JP4416446B2 - シフトクロック発生装置、タイミング発生器、及び試験装置 - Google Patents

シフトクロック発生装置、タイミング発生器、及び試験装置 Download PDF

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Description

本発明は、シフトクロックを発生するシフトクロック発生装置、所望のタイミングを発生するタイミング発生器、及び電子デバイスを試験する試験装置に関する。
従来、半導体デバイス等の電子デバイスを試験する試験装置は、所望のタイミングを発生するタイミング発生器を備えている。例えば、当該タイミング発生器が発生したタイミングで、電子デバイスに試験パターンを供給していた。当該タイミング発生器は、基準クロックを受け取り、当該基準クロックを所望の時間遅延させて、所望のタイミングを生成していた。
例えば、タイミング発生器は、基準クロックを受け取り、当該基準クロックを所望の時間だけ遅延させる可変遅延回路部と、当該可変遅延回路部における遅延量を制御するためのリニアライズメモリとを有している。一般に、可変遅延回路部は、複数の遅延素子を有する。リニアライズメモリは、当該可変遅延回路部における所望の遅延量の線形化に対応した遅延設定値を格納する。可変遅延回路は、リニアライズメモリに格納されたデータに基づいて、所定の遅延素子の経路に基準クロックを通過させ、基準クロックを遅延させる。リニアライズメモリに格納されるデータは、複数の遅延素子の設計情報によって予め定められるが、複数の遅延素子の製造バラツキや、使用時の周囲温度等によって、可変遅延回路部における遅延量と、所望の遅延量である遅延設定値との間に誤差が生じてしまう。
従来、当該誤差を補正するために、基準クロックに対して所望の位相差を有するシフトクロックを生成し、当該シフトクロックを外部に出力し、計測器等を用い、当該シフトクロックの遅延量の補正値を測定し、遅延量の線形化を行っている。当該シフトクロックと、可変遅延回路部の出力とを比較し、遅延量の誤差を検出し、当該誤差に基づいてリニアライズメモリに格納するデータを選択していた。
現在、関連する特許文献等は認識していないため、その記載を省略する。
従来、基準クロックに対して所望の位相差を有する当該シフトクロックを生成するために、図3及び図4において後述するような方法で、シフトクロックにパルスを挿入し、シフトクロックを移相していた。従来では、シフトクロックのパルスをカウントし、所定のカウント毎に、挿入パルスを挿入し、シフトクロックを移相していた。しかし、挿入パルス数に対して、シフトクロックの移相量は、リニアに変化しない場合があり、本方法では、シフトクロックの移相量が挿入パルス数に対してリニアに変化しない場合、シフトクロックの移相量に誤差が生じてしまう。
また、このような誤差を解消するために、所望の移相量毎に、挿入するべきパルス数を格納するメモリを用いる方法がある。しかし、可変遅延回路における遅延量を精度よく測定するために、当該移相量を高分解能にする必要があり、広範囲のアドレスを有するメモリが必要である。また、それぞれのアドレスに、挿入するべきパルス数を格納する必要がある。挿入するべきパルス数は、通常1〜数千程度であるため、当該メモリはそれぞれのアドレスに十数bit有する必要があり、大容量のメモリが必要であった。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、基準クロックに対して、予め定められた位相差設定値だけ位相差を有するシフトクロックを生成するシフトクロック発生装置であって、シフトクロックを発生するクロック発生部と、位相差設定値に基づいて、シフトクロックに挿入するための挿入パルスを発生する挿入パルス発生部と、クロック発生部が発生するシフトクロックに挿入パルスを挿入するパルス挿入部と、所定の時間内において、基準クロックが所定の値を示す時間の和と、所定の時間内において、シフトクロックが所定の値を示す時間の和との差に基づいて、クロック発生部が発生するシフトクロックの周期を制御する周期制御部とを備え、挿入パルス発生部は、位相差設定値に対して、シフトクロックに挿入する挿入パルスの挿入数を算出するための補正データを格納する補正メモリと、位相差設定値に基づく、補正メモリのアドレス範囲に格納された補正データを積算し、挿入パルス数データを算出するパルス数算出部と、挿入パルス数データに基づく挿入パルスを発生するパルス発生部とを有することを特徴とするシフトクロック発生装置を提供する。
補正メモリは、それぞれのアドレスに所定の整数を示す補正データを格納してよい。また、補正メモリは、それぞれのアドレスに2ビットの補正データを格納してよい。パルス数算出部は、位相差設定値に基づいて、補正データが格納された補正メモリのアドレスを指示するアドレスポインタ信号を順次生成するアドレス制御部と、アドレスポインタ信号に基づいて補正メモリが出力する補正データを積算する積算部とを有してよい。
アドレス制御部は、アドレスポインタ信号を補正メモリに供給する第1加算器と、第1加算器が出力したアドレスポインタ信号を格納する第1記憶部とを含み、位相差設定値に基づく第1制御信号と、所定のクロック信号に基づく第2制御信号とを受け取り、第1記憶部は、第1制御信号が所定の値を示す場合において、第2制御信号の値の変化に応じて、格納したアドレスポインタ信号を第1加算器に順次供給し、第1加算器は、第1記憶部から受け取った前記アドレスポインタ信号に所定の値を加算した信号を、新たなアドレスポインタ信号として生成し、生成した新たなアドレスポインタ信号を補正メモリ及び第1記憶部に供給してよい。
所定のクロック信号は、基準クロック又はシフトクロックであってよい。また、積算部は、補正メモリが順次出力する補正データを受け取り、補正データを積算した積算データを出力する第2加算器と、第2加算器が出力した積算データを格納する第2記憶部とを含み、第2記憶部は、第1制御信号及び第2制御信号が所定の値をとる毎に、格納した積算データを第2加算器に供給し、第2加算器は、第2記憶部から受け取った積算データに、補正メモリが、新たなアドレスポインタ信号に応じて出力する新たな補正データを加算し、新たな積算データとして出力してよい。
第1記憶部は、第1加算器からアドレスポインタ信号を受け取り、第2制御信号をトリガとして、第1加算器から受け取ったアドレスポインタ信号を第1加算器に出力し、第1制御信号を、第1記憶部の動作を制御するイネーブル信号として受け取るフリップフロップであって、第2記憶部は、第1制御信号と、第2加算器が出力する積算データとの論理積を受け取り、第2制御信号をトリガとして、第1制御信号と、第2加算器が出力する積算データとの論理積を第2加算器に出力するフリップフロップであってよい。
本発明の第2の形態においては、所望のタイミングを発生するタイミング発生器であって、基準クロックを受け取り、所望の遅延設定値に基づいて基準クロックを遅延させ、所望のタイミングとして出力する可変遅延回路部と、基準クロックに対して、遅延設定値に基づく位相差設定値だけ位相差を有するシフトクロックを生成するシフトクロック発生装置と、可変遅延回路部が遅延させた基準クロックと、シフトクロックとの位相を比較し、比較結果に基づいて可変遅延回路部における遅延量を調整する比較部とを備え、シフトクロック発生装置は、シフトクロックを発生するクロック発生部と、位相差設定値に基づいて、シフトクロックに挿入するための挿入パルスを発生する挿入パルス発生部と、クロック発生部が発生するシフトクロックに挿入パルスを挿入するパルス挿入部と、所定の時間内において、基準クロックが所定の論理値を示す時間の和と、所定の時間内において、シフトクロックが所定の論理値を示す時間の和との差に基づいて、クロック発生部が発生するシフトクロックの周期を制御する周期制御部とを有し、挿入パルス発生部は、位相差設定値に対して、シフトクロックに挿入する挿入パルスの挿入数を算出するための補正データを格納する補正メモリと、位相差設定値に基づく、補正メモリのアドレス範囲に格納された補正データを積算し、挿入パルス数データを算出するパルス数算出部と、挿入パルス数データに基づく挿入パルスを発生するパルス発生部とを含むことを特徴とするタイミング発生器を提供する。
本発明の第3の形態においては、電子デバイスを試験する試験装置であって、電子デバイスを試験するための試験パターンを発生するパターン発生部と、所望のタイミングを発生するタイミング発生器と、試験パターンを整形し、所望のタイミングに基づいて整形した試験パターンを電子デバイスに供給する波形整形部と、試験パターンに基づいて電子デバイスが出力する出力信号に基づいて、電子デバイスの良否を判定する判定部とを備え、タイミング発生器は、基準クロックを受け取り、所望の遅延設定値に基づいて基準クロックを遅延させ、所望のタイミングとして出力する可変遅延回路部と、基準クロックに対して、遅延設定値に基づく位相差設定値だけ位相差を有するシフトクロックを生成するシフトクロック発生装置と、可変遅延回路部が遅延させた基準クロックと、シフトクロックとの位相を比較し、比較結果に基づいて可変遅延回路部における遅延量を調整する比較部とを備え、シフトクロック発生装置は、シフトクロックを発生するクロック発生部と、位相差設定値に基づいて、シフトクロックに挿入するための挿入パルスを発生する挿入パルス発生部と、クロック発生部が発生するシフトクロックに挿入パルスを挿入するパルス挿入部と、所定の時間内において、基準クロックが所定の論理値を示す時間の和と、所定の時間内において、シフトクロックが所定の論理値を示す時間の和との差に基づいて、クロック発生部が発生するシフトクロックの周期を制御する周期制御部とを有し、挿入パルス発生部は、位相差設定値に対して、シフトクロックに挿入する挿入パルスの挿入数を算出するための補正データを格納する補正メモリと、位相差設定値に基づく、補正メモリのアドレス範囲に格納された補正データを積算し、挿入パルス数データを算出するパルス数算出部と、挿入パルス数データに基づく挿入パルスを発生するパルス発生部とを含むことを特徴とする試験装置を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明によれば、メモリ容量を低減し、且つ位相シフト量を精度よく制御したシフトクロックを、生成することができる。また、タイミング発生器においては、精度のよいシフトクロックに基づいて、可変遅延回路部の遅延量を調整できるため、所望のタイミングを精度よく生成することができる。また、試験装置においては、精度のよい所望のタイミングを用いて試験を行うため、電子デバイスの試験を精度よく行うことができる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明に係る試験装置100の構成の一例を示す。試験装置100は、パターン発生部10、波形整形部20、タイミング発生器50、及び判定部40を備える。パターン発生部10は、電子デバイスを試験するための試験パターンを発生し、波形整形部20に供給する。
タイミング発生器50は、所望のタイミングを発生する。タイミング発生器50は、例えば可変遅延回路を有する。本例において、タイミング発生器50は、基準クロックを受け取り、受け取った基準クロックを可変遅延回路で所望の時間だけ遅延させ、当該所望のタイミングとして波形整形部20に供給する。
波形整形部20は、受け取った試験パターンを整形し、整形した試験パターンを電子デバイス30に供給する。波形整形部20は、例えば試験パターンを所望のタイミングで電子デバイス30に供給してよい。本例において、波形整形部20は、タイミング発生器50から受け取ったタイミングに応じて、当該試験パターンを電子デバイス30に供給する。
判定部40は、試験パターンに基づいて電子デバイス30が出力する出力信号に基づいて、電子デバイス30の良否を判定する。判定部40は、例えば電子デバイス30が試験パターンに基づいて出力するべき期待値信号と、電子デバイス30が出力した出力信号とを比較して電子デバイス30の良否を判定してよい。この場合、パターン発生部10は、発生した試験パターンに基づいて当該期待値信号を生成し、判定部40に供給してよい。
図2は、タイミング発生器50の構成の一例を示す。タイミング発生器50は、可変遅延回路部52、シフトクロック発生装置60、リニアライズメモリ56、及び比較部54を有する。可変遅延回路部52は、基準クロックを受け取り、所望の遅延設定値に基づいて受け取った基準クロックを遅延させ、所望のタイミングとして出力する。
可変遅延回路部52は一例として、複数の遅延素子を有してよい。この場合、可変遅延回路部52は、複数の遅延素子にそれぞれ対応して設けられ、受け取った前記基準クロックを、対応する遅延素子に通過させるか否かを選択する複数のスイッチを有する。また、リニアライズメモリ56は、可変遅延回路部52の当該スイッチを制御するためのデータを、所望の遅延設定値にそれぞれ対応して格納する。本例における可変遅延回路部52は、リニアライズメモリ56に格納されたデータのうち、所望の遅延設定値に対応するデータに基づいて複数のスイッチのそれぞれを制御し、基準クロックを所望の遅延時間だけ遅延させる。例えば、リニアライズメモリ56は、可変遅延回路部52において遅延させるべき遅延量を示す遅延設定値を受け取り、当該遅延設定値に対応するデータを出力し、可変遅延回路部52は、リニアライズメモリ56が出力するデータに基づいて当該複数のスイッチを制御してよい。
シフトクロック発生装置60は、基準クロックを受け取り、受け取った基準クロックに対して、所望の位相差設定値だけ位相差を有するシフトクロックを生成する。本例において、シフトクロック発生装置60は、可変遅延回路部52の遅延設定値に基づく位相差設定値だけ、基準クロックに対して位相差を有するシフトクロックを生成してよい。例えばシフトクロック発生装置60は、可変遅延回路部52における基準クロックの遅延量と、基準クロックに対するシフトクロックの位相差とが同一となるようなシフトクロックを生成してよい。
比較部54は、可変遅延回路部52が遅延させた基準クロックと、シフトクロックとの位相を比較する。また、比較部54は、比較結果に基づいて可変遅延回路部52における遅延量を調整してよい。例えば、可変遅延回路部52が遅延させた基準クロックと、シフトクロックとの位相を同一にするように、可変遅延回路部52の遅延設定値を更新してよい。当該遅延設定値の更新は、所定の期間毎に行うことが好ましい。
図3は、シフトクロック発生装置60の構成の一例を示す。シフトクロック発生装置60は、クロック発生部74、挿入パルス発生部80、パルス挿入部70、位相検波器66、周期制御部62、及びDLL(Delay Lock Loop)68を有する。
クロック発生部74は、シフトクロックを発生する。シフトクロック発生部74は一例として、リングオシレータ72、及び分周器64bを有してよい。リングオシレータ72は、所定の周期のクロックを発生する。リングオシレータ72は、複数のインバータを有し、当該インバータに供給される電圧を制御することにより、リングオシレータ72が生成するクロックの周期を制御することができる。また、分周器64bは、リングオシレータ72が生成したクロックを、所定の整数分の1の周波数に分周して、シフトクロックとして出力する。
位相検波器66は、シフトクロックと、基準クロックとを受け取り、当該シフトクロックと、当該基準クロックとに基づく信号PDOUTA、及びPDOUTBを、DLL68に基準クロック及びシフトクロックとして出力する。本例において、位相検波器66は、クロック発生部が発生したシフトクロックと、分周器64aが分周した基準クロックとを受け取る。分周器64aと分周器64bとは、同一の機能を有してよい。本例において、位相検波器66は、基準クロックとシフトクロックとの論理積を、PDOUTAとして出力する。また、本例において位相検波器66は、シフトクロックの波形の立ち上がりから、基準クロックの波形の立ち上がりまでH論理を示す信号をPDOUTBとして出力する。
DLL68は、所定の時間内において、基準クロックが所定の論理値を示す時間の和と、所定の時間内において、シフトクロックが所定の論理値を示す時間の和との差を検出する。本例においては、DLL68は、所定の時間内において、PDOUTAがH論理を示す時間の和と、所定の時間内において、シフトクロックがH論理を示す時間の和との差を検出する。また、本例において、当該所定の時間は、例えば分周した基準クロックの周期の整数倍であってよく、また、シフトクロックの周期の整数倍であってもよい。
周期制御部62は、DLL68が検出した当該時間の和に基づいて、クロック発生部74が発生するシフトクロックの周期を制御する。クロック発生部74がリングオシレータ72を有する場合、周期制御部62は、リングオシレータ72のインバータに供給する電圧を制御することにより、クロック発生部74が発生するシフトクロックの周期を制御してよい。
周期制御部62は、リングオシレータ72のインバータに電圧を供給する電圧源を有してよい。初期状態で、当該電圧源は初期電圧をリングオシレータ72のインバータに供給する。PDOUTAがH論理を示す時間の和が、PDOUTBがH論理を示す時間の和より大きい場合、周期制御部62は、当該電圧源が当該インバータに供給する電圧を、所定の時間だけ初期電圧より高くし、所定の時間経過後に当該電圧源が当該インバータに供給する電圧を初期電圧にする。この場合、当該所定の時間、リングオシレータ72が生成するクロックの周期が短くなり、当該所定の時間経過後は、元の周期にもどる。所定の時間だけ、リングオシレータ72が生成するクロックの周期を短くすることにより、クロックの位相を時間軸で小方向にずらすことができる。
また、PDOUTAがH論理を示す時間の和が、PDOUTBがH論理を示す時間の和より小さい場合、周期制御部62は、当該電圧源が当該インバータに供給する電圧を、所定の時間だけ初期電圧より低くし、所定の時間経過後に当該電圧源が当該インバータに供給する電圧を初期電圧にする。この場合、当該所定の時間、リングオシレータ72が生成するクロックの周期が長くなり、当該所定の時間経過後は、元の周期にもどる。所定の時間だけ、リングオシレータ72が生成するクロックの周期を長くすることにより、クロックの位相を時間軸で大方向にずらすことができる。
以上説明した動作を繰り返すことにより、基準クロックに対して所定の位相差を有するシフトクロックを生成することができる。本例におけるシフトクロック発生装置60は、当該所定の位相差を有するシフトクロックに、挿入パルスを挿入し、上述した動作を繰り返すことにより、基準クロックに対して所望の位相差を有するシフトクロックを生成する。
挿入パルス発生部80は、クロック発生部74が発生したシフトクロックを移相するべき位相差を示す位相差設定値に基づいて、シフトクロックに挿入するための挿入パルスを発生する。本例において、挿入パルス発生部80は、位相差設定値に基づくパルス数の挿入パルスを生成する。パルス挿入部70は、クロック発生部74が発生するシフトクロックに、挿入パルス発生部80が発生する挿入パルスを挿入する。パルス挿入部70は、図3に示すように、当該シフトクロックと当該挿入パルスとの論理和を出力する論理和回路であってよい。
図4は、シフトクロック発生装置60の動作の一例を示すタイミングチャートである。図4において、横軸は時間を示し、REFCLK段は、分周器64aが出力する基準クロックを示し、SCLK1、SCLK2、及びSCLK3段は、クロック発生部74(図3参照)が生成するシフトクロックを示し、PDOUTA1、及びPDOUTB2段は位相検波器66(図3参照)が出力するPDOUTAを示し、PDOUTB1、及びPDOUTB段は位相検波器66が出力するPDOUTBを示し、PDOUTB+INSERT段は、パルス挿入部70が出力する挿入パルスが挿入されたPDOUTBを示す。
本例において、基準クロック及びシフトクロックの初期状態をREFCLK段及びSCLK1段に示す。位相検波器66は、基準クロック及びシフトクロックを受け取り、PDOUTA1及びPDOUTB1段に示すPDOUTA及びPDOUTBを出力する。上述したように、位相検波器66は、PDOUTAとして基準クロックとシフトクロックとの論理積を出力する(PDOUTA1)。また、位相検波器66は、PDOUTBとしてシフトクロックの立ち上がりから基準クロックの立ち上がりまでH論理を出力する(PDOUTB1)。
DLL68は、上述したように、所定の時間内においてPDOUTA1がH論理を示す時間の和と、所定の時間内においてPDOUTB1がH論理を示す時間の和とを比較する。当該所定の時間は、分周器64aが出力する基準クロックの整数倍の時間であってよい。周期制御部62は、当該H論理を示す時間の和の差に基づいて、リングオシレータ72が生成するクロックの周期を調整する。本例において、PDOUTA1がH論理を示す時間の和が、PDOUTB1がH論理を示す時間の和より大きいため、周期制御部62は、リングオシレータ72が生成するクロックの周期を、所定の時間だけ短くする。当該所定の時間は、分周器64bが出力するシフトクロックの1周期の時間であってよい。この場合、シフトクロックは1サイクルだけ周期が短くなり、2サイクル以降は元の周期となる。そのため、2サイクル以降のシフトクロックを移相することができる。このような動作を繰り返すと、シフトクロックは、基準クロックに対して所定の位相差を有する位相に安定する。安定状態におけるシフトクロックの一例をSCLK2段の第2サイクル以降に示す。
また、安定状態におけるPDOUTA及びPDOUTBをPDOUTA2、及びPDOUTB2段の第2サイクル以降に示す。PDOUTA2がH論理を示す時間の和と、PDOUTBがH論理を示す時間の和は略等しい。
次に、安定状態におけるPDOUTBに、挿入パルス発生部80が発生した挿入パルスを挿入した信号をPDOUTB+INSERT段に示す。波線で示したパルスが挿入パルスである。挿入パルスを挿入したことにより、PDOUTAがH論理を示す時間の和とPDOUTBがH論理を示す時間の和に差が生じ、周期制御部62は、当該差を無くすように、シフトクロックを移相する。当該移相されたシフトクロックをSCLK3段に示す。PDOUTBに挿入する挿入パルスのパルス数及びパルス長を制御することにより、基準クロックに対して所望の位相差を有するシフトクロックを容易に生成することができる。
図5は挿入パルス発生部80の構成の一例を示す。挿入パルス発生部80は、補正メモリ96と、パルス数算出部102と、パルス発生部98とを有する。補正メモリ96は、位相差設定値に対して、シフトクロックに挿入する挿入パルスの挿入数を算出するための補正データを格納する。補正メモリ96は、それぞれのアドレスに所定の整数を示す補正データを格納してよい。本例においては、補正メモリ96は、それぞれのアドレスに2ビットの補正データを格納する。例えば、補正メモリ96は、それぞれのアドレスに0、1、又は2のいずれかを示すデータを格納する。
パルス数算出部102は、位相差設定値に基づく補正メモリ96のアドレス範囲に格納された補正データを積算し、挿入パルス数データを算出する。パルス数算出部102は、位相差設定値に基づく第1制御信号と、所定のクロック信号に基づく第2制御信号とを受け取り、第1制御信号及び第2制御信号に基づいて、補正メモリ96の当該アドレス範囲に格納された補正データを積算する。本例において、第2制御信号は、基準クロック、分周器64aにより分周された基準クロック、リングオシレータ72が生成したクロック、又はシフトクロックのいずれかであってよい。また、本例において、第1制御信号は、位相差設定値に基づく時間だけ、H論理を示す信号であってよい。例えば、シフトクロックを10ps(ピコ秒)移相したい場合に、挿入パルスの挿入するべきパルス数の理論値が10であった場合に、第1制御信号は、第2制御信号の10周期だけH論理を示す信号であってよい。
パルス発生部98は、パルス数算出部102が算出した挿入パルス数データに基づいて、挿入パルスを発生する。パルス発生部98は、挿入パルス数データに基づく個数のパルスを、所望の時間間隔で生成し、生成した挿入パルスをパルス挿入部70に供給する。パルス発生部98は、パルス挿入部70がシフトクロックと挿入パルスとの論理和を出力した場合に、当該挿入パルスのH論理領域と、当該シフトクロックのH論理領域とが重ならない挿入パルスを生成することが好ましい。また、パルス発生部98は、位相検波器66がシフトクロックとして出力するPDOUTBの各パルス間に略均等に挿入される挿入パルスを生成することが好ましい。パルス発生部98が、PDOUTBの各パルス間に略均等に挿入される挿入パルスを生成することにより、シフトクロック発生装置60において、挿入パルスが挿入されたシフトクロックによる発熱を、単位時間毎に略均一とすることができる。
本例において、パルス数算出部102は、アドレス制御部82と積算部88とを有する。アドレス制御部82は、位相差設定値に基づいて、補正データが格納された補正メモリ96のアドレスを指示するアドレスポインタ信号を順次生成する。
アドレス制御部82は、図4に示すように第1加算器86と第1記憶部84とを有してよい。第1加算器86は、アドレスポインタ信号を補正メモリ96に供給する。第1記憶部84は、第1加算器86が出力したアドレスポインタ信号を格納する。また、アドレス制御部82は、前述した第1制御信号と第2制御信号とを受け取る。第1記憶部84は、第1制御信号が所定の値を示す場合において、第2制御信号の値の変化に応じて、格納したアドレスポインタ信号を第1加算器86に順次供給する。本例において、第1記憶部84は、第1制御信号がH論理を示す場合において、第2制御信号の波形の立ち上がりに応じて、格納したアドレスポインタ信号を第1加算器86に順次供給する。例えば、図5に示すように第1記憶部84は、第1加算器86からアドレスポインタ信号を受け取り、第2制御信号をトリガとして、第1加算器86から受け取ったアドレスポインタ信号を第1加算器86に出力し、第1制御信号を第1記憶部84の動作を制御するイネーブル信号として受け取るフリップフロップであってよい。フリップフロップには初期値として0番地のアドレスを示すアドレスポインタ信号が格納される。
第1加算器86は、第1記憶部84から受け取ったアドレスポインタ信号に所定の値を加算した信号を、新たなアドレスポインタ信号として生成し、生成した新たなアドレスポインタ信号を補正メモリ96及び第1記憶部84に供給する。本例において、第1加算器86は、当該所定の値として1を、アドレスポインタ信号に加算する。本例において、アドレス制御部は、所定のアドレスから1ずつ増加するアドレスポインタ信号を、第2制御信号に基づいて順次補正メモリ96に供給する。
本例において、第1記憶部84は、第1制御信号がH論理を示す間、第2制御信号の波形の立ち上がり毎に、格納したアドレスポインタ信号を第1加算器86に供給する。第1加算器86は、受け取ったアドレスポインタ信号に1を加算して補正メモリ96に供給する。補正メモリ96は、所定のアドレスから位相差設定値に基づくアドレス範囲の補正データを、順次積算部88に供給する。また、本例においてアドレス制御部82は、第1記憶部84及び第1加算器86を有していたが、他の例においては、アドレス制御部82は、第2制御信号の波形の立ち上がり又は立ち下がりをカウントし、カウント数を出力するカウンタを有してよい。この場合、当該カウンタは、第1制御信号を当該カウンタの動作を制御するイネーブル信号として受け取る。
補正メモリ96は、アドレス制御部82から順次受け取ったアドレスポインタ信号に対応するアドレスに格納した補正データを、順次積算部88に供給する。積算部88は、アドレスポインタ信号に基づいて補正メモリ96が順次出力する補正データを積算する。本例において積算部88は、第2加算器94と、第2記憶部92とを有する。第2加算器94は、補正メモリ96が順次出力する補正データを受け取り、補正データを積算した積算データを出力する。
第2記憶部92は、第2加算器94が出力した積算データを格納する。第2記憶部92は、第1制御信号が所定の値を示す場合において、第2制御信号の値の変化に応じて、格納した積算データを第2加算器94に供給する。積算部88は、第1制御信号と、第2加算器94が出力する積算データとの論理積を出力する論理積回路90を更に有してよい。第2記憶部92は、論理積回路90から第1制御信号と、第2加算器94が出力する積算データとの論理積を受け取り、第2制御信号をトリガとして、第1制御信号と、第2加算器94が出力する積算データとの論理積を第2加算器94に出力するフリップフロップであってよい。本例において、第1記憶部84と第2記憶部92とは同期して動作する。
第2加算器94は、第2記憶部92から受け取った積算データに、補正メモリ96が、新たなアドレスポインタ信号に応じて出力する新たな補正データを加算し、新たな積算データとして、論理積回路90及びパルス発生部98に出力する。本例において説明したパルス数算出部102によれば、位相差設定値に応じた補正メモリ96のアドレス範囲に格納された補正データを積算してパルス発生部98に供給することができる。
図6は、補正メモリ96が格納する補正データの一例を示す。補正メモリ96は、アドレス毎に所定の整数を示す補正データを格納する。本例においては、補正メモリ96は、0、1、又は2を示す補正データを格納する。積算部88(図5参照)は、位相差設定値に基づくアドレス範囲の当該補正データを積算する。
図7は、挿入パルス数とシフトクロックの位相シフト量との関係の一例を示す。図7において、横軸は挿入パルス数、縦軸は位相シフト量を示す。図7において、波線で示した理想シフト量は、挿入パルス数設定値に対してシフトクロックがシフトするべきシフト量を示し、波線で示した実シフト量は、挿入パルス数設定値に対してシフトクロックが実際にシフトするシフト量を示し、実線で示した補正シフト量は、挿入パルス数を補正することによりシフトクロックのシフト量を補正したシフト量を示す。
本例におけるシフトクロック発生装置60は、シフトクロックに挿入する挿入パルス数を制御することにより、所望の位相だけシフトクロックを移相する。挿入パルス数は、補正メモリ96が格納する補正データにより制御される。本例では、補正メモリ96は、図6に示した補正データを格納する。補正メモリ96が図6に示した補正データを格納する場合、積算部88(図5参照)は、積算データとして図7に示した積算データを順次出力する。
例えば、シフトクロックを7ps移相したい場合に、挿入するべき挿入パルス数の理想値は図7に示すように7であるとする。しかし、図7に示すように理想シフト量に対して実シフト量は誤差を有するため、シフトクロックに挿入パルスを7パルス挿入した場合、シフト量に誤差を生じてしまう。このため、本発明に係る挿入パルス発生部80(図3参照)では、補正メモリ96に当該誤差を補正するための補正データを格納する。本発明に係る挿入パルス発生部80によれば、位相差設定値に対応する挿入するべき挿入パルス数毎に積算データを算出し、挿入パルス数を補正するため、図7に示すように実シフト量が直線的に変化しない場合であっても、精度よくシフトクロックの位相シフト量を制御することができる。
また、補正メモリ96のそれぞれのアドレスに、積算データをそれぞれ格納し、パルス発生部98は、補正メモリ96が格納した積算データに基づく挿入パルスを生成してもよい。しかし、例えば挿入パルス数設定値が1〜数千の範囲を取る場合、補正メモリ96のそれぞれのアドレスにそれぞれの挿入パルス数設定に対する積算データを格納する必要があり、補正メモリ96は1〜数千のアドレス範囲のそれぞれに、十数ビットの積算データを格納する必要がある。図5から図7に関連して説明した挿入パルス発生部80によれば、補正メモリ96は1〜数千のアドレス範囲のそれぞれに、数ビットの補正データを格納すればよい。例えば、図6に関連して説明したように、補正メモリ96は、0、1、又は2の補正データを格納する場合、補正メモリ96は、各アドレスに2bitの補正データを格納すればよい。このため、図5から図7に関連して説明した挿入パルス発生部80によれば、補正メモリ96のメモリbit数を大幅に低減することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
本発明に係る試験装置100の構成の一例を示す図である。 タイミング発生器50の構成の一例を示す図である。 シフトクロック発生装置60の構成の一例を示す図である。 シフトクロック発生装置60の動作の一例を示すタイミングチャートである図である。 挿入パルス発生部80の構成の一例を示す図である。 補正メモリ96が格納する補正データの一例を示す図である。 挿入パルス数とシフトクロックの位相シフト量との関係の一例を示す図である。
符号の説明
10・・・パターン発生部、20・・・波形整形部、30・・・電子デバイス、40・・・判定部、50・・・タイミング発生器、52・・・可変遅延回路部、54・・・比較部、56・・・リニアライズメモリ、60・・・シフトクロック発生装置、62・・・周期制御部、64・・・分周器、66・・・位相検波器、68・・・DLL、70・・・パルス挿入部、72・・・リングオシレータ、74・・・クロック発生部、80・・・挿入パルス発生部、82・・・アドレス制御部、84・・・第1記憶部、86・・・第1加算器、88・・・積算部、90・・・論理積回路、92・・・第2記憶部、94・・・第2加算器、96・・・補正メモリ、98・・・パルス発生部、100・・・試験装置、102・・・パルス数算出部

Claims (10)

  1. 基準クロックに対して、予め定められた位相差設定値だけ位相差を有するシフトクロックを生成するシフトクロック発生装置であって、
    前記シフトクロックを発生するクロック発生部と、
    前記位相差設定値に基づいて、前記シフトクロックに挿入するための挿入パルスを発生する挿入パルス発生部と、
    前記クロック発生部が発生するシフトクロックに前記挿入パルスを挿入するパルス挿入部と、
    所定の時間内において、前記基準クロックが所定の論理値を示す時間の和と、前記所定の時間内において、前記シフトクロックが所定の論理値を示す時間の和との差に基づいて、前記クロック発生部が発生する前記シフトクロックの周期を制御する周期制御部と
    を備え、
    前記挿入パルス発生部は、
    前記位相差設定値に対して、前記シフトクロックに挿入する前記挿入パルスの挿入数を算出するための補正データを格納する補正メモリと、
    前記位相差設定値に基づく、前記補正メモリのアドレス範囲に格納された前記補正データを積算し、挿入パルス数データを算出するパルス数算出部と、
    前記挿入パルス数データに基づく前記挿入パルスを発生するパルス発生部と
    を有することを特徴とするシフトクロック発生装置。
  2. 前記補正メモリは、それぞれのアドレスに所定の整数を示す前記補正データを格納することを特徴とする請求項1に記載のシフトクロック発生装置。
  3. 前記補正メモリは、それぞれのアドレスに2ビットの前記補正データを格納することを特徴とする請求項2に記載のシフトクロック発生装置。
  4. 前記パルス数算出部は、
    前記位相差設定値に基づいて、前記補正データが格納された前記補正メモリのアドレスを指示するアドレスポインタ信号を順次生成するアドレス制御部と、
    前記アドレスポインタ信号に基づいて前記補正メモリが出力する前記補正データを積算する積算部と
    を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のシフトクロック発生装置。
  5. 前記アドレス制御部は、
    前記アドレスポインタ信号を前記補正メモリに供給する第1加算器と、
    前記第1加算器が出力した前記アドレスポインタ信号を格納する第1記憶部と
    を含み、
    前記位相差設定値に基づく第1制御信号と、
    所定のクロック信号に基づく第2制御信号と
    を受け取り、
    前記第1記憶部は、前記第1制御信号が所定の値を示す場合において、前記第2制御信号の値の変化に応じて、格納した前記アドレスポインタ信号を前記第1加算器に順次供給し、
    前記第1加算器は、前記第1記憶部から受け取った前記アドレスポインタ信号に所定の値を加算した信号を、新たなアドレスポインタ信号として生成し、生成した前記新たなアドレスポインタ信号を前記補正メモリ及び前記第1記憶部に供給することを特徴とする請求項4に記載のシフトクロック発生装置。
  6. 前記所定のクロック信号は、前記基準クロック又は前記シフトクロックであることを特徴とする請求項5に記載のシフトクロック発生装置。
  7. 前記積算部は、
    前記補正メモリが順次出力する前記補正データを受け取り、前記補正データを積算した積算データを出力する第2加算器と、
    前記第2加算器が出力した前記積算データを格納する第2記憶部と
    を含み、
    前記第2記憶部は、前記第1制御信号が所定の値を示す場合において、前記第2制御信号の値の変化に応じて、格納した前記積算データを前記第2加算器に供給し、
    前記第2加算器は、前記第2記憶部から受け取った前記積算データに、前記補正メモリが、前記新たなアドレスポインタ信号に応じて出力する新たな前記補正データを加算し、新たな前記積算データとして出力することを特徴とする請求項6に記載のシフトクロック発生装置。
  8. 前記第1記憶部は、
    前記第1加算器から前記アドレスポインタ信号を受け取り、
    前記第2制御信号をトリガとして、前記第1加算器から受け取った前記アドレスポインタ信号を前記第1加算器に出力し、
    前記第1制御信号を、前記第1記憶部の動作を制御するイネーブル信号として受け取るフリップフロップであって、
    前記第2記憶部は、
    前記第1制御信号と、前記第2加算器が出力する前記積算データとの論理積を受け取り、
    前記第2制御信号をトリガとして、前記第1制御信号と、前記第2加算器が出力する前記積算データとの論理積を前記第2加算器に出力するフリップフロップであることを特徴とする請求項7に記載のシフトクロック発生装置。
  9. 所望のタイミングを発生するタイミング発生器であって、
    基準クロックを受け取り、所望の遅延設定値に基づいて前記基準クロックを遅延させ、前記所望のタイミングとして出力する可変遅延回路部と、
    前記基準クロックに対して、前記遅延設定値に基づく位相差設定値だけ位相差を有するシフトクロックを生成するシフトクロック発生装置と、
    前記可変遅延回路部が遅延させた前記基準クロックと、前記シフトクロックとの位相を比較し、比較結果に基づいて前記可変遅延回路部における遅延量を調整する比較部と
    を備え、
    前記シフトクロック発生装置は、
    前記シフトクロックを発生するクロック発生部と、
    前記位相差設定値に基づいて、前記シフトクロックに挿入するための挿入パルスを発生する挿入パルス発生部と、
    前記クロック発生部が発生するシフトクロックに前記挿入パルスを挿入するパルス挿入部と、
    所定の時間内において、前記基準クロックが所定の論理値を示す時間の和と、前記所定の時間内において、前記シフトクロックが所定の論理値を示す時間の和との差に基づいて、前記クロック発生部が発生する前記シフトクロックの周期を制御する周期制御部と
    を有し、
    前記挿入パルス発生部は、
    前記位相差設定値に対して、前記シフトクロックに挿入する前記挿入パルスの挿入数を算出するための補正データを格納する補正メモリと、
    前記位相差設定値に基づく、前記補正メモリのアドレス範囲に格納された前記補正データを積算し、挿入パルス数データを算出するパルス数算出部と、
    前記挿入パルス数データに基づく前記挿入パルスを発生するパルス発生部と
    を含むことを特徴とするタイミング発生器。
  10. 電子デバイスを試験する試験装置であって、
    前記電子デバイスを試験するための試験パターンを発生するパターン発生部と、
    所望のタイミングを発生するタイミング発生器と、
    前記試験パターンを整形し、前記所望のタイミングに基づいて整形した前記試験パターンを前記電子デバイスに供給する波形整形部と、
    前記試験パターンに基づいて前記電子デバイスが出力する出力信号に基づいて、前記電子デバイスの良否を判定する判定部と
    を備え、
    前記タイミング発生器は、
    基準クロックを受け取り、所望の遅延設定値に基づいて前記基準クロックを遅延させ、前記所望のタイミングとして出力する可変遅延回路部と、
    前記基準クロックに対して、前記遅延設定値に基づく位相差設定値だけ位相差を有するシフトクロックを生成するシフトクロック発生装置と、
    前記可変遅延回路部が遅延させた前記基準クロックと、前記シフトクロックとの位相を比較し、比較結果に基づいて前記可変遅延回路部における遅延量を調整する比較部と
    を備え、
    前記シフトクロック発生装置は、
    前記シフトクロックを発生するクロック発生部と、
    前記位相差設定値に基づいて、前記シフトクロックに挿入するための挿入パルスを発生する挿入パルス発生部と、
    前記クロック発生部が発生するシフトクロックに前記挿入パルスを挿入するパルス挿入部と、
    所定の時間内において、前記基準クロックが所定の論理値を示す時間の和と、所定の時間内において、前記シフトクロックが所定の論理値を示す時間の和との差に基づいて、前記クロック発生部が発生する前記シフトクロックの周期を制御する周期制御部と
    を有し、
    前記挿入パルス発生部は、
    前記位相差設定値に対して、前記シフトクロックに挿入する前記挿入パルスの挿入数を算出するための補正データを格納する補正メモリと、
    前記位相差設定値に基づく、前記補正メモリのアドレス範囲に格納された前記補正データを積算し、挿入パルス数データを算出するパルス数算出部と、
    前記挿入パルス数データに基づく前記挿入パルスを発生するパルス発生部と
    を含むことを特徴とする試験装置。
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