入通路31の通路中心は、制御室内流入口52が形成された部分の制御室33の内壁面(即ち、制御室内流入口52の開口周囲の壁面)33bに対し直交して設けられるものであるが、直交しないものであっても良い。
ここで、第1の特徴で述べたように、制御室内流出口51はコマンドピストン35に近い側で開口するものであるため、第2の特徴は、制御室内流出口51がコマンドピストン35に近い側で開口し、且つ制御室内流入口52が制御室内流出口51に比してコマンドピストン35より遠い側で開口するものである。このように設けられることで、次の効果を得ることができる。
電磁弁がOFFされて排出通路32が閉じられると、燃料の流れは電磁弁で閉じられた部位から停止し、燃料の弾性により、流れの上流側ほど流れが停止するのに時間がかかる。
このため、制御室33内の燃料の流れは、微細な時間的に説明すると、電磁弁の閉弁位置に近い制御室内流出口51から流れが停止し、燃料の弾性により、流れの上流側の制御室内流入口52では流れが停止するのに時間がかかる。
素早く流れが停止することは素早く圧力が上昇することと同じであり、流れが停止するのに時間がかかることは、圧力が上昇するのに時間がかかることと同じである。
ここで、上述したように、制御室内流出口51がコマンドピストン35に近い側で開口し、制御室内流入口52が制御室内流出口51に比してコマンドピストン35より遠い側で開口するものであるため、制御室33内においてコマンドピストン35に近い側から圧力が上昇することになる。
これによって、インジェクタ3の噴射状態からインジェクタ3が閉弁する際は、ピストン受圧圧力Pccが素早く上昇する。この結果、ニードル36の下降速度を速めることができ、図3(b)に示すように、下降噴射率Qdnの下降傾きを急激にできる。即ち、迅速な噴射終りの実現によって、インジェクタ3の噴射をキレ良く止めることができる。
このように、インジェクタ3の噴射終りのキレを高めることができるため、噴射終りにおける噴射飛散による排気の悪化(例えば、HC、PM等の有害物質)を抑えることが可能になる。
[変形例]
上記の実施例では、電動弁の一例としてソレノイドの吸引力でバルブ34を駆動する電磁弁を示したが、ピエゾアクチュエータの作動でバルブ34を駆動させるなど、通電によってバルブ34を駆動する他の電気的アクチュエータを用いた電動弁を用いても良い。
上記の実施例では、本発明をコモンレール式燃料噴射装置に適用した例を示したが、コモンレールを用いない燃料噴射装置に本発明を適用しても良い。つまり、ディーゼルエンジン以外の例えばガソリンエンジン等に用いられる燃料噴射装置に本発明を適用しても良い。
モデル化したインジェクタの説明図である(実施例1)。 電磁弁の開弁後におけるピストン受圧圧力の変化を示す特性図である(従来例と実施例1)。 噴射率の変化を示す説明図である(従来例と実施例1)。 コモンレール式燃料噴射装置の概略図である。 モデル化したインジェクタの説明図である(従来例)。 モデル化したインジェクタの作動説明図である(従来例)。
符号の説明
1 エンジン
3 インジェクタ
31 流入通路
32 排出通路
33 制御室
34 バルブ(電磁弁において排出通路を開閉する部材)
35 コマンドピストン
36 ニードル
37 ノズル
38 ハウジング
40 プレート
40a 窪み部
44 ノズル室
45 弁座
46 噴孔
51 制御室内流出口
52 制御室内流入口

Claims (6)

  1. エンジン等の固定部材に固定されるハウジングと、
    このハウジング内に摺動自在に支持されたコマンドピストンと、
    前記ハウジングと前記コマンドピストンに囲まれる制御室と、
    この制御室に高圧燃料を供給する流入通路と、
    前記制御室に蓄圧された高圧燃料を低圧側に排出する排出通路と、
    この排出通路を開閉する電動弁と、
    前記ハウジング内に摺動自在に支持されたニードルと、
    このニードルの周囲に設けられ、高圧燃料が供給されて前記ニードルに開弁方向の付勢力を生じさせるノズル室とを備え、
    前記コマンドピストンが前記制御室から受圧するピストン受圧圧力Pccが開弁圧力Popnに低下すると前記ニードルの先端が、前記ハウジングに形成された弁座から離座して噴孔から高圧燃料を噴射するインジェクタであって、
    前記制御室内で開口する前記排出通路の制御室内流出口は、
    前記コマンドピストンが移動しても塞がれない位置で、且つ前記コマンドピストンに近い側で開口することを特徴とするインジェクタ。
  2. 請求項1に記載のインジェクタにおいて、
    前記制御室内流出口は、前記コマンドピストンの移動方向における前記制御室の長さの中心よりも、前記コマンドピストンに近い側で開口することを特徴とするインジェクタ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のインジェクタにおいて、
    プレートの壁面に窪み部を設けて前記制御室とし、前記窪み部の側壁に前記制御室内流出口が開口することを特徴とするインジェクタ。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のインジェクタにおいて、
    前記制御室内で開口する前記流入通路の制御室内流入口は、前記制御室内流出口に比して前記コマンドピストンより遠い側で開口することを特徴とするインジェクタ。
  5. 請求項4に記載のインジェクタにおいて、
    前記制御室内流入口は、前記コマンドピストンの移動方向における前記制御室の長さの中心よりも、前記コマンドピストンより遠い側で開口することを特徴とするインジェクタ。
  6. 請求項4または請求項5に記載のインジェクタにおいて、
    プレートの壁面に窪み部を設けて前記制御室とし、前記窪み部の側壁に前記制御室内流入口が開口することを特徴とするインジェクタ。
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