JP4419965B2 - レベルシフト回路 - Google Patents

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    • H03K19/018528Interface arrangements of complementary type, e.g. CMOS with at least one differential stage

Description

本発明は、レベルシフト回路に係り、特に、入力信号の電圧振幅をこれと異なる電圧幅にレベルシフトして出力するレベルシフト回路に関する。
レベルシフト回路は、信号の電圧振幅を変更する回路である。例えば、第1の回路の出力電圧が第2の回路の動作範囲と異なるときに、第1の回路と第2の回路との間にレベルシフト回路を設けて、回路間の信号のレベルを調整することが行われる。例えば、液晶表示パネルの駆動システムにおいては、様々な電圧振幅の信号が用いられ、これらを共通の電源から供給するために、電圧振幅の異なる各回路ブロックの間等に、それぞれに適したレベルシフト回路が用いられる。
入力信号源の電圧振幅を変更して出力する回路構成としては、キャパシタとスイッチングトランジスタを用いる昇圧回路のほか、インバータ回路を用いて、その電源の電圧幅に入力信号振幅を変更するもの等がある。例えば、特許文献1には、画像表示パネル用のレベルシフト回路が開示され、そこでは、キャパシタとスイッチング素子を用いたレベルシフト回路と共に、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)インバータを並列接続したレベルシフト回路が述べられている。そして、このCMOSインバータ形式のレベルシフト回路は、貫通電流を抑制するため、各インバータにさらに直列にMOSトランジスタが接続されている。
特開2005−266043号公報
このように、CMOSインバータ形式のレベルシフト回路を用いると、簡単な構成で消費電力を抑制でき、例えば低消費電力をめざすLCD(Liquid Crystal Display)に用いられる回路システムに適している。しかしながら、CMOSインバータ形式のレベルシフト回路においては、その応答速度がトランジスタの閾値で左右されることがある。1例を上げると、CMOSインバータ形式のレベルシフト回路で、電源電圧を5.4Vとし、CMOSインバータを構成するnチャネルトランジスタ及びpチャネルトランジスタの共通ゲートに2.7Vの電圧振幅の信号を入力すれば、nチャネルトランジスタ及びpチャネルトランジスタの接続点から5.4Vの電圧振幅の信号を得られる。この場合に、出力信号のパルス立上り時間や立下り時間は、nチャネルトランジスタの閾値に大きく左右され、nチャネルトランジスタの閾値が高いと、これらの遷移時間は大幅に遅くなる。閾値を低くすると、遷移時の貫通電流が増加し、目的とする低電力化を妨げることになる。
本発明の目的は、消費電力を抑制しながら、遷移時間を所定の範囲に収められる駆動マージンを向上することができるレベルシフト回路を提供することである。
本発明に係るレベルシフト回路は、第1の電圧幅を有する電源と並列に、第1極性の第1トランジスタおよび第2トランジスタと第2極性の第3トランジスタとをそれぞれ直列に接続した第1と第2の電流パスが設けられ、
前記第1電流パスにおける前記第2トランジスタと前記第3トランジスタとの接続点は、前記第2電流パスの前記第1トランジスタの制御端子に接続され、前記第2電流パスにおける前記第2トランジスタと前記第3トランジスタとの接続点は前記第1電流パスの前記第1トランジスタの制御端子に接続され、
前記第1電流パスおよび前記第2電流パスの前記第2トランジスタの制御端子には、前記第1の電圧幅より小さい第2電圧振幅を有する入力信号がそれぞれ入力され、
前記第1電流パスまたは前記第2電流パスにおける前記第2トランジスタと前記第3トランジスタとの間の接続点から、前記入力信号の前記第2電圧振幅を前記第1電圧幅にレベルシフトして出力するレベルシフト回路であって、
前記第1電流パスおよび前記第2電流パスの前記第3トランジスタの制御端子に、前記入力信号を電圧変換してそれぞれ入力する入力電圧変換回路を有し、
前記入力電圧変換回路は、前記第2電圧振幅に対して前記第3トランジスタの閾値に応じたオフセット電圧を与えるレベルシフト回路であって、
前記入力電圧変換回路は、
前記第2電圧振幅を構成する一方側電圧が印加される端子と、前記入力信号が印加される端子との間に、いずれも電圧駆動型である第1極性の第4トランジスタと第2極性の第5トランジスタとを直列に接続した回路であって、
前記第4トランジスタは前記第2トランジスタの閾値とほぼ等しい閾値を有し、そのゲート端子とドレイン端子とは相互に接続され、
前記第5トランジスタは前記第3トランジスタの閾値とほぼ等しい閾値を有し、そのゲート端子とドレイン端子とは相互に接続され、
前記第4トランジスタと前記第5トランジスタのそれぞれのゲート端子は、共通のキャパシタを介して前記入力信号が印加される端子に接続され、
前記第4トランジスタと前記第5トランジスタの接続点が前記第1電流パスまたは前記第2電流パスの前記第3トランジスタの制御端子に接続され、
前記第5トランジスタの閾値からの出力立上り特性は、前記第4トランジスタの閾値からの出力立上り特性より急峻であり、
前記第5トランジスタのW/Lは、前記第4トランジスタのW/Lの2倍以上であり、前記第3トランジスタの閾値をオフセット電圧として出力することを特徴とする
また、前記各トランジスタは、電圧駆動型であることが好ましい。
また、前記第2電流パスの前記第2トランジスタの制御端子に入力される信号は、前記第1電流パスの前記第2トランジスタの制御端子に入力される信号を反転して生成されることが好ましい。
上記構成により、第1極性の第2トランジスタと第2極性の第3トランジスタとが直列に接続される相補型インバータにさらに第1極性の第1トランジスタを直列に接続する。そして、第1電流パスにおける第2トランジスタと第3トランジスタとの接続点は、第2電流パスの第1トランジスタの制御端子に接続され、逆に第2電流パスにおける第2トランジスタと第3トランジスタとの接続点は第1電流パスの第1トランジスタの制御端子に接続される。したがって、いわゆる相補型インバータ型式レベルシフト回路において、第1トランジスタの作用によって状態遷移時の貫通電流を抑制できる。
そして、レベルシフト回路の電源電圧幅である第1の電圧幅より小さい第2電圧振幅を有する入力信号は、第2トランジスタの制御端子にそのまま入力されるとともに、第3トランジスタの制御端子には入力電圧変換回路を介して入力される。この入力電圧変換回路は、第2電圧振幅に対して第3トランジスタの閾値に応じたオフセット電圧を与えるので、第3トランジスタの制御端子には、第2トランジスタの制御端子に入力される信号に比較して、第3トランジスタの閾値に応じたオフセットをもった信号が入力される。
例えば、レベルシフト回路の電源電圧を5.4Vとすると、これが第1の電源電圧幅に相当し、入力信号の電圧振幅を2.7Vとすると、これが第2電圧振幅に相当する。そして、第1極性の第2トランジスタの制御端子には2.7Vの電圧振幅が入力され、第2極性の第3トランジスタの制御端子には、第3トランジスタの閾値をVthnとして、下限がVthn、上限が2.7V+Vthnである信号が入力される。
このように、相補型インバータ形式のレベルシフト回路において、遷移時間を決定する第3トランジスタの閾値に応じて、オフセットが与えられた信号が、第3トランジスタの制御端子に入力される。したがって、レベルシフト回路において、消費電力を抑制しながら、遷移時間を所定の範囲に収められる駆動マージンを向上させることができる。
また、各トランジスタは、電圧駆動型とするので、より低消費電力化を図ることができる。
また、入力電圧変換回路は、第1極性の電圧駆動型第4トランジスタのゲート端子とドレイン端子とを相互に接続した素子と、第2極性の電圧駆動型第5トランジスタのゲート端子とドレイン端子とを相互に接続した素子とを直列に接続し、これを、第2電圧振幅を構成する一方側電圧が印加される端子と、入力信号が印加される端子との間に並列に設けた。電圧駆動型トランジスタのゲート端子とドレイン端子とを相互に接続した素子の電圧−電流特性は、そのトランジスタの閾値で立上る。第1極性の第4トランジスタを用いたこのような素子と、第2極性の第5トランジスタを用いたこのような素子とを直列に接続すると、各素子に電流が流れるときのその接続点の電位は、各素子の立上り特性の交点で定まる値となる。上記構成では、第5トランジスタの閾値からの出力立上り特性は、第4トランジスタの閾値からの出力立上り特性より急峻であるとしたので、各素子に電流が流れるとき、すなわち、入力信号がLレベルのとき、各素子の接続点における電位は、第5トランジスタの閾値近辺の電位になる。
各素子の接続点は、第3トランジスタのゲート端子に接続され、また第5トランジスタの閾値は第3トランジスタの閾値とほぼ等しいので、結局、入力レベルがLレベルのときは、第3トランジスタのゲート端子には、Lレベルの電位に対し閾値に応じたオフセットが与えられた電圧が入力される。また各素子に電流が流れないとき、すなわち入力信号がHレベルのときは、キャパシタを介して各素子の接続点に充電が行われ、入力がLレベルのときの接続点の電位に、すなわちLレベルに対し第3トランジスタの閾値に応じてオフセットした電位に、そのHレベルの電位が加算される。このように、上記構成の入力電圧変換回路は、入力信号のLレベル−Hレベルの電圧振幅に対し、第3トランジスタの閾値に応じたオフセットを与えることができる。
また、第5トランジスタのW/Lは、第4トランジスタのW/Lの2倍以上であることとしたので、簡単な構成で、第5トランジスタの出力立上り特性を第4トランジスタのものに比べ、急峻とすることができる。
また、第2電流パスの第2トランジスタの制御端子に入力される信号は、第1電流パスの第2トランジスタの制御端子に入力される信号を反転して生成されるので、より簡単な構成でレベルシフト回路を駆動することができる。
このように、本発明に係るレベルシフト回路によれば、消費電力を抑制しながら、遷移時間を所定の範囲に収められる駆動マージンを向上することができる。
以下に図面を用いて、本発明に係る実施の形態につき、詳細に説明する。また、以下で説明する電圧、閾値、トランジスタの寸法、キャパシタの容量値等は、単に説明のための一例であって、適用対象に応じて適宜変更が可能である。
図1は、液晶パネルの駆動回路システムにおいて用いられるレベルシフト回路10を示す回路図である。レベルシフト回路10は、基本的にCMOS型インバータ回路を2つ並列に接続した形式で、インバータ回路の制御端子に入力信号60,62を与え、インバータ回路の出力端子から出力信号70,72を取り出すもので、入力信号の電圧振幅をインバータ回路の電源電圧Vppの電圧幅に変換する機能を有する回路である。図1のレベルシフト回路10は、この基本的構成から、貫通電流を抑制し、また、所定の遷移時間内で動作させる駆動マージンを向上させるためにいくつかの工夫が加えられている。
レベルシフト回路10は、第1の電流パス20と第2の電流パス30とが、電源電圧Vpp50と、接地Vssとの間に並列に配置される。第1の電流パス20及び第2の電流パス30は、構成要素は同じで、それぞれCMOSインバータ回路にさらにpチャネルトランジスタが直列に接続された構成を有している。
第1の電流パス20は、pチャネルトランジスタ22と、pチャネルトランジスタ24と、nチャネルトランジスタ26とが直列に接続され、pチャネルトランジスタ22のソース端子が電源電圧Vppに接続され、nチャネルトランジスタ26のソース端子が接地Vssに接続される。直列接続の順序に、pチャネルトランジスタ22を第1トランジスタ、pチャネルトランジスタ24を第2トランジスタ、nチャネルトランジスタ26を第3トランジスタと呼ぶことにすれば、第1トランジスタ22、第2トランジスタ24は同じ極性で、第3トランジスタ26はこれらとは別の極性を有している。上記のように、第2電流パス30も同様に、pチャネルトランジスタ32と、pチャネルトランジスタ34と、nチャネルトランジスタ36とが直列に接続され、pチャネルトランジスタ32のソース端子が電源電圧Vppに接続され、nチャネルトランジスタ36のソース端子が接地Vssに接続される。
ここで、pチャネルトランジスタ24とnチャネルトランジスタ26とは、一種のCMOSインバータ回路を構成し、同様にpチャネルトランジスタ34とnチャネルトランジスタ36もまた、一種のCMOSインバータ回路を構成する。pチャネルトランジスタ22,32は、これらのCMOSインバータ回路の動作の遷移期間における貫通電流を抑制する機能を有する素子である。そのために、第1電流パス20のpチャネルトランジスタ22のゲート端子には、第2電流パス30のCMOSインバータ回路の出力が入力され、同様に第2電流パス30のpチャネルトランジスタ32のゲート端子には、第1電流パス20のCMOSインバータ回路の出力が入力される。いずれかのCMOSインバータ回路の出力の遷移変化と、他方の電流パスに直列接続されるpチャネルトランジスタのオンオフのタイミングとの間に時間遅れがあるため、このような構成によって、CMOSインバータ回路の動作の遷移期間の貫通電流を抑制することができる。
一般的なCMOSインバータ回路では、それを構成するpチャネルトランジスタのゲート端子とnチャネルトランジスタのゲート端子とは共通化されて、単一の入力端子とされるが、図1のレベルシフト回路は異なる構成をとっている。すなわち、第1の電流パス20について説明すると、pチャネルトランジスタ24には、入力信号in1が直接入力されるが、nチャネルトランジスタ26には、入力電圧変換回路40を介して信号が入力される。第2電流パス30についても同様に、pチャネルトランジスタ34には、入力信号in2が直接入力されるが、nチャネルトランジスタ36には、入力電圧変換回路41を介して信号が入力される。なお、2つの入力信号in1、入力信号in2は、互いに反転した関係にある信号で、その電圧振幅は同じである。各入力信号60,62の電圧振幅は、レベルシフト回路の電源電圧Vppの電圧幅とは異なる。例えば、Vpp=5.4Vとして、入力信号60,62の電圧振幅は2.7V等とすることができる。
入力電圧変換回路40,41は、入力信号の電圧振幅に対して、第3トランジスタであるnチャネルトランジスタ26,36の閾値に応じたオフセット電圧を与えて、nチャネルトランジスタ26,36のゲート端子に供給する機能を有する回路である。なお、2つの入力電圧変換回路40,41は同じ構成であるので、以下では入力電圧変換回路40の構成について説明する。
図2は、入力電圧変換回路40の構成を示す図である。入力電圧変換回路40は、いわゆるMOS抵抗を直列に接続したものにキャパシタを付加した構成を有する。ここで入力信号60の電圧振幅をVDDとして、入力信号60はHレベルがVDDで、Lレベルが接地Vssであるとすると、入力電圧変換回路40の両端子の一方側は接地に対しVDDの電圧幅を有する電源に接続され、他方側には入力信号60が供給される。上記の例では、一方側は2.7Vの電源に接続され、他方側には電圧振幅2.7Vの入力信号60が供給される。
入力電圧変換回路40を構成する2つのMOS抵抗はつぎのようにして形成される。すわち、図1の第2トランジスタ24と同じ閾値を有するpチャネルトランジスタ42のゲート端子とドレイン端子とが相互に接続されて1つのpチャネル型MOS抵抗とされ、同様に、第3トランジスタ26と同じ閾値を有するnチャネルトランジスタ44のゲート端子とドレイン端子とが相互に接続されて1つのnチャネル型MOS抵抗とされる。ここで入力電圧変換回路40を構成するpチャネルトランジスタは第4トランジスタ、nチャネルトランジスタは第5トランジスタである。このようにして構成されたMOS抵抗は、周知のように、閾値で電流が流れ始め、典型的にはMOSトランジスタのいわゆる二乗特性に従って両端電圧の増加に伴って電流が増加する出力立上り特性を有する。
ここで、トランジスタのゲート長をL、ゲート領域の幅をWとして、nチャネルトランジスタ44のW/Lは、pチャネルトランジスタ42のW/Lより大きく設定される。例えば、nチャネルトランジスタ44のW/Lは、pチャネルトランジスタ42のW/Lの2倍以上に設定される。あるいは、pチャネルトランジスタ42のW/Lは、nチャネルトランジスタ44のW/Lの1/2以下に設定される。したがって、nチャネル型MOS抵抗は、pチャネル型MOS抵抗に比べ、電圧−電流特性が閾値から急峻に立ち上がることになる。
極性が互いに異なるMOS抵抗が直列に接続されるので、図2に示すように、pチャネルトランジスタ42のゲート端子、ドレイン端子、及びnチャネルトランジスタ44のゲート端子、ドレイン端子は、それぞれ共通に接続され、この共通接続点が入力電圧変換回路40の出力端子となる。この出力端子からは、電圧変換された入力信号in1′が図1の第3トランジスタ26のゲート端子に供給される。
入力電圧変換回路40を構成するキャパシタ46は、この入力電圧変換回路40の出力端子であるゲート共通接続点と、入力電圧変換回路40の入力端子60との間に設けられる。すなわち、入力電圧変換回路40の出力端子に対し、交流的に入力信号60を供給する機能を有する。
かかる構成の入力電圧変換回路40の作用を図3、図4を用いて説明する。ここでは、上記のように、入力信号60のHレベルが2.7V、Lレベルが0Vであるとして説明する。図3(a)は、入力信号in1が0Vのときの入力電圧変換回路40の様子を示す図で、(b)は、そのときの2つのMOS抵抗の電圧−電流特性と、入力電圧変換回路40の出力の様子を説明する図である。図4は、入力信号in1と、入力電圧変換回路の出力in1′を比較して示した図である。
入力信号in1が0Vのときは、図3(a)に示すように2つのMOS抵抗の両端に2.7Vがかかり、各MOS抵抗の電圧−電流特性は、図3(b)に示されるようになる。ここでは、横軸に入力電圧変換回路40の両端にかかる電圧Vを取り、縦軸に各MOS抵抗を流れる電流を取ってある。nチャネルトランジスタ44のゲート端子とドレイン端子とを相互に接続したMOS抵抗の電圧−電流特性80は、nチャネルトランジスタ44の閾値Vthnから立上る。一方、pチャネルトランジスタ42のゲート端子とドレイン端子とを相互に接続したMOS抵抗の電圧−電流特性86は、pチャネルトランジスタ42の閾値Vthpから立上る。この立上り特性は、極性の違いから、VDDからVthpの絶対値だけ小さい電圧から、電圧が小さくなるほど電流が増加するように立上る。
MOS抵抗の電圧−電流特性の立上りの急峻性は、そのトランジスタのW/Lによって変わり、W/Lが大きいほど急峻になり、W/Lが小さいほど緩やかな立上りとなる。また、W/Lが同じであれば、電子と正孔の移動度の相違から、一般的にはnチャネル型MOS抵抗の方がpチャネル型MOS抵抗よりも立上りが急峻となる。上記のように、nチャネルトランジスタ44のW/Lをpチャネルトランジスタ42のW/Lの2倍以上に設定することで、移動度の相違もあり、nチャネル型MOS抵抗の立上り特性は、pチャネル型MOS抵抗の立上り特性よりかなり急峻となる。
そして、入力電圧変換回路40の出力in1′は、直列に接続された2つのMOS抵抗の接続点の電位であるから、2つのMOS抵抗の電圧−電流特性の交点88、つまり電流が同じである点で示される。したがって、nチャネル型MOS抵抗の立上り特性がpチャネル型MOS抵抗の立上り特性よりも急峻なときは、その交点88は、nチャネル型MOS抵抗の電圧−電流特性の立上り開始点側、すなわちVthn側に近づく。
図3(b)では、pチャネル型MOS抵抗について、立上り特性が急峻で、nチャネル型MOS抵抗とほぼ同様な立上り特性を有する電圧−電流特性82も参考のために示してある。この場合の交点84は、VthnとVthpの絶対値が同じとして、ほぼVDD/2となる。これに比べ、pチャネル型MOS抵抗の立上り特性がnチャネル型MOS抵抗の立上り特性より緩やかなときは、上記のように、VDD/2より低い電圧で、Vthnに近い値となる。
上記のことから、入力電圧変換回路40において、入力信号60がLレベルの0Vのときは、入力電圧変換回路40の出力が、第3トランジスタ26の閾値Vthnに近づくことがわかる。nチャネルトランジスタ26の出力立上り特性を、pチャネルトランジスタ24の立上り特性より十分に急峻とすることで、入力信号60が0Vのとき、入力電圧変換回路40の出力in1′を、Vthnとほぼ同じ値とすることができる。したがって、以下では、入力信号60が0Vのとき、入力電圧変換回路40の出力in1′をVthnとして説明を進める。
入力信号60がHレベル、すなわち2.7Vであるときは、図3(b)に示すように、各MOS抵抗には電流は流れない。そして、キャパシタ46が入力信号60によって充電され、各MOS抵抗の接続点の電位が、入力信号が0Vであるときの電位であるVthnから、入力信号60の電位である2.7Vだけ上昇する。ここで、各MOS抵抗の接続点は入力電圧変換回路の出力でもあるので、入力信号60が2.7Vのときは、入力電圧変換回路40の出力は、2.7V+Vthnとなる。
このように、入力電圧変換回路40は、入力信号60が0Vのとき、第3トランジスタであるnチャネルトランジスタ26の閾値Vthnを出力し、入力電圧が2.7Vのとき、2.7V+Vthnを出力することがわかる。より一般的に述べれば、上記のことから、入力信号60がLレベルのとき、Lレベルの電圧+Vthnを出力し、入力電圧がHレベルのとき、Hレベルの電圧+Vthnを出力する。つまり、入力電圧変換回路40は、入力信号の電圧振幅に対して第3トランジスタの閾値Vthnに応じたオフセット電圧を与えて、これを変換後の入力信号in1′として第3トランジスタに供給する機能を有する。
図4は、入力信号in1の電圧振幅と、入力信号in1が入力電圧変換回路40を介して変換された後の入力信号in1′の電圧振幅の関係を示す図である。このように、入力電圧変換回路40の出力in1′は、入力信号in1に対し、第3トランジスタであるnチャネルトランジスタ26の閾値Vthnに応じたオフセットが与えられている。
このように、レベルシフト回路10は、基本的にCMOS型インバータ回路を2つ並列に接続した形式で、それぞれのCMOSインバータ回路にさらにpチャネルトランジスタが直列に接続され、さらに、CMOSインバータ回路を構成するpチャネルトランジスタ24には、入力信号in1が直接入力され、nチャネルトランジスタ26には、入力電圧変換回路40を介し、入力信号in1に対してnチャネルトランジスタ26の閾値Vthnに応じたオフセットが与えられた信号が入力される。
なお、上記では、2つの独立した入力信号60,62が第1の電流パス20と第2の電流パス30にそれぞれ供給されるものとして説明したが、図5に示すレベルシフト回路11のように、単独の入力信号60を供給し、これを第1の電流パス20に供給し、入力信号60から反転回路64を介して第2電流パス30に供給する構成としてもよい。
図6は、レベルシフト回路10の動作範囲が、nチャネルトランジスタ26,36の閾値にあまり依存しない理由を説明する図である。図6では、nチャネルトランジスタ26のゲート端子に、Hレベルとして2.7V+Vthnの電圧が入力され、nチャネルトランジスタ36のゲート端子に、LレベルとしてVthnの電圧が入力された状態が示されている。このとき、第1電流パスのnチャネルトランジスタ26のゲート・ソース間電位Vgsは、2.7V+Vthnとなり、nチャネルトランジスタ26は、その閾値Vthnに関係なく、十分にオンすることができる。また、第2電流パスのpチャネルトランジスタ32のゲート・ソース間電位Vgsは、−5.4Vであるので、pチャネルトランジスタ32はその閾値にほとんど影響されずに十分オンすることができる。したがって、レベルシフト回路10を構成するCMOSインバータ回路のいずれの電流パスにおいても、オンすべきトランジスタは、その閾値にほとんど影響されず十分にオンすることができるので、レベルシフト回路10の動作範囲が広い。
図7は、レベルシフト回路8の動作範囲が、nチャネルトランジスタ26,36の閾値に大きく依存する理由を説明する図である。図7では、nチャネルトランジスタ26のゲート端子に、Hレベルとして2.7Vの電圧が入力され、nチャネルトランジスタ36のゲート端子に、Lレベルとして0Vの電圧が入力された状態が示されている。このとき、第1電流パスのnチャネルトランジスタ26のゲート・ソース間電位Vgsは2.7Vとなり、nチャネルトランジスタ26は、その閾値Vthnに依存してオンすることになる。また、第2電流パスのpチャネルトランジスタ32のゲート・ソース間電位Vgsは、−5.4Vであるので、pチャネルトランジスタ32はその閾値にほとんど影響されずに十分オンすることができる。したがって、レベルシフト回路8を構成するCMOSインバータ回路において、オンすべきnチャネルトランジスタは、その閾値に依存してオンすることになり、レベルシフト回路8の動作範囲は、オンすべきnチャネルトランジスタの閾値に大きく依存して狭くなる。
このように、レベルシフト回路を構成するCMOSインバータ回路において、nチャネルトランジスタのゲート端子に入力する信号は、入力信号をそのまま供給するのでなく、入力信号の電圧振幅に対してnチャネルトランジスタの閾値に応じてオフセットを与えた信号を供給することで、レベルシフト回路の駆動マージンを広げることができる。そして、消費電流は抑制されたままとすることができる。
本発明に係る実施の形態におけるレベルシフト回路の構成を示す回路図である。 本発明に係る実施の形態におけるレベルシフト回路に含まれる入力電圧変換回路の構成を示す図である。 本発明に係る実施の形態における入力電圧変換回路の動作を説明する図である。 本発明に係る実施の形態において、入力信号in1と、入力電圧変換回路の出力in1′とを比較して示した図である。 他の実施形態のレベルシフト回路の構成を示す図である。 本発明に係る実施の形態のレベルシフト回路について、その動作範囲が、nチャネルトランジスタの閾値にあまり依存しない理由を説明する図である。 比較例のレベルシフト回路の動作範囲が、nチャネルトランジスタの閾値に大きく依存する理由を説明する図である。
符号の説明
8 比較例のレベルシフト回路、10,11 レベルシフト回路、20,30 電流パス、22,32,24,34,42,43 pチャネルトランジスタ、26,36,44,45 nチャネルトランジスタ、40,41 入力電圧変換回路、46,47 キャパシタ、50 電源電圧Vpp、60,62 入力信号、64 反転回路、80,82,86 電圧−電流特性電流特性、84,88 交点。

Claims (3)

  1. 第1の電圧幅を有する電源と並列に、第1極性の第1トランジスタおよび第2トランジスタと第2極性の第3トランジスタとをそれぞれ直列に接続した第1と第2の電流パスが設けられ、
    前記第1電流パスにおける前記第2トランジスタと前記第3トランジスタとの接続点は、前記第2電流パスの前記第1トランジスタの制御端子に接続され、前記第2電流パスにおける前記第2トランジスタと前記第3トランジスタとの接続点は前記第1電流パスの前記第1トランジスタの制御端子に接続され、
    前記第1電流パスおよび前記第2電流パスの前記第2トランジスタの制御端子には、前記第1の電圧幅より小さい第2電圧振幅を有する入力信号がそれぞれ入力され、
    前記第1電流パスまたは前記第2電流パスにおける前記第2トランジスタと前記第3トランジスタとの間の接続点から、前記入力信号の前記第2電圧振幅を前記第1電圧幅にレベルシフトして出力するレベルシフト回路であって、
    前記第1電流パスおよび前記第2電流パスの前記第3トランジスタの制御端子に、前記入力信号を電圧変換してそれぞれ入力する入力電圧変換回路を有し、
    前記入力電圧変換回路は、前記第2電圧振幅に対して前記第3トランジスタの閾値に応じたオフセット電圧を与えるレベルシフト回路であって、
    前記入力電圧変換回路は、
    前記第2電圧振幅を構成する一方側電圧が印加される端子と、前記入力信号が印加される端子との間に、いずれも電圧駆動型である第1極性の第4トランジスタと第2極性の第5トランジスタとを直列に接続した回路であって、
    前記第4トランジスタは前記第2トランジスタの閾値とほぼ等しい閾値を有し、そのゲート端子とドレイン端子とは相互に接続され、
    前記第5トランジスタは前記第3トランジスタの閾値とほぼ等しい閾値を有し、そのゲート端子とドレイン端子とは相互に接続され、
    前記第4トランジスタと前記第5トランジスタのそれぞれのゲート端子は、共通のキャパシタを介して前記入力信号が印加される端子に接続され、
    前記第4トランジスタと前記第5トランジスタの接続点が前記第1電流パスまたは前記第2電流パスの前記第3トランジスタの制御端子に接続され、
    前記第5トランジスタの閾値からの出力立上り特性は、前記第4トランジスタの閾値からの出力立上り特性より急峻であり、
    前記第5トランジスタのW/Lは、前記第4トランジスタのW/Lの2倍以上であり、前記第3トランジスタの閾値をオフセット電圧として出力することを特徴とするレベルシフト回路
  2. 請求項1に記載のレベルシフト回路において、
    前記各トランジスタは、電圧駆動型であることを特徴とするレベルシフト回路。
  3. 請求項1に記載のレベルシフト回路において、
    前記第2電流パスの前記第2トランジスタの制御端子に入力される信号は、前記第1電流パスの前記第2トランジスタの制御端子に入力される信号を反転して生成されることを特徴とするレベルシフト回路。
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