JP4423339B2 - ステッピングモータ制御装置およびステッピングモータの駆動制御方法 - Google Patents

ステッピングモータ制御装置およびステッピングモータの駆動制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、アナログ指針式メータの指針の駆動などに用いられるステッピングモータの駆動制御技術に関し、特に、脱調を防止する技術に関する。
従来、車両のスピードメータなどにおいて、指針をステッピングモータで回動させるアナログ式のメータ装置が周知である。
このメータ装置は、センサからの入力に基づいて指針の指示角度を演算して、この指示角度を出力する演算制御部と、指示角度を得るのに必要な駆動軸の回動角度である目標回動角度を演算し、この目標回動角度に基づいてステッピングモータを駆動させるモータ駆動制御装置と、を備えたステッピングモータ制御装置を備えている。
このようなステッピングモータ制御装置では、実際の指針の指示角度と、ステッピングモータ制御装置の制御上の指示角度と、の間にずれが生じる脱調が問題となる。
この脱調の原因の1つに、駆動軸の回動変化量が大きすぎる場合、駆動軸の慣性力による影響が大きくなり、駆動軸と指示角度とに差が生じて同期できなくなる場合がある。
そこで、このような回動量が過大な場合の脱調を防止するステッピングモータ制御装置として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。
この従来のステッピングモータ制御装置は、1回の制御周期における駆動軸の回動角度に制限値を設定し、1回の制御周期中に、制限値を越えた角度の回動が行われるのを禁止することで、上述の駆動軸の回動変化量が過大であることを原因とする脱調を防止している。
特開2004−328807号公報
しかしながら、上述の従来技術では、駆動軸の目標回動角度が制限値を大きく越えている場合、以下に述べる問題が生じる。
これを、図6には、制御周期SS1,SS2,SS3,SS4において、それぞれ指針の指示角度として、0°、10°、5°、40°が与えられた場合を示している。
この例において、例えば、制限値が10°であるとすると、指針の指示角度5°から40°に変化している制御周期SS4では、必要な回動変化量が35°であり、制限値を越えている。この場合、制御周期SS4,SS5,SS6では、指針を制限値である10°回動させる出力を行った後、最後の制御周期SS7で、差分の5°を回動させる出力を行う。
このように、従来技術では、制限値を越えて回動させる場合に、制限値による回動+差分の回動としていたため、駆動軸の回動変化量が一定ではなく、指針の回動が円滑になされていなかった。
しかも、通常、制限値は、応答性を考慮して脱調が生じない値の上限値に設定されており、必要な回動変化量が制限値よりも大きい場合、常に、制限値の回動を繰り返すため、制限値よりも小さな駆動と比較して、脱調防止の観点からは好ましいものではない。
本発明は、上述のような従来の問題に着目して成されたもので、駆動軸を常に一定の変化量で回動させて、駆動軸の円滑な回動を達成可能とするとともに、制限値に達する出力機会を減らして、脱調防止性能の向上を図ることが可能なステッピングモータ制御装置およびその駆動制御方法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため請求項1に記載の本発明は、センサから送られるデータに対応してステッピングモータの駆動軸の目標回動角度を演算する目標回動角度演算処理と、前記ステッピングモータの駆動軸の現在の回動角度と前記目標回動角度との差である目標回動変化量を演算する目標回動変化量演算処理と、前記目標回動変化量を前記ステッピングモータの脱調が生じるおそれのない変化量の上限値未満にあらかじめ設定された制限値で割った商および余りを用い、前記制限値を超えない範囲で前記目標回動変化量を最小等分する分割目標回動量を求める分割目標回動量演算処理と、を実行し、かつ、1制御周期あたりの回動量を前記分割目標回動量として前記ステッピングモータを駆動させる制御装置を備えていることを特徴とするステッピングモータ制御装置とした。
また、請求項2に記載の発明は、センサから送られるデータに対応して、ステッピングモータの駆動軸の目標回動角度を演算する目標回動角度演算ステップと、前記駆動軸の現在の回動角度と前記目標回動角度との差である目標回動変化量を演算する目標回動変化量演算ステップと、前記目標回動変化量を前記ステッピングモータの脱調が生じるおそれのない変化量の上限値未満にあらかじめ設定された制限値で割った商および余りを用い、前記制限値を超えない範囲で前記目標回動変化量を最小等分する分割目標回動量を求める分割目標回動量演算ステップと、1制御周期あたりの回動量を前記分割目標回動量として前記ステッピングモータを駆動させる駆動ステップと、を備えていることを特徴とするステッピングモータの駆動制御方法とした。
本発明のステッピングモータ制御装置では、駆動軸を現在の回動角度から目標回動角度へ回動させる場合に、両角度の差である目標回動変化量を演算し、これを脱調回動限界を超えない範囲の分割目標回動量で等分割し、1制御周期あたりの回動量を前記分割目標回動量として前記ステッピングモータを駆動させる。
したがって、駆動軸は、現在の回動角度から目標回動角度に向けて、分割目標回動量により一定の回動変化量で回動し、回動が円滑に成される。
しかも、1制御周期における回動量である分割目標回動量は、脱調回動限界を超えない値で回動されるため、常に脱調回動限界で回動させるものと比較して、脱調回動限界の回動頻度が大幅に低下し、脱調防止性能を向上させることができる。
請求項2に記載の発明では、駆動軸の現在の回動角度と目標回動角度との差である目標回動変化量を演算し、1制御周期あたりの回動量を分割目標回動量としてステッピングモータを駆動させる
したがって、駆動軸は、現在の回動角度から目標回動角度に達するまで、1制御周期あたりの回動量が一定に回動し、回動が円滑に成される。
しかも、1制御周期における回動量である分割目標回動量は、脱調回動限界を超えない値であるため、常に脱調回動限界で回動させるものと比較して、脱調回動限界での回動頻度が大幅に低下し、脱調防止性能を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
この実施の形態のステッピングモータ制御装置は、センサ(5)から送られるデータに対応してステッピングモータ(3)の駆動軸(3a)の目標回動角度を演算する目標回動角度演算処理と、前記ステッピングモータ(3)の駆動軸(3a)の現在の回動角度と前記目標回動角度との差である目標回動変化量を演算する目標回動変化量演算処理と、前記目標回動変化量を、前記ステッピングモータ(3)の脱調回動限界を超えない範囲の分割目標回動量で等分割する分割目標回動量演算処理と、を実行し、かつ、1制御周期あたりの回動量を前記分割目標回動量として前記ステッピングモータ(3)を駆動させる制御装置(1,2)を備えていることを特徴とするステッピングモータ制御装置とした。
以下に、図1〜図6に基づいて、この発明の最良の実施の形態の実施例1のステッピングモータ制御装置Aについて説明する。
この実施例1のステッピングモータ制御装置Aは、図1に示すように、コントロールユニット(制御装置)1と、モータ駆動制御回路2(制御装置)と、ステッピングモータ3を備えている。
このステッピングモータ3は、図示を省略した車両用速度表示装置に用いられている。すなわち、この車両用速度表示装置は、ステッピングモータ3に駆動される駆動軸3aの回動に伴い、指針4が図外の文字板に設けられた目盛(図示省略)に沿って回動して速度を表示する周知のアナログ式の表示装置である。
コントロールユニット1は、車速センサ5から出力された車速データDSが設定周期(本実施例1では、10msとする)入力され、この車速データDSに基づいて、指針4の目標指示角度(目標回動角度)DAを求める指示角度演算処理(目標回動角度演算処理、目標回動角度演算ステップ)と、この目標指示角度DAを示す指示角度信号をモータ駆動制御回路2に出力する指示角度信号出力処理とを実行する。
この指示角度信号は、あらかじめ設定された送信周期で出力されるもので、本実施例1では、10ms周期で出力されるものとする。
また、モータ駆動制御回路2は、指示角度信号を入力して、駆動軸3aの現在の指示角度である前回指示指令角度Dxと目標指示角度DAとの差である目標回動変化量RRを演算する目標回動変化量演算処理、目標回動変化量RRが、1回の制御周期SS内の回動変化量が制限値SA以下の値となる範囲で目標回動変化量RRを最少等分した分割目標回動量Rθで、駆動軸3aを回動させる駆動信号を出力するリニア回動処理と、を実行する。
図2は、上述したコントロールユニット1およびモータ駆動制御回路2における処理の流れを示している。なお、本実施例1では、この図2のフローチャートに示す処理を、10msを制御周期SSとして繰り返し実行している。
ステップS1で、車速データDSを読み込み、さらに、次のステップS2でデータの平均化処理を行った後、次のステップS3で補正処理を行う。なお、上述の平均化処理ならびに補正処理は、データ処理として一般的な処理であり、本発明の要旨とする部分ではないので、詳細な説明は省略する。
次のステップS4では、車速データDSを指針4の目標指示角度DAに換算する。すなわち、指針4が指示するべき速度を、指針4が速度0km/hを示す初期位置からの回動角度に換算する処理(目標回動角度演算処理)を実行する。
次に、ステップS5では、制限処理を実行する。
この制限処理は、指針4すなわち駆動軸3aを目標指示角度DAに向けて回動させるのにあたり、1回の制御周期SSにおける回動変化量を、脱調が生じるおそれの無い変化量の上限値未満の、あらかじめ設定された制限値SA内に制限する処理である。
ちなみに、本実施例1では、この制限値SAとして、10°を用いているものとするが、この制限値SAは、実験などに基づいて、任意の適正値を用いることができる。
次のステップS6で、目標指示角度DAにフィルタ処理を実施した後、駆動軸3aを目標指示角度DAに回動させる駆動信号を出力する。
また、本実施例1では、駆動信号を、あらかじめ設定された制御周期SSにおいて、あらかじめ設定された駆動単位周期ごとに出力する。本実施例1では、駆動単位周期として1msを用いており、10msの制御周期SSにおいて、駆動信号を10回出力する。
次に、ステップS5の制限処理の詳細を図3のフローチャートにより説明する。
この制限処理では、まず、ステップS21において、駆動誤差算出処理を実行する。この駆動誤差算出処理は、指針4が目標指示角度DAを指すのに必要な回動角度である目標回動変化量RRを制限値SAで除算した場合の「商」および「余り」を求める処理である。
具体的には、現在の指針4の指示角度である前回指示指令角度Dx−1と、目標指示角度DAと、の差、すなわち、目標回動変化量RRを、RR=|Dx−1−DA|により求める処理(目標回動変化量演算処理)を実行し、さらに、この目標回動変化量RRを制限値SAで除算する除算処理を実行して、その「商」および「余り」を求める。
次のステップS22では、ステップS21の演算結果に「余り」が存在するか否かを判定し、「余り」が存在する場合には、ステップS23に進んで、ステップS21の演算結果の「商」に1を加えた値を新たな「商」とする処理を行う。
一方、「余り」が存在しない場合には、ステップS24に進んで、「商」が0か否か判定し、「商」=0の場合には、ステップS23に進み、「商」が0でない場合には、ステップS25に進む。
ステップS25では、今回の制御周期SSにおける駆動軸3aの指示指令角度Dxを、下記の式(1)により等分割する分割目標回動量演算処理を行う。
Dx=Dx−1−(Dx−1−DA)/商 …(1)
すなわち、「余り」分を各制御周期SSに均等に分配、調節することによって等分割することになる。
なお、これにおいて、1回の制御周期SSにおける駆動軸3aの分割目標回動量Rθ(=(Dx−1−DA)/商)は、制限値SA以下となるようにする。
次に、実施例1の作動を説明する。
作動時には、コントロールユニット1に、車速データDSが、設定周期(10ms)で入力される。
そこで、コントロールユニット1は、車速データDSを読み込み(ステップS1)、この車速データDSに基づいて、指針4の目標指示角度DAを演算し(ステップS2→S3→S4)、さらに、この目標指示角度DAに基づいて制限処理を実行して、制限値SA以下となる指示指令角度Dxを求める(ステップS5)。
その後、モータ駆動制御回路2では、指示指令角度Dxに応じて、1回の出力で、分割目標回動量Rθの1/10だけ駆動軸3aを回動させることができる駆動信号、すなわち、10回の出力で指示指令角度Dxに達することができる駆動信号を出力する。
このときの動作を、図4および図5を参照しつつ説明する。
この作動例は、図4に示すように、各制御周期SS1〜7において、車速データDSから演算した目標指示角度DAが0°→10°→5°→40°と変化した例を示している。
この場合、図5に示す制御周期SS1〜SS3では、現在の指示角度である前回指示指令角度Dx−1と目標指示角度DAとの差である目標回動変化量RRが制限値SA以下であることから、ステップS21で演算された「商」が0となり、ステップS25の演算における「商」=1となる。
したがって、指示指令角度Dx=DAとなり、制御周期SS1では、指示指令角度Dx=0°、制御周期SS2では、指示指令角度Dx=10°、制御周期SS3では、指示指令角度Dx=5°となる。
したがって、制御周期SS1では、指針4の指示角度を、0°から10°に変化させる駆動信号、すなわち、駆動軸3aを+1°回動させる駆動信号が10回出力される。なお、+が時計回り方向、−が反時計回り方向の回動となる。
また、次の制御周期SS2では、指針4を、10°から5°に戻す駆動信号、すなわち、駆動軸3aを、−0.5°回動させる駆動信号が10回出力される。
次に、図4において、制御周期SS4〜SS7にかけて目標指示角度DA=40°が連続して入力された場合を説明する。
この場合、ステップS21の駆動誤差算出処理で求められる目標回動変化量RRが、制限値SAよりも大きな値である35°となる。そして、目標回動量RRを制限値SAで除算した結果が、「商」=3、「余り」=5となる。
そこで、ステップS22→S23の処理に基づいて、「商」=4が得られる。
よって、ステップS25では、上記式(1)に各値を代入し、5−(5−40)/4を演算して、指示指令角度Dx=13.75が得られる。
したがって、制御周期SS4では、指針4の指示角度を5°から13.75°に変化させるもので、1制御周期あたりの回動量である分割目標回動量Rθを、制限値SAよりも小さな+8.75°とする駆動信号が出力される。すなわち、駆動軸3aを、+8.75°/10だけ回動させる駆動信号が10回出力される。
同様の処理により、次の制御周期SS5では、|13.75−40|/SAの「商」=2かつ「余り」=6.25となり、指示指令角度Dx=13.75−(13.75−40)/3=22.5となる。
したがって、制御周期SS5では、指針4の指示角度を13.75°から22.5°に変化させるもので、分割目標回動量Rθを、制限値SAよりも小さな+8.75°とする駆動信号が出力される。すなわち、駆動軸3aを+8.75°/10だけ回動させる駆動信号が10回出力される。
制御周期SS6,SS7にあっても、同様の処理に基づいて、駆動軸3aの1周期あたりの分割目標回動量Rθを、制限値SAよりも小さな+8.75°とする駆動信号が出力される。
したがって、指針4は、目標指示角度40°に向けて、分割目標回動量Rθにより一定の変化量で回動するとともに、この分割目標回動量Rθは、制限値SAよりも小さな変化量となる。
以上説明してきたように、実施例1では、目標指示角度DAに向けて指針4を回動させるのに必要な回動量(目標回動変化量RR)が制限値SAを超える場合、指針4すなわち駆動軸3aを、目標指示角度DAに向けて制限値SAを越えない範囲で等分された分割目標回動量Rθにより一定の変化量で回動させることができ、指針4を円滑に回動させることができる。
しかも、駆動軸3aの必要回動量を制限値SAで除算したときに、「余り」が生じる場合は、1制御周期SSにおける駆動軸3aの回動量である分割目標回動量Rθは、制限値SAよりも小さな値となり、駆動軸3aを制限値SAで回動させるのは、「余り」が生じない場合だけとなる。このため、常に制限値SAで回動させる従来技術と比較して、制限値SAに達する出力機会を減らして、脱調防止性能の向上を図ることができる。
加えて、従来技術で説明した図6に示す比較例と比較して、目標指示角度DAに達するまでに必要な制御周期SSの数は同数であり、従来と同様の制御応答性を確保することができる。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態および実施例1を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態および実施例1に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、実施例1では、ステッピングモータ制御装置として、車両用の速度表示装置の指針を回動させるステッピングモータに適用した例を示したが、速度表示装置以外の表示装置に用いることができるほか、センサから入力される信号に応じてステッピングモータを駆動させるものであれば、表示装置以外の装置にも用いることができる。
また、実施例1では、制御周期SSとして10ms、単位駆動周期として1msを示したが、これらの時間は、制御装置の特性に基づいて任意に設定可能である。
また、実施例1では、脱調回動限界を超えない範囲の値として、10°の制限値SAを例示したが、この制限値は、要は、脱調が生じない回動変化量(脱調回動限界を超えない範囲)であれば、10°に限定されるものではない。
本発明の最良の実施の形態の実施例1のステッピングモータ制御装置Aの構成を示す構成説明図である。 実施例1のステッピングモータ制御装置Aのコントロールユニット1およびモータ駆動制御回路2における処理の流れを示すフローチャートである。 図2に示すステップS5の制限処理の詳細を示すフローチャートである。 実施例1のステッピングモータ制御装置Aの作動例を示すタイムチャートであって、目標指示角度DAの変化の一例を示すタイムチャートである。 実施例1のステッピングモータ制御装置Aの作動例を示すタイムチャートであって、指示指令角度Dxの変化の一例を示すタイムチャートである。 実施例1との比較例を示すタイムチャートであって、従来技術に基づく指示指令角度Dxの変化を示すタイムチャートである。
符号の説明
1 コントロールユニット(制御装置)
2 モータ駆動制御回路(制御装置)
3 ステッピングモータ
3a 駆動軸
5 車速センサ
A ステッピングモータ制御装置

Claims (2)

  1. センサから送られるデータに対応してステッピングモータの駆動軸の目標回動角度を演算する目標回動角度演算処理と、前記ステッピングモータの駆動軸の現在の回動角度と前記目標回動角度との差である目標回動変化量を演算する目標回動変化量演算処理と、前記目標回動変化量を前記ステッピングモータの脱調が生じるおそれのない変化量の上限値未満にあらかじめ設定された制限値で割った商および余りを用い、前記制限値を超えない範囲で前記目標回動変化量を最小等分する分割目標回動量を求める分割目標回動量演算処理と、を実行し、かつ、1制御周期あたりの回動量を前記分割目標回動量として前記ステッピングモータを駆動させる制御装置を備えていることを特徴とするステッピングモータ制御装置。
  2. センサから送られるデータに対応して、ステッピングモータの駆動軸の目標回動角度を演算する目標回動角度演算ステップと、
    前記駆動軸の現在の回動角度と前記目標回動角度との差である目標回動変化量を演算する目標回動変化量演算ステップと、
    前記目標回動変化量を前記ステッピングモータの脱調が生じるおそれのない変化量の上限値未満にあらかじめ設定された制限値で割った商および余りを用い、前記制限値を超えない範囲で前記目標回動変化量を最小等分する分割目標回動量を求める分割目標回動量演算ステップと、
    1制御周期あたりの回動量を前記分割目標回動量として前記ステッピングモータを駆動させる駆動ステップと、
    を備えていることを特徴とするステッピングモータの駆動制御方法。
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