JP4419464B2 - ハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、LSI、超LSI等の高密度集積回路の製造工程中に用いられるフォトマスクに関し、特に、ハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法に関する。
従来のフォトマスクでは微細なパターンの投影露光に際し近接したパターンはマスクの光透過部を通過した光が回折し、干渉することによってパターン境界部での光強度を強め合いフォトレジストが感光するため、ウエハー上に転写された微細パターンが分離解像しないという問題が起きていた。この現象は露光波長に近い微細なパターンほどその傾向が強く、原理的には従来のフォトマスクと露光光学系では光の波長以下の微細なパターンを分離解像することは不可能であった。
そこで、隣接するパターンを透過する投影光の位相差を互いに180度にすることによって微細なパターンの解像力を向上させるという、位相シフト技術を用いた位相シフトマスクが開発された。
半導体集積回路装置の製造技術におけるフォトマスク分野においては、ウエハー転写時の解像力を高めるために位相シフトマスク技術が重要視されている。
その位相シフトマスクには、比較的プロセスが容易なハーフトーン型位相シフトマスクとガラス基板を掘り込んで位相差形成を行うレベンソン型位相シフトマスク等がある。従って製作難易度はレベンソン型位相シフトマスクと比較するとそれほど高くなく、ハーフトーン型位相シフトマスクが依然として多く使用されている。
上記ハーフトーン型位相シフトマスクの構造例として、図8に示すような透明基板111上に半透明位相シフトパターン121aが形成された有効領域120と、それを取り囲むように遮光帯131bが形成された外周部130とで構成されたハーフトーン型位相シフトマスクが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記ハーフトーン型位相シフトマスクは、半透明位相シフトパターン121aが形成された有効領域120の外周部130に遮光帯131bを設けているため、ハーフトーン型位相シフトマスクを使ってウエハー等に転写パターンを連続して形成するとき、転写パターンの周囲を誤って感光させることがない。
また、外周部130に、フィデューシャルマーク、スクライブライン、その他の補助マーク等を容易に形成でき、それらのマークに対応して露光対象物上に鮮明なパターンを形成できるというものである
ここで、上記ハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法について説明する。
図5(a)〜(f)及び図6(g)〜(j)に、上記位相シフトマスクの製造方法を工程順に示すハーフトーン型位相シフトマスクの模式構成部分断面図を示す。
まず、石英ガラス基板からなる透明基板111上にMo・Si系の半透明位相シフト層121及びCr膜からなる遮光層131が形成された位相シフトマスク用ブランクス110(図5(a)参照)上に第1レジスト層141を形成し(図5(b)参照)、パターン描画、現像等の一連のパターニング処理を行って、有効領域120に第1レジストパターン141aを、外周部130に第1レジストパターン141bを形成する(図5(c)参照)。
次に、第1レジストパターン141a及び第1レジストパターン141bをマスクにして塩素系ガスを用いたドライエッチング装置にて遮光層131をエッチング処理し(図5(d)参照)、さらに、第1レジストパターン141a及び遮光パターンをマスクにして、CF4、C26等のフッ素系ガスを用いたドライエッチングによって半透明位相シフト層121をエッチングする(図5(e)参照)。
次に、酸素プラズマや硫酸を用いて第1レジストパターン141a及び第1レジストパターン141bを剥離処理することにより、有効領域120に半透明位相シフトパターン121a上に遮光パターン131aを、外周部130に半透明位相シフトパターン121b上に遮光帯131bを形成する(図5(f)参照)。
次に、レジストを塗布し、第2レジスト層142を形成し(図6(g)参照)、パターン描画、現像等の一連のパターニング処理を行って、外周部130の遮光パターン131b上に第2レジストパターン142aを形成する(図6(h)参照)。
次に、塩素系ガスを用いたドライエッチング装置にて、第2レジストパターン142aをマスクにして有効領域120の遮光パターン131aをエッチング処理し(図6(i)参照)、酸素プラズマや硫酸を用いて第2レジストパターン142aを剥離処理して、半透明位相シフトパターン121aを形成し、透明基板111の有効領域120に半透明位相シフトパターン121aが、外周部130に遮光帯131bが形成されたハーフトーン型位相シフトマスクが得られる(図6(j)参照)。
上述した、ハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法では有効領域120の半透明位相シフトパターン121a上の遮光パターン131aを除去するために、再度第2レジストパターン142aを形成し(図6(h)参照)、第2レジストパターン142aをマスクにして遮光パターン131aをエッチング、除去するというものである。
この遮光パターン131aをエッチング、除去する際パターンが微細化してくると、遮光パターン131aの一部の遮光層が半透明位相シフトパターン121a上に残ってしまう場合があり、最終の外観検査で欠陥として判定する必要があるが、外観検査機で欠陥として検出されない場合がある。
特開平8−334885
外観検査機では、波長365〜266nmといった紫外線領域のArレーザなどが良く用いられており、外観検査機を用いてマスク上の異物付着やパターン崩れなどを検査する場合、紫外線レーザ光の透過または反射光を取り込んで、それぞれ閾値を設けて、判断する検査を行っている。
図7(a)〜(c)は、ハーフトーン型位相シフトマスクを外観検査機の反射光を用いて検査したときの反射光の検出状況を示したもので、図7(a)は、ハーフトーン型位相シフトマスクの有効領域120の半透明位相シフトパターン121a上に遮光層膜残りがない場合の反射光の検出状況を、図7(b)は、ハーフトーン型位相シフトマスクの有効領域120の半透明位相シフトパターン121a上の一部に遮光層膜残り131cが発生した場合の反射光の検出状況を、図7(c)は、ハーフトーン型位相シフトマスクの有効領域120の半透明位相シフトパターン121a上に遮光層膜残り131dが発生した場合の反射光の検出状況を、それぞれ示したものである。
反射光による検査では、光の反射量によって正常の可否が判定され、上記ハーフトーン型位相シフトマスクの外観検査では、QZ、半透明位相シフト膜、遮光層の反射レベルのキャリブレーションが行われる。
図7(a)は、ハーフトーン型位相シフトマスクの有効領域120の半透明位相シフトパターン121a上に遮光層膜残りがない場合の反射光の検出状況を示したもので、反射光のレベルは、高い順にハーフトーン膜検出レベル(1)、遮光層検出レベル(2)、QZ検出レベル(3)となり、半透明位相シフトパターン121aの反射レベルははっきりと外観検査機で認識される。
図7(b)は、ハーフトーン型位相シフトマスクの有効領域120の半透明位相シフトパターン121a上の一部に遮光層膜残り131cが発生した場合の反射光の検出状況を示したもので、反射レベルは、上記ハーフトーン膜検出レベル(1)、遮光層検出レベル(2)、QZ検出レベル(3)の他に、遮光層膜残り131cの検出レベル(4)が検知され、異常と判断される。
図7(c)は、ハーフトーン型位相シフトマスクの有効領域120の半透明位相シフトパターン121a上に遮光層膜残り131dが発生した場合の反射光の検出状況を示したもので、半透明位相シフトパターン121a上の遮光層膜残り131dの検出レベル(4)は、遮光パターン131bの遮光層検出レベル(2)と同一レベルとなり、遮光層膜残り異常として判断することができなくなる。
これを防ぐ対策として、有効領域120と外周部130の検査工程を独立させ、有効領域120の検査工程では、遮光層検出レベル(2)をなくして、ハーフトーン膜検出レベル(1)とQZ検出レベル(3)の2段階の検出レベル設定を行い、それ以外の遮光層膜残りの検出レベルが検出された場合は異常と判断する等の手段もあるが、実際は条件設定や検査工程が増え、作業として繁雑になる等の問題点を有している。
本発明は上記問題点に鑑み考案されたもので、有効領域の半透明位相シフトパターン上の遮光パターン表面の反射率を外周部の遮光パターン表面の反射率より低くすることにより、検査工程での有効領域の半透明位相シフトパターン上の遮光層膜残りの検出を可能にしたハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法を提供することを目的とする。
本発明に於いて上記課題を達成するために、まず請求項1においては、少なくとも以下の工程を具備することを特徴とする位相シフトマスクの製造方法としたものである。
(a)透明基板11上に半透明位相シフト層21及び遮光層31が形成された位相シフトマスク用ブランクス10上に第1レジスト層41を形成し、パターン描画、現像等の一連のパターニング処理を行って、有効領域20内に第1レジストパターン41aを、有効領域外の外周部30に第1レジストパターン41bを形成する工程。
(b)第1レジストパターン41a及び41bをマスクにして遮光層31をドライエッチングし、第1レジストパターン41a及び41bを剥離し、有効領域20内に遮光パターン31aを、外周部30に遮光帯31bを形成する工程。
(c)第2レジスト層42を形成し、パターン描画、現像等の一連のパターニング処理を行って、外周部30の遮光帯31b上に第2レジストパターン42aを形成する工程。
(d)遮光パターン31aの表面処理を行って、低反射遮光パターン31a’を形成する工程。
(e)低反射遮光パターン31a’をマスクにして半透明位相シフト層21をエッチングする工程。
(f)低反射遮光パターン31a’をドライエッチングで除去し、半透明位相シフトパターン21aを形成する工程。
(g)第2レジストパターン42aを剥離処理する工程。
また、請求項2においては、少なくとも以下の工程を具備することを特徴とする位相シフトマスクの製造方法としたものである。
(a)透明基板11上に半透明位相シフト層21及び遮光層31が形成された位相シフトマスク用ブランクス10上に第1レジスト層41を形成し、パターン描画、現像等の一連のパターニング処理を行って、有効領域20内に第1レジストパターン41aを、有効領域外の外周部30に第1レジストパターン41bを形成する工程。
(b)第1レジストパターン41a及び41bをマスクにして遮光層31をドライエッチングし、第1レジストパターン41a及び41bを剥離し、有効領域20内に遮光パターン31aを、外周部30に遮光帯31bを形成する工程。
(c)第2レジスト層42を形成し、パターン描画、現像等の一連のパターニング処理を行って、外周部30の遮光帯31b上に第2レジストパターン42aを形成する工程。
(d)遮光パターン31aをマスクにして半透明位相シフト層21をエッチングし、遮光パターン31aの表面処理を行って、低反射遮光パターン31a’を形成する工程。
(e)低反射遮光パターン31a’をドライエッチングし、半透明位相シフトパターン21aを形成する工程。
(f)第2レジストパターン42aを剥離処理する工程。
本発明のハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法は、製造工程中で遮光パターン31aの表面処理を行って、遮光帯31bの反射率10〜15%に対し、3〜5%程度の反射率を有する低反射遮光パターン31a’を形成するため、外観検査機のマスク検査では、遮光層膜残りが存在する半透明位相シフトパターン21aは異常と判断され、遮光層膜残りの検出性に優れたハーフトーン型位相シフトマスクを製造することができる。
本発明の実施の形態につき説明する。
本発明の請求項1に係る位相シフトマスクの製造方法は、図1(a)〜(f)及び図2(g)〜(j)に示すように、
まず、石英基板等からなる透明基板11上にMoSiON膜からなる半透明位相シフト層21及びクロム膜からなる遮光層31が形成された位相シフトマスク用ブランクス10(図1(a)参照)上に、レジストをスピンナーで塗布し、所定厚の第1レジスト層41を形成する(図1(b)参照)。
次に、第1レジスト層41にパターン露光、現像等の一連のパターニング処理を行って、有効領域20内に第1レジストパターン41a、外周部30に第1レジストパターン41bを形成する(図1(c)参照)。
次に、塩素系ガスを用いたドライエッチング装置にて、第1レジストパターン41a及び41bをマスクにして遮光層31をエッチングし、第1レジストパターン41a及び41bを剥離処理して、有効領域20内に遮光パターン31aを、外周部30に遮光帯31bを形成する(図1(d)参照)。
次に、レジストをスピンナーで塗布し、所定厚の第2レジスト層42を形成し(図1(e)参照)、パターン露光、現像等の一連のパターニング処理を行って、外周部30の遮
光帯31b上に第2レジストパターン42aを形成する(図1(f)参照)。
次に、プラズマ処理等により遮光パターン31aの表面を粗面化したり、酸化皮膜等を形成する等の方法で、所定の反射率を有する低反射遮光パターン31a’を形成する(図2(g)参照)。
ここで言う遮光パターン31aの表面処理とは、遮光帯31bの反射率(10〜15%)に対し、表面処理後の低反射遮光パターン31a’の反射率を3〜5%程度にするために行うもので、表面処理後の低反射遮光パターン31a’の反射率が所定の値(3〜5%程度)になっていれば、低反射遮光パターン31a’の表面状態は特に限定されるものではない。
次に、フッ素系ガスを用いたドライエッチング装置にて、低反射遮光パターン31a’をマスクにして半透明位相シフト層21をエッチングし(図2(h)参照)、塩素系ガスを用いたドライエッチング装置にて、低反射遮光パターン31a’をエッチングで除去して、半透明位相シフトパターン21aを形成する(図2(i)参照)。
次に、酸素プラズマ等で第2レジストパターン42aを剥離処理して、半透明位相シフトパターン21aを形成し、外観検査工程を経て、有効領域20内に半透明位相シフトパターン21aが、外周部30に遮光帯31bが形成されたハーフトーン型位相シフトマスクを得る(図2(j)参照)。
本発明の請求項2に係る位相シフトマスクの製造方法は、図3(a)〜(f)及び図4(g)〜(j)に示すように、
まず、石英基板等からなる透明基板11上にMoSiON膜からなる半透明位相シフト層21及びクロム膜からなる遮光層31が形成された位相シフトマスク用ブランクス10(図3(a)参照)上に、レジストをスピンナーで塗布し、所定厚の第1レジスト層41を形成する(図3(b)参照)。
次に、第1レジスト層41に、パターン露光、現像等の一連のパターニング処理を行って、有効領域20内に第1レジストパターン41a、外周部30に第1レジストパターン41bを形成する(図3(c)参照)。
次に、塩素系ガスを用いたドライエッチング装置にて、第1レジストパターン41a及び41bをマスクにして遮光層31をエッチングし、第1レジストパターン41a及び41bを剥離処理して、有効領域20内に遮光パターン31aを、外周部30に遮光帯31bを形成する(図3(d)参照)。
次に、レジストをスピンナーで塗布し、所定厚の第2レジスト層42を形成し(図3(e)参照)、パターン露光、現像等の一連のパターニング処理を行って、外周部30の遮光帯31b上に第2レジストパターン42aを形成する(図3(f)参照)。
次に、フッ素系ガスを用いたドライエッチング装置にて、遮光パターン31aをマスクにして半透明位相シフト層21をエッチングし(図4(g)参照)、プラズマ処理等により遮光パターン31aの表面を粗面化したり、酸化皮膜等を形成する等の方法で、所定の反射率を有する低反射遮光パターン31a’を形成する(図4(h)参照)。
ここで言う遮光パターン31aの表面処理とは、遮光帯31bの表面反射率10〜15%に対し、表面処理後の低反射遮光パターン31a’の表面反射率を3〜5%程度にするために行うもので、表面処理後の低反射遮光パターン31a’の反射率が所定の値(3〜
5%程度)になっていれば、低反射遮光パターン31a’の表面状態は特に限定されるものではない。
次に、塩素系ガスを用いたドライエッチング装置にて、低反射遮光パターン31a’をエッチングで除去して、半透明位相シフトパターン21aを形成する(図4(i)参照)。
次に、第2レジストパターン42aをプラズマアッシング等で剥離処理し、外観検査工程を経て、有効領域20内に半透明位相シフトパターン21aが、外周部30に遮光帯31bが形成されたハーフトーン型位相シフトマスクを得る(図4(j)参照)。
上述したように、本発明のハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法は、製造工程中で遮光パターン31aの表面処理を行って、遮光帯31bの反射率10〜15%に対し、3〜5%程度の反射率を有する低反射遮光パターン31a’を形成するため、最後の外観検査機のマスク検査で、遮光層膜残りが存在する半透明位相シフトパターン21aは、外周部30の遮光帯31bの検出レベルに対し、異なった検出レベルとして認識され、遮光層膜残りが存在する半透明位相シフトパターン21aは異常と判断される。このことから、遮光層膜残りの検出性に優れたハーフトーン型位相シフトマスクを製造することができる。
(a)〜(f)は、本発明の請求項1に係るハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法における工程の一部を模式的に示す部分断面図である。 (g)〜(j)は、本発明の請求項1に係るハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法における工程の一部を模式的に示す部分断面図である。 (a)〜(f)は、本発明の請求項2に係るハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法における工程の一部を模式的に示す部分断面図である。 (g)〜(j)は、本発明の請求項2に係るハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法における工程の一部を模式的に示す部分断面図である。 (a)〜(f)は、従来ハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法における工程の一部を模式的に示す部分断面図である。 (g)〜(j)は、従来ハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法における工程の一部を模式的に示す部分断面図である。 (a)〜(c)は、ハーフトーン型位相シフトマスクを外観検査機の反射光を用いて検査したときの反射光の検出状況を示す説明図である。 ハーフトーン型位相シフトマスクの構成例を示す説明図である。
符号の説明
10、110……位相シフトマスク用ブランクス
11、111……透明基板
20、120……有効領域
21、121……半透明位相シフト層
21a、21b、121a、121b……半透明位相シフトパターン
30、130……外周部
31、131……遮光層
31a、131a……遮光パターン
31b、131b……遮光帯
31a’ ……低反射遮光パターン
41、141……第1レジスト層
41a、41b、141a、141b……第1レジストパターン
42,142……第2レジスト層
42a、142a……第2レジストパターン
131c、131d……遮光層膜残り

Claims (2)

  1. 少なくとも以下の工程を具備することを特徴とするハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法。
    (a)透明基板(11)上に半透明位相シフト層(21)及び遮光層(31)が形成された位相シフトマスク用ブランクス(10)上に第1レジスト層(41)を形成し、パターン描画、現像等の一連のパターニング処理を行って、有効領域(20)内に第1レジストパターン(41a)を、有効領域外の外周部(30)に第1レジストパターン(41b)を形成する工程。
    (b)第1レジストパターン(41a)及び(41b)をマスクにして遮光層(31)をドライエッチングし、第1レジストパターン(41a)及び(41b)を剥離し、有効領域(20)内に遮光パターン(31a)を、外周部(30)に遮光帯(31b)を形成する工程。
    (c)第2レジスト層(42)を形成し、パターン描画、現像等の一連のパターニング処理を行って、外周部(30)の遮光帯(31b)上に第2レジストパターン(42a)を形成する工程。
    (d)遮光パターン(31a)の表面処理を行って、低反射遮光パターン(31a’)を形成する工程。
    (e)低反射遮光パターン(31a’)をマスクにして半透明位相シフト層(21)をドライエッチングする工程。
    (f)低反射遮光パターン(31a’)ドライエッチングで除去し、半透明位相シフトパターン(21a)を形成する工程。
    (g)第2レジストパターン(42a)を剥離処理する工程。
  2. 少なくとも以下の工程を具備することを特徴とするハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法。
    (a)透明基板(11)上に半透明位相シフト層(21)及び遮光層(31)が形成された位相シフトマスク用ブランクス(10)上に第1レジスト層(41)を形成し、パターン描画、現像等の一連のパターニング処理を行って、有効領域(20)内に第1レジストパターン(41a)を、有効領域外の外周部(30)に第1レジストパターン(41b)を形成する工程。
    (b)第1レジストパターン(41a)及び(41b)をマスクにして遮光層(31)をドライエッチングし、第1レジストパターン(41a)及び(41b)を剥離し、有効領域(20)内に遮光パターン(31a)を、外周部(30)に遮光帯(31b)を形成する工程。
    (c)第2レジスト層(42)を形成し、パターン描画、現像等の一連のパターニング処理を行って、外周部(30)の遮光帯(31b)上に第2レジストパターン(42a)を形成する工程。
    (d)遮光パターン(31a)をマスクにして半透明位相シフト層(21)をドライエッチングし、遮光パターン(31a)の表面処理を行って、低反射遮光パターン(31a’)を形成する工程。
    (e)低反射遮光パターン(31a’)ドライエッチングし、半透明位相シフトパターン(21a)を形成する工程。
    (f)第2レジストパターン(42a)を剥離処理する工程。
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